これからも前向きに 名大社会長ブログ

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Fネットは14期を迎えました。

先週金曜日はFネット(ふるさと就職応援ネットワーク)の13期総会&14期第1回例会。
Fネットとは全国の各地域で人材サービスを行う事業者のネットワーク。
今回からラーニングエージェンシーさんが加盟し23社となった。

僕は会長を任され、この14期で4年目。
まず最初に開催された13期総会で挨拶をさせてもらった。

ちなみに今回もオンラインでの開催。
当初はパフ会長の釘崎事務局長がオープンしたハナリー島で行う予定だったが、
それどころではなくなった。
あっ、ハナリー島とはフォークソング居酒屋のことね・・・。

加盟会社のほとんどは緊急事態宣言もしくはまん延防止等重点措置の地域。
冒頭の挨拶で対象外は山形と長野のみと話したが、新潟もそうだった。
西嶋社長、すいません、勝手に対象地域にしてしまって・・・。

まずは13期の活動報告。
Fネットの例会は2か月に1度開催。
通常会は東京、年1回は各地域で開催するのが恒例だったが、この1年は全てオンライン。

一度も各社の代表と顔を合わすことなく一年が過ぎてしまった。
真面目な議論だけでなく、懇親会での親睦も大きな目的だったので、
一年、そんな機会がなかったのは寂しい限り。

やむを得ないことは理解しているが、これはFネット関係者の共通認識。
今後のリアル開催を希望する声も多かった。
ワクチン接種が終了した段階ではみんな集まりたいね。

総会では僕の方から14期の活動方針を発表。
例会の内容と他の取り組みについて考えを述べた。
概ね了承してもらったので、あとは幹事会で具体化する流れ。
前期は若手研修しかできなかったが、今期は階層別の研修や意見・情報交換会も展開したい。
また、オンラインでの共同企画も。

今回の例会は講演やブレークアウトルームでのディスカッションはなくし、各社の情報共有に特化。
どうしてもオンラインだと一方通行的に僅かな時間しか報告できない。
互いにもう少し深堀りするために報告と質疑の時間を増やした。
それでも結果的には駆け足で終えざるしかなかった。

また、20社近い報告をみっちりきっちりずっと聞き続けるのはかなりしんどい。
Zoomの画面を通して参加者の疲労度が分かりやすく映っていた。
最後は質問も出なくなったり・・・

それでも各社の取組みや地域の景況感、同業他社の動きが理解でき、充実した時間を送ることができた。
午前中は幹事会や他の業務もあり、僕もかなり疲れた。
リアルだとそこまで感じないけど、年齢のせいもあるのだろうか・・・。

こうして14期第1回の例会が終了。
この一年も新たな取組みしながら、Fネットを盛り上げていきたい。

みなさん、どうぞよろしくお願いします。
そして、早く一緒に飲める時を作っていきましょう。

最後は結局、そこだね(笑)。

夏休み前日はインターンのプレゼンで

名大社では今日7日(土)から15日(日)までは夏季休業。
9連休となる。
本来であれば旅行やレジャーなど楽しみたいところだが、今年も我慢せざるを得ない環境。
こればかりは仕方がない。
ステイホーム中心にはなるが、インプットをするにはいい期間。
そんな過ごし方も楽しみにしたい。

休みに入る前日はインターンシップ学生のプレゼン。
昨日は5日間の締め括りとして一人一人がプレゼンを行った。

7人の学生が名大社の「強み」「弱み」を理解した上で、自分を売り込む内容。
付箋にもあぶりだされていた。

自らの「強み」と名大社の「強み」を掛け合わせ活躍できる人材であることをアピール。
一人5分の持ち時間で最大限に自分を売り込んだ。

テレワーク中のメンバーもいるためハイブリットで開催。
学生はより緊張を強いられただろう。

今年参加してくれた学生はコミュニケーション力が高い。
学生同士でも盛り上がり積極的に情報交換を行っていた。
営業同行でも質問攻めにしたり、クライアントでもはっきりと受け答えをしていたようだ。
一昨日のイベントでのキビキビと動き回っていた。

