これからも前向きに 名大社会長ブログ

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さらば16年度、ようこそ17年度

4月1日。雨。
今年は桜の開花が遅く、まだ華やかな感じはしない。
しかし、確実に今日は4月1日で、新しい期がスタートしたことになる。
気持ちの切り替えを臨みたいところだが、
この土日はちょっとは気持ちを休めたいのが正直なところ。
少しは許してくださいね(笑)。

昨日で16年度は終了。
31日の金曜日というのもキッパリしてていい。
そうか、プレミアムフライデーだったか・・・。

名大社では29日(水)に全体で社員総会を行い、一年を振り返り、また17年度の方向性を示した。
例年であれば社員総会は年末に行っていたが、16年度から年度末に変更。
売上、利益、組織編成においてはこちらの方がキリがいいのが変更の理由。

会場も広くなったため、今回は気合を入れて、総会内容をパワポにまとめてみた。
といっても、文字を並べただけだけど(笑)。
それでも注目度はアップしたように感じる。
昨年度までは僕が用意した資料を基に一方的にベラベラ喋るだけ。
聞く側も流れをイマイチ掴めないまま聞いている。
多分、つまらなかったと思う。

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それがスクリーンに表示するだけで印象は異なる。
これは僕の肌感覚でしかないが、論点が明確になったことで伝わり方もスムーズになったと感じた。
何を喋ったかを細かく披露するわけにはいかないが、
16年度の業績や主な出来事について振り返りながら、反省材料を語った。
そして、17年度の全体目標を改めて提示。新しい組織体制も発表した。
今回はサプライズ人事はなかったが、
人事評価制度もスタートするため全体の緊張感は高まったのではないだろうか。

その後は恒例の優秀社員表彰。
大盤振る舞いした。
(そうでもないかな・・・笑)

最後は全員で記念撮影。
いつもは酔っ払ったようなふざけた写真しかないので、この時ばかりはマジメに整列。

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みんないい表情してますね。
成長曲線を描いたまま期を終えれるのは僕としては嬉しい限り。
一人ひとりの頑張りが会社を支えている。
社員総会終了後は全員で年度末懇親会。
詳細はフワのブログにて。

一年はあっという間に過ぎていく。
僕のホッとひと安心も一瞬で終わってしまう。

2日後には新体制でスタート。
3名の新人も入社する。
気持ちも新たに臨まなければならない。
ようこそ17年度。
全員でいい一年にしていきましょう。

今年のドラゴンズは勝てるのか?

春の甲子園で東海勢は早々に敗退。
愛知も岐阜も大会二日目にして姿を消した。
高校野球はその姿が清々しいのでまだいい。
果たしてプロはどうか。

サッカーはグランパスがJ2に降格。
リーグが開幕し善戦しているとはいえ、今のままでは昇格は難しい。
風間監督の改革はこれからだろうから、しばらくは様子を見ておきたい。

では、代表するチーム、ドラゴンズはどうか。
昨年は最下位。
今年のオープン戦も圧倒的に負け越している。
地元の中日新聞はいいところをピックアップして記事にしているが、
大差で負けている試合も多い。
本当に実力があるかどうかを確かめるために、昨日、ナゴヤドームに出掛けた。
(なんだかNumberで記事を書くスポーツライターみたいだね・・・笑)。

ナゴヤドームは力が入っている。
センター側のビジョンを改装し、大型のライブビジョンとなった。
かなりの迫力。

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看板当たったら1億円のスポンサー、エイチームさんはどこへ移動したのだろう・・・。
それはさておき、観客へのサービスは確実に増している。

今年は中日新聞さんとコラボしたことで、
より一層、ドラゴンズを応援しなければならない。
来期はドラゴンズの選手を招いてイベントを企画する話があるとか、ないとか、
まことしやかに話が進んでいるとか、ないとか・・・。

