これからも前向きに 名大社会長ブログ

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変革し続ける経営

昨日のブログでも少し紹介したが、
木曜日は「日経 事業承継・M&AセミナーIN名古屋」に参加。
第2部の名南M&A篠田社長による講演も面白かったが、
第3部はあまり関心がない分、よく理解できなかった。
能力不足かな・・・。

今回の目的は第1部の株式会社コメ兵 代表取締役社長石原卓児氏の講演を聴くため。
つい最近では「日経トップリーダー」のセミナーでも講演をされていたが、
都合がつかず伺うことができなかった。
めったに講演される機会はないため、今回のセミナーを知った時には速攻で申し込んだ。

石原氏は名古屋を代表する若手経営者。
僕が親しくさせてもらっていると言うとおこがましいが、近しい存在。
ここ最近は少ないが、飲みながら熱く語り合うことも・・・。

とはいえ、その能力も人格も企業規模も格段に違う。
上場企業の社長とその辺に転がっている愚か者社長。
それは卑下し過ぎか(笑)。

極端にいえばそれほどの違いだが、石原社長は全く偉ぶることもなく、
誰とでも笑顔で普通に接する。
名大社の学生向けのイベントでもトップ自ら足を運び、学生らに自社の魅力を語る。
それだけでも見習うべき存在だ。

やはり話は聞かねばならない。
今回のテーマは「変革し続ける経営」。

創業70年を超える4代目社長としてハンパないプレッシャーの中、
日々、新たな挑戦をされている。
今回の講演ではそれを具体的なデータやフレームワークで知ることができた。

講演を伺い、最初に感じたのがファミリービジネスとして理想的な経営をされているということ。
守るべきものは守り、変えるところは大胆に変えていく。
つい先日行った研究会でも同じようなテーマだったが、まさにお手本のような経営。

それは言葉でいってしまえば、簡単で当然のようにも思えるが、
それを実践していくには数知れない苦労がある。
石原社長の経験も全てが順調というわけではなく、外部環境の変化に翻弄され、
その都度、方向転換を迫られ、絶えず新たな試みをされている。

リーマンショックを乗り越えてきた者同士、共感する面が多いが、
僕の小さな苦労とは比べ物にならない。
いい意味でも悪い意味でもマスコミの注目を集めているので、
数字が落ち込めばすぐに露わになってしまう。
2年前のチャイナショックはその典型とでも言えるだろう。

しかし、そんな時でも石原社長は逃げることも誰かのせいにすることもなく、
スピーディーな対応をし、社員さんへのメッセージを発する。
それが企業の原動力、団結力となり業績をV字回復させる要因となっている。

そして、この講演でもよく出た言葉が家族と誠実。
全国各店舗に出向き、挨拶するだけでなく懇親会も含めコミュニケーションを図る。
これも簡単そうで簡単ではない。

大胆な戦略ときめ細やかな配慮が今のコメ兵さんを作っているのだろう。
身近にこんな方がいるのは僕にとっても大変有難く刺激的。
何より自分のダメさ加減がわかっていい(笑)。

今回はありがとうございました。
そして、次回、一緒に飲める時を楽しみにしています。

日本採用力検定協会って知ってる?

今週は何かと大変。
火曜日は台風21号が直撃で東海地区も被害を被った。
交通機関も運休のため昼12時には業務を終了。
誰も足止めを食らうことなく帰宅することができた。
早めの帰宅でニュースを見ると自分たちの状況がまだ恵まれていることも確認。
被害にあわれた方にお見舞いを申し上げると共に早い復興を願うのみ。

昨日未明には北海道の地震。
朝のニュースは衝撃だった。
娘が北海道旅行中で心配したが、無事の確認は取れた。
しかし、身動き取れない模様。
友達と一緒なのが救いかもしれない。
連絡手段を含め電源が大丈夫なのかと変な心配もしてしまう。

そんな時でもひとつひとつの仕事は動いていく。
いや、動かしていかねばならない。

僕は昨日から東京出張。
午前中はインターンシップ学生にワークを実施し、急いで移動。
東京で開催される「日本採用力検定協会 第1回シンポジウム」に参加するため。
僕はその存在は知っていたものの、
具体的な中身に関しては何ら知識は持ち合わせていなかった。

