今週火曜日に出席した日本経済新聞のセミナー。(なんだがセミナーばっかり行ってるようで、仕事してないみたい(笑)。夜ですからね、夜。)
講師は愛知県出身で「残念な人」シリーズ(?)で有名な山崎将志氏。申し訳ないけど、著書を一冊も読んだことがない。すみません・・・。
ただご活躍は存じ上げている。たまにテレビでもお見かけし、誰かに似ているなあとずっと講演中も考えていた。そして、誰に似ているか判明した。
そう、お笑いコンビしずるの池田一真さん!。そんな事を思っているのは僕だけだろうか・・・(笑)。
この山崎氏、自虐的に話はされているが、講演内容を伺っているだけで実に頭がいい人であるのがわかる。元コンサルタントという職業から論理的に話をされるのもその要因だが、物事に対する目の付け所が鋭く、普通であれば見逃してしまいそうな些細な事柄からビジネスチャンスを導き出す。
隠された重要課題の発見能力とそこから次につなげる発想力には大いに感服。漫然と生きている自分がいかにボケているかを痛感してしまった。
山崎氏が得意とするテーマ「残念な人」は能力がないわけではなく、もったいない人のことをいう。仕事の成果は能力×ヤル気×プライオリティ。
プライオリティが欠けることが多いようだ。そこを見極めることでもったいない人から解放される。確かにそんな空回りする人はよく見かける。「山田さん、アナタでしょ!」と言われる方も多いだろうが、僕はそこそこ要領はいい。と自分では思っている(笑)。
今回のセミナーでは残念な人から脱し、成果を出す思考法について学ばせて頂いた。詳しく書くことはできないが、大事なのは3点。
「大きく構える」「利他のサイクル」「損してトクとれ」。このシンプルなワードだけでは何もイメージできないかもしれないが、思考を鍛えるには教えてもらうのではなく、無理やりにでもイメージする事かもしれない。
残念ながら講演から5日経つと僕もかなり忘れてしまっている。残念な人だ・・・。
言えるのはヒントはそこらじゅうに転がっているということ。新聞や本を読んで情報収集することも街を歩くことも、このような講演に参加することもその材料。見過ごさないことだ。ダラダラに見過ごしている僕は残念極まりないが、それに気づいただけでも成果があったといえよう。
う~ん、かなり厳しい言い訳だな・・・。ちゃんと事業家の視点で世の中を視ようよ。
カテゴリ「これからを思う」の記事一覧:
2013年11月24日
残念な人にならないために・・・。
2013年11月8日
薄毛はモテるのか?
昨日、朝食時にたまたまテレビを見ていたら、薄毛についての特集をやっていた。最近は薄毛を恥ずかしがるのではなく、堂々と見せることが男らしくモテる要素があるという。
スポーツ選手でも丸坊主にしているケースも多いし、街を歩いている人でも短く刈り上げている人もよく見かける。
番組内の女性へのインタビューでも好印象で捉えられている場面がほとんどだった。もちろん番組の演出はあるだろうが、薄毛=ハゲ=カッコ悪いというイメージは遠い過去のこと。僕の周りにいる割り切った仲間は、逆にカッコよく見えたりするものだ。
半分冗談だと思うが、お笑いグループ「我が家」の坪倉さんも薄毛を堂々と話し始めたらモテだしたという話を番組でしていた。
確かに薄毛をごまかすために、無理矢理に髪の毛をあっちからこっちに引っ張ってくるのは悲しいものがあるし、隠そう隠そうという姿勢は相手側がどうも戸惑ってしまうような気もする。
そうなんだ。開き直ればいいんだ。
以前から何となく意識はしていたが、自分も少しずつきている(苦笑)。シャンプーしていてもどっと髪は抜けるし、ドライヤーで髪を乾かしても地肌が透けて見える。う~ん・・・。
嫁さんに聞いても「歳だから仕方ないんじゃない。」と全く関心がない。
たまに「山田さん、薄くなったんじゃないの?」と言われたりもする。以前は気になっていたが、最近は当たり前と思ってきたり・・・。
そんな時に昨日の番組。これまで冬場は比較的、髪の毛を伸ばしてきたが、思い切ってこれからの時期もサッパリと短くしよう。変に髪型を気にするのは止めにしよう。
