これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「これからを思う」の記事一覧:

ご迷惑をお掛けします

少なからず過信があったのだろう。
自分の体が丈夫であると・・・。

日曜日の午後あたりから咳が激しくなったので、
月曜の朝礼後、会社近くの内科で診察。
せき風邪という診断で薬だけもらって通常通りの業務を続けていた。
そんなもんはちょちょいのチョイ。
すぐに治るだろうと安易に考えていた。

しかし、薬を飲んでも一向に咳は止まることなく、喉はさらに痛くなってきた。
火曜は翌朝の岐阜市倫理法人会での講演のため岐阜のホテルに宿泊。
何とか無事に済ませたものの、体は復調せず。
昨日の朝はかなり酷い状態だったので、自宅付近の内科で再度診てもらった。

診察結果はなんと肺炎。
チーン・・・。

「血液検査の結果もありますので、土曜日に来てください。」
「あの~、大事な予定があるですけど・・・」
「はあ?休んでください。」
「運動はできますか?」
「できるわけないでしょ。ダメです。」
「週明けにお客さんのゴルフコンペがあるんですが・・・」
「お客さんも大事だろうけど、自分を大事にしなさい。ダメです!」
と一蹴された。

帰宅後、週明けの予定をすべてキャンセルした。
そんな時に限って重要な予定が入っている。

明日は母校の同窓会65周年記念事業がありその先導役を任されていたがキャンセル。
週明けは珍しく2回のゴルフコンペに参加する予定になっていたがキャンセル。
その他、細かい予定もすべてキャンセルした。
いろんな方に迷惑を掛けることとなってしまった。
本当に申し訳ありません。

来週末はいびがわマラソンもあるが、多分、これも無理だろう。
昨日のブログでは出る気満々だったが、お恥ずかしい限り。
情けないがこれが今の状態。

まずは体を休め、体調を回復させるしかない。
といいつつ、肺炎なんて患ったことがないので、
日中に何をしていいのかも分からない。
何もしないことが一番いいことなのか。
こんな時、貧乏性は困る。

とにもかくにも、しばらくご迷惑をお掛けしますが、どうぞよろしくお願いします。

今週末から社員旅行なのだ

昨晩は台風の影響で凄い雨。
今朝はまだ風が強いですが、選挙も終わり、
落ち着いた1週間となるのでしょうか。

そんな1週間の始まりですが、
今週末の27日(金)から29日(日)の3日間、名大社では社員旅行。
27日(金)は会社はお休みとさせて頂きます。
会社都合で申し訳ありませんが、ご理解のほどよろしくお願いします。

名大社では外部環境の大きな影響を受けない限り、
2年に1回は2泊3日の慰安目的の旅行、
もう1回は1泊2日の学びを目的とした研修旅行と決めている。

昨年は研修旅行だったので、今年は慰安目的の旅行。
今回は宮崎~鹿児島の九州への旅。
僕は旅行会社とある程度の段取りとお金だけを決め、
後は幹事に任命したトミタとコジカにすべて任せることにした。

2人で社内でヒアリングを繰り返しながら、計画を練り全体的な流れを作ってくれた。
前回までは紙ベースの案内を作っていたが、今年はスマホ対応での案内。
少し前にこんなしおりを送ってきた。

なんじゃこりゃ・・・。
こんな内容でも誰も文句を言わないのが名大社のおおらかなところ(笑)。

一体、どんな旅行となるのやら・・・。
かなり乱れそうな予感もするが、社員旅行には厳格ないくつかのルールがある。

必ず全員で行動を共にすることと全員で宴会をすること。
これでより一体感を醸成しようという姑息な考えだ(笑)。
しかしすべてではない。
初日、2日目の霧島、知覧は団体行動だが、
3日目はいくつかのグループに分かれ行動する。

ゴルフチーム、シーカヤックチーム、食べ歩きチーム、観光チームに分かれ、
それぞれの企画を楽しむようだが、誰がどこに属しているかは全然知らない。

ちなみに僕は珍しくゴルフチーム。
最近、メキメキと上達していること(笑)と
11月に外部のコンペが控えているのが選択の理由。
最近のスコアがまぐれでなかったことを証明しなければならない。

それはさておき、こういった行事が全員で実施できることが嬉しい。
厳密に言えば家庭の事情で1名が欠席となるが、あとは全員参加。
希望者のみで実施するとか、旅行はあるけど行動はバラバラという話もよく聞く。
それはそれで仕方ないが、やはり行くなら全員で楽しみたい。
それを参加メンバー全員が期待していると思う。
僕はある意味、これが名大社の強さだと認識している。
思いこみかな・・・。

今のところ、天候も期待できるようなので、
しっかりと仕事を片付けて当日を迎えるとしたい。
金曜のお休みはお許しを頂きたい。

では、それまで懸命に仕事に励んでいきましょう。

「シゴト発見インターン」一期生発表会

昨日は「シゴト発見インターン」の一期生発表会。

「シゴト発見インターン」とはなにか?