イやな表現ですね(笑)。

前置きが長くなったが、昨日はナゴヤドーム。対戦相手は日本ハム。
昨年の日本一のチームであり、中心選手の大谷クンは何かと話題。

昨日は出場はしなかったが、外野選手の練習相手として、
時折、グランドに顔を出した。

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最初は誰も気づかなかったが、徐々に多くのファンが気づき
グランド近くまで寄り写真を撮っていた。
シーズンが明けたら即追い出されるだろう(笑)。

そんなことが言いたいわけではない。
我がドラゴンズの状態。

昨年の成績は許されるものではない。
優勝は難しいにしても、Aクラスに入らなければ見捨てられる。
今のままではいけないのだ。

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スターティングメンバーの1/3は知らない。
聞いたことのない選手が中心。
先発は又吉投手。
先発への転向を期待されているのか。

息子に言わせれば、塁に出した後の対応が悪いらしいが、
昨日はパカパカとホームランを打たれていた。
中継ぎに浅尾くんが登場。
かつてドラゴンズを牽引した投手だが、ここ数年はくすぶっている。

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全盛期に比べ、球は遅い。
危うい場面もあったが、無失点に抑えた。
他にも新たな選手が試されたみたい。
ただ知らないという話もあるが・・・(汗)。

試合を観ていて、とても勝てそうにない。
全然打てない。繋がらない。
高校野球でもやらないようなエラーをする。
そんなゲームだった。素人感覚だけど・・・。
結果、当然のように負け。

これで今シーズン、勝負できるのか。
僕は素人なので、細かいことは分からないが、
今のままでは昨年と変わらない。
選手の迫力も今一つ伝わってこない。
そんな気がしてならない。

名古屋を盛り上げるには、まずはジモトのチームに奮闘してもらわなければ・・・。
期待している。意地を見せてほしい。

今年は勝ってくれ、ドラゴンズ!
みんな、応援してるんだぞ。

息子よ、おめでとう!!

今日は親バカブログになるが許していただきたい。

昨日は息子の高校受験の合格発表日。
4年前、娘は第一希望の高校に不合格。
残念な思いをした。
「娘に願うこと」
こんなブログも書いた。
今は大学生活を満喫している身だが、当時はかなり辛かったはずだ。

そして、4年後、息子は同じ日を迎えることになった。
偶然か意図的かは分からない。
息子は娘が受験した第一希望と第二希望の同じ高校を受験した。
愛知県にあれだけ高校があるというのに・・・。
結果、第一志望の高校に合格。
お姉ちゃんの雪辱を果たしたわけだ。

姉、弟の兄弟の場合、
しっかり者のお姉ちゃんとちょっと頼りない弟というケースが多い。
うちもどちらかといえばそれに近い。

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娘には「勉強しろ」など言ったことはない。
一方、息子には結構、言っていたと思う。
それだけ頼りなく映っていた。
しかし、実際は親に見せないしっかりした面があったのだろう。
理由は分からないが、野球部のキャプテンも務めた。
リーダーシップがあるようには思えないが、それは親が感じていないだけで、
陰ながら発揮していたのかもしれない。

部活を引退してからは、自らを追い込んでいたのだと思う。
その姿を僕には見せたくなかったのだろう。
普段は全く愛想もなく、人に挨拶するのもペコリと頭を下げる程度。
あまり感情を表に出すことはなく、冷めたタイプだと思っていた。

だが、嫁さんの話では意外な面も持ち合わせていたようだ。
期末試験か何かの発表で、どうしても納得できない点数があったようだ。
正解となる回答が×を付けられていたという。
多分、読める読めないのような些細なことだが、
それが×になったことに納得できず抗議したようだ。
結果的に正解と認められたわけだが、ひどく息子は怒っていた。
正しい行為だが先生にとっては面倒だとも思う。

しかし、そんな行動ができるのも頼もしい。
自分の気持ちを高ぶらせ努力し、今回の結果に導いたともいえる。
親が知らない間に子供は成長している。
特に父親が知らない間に息子は成長しているのだ。

きっといいことばかりは続かない。
これから辛い経験もしていくだろう。
厳しい経験もしなければならない。

それでも、今回は素直に息子を褒めてやりたい。
合格おめでとう!

