これからも前向きに 名大社会長ブログ

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ヤマゾエよ、幸せになれ!

昨日はヤマゾエの結婚式。
名大社では社長の次にイケメンとの噂もある。
ホントか・・・。

なんと会社の引越しの日に結婚式という気の使いよう(笑)。
本人の方が先に決まっていたわけだから、文句のつけようがない。
僕は当然のことながら、お酒の飲める結婚式を優先した。

場所は四日市の「ラセーヌ マリアージュ 四日市」。

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今どきの披露宴。
毎年のように社員の結婚式に列席するうちに感じることがある。
親御さんがどんどん自分の年齢に近くなる。
昨日のヤマゾエの結婚式はほとんど親御さんは同世代。
それだけでも、う~んと唸ってしまう。
そして、妙に涙もろくなってしまう。
新郎新婦の「お父さん、お母さん」と呼ぶこと自体、不思議な感覚。

まずはチャペルでの挙式。

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この緊張感と初々しさ。
この気持を忘れないで欲しい。
風が強い日だったが花束を投げ入れる。

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そして、披露宴。
ヤマゾエの人物像を素直に証明するような、実に爽やかでシンプルな演出。
新婦のハルカさんも美しい。

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お決まりのケーキカット。

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スコップのようなスプーン。

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トイレにもこんな感じ。

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僕は最初に主賓としていつものように適当な挨拶をして、あとはひたすら飲むだけ。
席も一番前なので、写真も誰にも邪魔されない。
二人の友人からすれば邪魔なオジサンという印象しかないだろう(笑)。

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美味しい料理も頂く。
同席したケンジは瞬く間に平らげる。
本当に味わっているのかな(笑)。

年に1~2度、社員の結婚式に出席するが、何度出席しても感動は同じ。
だんだん涙腺が弱くなっているようで仕方ない。

最近は演出も凝っている。
プロジェクションマッピングを思わせるような映像。

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美しい2人は栄える。
そして、記念写真。

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いつものようにノーテンキな表情。
それでいいのだ。

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定番となった親への感謝と挨拶。
やっぱりこんな場面ではウルッときてしまう。
歳を取った証拠だな・・・。

披露宴の最後は当日の風景も映してくれる。

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僕の挨拶もばっちり映っている。
こういった演出が披露宴を盛り上げるんだな。

結婚式は何度出席しても嬉しいもの。
主役の2人の将来を明るいものにしたい。

そして、思う。
ヤマゾエよ、幸せになれと。

これからの活躍を期待している。

これからの時代の経営とリーダーシップ

先週のこと。
富士ゼロックスさんの主催するエグゼクティブセミナーに参加させてもらった。
講師は東レ経営研究所の元社長 佐々木常夫氏。
タイトルは「これからの時代の経営とリーダーシップ」。

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4年前にも一度、講演は拝聴した。
勉強になる方の話は何度でも聴くべき。
特に僕のようなすぐに忘れてしまう人間は繰り返し聞かないと身にならない。
もっと言えば、実践に役立てなければ、いくらいい講演を聴いても意味がない。
冒頭に佐々木氏がそんなことも言われていたため、反省しながら今回の講演を伺った(笑)。

これまで何十回といろんな方の講演を聴いてきたが、どこまで実践しているだろうか。
多分、5%くらいしかないのではないか。
講演の中味だけでなく、講演手法を参考にする点では、10%くらいかな。
いや、そんなにもないな。多分・・・(苦笑)。

今回の講演は名大社の中堅幹部オクダを連れていった。
僕も参考にはなったが、彼にはもっと響いたであろう。
それも相当、耳に痛い話だったので、相当、効果があったと思う。
オクダの好きな(?)長時間労働を完全否定されていた。

佐々木氏は長時間労働はプロ意識の欠如、想像力の欠如、羞恥心の欠如であるという。
完全に打ちのめされたであろう。
僕が言うよりも説得力があるので、たまには他者を利用し気づかせなければならない(笑)。

