これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「これからを思う」の記事一覧:

愛知県のオンライン採用はこれからか・・・

先週、木曜日は久々のリアル講演。
今週、来週はオンラインの講演やそのための収録が続くけど・・・。
愛知県主催の”オンラインで失敗しない「採用活動」セミナー”が開催された。

満員御礼のセミナーだが、会場はかなりのソーシャルディスタンス。
自治体主催ともなると気の遣い方も相当。

このセミナーは僕が第一部で30分ほど喋り、
第二部、第三部はキャリアサポートオフィスprocess代表星野さんの講演とワーク。
メインは第二部、第三部であり僕は前座的な立ち位置。
実際はそうではないが、星野さんがあまりに爽やかでイケメンなのでそんなふうに思う方も多い。

悔しいので、僕の講演で星野さんの出番のハードルが上がるよう嫌がらせをしておいた(笑)。
イヤな講師ですね・・・。
いいアイスブレイクになったんじゃないかな、と自己を正当化しておく。
誕生日も同じなので、許してくれるだろう。

今回、参加された経営者、採用担当者の方はオンライン採用や動画の活用については未経験者が圧倒的。
僕も挙手をお願いしたが、予想以上にこれからの分野と捉える方が多かった。
今年はオンライン採用元年で試行錯誤を繰り返し対応された企業が多いかと思ったが、
それはデータ上でのこと。
名古屋地区の中小企業はまだ手付かずであることがよく認識できた。

本セミナーはそのための吸収の場でもあったはず。
多分、うちの営業メンバーも同じことを感じていること。
やはり、現場を見ないといけない。

星野さんはオンライン面接の現状と特徴を分かりやすく説明。
評価のポイントやトラブル対処法も十分参考になったと思う。
そう思うと僕はやはり前座的立場?
う~ん、空気を作るのも大事だしね・・・。

第三部では実際にZoomを使いオンライン面接を体験。

これも初めての方が多かったのか、苦労しながらも楽しそうにやっていた。
こんな場で笑みがこぼれるのはいいことじゃないかな。
これを皮切りに新たな手法にチャレンジしてもらいたい。

こんな場って、ありそうで実際はなかったのではないか。
僕も会場での対応を眺めながら、学ぶべき点は多かった。

次回は年明け1月13日。
既に満席で締め切られている。
僕は星野さんを困らせる新しいネタを考えるくらい。
違うか(笑)。

こんな形でも少しでも役に立てると嬉しい。
来月もよろしくお願いします。

結構スッキリしたかも・・・

今回、ワガママを言って昨日まで3日間休みをもらった。
その間、外部とは連絡を遮断し自分だけの時間にあてた。
休みといいながらも仕事のような気もするが、
外部とのコミュニケーションを取っていないのだから、
休みということでいいだろう。

そうはいっても初日、3日目は誰かと話す機会はあった。
2日目は全くといっていいほど会話はなし。
食事する際にオーダーしただけであとは全く人と喋らなかった。
コミュニケーションゼロですね。

基本的にスマホも電源オフ。
やむを得ず電源を入れなきゃいけない時、スマホ決済とかね、
それ以外はほとんどオフししていた。

ほとんどというのはオフじゃない時もあったということ。
まだまだ小心者なのかどうしても気になり、一日に2回程度電源を入れた。
そんな時に限って、というよりその時を狙っていたように電話が掛かってきたり、
重要なメールがプッシュ通知で届いたりと無視できない状況に。

完璧は難しい。
う~ん、小心者・・・。
それでもSNSは一切触らず。
メールも一切返信せず。

昨日の午後まではfacebookもインスタもtwitterも見ることはなかった。
こんな表示は気になったりするが、ここは触らず。

これも外部とのシャットダウンでは重要。
おかげで日中はひとりで考えることに集中できた。
そして、自分の中の決め事も明確になり、スッキリした状態。

人生の終わりから思い描き、改めてそこから始めてみることにした。
それはここでは明かさないが、自分の生き方も改めて考えてたり。
個人のミッションステートメントも作成。
これからの10年間を原則中心に考えてみた。
7つの習慣ですね(笑)

今後、修正が加わるかもしれないが、自分の中ではかなり納得できたと思う。
レベルはまだ高くはないが・・・。
そう考えると一人きりになって孤独に向き合う時間も大切。
毎年とは言わないが、たまにはそんな時間を作れるといい。