期待感を持ちながらプレゼンを聞いたのだが、その期待を裏切らない素晴らしい内容。
自分の個性を上手くまとめているが、話しぶりも堂々としたもの。
5分が短く感じ、もっと話が聞きたいと思わせてくれた。

たった半日であれだけ披露するとは立派。
夜遅くまで自宅で練習した学生もおり、真剣さが伝わり気持ちいいプレゼン大会だった。

全員を表彰したい気持ちだが、最優秀者を決めなきゃいけなない。
投票の結果、決まったのが唯一の男子学生ハヤシくん。
近年は男子学生が押され気味だったが、熱く語るその姿勢の好感度は高かった。
爽やかだったしね。

記念に名大社Tシャツをプレゼント。
どこにも売っていない貴重なTシャツ。
僕も交じって記念撮影。

仮にリレーマラソンが開催されれば、彼には参加してもらうことに。

プレゼンが終わり安堵した学生。
マスク姿だがみんないい笑顔。

僕を目の前にすると学生らは感謝を述べる。
しっかりと忖度も働く(笑)。

それはともかく学生らのこれからに少しでも役に立てばいい。
これからの活動を期待してるよ。

5日間、おつかれさまでした。
そして、ありがとうございました。

「海の日」は最後の授業だった

今日はオリンピック開会式。
なんやかんや言いながらも日本選手が活躍すると素直に嬉しい。
久保のゴールも痺れたしね。

一般的に昨日から4連休の会社は多い。
名大社もそう。
でも、僕はそうはいかない。
結構仕事の予定が入っている。

昨日の午前中は桜花学園大学に訪問。
所属するRCが提唱する新たなクラブの認証式の打ち合わせ。
いつの間にかガッツリと巻き込まれている。
まあ、これはこれで楽しめる仕事ではあるけど。

午後には誰もいない会社に出社。
先月から担当する南山大学の授業を行うため。
一緒に行うニシダとランチをしながら打ち合わせした後、授業を迎えた。

昨日が全14回の最後の授業。
約130名の学生にしては多くの授業の一つかもしれないが、
非常勤講師の僕らとしてはこの日でもって役割が終了。
ホッとすると同時に寂しかったりもする。
そんな想いをこめて100分を喋り切った。

教えるというよりは考えさせる時間が多いのがこの授業。
授業中は一方的に話すことが多いが、
毎回提出されるレポートを読みながら学生とコミュニケーションを図る。

先月のブログにも書いたが、昨年までと比較しても真面目な学生が多い。
僕とニシダの話を真剣に聴く姿はそのレポートから手に取るように分かった。
その分、こちらも懸命になるんだけれど。

最後は自分ブランディングの重要さ伝え終了。
といってもこれで終わりではない。
学生は試験に相当する振り返りシートを提出しなければならない。
それをチェックし、成績をつけてようやく終了。
まだ仕事は残っているが、大方は昨日で終わった。

今回もニシダにはかなり苦労を掛けた。
スライドを作るのも出欠のチェックするのも彼女。
僕の数倍は時間を費やしている。
改めて感謝せねばならないね。

ご協力頂いた大学OBのゲスト講師のみなさんにも。
パナホーム知多の酒井さん、
海洋堂の後藤さん、
名古屋証券取引所の岡本さん、中西さん、
そして、名大社のヤスダくん、ありがとうございました。

ニシダとヤスダは上司部下の関係だが、
その掛け合いも含め学生にいい刺激を与えてくれた。
彼の語った言葉がいい響きを与えた。

他の外部講師の方々も個性を発揮し、後輩である学生にいい気づきを与えてくれた。
その献身的な対応には改めて感謝。
僕らはこれから活躍する若者を育てることが役割。

「正解のない問いに向き合う」ことの重要さが少しでも伝わっていれば有難いが、
毎回のレポートを読む限り、伝わっているんじゃないかな。
「変化に対応できる人材を目指すこと」に貢献できたはす。