単純に働く時間が短ければいいというわけではない。
時間を節約するための効率的な仕事術をマスターすべきなのだ。
ポイントはプアなイノベーションより優れたイミテーション。
仕事は発生したその場で片付ける。
ビジネスは予測のゲーム、常に予測しフォローアップ、など。
頭では理解していても行動に起こせないことを確実にこなせと言われているようなもの。
これは僕自身も反省・・・。

佐々木氏はただ効率を求めているのではない。
そのために必要なことはコミュニケーションと信頼関係であり、
人と人との繋がりを重要視している。
「会議は最小限に、ミーティングは頻繁に」というキーワードもその象徴。

時間の管理をするのではなく、いかに仕事の管理をするのかが重要なのだ。
それを習慣化させてしまえば、仕事は効率的に回り、会社も個人も成長する。
今、名大社が目指している方向も間違っていないとは思う。
佐々木氏が指摘されている点とずれてはいない。
まだまだだけど・・・。

そして、最も大切なトップの仕事。
意識と行動を変えることが、会社を変える。
う~ん、全然足りませんね。
出来ているといえば、自然体であることくらい。

どちらにしても、まだまだ。
完璧なら講演を聴く必要もないし・・・。
それだけ伸びしろがあるとプラス思考にしておきたい。

いい勉強になりました。
少しでも実践し活かしていきます。

THE CREATIVE CHALLENGEはこれからも続く

「THE CREATIVE CHALLENGE」とは中日新聞社と名大社で提供する短期のインターンシップ企画。
パフさんの企画する「100×10チャレンジ」をモデルに作り替えさせてもらった。
最近、うちの若手はこの”ザ クリエイティブ チャレンジ”を略して「クリチャリ」と呼んでいる。
まあ、悪くはない(笑)。

1か月間に亘る企画で、週1回ホームルームを行い、
社会人としてのマナーから業界研究、取材方法、プレゼンのノウハウを学ぶ。
それを基に企業へ取材に出向かい、企業の魅力をリサーチしプレゼン資料にまとめ発表。
第一期生がこの一連の流れを経験し、先週で終了。

12日(水)に中日新聞社で参加学生の発表会が行われた。
僕は審査員の一人として参加の予定だったが、それだけでは終わらせてもらえなかった。
責任者という立場もあり、学生を表彰する役が急きょ回ってきた。
それも当日に・・・。

一番評価の高いチームを表彰するわけだが、その表彰状に署名をしろという。
「印刷でいいだろ!」と抵抗するも誰も許してくれなかった。
下手だから嫌なんだ・・・。

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表彰状と修了証書にせっせと署名し、発表会に臨んだ。

今回は4チーム10名の発表。取材先のクライアントにも出席してもらい、
学生のプレゼンを聞いてもらう。

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どのチームも個性的でかなりの努力の跡が見られた。
クライアントの担当者にも挨拶をさせてもらったのだが、異口同音にこの企画の高い評価を頂いた。
何より学生が社会や企業と接することで、価値観が広がっていくのが素晴らしい。
初めてづくしで大変な面も多かったとは思うが、確実に成長に繋がっただろう。

審査員チームも順番に講評。

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どこかで見たことのある某社長も(笑)、
学生に温かい言葉と厳しい言葉と投げかけていた。

そして、表彰式。
一応、僕が読み上げ賞状を渡す。

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おめでとうございます!。
このチームには来年2月に行われる本戦にも参加してもらう。
発表会終了後は参加者全員で懇親会。

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二期生の学生や名大社の若手、内定者も一緒に語り合う。
残念ながらアルコールはなし。
当たり前ですね・・・。

最後に学生と参加企業とで記念写真。

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許可は取っていないが、許してくれますよね(笑)。
みんなのいい笑顔が印象的だった。

終了後、僕は某社長こと株式会社サンコー櫻山社長と反省しない反省会。
円頓寺方面に消えていった・・・。

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オリオンビールのクラフトビール。なかなかだ。

みなさん、お疲れ様でした。

そんな一服モードは瞬間に終わる。
今週からは第二期生の「THE CREATIVE CHALLENGE」がスタートする。
一体どんな出会いがあるだろう。
楽しみと不安が入り混じる一か月間になると思うが、貴重な体験をしてもらいたい。

