昨日は同級生経営者でもある株式会社サンコー櫻山社長主催の
「バリュー・アップセミナー豪華特別編ふたたび」に参加。
何が豪華で何が特別なのかと考え込んでしまうが(笑)、
とにかく評判が高いセミナーが行われたのだ。
講師は知る人ぞ知る川原悠伍氏。
僕は3年前に行われた伝説の「ハゲタカ上映会」で知り合い、今は古事記の会でもご一緒している。
19歳で起業し今年で25年。
これまで7つの会社を興し、軌道に乗った段階で部下に経営を任せ、
今は完全にオーナーとして悠々自適な生活を送られている。
とても羨ましい立場。
(そんな言い方すると叱られるかな・・・笑)
その経歴にも驚くが、彼の本質を突く一言は周りの経営者も凍り付かせるほど鋭い。
どこでその力を身に着けてきたかが気になるところだが、そのヒントがこのセミナーに隠されていた。
川原さんはいつも手ぶら。
鞄も持たなければペンやノートも持っていない。
スマホひとつだ。
全てが頭の中に入っているといっても大袈裟ではない。
川原さんのあり方、考え方、やり方の積み重ねがそうさせたようだ。
その一つが本の読み方。年間1000冊読んでいるという。
そう第一部は「年間1000冊読める!実践読書術ふたたび」
彼が新聞や書籍に投じた金額は25年で2億円。
それが高いか低いかよく分からないので、自分の投資額を計算してみた。
ざっと僕の場合、月額(新聞2紙、書籍4冊、雑誌1冊)13,000円×12ヶ月×25年=390万。
う~ん、ビミョー・・・。
そんな使っていないほうではないと思うが、比べ物にならない。
完全に鼻クソ状態(笑)。
川原さんは部下やお客さんに気前よく本を配っている分を差し引てもその額は驚く。
そんな彼の読書術を学ばせてもらった。
まさに目から鱗。
何を学んだかを披露したいが、ブログでは止めておく。
もったいぶるわけではないが、直接、話を聞いてもらったほうがいい。
ケチと思わないで欲しい(笑)。
このセミナー終了後、社内で若手勉強会を行った。
そこで学んだことを一部活かさせてもらった。
それをヒントとしてもらいたい。
この勉強会では若手社員が課題図書の感想をお互いに述べ合う単純なものだが、
次回以降、もう少し工夫を凝らすとした。
1.本を読む目的を決める
2.心に響くキーワードや文章を10個選ぶ
3.そのキーワードや文章を基に行動目標を決める
というもの。
参加された方は、「あ~、なるほどね・・・」と思ってもらえるかもしれない。
そうすることで本を読む質は上がると推測できる。
こんな活かし方ができるだけでもセミナーに参加した甲斐があった。
セミナーの第2部は櫻山さん。
同族企業を学ぶ同志として、中小同族企業のこれからについての講義。
今回は顧客を増やすインサイトについて勉強させてもらった。
今日から読書をする目的が変わってきそうだ。
川原さんのようになるのは難しいが、一定時間集中して自分自身に目標を与えるのも重要。
生かすも殺すも自分次第だね。
勉強になりました。
ありがとうございました。