高校生活を楽しんでくれ。
まずは今日、美味いもんでも食べようじゃないか。

まだまだ続くみたいだぞ。

今週はやたら忙しい。
普段であれば夜は忙しく、日中はボーッとしている日々を過ごしているが、
今週は朝も昼も夜も予定がパンパンでメチャクチャ忙しい。
ビル地下のコンビニ弁当を買い、5分で平らげ仕事に臨む日もあった。
いかにも年度末の慌ただしさを象徴していた。

いつもボーッとしているんだから、
そんな時があってもいいだろうと思われる方もいるだろうが、
たまにだからこそ体がしんどかったりする。
そんな週に限って、夜も早々に帰ればいいものの、
ついつい誘惑に負けて遅くまで付き合ってしまうという悪循環。
自分の意志が弱いのは困りものと思いながらも、ストレス発散もできて悪くもなかったり・・・。
まあまあ、自業自得の時間を過ごしているわけだ(笑)。

そんな今週火曜日は僕が所属する経営塾、西川塾の今年度最後の例会が行われた。
木下事務局長体制、最後の例会。

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塾主である西川俊男氏が逝去されてからも塾生だけでこの2年間、真摯に学びの場を作ってきた。
特に今年度は各班ごと充実した研修会を実施。
僕も力不足ながら、副事務局長として事務局長をサポートしてきた。
塾生の一体感は高まり、お互いの自社の問題意識も共有でき、いい一年を過ごせたと思う。

先日の最後の例会も「人づくり」や「経営」をテーマに活発な議論も行われた。
この塾で僕は年上の部類に入るが、多くの刺激と学びを得ている。
そろそろ一線を退いてもいいのかなと思いながらも、
最近はうちのオフィスで例会を行うことも多くサボることはできない(笑)。
今週もそうだった。

真面目に学んだ後は有志で懇親会。
ここでも有意義な時間を過ごさせてもらう。

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僕が自分で注いでいるのは誰も相手をしてくれないわけではないぞ。
カメラマンの嫌がらせにすぎない(笑)。

4月からは新体制でこの西川塾が継続される。
僕は副事務局長の任期を満了。
次年度は一塾生として参加することになると思っていた。
新体制のアドバイザーを依頼され、意見を述べる役は引き受けたが、
あくまでもサポート側と思っていた。

ところがである。
新体制の発表を見ると、アドバイザーは事務局。
塾運営側の一人に名を連ねている。

前年度のアドバイザーは事務局ではなかったのに。
嵌められた・・・。

それだけではない。新たな班体制。
僕は日本一面倒くさい女と言われる班長の下に。
この日本一面倒くさい女と言われる女性は僕の元部下で現在は派遣会社の経営者の一人。
立場は立派で仕事も優秀なんだが、面倒でしょうがない。
これも嵌められた・・・。

なんだか問題ありありの新体制だが、西川塾はこれからも継続していく。
西川塾を知らない方はなんのことかさっぱり分からないと思うが、
適度に力を抜きながらこれからも学んでいきたい。

ファミレステーブルで仕事する

昨年11月に移転をし、オフィス内に構えたのがこんな感じのテーブル。

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人呼んでファミレステーブル。
本当はもっと早く紹介したかったのだが、
ちょっとした手違いがあり今の時期になってしまった。

移転時に設置されたテーブルが思っていたよりも小さく使い勝手が悪いため、
入れ替えてもらった。
それが年内ギリギリでようやく完成し、今日に至った。

本来は社内での打ち合わせを目的としたテーブル。
オレンジのパネルは目隠しにできると同時にホワイトボードとしても活用できる。
目隠しになるということはテーブルにピタッとくっ付けてしまえばほぼ個室。
誰からも何をやっているか分からない空間になる。