AIは人間を超えるのか・・・。

大袈裟なタイトルをつけてみたが、そんなことは僕には分からない。
しかし、わからないでは済まされない時代になってきたようだ。
危機感が手伝ったわけではないが、先週はAIについて学ぶ機会が多かった。

一つは5日(水)の「HRサミット」でのセミナー。
「テクノロジーの進化による働き方の変革~AI・ロボットの働き方へのインパクト」。
そして、もう一つが7日(金)に名古屋で開催された働きごごち研究所の藤野さんによる講演。
「人工知能が生み出す、2025年の採用活動とは」

お互い切り口は違うが、刺激ある内容。
これからの自分たちのビジネスにも大きな影響を与える可能性があるため、
興味深く聞かせてもらった。

「HRサミット」のセミナーでは、日本RPA協会の大角理事と
日本アイ・ビー・エムの行木さんのセッション。
完全な知識不足だがRPAって初めて聞いた。
ロボティック・プロセス・オートメーションの略で仮想知的労働者のこと。
簡単に言ってしまえば、ホワイトカラー層の業務を
効率化、自動化しより生産性を上げるというもの。
面倒な作業は全部ロボットがやってしまうことらしい。
これも広くとらえればAI。

一方、IBMではAIとは呼ばず、コグニティブ・テクノロジーのことをいう。
とかく話題のワトソンもこれにあたる。
AI(人工知能)という言葉が人間の仕事を奪ってしまうような
マイナスイメージもあるのも使わない一つの理由のようだ。

未だにワトソンが何をしてくれるかよくわからない僕のレベルでは聞いているだけで新鮮(苦笑)。
まずは徹底的な認知が必要なよう。
まだ途中だが「ビッグデータと人工知能」にもそんなことが書かれている。
相当量のデータがない限り生かすことはできない。

そのことは藤野さんも触れていた。
だからこそ価値があり、だからこそ人間がやるべきこともある。

「HRサミット」のセミナーはそんな環境下でロボットやAIが果たす役割を示していたが、
藤野さんはその反対でそんな環境下だがら人間が果たす役割を提示された。
そのフォーカスの仕方が面白い。
どちらに寄っているか、どちらに関心があるかが明確。

お互いの強みを活かすことにより人間と人工知能は共存できる。
数字だけ追っかけたり、論理的な判断を追求するだけでは人工知能には勝てない。
直感や感性を大事にすることで人間しかできないことがこれからの時代でも求められる。

ということは・・・。

知性のかけらもなく、論理的思考も乏しく、
ほとんど直感で行動している僕はこの先も生き残るということか・・・。
感情だけで動いているうちの会社も生き残るというわけか・・・。

そんな単純な問題ではない。
しかし、根拠のない常にポジティブになれる感性も人間の強み。

AIは人間を超えない。共に働く時代が来るのだろう。

感覚だけで書いているよくわからないブログになってしまった(笑)。

さようなら、中日ビル

一昨日の中日新聞朝刊の第一面にこんな記事が掲載されていた。

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ふ~っと以前のことが思い出されてきた。
6年半前まで名大社は中日ビルにオフィスを構えていた。
僕の社会人人生のうち21年は中日ビルで過ごした。

年に数回、このビルにはお邪魔するが、その度に感慨深い思いにもなっていた。
それと同時に一抹の寂しさも感じていた。
お店も減りテナントも結構抜けた状態が続いていた。

僕が入社した頃、中日ビル全体が活気に満ち溢れていた。
多くの人がエレベーターに並び、
必ず綺麗なエレベーターガール(そうでもないのかな・・・笑)が各階を案内した。
屋上には1時間で1回転するレストランもあった。
今でも入社した初日にこのレストランでステーキをご馳走になったことを覚えている。

7階のオフィスのそばには中日劇場の楽屋があり、多くの俳優さんが出入りしていた。
宝塚の公演の際はファンが楽屋まで押し寄せ、
オフィスに戻るにもひと苦労する時代もあった。

