こんにちは、神谷です。
先日の文化の日、ちょっと思い立って京都に出かけてきました。
目的は、
琳派誕生400年記念 特別展覧会「琳派 京を彩る」
(京都国立博物館で開催中)
きっかけは、雑誌でたまたま見かけた特集記事です。
「国宝5件 重要文化財36件を含む 琳派のスター絵師の作品を一堂に会する展覧会」
このフレーズにワクワク感が湧いたのと、
そこで紹介されていた名画の解説が興味深くて、
これは行かなきゃ!という気分になりました。
この日は天気が良かったので、目的地に向かう前にちょっと寄り道。
上賀茂神社です。
京都駅からは少し遠いですが、
私の中では、”好きな寺社ベスト3”に入るお気に入りスポットです。
朱色の門に、敷地内を流れる川と木々。
神聖な空気を感じながら散策するのも心地よくて、心癒されるひと時です。
少しだけ紅葉もしていました。
今頃は、もう少し紅くなっているでしょうか。
名物「やきもち」。
神社のすぐ近くにあるこの神馬堂さんは特に人気店のようで、
過去2回訪れた時には、お昼前なのにすでに売り切れていました。
今回は朝早いこともあり、購入!
お餅はやわらか(とくに焼きたてはモチモチの弾力!)、
あんこの甘さも控えめでほどよくて、おすすめの一品です!
さて、気持ちもお腹も満たされたところでメインの国立博物館へ。
10時頃に着いたのですが(開館は9時半です)、すでに長蛇の列!!
入場するのに150分待ちとのこと。
こんなにも注目されている企画だとは・・・
幸い、そこまで待つことなく入れましたが、
中に入っても人、人、人・・・ 圧倒されました。
館内はかなり広く、約130点の展示品。 かなりの見ごたえです。
琳派について知識はほとんどありませんでしたが、
どこかで見た記憶のある絵を眼前にして感激したり、
自分の好きな作品を見つけてみたり、
鑑賞しながら勉強になることもあったりと、
分からないなりにも十分楽しめました!
もっと予備知識があれば、楽しみ方も違ってくると思いますが・・・
そして、見どころの一つとしてクローズアップされていた3組の「風神雷神図屏風」は、
本当に素晴らしかったです。
俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一の3名が描いた風神雷神図が同時に展示されていて、
一見どれも同じような絵に見えるのですが、
比べてみるとそれぞれ違いがあっておもしろい!
これを見ることができただけでも、来た甲斐があったと思います。
(3作品同時公開は10/27~11/8の期間のみだったようで、いいタイミングでした!)
とにかく人が多く、人をかき分けながら見る状況だったので、
もう少し落ち着いてゆっくり見られるともっと良かったかなとも思いますが、
芸術の秋を満喫できた休日となりました。
本展覧会は11/23(月)まで。今週末の3連休、まだ間に合います!
最後におまけですが、
展示館を出ると、博物館の公式キャラクター「トラりん」がいました。
尾形光琳の竹虎図をモチーフにしたキャラクターだそうです。
カメラを向けたらポーズをきめてくれたので、載せさせていただきました!