それがいい。
こっそり昼メシを食べてもいいし、誰にも聞かれたくない話をしてもいい。
ちょっと眠い時は体をぐったりさせながら仮眠をとってもいい。
よくいるよね、ファミレスで寝てる奴。
そんな状態でも構わないわけだ。
そんなことでも活用できる。
あくまでも目的はチームやプロジェクトの打ち合わせだけど・・・。

ここぞとばかり僕も活用している。
以前ブログに書いたように現在、社長机はない。
空いている席に座っている状態。
今は新人ヤマゾエの隣に座っていることが多い。
昨年の隣は新人オグラでヤツは僕のスペースに侵食してきた。

今度のヤマゾエは新規のクライアントに電話しまくっている。
それは会社として重要で有難いことだが、
隣に座り仕事をしているとどうも集中にしくい。
電話の内容が気になって仕方ないのだ。
営業のレベルを知るにはいいが、ずっとそばだとさすがに効率が悪い。

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そんなこともあり、また、
誰にも知られてはいけない仕事をするためにファミレステーブルに場所を移す。
これがなかなかいい。
かなり集中できる。

そして、ちょっとした用事があればメンバーを呼んで、
向かいや隣に座らせ話もできる。
社長室としても機能するのだ。

日中は空いていることが多いので、僕のほぼ独占状態。
まだ社内的な利用率が低いので、それも可能。
いずれこの使い勝手の良さが浸透してくると独占できなくなるかもしれないけど。

ファミレステーブルで仕事する。
なかなか、いいじゃないか。

働くを考える。

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これは2017年の名大社の標語。
毎年、年初の全体朝礼で今年の方向性と共に発表しているのがこの標語。

ちなみに2016年は「自らを律し、組織を強くする。自らを鍛え、業務を改革する。」
ここ数年、つらつらと言葉を並べ標語を作ってきたが、今年はあえてシンプルにしてみた。
えらくビッグワード(笑)。

毎年、年末年始にどんな標語にするのか頭を悩まし、
今回もいくつか浮かび上がった言葉をまとめた。

ここにはどんな意味が込められているか。
全体朝礼で説明はしたが、もう一度、ここでその意味を書いてみたい。
拙い経営者の言葉と笑わないでほしい。

昨今、政府が提唱する「働き方改革」とか大手広告代理店の新入社員の自殺などで、
その「働き方」を問われることが多い。
もちろん、この働き方を考えることは名大社の一人ひとりには必要。
無駄に残業が多い社員がいるのも事実だし、それを是正するのも会社の責任であり役割。
そのことを自分事として捉えるだけでなく、会社事として捉えることも必要。

僕自身はあまりストレスのない職場だと思っているが、これは自分勝手なエゴに過ぎない。
当の本人はこちらが思っている以上にストレスを抱えているかもしれない。
そのことも周りは気にしなければならない。

しかし、それよりももっと重要なこと。
自分が名大社で働く意味であり、働く責任や役割を考えることであり、
働くヤリガイを自分の中に落とし込むことでもある。
また、僕たちは働くことを提供する側の存在。
求職者がどんな働き方が素晴らしいのかも真剣に考えねばならない。
個人でも会社組織でも同様。
そのことを含め「働くを考える」ことをしなければならない。

人はハードワークや厳しい局面で鍛えられ成長できる。
それをどう受け止め消化できるか、周りのサポートに感謝しながら継続できるか、
それも働くを考えること。
効率ばかり求めてもいけない。
一瞬、無駄に思える熱い議論を繰り返すことも大切。
限られた時間に向き合いながら・・・。