隣の会議室では中日ドラゴンズの選手が契約更改のインタビューを受けていた。
飛び込み営業をし、今ほど会社の認知度がなかった時、
中日ビルに事務所を構えているだけで安心してもらえた時もあった。

不況時に逃げるようにしてこのビルを飛び出したわけだが、
僕の社会人の基礎や実績を作ってくれた場所であるのは間違いない。

移転する1~2年前に耐震工事をしていたので、てっきり建て替えはしないと思っていた。
何度も中日ビル建て替えの噂は聞いていたが、あくまでも噂の域を超えていなかった。
それが一昨日の新聞掲載でその事実が明らかになった。
正式に建て替えると・・・。
悲しいわけでもない。かといって嬉しいわけでもない。
複雑な感情だった。

中日劇場が閉館することに寂しさを覚えるがそれも止むを得ない。
50年間、ほぼ赤字だとは全く知らなかった。
親会社の中日新聞の判断からすれば合理的で当然のことかもしれない。
御園座の現状を考えれば、いかに劇場経営が難しいことか・・・。

最近、名古屋駅の勢いに押され、栄周辺は注目度が低い。
新しい施設も名古屋駅ばかり。
やはりそれだけでは名古屋が盛り上がらない。
もっと栄周辺が賑やかになる必要もある。

その一つが中日ビルの建て替えにもなるだろう。
2019年3月にビルは閉館し、2020年半ばに新しい中日ビルが誕生する。
随分先の話だが、楽しみなところでもある。

もしかしたら、名大社もまた中日ビルに戻ったりして・・・。
可能性はゼロではない。
環境と家賃次第ですね・・・(笑)。

さようなら、中日ビル。
そうはいっても、あと2年以上は営業している。
何度お邪魔することがあるだろうか。
次回、顔を出す時は少しは感情的になるんだろうなあ~。

無事終了!西川塾特別例会

昨日は「西川塾二期生会特別例会」。
ユニーの創業者である故西川俊男氏が創設した経営塾のイベントを9月26日に行った。

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この9月26日は西川塾主にとっては特別な日であり、
2年前の同日、最後の講演を行われた。
翌年の元旦に西川塾主は逝去されたわけだが、
僕らは塾主の意志を引き継いで、現在も定期的に勉強会を開催している。

記念日にあたる昨日、久々に大きな企画を実施。
塾主が生前懇意にされていた大垣共立銀行 頭取 土屋嶢氏を招き講演会を開催したのだ。
この特別例会の責任者は僕。
一応、副事務局長という立場で運営側に回っているが、
今回は一番責任の重い立場を任された。

土屋頭取にご挨拶に伺ったり、会場となるホテルサンルートプラザホテルとの
打ち合わせを何度となく行ったりし、当日を迎えた。
定員100名のところ、はるかに上回る申し込みをもらい、会場は満席。
塾生の経営者仲間を中心に多くの方に参加頂けた。

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講演のテーマは「サービス業ってなに?OKBってなに?」。
何かと話題の大垣共立銀行さんの取り組みを頭取自ら熱く語って頂いた。
巧みなATM戦略だったり、ドライブスルー店舗だったり、
既存の銀行では考えられない取組みを次から次への展開される。

AKB48に対抗してではないが、OKB45として女子行員を前面に押し出す広報活動も積極的。
お堅い銀行のイメージをぶち壊し、独自路線を歩まれている。
それはまさに銀行業というよりはサービス業。
社員さんもあらゆる業界へ派遣(出向)され、新たな知識とスキルを持ち込まれている。

90分の講演はあっという間に終了し、質疑応答も途切れることなく続く。
講演会終了後は懇親会。

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ホテルの別会場で80名近い方と一緒に親睦を深めた。
懇親会の席でも土屋頭取は大人気。
土屋頭取の前から列が途切れることはなかった。