どこに行ったかは今後のブログで明かされるだろう。
もったいぶるわけでもないし、誰も気にしないと思うが、
そんな時間を過ごすのは最適な場所だった。

次回もこちらでお願いしたい。
Gotoキャンペーンでお得に泊まれたし、クーポン券も頂いたし・・・。

少しでもこれからの人生が有意義になればいい。
僕だけでなく周りも含めてね。

mini Think Week

全国30万人の食べ物ブログのファンのみなさん、申し訳ありません。
本来水曜日は食べ物ブログの日ですが、今日はお休みです。
ネタがないわけでも体調不良でもなく、
(今週のネタを用意してないですが・・・)
他のブログのため、お休みなのです。

「別の日にブログを書けばいいだろ!ドンドン!!」
と食べ物ブロガーファンは怒り心頭でしょうが、ここはお許しを頂きたく。
今日しか書けないことなので・・・。

何かといえば、明日から3日間、完全休養(休暇)をもらいます。
これまで社長は24時間365日関係なしといってきましたが、今回だけは特別扱い。
外部のやり取りは完全にシャットアウトします。

そのため事前に案内をするのです。
とっても重要な要件も、どうでもいいやりとりへの対応も今日まで。
明日からは一切返信も連絡もしません。
来週から通常通りに戻りますが、
この3日間はスマホの電源も落とし、どこに滞在するかも明かしません。
一人で旅立ちます・・・。

完全に雲隠れ。
いや、雲隠れではなくmini Think Week。

Think Week(考える週)はマイクロソフトのビルゲイツ氏が実践する取り組みで、
1週間ほど外との連絡を絶ちクリエイティブなエネルギーを戻し、頭を休めるもの。
先週、セミナーを一緒に行った櫻山先生が実践した影響を受け、僕も取り組むことに。
さすがに1週間というわけにはいかず、3日間だけ設定しました。

そのためmini Think Week。
よく考えてみれば、働くようになってそんな時間の使い方は一度もない。
ましてや社長になって、自分だけの時間を過ごすことも一度もなかった。
あれやこれやと過ごしているうちに10年以上、経ってしまいました。

この先の会社のこと、自分のことを誰とも触れず真剣に向き合います。
そうはいっても3日間の前後に接触はありますが(汗)。

改めていっておきます。
明日からの3日間は一切連絡は取りません。
電話も出ないしメールも見ません。

これによって何か成果があるかはわかりません。
ただ自分にとって貴重な時間になるのは間違いないでしょう。

ご理解のほど、よろしくお願いします。

“個を活かす”マネジメント改革

先週、カオナビ主催の「“個を活かす”マネジメント改革2020 ~組織と人事のDXを知る1日~」
というオンラインイベントに参加。
facebook広告に乗っかって参加したが、かなり面白いイベント。

一般的にオンラインイベントは60分や90分が多いが、こちらは3時間。
「新しい働き方」「組織と人事のDX」「“個”を活かす」
と3つのテーマに分かれ長丁場だったが、飽きることはなかった。

登壇者は時代を象徴する方ばかりで、
それに惹かれて参加された方も多いはず。
僕もミーハー的な気持ちがなかったといえばウソ。

中でも最初の山口周氏のセッションは大変参考になった。
先日、kindleで購入した「仮想空間シフト」は手付かずのまま。
早く読まないといけない。

彼の著作は「ニュータイプの時代」を始め、唸らされることは多い。
その考えについていかないと完全に時代に置いてきぼりになる。
信者でも何でもないが、
僕と同世代のオジサンは理解しないと気づいた時に手遅れ。
大袈裟な表現だが、できるできないはともかくせめて知っておくべき。

今回の講演もそれを痛烈に感じた。
今や“No normal”の時代。
これまで常識と思っていたリーダーシップやマネジメントはリセットされる。

山口氏の表現を借りれば常識の連鎖破綻。
知識や経験は不良資産化し、足かせにしかならないという。
これまで僕が信じてやってきたことはもう通用しないということか。

こんなふうにいうと完全否定をされているようだが、決してそうではない。
過去の資産に頼るのではなく、
常に学び続けアップデートを繰り返していくこと。
過去の成功体験は何の意味も持たない。

これからのリーダーシップは年齢も経験も関係ない。
これまで僕らは組織の中で人を変えようとしてきたが、
それは所詮無理な話で互いにとって不幸。
個を組織に染める時代じゃないのだ。