これです。

学生が企業の取材を通して企業の魅力を知り、それを採用広報として発表するもの。
1か月間、学生は企業訪問へのマナーから、取材のポイント、
プレゼン資料の作成を学ぶ。
その集大成が昨日というわけだ。

昨日は6チームの学生と6社の人事担当者が集まり、
名大社のセミナールームで発表会が開催された。

僕は昨年に引き続き審査委員長という責任の重い立場。
6チームのプレゼンを聞き、それに点数をつけ、最優秀賞を決める役割。
票が分かれたり、判断に困った時は審査員長に委ねられる。
1チームの学生には喜ばれるが後のチームには恨まれるので、
本当は逃げたいところだが、そういうわけにはいかない。

そんな話はどうでもいい。

昨年からスタートしたこの企画。
元々はパフさんの「100×10チャレンジ」を参考に名大社風にアレンジした。
学生にとっては学びが多いのは言うまでもない。

昨日の6チームのプレゼンも素晴らしかった。
学生らしいガチガチの緊張感や上手く喋ろうと思うばかりに原稿を読んでしまう面もあったが、
どのチームも個性に溢れ、聞いているこちらが楽しめる内容だった。
各チームの発表後に取材先の担当者にコメントをもらうのだが、
そのコメントも温かく、かつ厳しく学生には刺激になったと思う。
学生のプレゼンをそのまま採用ツールとして使いたいと言われるほど、
学生目線の発表は担当者にも響いたようだ。

審査員が密室で評価し、最優秀賞を決める。
いろんな議論はあったが、忖度なしにそこは判断。
優勝チームは「なちゅらる」。
写真がないのは残念だけど、とてもバランスと獲れた発表だった。

僕は一人ひとり修了証書を読み上げ、手渡す。
学生の充実感がこちらまで伝わってくる。
安堵と共にやり切った感が十分に感じられた。

最後は人事担当者と一緒に記念撮影。
僕はウメが撮影している場を撮影。

みんないい笑顔をしていた。
この経験がこれからの学生生活に必ず役に立つ。
就職活動のためだけに行っているわけではないが、就職活動にも間違いなく活きる。

一期生の活動は昨日で終了。
二期生も大いに期待したい。

「名古屋ファミリービジネス研究会」が始まりました。

昨日からスタートした「名古屋ファミリービジネス研究会」。
同族企業の経営者もしくは後継者の方に名大社のセミナールームに集まって頂いた。

名大社のクライアントもあれば協力メンバーのクライアントや
知り合いもあり、多彩な顔触れ。
僕も初めてお会いする方が半数以上でとても新鮮な場となった。

以前のブログでも紹介した通り、ここから半年間月1回のペースで開催していく。
開催前から名刺交換や自己紹介で会場内はいい感じで盛り上がる。

僕はコーディネーター的な役割で、
ファミリービジネスの特徴やジェノグラム(家系図)を軽く説明。

といいつつ、本来は30分の持ち時間を15分ほどオーバー。
いきなりメインとなる講師西やん(西田敬一氏)に迷惑を掛けた。
西やん、ごめんね・・・。

全6回の勉強会のトップバッターは研修講師やコンサルを行う西やん。
普段は組織作りのコンサルを行ったり、「箱から脱出する方法」のセミナーを行っている方。
ぱっと見はチャラいが(笑)、実は人間味溢れ頭のキレる方。

今回のテーマは「ファミリービジネスの人間関係を劇的に改善する方法」。
初回の昨日は基礎編として、2つの心の持ち方、そして心の持ち方を決める「選択」について、
全体のワークを通し学びを共有。
参加者全員が自分自身に当てはまる面も多く、納得する面も多かった。