全く食事をとって頂くことができなかったのは主催者として反省。
僕としても配慮が足りなかった。

この場では参加者同士がお互いの事業について話し合ったり、
久々の再会だったり、大いに盛り上がった。
講演会も含め西川塾主の奥様にも出席頂き、
塾生の継続的な活動を見て頂くこともできた。

せっかくなので、土屋頭取と記念写真をパチリ。

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貴重な経験。

恒例「ナモ締め」で中締めし、懇親会も終了。
土屋頭取をお見送りし、無事に会を終えることができた。
一応、僕が責任者ではあったが、これは西川塾塾生全体で成し得たイベント。
一人ひとりが力を合わせ、特別例会を成功へと導いた。
改めて塾生の一体感を体感させてもらった。

最後は有志で打ち上げ。
近くの居酒屋で、ここはお気楽に酒を酌み交わした。

記念すべき9月26日に満足いく特別例会を開催することができた。
きっと西川塾主も喜んでくれているだろう。

塾生のみんな、お疲れさまでした。
参加頂いたみなさん、
そして、大きな力を貸していただいた土屋頭取、ありがとうございました。

いよいよ本格的になってきた

ブログで「引越しします!!」と書いたのが6月。
あれから業者さんと頻繁に打ち合わせをし、ほぼ新オフィスの全体像が固まってきた。
パースで見るとこんな感じ。

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この小さな写真では分かりづらいとは思うが、かなり華やかな雰囲気のオフィス。
エントランスには今、流行らしいレンガもふんだんに使う。
エントランスを頑丈にしても、あまり意味はないんだろうけど・・・(笑)。

オフィス内もかなりオシャレだ。
デスクチェアもどれだけ仕事をしても疲れない設計。
それはウソだが、今までのものと比べると高価。
座り心地が全然違う。
色もソフトグレー、ソフトベージュ、プルシアンブルー、ライトオリーブ、
タンジェリンと全く異なる5色を選んだ。
目がチカチカしてしまうくらい鮮やか。

仕事へのモチベーションも上がるはずだ。
いよいよ本格的になってきたぞ。

以前のブログで、新オフィスの条件を書いた。
★会社に行きたくなるオフィス
★イノベーションが起こる(起こりそうな)オフィス
★稼げるオフィス

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セミナールームも40名収容するスペースができたことから、実現可能な方向へ向かいそう。
きっとこのスペースを活用した新しい企画も考えてくれるだろう。
大いに期待したい。

そして、とうとう僕の机がなくなる。
社長室も当然ながら、社長机もない。
定住する場所がない。
空いたスペースやどこかのチームに割り込んで座ることになりそう。
すぐに打ち合わせができるようにファミレスのようなテーブルを2つ作ったので、
そちらに座ることも多そう。

昼寝ができるリクライニングシートも用意するが、これは誰か使うかな。
僕だけだったりして・・・。
あまりに居心地がよすぎて、
誰も帰らなくなったらどうしようかとも思ったが、それはあり得ないだろう。

移転は10月29(土)、30(日)日。
よく月曜はバタバタするだろうから、新オフィスの稼働日は11月1日になる。

ということは、今のオフィスでの仕事も残り1か月半。
僕の経営者としてのスタートはこのオフィスで始まったのだから、寂しい気持ちもある。
しっかりと目に焼き付けて、残り少ない日々を過ごしたい。

プレゼンが上手くなる気がしてきた・・・。

先週金曜日、8月26日に中部人事交流会のセミナーに参加。
定期的に開催されるキャリアカウンセラー向けの勉強会で、昨年12月には僕も登壇させてもらった。
その時のブログがこちら

今回はカリスマエバンジェリストの西脇資哲氏による講演。
カリスマエバンジェリストと言われてしまうと何ともインチキ臭いがそうではない。
西脇氏は日本マイクロソフトの業務執行役員でこの分野では第一人者。
有名な経営者や学者にもプレゼンのコーチをされている方。
自己紹介の際に実際の場面を見せてもらったが、説得力は間違いなし。
講演を伺う前からプレゼンの上手さを感じてしまった。

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タイトルは「相手を動かす力~究極のプレゼンテーションテクニック」
プレゼンの最大の目的は、売り込むことでも、伝えることでもない。
プレゼンの結果、相手を動かすことが目的だといわれる。