そんなことをつらつらと話させてもらった。

この標語に対して、僕がどこまで先頭を走れるかという不安は付きまとうが(苦笑)、
これは全員で意識し行動に落とし込んでいくこと。

1月も気づけばもう2週目。
一日一日を大切にし、働くことを考えていきたい。

謹賀新年2017

新年あけましておめでとうございます。
清々しい朝、清々しい気持ちで一年のスタートを迎えることが出来ました。
本年もどうぞよろしくお願いします。

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ここ数年、元旦の朝はルーティーン。
朝のランニングからスタートする。
天候がいい年がほとんどなので、気持ちよく走れる年が多い。
2年前は天候不順だったが、幸いその年はインフルエンザに罹り走ることができなかった。
ずっと運がいいのだ(笑)。

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自分の中のゲン担ぎになっているわけではないが、僕の一年の始まりは毎年同じ。
同じコースを走り、朝日を眺め帰ってくる。

しかし、今年はいつものコースに加え、近所の神社をいくつか回った。
僕の住む中川区戸田は歴史の古い町で毎年秋には5つの神社を祀るお祭りが行われる。
今まで知識がなかったが、八幡社、天満宮、鈴宮社、神明社、白山社と地区ごとに分かれているのだ。

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息子が受験生ということもあるので、二ノ割神社(戸田天満宮)へ参拝。
もちろん他の神社にも参拝し、商売繁盛を祈願。

今年からランニングしながら近所の神社を回ることを新たなルーティンとしよう。
いい年にするのもしないのも自分の心がけ次第。
酉年だから革命を起こさなければならないわけでもなく、
大空に羽ばたかなければならないわけでもない。

地道でも確実に一歩一歩成長する道を今年も歩んでいきたい。
一人一人の力を結集し、確かなものを作り上げていきたい。

今年一年、どうぞよろしくお願いします。

Uターン就職は不利なのか?

今週は月火水と関西の大学にお邪魔してU・Iターン就職相談会に出席した。
最近、学生さんとの相談会の場は別のスタッフに任せることがほとんどで、
僕が対応することはまずない。
確かにそれは僕の仕事とは言い切れないが、
時折、僕自身がその必要性を感じたりする。

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学生さんとの距離感が生まれることで大切なものを見失ってしまう恐れがある。
たまには学生さんの声を直接聞くことで、
今、現場で何が起こっているのかは知っておくべき。
それが大きな理由とは言い難いが、今回は久々のいい機会。
学生さんの相談に乗らせてもらった。

基本的には1対1で、ひとりあたり30~40分話をすることになる。
大半は大学3年生だが、中には2年生も相談に来てくれ、
将来に対する意識の高さを感じた。

今回の相談会で痛感したのが、
「Uターン学生は地元就職に不利なのか?」という不安の多さ。
異口同音でほぼ全ての学生さんから、その質問があった。

「Uターン学生は地元学生に比べ就職は不利」
「地元企業は地元学生を優先して採用する」
そんなことがまことしやかに学生に伝わっているようだ。
どんな流れでそんな噂が生まれたかは分からないが、
それで不安になるのは無駄なこと。

「あの~、Uターン学生は不利って言われますが、本当ですか?」
「全くそんなことはありません。どちらかといえば有利ですよ。」
僕は満面の笑みでそんなふうに答えた。
それで学生さんはホッとした表情をみせるが、それまではかなり不安を持っていたようだ。

そして、僕がエラそうにその理由を語る。
そうすると全員が納得してくれるわけだが、
その理由で地元に帰るのを躊躇するのであれば、とても勿体ない話。
確かに時間的な制約は不利な条件かもしれないが、それは選考とは別物。

曲りなりのも実家を離れ、一人暮らしをする経験はプラスはあるにせよマイナスはない。
そうでもないかな・・・。
200%グータラで一日中寝ていて、大学にもどこにも行かないとマイナスだな・・・。
そんな奴、今どきいるのか?(笑)

僕らが思う価値観、会社が捉える価値観と学生の一方的な社会認識には大きな食い違いが生じる。
この相談会を通して、直接、そんなことを耳にした。
僕がどうでもいいと思う問題を学生さんは深刻な問題と捉える。
それを是正していくのも僕らの役目なのかも。
実際に学生さんと会話しながら認識できたのは僕にとってもいい経験となった。