3時間の勉強会はあっという間に終了。
続いての恒例行事、懇親会の場に移った。
予定のあった2名を除き全員が参加。
ここではお互いのことを語り合い親睦をはかる。
いかん、写真を撮るのはすっかり忘れてしまった・・・。

同じ立場の方が集まる場合、このような懇親会も重要。
全く業種の違う同様な立場の方が集まるので、気兼ねなく話ができる。
こんな場が嬉しいという声も多くもらう。
お互いに腹を割り、会社のこと、自身のことを語り合った。
僕もとても面白い話が聞けたのだが、ここは守秘義務もあり内緒。
かなり盛り上がった状態で終えることができた。

今回参加頂いた方は20代後半から50代までと幅広い。
しかし、全体を見渡すと一瞬のうちに打ち解けたようだ。
こんな雰囲気がたまらなくいい。
まだ、アンケートを読んでいないので昨日の満足度は分からないが、
間違いなく得るものは大きかっただろう。

昨日はありがとうございました。
次回以降もよろしくお願いします。

そして、西やん、お疲れ様でした。
サポートメンバーの齊田さん、櫻山さんもね・・・。

ウサミよ、幸せになれ!

昨日は3年目ウサミの結婚式。
実は昨年4月に入籍をしているのですでに既婚者。
しかし、普段はそれを感じさせない生活をしているので、
こうして挙式と披露宴が行われると
「あっ、そうだったのね・・・」ということが理解できる。

あいにくの雨模様だったが、気持ちは晴れ晴れとするいい結婚式だった。

まずは挙式。

お決まりのパターン。
目の前にデカいオクダがいるので、ヤツの頭が邪魔して上手く写真が撮れない。

披露宴会場の外には二人の写真が飾られている。
トミタが邪魔して上手く写真が撮れない。

そんなことばかりは言ってられない。
僕は新婦側の主賓。
新郎側の主賓が製造業らしくメチャクチャ堅い挨拶をされたので、
僕は人材サービスらしくメチャクチャゆるい挨拶をした。

まあまあ、ウケたんじゃないかな・・・。
こんなメッセージも嬉しい。

ケーキカットにカメラマンが殺到。

通常は新婦側が新郎側にケーキを食べさせるが、今回は逆。
大食い女子で名を馳せるウサミらしく、新郎がドデカいスプーンで新婦の口へ運ぶ。

それをペロリ(笑)。
新婦を見守る新郎。
こういう姿も初々しい。

せっかくなので、名大社チームで記念撮影。

すっかり緊張感をなくしたこの頃はだいぶデキあがってきたかな?
僕がね・・・(笑)。

二人は高校の吹奏楽部の先輩後輩。

この演奏は素晴らしかった。
主賓の挨拶では「食べてる姿は名大社で一番美しい」と言ったが、それだけではない。
この演奏している姿も一番美しい。

最後は恒例の娘からの手紙。

いずれこんなシーンが自分に訪れると思うとウルウルしてしまう。
毎年、この時期になるとうちのメンバーも誰かかんか結婚式を迎えることになる。
それはとても嬉しいこと。
これからお互いに作っていく未来を応援したい気持ちになる。
ウサミの旦那も好青年。
きっと幸せな家庭を築いていくだろう。

ウサミよ、幸せになれ!

 

<オマケ>
そうそう、彼女は3人娘の長女。
妹もそっくり。

うちの連中が披露宴終了後に声を掛け記念撮影をお願いしていた。
一体、何に使うのかな?(笑)

羽ばたけ、インターン生!

先週土曜日で2週間にわたるインターンシップ期間が終了した。
こちらは最終日の夕方に撮影した記念写真。

4人ともいい笑顔をしている。
まずはお疲れ様でした!

名大社では例年この時期に2週間のインターシップを実施している。
今、中心となっている採用目的ではなく、
あくまでも就業体験を目的とした従来型のインターンシップ。

大学から要請を受け実施しているが今年は例年と若干様子が違った。
いつもであれば名大社のインターンシップは応募が殺到するようだが、
(ちょっと大袈裟だけど・・・)
今年は懇意にしている大学からの応募がなかったり・・・。

よく聞いてみると大学側も1day、2dayのインターンシップを認めるようになり、
学生はそちらに流れたという。
そりゃあそうだろう。
就職目的であれば、2週間も拘束される
インターンシップよりも多くの企業を知ることができる。
効率的な活動ができるのはこの業界に身を置く者としては当然の理解。