ただここに関わる方はHR業界では有名な方ばかり。
それだけでも集客できるのでは?と思ってしまう。
詳しくはHPを確認してもらえればと思うが、錚々たる顔ぶれ。

この方らが日本の採用事情を語り、
採用のあるべき姿を語るのだから説得力がある。

理事長はパフ社長の釘崎さん。

挨拶の後、採用と採用力の重要性を話されたがあまり覚えていない(笑)。
キーワードとしては「社会最適」くらいかな。

その後はイケメン理事でビジネスリサーチラボ代表の伊達さんの説明。
採用力の定式化には17の要素があるという。
こんな僕でも採用戦略で講演依頼をされるケースが多く
エラそうに喋るわけだが、伊達さんの論理立てた説明はより分かりやすい。
うん、これは使わせてもらおう(笑)。

大事なのは人材要件や求める人材像を明確に言語化すること。
ボキャブラリーが問われる。
コミュニケーション能力があって、地頭がいい人なんて、
なんの説明にもなっていないのだ。

それはその後、講演された人材研究所の曽和さんも
検定問題に絡ませながら分かりやすく説明されていた。
やっぱり曽和さんの話は面白い。
今度、名大社でも話してもらおう(笑)。

これだけ売り手市場になると企業規模とか知名度とか
採用成否のポイントになると思われがちだがそうではない。
企業もしくは採用担当者の採用力によって変わってくる。

ただ残念な事に、その現実に目を背ける採用担当者も多い。
言えるのは目を背けていたらいい採用はできない。
この検定を受けるかどうかはともかく、個々人が採用力を高める必要があるのは事実。
結構、ハッとさせられた人は多いんじゃないかな。

昨日はそんな感じで過ごした一日。
日本採用力検定協会って知ってる?。
知らない人がほとんどだと思うが、これをきっかけに活用いただきたい。

今日は朝から「ふるさと就職応援ネットワーク」の幹事会。
午後からは例会へと続く。
今回から会長としての仕事になるが、さて、どうしていくべきなのか。
就職環境が大きく変わる恐れもあり、議論する内容は尽きないけど・・・。

久々に皇居を走りながら、考えたいと思う。
な~んて・・・。

今年もやりますぞ!西川塾特別例会!

僕が所属する経営塾のひとつ西川塾。
塾主のユニー創業者の西川俊男氏が逝去されてからも塾生だけで運営は継続。
亡くなられ3年9か月の月日は経過しているが、
参加する僕らは塾主の意思を大切に今も活動している。

普段は2ヶ月に一度の例会であったり各班ごとの勉強会だったりするわけだが、
年に一度大きなイベントを開催する。
それが特別例会。
伊勢湾台風がこの地区を襲った9月26日に毎年開催する。
この日は西川塾主が事業を行う上で最も大切となった日のため、
僕たちも意志を引き継ぎこの日に開催。

こちらは今の事務局メンバーが中心に立案。
僕はアドバイザーという一応事務局側のメンバーだが、
あまり働きもせずに注文ばかりつける面倒くさい存在(笑)。
今回の企画についてもほとんど協力することなく練られていった。
すいません・・・。

一昨年は大垣共立銀行 土屋頭取
昨年は元F1ドライバー山本左近氏
この地区を代表する方に講演を頂いた。

そして、今年は有楽製菓株式会社 代表取締役会長の河合伴治氏。
話題の企業のトップを招へいした。

なかなかやるじゃないか・・・。
ブラックサンダーにまつわるエピソード、またヒットが生まれるまでの苦労話も聞けるだろう。

そんな僕も集客くらいは協力せねばならない。
今更ながら、というよりも締め切りが明日という段階になって宣伝。
参加者は集まっているとは思うが、ここで広報します。

西川塾二期生会 特別例会2018
<日時>2018年9月26日(水)
講演会/17:00~18:30 懇親会/18:40~20:00
<会場>キャッスルプラザ3階(孔雀の間)
名古屋市中村区名駅4-3-25
<費用>講演会無料、懇親会7,000円

今回は懇親会も参加される方を優先してご案内するという。
ぜひ、参加したいという方は直接、僕まで連絡を頂きたい。
申込み状況ではお断りする可能性はあるが、まずは一言声を掛けて欲しい。

きっといい特別例会になるだろう。
楽しみである。

グランパスは立ち直ったのか

名古屋グランパスのサポーターの大半は諦めかけていたかもしれない。
J2降格もやむ無しと思っていたかもしれない。
16節まではダントツの最下位で、何連敗(引き分け含む)かも分からないくらい。

しかし、僕は信じていた。
絶対このまま終わらないはずだと・・・。
ベンゲル監督時代にリーグが中断しキャンプ後にチームが見違えたように、
きっと風間監督も同じようなことを起こす・・・。