役員もフォロワーとしての役割が求められる。
企業に所属することは過去の遺産になりえる。
副業や兼業が当たり前になれば、それは当然、時間の問題。
より個々の自発性が求められる。

山口氏は今はやりのジョブ型雇用は合わないと明言される。
ジョブ型は環境変化に合わないというのだ。
確かに今の専門性が10年後あり得るとは限らない。

その職種が世の中から消えることも考えられる。
それは歴史を勉強すれば分かるということ。
なるほどね・・・。

本当にそうなるかは分からないが、
話しぶりは説得力があるので、つい引き込まれてしまう。
これをチャンスとみるかピンチとみるか。

世代間でも大きく分かれるだろう。
いや違うな。
年齢ではなく頭の柔らかさだろうな・・・。

とりとめない話になったが、常にそんな意識は持っていたい。
そこをビジネスチャンスに繋げる賢い企業もあるんだろうね。
見習いたいけどね・・・。

満足、満足!ハイブリットセミナー終了!

一昨日21日は名古屋ファミリービジネス研究会主催のセミナー。
名古屋ファミリービジネス研究会とは僕が事務局を務める同族企業経営者向けの勉強会。
毎年半年の講座を行うのだが、コロナリスクを考え今年は中止。

その代わりという訳ではないが、単発のセミナーを3回シリーズで行うこととした。
その第1回目が一昨日。
事務局メンバーの一人である株式会社サンコーの櫻山社長によるブランディング講座。

8月下旬に初の書籍を出された記念でもある。
「ファミリービジネスだからこそできる! コロナ禍をチャンスに変えるブランディングのチカラ!」
と題して、経営者向けに名大社のセミナールームでおこなった。

定員40名のセミナールームだが今回は20名の定員としコロナ対策も万全。
同時にオンラインでも配信しハイブリットでの実施。
おかげさまでリアルは満席。
オンラインも15名近い方に参加頂いた。

会社でハイブリットなセミナーは初めて。
先週と当日に綿密なリハーサルを行い、万が一にも備えた。
それでも本番で1本のマイクが不調となり、
最初の方はオンラインの方に聞きづらい状況を作ってしまった。
申し訳ありません。

それでも新人マツモトが懸命に対応をしてくれ、
全体としてはまとまりのあるセミナーを提供できた。

僕はオープニングで名ファシリの西やんと漫才のような掛け合いを行っただけ。
僕の出来としてはイマイチだったが、評価は悪くなかった(笑)。
あとは櫻山さんにすべてを任せ、セミナーはスタート。

このコロナ禍で多くの企業が厳しい状況に陥っている。
それを僕たち中小企業はどう捉えていくか。
withコロナだからこそ、
自分たちの「あり方」<ありたい姿、あるべき姿>を再定義することが求められる。

どうしてもブランディングというとカッコよく魅せようとか、
ハイセンスでなきゃいけないイメージがあるがそうではない。
まずは自社のVISION MISSION VALUEを確認すること。
何事も基本が大事だし、その想いを明確に伝えることが重要。

櫻山さんはそのために必要な考え方やフレームワークを使い、
参加者に分かりやすく教えてくれた。
僕自身は付き合いも長く何度もご一緒しているが、改めて気づくことも多かった。

出版もされ注目度が上がっていることもあるが、確実に内容もアップデート。
時に笑いを取り、時に熱く語りかけ、あっという間の2時間。
最近はユーチューバーだしね(笑)。

参加者の満足度も高かったが、少しでも未来に繋がればいい。
ご参加頂いたみなさん、ありがとうございました。
また、櫻山さん、いや、今は櫻山先生ですね・・・。
お疲れ様でした。

次回は12月16日。
講師は株式会社フェリタスジャパン代表の丸山祥子さん。
詳細はまた改めてお知らせするが、こちらも楽しみにしてもらいたい。

引き続き名古屋ファミリービジネス研究会をよろしくお願いします。

下半期スタート!