その中であえてうちを選んできてくれた学生は別の目的が存在している。
営業体験ができる、いろんな業界を客観的に見ることができる。
とそんな感じだ。
実際、この2週間を通して学生には短期間のインターンシップでは
知ることのできない貴重な体験をしたようだ。

せっかくの機会なので、学生目線で名大社をプレゼンする場も設けた。
僕らが感じる、いや、僕が押し付ける名大社の魅力(笑)とは
異なる学生目線の名大社を語ってもらった。
大きな差はなかったが、それは言葉で理解するのではなく、
経験で理解することでもあった。

2チームに分かれてのプレゼンも素晴らしかった。
名大社の足りない点も指摘してくれ、少しばかり汗もかいた(笑)。

僅差だが評価の高かったチームには賞品として名大社キャップを進呈。
これで就活の成功は間違いない(笑)。
ちょっと辛い時があったら、この帽子を被って散歩でもしてね。
気分は晴れやかになるから・・・。

例年であれば僕は約1日インターン生の面倒を見るのだが、
今年はスケジュールが合わず半日弱しか一緒に過ごすことができなかった。
そこでも感じたことだが、今年の4人は仲がいい。
毎年最終段階ではまとまるのだが、今年は初日からお互いを理解し合える関係を作っていた。
きっといいコミュニケーションが生まれていたのだろう。

僕が質問するからそんな答えが返ってくるのだが、
「とても内容の濃い2週間だった。」
「もう名大社に来れないのが寂しい。」
「何から何までいい勉強だった。」
とか嬉しい感想を述べてくれた。
自分自身の将来を描くにあたり、少しでも参考になればいい。

羽ばたけ、インターン生!
これからを期待してるぞ。

また、何かの時は手伝ってね(笑)。

一人前になるということ

この盆休みは亡父の初盆ということもあり、お寺でお経を上げてもらった。
父親が亡くなり昨日でちょうど半年。
月日の経過の早やさに驚いてしまうが、
その存在の大きさは忘れてはいけない。

この法要の場で住職からありがたい話があった。
人はいつ「一人前」になれるかという内容。
住職は自らの経験を語られた。

成人式を迎えた時に一人前になれたかというとそうではない。
社会人となり働き始めた時にも一人前なれたわけではない。
結婚した時や子供が生まれた時に一人前になれるはずだと思われたようだが、
一人前になれたという自覚はなかった。

では、どんな時に一人前と感じたかというと親を亡くした時だという。
親の存在を亡くし、すべて自分が任される責任になった時、
初めて一人前になったと感じられたそうだ。

それは一家の主ということだけではない。
親の存在に感謝し、その意志を受け継ぎ生きていくことで
初めて一人前という感覚が芽生えたようだ。
住職は自嘲気味に
「遅すぎるかもしれないが、自分がその時に初めて一人前になれた。」
と言われた。

それは住職の立場が言わせている面もあるとは思う。
しかし、ここでいう一人前は自立し生きていくことだけではない。
先祖や親の存在に感謝し、どんな生き方をしてきたのか、
どんな考えをしてきたのかを理解し、受け継ぐべきは受け継ぐ。
そして、想いを胸にこれからの生活を築き上げていく。
そこで初めて一人前になれるということなのであろう。
住職からそこまでの説明はなかったが、僕なりに解釈するとそういうこと。

果たして僕は一人前だろうか。
立場だけみれば一人前だが、必ずしもそうとは言えない。

日々の生活の中で父親や先祖の存在を意識しているか。
裏切る行為をしていないか。
それを問われると一人前とは言い難い。

会社においても同様。
こちらも立場としては一人前。
一人前でなければ務まらないし、周りが不安に陥ってしまう。
しかし、どこまで、過去からの想いを引き継いで
未来を創っているか、将来を描いているか。

自分勝手に一人前になったと思い上がっているだけではないか。
目に見えない僕の先にいる方々はそんな僕に不安を抱いていないか。

住職の言葉はそんな自分へ自戒を促しているようにも感じられた。

一人前になるということ。
本物の一人前になるのはこれからの自分の行動次第。

この時期だからこそ、考えさせられた言葉だった。

社長の報酬

今月の日経トップリーダーの特集は『社員が逃げない「社長の報酬」』。
なんとも気を引く特集である。

実際、僕が分からない仕事の一つが社長の報酬の決め方。
社長歴が8年目になるにも関わらず、未だにどうすればいいかわからない。
これが自分で起業したとか、自分がオーナーとかであれば、
他人の目を気にせず好き勝手に決めれるのだろうが、
(実際はそんなことはないけど・・・)
僕の場合、サラリーマンからたまたま機会を頂いただけの存在。