堂々と短くした方がモテるのだ。この歳になってモテようする行為が卑しいが(笑)、その方が好感度が上がるなら、そっちがいい。
よし、短くしするぞ。いつ、床屋に行けるかわからないけど・・・。
どうにもくだらないブログになってしまった(笑)。
2013年10月31日
沖縄旅行日記3
最終日3日目もグループに分かれて行動。ヒーリングコースとアクティビティコース。アクティビティコースはシュノーケリングとゴルフの2種類。団長、副団長の若手中心に3日目の行動を考えてもらった。
個人的にはホテルでのんびりとボーっとしたい気持ちがあったが、元気な連中はそれを許してはくれない。せっかくだから動き回れという。せっかくだからボーっとさせてくれと言うのだが、少数意見は却下された(笑)。
従って何となくのんびりできそうな響きでヒーリングコースを選択。こちらは遺跡巡りをしながら、スイーツを食べる企画。「なぜ、スイーツか?」の疑問は旅行が終わった今でも解消できないままだが、みんなが望むのであればそれでいい。
3日目でようやくホテルで朝食。凄い人。
いろんな国の言葉が飛び交う。沖縄そばもゴーヤチャンプルも沖縄に来て初めて食べた。朝食のバイキングで・・・(苦笑)。
まず最初に出掛けたのは世界遺産でもある座喜味城跡。
10回目の沖縄だが初めて訪れた。なぜ行かなかったのかと考えてみたが、子供が小さく興味を示さないからという単純な理由。
同じような遺跡は中城城跡や勝連城跡、今帰仁城跡と多い。以前、訪れたのはどこだったかな?と思い出せない自分が情けない。もっと歴史を知らないと恥ずかしい。
ここは第二次大戦の沖縄戦で利用されたことも多いとのこと。世界遺産とはいえ地味な存在なのか、観光客はめっきり少なかった。
(ほぼ真ん中あたりに僕が写ってますよ。)
その後は国道58号線沿いを気持ちよく走っていく。工事現場に並べられているロードコーン(?)も洒落ている。
そして、なぜかのパンケーキ。沖縄の行列店へ出掛けた。パンケーキとホットケーキの区別もつかないし、別に名古屋で食べてもいいのだろうと思うのだが、だからオジさんはダメなようだ(笑)。
僕が食べたのはベーコンステーキパンケーキというスイーツとは程遠いもの。だから一緒にオリオンビールを飲むのである。
僕以外のメンバーは全うなメニューをオーダー。花火付きだそうだ。行列ができる噂の店だが、12時を回っても行列は見ることはなかった。
国道58号線といえばリゾートホテルが並ぶ恩納村。もっと早い時期の旅行であれば、このエリアのホテルでもよかったな・・・。
そのエリアのシンボルでもある万座毛へ。今回、旅行の団長を務め全員を引っ張ってきたオクダくんも絶壁の海岸に感動していた。今回はお疲れさま!
北谷町のアメリカンビレッジに寄り、国際通りへ。忘れかけていた家族へのお土産を購入。ついでに自分用の泡盛仁風も購入。空いた時間はゴルフ組と合流して牧志公設市場でオリオンビールを飲む。結局、そうなるか・・・。
一旦、ホテルに戻り全員で那覇空港に移動。搭乗時間までのわずかな時間は最後の晩餐。
そんなこんなで3日目も過ぎていった。3日間ブログを読んでいただいた方は飲んでばっかりと思われるだろうが、周りにはそれなりに気を遣ったつもり。ウソつき!っていう声があちこちから飛んできそうだが・・(笑)。
小さな会社なので距離感もへったくれもないが、更にお互いの距離感が縮まり一体感も強くなった。お互いを認め合い、ぶつかるところは正面からぶつかり、ウラもオモテもなくストレートな関係を築いていく。
その繰り返しが継続するならば組織は勝手に強くなっていく。社員旅行の目的が高みを目指す組織作りにはならないが、そんな要素もあるのではないかと3日間を通して感じることでもあった。
最後は空港で全体写真。やむを得ず参加できなかったメンバーがいたのは残念だけど。
既に平常通り働く毎日ではあるが、これまでとは勢いが違うかな・・・(笑)
できれば2年に1回はこのような旅行に行きたい。継続できるよう頑張らねば・・・。
2013年10月21日
トミタよ、幸せになれ!