わざわざ京都や大阪まで足を運び、夜な夜な飲み歩いた甲斐もあったわけだ。
あっ、飲みは関係ない?(笑)。

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Uターン学生を求める企業は多い。
そのニーズは学生さんが思っている以上に大きい。
だとすれば、それを大いなるチャンスとして捉えた方がいい。

そんなことを感じたU・Iターン就職相談会であった。
また、来年も僕が行こうかな・・・(笑)

菊池桃子さんのはなし

今週月曜日は富士ゼロックスさんの「New Value Circus 2016」というイベントに参加。
といっても僕は時間の関係で、ある講演に参加しただけ。
講演タイトルは「女性が輝く社会の実現に向けて」 。
昨今、話題の女性活躍推進法の影響もあるだろうが満席だった。

僕自身もその分野に興味がないわけではないが、今回参加した目的は別。
もっとミーハー的なもの。
講師が菊池桃子さんだったのだ。
僕らの世代では絶対的なアイドル。
僕は特別ファンでもなかったが、高校から大学にかけては大人気で圧倒的な可愛さ。
確か映画「パンツの穴」も観たんじゃないかな・・・。
そのアイドルの名前に惹かれ不純な動機で参加したのだった。

僕は講演が始まり、すぐに後悔。
座った席が前から1/3程度の場所で本人の姿が見えずらい。
前の席のオッサンが座高が高い上に頭がデカく、その姿で本人が隠れてしまうのだ。
前の予定なんてすっ飛ばし、最前列に座るための時間を確保すればよかった。

しかし、そのデカい頭の横から垣間見える菊池桃子さんはすこぶるかわいい。
とても嫁さんと同級生とは思えない(笑)。
時々、「うふふっ」というアイドルっぽい笑い声を出しながら、話を進めていく。
僕は講演を聞く場合、大体の場合はスライドを見たり、メモを取っている。
講演者の声のトーンや話し方は勉強になるので注意をしているが、
講演者をじっと見つめることはない。

それが今回はずっと講演者ばかり眺めていた。
すぐにデカい頭で隠れてしまうが、顔を横に向けながら追っかけていた。
全く年齢を感じさせない。ほんと可愛らしい・・・。

いや、違う。
こんなことを書きたかったわけではない。
目的は菊池桃子さんだが、彼女の講演内容をブログに書こうと思ったのだ。

彼女のお子さんは20歳と15歳。ほぼうちと同じ。
15歳の娘さんは生まれながらにして身体に障害がある方。
彼女は子育てから雇用政策やキャリア形成に興味を持ち、40歳から大学院に通い始めた。
多くのことを学びながら問題意識を持ち続け、NPOを含め活動を始めた。
今や一億総活躍国民会議の民間議員としてあちこちで広報活動をされている。
ただ可愛いだけではないわけですね(笑)。

僕も全然知らなかったが、ジェンダーギャップ指数というものがあり
日本は145か国中111位(H28年)という低い順位。
男女格差において健康、教育は上位に位置するのだが、
政治や働くことでの経済参加ではすこぶる順位が低い。
まだまだ女性蔑視をする政治家が多いのもこの表れだろう。

「昭和脳」の持ち主がその傾向になるというが、僕もその傾向がなくはない。
菊池さんの話を聞きながら反省することにもなった。
こんな方が推進役を買ってくれるのであれば、
僕のような愚かな「昭和脳」の持ち主も感化されて効果的かもしれない。