今日から2020年度下半期がスタートする。
上半期はコロナウイルスの影響で翻弄され、やりたいことはやれず、
やるべきこともやれずに終わった。

これだけ達成感のない悶々とした期は初めてのこと。
リーマンショックの時のように時期が立てばいい経験だったといえるだろうか・・・。
いずれにせよ気持ちを切り替え、この半年間を臨んでいきたい。

早速、今日と明日はフィードバック面談。
上半期の評価を含めた面談をほぼ全員に実施。
丸っと2日間はこの仕事。
他の予定は一切入れず、終日、このフィードバック面談に充てる。
一人30分だが、終了したらフラフラになっているだろうな(笑)

そして、来週からは新たな試みも。
すでに人材紹介事業本部はテレワークに入っているが、
来週は営業本部もクロスメディア本部もテレワーク。
ごくごく一部のメンバーは出社するが、全社的に行う。

来週は朝礼も半期に一度の幹部研修会もオンラインで実施。
朝礼は一方的に喋るだけなので問題はないが、
幹部研修会はどんな展開になるかは見もの。

意外とサクサク進行するかもしれないし、
お互い理解しあうべきことが中途半端な状態で終わる可能性もある。

昨日も責任者ミーティングで詳細を握り合ったが、
実際やってみないと分からない。
楽しみ半分、不安半分。
大半は下半期の取り組みについて語り合う場なので、密な時間にしたい。

僕の場合、来客含め社内での予定が埋まっているのでほとんど出社だが、
一日は完全に在宅にさせてもらう。
我々のクラスの企業だとテレワークの導入は賛否両論。

営業もクライアントとの対応はまだまだ対面がほとんど。
オンラインでの営業行為も増えているが、対面を臨むクライアントも多い。
いろんな実験を繰り返しながら、自社に合う方法を探っていくしかないのだろう。

この下期の事業計画も日々変化している。
計画していたイベントを中止にするケースもあれば、
新たな企画を急きょ立ち上げ一斉に仕掛けるケースもある。
今風にいえばアジャイル。

事業に対するこだわりも必要だが、一方でこだわりを捨てる必要も。
コロナ禍の環境では、こだわりを捨てることを優先させることも・・・。
よりスピード感を持たねばならない。

朝令暮改というより朝令朝改になるかもしれない。
社内的な反発も出るだろうが、今、一番いい方法を選択し続ける。
失敗や後悔が生じた場合は素直に謝ります。

withコロナで落ち着きつつあるともいえるが、
我々の業界にとって厳しい時期は続く。
その中でも諦めることなく真摯な姿勢で向かっていく。

一人一人にそんな姿勢が必要。
2020年度が終わった段階で少しでも笑顔でいられるように。
下半期、今日から気持ちを新たに臨んでいきましょう。

僕はミドリムシで世界を救うことに決めました

先週、初めて中部経済同友会のWeb講演会に参加。
コロナ以前はちょくちょくリアルの場に参加していたが、
オンラインになってからは初めて。

やはり同友会だからか、これまでの形式にこだわるのか、
冒頭の挨拶からWeb講演会っぽい軽さはない。
重厚感を感じる。

講師の株式会社ユーグレナ 代表取締役 出雲充氏もわざわざ名古屋に来られているよう。
オンラインとはいえ、やはり来名されるんですね(笑)。
しっかりと黄緑色のネクタイを締められていた。

いいたいのはそんなことではない。
この講演会の内容。
「僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。」

出雲社長の存在はミドリムシで会社を上場させたという認識しかなかった。
これまでの生き様、起業の背景、現在の取り組みやこれからの展望については
この講演が初めてであり、かなり得るものが大きかった。

自己紹介では多摩ニュータウンのサラリーマンの家庭で、
ごくごく平凡な環境で育ったと強調されていた。
恵まれた環境でなくてもチャンスはあると言われたいのは十分伝わってきた。

それでも東京大学出身だから平凡ではないと思うが、
まあ、それは本人の努力。
努力だけで東大には行けませんが・・・笑。

大学時代にバングラディッシュでのバイトをキッカケにミドリムシに興味を持ったという。
いきなりすっ飛んだ表現だが、バングラディシュは世界で最も貧しい国。
それでも人々は腹ペコ状態ではなく日本人のお米を食べている。
お米は食べれるが、それしかないので栄養失調に陥る。

解決できるのがもっとも栄養価の高いミドリムシ。
それを普及することで栄養失調は解消され満足な生活を得られる。
出雲社長はそれを叶えたくて大学内ベンチャーでユーグレナを立ち上げられた。

当時は理解も低くミドリムシを採用してくれる企業は皆無。
500社断られ、倒産寸前だったという。
501社目の伊藤忠商事が採用してくれ、これをキッカケに現在に至った。

実績がないとどこの企業も導入してくれない気持ちはよく分かる。
レベルは違うがうちの会社が新サービスを開始しても最初の販売は苦労するし。
断られる理由も同じだし・・・。

