これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「酒を飲む、肴を食らう」の記事一覧:

社長にランチをたかる日

今年、僕の個人的な目標のひとつに「コミュニケーションの活性」がある。
自分では距離感がないと思っていても、徐々にメンバーとの距離は遠くなっているのが実態。
少しずつ社員が増え、若いメンバーが加わる。
一方で、僕との年齢差はどんどん離れていく。

当たり前の話だが、年齢差はカバーできず少なからず溝も生まれる。
いくらフラットな関係性を作ろうとしても、やむを得ずそんな状態になっていく。
2~3ヶ月に一度行う席替えも社員間のコミュニケーションを活性化させる意味合いもあるが、
それだけでは足りない。
僕自身が近づいていくことが必要。
飲み会もコミュニケーションの場としては重要だが、
夜だけ忙しい僕のスケジュールでは社内での飲み会も限界がある。

そこで思いついたのが「社長にランチをたかる日」。
週に一度、僕と社員がサシで昼食を頂くという企画。
希望者のみではない。拒否権もない。
一人ずつ順番に僕と昼飯を食べ、適当な会話をする。
それだけのこと。

迷惑と思っている連中もいるかもしれないが、そんなことは関係ない。
自分の目標達成のために自分勝手にやらせてもらうことにした(笑)。
少しでも一緒に食べたいと思わせるために、工夫をしてルールも決めた。

そのルールがこれ。
1.お店は同行者が予約もしくは直接案内する。
2.曜日、時間はお互いのスケジュールを調整し前週金曜までに決定
3.お店は伏見周辺(状況により名駅周辺)、食事時間は1時間。
4.予算は一人1,800円まで(税込み)
5.アルコールは基本なし
6.部長以上は対象外

ちょっと豪華なランチだから、ちょっと行きたくなる感じでしょう?(笑)。
まずは3月までのスケジュールを決め、全員に周知をした。
最初は女子ばかり並べていたが、それでは不公平になるので、所々に男子も並べてみた。

スタートは昨日から。第1回目はコジカ。
よくよく考えたらコジカと2人で食事をしたことはない。
内勤で弁当持参がほとんどなので、セミナールームで一緒に食べることはあっても、
外に出たことはなかった。

彼女が連れて行ってくれたのは近所のとんかつ屋さん。
伏見シリーズにも登場したことはないし、僕もまだ行ったことのないお店。
この場ではあえて店の紹介しない。
2人でカウンターに座り、たわいもない会話をする。

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この写真ではコロッケ定食にしか見えないかもしれないので、
豪華なランチであることを証明する写真もアップ。

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いろんな会話をしながら美味しいランチを頂いた。
ご飯のお替わりは余分だったけど・・・。

「社長にランチをたかる日」という表現は正しくないとは思うが、
その方が気軽に食事に出掛けることができるだろう。

これから毎週行われる「社長にランチをたかる日」。
食べすぎ注意、太り過ぎ注意(笑)。

あくまでも目的は「コミュニケーションの活性」だから・・・。

食べ物のはなし サービスランチ

先週で50回続いた円頓寺シリーズは終了。
惜しむ声に併せて新シリーズに期待する声があちこちから聞こえてきます。
「どうだ!円頓寺シリーズの評判が良かったのだ!」
と人気食べ物ブロガーはひとり頷きます。
と同時にとてつもない不安も襲ってきます。

新シリーズへの期待に対するプレッシャーが日に日に増してきます。
いくつかの企画書を作成しプランを練ってはいますが、
円頓寺シリーズを超えられる自信はありません。
研ぎ澄まされた感性を維持しつつ、新たな分野へ切り込んでいく力こそが
人気食べ物ブロガーとしての次へのステップであるのは十分承知はしています。

皆さんが思うほど簡単ではないのです。
悩みます。
オフィス移転を機に「食べ物ブログ」を止めてしまうことも可能です。
しかし、それは全国30万人の読者への裏切り行為でもあります。
そんなことは許されません。

窮地に立たされた食べ物ブロガーは、
街を彷徨っているうちに何故か新大阪駅に到着していました。
新幹線で来たのか、在来線を乗り継いできたのか記憶はありません。
気づいた時には新大阪駅だったのです。

これはここで勝負しろということか、と勝手に判断しました。
頭を切り替えて、大阪のグルメをイメージしました。
スッ~と頭に浮かんだのは551蓬莱の豚まんです。

やや強引な理由ですが、「551蓬莱」さんにお邪魔しました。

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「よ~し、豚まんセットでも食べるぞ!」と気合を入れて入店しましたが、
豚まんは店内で食べることはできません。
もちろん豚まんセットもありません。
あくまでもお持ち帰りなのです。
再び窮地に立たされましたが、気持ちは折れることなくサービスランチを注文しました。