昨日は若手社員トミタの結婚式。なんと高校1年からお付き合いを始め、11年経過して結婚するという日本国内でも今どき珍しい純粋なカップル。その話を聞いただけで感動してしまった。(美しいいい奥さんをもらったね・・・。)
天気はあいにくの雨だが、それこそ愛があればそんなものはどうでもいい。トミタが挨拶をしていた様に心が晴れやかであれば全く問題はない。
結婚式場は金城埠頭にあるアンジェローブ。滅多に乗ることのないあおなみ線に乗って式場に向かった。
教会で厳かな式を挙げ、披露宴へと向かう。
若いカップルなので列席者も若々しく和やかな雰囲気で披露宴が進行していった。
祝辞を終えた僕は会社のメンバーと幸せそうな二人のやり取りを見ながら、ひたすら飲むだけ。すっかりいい気分に浸り、酔っぱらってしまった。
恒例の新婦が新郎にケーキを食べさせるシーンがあり、
偶然にも誕生日であった新郎のお父さんへのプレゼントがあったりと楽しい時間は過ぎていった。
トミタは関西の大学を出ているので、関西から招かれ友人は吉本張りのお笑いを披露。
少々すべった感はあったものの(笑)、体を張ったパフォーマンスは会場を盛り上げた。勢い余って外のプールにも飛び込んでしまったが・・・。
全員で風船を空に放ちシアワセを祈る。
そうだ、みんなでハッピーになろう。
トミタはまだ3年目でようやく一人前になったばかり。ただこれからの名大社を背負っていく大切な人物のひとり。抜群のコミュニケーション能力と営業センスを持っている。この結婚をいい糧として、その能力をさらに伸ばしてもらいたい。
トミタよ、幸せになれ!そして、これからを期待している。
2013年10月17日
沖縄に行く前に・・・。
来週26日(土)から28日(月)までの3日間は名大社の慰安旅行。何年ぶりになるのか既に忘れてしまったほど、久しぶり。全員で2泊3日で沖縄に行くことにした。
(会社都合で申し訳ありませんが、10月28日(月)は特別休暇とさせて頂きます。ご了承ください。)
より一体感を高め、懸命に仕事に励む集団となるため、この期間はみんなで大いに盛り上がり楽しむ日にしたい。そして、充実した日を送るためにも少しでも沖縄のことは知っておかないといけない。
そこで読んだ本がこの2冊。
盟友で同級生経営者の櫻山さんに勧められた本書。「どっちがいい?」と聞くと「両方読まねばなりませんよ。まずは中国からね。」とあっさり返され、2冊とも読むことにした(笑)。読後、両方読む必要性は理解できた。
「中国が沖縄を奪う日」(幻冬舎ルネッサンス新書)
「沖縄を豊かにしたのはアメリカという真実」(宝島社新書)
いずれも著者は惠隆之介氏だが、書かれている内容は全く異なる。櫻山さんのブログでも書かれている通り、その内容は僕の知らないことばかり。僕たちはマスコミが伝えたい情報だけを耳にして、それで分かった気になっている現実がよく分かる。
中国の沖縄に対しての脅威とアメリカの沖縄への貢献度はこんな作品を読まないと知る由もない。
それは単に中国に対して否定的に、アメリカに対して肯定的にみるのではなく、今、現実に起きている問題を踊らされる情報だけで判断してはいけないということ。いかに自分の価値観が周辺から固められた愚かなものかは、悲しいかな理解せざるを得ない。
会社で回し読みしているこの雑誌に載っている情報も同様。
沖縄の全ての魅力が掲載されているわけではいない。本当に知りたいことはどこにも載っていなかったりするものだ。
今回で沖縄に行くのは10回目になるが、知らないことは山ほどある。
そして、思う。無知は罪だな・・・。
みんなと楽しみに行く沖縄だが、知るだけでなく多くの事を感じてきたいとも思う。
2013年10月11日
特集「今、始めなきゃ!就活」
今週の週刊東洋経済の特集は「今、始めなきゃ!就活」。
いくら学生を意識しているからといって、このイラストは酷くない?(いきなりスイマセン)。ビジネス誌としての目線を下ろしているようにも感じるが、何となく学生をバカにしているように思えてしまって・・・。あくまでも個人的な印象なので、ご勘弁を・・・。
ただ内容は納得させられる面も多く、興味深く読ませてもらった。半年に一度くらい、どのビジネス誌も就職活動ネタを特集にするが、実際、どれくらいの学生が読んでいるのか聞いてみたいものだ。