大企業であれば一定のルールがあり、それを遵守し決定されるのだろうが、
うちのような中小企業の場合、そんなルールは存在はない。
過去のデータも全くあてにならないので、本当に困る。
こんなことに時間を費やすのもバカバカしいので、ここ数年は変えていない。
これが正しいかどうかもよく分からない。

先輩経営者に言わせれば、新入社員の15~20倍が妥当らしいが、
それだと4000万前後になってしまう。
あり得ない金額だ。

少なくて・・・。

いいえ、冗談です。
その逆です・・・。

社長仲間と報酬額を共有し合えば分かりやすそうだが、
なんとなくのタブー感もあり、そんな話をすることはない。
世の中の社長さんはどう報酬を決めているのかな?

そんな意味では今回の特集は少しばかりは参考になった。
データによると社長の月額報酬は平均171万円だという。
ということは年間報酬は2000万強。
売上高によって変わり、10億~20億の企業の経営者は平均141万円。
年間報酬1700万円となる。

僕の感想としては可もなく不可もなくといったところだが、一般社員にはどう映るだろう。
社員の給与が低ければ、反発を生むだろうし、
その逆であれば好感度は高まるかもしれない。
いや、もっと増やしてもらいたいと思うかもしれない。
その「バランス」が大切だということ。

僕は社員全体のことを考え、少しでも多く払いたい考えだし、
そうしているつもりだが、当事者はそう感じているかは不明。
もっと欲しいと思うのが人の健全な欲望なので、
いくら多かったとしてもそれに満足することは少ない。
支払える原資は決まってるので、その中でやりくりするしかない。

僕の苦労を少しは理解してくれているのだろうか(笑)。
そんなことばかり考えているとまたまた社長の報酬がどうでもよくなる。

ただそんな呑気な事ばかりも言っていられない。
いずれ僕も引退する。
会社の資産に応じ株価も変動する。
いい会社を作れば作るほど、会社の価値は上がり時価が上がる。
後継者のことを考えるととても難しい問題となる。

そこも含め社長の報酬額は決めていくのが正解なんだろう。
その前にきちんと会社を成長させろ!潰すな!
という話ですが・・・。

採用はどう変化していくのか

バタバタする日が続く。
毎日、遊んでいるように思われるがそうではない。
朝も昼も夜も結構忙しい。
ブログだって書く時間がないのだ。
誰も気づかないかもしれないけど・・・。

しかし、そんな状況下でも情報収集はしなきゃいけない。
最近は19卒向けの新卒動向の話を伺うことが多い。

一昨日はパフさん主催の「採用コロンブスの卵」という人事担当者向けのセミナーに参加。

昨年はこの企画で講師を務めさせてもらったが、今年はお呼びが掛からなかった。
もう必要性を感じないとバッサリと切り捨てられた・・・。
東京の人は冷たいですね(笑)。

それが本当かどうかはともかく、採用環境は毎年変わる。
特に18卒は大きく変化したといっていい。
大袈裟に言えばナビ離れが加速し、他のツールが台頭してきた年といえる。

東海地区はまだまだ従来型の就活スタイルだが、
首都圏を眺めるとその変化の度合いがよく理解できる。
今回のパフさんのセミナーはそれを象徴するような内容だった。

そんな意味では地元に留まっているだけではいけない。
自社にどこまで引き込むかは別に、外に出て先端の情報には常に触れておかねばならない。
毎朝、無駄にパフの釘崎社長とじゃれ合っていないことは理解してもらえるだろう(笑)。

パフさんの取組みは学ぶべき点が多い。
企業が学生を選び、学生が企業を選ぶ手法を奇をてらうことなく本音ベースで進めている。
やり方自体は斬新な面もあるが、スタイルは一貫。
お互い向き合うことを最重要視している。
今回のセミナーもそんな面を伺うことができた。

このセミナーではパートナーであるキーカンパニーさんの「SR Lab.」の説明もあった。

社風や雰囲気など定性面が優先される就活に定量面の重要性を訴えかけるもの。
定量面といっても待遇や給与、休日ではなく、
企業の財務指標を分かりやすく提供することで企業の魅力を訴えかける。
それが理解されれば認知度の低い企業も実力があれば
興味を持ってもらえる存在になり、本当の実力を訴求できる。
安定面だけでなく将来性もしっかりとしたロジックで提示することが可能。
これも新しいサービスといえるし、正しい物の見方だ。