それには、情熱を持って伝えること。
万全の準備が必要なこと。
そして、そこに数々のテクニックを織り交ぜることが必要だという。
確かにそのとおり。
僕も多くの場で講演(ある意味プレゼンですね・・)を行わせてもらうが、
情熱、準備が大切なのは毎回感じること。
こんな僕でもプレゼンをする際は、かなりの準備をするのだ。

今回、西脇氏は数々のテクニックを惜しむことなく参加者に披露してくれた。

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(みんな、講師を撮っているのではなく、ダウンロード用のアドレスを撮っている。
気が利いてるなあ~)

決して難しいことでもなく、余程の能力を持った方じゃないとできないという内容ではない。
誰もが気をつければマスターできる。
西脇氏は冒頭で必ず全員が上達すると話されていたが、これには参加者全員が納得しただろう。
僕も次回から使えるテクニックを頭の中に叩き込んだ。

早く次の機会が欲しくなった。といっても、そう簡単ではなく、
そのためには練習やポイントのおさらいを繰り返し行わなければならない。

ここで学んだ事をブログでも綴りたいが、そこは止めておく。
高いお金を払って聴いたこともあるが(笑)、
これはあくまでも西脇氏から直接学んだことでむやみに拡散されるものでもない。

気になったキーワードだけ羅列すると、
パーセクションチェンジ、
ホラーストーリー、
ブリッジ。
参加された方は「あ~、な~るほど!」と思われるだろうが、一般の方は???だろう。
それでいいのである。
何となくイメージしてもらいたい(笑)。

接続詞の使い方も勉強になった。
プレゼンが苦手な方は、この接続詞の使い方を覚えるだけでもワンランク上のプレゼンができる。
一つの文章を短くして、接続詞でつないだ方が伝わりやすいし、
接続詞を使う段階で相手の顔を見るのも効果的。

一つひとつの動作を含め、これまで気づくことのなかった仕草や
言葉使いの大切さを感じることができた。

パワポの作り方も面白かった。
時代の流れとともに見せ方も変わってくるわけだ。
アニメーションの多用は昭和な演出法と思われるだけ(笑)。

西脇氏の教えを生かすには一定の時間は要するだろう。
しかし、これからの自分のプレゼンに役に立つのは間違いない。
多くの要素を吸収したい。

何だかプレゼンがうまくなる気がしていたぞ・・・。
次回の自分のプレゼンが楽しみである(笑)。

読書術を学ぶ

昨日は同級生経営者でもある株式会社サンコー櫻山社長主催の
「バリュー・アップセミナー豪華特別編ふたたび」に参加。
何が豪華で何が特別なのかと考え込んでしまうが(笑)、
とにかく評判が高いセミナーが行われたのだ。

講師は知る人ぞ知る川原悠伍氏。

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僕は3年前に行われた伝説の「ハゲタカ上映会」で知り合い、今は古事記の会でもご一緒している。
19歳で起業し今年で25年。
これまで7つの会社を興し、軌道に乗った段階で部下に経営を任せ、
今は完全にオーナーとして悠々自適な生活を送られている。
とても羨ましい立場。
(そんな言い方すると叱られるかな・・・笑)

その経歴にも驚くが、彼の本質を突く一言は周りの経営者も凍り付かせるほど鋭い。
どこでその力を身に着けてきたかが気になるところだが、そのヒントがこのセミナーに隠されていた。

川原さんはいつも手ぶら。
鞄も持たなければペンやノートも持っていない。
スマホひとつだ。
全てが頭の中に入っているといっても大袈裟ではない。

川原さんのあり方、考え方、やり方の積み重ねがそうさせたようだ。
その一つが本の読み方。年間1000冊読んでいるという。
そう第一部は「年間1000冊読める!実践読書術ふたたび」

