岐阜県中津川市出身でキャリアコンサルタントの臼井です。

 

4月からNHKの連続テレビ小説を24年振りに見始めました。

24年前は「春よ、来い」を第一部だけ見ていました。

理由は大好きな女優の安田成美が主演だったからです。

 

そして見始めたドラマのタイトルは

「半分、青い。」

 

(NHK公式HPより)

理由の一つは

ドラマの舞台が故郷だから。

 

舞台となる架空の市、岐阜県東美濃市が、生まれ故郷の

東濃地域なのです。

(NHK公式サイトより)

ふくろう商店街のロケ地となった岐阜県恵那市岩村町

恵那は僕が高校3年間過ごした街でもある。

ちょうど3月末に高校時代の友人と岩村で飲むことがあり

その時に岩村も行ってきましたがかなりドラマモードでした。

(ふくろう商店街のモチーフは岩村町、これは旧かめやの店舗カステーラが美味しい!)

(午前中限定のかめやの焼きたてカステーラ。江戸時代から続いている製法で作られています)

 

(ちょうど1980年代のふくろう商店街を模した催しの日でした)

(半分の青さもない青春時代の私、恵那高校卒業アルバムより)

 

 

そしてもう一つの理由は

主人公の片耳が聞こえないという設定だから。

 

小学生の時におたふく風邪の影響で聴力を失うとのこと。

 

実は私も右耳の聴力が無いのです。(主人公は左耳だったかな)

私も小学生の時から片耳が聞こえなくなった。

正確には聞こえないことに気づいたのが小学3年生くらいだった。

 

題名の半分というのは、半分しか聞こえないというところからきているらしい。

 

北川氏が2012年に突発性難聴となりそこから片方の耳の聴力を失った事もあり

主人公も同じような設定にしたという話もある。

 

個人的には、

半分聞こえないという表現は、聞こえていたものが聞こえなく

なったから北川さんは感じられたのだろうなとも思う。

 

僕自身両方の耳が聞こえていた記憶がない。

だから両方が、半分になった感覚は残念ながらわからない。

これはこれで感じてみたいとは思う。

 

 

第1話で、

片耳が聞こえない状態を主人公は

「これを悲しいと思うか、

面白いと思うかはその人次第、

そしてそれを私なんかはちょっとこれ面白いと思う」

 

と言っていた。

 

僕自身も聞こえていた状態を知らない事もあり、

聞こえない状態をあまり深刻にとらえていなかった。

 

当時は聖闘士星矢が流行っていて、

人間には五感があり、超越すると第七感(セブンセンシズ)に

目覚めるというストーリー、

出てくるキャラクターで、最も神に近い男と言われている、

乙女座の黄金聖闘士シャカが、あえて目を閉じ、五感の一つがない状態で、

感覚を研ぎ澄ませている、という話をするシーンがあった。

(聖闘士星矢公式HPより 乙女座のシャカ)

乙女座で片耳が聞こえない僕はいつかセブンセンシズに目覚めないまでも

聞こえない事できっと人にない能力が備わっていると思っていたし、

今でも思っている。(それが何かはいまだにわかりませんが・・)

 

ようは考えようってことですね。

 

片耳が聞こえないというのは

実際不便は感じる。

大人になればなるほど不便度は増している。

 

でも、

 

聞こえないから、集中して聞こうとするうちに

その人の意図や、想いなどを人より聞く力が身に付いたと思う気がしている。

 

聞こえないことを言わないと気付いてもらえないから、言わないと気付いてもらえない

事を知り、自己主張をできるようになったと思っている。

 

ドラマの中で片耳が聞こえないことをどういう方向にもっていくか

わからないし、あまり関係なく話が進んでいくかもしれないが

そのあたりも注目して見ていきたい。

 

そしてきっと全国の東濃出身で、ジモトを離れている人達がこのドラマを見て

故郷を懐かしむのではと思う。

 

ふるさとは遠きにありて思ふもの

そして悲しくうたうもの。

 

室生犀星の詩にありますが、

 

遠きにありて思うものでもなければ、

悲しく歌うものでもなく

 

ふるさとを近くに感じて、過ごす生活も悪くないと思います。

 

そんな同郷でUターン転職を考える方がいましたら、ぜひ気軽に相談ください。

 

もちろん、そんな人材を欲しいとお考えの企業様からのお問い合わせもお待ちしております。

(42歳現在の私です。丸くなりました。)