そう信じていた。
いや、正確に言えばそう信じたかっただけかもしれない。
ここにきて、それが現実となりつつある。

リーグ再開後、グランパスは浦和レッズに敗れたものの、その後は引き分けを挟み4連勝。
僕の期待通りの動きをしている。
読みは正しかったわけだ。

まるで分っていたかのような書き方だが、実際はそんなことはない。
補強した日本人選手はほとんど知らない選手ばかりだし、
そもそも補強前も知らない選手は多かった。
グランパスファンであることは間違いないが、今シーズンはスタジアムに一度も行っていない。

うちのウスイくんは度々応援に行っていたり、スポーツバーでも観戦しているので、
そこと比べてしまうと熱さも足りない。
しかし、彼が声援すると殆んど負けるので、サポーターとしての罪は重い。
あまり応援しないで欲しいというのがみんなの願いじゃないかな(笑)。

何よりも目立つのがジョーの活躍。
さすがの中日新聞は見逃してはいない。

なぜ、日経新聞は大きく取り上げない。
当たり前か・・・。

今のペースでゴールを量産すれば、得点王も遠くない。

そして、肝心なのは明日のサガン鳥栖戦。
残念ながらジョーは出場停止だが、今の勢いのまま突き進んで欲しい。
今日時点で16位だが、この一節では結果次第で14位まで浮上する。
降格圏からも脱出することができる。

中にはトーレスの活躍を見たいサッカーファンもいるだろうが、
トーレスの活躍は昔グランパスで活躍した選手で十分。
(言っている意味わかるかな?)

パロマ瑞穂スタジアムはきっと盛り上がるだろう。
明日の結果でグランパスが完全に立ち直ったといえるはず。

健闘を祈る!

本当に大学の先生になれるのか?

この9月より南山大学経済学部でキャリアの授業を担当することになった。
就職ガイダンスや単発の授業を務めたことはあったが、
1クオーター15回のクラスは初めて。

授業の進め方も出席の取り方、レポートの管理方法もよく分からない。
担当の先生から教えてもらうがいまいちイメージが湧かない。
自分自身、その世界から遠ざかっているのも原因の一つ。

そんな時有難いのが仲間や懇意にさせている大学関係者の存在。
僕の陳腐な疑問にも親切に答えてくれるし、無理なお願いも聞いていただける。
キャリアの講座を受け持つ先生の知り合いもいたので、
いくつかの講義も見学させてもらった。
テキストも提供してくれたり・・・。

そんなリアルな場面を見せて頂くとこんな僕でも徐々にイメージが湧いてくる。
どんなことを教えるべきか、語るべきか、おぼろげに浮かんでくる。
既にシラバスは提出してあるんだけどね(笑)。

先日、南山大学にお邪魔した時も前年まで担当された教授から丁寧にその特徴をご教授頂いた。
大学の教授というのは上から目線でツンケンしている方が多いと思ったが、
(昔のイメージのままですね・・・笑)
そんなことは全くなかった。

学生の目的意識から過去8年の受講数、レポートの内容まで情報提供頂けた。
それも親切丁寧に・・・。
そして、頂いたのがこちら。

先生の専門は経済学なので、この分野は補完的な役割だと思うが、
このように著書まで出されてしまった。
そして、後任となる僕に参考図書として提供して頂けた。
とても嬉しいことであり、ご縁でもある。
ありがとうございます。

僕のような中小企業の社長が大学の授業を任される時代になったのは驚きでもあるが、
時代の流れでもあるのだろう。
もちろんキャリアカウンセラーの資格を取得していることも要因の一つだが、
柔軟な時代にもなったということ。

きっと僕が学ぶべきことも多い。
ただ今不安なのは、授業が始まってからのこと。
僕は勝手に30名ほどのクラスをイメージしていたが、話を聞くと80~100名が受講するという。
レポートを読むだけで一日が終わってしまうではないか。
これでは夜、飲みに行けなくなってしまうではないか。
その不安が僕の全身を襲うことになった。

それはともかく、これも僕の新たなチャレンジ。
この8月中に頭の中を先生モードに切り替えておくかな(笑)。

日本企業の少し未来の働き方

先週金曜日にsansan主催の講演会に参加。
題して「日本企業の少し未来の働き方」

基調講演は慶応義塾大学大学院教授の夏野剛氏。
iモードを開発した人でもある。
かなり古いか(笑)。

この方の講演も一度伺いたかったので、いいタイミングで情報が届いてきた。
この講演は先着順ではなく抽選。
厳正な抽選の結果、見事当選。
そんな応募数が多かったのかな?(笑)。

