何故だろう。TVドラマはほとんど観ないのに映画は観てしまう。
8年前の第一作も劇場で観た。
つい最近だと思っていたが、もうそんな年月が経過してるんだ。
キムタクも松たか子も当時に比べればかなり年は取っているはずだが、全くそれを感じさせない。
時間の経過も感じさせない。色褪せていない証。
しかし、映画を観る理由が見当たらない。
そもそも理由なんて必要ないかもしれなけど・・・。
自分の中で正義を求めているのかな(笑)。
そのまっすぐない生き方や行動に共感しているのは間違いない。
自分にない何かを感じようとしているともいえる。それが観た理由かな・・・。
シンプルでエンターテイメント性もあり、とても面白い映画だった。どんな人でも楽しめる。
と同時に何かが足りないとも思えた。
稚拙な表現でいえば、ピリピリとした緊張感。
TVと映画の大きな違いはそこではないか。
掛ける費用の大きさやスケールも違いだと思うのだが、まず基本はそこではないのか。
(あくまでも持論です)
TVドラマのスペシャル版を大きな画像で観ているような気がしてならない。
ドラマを映画化した宿命かもしれないが、そこが残念と感じるところ。
まあ、気楽な気持ちで観るのであれば、全然構わないとは思うけど。求めすぎなのかな・・・。
一方である種の期待もある。
8年ごとに続編が製作される映画は過去にないだろう。
それが実現されるとすれば新たな実験だ。
キムタクはファッションも髪型も変えずに続けることができるだろうか。
自分の方向性は変わらないだろうか。
権力に迎合することなく仕事をこなすことは可能だろうか。
もしシリーズ化されるのであれば、欠かさず観に行くだろう。
そんなことを考えているのは全国で僕だけかもしれないが、
それはフジテレビの今後を考えてもメリットのあること。
出演者を変えることなくチャレンジしてもらいたい。
と、また映画とは関係のないどうでもいいことばかり。
きっとこんな映画が邦画を元気にしてくれる。
いつまで上映されるかわからないが、まだ観ていない方はぜひ(笑)