新聞に報じられている記事よりも読みごたえはあるし、学生にとって大いに役立つ面も多いので、是非、読むべきだと思うのだが、素通りされることの方が多いだろう。逆に意識して読んでいる学生はこの特集は関係ないのかもしれない。気にする必要もなく自らの道を進めていけばいい。
このページも今の状況をストレートに伝えていて面白い。この写真で文字まで読むのは難しいと思うが、企業と学生のホンネが垣間見ることができる。悲しい話だが、お互いの気持ちが噛み合うことがないのがよくわかる。
それを解消するのが僕たちの役割であり、少しでも理解しあえる環境を作っていかなければならないのだけれど・・・。
就職情報を生業にしている僕のはずだが、お恥ずかしい話、知らない単語も出てきた。地域性なのか、単に乗り遅れているだけなのかは不明だが、「ナチュラル系学生」や「セカ就」という言葉は知らなかった。名古屋では使ってないぞ(苦笑)。
今、話題のブラック企業についての解説も良かった。最近、その言葉ばかりが独り歩きをしているような気がしてならなかったが、そこに対して書かれている注意や警告には賛同する。
過剰反応するのではなく、自分にとっての原則を設ける重要性を示していたのは、ブラック企業と勝手に位置づけされる企業にとってはスッキリするのではないか。
インタビューで登場していた大前研一氏のコメントはいかにも大前氏らしく、多くの学生はビビッてしまいそうな厳しい言葉。そんな刺激的な発言があってもいい(笑)。
名大社としても着々と15卒向けの準備は進んでいる。解禁まではあと50日程度。まだ時間はあるようだが、今、やれることはあるはず。
最終的にいい働き方をするために、いい就職活動をしてもらいたい。
2013年10月10日
ちょっと欲張りすぎか・・・。
明日からグロービスのエグゼクティブスクールがスタートする。隔週金曜1回あたり6時間(1日2コマ)の受講で経営全般を学ぶ。
ここ2年くらいどうしようか迷っていたが、今年は何とかスケジュールを合わすことが出来そうだったので申し込んだのだが、今になってかなり不安になってきた。
この3ヶ月間かなりの予習、復習をしなければならない。そこまで深く考えていなかったので、その時間の確保とやりくりをどうすればいいのかが自分の中で大きな問題となってきた。
ちょっと欲張りすぎたなというのが今の実感。このビジネススクール以外にも西川塾、那古野塾、クラブ愛知があり、ロータリーや業界内での活動もある。CDAやトーマツも・・・。これから年末にかけて飲み会も多くなり(そうじゃなくても多かったり・・・)、夜の予定もどんどん埋まっていく。
マラソンもしなきゃいけないし、ゴルフも課題だ。そんな偉い立場ではないので、会社に行かないわけにもいかない。有難いことに初めて依頼頂いた講演もいくつかある。そのネタも考えねばならない。
家族にはほとんど見放されているので、家族サービスはあまり気にしなくてもいいのかもしれないが(苦笑)、相当やりくりが大変になりそうだ。
う~ん、やっぱり欲張りすぎた。自分の実力以上のことをしようとするとがんじがらめになる。今更、止めることはできないので、がむしゃらに突き進むしかないが、そんな若いわけでもないし、寝ないと体も持たないし・・・。いかん、愚痴っぽくなってきたぞ。
一層の事、面倒なブログを止めてしまう手もあるが、それは自分の意思にも反するし、全国58万人のファン(ウソです、愛知県内3人のファン)も悲しむので、続けなければならない。
抜群の論理的思考力と瞬間的に問題解決ができる頭脳、1kmを3分で走れ、18ホールをパープレーで回れる力があれば、苦労なんてせずに済むのだが、全てにおいて持ち合わせていないので、地道な努力を積み重ねるしかない。でも、困ったな。誰か助けてくれんかな・・・。
しかし、世の中にはこんな僕とは比べ物にならない程、もっと頑張っている人たちが沢山いる。そこと比較すれば、愚痴ったところでハナタレにしかならない。決めたことはやる。そうするしかないのだ。
もし、ブログの更新頻度が減っているようなら、殴りに来てください。
情けねーぞと声を張り上げて・・・(痛)
2013年9月29日
カミヤよ、幸せになれ!