サービスランチ 1000円

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海鮮焼きそばとチャーハン、唐揚げのセットです。やや小ぶりです。
それをごまかすために焼きそばをアップで撮ってみます。

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酢をかけ、からしをたっぷりと塗り、チャーハンと交互に食べ続けます。
「もっと大阪名物があったんじゃないか・・・」と心の中で呟きます。
お店の前の「大阪名物」という言葉に安易に乗っかった自分を少々反省します。
しっかりと味付けはしてあり、美味しく頂くことはできました。
ただ隣のサラリーマンが食べていた天津飯の方が美味しそうに見えました。
まだまだ修行の身の食べ物ブロガーです。

名古屋へは新幹線で戻ることにしました。
幾分、気持ちの整理がついたせいか、新シリーズもスタートできそうな予感です。
お土産には豚まんを購入しました。

ごちそうさまでした。
来週もよろしくお願いします。

食べ物のはなし 特別編 近江牛すきやき御膳

番外編や特別編ばかり続きます。
一部、読者からクレームが入ったりしますが、
これも人気食べ物ブロガーとしての視野を広げる行動と理解してください。
今回は番外編でなく特別編。
その違いは明確になっていませんが、じっくり読んで頂くと分かります。

今回は近江八幡市に行ってきました。
近江八幡といえば近江牛。日本の三大和牛の一つと言われています。
飛騨牛や松坂牛はどうなんでしょうか?
そのあたりは師匠が教えてくれると思います。

観光名所でもある八幡掘から徒歩5分ちょっとのところにある
「まるたけ 近江 西川 」さんに行ってきました。
創業70年の老舗で店外には多くの方が並んでいました。

食べ物ブロガーはその知名度を生かして、片手をあげ、すんなり入ります。
(ウソです・・・。)
浮ついていたせいかお店の写真を撮るのを忘れました。
1階が精肉店とレストラン。2階は団体向けに作られています。

この日は腹ペコ集団が一緒でした。
一人でのんびり味わう訳にはいきません。
それでも井之頭さんのような雰囲気を漂わせないといけません。
かなり難易度の高い食事です。
しかし、そこは深く考えています。
団体であってもおひとり感が伝わるオーダーをしました。

近江牛すきやき御膳 3500円

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これに小鉢、付だし、御飯、赤だし、香の物が付きます。

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そして、もちろんビールはご当地です。
向かいのオッサンが
「近江牛を前提に作ってあるんだよ。」
誇らしげに言ってましたが、多分デタラメです(笑)。
ちょっと濃い目な感じです。

一人鍋がグツグツと音を立てます。

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湯気と共に、いい香りが沸きあがり食欲をそそります。
その時です。
肝心なことを思い出しました。
これを出さないと師匠に叱られます。

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食べ物ブログでは初登場の画像です。
なかなか食すことのできない近江牛なので、人間火力発電所は登場しません。

「美味い、美味い、これはいいぞ!」
どんどん一人鍋の中味が減っていきます。

周りを見渡しお肉の追加をします。
腹ペコ集団を横目に見ると、まるで焼肉食べ放題のように近江牛を食べていきます。
追加した近江牛も瞬く間になくなります。

「これはまずい。とんでもないことになるぞ・・・。」
すかさず野菜盛りを大量に注文します。
そして、ご飯もお櫃でもらいます。

「若者は野菜とメシを食べなさい。」
人気食べ物ブロガーの顔はどこかに飛んで行ってしまったようです。
すぐに頭の中でパチパチと計算するケチケチ経営者になっていました。

八幡掘を眺めながら、しんみりとひとり呟きます。

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「もっと大きな人間にならなきゃいかん。まだまだオレも半人前だな・・・。」
素直に反省する食べ物ブロガーでした。

来週は円頓寺シリーズに戻ります。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 番外編 バリ男

東京の日本橋にやってきました。
人事系のイベントに参加するためにやってきたのですが、
日本橋に来るのは人生で2~3度目です。
右も左もわかりません。

歴史の長い老舗企業が多いことは聞いていますが、
どんな美味しいお店があるのかは知る由もありません。
しかし、ここは人気食べ物ブロガーとしての意地もあります。
自分の嗅覚を頼りに歩き回ります。

