昨日は母校の同窓会創立60周年記念祭。
僕は「キャリア講演会」として保護者及び大学3年生向けの講演依頼を頂き、就職をテーマに講演とパネルディスカッションのコーディネーターを担当させて頂いた。
大学祭も同時に行われているので、お邪魔した9時前でもバンドがリハーサルを繰り返し、既に華やかな雰囲気が学内を覆っていた。
愛大1
600名収容する大学内で一番大きな教室が今回の会場。それだけでは収容しきれず、別会場で中継も行われたようだ。
パート1は「就職環境の実態」と何とも意味深なタイトル(笑)の講演。
愛大2
就職環境の現状を説明しながら、企業の本音や学生の実態を伝えていった。僕が伝えたかったのは、現実問題として必ずしも就職難ではないということ。就職氷河期という言葉だけが先行しているが、そうではない現状を保護者の方には理解していただきたかった。
親としての関わり方については、「背中」をキーワードに、背中を押すこと、背中で教えることを強調。引っ張るのではなく、そっと押すことが大切。
当初の持ち時間より短くなってしまったことで、伝えきれなかった面はあるが、できるだけ分かりやすく話をしたつもり。まだまだ改善点は多いが、貴重な経験をさせて頂いた。
パート2のパネルディスカッションは「意義ある就職活動を行うために」というタイトルで人事担当2名、内定学生3名、大学キャリア担当の計6名で実施。
愛大3
僕はコーディネーター役として、パネラーに適当に(表現がよくない)質問を振り、突っ込んで聞いていくだけの楽な役割。
学生さんはともかく人事担当の方にはムチャ振りをして、困らせてしまったが(笑)、見事な発言で会場内を唸らせ、盛り上がったのではないだろうか。学生さんも流石パネラーとして選ばれる存在で、模範的な話だけではなく、ちょっと恥ずかしいような内容まで惜しげもなく披露してくれた。
とても60分という時間では伝えきれないくらい中味の濃い内容。(僕の仕切りが悪いだけかもしれないが・・・)。せっかくなので話の詳細は改めて書きたいと思う。
2時間の「キャリア講演会」はあっという間に終了。お役御免となった。昨日話した内容が少しでも役に立てば幸い。今後の参考になれば、ありがたい話だ。
出席者で昼食を共にした後、解散。1階フロアに降りると人、人、人。
愛大4
あいにくの雨で土曜日よりは少なかったようだが、そこら中で学生が声を掛け、模擬店からいい香りが流れ、学園祭らしい賑やかさが伝わってきた。
お土産に頂いた日本酒。
愛大5
大学が誇る画家 平松礼二氏の絵画をまとった記念の大吟醸。大切に飲まないと・・・。
どれだけ母校に貢献できたかは何ともいえないが、このような機会を頂いただけでも光栄なこと。
これからもよろしくお願いします。