ブログに書くときっと怒るだろうなあと思いながらも、あまりにも嬉しいので書くことにする。
昨日は名大社女子カミヤの結婚式。名古屋の老舗料亭河文で優雅な雰囲気の中、行われた。
彼女の性格からするとあまり表に出ることを好まないと思うのだが、やっぱり嬉しいので全体共有。会社の仲間も楽しみにしていると思うし・・・。
テーブルには彼女からの手書きのメッセージが添えられている。気配りのきく彼女らしさのあらわれ。
全体の進行もオーソドックスでありながら、列席者に配慮した気遣いが心地いい。カミヤの美しい姿を沢山アップしたいが、本当に叱られそうなので(笑)、ここでは最小限に。カミヤファンには申し訳ないね。
僕は主賓として出席しているので、お祝いになっているかどうかよく分からない受け狙いの祝辞を述べさせてもらった。大役を終えれば、楽しみながら飲むだけ・・・。
河文らしい懐石料理も美味しい。
ワインも日本酒も美味しい。
初めて目にしたが、こんな儀式も行われた。米合わせの儀という。
お父さんも嬉しい表情。
まるで芸能人のような撮影風景。
僕たちもいい気持ちで写真を撮ってもらう。
みんな笑顔だ。旦那さんもスマートな好青年。親の気持ちじゃないが、安心して送り出すことができる(笑)。
彼女にはこれからもこれまで通りの仕事をしてもらう。会社にとっては大切な仲間。家庭と仕事の両立は大変な面もあるかとは思うが、これからもどうぞよろしく!
カミヤよ、幸せになれ!。そして、結婚おめでとう!
2013年9月9日
で、どうなる?就職戦線
昨日は東京オリンピック開催決定のニュース一色。多少なりとも批判的なニュースが流れるかとも思ったが、手放しに喜び、その開催に期待する声が全てのように感じた。
いくつもの課題はあるだろうが、明るいニュースは元気になるからいい。インフラ整備や新設備建設を始め、自ずと経済に与える影響も大きい。日本経済が活性化すると共に雇用に対してもかなり前向きになるだろう。開催終了後の反動が怖い面もあるが(苦笑)、多くの施策を期待したい。
話は変わって、一昨日の日経新聞の一面に掲載されていた就職関連の記事。既に分かっていることとはいえ、じっくりと読み込んでみた。
16年卒就職活動繰り下げの件は、これまでも議論が繰り返され、我々の業界にとってはかなり大きな問題。メリットもあればデメリットもある。どちらかと言えばデメリット面の方が多く取り上げられ、現段階では僕の意見もそちら側。
しかし、決めた以上は従わなければならないし、その中でアイデアを出し合い、よりいい方向を導き出すしかない。ただ、気になるのは「倫理憲章」から「指針」に変更されること。まだ最終案ということなので決定ではないのだが、その言葉の違いで就職戦線の現場は大きく変わる。
具体的に指針と倫理憲章とはどう違うかを調べてみた。
指針=物事を進めるうえでたよりとなるもの。参考となる基本的な方針。手引き。
倫理憲章=日本経済団体連合会が発表し、新卒者の採用を行うすべての企業に遵守を求めているもの
これでは比較しにくいので、憲章を調べてみると
憲章=重要で根本的なことを定めた取り決め。特に、基本的な方針や施策などをうたった宣言書や協約。
「指針」と「憲章」とでは明らかに言葉の重さが違う。憲章は一定の拘束力があるが、指針は自己判断で決めるとも解釈できる。ということは、基本的な方針はあるものの、守っても守らなくても自由。拡大解釈すれば、どっちでもいいと言われているようなもの。
それを言われる一般企業も困るだろうが、一番戸惑うのは当の学生らではないだろうか。ルールを作るのであれば明確に規定すべきだし、ルールを作らないのであればすべてオープンにすべきではないだろうか。
中途半端さが当事者に迷いを与えてしまうことにはならないだろうか?