それは僕ではなく、ニシダやゲスト講師の力量が大きいとは思うが・・・。
昨年も同じようなブログを書いているが、
僕らのオンライン授業のスキルも向上し、より伝わったはず。

少しでも「自己とキャリアの形成」に活かしてもらいたい。
機会があれば、リアルの場でも会いましょう。

これからを楽しみにしています。

抗原検査をやってみた

名大社では先週より新型コロナワクチンの職域接種を始めた。
詳しくは今朝のタカイのブログから。
懇意にするクライアントと共同で始めたわけだが、
もう少し申し込みが遅かったら間に合わなかっただろう。

地元TV局のニュースでも取り上げられた。
僕も早々にワクチン接種を行いたいが、
スケジュールが合わず今月下旬になってしまった。

それでも名古屋市が実施するワクチン接種よりも早く対応できる。
僕の周りも徐々に接種した方が増えている。
一日でも早く平常に戻って欲しいのは誰もが願うところ。
もうしばらくの我慢ですね・・・。

そんな状況だが、僕は先週末に抗原検査を実施した。
やましい行動や疑われるような動きをしたわけではない。
明日から開催される「第5回名古屋ファミリービジネス研究会」
少しでも万全な対策を行い臨むため。

これは僕ら主催者だけでなく、受講者全員に実施。
この研究会では共に学ぶことを目的にしているが、
お互いの信頼関係を醸成するため懇親会も行う。
そのためにお互い安心して参加できる環境を作らねばならない。
その一環として全員に明日の開始前に受けてもらう。

ただ僕や株式会社サンコーの櫻山社長はDay1に登壇するため、事前チェックが必要。
当日、実施して
「はい、陽性でした。帰ってください。」
となると講師不在。
あり得ない状況・・・。

そのために事前にチェックを行った。
一緒に事務局を務めるグロースリンク税理士法人鶴田代表の協力で抗原検査キットを準備。
僕も初めての試みで少々緊張した。
中身はこんな感じ。

検査キットと容器、唾液を付ける綿棒のようなもの。
唾液を含んだ綿棒を容器のに入れ液に絡ませ、
容器の液を検査キットに垂らすだけの至って簡単な流れ。

そこから少し緊張する。
検査キットの四角の囲みの色が徐々に赤く染まっていく。
その動きだけと見続けると全面赤く染まる。

それだけ見ると「えっ、陽性?」なんて思ってしまう。
次第に赤色が薄れ、くっきりと線が表れる。
このCの付近に線が表示されれば問題ない。

セーフ。陰性でした。
この検査キットは100%保証するものではないが、簡易さがいい。
ワクチン接種が浸透すると在庫が増えてしまうかもしれないが、
便利なツールであるのは間違いない。

これで安心して研究会に臨める。
それでは明日からの「第5回名古屋ファミリービジネス研究会」をよろしくお願いします。

今週はずっと大学の先生だった

今週は毎日、大学の先生をやっていた。
学生時代はほとんど授業に出ず、
最低の成績で卒業した僕が月曜から木曜まで大学で教えていたのだ。

一つは南山大学。
先日、ニシダがブログで書いた通り、月・木で授業を行っている。
ブログで示しているように結構大変。
僕よりも学生管理も行うニシダが数倍大変だが、準備から当日の授業、
振り返りレポートの熟読、質問への回答とそれなりに時間に追われる。

結構、ハードな仕事。
それが理由でヘパリーゼを飲んだわけではない。
あれはたまたま。
でも、その晩の飲み会でかなり日本酒を飲んだが、翌日はスッキリ。
効きますね(笑)。
これは使えるな。