この時の経験が出雲社長の事業への考え方にも繋がっている。
結果的に上場も果たし、現在はその活躍の分野は広がっているわけだが、
それは日本の現状を表しているといってもいいだろう。

日本の競争力はこの30年で急降下。
その理由はいくつもあるが、出雲社長的にはアントレプレナーシップ(ベンチャー精神)
とDXの足りなさだという。

ここが日本の弱いところ。
まあ、僕も人のことを言える立場ではないが、
この講演会に参加された地元財界のお偉い方にはグサグサ刺さったことだろう。

今後はいかに若い人を活用していくかも言及されていた。
ユーグレナではCFOを17歳の女性に任命。
CFOといっても、chief financial officerではなくchief future officerのこと。

デジタルネイティブ、ソーシャルネイティブであるミレニアム世代、
Z世代をどう活用するかで企業の未来も変わる。

そのためにはメンターとアンカーが必要。
そんなことも強く語られていた。

僕は起業の苦労話が中心になるのではと思っていたが、それには留まらず、
自社だけでなく日本の企業の未来について熱く語られたのは大いに感銘を受けた。

素晴らしい。
それもあり久々にブログでも講演内容を取り上げてみた。

ありがとうございました。

これは必見⁉ ブランディングセミナー開催!

毎年行っている「名古屋ファミリービジネス研究会」をこの10月から予定していた。
しかし、事務局で話し合い、
半年間のリアルでの研究会はコロナ禍ではリスクが大きいと見送ること決定。

オンラインでの開催も検討したが、
受講者同志のコミュニケーションやディスカッション及び懇親が中心となるため、それも断念。
すでに申込みも頂いていたが、残念な報告となった。

ただそれだけでは勿体ない。
過去3年間で作り上げた関係性も大切にしたい。
そこで今年は単発でセミナーを3回開催することにした。
僕たちは黙って引き下がるわけにはいかない。
コロナに従うだけではないのだ。

第1回目が10月21日(水)
名古屋ファミリービジネス研究会Day1の日程で・・・。
講師は先週ブログでも紹介した株式会社サンコーの櫻山社長。
事務局のメンバーの一人であり、毎年講師も務めている。

今回は櫻山さんが作家デビューしたこともあり、出版記念特別セミナーを開催することに。
一般の方に参加してもらっても全く問題はないが、
あくまでも対象は同族企業の経営者もしくは経営者候補、経営幹部の方。

リアル会場とWeb配信とハイブリットでの対応となるので、ご都合のいい方に申し込んでもらいたい。
ちなみにリアルでの参加は著者のサイン入り本がもれなく贈られる。
櫻山さんがこれからモーレツに売れっ子になったら、
初版のサイン入り本はかなりの高値がつくはず(笑)。

<出版記念特別セミナー>
ファミリービジネスだからこそできる!コロナ禍をチャンスに変えるブランディングのチカラ!
日程/10月21日(水)
時間/16:00~18:00 受付15:30~
会場/名大社 セミナールーム
名古屋市中区栄2-3-1 名古屋広小路ビルヂング16階

申し込み及び詳細はこちらから
リアルとオンラインでは申込み画面が異なるので、気を付けて。

リアル、オンライン共に定員20名。
申し込みが殺到すれば、オンラインは増やします。
もちろん万全な体制で懇親会も計画。

当日、僕も少しだけ出番を作ってもらおうと思うが、講師から却下されるかもしれない(笑)。

こんな状況だからこそ、僕ら中小企業は取り組まなければならないことがある。
コロナをブッ飛ばすセミナーにしたいね。

興味のある方はぜひ、ご参加ください。

無二の記憶を刻むために

暗闇の強制力があるから、
作り手と深くつながり、
無二の記憶となって刻まれる

ステキなコピーだ。
日曜日の日本経済新聞NIKKEI The STYLEの文化時評の記事。
この欄は時々もの凄く興味深い記事が掲載されるので、結構楽しみだったり。
芸術の分野が高尚すぎてついていけない時もあるけどね(笑)。

この日は「コロナ禍を生きる小さな映画館」としてミニシアターの現状について書かれていた。
名古屋でいえば「シネマスコーレ」や「シネマテーク」がそれにあたるが、
会社に近い「ミリオン座」も近い存在。

僕はシネクラブ会員となり、ちょくちょく通っている。
マイナー作品の上映が多いので、元々、観客がいっぱいになることは少ないが、
たまに話題作が上映され満席に近かったり・・・。