そこまでの自己判断を学生に求めるのはちょっと酷なのかもしれない。
と記事を読みながら感じてしまった。
考えるべきは自己の利益だけでなく、中小企業の採用や学生のミスマッチのない就職まで多岐に亘る。
自社のポジションも含め、今後の議論を見守っていきたい。
2013年9月8日
学びを活かせ!インターン生!
一昨日で11日間に及ぶインターンシップが終了した。やはり参加した学生は営業同行が一番印象的で、かつ学ぶことが一番多かったようだ。
イベント運営やPC入力の内勤作業や僕の座学(リップサービスかな・・・)も十分学びにはなったようだが、営業同行の3日間が彼らに与えた影響が大きい。
名大社の営業同行はいいところばかりは見せない。懇意にするクライアントとの打合せもあるが、飛び込み訪問をして門前払いを食らうことも頻繁。営業の美しい場面に出くわすこともあれば、地べた這いずり回る泥臭い面を一緒に味わうこともある。
インターン生はそれを否定的に捉えることはなく、かなり前向きに捉える。それが現実の仕事だと・・・。
この経験を通してこんなことを語ってくれる。「最初は営業の仕事に全然興味はなかったですが、一緒に同行して営業に興味が湧いてきました。楽しい仕事だと思えてきました。」と。それは実際に肌で感じた本音。
一緒に同行したうちのメンバーが働く事の意義、仕事のヤリガイをその途中途中で伝えてくれる彼ら自身の成長や頼もしさも一つの要因だが、そんな捉え方をしてくれたなら、我々としても嬉しい限り。
「充実しすぎで、あっという間の2週間だった。」「インターンシップが終わるのが寂しい。」というコメントも。
(やっぱリップサービスか。もっとゴリゴリやるべきだったか・・・笑)
単純に喜ぶわけにはいかないだろうが、この2週間を通して彼らが経験したことが今後の生き方に少しでも役に立てばいい。
最後の2日間はこれまで学び感じたことを踏まえ、新商品企画のプレゼンと名大社ナビ原稿作成の発表。マーケティングの基礎を学びながら、グループに分かれ新商品開発を行ってもらう。そこに来年入社の内定者も入ってもらって・・・。
学生なりに3C分析やSWOT分析をしながら懸命に企画を練っていた。
企画自体は突っ込みどころ満載で改良点は山ほどあるのだが、その着眼点や名大社の強みを生かした発想は目を見張るものがあった。
これもいい勉強になったとではと自画自賛(笑)。
インターンシップ学生と内定者との記念撮影。みんな素敵な表情。積極的に臨む姿勢はヒシヒシと伝わってきた。
学生同士は仲良くなり、社員ともいいコミュニケーションが生まれ、信頼関係が築かれていった。こんな関係作りができる場もいい。仕事をスムーズに進めるにはお互いを尊重し信用し人間関係を構築することが重要。
今回学んだことをこれから十分に活かして欲しい。
2週間、お疲れ様でした。
そして、ありがとう。僕も楽しませてもらいました。