そんなことを言いたいわけではない。
この6・7月に週2回の授業を行う。
授業は正解がないので、教えてないという話もあるけどね。

そして、今週はそれだけではなく、もう一つ。
火曜日は愛知大学豊橋校舎で登壇。
これもガイダンスとか講演とかではなく、2年、3年生を対象としたれっきとしたキャリアの授業。

会社の宣伝はグッと我慢。
3秒だけさせてもらった。
内容は南山大と被るのでネタには困らないが、OBとして母校愛も語った。
ポスター出てるとか大学案内に掲載されたとか・・・。

30名弱の学生が出席し、久々の対面。
学生の表情を確認しながら話をする方がやり易い。
時々、あらぬ方向に向かいながら話すのも、
ウケを狙うが滑る話のもいい。

定番の嵐のキャリア論を交え、話をさせてもらった。
嵐ネタもそろそろ卒業したいが、それに変わるネタがない。
そう思うと解散は残念。

この授業は録画され、翌日水曜、名古屋校舎で流された。
こちらは300名以上の学生が受講するのでオンラインでの配信。
どんな反応のだったのかな。
少しでも参考になるといいけどね。

豊橋校舎での授業終了後、一人の女子学生が挨拶にきた。
「今日はありがとうございました。一ついいでしょうか?」
「どうぞ、どうぞ」
キャリアに関する質問かと待ち構えていると、
「あの~、嵐は解散ではなく、活動休止なんです・・・」
「あっ、そうか、失礼しました。」

些細な話をしっかりとキャッチするのが最近の学生。
気をつけないといけませんね(笑)。

そして、昨日は再び南山大。
月曜から木曜まで大学の先生。

なんか偉くなったみたい。
ただ、水曜はビデオ配信だし、月曜・木曜もゲスト講師を招いての授業だったので、
威張っていうほどでもない。
嘘はついていないからね。

で、今日金曜日はどうか。
大学の授業もなければ、会社にも行かない。
朝、自宅で仕事をした後は社外取締役を務める株式会社パフの合宿へ。
役員が集合し、一泊二日でこれからの経営を語り合う。
終了後は声がガラガラになっているんじゃないかな。
深夜は・・・。

今週も充実した1週間。
今日も元気に頑張るぞ!
あー、雨は残念・・・。

次回はリアルで会えるのか

先週もオンラインでの業務、打ち合わせ、勉強会と続いた週。
Zoomは仕事、勉強会にも欠かせない毎日のツール。

僕はGWから顎ひげを生やしているが、社内では誰も知らない。
オンラインでやりとりするメンバーだけが知っている。
それも変な話と思いながら、それが当たり前の時代(笑)。

月曜日はFネット(ふるさと就職応援ネットワーク)による
Uターンセミナーが東京女子大学で開催された。

全国の加盟会社及び自治体参加のイベントで、これはオンラインだから可能。
名大社からはシバサキが参加し、東海地区出身の学生の相談。
北海道、沖縄の加盟会社も参加し、Uターン学生にとっては価値のあるセミナーとなった。
講演担当の広報しえん(新潟)の野瀬山さん、ありがとうございました。

Fネット流れでいえば、金曜日は隔月で行われる例会。
この5月は当初、名大社で行う予定だった。
久々に全国から集まり、膝を突き合わせてのリアル開催だったが、日増しに状況は悪くなり断念。
それどころではなくなった。
北海道も沖縄も岡山も加盟するエリアのほとんどがアレの対象になってしまったし。

そうであればオンラインで充実した例会を開くのみ。
ゲストスピーカーの講演、全社情報共有と定番を進めながら、
事前アンケートを反映させ、ブレークアウトルームでディスカッションも活発に行った。

ゲストはラーニングエージェンシーの名古屋支社長の藤井さん。
以前から僕が懇意にする方で、教育研修について語ってもらった。

ブレークアウトルームも毎回やり方を見直しながら実施。
前回までは議論が盛り上がってきた時に時間切れになるケースが多かった。
若干、消化不良な面もあったため、今回はとことん議論が尽くせるよう設定。
話があちこちに飛ぶ我々らしい面もあったが、大きな気づきも得たようだ。
Fネット全体として新たなサービスも生まれるかもしれない。