それがコロナウイルスの感染拡大の影響でしばらく休館。
再開後も座席数は半分にして対策を取っている。
ただ観客は少ない。
お客さんの不安は大きく、客足が戻るには相当時間が掛かるだろう。

僕なんか身勝手に映画館が一番安全な場所じゃないかと思っている。
換気にはかなり気を遣っているようだし、マスクも着用している。
誰も喋らないので飛沫防止は万全。
席の間隔も十分。

映画館はもっと堂々とすればいい。

経営が心配になるが、クラウドファンディングでかなりお金も集まったようだ。
少なからず協力はさせてもらった。
もっと映画館に行くべき・・・。

僕もAmazonプライムで映画を観るが、基本は映画館。
やはり違う。
その魅力が・・・。
冒頭のコピーがそれを上手く表現している。

僕がAmazonプライムで観た「劇場」はミニシアターとの同時公開。
映画館で見た後にAmazonで観た人も多いという。

しかし、映画館で味わった気持ちの高ぶりはないと記事には書かれていた。
自宅ではあの暗闇は再現できないと・・・。
僕も映画館で観ていたら、山崎賢人の気持ちがもっと分かったかもしれない。

まだまだ映画館に足を運ぶことに抵抗感がある人も多いだろう。
その気持ちは分からなくはない。

でも、僕は十分安全対策を行った上で通う。
それが大切。
無二の記憶を刻むために。

やるべきをやる

ここで先週のイベントの報告をしておこう。
20日(木)は「ジモト就職フェア×キャリタス就活フォーラム」を開催。
今年で7年目となる株式会社ディスコさん共催の21卒向けイベント。
本来は5月の開催予定だったが、コロナ感染拡大の影響で延期し、8月の開催となった。

今年の就活生はスタート段階は好調だったものの、コロナの影響で一気に環境が変わった。
オンライン説明会やWeb面接が中心となり、
採用数も当初の計画より下方修正する企業も増えた。
学生の不安が急激に増えた年といっていい。
8月時点の内定率も高止まりとはいえ、昨年に比べると随分落ち込んだのが実情。

そんな中での開催で、少しでも不安を抱える学生のサポートになればいい。
当日は安心、安全を完全フル装備で提供。
名大社単独イベントであればマスクのみの着用だが、共催イベントはフェイスシールドも着用。
僕もこうして会場内では武装していた(笑)。

これを一日中付けているのか相当しんどい。
それだけでも運営スタッフにはあっぱれをあげたい。

イベント開催前は大学キャリアセンター担当との名刺交換会。

例年よりは参加は少なかったが、それでも10校以上の担当者に協力頂いた。
大学がオンライン授業でも、リアルの重要性はご理解頂く。

学生向けの講演もソーシャルディスタンスを保ちながらでの実施。

いつもならワークを取り入れるとことだが、この時期は難しいのかも・・・。
それでも参加した学生には大いに参考になったようだ。

企業ブースの間隔も空け、面談も細心の注意を払った。

結果的に300名近い就活生に来場してもらい、参加企業、学生ともに満足のいくイベント。
特に先週はコロナの感染だけでなく、熱中症に対しても気を配らねばならない。
この日も35℃を超える気温だったが、冷房もガンガン入れながら換気もバンバンするという会場内。
おかげで無事にイベントを終えることができた。
慣れないフェイスシールドをずっとしていたスタッフも倒れることはなかった(笑)。

この環境下でリアルイベントを開催することは簡単ではない。
状況によっては非難されることも予測できる。
当然、来場対策や安全対策を行った上での開催になるが、我々としてはこういった場は重要。

大袈裟ないい方をすれば、これで学生の将来が決まる。
そんな場を失くしてはならない。
オンラインで有効的な手段を作っていくことは重要だが、
一方でこんな場で雰囲気や感覚を磨くことも必要。

協力頂いたキャリアコンサルタントの就職相談も大忙しだったし・・・。

やるべきをやるのも自分たちの仕事。
その想いがなければ続けることはできない。
これからもこんな環境は続く。
その中でも我々は自分たちを信じて場作りをしていく。

次回、ディスコさんとの共催は9月6日。
全学生対象の「ジモト発見&インターン × キャリタス就活フォーラム」
このイベントでも万全な体制を取りながら、キッカケの場を作っていく。

全てはこれからの若者のために。
やるべきをやってまいりましょう。