「穴子丼か、なかなかいいな。でも、ちょっとそんな気分じゃないな・・・」
「生パスタか、う~ん、今日はちょっと違うかな・・・」
自分の気持ちとの向き合うのが難しいです。
井之頭さんのように右往左往しながら歩き続けます。

そんな時、いきなり視界に入ってきました。
「バリ男」

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一体、何の店かと思い、店の前に来ると二郎系ラーメンのお店。
お店を覗いてみると2~3人、並んでいます。
これくらいの列なら待てそうですし、味の期待もできそうです。
13時を過ぎて、この並びは本物だと人気ブロガーは直観的に察するのです。

自販機に並び、2分ほど考えた上に味玉ラーメンのボタンを押します。
自販機からは黒い札が出てきて、そそくさに手を上げ店員さんに見せます。
何かの勝負をしているかのようです。
どんな勝負かは自分では分かりません。

しばらく待って奥の席に座りました。
目の前にはこんな張り紙がしてあります。

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イケメンにも超イケメンにもなりたいし、
それを飛び越えバリ男にもなりたい気持ちです。
もし、この後の予定がなければ完全なバリ男です。
今頃は新宿で働いていたかもしれません。

しかし、その後の予定を考えるとイケメンにもなれません。
少し悲しい気持ちになります。

味玉ラーメン 880円

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ここまで辿り着くのにかなり時間が掛ったように思われます。
これも食べ物ブログの特徴です。
肝心な話までは長い道のりなのです。
そして、このボリューム。
ちょっとやそっとじゃ減りません。

バリ男という店名に向き合うため、ガツガツと食べ続けます。
濃厚なスープと太麺が体に刺激を与えます。
しかし、東京に来たブロガーはもっと刺激を求めます。
テーブルの隅に置いてある<特製唐花>をスプーン1杯投入します。

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丼が赤く染まります。
それと同時に汗が溢れ出します。
「お~、これこれ、こんなを求めていたんだ・・・」
心の中で呟きます。
大盛もライスも必要ありません。
これだけで十分満腹になります。

隣のオジサンはニンニクを2杯投入していましたが、超イケメンには見えませんでした。
その姿をみてちょっと安心しました。
東京は広いです。

まだまだやるべきことは多そうです。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 番外編 リベンジもんじゃ

7月に東京・月島のもんじゃのお店にお邪魔しました。
人気食べ物ブロガーの習慣として、その時のことをブログに書きましたが、
自称もんじゃ名人は怒りを覚えたようです。
「キミたちはもんじゃを分かっていない!本物のもんじゃはこんなもんじゃない!」
と机を叩き怒ります。

リベンジを果たすべき、もんじゃ名人に月島に連れて行ってもらいました。

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「まぐろ家」さんという、もんじゃ焼きには似つかわしくない店名。
行列のできる人気店です。

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こんなふうに誰だか分かりませんが、サイン色紙もいっぱい飾られています。

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「まぐろ屋」さんというだけに「本まぐろカマトロ」も名物です。

本まぐろカマトロ 2500円

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「お~、いいぞ、いいぞ!なかなか、やるじゃないか・・・」
いつものセリフが出てきます。とても美味しかったです。

ごちそうさまでした。

 

とブログを終了したいところですが、そういうわけにはいきません。
ここからがもんじゃ名人の出番です。

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本当のもんじゃっていうのは、こうして、ああして、と作られていきます。

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その過程はあまり美味しそうに思えません。
某P社O執行役員は「※※にしかみえない・・・」とちょっと困った発言も飛び出ます。
それでもどんどん作られていきます。

あまりにも叩きすぎて、具材の原型は消え、なんのもんじゃかさっぱりわかりません。

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「これが本物のもんじゃじゃ!」
と駄洒落かどうかはわかりませんが、最高の一品が出来上がりました。

「確かに美味い。これまでのもんじゃとは微妙に違う。
どこかどうかはわからないが、これまででは一番かもしれない・・・」
と心の中で呟きます。

もんじゃ名人の前ではそんなことは言いません。
それでいいんです。
もんじゃ名人はもんじゃをみんなに提供することが楽しいのです。
それが喜びなのです。

一枚(?)のもんじゃを食べ終えると次のもんじゃが出てきます。
それが終わるとまた次が出てきます。

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海鮮であったり、豚カレーであったり、いろんな食材が使われています。
なぜか明太子は必ずセットされています。
どれもこれもとても美味しいもんじゃでした。

