きっと名古屋に関わりのない方は関心がないと思う。
しかし、名古屋人にとっては2016年に起きた大きな問題。
誰もが気にして眠れない日々が続いている。
そう、それはグランパスのJ2降格問題。
これまで一度も経験したことのないシーズンを今期は迎えている。
まさかのJ2落ちを経験するかもしれない大きな問題を・・・。
監督は小倉氏からジュロヴスキー氏に変わり、チームは上り調子になってきた。
しかし、危うい状態には変わりない。
このままではいけない。
我がグランパスを守らねばならない気持ちで、昨日、パロマ瑞穂スタジアムに行ってきた。
何だか大袈裟な表現になってしまった(笑)。
絶対落とすことのできない福岡戦。
試合30分前からスタジアムは盛り上がり、ホーム側に近い席は既に埋まっていた。
グランパスの声援は久しぶり。
昔、瑞穂に来た時とかなり雰囲気も変わっていた。
そんなことはどうでもいい。
とにかく勝利が必要。
残りの試合を勝ち続けることでJ1残留は可能。
一方で一試合でも落とした時点で降格がより近づく。
対戦相手も同じ状況だが、ホームであり、
Jリーグの先輩の立場ではどんな手を使っても勝たねばならない。
僕はビールを片手に強い想いで観戦に臨んでいた。
二日酔いでも強い気持ちで飲み続けるのだ。
新体制になりチームも機能しつつあるようだ。
攻めるグランパス。
序盤も福岡を圧倒。
2点目は永井選手がゴールを決めた。
看板を乗り越え、こちらの席までガッツポーズで向かってきた。
その気持ちも嬉しい。
前半を2×0で終え、後半へ。
グランパスの勢いは続く。
永井選手が立て続けに2得点し、ハットトリック。
さらにもう1点得点し、試合は5×0の圧勝。
第2ステージ途中までの得点をこの1試合で上げてしまった感じだ。
何年か振りの観戦がこのような形で終えられ気持ちがいい。
常にこんな試合をしていたなら、J2降格争いに巻き込まれることなんてなかったのに・・・。
残留に希望を残す貴重な勝利だった。
対戦相手の福岡はこれで降格が決定。
試合が終わった時点でははっきりしなかったが、
全試合が終わった段階で決まってしまった。
印象的だったのは井原監督がサポーターの下まで挨拶に向かったこと。
昇格、降格を繰り返す福岡だが、サポーターがチームを支えている瞬間だった。
この日は新潟が勝利し、甲府が敗れた。
グランパスは15位に順位を上げた。
しかし、まだ安心はできない。
次の磐田戦に勝つことが絶対。
ここ5試合は3勝1敗1引き分けと上り調子。
希望が見えてきたことも事実。
僕が勝利をもたらしたわけではないが、
そんな気がしないわけでもない昨日の試合。
今の勢いで早々と残留争いから抜け出してほしい。