浅はかな目的で参加した講演であったが、いい学びとなった。
ありがとうございました。

沖縄で学ぶ

一昨日から沖縄へ来ている。
観光ではない。学びに来ているのだ。
ウソではないぞ。

僕が所属する出身大学の経済人で組織する同窓会組織「クラブ愛知」の研修旅行。
なぜ、沖縄か?
理由はいろいろある。
言い訳がましく説明しておくと、沖縄の企業には僕の出身大学の社長が意外と多い。
オリオンビールの社長も、スパムハムで有名な沖縄ホーメルの社長もそう。
士業の方は相当活躍されていると聞く。沖縄税理士会会長も先輩。
(昨晩もご一緒させていただいた・・・。)
東海地区限定のように思われるが、実はそうではないようだ(笑)。

しかし、オリオンビールやスパムの工場の視察に伺ったわけではない。
あくまでもそれは酒の席のネタにすぎず、今回の目的は別。
沖縄が継続的に発展していくがために取り組んでいる企業誘致の実態とその成果を学ぶためだ。

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最初に向かったのはうるま市。
沖縄のどのあたりかも全くイメージできない。
近づくにつれ、7~8年前に泊まったは浜比嘉島を思い出した。
あれが家族で行った最後の沖縄だったな・・・。
那覇から一時間程度の小さな街。

このうるま市には沖縄IT津梁パークという、
沖縄県が国内外の情報通信関連産業の一大拠点を目指す場所。
最新の施設を揃え、ここから多くの情報を発信させようとしている。
沖縄県といえば観光以外にはコールセンター業務を行う
オペレーション的な要素が強い土地と思われがちだが、今はさらに進んだ段階。
僕も初めて聞く話ばかりだが、
ここから日本とアジアを結ぶITブリッジの役割を担おうとしている。

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今回はそれに取り組む東京のITベンチャーの話を実際に伺った。
拠点的な役割以外にも雇用創出の目的があり、
こちらの企業も沖縄県出身者の採用にも積極的。
ご存知のように沖縄県の失業率は全国トップクラスなので、
県としても何らかの対策は講じなければならない。

施設を見せてもらった。

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これがオフィスかと思わせるような環境。
リゾートホテルと間違えてもおかしくない。
この施設が1㎡あたり1400円程度で借りられる。
分かりやすく坪単価で計算していると、え~っと、一坪4600円。
移転したうちのオフィスの何分の一になるのか・・・。
う~ん、これはもう一度移転したほうがよさそうだ(笑)。
と思わせるほど魅力的。
土地も沢山あるので、拡張していくらしい。

説明をしてくれたITベンチャーはその魅力を感じて拠点を設けた点も目的のひとつだが、
地震が少ないのも理由の一つ。
そして何よりトップが沖縄好きという。
そんな企業はごまんとあるんじゃないかな・・・。

インフラさせ整えば、どこで働くかは問わない時代に確実に向かっている。
そんな点ではこの取り組みに対し得ての期待は大きい。
難しい問題も含んではいるが・・・。

こちらを後にして向かったのは名護市。
こちらも市を上げて積極的な取り組みをしている。
一昨日も本来休みの市の職員さんが僕たちに対して熱くその想いを語ってくれた。

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名護市は隣が辺野古ということもあり様々な問題を抱えている。
複雑な環境であるのを承知の上、真剣に取り組まれている。
そのあたりは素直に感動した。

条件はうるま市よりいい(笑)。
1㎡500円程度で借りられる。
ただみたいなもんだ・・・。
それは言い過ぎだが、それだけ誘致に懸命だ。
Uターン、Iターンに対策も積極的だが、まだまだ面は多い。

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僕なんかは単純に企業誘致を含め、
移住に対しての優位性を持たせた方が効果が上がるのではないかと思ってしまう。
感覚的に言っているだけなので根拠は乏しいが、
沖縄に魅力を感じ住みたい街と思っている人は多いんじゃないかな。
いいきっかけさえあれば移り住むことも考えられるのではないだろうか。
そんな簡単な話ではないけれど・・・。

今回の沖縄は初めて知ることも多く、いい学びになりました。
さて、今日は何を勉強するのだろうか。
ただ走り回るだけなのかな。