会場はヒルトン名古屋でそれも通常セミナーがよく開催される4階ではなく28階。
それだけでもプレミア感がある。
僕は時間の関係で出席しなかったが、
シェアタイムとして豪華ブッフェもセットされていた。
これが無料なのでかなりの大盤振る舞い。
今のsansanさんの勢いを表しているのかな。

夏野氏の講演タイトルは
「IT・IoT時代に求められる企業競争力と働き方」
冒頭からNHKwebのワールドカップの映像を見せながら、
現在の日本のtechnologyについて語られていた。

僕は初めて知ったのだが、NHKwebではW杯のゲームをいろんな角度から4画面映し出す。
この技術は10年前から出来上がっていたのだが、
今回の放映で初めて適用された。
夏野氏はこれが日本の成長を止めている一つの要因と言われる。

規制でがんじがらめにすることで新しい技術の取り込みが遅くなるようだ。
それは日本の生産性が低いことにも繋がっている。
この20年で日本の生産性は変わらないのに対し、
米国では98%、フランスでは60%、ドイツやイギリス、韓国も含め相当伸びている。
それに対し、これだけ働いてる日本はさっぱり。
GDP成長率を分かっていない政治家が多いのも原因のひとつ。

日本はデジタル革命にも乗り遅れ、
その理由は規制がイノベーションを抑制している、
リーダー層の低いデジタルリテラシーが原因とも・・・。

かなり国全体や政治家、経済界に批判的な意見を述べられていた夏野氏だが、
ここまで遠慮することなく、思い切った発言をされたことは新鮮。
これだけはっきり言われると却って心地よかった。
と同時に国内全体や自分たちに対して危機感も芽生えてきた。

このままでは日本が生き残っていけない。
夏野氏自身、強い危機感を抱いているよう。
社会システムを大きく変化させていく必要があると・・・。

そのための3つ。
組織体制の変化、
意味のなくなる平均値議論、
リーダーの役割変化。

結局、旧態依然とした組織体制や利害調整型のリーダーでは通用しない。
それは組織が大きくなればなるほどそんな傾向はある。
まさに池井戸潤氏の小説の世界。

まだまだ上を向いて仕事をしている現実も多いのだろう。
となると生産性が上がらないのも頷ける話。
夏野氏は日本を立て直すために2つが重要だという。
ふたつの「そうぞう(創造、想像)」を社会の中心にする。
そして、リーダーが甘えを断つ。
リーダーは判断スピードも求められるわけだ。

今回の講演テーマは企業競争力と働き方だが、
結論的にはリーダーとして、経営者としての在り方を問われていると感じた。
現状の満足が一番危険。
僕自身が摩擦を気にせず、もっと甘えを断たねばならない。

いい勉強になりました。
ちなみに本講演、撮影は問題なし。
参加者の多くはスマホでスクリーンに映し出されたスライドをバシャバシャ撮っていた。
これも時代の変化かな。

目は常に外向きにしていかなばならない。
貴重な講演をありがとうございました。

来年度の新卒採用を予測する

一昨日19日はディスコさん主催の「キャリタス人財採用セミナー2018」。
今年の採用戦線と次年度を予測するセミナー。
同業の場合、参加を拒否されるケースは多いので、こっそり潜入。
というわけではなく、きちんとご招待頂き参加させてもらった。

各社のデータは比較しながら見ることが多いが、微妙な違いが特徴だったりする。
ディスコさんの場合、企業は大手企業、学生はアッパー系大学中心のデータが特徴。
僕たちが普段接するメインと違う点がいい学びとなる。
インターネットでのアンケート集計を基に分析をおこなう。
そこから今年の傾向が見えてくる。

今や就職戦線はインターシップが中心。
以前は就活の上にインターンシップが乗っかる形だが、
今や順序に従うような流れ。

別の方がインターンの変化を上手い具合に説明されていた。
18卒は優秀層がインターンを活用。
そこから19卒は行った方がいい存在になり、
これからの学生、20卒は行かないとヤバい存在。

もはやインターンシップは就活のメインと表現してもおかしくない。
地方との温度差はあるものの、その表現が腑に落ちた。

超売り手市場といわれる環境の中で学生の行動も大きく変化している。
それはナビによるエントリーもそう。
5年前の平均エントリー数は85.5社だったのに対し、今年は30.7社。
1/3に減少。
それも3月1日以降の就活で知った企業の割合は2.2割。
すなわち6社しか知らない会社にエントリーしない。