彼が新聞や書籍に投じた金額は25年で2億円。
それが高いか低いかよく分からないので、自分の投資額を計算してみた。
ざっと僕の場合、月額(新聞2紙、書籍4冊、雑誌1冊)13,000円×12ヶ月×25年=390万。
う~ん、ビミョー・・・。
そんな使っていないほうではないと思うが、比べ物にならない。
完全に鼻クソ状態(笑)。

川原さんは部下やお客さんに気前よく本を配っている分を差し引てもその額は驚く。
そんな彼の読書術を学ばせてもらった。
まさに目から鱗。
何を学んだかを披露したいが、ブログでは止めておく。
もったいぶるわけではないが、直接、話を聞いてもらったほうがいい。
ケチと思わないで欲しい(笑)。

このセミナー終了後、社内で若手勉強会を行った。
そこで学んだことを一部活かさせてもらった。
それをヒントとしてもらいたい。
この勉強会では若手社員が課題図書の感想をお互いに述べ合う単純なものだが、
次回以降、もう少し工夫を凝らすとした。

1.本を読む目的を決める
2.心に響くキーワードや文章を10個選ぶ
3.そのキーワードや文章を基に行動目標を決める
というもの。

参加された方は、「あ~、なるほどね・・・」と思ってもらえるかもしれない。
そうすることで本を読む質は上がると推測できる。
こんな活かし方ができるだけでもセミナーに参加した甲斐があった。

セミナーの第2部は櫻山さん。

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同族企業を学ぶ同志として、中小同族企業のこれからについての講義。
今回は顧客を増やすインサイトについて勉強させてもらった。

今日から読書をする目的が変わってきそうだ。
川原さんのようになるのは難しいが、一定時間集中して自分自身に目標を与えるのも重要。
生かすも殺すも自分次第だね。

勉強になりました。
ありがとうございました。

名古屋も岐阜も・・・

名古屋も岐阜も低迷している。
経済や就職環境の話ではない。
地元の人はすぐ気づくと思う。
ああ~、アレのはなしね・・・。

そう、アレとはサッカー。
Jリーグのことである。

現在、名古屋グランパスは年間勝ち点16位(7月22日現在)。
J2降格圏内。
FC岐阜は18位(7月22日現在)。
グランパスはドベ3、岐阜はドベ5と悲しすぎる順位。

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(7/22 中日新聞 Web版より)

昨日、FC岐阜はラモス監督を解任することを決めた。
ここ2年もJ3降格スレスレの状況。
ラモスファンには申し訳ないが、時期が少し遅かったのではないか。
厳しいチーム状況からすれば、一定集客を見込めるラモス氏の知名度は魅力的かもしれないが、
今シーズンはそれも効いていない。
最近、ホームでは全然勝ててないし・・・。
一度も観戦したことがない僕が偉そうに言うのは申し訳ないが、
出身地として密かに応援はしているのだ。

そして、我らのグランパス。
こっちはもっと深刻だ。
11戦未勝利。クラブワースト記録の更新。
最近、新聞で目にするのは小倉監督の下を向いた表情ばかり。
このままいくとほんとヤバい。
優勝は一度しかないが、
Jリーグオリジナル10で降格していない3チームの一つ。

おいおい、ほんと勘弁してよ。
ピクシーの時に感じた歓喜はそんな昔のことだったか・・・。
リーマンショックで落ち込んでいた経済もあの頃から戻ってきたはず。
大きな効果ではないが、グランパスやドラゴンズが優勝することで地域は確実に盛り上がっていた。

それが今はどうだろう。
ドラゴンズも行ったり来たりの成績で盛り上がりはいまひとつ。
そして、グランパス、FC岐阜の悲しい状況。

チームのせいにするつもりはないが、これでは地域で生きる名大社も盛り上がらないではないか。
雇用を活性化できないではないか。
チーム首脳陣はそこもしっかりと汲み取ってほしい(苦笑)。

冗談はともかく、もっとワクワクする記事を読みたい。
何度もスポーツニュースを観てしまうようなシーンを映してほしい。
このままでは終わってほしくないぞ。
名古屋も岐阜もこのままでは終わるなよ。

まずは今日、明後日。
意地を見せてもらいたい。