ごちそうさまでした。

あっ、もんじゃ名人を紹介するのを忘れていました。
もんじゃ焼き歴38年のパフ釘崎社長。

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この日は食べ物ブロガーの仕事ではなく、別の仕事で講演をさせてもらいました。
そのお礼で連れてきてもらったのでした。

そして、〆は伝説のお店”のろ”。

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東京のゴールデンコースです。

ありがとうございました。
また、次回もよろしくお願いします。

食べ物のはなし 特別編 マナーを学ぶ

人気食べ物ブロガーもあちこちのお店で食べ歩くだけでは能がありません。
食事に求められる品格も身に付けなければなりません。
ゲストブロガーとして、今後、公式な場に招かれるケースも増えることも考えられます。
ラーメンや蕎麦ばかりではダメなのです。

今回、僕が所属する西川塾二期生会でいい機会を頂きました。
和食のマナーを学ぶために北区にある老舗料亭「志ら玉」さんにお邪魔しました。

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由緒正しい佇まいがいい緊張感を与えてくれます。

この日は同じ塾生仲間が21名集まり、和食の基本を学ぶこととなったのです。

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講師は西出ひろ子先生。

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NHK大河ドラマでもマナー指導や監修をされる業界では有名な方。
著書も多く出版されています。
マナーは食べることだけ学ぶのではありません。
挨拶の仕方から椅子の座り方まで基本通りに進んでいきます。
人気食べ物ブロガーがいままでいかに驕った食事をしてきたかが簡単に見抜かれます。
いきなりダメ出しをされ、なかなか食事には辿りつけません。

箸の持ち方もルールがあります。

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右手で真ん中あたりを持ち上げ、左手で支え、
真ん中にあった右手を右端からくるりと回します。
これが箸を持つ時の基本です。
これをマスターするにも時間を要します。
なかなか食事を食べさせてもらえません(笑)。

器の持ち方にも椀物のお椀の外し方、置き方にもルールがあります。
出された食事をどの順番で食べていくかも明確なルールがあります。
「なかなか、やるじゃないか。」
なんて言っている余裕はこれっぽっちもありません。

僕はたまたまもう一人の先生が目の前だったこともあり、
「山田さん、違いますね。はい、やり直し。」
と何度も注意されます。

ゆっくりと食事を楽しむ暇なんてありません。
それでも料亭ならではの食事が提供されます。
こんな感じです。

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写真もいつものクオリティとは違います。
いつもより美しく写っているように感じます。
腕が上がったのでしょうか。カメラマンが違ったのでしょうか(笑)。

懐石料理に食べられないものは出ないそうです。
どんな付け合わせでも魅せるためのものでも食べられるのです。
好き嫌いのない僕はそんな時は力を発揮します。

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また、日本酒もスイスイ入ってきます。
銘柄は忘れましたが、美濃のお酒です。
車で来ている仲間が多いので、どんどん僕の周りにお酒が回ってきます。
とても嬉しいことです。
気づいた時には一人だけ酔っ払っていたような気がします。
きっと気のせいだとは思いますが・・・。

いやあ~、貴重な機会でした。
美味しい食事と美味しいお酒。
そして身のこなし方も完璧(?)になりました。

ごちそうさまでした。
食事を頂いた後は、どっと疲れが出たのは言うまでもありません・・・(笑)。

食べ物のはなし 番外編 もんじゃ

前回は築地でした。
築地に行ったら、次に行くべき場所は決まっています。
そうです。月島です。

人気食べ物ブロガーとして全国津々浦々、美味しいものを頂いていますが、
(そうでもないか・・・)
まだまだ未踏の地は多いのです。
銀座あたりは頻繁にお邪魔していますが、
(ウソです)
東京の下町は知りません。
円頓寺商店街を語る者として、それでは説得力がありません。
自分の目で確かめる必要があります。

初めて月島の駅で降り、もんじゃ焼き店が並ぶ飲食街を歩きます。

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そのほとんどがもんじゃ焼きのお店です。

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すべてが流行っているわけではありません。
街を歩くだけで人気があるのかそうでないのか一目瞭然です。
いつもであれば自分の嗅覚を頼りにお店を選びますが、
同じような匂いなのであまり頼りになりません。
そんな時に必要なのが、人的ネットワークです。

東京のもんじゃ焼きを語らせたら、右に出る者もいない、
いや、100人のうちの一人、
いや、10000人の一人にもなる方に連れてきてもらいました。

「つきしま小町」さんにお邪魔しました。

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店内はお客さんでいっぱいです。
さすが人気店です。

というわけで、あとは画像ご覧ください。
これは何だったかな?