今回も内容の濃い例会だったが、できれば次はリアルでやりたい。
次回はオリンピック終了後の8月。

7月にFネット事務局長であるパフ会長の釘崎さんがハナリー島というお店をオープンさせる。
例会はなぜかそこでの懇親会もセット。
コロナ禍でのオープンをみんなで応援することに。
本当にやれることを期待したい。

その前に今週25.26日はジモト就職フェア
就活生も第2クールに突入したといえるだろう。
感染対策をバッチリ行いながら、少しでも役に立つ場を提供していく。

オンラインをうまく活用しながら、リアルの場も大切にしたい。
乗り越えるべき壁は大きいが、そこに向かって日々力を発揮するのみ。
来る日を早く迎えたいですね。

55歳のこれから

昨日は55歳の誕生日。
多くの方からお祝いのメッセージをいただいた。
この年齢になっても嬉しいコメントを頂けるのはありがたいこと。
本当に感謝。
ありがとうございました。

金曜日は娘が会社帰りの近くの有名店で買ってきてくれた。
普段は冷たいが、さりげない対応に感謝。

誕生日といってもいつもの休日と何ら変わらない。
5時過ぎに起床しブログをアップ。
10kmのランニングをして、自転車で映画館に行き、まったりと読書をし、夜は晩酌。
いつもよりはちょっと豪華な食事。
そんな一日。
変わるとすれば自転車か自動車かの違いだけ。
まあ、平和な一日。

そんな一日に感謝すると共にそれでいいのかとも思ったりもする。
元々、貧乏性。
何かをしていないと気が済まない。
そんな人生を過ごしてきた。
しかし、これからはもっとゆっくりでいい。
最近はそんなふうにも考えたり。

昨年はコロナ禍で自分に向き合う時間が残念ながら多かったので、今後を考える時間も増えた。
ミッションステートメントも作った。

僕は人生を75年で描いている。
昨日で55歳。
逆算すればあと20年の人生。
この20年をどう生きていくか。
自分なりのプランは作った。
詳細はここで披露しないが、ひとまず設計。

見直しは常に必要。
一歩進んで、一歩下がるの繰り返し。
ある程度満足しても、後悔も悔いも残るのだろう。
もっとこうできたはずだと。

この一年を振り返ってもそう。
これだけ自分の無力さを感じる年はなかった。
頭も体も大して使っていない。
それでも疲れた。

余計に自分の果たすべき役割を考えるようになった。
そもそも~べきが古い価値観。
僕はまだべき論に捕らわれている。

単純に正しいか正しくないか、好きか嫌いかでまとめればいいが、
古い僕は~べきで行動している。
もっと好きなことだけやって生きればとも思う。
そうも言われる。

その好きなことって、何か。
よく分からない。
言えるのは僕が好きなことはさほどなくて、こうすべきだと思うことが好きな方向なんだと。
だからこそミッションステートメントを作り、終わりを思い描くことから始めるのだと・・・。

そんなことを考える55歳。
とうにピークは過ぎた。
目もどんどん見えなくなっている。
それでも老眼鏡は使わない。
ギリギリまで粘るつもり。

おかげさまで食欲も減らなければ、毎日飲んでも倒れることはない。
体も丈夫だ。
これくらいしか誇れるものがない。
しかし、その行動から大きな価値を得てきた。

大切にすることはこれからも変わらない。
まずはこの一年を大切に。

とりとめないブログになってしまったが、これからもよろしくお願いします。

傘寿のお祝い

母親の傘寿のお祝いをゴールデンウィーク最終日に行った。
気づけば母親も今年で80歳。
25歳の時に僕が生まれたのだから、とても計算はしやすい。

これまで古希や喜寿のお祝いもせず、ずっと親不孝でいた。
忙しさにかまけていたと捉えられても仕方がない。
これまでの反省の意味が込められているわけではないが、今年は兄弟が集まってのお祝い。

