こんにちは、不破です。よろしくお付き合いをお願いします。
お盆休み明け一発目のブログ担当なので、どのタイミングで記事を書くべきか悩んでいました。
お盆の間中、「ブログ何書こう、どうしようどうしよう」と思っているのも嫌だなあと思い、休み前に書くつもりでいたんですが、結局お盆の中日になってしまいました。
学生の頃の夏休みの宿題を思い出します。追い込まれないとやらないタイプでした…。
お盆休み中に派手な予定があったら良かったんですけど、夏の暑さと人ごみと旅行が苦手なのでそれもなく…。
日帰りで神戸をふらっとしていたくらいで…。
そういえば。新幹線も停まる駅である、新神戸駅の裏に布引の滝という滝があるのをご存知でしょうか。
最初に行った時は、「新幹線の駅から徒歩5分でこの景色!?」と思いました。
これは雌滝と呼ばれていて、さらに山を登っていくと雄滝と呼ばれるもっと大きい滝があるそうですが、そっちまで行ったことはありません。駅裏の割に結構な山なんです…。
▲ハイキングコース入口…うーん、無理
この滝。平安時代に逸話があります。
(臼井さんの歴史トークの反応を見る限り歴史ネタってあんまり好まれないような気がしますが、能楽から来る古典好きの私。逸話のある場所にロマンを感じずにはいられません。)
1159年平治の乱に敗れた源氏の武将、源義平が捕えられて処刑される際、処刑人の難波経房に「うまく斬らなかったら後で雷になって蹴り殺してやる!」と答えて義平は斬首された。8年後、難波経房は平清盛のお伴をして摂津国布引の滝を見物に行った時、にわかに雷雨となり、雷に打たれて死んだという…。
こういうの!いいですね!
ここで!そんなことが!あったんだー!とわくわくしますね!!!
ちょっぴりホラーで時期的にもぴったり!
(これって、行ってない雄滝の方なんじゃないの?などとは考えてはいけません!)
この復讐シーンはかっこいい浮世絵にもなっていたりします。
ただ、この滝、2度程行ってみているんですがあんまり人が居なくて…。
ロマンを感じつつも、今回小雨が降っていたので、逸話の内容を考えてみると気温以上の涼しさを感じました…。
この逸話以外にも、和歌に詠まれる機会なんかも多かったみたいで、何百年も前から観光スポットだったのは間違いないと思うんです。
そんなことを考えつつ歴史の壮大さとか、自然の偉大さとかいろんなことを感じることのできる、お気に入りのスポットです。
そんなわけで、歴史ロマンはともかく。
新幹線の駅から5分〜10分程歩けば、上記のような景色に出会えるので、お盆休みは終わってしまいましたが、この先、旅行などで新神戸駅を利用される際はぜひ見に行ってみてください。
ちょっとした乗り換えの時間なんかに、お手軽にマイナスイオンが浴びれると思います!オススメです!