このデータだけをみると3月以前に社名を知ってもらわないと
採用活動でほとんど勝負できない。
さすがにこれは極端だと思うが、それくらいの危機感と厳しい現実が待っている。

企業選びの重要性も時代と共に変化している。
「働き方改革」が叫ばれることも影響しているのだろう。
以前は重要視されていた「仕事内容が魅力的」が大きく下がり、
将来性、待遇、福利厚生など「働きやすさ」の重要度が増している。

企業側の訴求ポイントも変えていかねばならない。
もはや「若いうちから活躍できる」なんて言葉は何も伝わらない。
そんな状況だ。

このようなデータだけ見ていると
名大社のクライアントの中心である中小企業は圧倒的不利。
ここ数年その傾向性はあったが、さらに加速した感じ。
個々の戦略を大きく変える時期なのは間違いなさそう。

この流れはしばらく続く。
20卒採用も企業側の積極的姿勢は増しており、売り手市場は継続。
今年採用が成功した企業でも来年は一から見直しを迫られる。
予算や手間は掛けない、人は割けない、でもいい学生を採用したいなんて考えは、
時代錯誤も甚だしいといわれてしまうだろう。
僕はそこまではいわないけどね(笑)

そんな中で20卒採用に向けて力を入れるべき点がある。
ブログでは披露しないので、個別に聞いて欲しい。
それは僕も以前から大切だと思ってきたこと。
やっぱり現場に戻ってクライアントに提案するべきだな(笑)。

ディスコさんのセミナーではいい意味でのヒントも頂いた。
ヒントに悪い意味なんてないか・・・。

昨日、名大社では19卒向けの合同説明会を開催し、
今も4年生や企業をサポートしている。
こちらも継続させながら本格化する20卒採用に対しても対策を練っていきたい。

いいスタートが切れた「名古屋ファミリービジネス研究会」

今週水曜日から始まった「第2回名古屋ファミリービジネス研究会」。
おかげさまで今回は同族企業の経営者を中心に
定員20名ピッタリでスタートすることができた。

今回も名古屋と謳いながらも名古屋市内の企業は8社のみ。
過半数は名古屋以外の企業。
遠くは大阪から、また岐阜県美濃市、愛知県田原市からもわざわざ参加頂くことになった。
前回は女性経営者が3名出席されていたが、今回は全て男性。
少々暑苦しいが(笑)、まずは感謝!
ご参加頂き、ありがとうございます。

企業規模、業態、自己のポジションも異なることで場がより刺激的になる。
また、今回のグランドルールでもあるようにこの場での話は
この場だけに留めておくことでお互いが安心して自己開示できる。
そういった雰囲気作りもこのような勉強会には重要。

前回通り最初は僕が挨拶し、ファミリービジネスの基本を共有し自己紹介を促す。

前回はいつもかなり時間オーバーし運営スタッフや講師に迷惑を掛けたが、
今回は持ち時間ちょうどで終えることができた。
これも場数なのかな(笑)。

そして、初回の講師は西やんこと名古屋の名ファシリテーター西田敬一氏。

西やんが最初に登壇することでお互いの距離感がグッと近くなり
人間関係が醸成されていく。
僕はどうしても席を外さなければならず西やんの講習は聞けなかったが、
あとで話を聞く限り大好評。

それは僕がその後駆け付けた懇親会での盛り上がりで一目瞭然。
お互いが積極的に交流していた。
この懇親会もほぼ全員参加頂き、
お開き後もまだまだ話足りないようであった。

この名古屋ファミリービジネス研究会については名大社が事務局であり、
会社の忙しいメンバーを手伝わせることも難しいため、
僕が中心に動かねばならない。

通常業務も忙しく、当初は正直、面倒に感じることもあったが、
(すみません・・・)
参加者皆さんの表情を眺めていると開催してよかったとつくづく思う。

この流れで進めていけば、第1回同様素晴らしい研究会になっていくだろう。
みなさま、次回以降もよろしくお願いします。

TVはやってきたけれども・・・。

そんなに古いテレビではない。
購入した当時はSONYの最新モデルでサイズも50型。
しかし、3年ほど前から電源の調子が悪く、
一度スイッチを切ると主電源を切らないと付かなくなってしまった。
それでも支障がなかったので、保険も使わず修理も出さず、そのままの状態で使っていた。