岐阜に住む弟が長良川沿いの名店「潜龍」さんを予約をしてくれた。
なんといっても80歳を迎える母親。
何かがあっても困る。
コロナ対策を十分とった上でのお祝いの会となった。

当日はあいにくの雨。
晴れていたのなら金華山にそびえる岐阜城も眺められただろう。

自慢の庭園も散策できたのかもしれない。

たまに親孝行するからそんな天気になったのかもしれない。
これも反省なのかな・・・。

久しぶりに3家族が集合。
全員での記念写真をアップしたいところだが、
叱られそうなので誰も興味を持ちそうにない男3人の写真をアップ。

素通りしてもらいましょう(笑)。

これでも僕は由緒正しき山田家の長男。
本来であれば実家に戻り、母親と一緒に住むことを求められる。
父親を4年前に亡くし、一人暮らしをする母親を安心させなければならないが、自分勝手をしている。
ちょくちょく顔は出すものの、その程度。

近くに住む弟に任せきり。
そして妹夫婦にも・・・。
ここは弟、妹に感謝。
口だけ達者でテキトーな挨拶しかできないが、花を持たせてくれることにも感謝。

大きな個室で間隔を開けて座っているので、全員での会話は難しい。
それでもその雰囲気だけで母親は満足だろう。
終始嬉しそうにしていた。

自慢のステーキも平らげていた。

会話として盛り上がるのは子供の頃の話。
それもどうでもいいくだらない内容。

僕ら兄弟は実家の五目御飯が嫌いだった。
今でも記憶にあるが、本当にマズかった。
そして大晦日に食べる年越しのおかずも。

名古屋で暮らし、そんな年越しのおかずは食べたことがない。
切り干し大根とか大の苦手だった。
今では五目御飯も切り干し大根も問題ないが、子供の頃は嫌で嫌で仕方なかった。
本当にマズかった。

母親を弁護すると、料理が下手なのではなく味付けの問題。
残すことは許されなかった。
祖母から厳しくされ、食卓から離れることはできなかった。
僕も弟も今となってはいい思い出。
そんなくだらない会話をしていた。

今は元気な母親だが、老いは感じる。
今度は米寿のお祝いだが、それとは関係なく少しでもみんなが集まり賑やかな場があればいい。
それが最高の親孝行なのかもしれない。
大学生の息子なんかはちゃっかり小遣いをもらっているわけだし。

コロナで心配した面はあったが、このような場を持ててよかった。
いつまでも元気でいてもらいたい。

静かなゴールデンウィーク

今日からGW休暇という企業は多いだろう。
トヨタカレンダーは30日~5月9日までなので、
東海地区は明日から休暇の企業が多いのかもしれない。

名大社はカレンダー通り。
イベントの締め切りも近づいているため、明日も通常通りの勤務。
余裕があるメンバーが有給を取れてるのかな(笑)。

さて、このGW休暇だが、昨年同様、静かな休みになりそうだ。
昨年を振り返ってみると外出はなし。
ブログや日記を確認すると読書とDVD鑑賞ばかりしていた。
映画館も休業だったので、本当にステイホームウィーク休暇だった。

そう思うと今年はまだマシか。
そんな比較をしても仕方ない。
一体、この繰り返しの状況がいつまで続くのか。
ニュースを見ても同じような内容ばかりで、あまり前向きにはなれないし。

じっとしていているにしてもできるだけ前向きには過ごしたい。
どう前向きに過ごすか。
家人は仕事が多く、子供たちも相手にしてくれないので、一人で過ごす時間が多くなるだろう。
それはそれで僕にとっては有意義。

これまでの人生はできるだけ無駄な時間を過ごさないように生きてきた。
貧乏性ゆえ何もしない時間が勿体なかった。
以前、シゲノがブログに書いていたように「一生けんめい、のんびりしよう」、
そんな時間を設けるのもいい。