パフさんの「リシュ活」といい、既存のサービスに物申す企画がどんどん生まれている。
掲載社数中心のナビでは企業規模と知名度だけが優先されるのはやむを得ない。
それに一石を投じるかたち。
それはそれで僕は応援するし、できるだけ力になりたいと思うが、
絶対成功するとはいえない。

キーカンパニー下薗社長はある企業の人事担当者の質問にこんなふうに答えていた。
「リシュ活やSR Lab.などの新しいサービスが生まれるのはいいことだ
と思いますが、学生さんは何を使っていいか迷いませんか?」
「間違いなくそうですね。最近出てきたサービスもこのサービスも含め、
5年のうちに多く淘汰されると思います。」
正直な回答だと思う。

もちろん、成功を信じてサービスを展開していくが、成功の保証なんてない。

ナビが台頭してきた時期に話題となった「メガジョブ」も
「就活ポラリス」もいつの間にか消えていった。
鳴り物入りで登場したエン・ジャパンさんの新卒サイトも数年で撤退した。
毎年入れ変わる就活生にサービスを浸透させるのは思った以上に難しい。

それは名大社でもいえること。
今年上手くいったからといって来年も上手くいく保証はない。
あたりまえのこと。

今回のセミナーでは最新事例を学ぶと同時に新サービスの難しさについても考えさせられた。
インターンシップ中心の活動はいつまで続くのかな・・・。

今日のブログはこんなことを書きたかったのか?
書いているうちに方向が変わってきたような気がするな(笑)。

ちょっとExcelを勉強してみる

昨日は珍しく自宅でExcelの勉強をした。
今更そんなことをしなくてもしなくてもよさそうだが、
そういうわけにはいかない。

この7月から会社全体で基礎的なリテラシーを高める取り組みが始まった。
その一つがExcel。
会社の中でもかなりの温度差がある。
相当スキルの高い者から初心者まで様々。
ハイレベルの技術はなくとも基本は押さえておかなければならない。

スマホ世代を反映してか、大学でも使わないのか、意外と最近の若手に使えない者が多い。
今までは詳しいメンバーが教えていたが、その時間が勿体ない。
そして、基本リテラシーがないとビジネスマンとしても失格。
そのためこの7月から希望者には通信教育で学ぶ機会を与えることになった。
そんな時点で会社のレベルが低い?(笑)

僕の立場であれば、あえてやる必要はない。
しかし、一方的にやらせて(あくまでも希望者です・・・)、
自分は知らん顔というわけにもいかない。

僕自身、どこかで学んだわけでもなく、
何となくの自己流と周りの人に教えてもらった程度。
自分自身があまり使いこなす場がないため、簡単な関数くらいしか知らないのが実情。
人に文句を言う前に自分も一定レベルにはならなければならない。

そんなわけで僕も通信教育を受けることにした。
期間は7月から8月中の2ヶ月。
月1回の添削問題を提出しなければならない。
第1回目の締め切りが7月30日。
そう、今日という日付。

ここでキッチリした人なら少しずつ学んでいくのだが、
この分野はできれば避けて通りたいのが本音。
そんな気持ちが表れ、昨日まで全くの手つかず。
テキストを1ページも開けることもなかった。

いやいや、毎日、忙しくてそれどころではないんだよ・・・(苦笑)。

そんな言い訳も通用しないので、
昨日、初めてテキストを開き、添削問題も解いてみた。
基本的なことは問題ないが、初めて知ることも多かった。
「へ~、こんなこともできるんだ。」と明らかに低次元の感想も・・・。

何とか第1回の添削問題も終了し、ちょっとひと息。
きっとこれからが応用編なので、ハードだと思うが・・・。
夏休みの課題になりそう。

パワポは前のめりで自分でも結構勉強したが、このExcelは初めて。
笑われるかもしれないが、案外、そんな50代は多いんじゃないかな。
特に営業畑の人間はスルーしてきたのではなかろうか。

先々のことを考えれば、全部AIが処理してくれるだろが、
何事も基本を押さえるのは重要。

みんな、ちゃんと取り組んでいるか?
やっていなかったら、コテンパンにしてやるぞ(笑)。