それが1か月前くらいだろうか。
テレビを見ているといきなり電源が落ち、しばらくつかなくなることがしばしば。
実に面倒な存在になってきた。
そのため、新たなテレビを購入するために量販店へ。

関心がなければ時代の流れについていくことはできない。
今やテレビの主流は4Kで55型。
60型以上も多いことが初めて分かった。
どのメーカーもフレーム幅が薄くなっているので、より画面がデカく見える。

あれこれ検討した上、決めたのがシャープのAQUOS。
一時代を築いたブランドで一旦は奈落の底に落ちたが、最近は復活してきたという。
価格面もあったがAQUOSの54型を購入。

そのテレビが納品されたのが、先週の火曜日。
購入を決めた時から、今までのテレビが機嫌を損ねたのか、
頻繁に電源が落ちるようになった。
先日の日本vsベルギーが試合の経過も心配だったが、
電源が落ちるかも心配だった。
結果として責務を果たし、仕事を全うしてくれたことは一応、感謝しておこう。

ベルギー戦終了後に届いたテレビ。
さすがにデカい。迫力がある。
そして、気になったのがこれ。

今やどんなテレビでもインターネットに繋がるようになっている。
SONYのリモコンにもっとネット動画へアクセスできるようになっている。
これでは息子を喜ばせるだけのこと。
今日現在はまだネットに繋げていないが、
無線で繋げたら息子のためのYouTubeワールドになってしまう。
それは恐ろしいことだ。

今回のテレビ購入でリモコンがこうなっていることを初めて知った。
言い方を変えれば家電メーカーがテレビを売ろう思えば、
ネットを取り込んでいくしかないという証。
もはや地上波、BS、CSだけでは勝負できないということか・・・。

僕にとってはどんなに画像が美しくなることより、
どれだけサイズが大きくなることより、
リモコンがネットと繋がっている方が驚きは大きい。
そんなん、当たり前じゃん!
と言われるだろうが、あまりテレビを見なくなった者としては結構な衝撃。
あらためて時代の変化を感じた。

あと1ヶ月くらい経つとデカい画面で
Amazonプライムの映画を観ている自分がいるかもしれないけど・・・。

それでも期待している

始まったW杯決勝トーナメント。
少し前まで全く気にしていなかったが、
今日の夜中というか明日の明け方というか、
日本×ベルギー戦が行われる。
夜の予定はあるが二次会には参加せず、
早々に睡眠をとり午前3時前に起きるようにしたい。

最近、話題になっているのは西野監督の采配。
一昨日の日経新聞で手腕が取り上げられていたのには驚いた。

確かにポーランド戦は観ていてつまらなかったし、
その場ではこんな戦術でこれでいいのか?と思っていた。

しかし、結果がすべての世界。
その戦術は正しかった。
サッカーでもビジネスでも結果がすべて。
プロセスがよくても結果が悪ければ評価されない。
厳しい世界ではそれが当たり前。
結果から原因を探るべきだし・・・。

監督就任時や親善試合ではボロカスに言われていた西野監督だが、
この1ヶ月で急激に評価を上げた。
それだけ世間は無責任といえるし、結果しか見ていないともいえる。

あまり話題になっていないが、西野監督は名古屋グランパスでも指揮を執っていた。
結果は振るわず2シーズンで役割は終了。
僕自身、あまり魅力的に感じなかった。
戦力的にみればもっと上位でもよかったはずなのに。

それが代表監督就任前の西野監督の僕の評価。
だから、代表監督に決まった時は、「今さら・・・」と思ったのも事実。
それが決勝トーナメント進出なので、所詮、素人なんてそんな判断しかできない。

もうひとつ西野監督で印象的なのはこの書籍のこと。
当時のオリンピック代表を描いた「28年目のハーフタイム」。

もう20年以上前のことなので中身はかなり忘れてしまっているが、
「マイアミの奇跡」と呼ばれたブラジル戦とその前後のことが書かれている。

今でも僕の一番好きなサッカー選手は中田英寿。
彼との確執が克明に書かれている。
この頃、金子達仁氏らの書籍を貪るように読んでいた。
ここには西野監督の苦悩も書かれているし、今の代表監督に繋がるための学びもあった。
この経験が今の采配を含め、活かされている点があるのではないだろうか。
そう考えると明朝の采配は見もの。

ベルギー相手に負けたところで、誰からも文句を言われることはないだろう。
しかし、その采配で文句を言われることは予測できる。
それは結果がすべてだから。

ただ、期待したい。
日本の勝利を。
日本代表を応援する者として、
西野監督の魅力を理解したい者として・・・。