心身ともに楽な状態。
何も考えずボーっとする。
そんな時間を持つのもいい。

ずっとボーっとしてるじゃないかという声もあるが、それは何かを考えながらボーっとしている。
マジメなこともくだらないことも考えながらボーっとしていた。
そうじゃない時間。
たまにはそんな時間を持ってみよう。

ただ性格的に1日が限界。
2日以上になると「一生けんめい、のんびりしよう」が苦痛になりそう。
それでは意味がない。

きっと世の中には僕と同じような人が多いと思う。
ヒマな時間に耐え切れず、ジタバタしてしまう人が・・・。
ルーティンな活動以外には玄関のボーボーな枝を切るのと、映画館に行くくらい。
映画館もルーティンか。
そうそう、肝心な母親の傘寿のお祝いがあった。
まあ、そんなところ。

全くをもって中身のないブログになってしまった。
これもすべてコロナのせい。
コロナのせいなんだ、ドンドン!!
早く健やかな毎日を送れるのことを祈るのみ。

静かなゴールデンウイーク。
充実した過ごし方があれば教えて欲しい。

成熟企業も成長できるわけね

最近、やたらあちこちで話題となるワークマン。
今月の日経トップリーダーに特集も組まれていたし、
先週の中部マーケティング協会のセミナーでもテーマの一つ。

ここでの主役は写真も講演もトレーナー姿の土屋哲雄専務。
写真だけ見るとどこにでもいる普通のおじさん。
(大変すいません)
しかし、この方がワークマンに入社したことで会社が劇的に成長。

メチャクチャやり手ではあるが、そんな雰囲気を見せることなく、
さりげない振る舞いで会社を成長させたといえよう。
創業家の出身ではあるが商社を経て入社。

それも腰掛けで勤務したのではなく、ほぼ定年まで働かれた。
ワークマンに入社した2012年から2年間は何もせず、
ずっと会社を眺めていただけだという。
その類はそうは言いながらも実際はガッツリだが、土屋専務の場合は本当にそんな感じ。
ただその中で何をやらないかはっきりさせた。

土屋専務の戦略は最新の経営理論を駆使しながらもとてもユニーク。
元々ワークマンは作業服業界では断トツ。
と同時に限界も見え始めていた。
小売店での競合はなく、脅威になるのはネット企業のみ。

その中で業態の変革ビジョンを打ち出す。
しかし、目標に対しての時間制限はしない。
社員を管理しない。
余計なことをせず自分の仕事しかしない。
まとめていえば、頑張らない。

そんなやり方で会社を成長させてきた。
掲げるのは「客層拡大」のみ。
そこだけを考え、どれだけ時間が掛かってもいいから達成へと向かう。

従来のマーケティング手法にSNSを駆使し、新たな業態でポジションを築いた。
改めて大切なのはポジショニングの設定。
自分たちの優位性を徹底的に探り、表面上のSWOT分析では意味がなくその先が大事。

アパレル業界が低迷する中、ワークマンが伸びるのは大きな理由がある。
後出しじゃんけん的に見れば納得しやすいが、強みを生かし横展開を明確にし空白市場を狙う。
そして成功。

聞けばわかるが、今まで誰もできなかったわけだし・・・。
組織が先なのか、戦略が先なのか、常に問われるがワークマンは同時進行か。
ふ~む。

特集記事や講演から自社に活かせることを考えるが、うむ、浮かばない。
ここも時間を限定せず、じっくりと練ることが必要か(汗)。
世の中にはヒントは沢山落ちている。
そこを拾い上げようとすればできないことはない。

その姿勢があるかで差は出るが、姿勢だけでは何ともならないことは多い。
これも積み重ねか・・・。
もっと頑張らないと。
いや、頑張っちゃいけない。

土屋専務は社長は週1回会社に行けばいいという。
これからそうしてみようか。
むしろ近所のワークマンに顔を出す方が重要かもね。

ありがとうございました。