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こっちはホルモン炒めです。

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そして、もんじゃの登場です。

明太もちチーズもんじゃ 1200円

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これで一人前です。多分・・・。
「なかなか、やるじゃないか。」と自然に言葉が出てしまいます。
以前、名古屋でもんじゃ職人を語るオジサンが作ってくれましたが、
レベルは比べ物になりません。

こうして

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ベビースターラーメンを振りかけ、出来上がりです。

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「お~、これが本場のもんじゃか・・・」
どんどんお酒は進みます。

しかし、残念ながら、それだけではお腹は満たされません。
その後に、お好み焼きも頼みました。

ああして

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こうして

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はい、出来上がり

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作り方も名古屋や関西、広島と異なります。多分・・・。
こちらも美味しく頂きました。

いやあ~、いろんな土地に行く必要がありますね。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 番外編 三色丼

しばし円頓寺を離れます。
たまには遠出もしなければなりません。
東京・築地にお邪魔しました。
間もなく築地市場も移転です。
その前に行かなければならないというミーハー根性が顔を出してしまったのです。

ちょうどランチタイムの賑わった時間がよくなかったかもしれません。
信じられないくらいの人の数です。
外国人観光客も多いです。
「ここに混ざるとオレはただの観光客だと思われてしまうな・・・。」
ただの観光客のくせに偉そうなことを呟いてみます。

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ちょっと斜に構え、通りの反対側から眺めてみるのです。
反対側を歩いていると一軒のお寿司屋さんが目に入ってきました。
なんとなく地元の人や近くで働くビジネスマンがお客さんのような雰囲気を醸し出しています。

「オレはここで食べるべきなんだ。ドンドン!」
とお店の引き戸を開けました。「魚河岸三代目 千秋」さんです。

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お店の看板に出ていた三色丼を注文します。
「三色丼は炙りのイサキ、鯛、鮪とイサキ、鯛、鮪になりますが、どちらにしますか?」
と丁寧なお姉さんに聞かれました。
僕は全く他ごとを考えており、質問の意図を捉えていませんでした。
炙りかそうでないかを聞きたかったのです。

「鯛でお願いします。」
と僕はトンチンカンな答えをしたことを食事を終えた時に気づきました。
平静を装っていながらも明らかに僕に対する接客は変わったかと感じます。

微妙な空気を読んでか、元気な声が届いてきました。
「ヘイ!おまち!」
カウンターの中にいる大将が丼を出してくれたのです。

三色丼 1000円

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当たり前ですが鯛は入っています。イサキも鮪も入っています。
とても美味しく頂きました。
ちょっとカッコ悪かったので、食べ終えるとそそくさとお店を出ました。

午後にとある場所で同業者の先輩であるA社長と合流しました。
「山田くんさあ、築地で昼食べたの?」
「はい」
「俺さあ、築地市場に言って食べたんだけど、今凄いね?」
「何がですか?」
「うに丼がさあ、5000円もするんだぜ。」
「うわ~、高いですね?A社長はそれを頼んだんですか?」
「いや、それはないよ。3000円の丼で我慢したよ。山田くんもそれくらい?」
「あっ、そこまではいかないですが、近いもんですかね・・・。」

とんでもないウソをついてしまいました。
大人になるといろいろと面倒です。
築地がそれを教えてくれました。

ごちそうさまでした。

大学でもラジオでも喋った一日

本当は昨日のブログでアップするはずだったが、叶わなかった。
理由は簡単。
深夜1時ごろまで飲んでいたので、翌朝にブログを書くパワーがなかったのだ。

なので、一日遅れで22日の出来事を報告。
ブログに絶対取り上げねばならないわけではないが、
パフ釘崎社長から命令されたら逆らうことができない。
一昨日の行動をルポすることにしよう。

この日は午後から岐阜県にある国立大学へ。
(それだけで特定できるじゃないか・・・笑)
就職活動リスタートガイダンスということで大学4年生に向けて講演を行った。

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売り手市場を反映し、順調に就職活動を進める学生は多い。
大手就職情報会社のアンケートでは6月1日時点で内定率が50%を超えるという。
それが実態かどうかはともかく既に就活を終える学生も多い。

その反対にそんな学生を横目に見ながら焦る学生がいるのも実情。
今回の講演はどちらかといえばそんな学生が対象。
しかし、その学生の能力が劣っているわけではない。
たまたま運が悪かったり、やり方は間違っていたりするのがほとんど。
僕の役割はそんな学生に対して勇気づけるのとこれからのやり方をアドバイスすること。
参加した学生は少なかったが、少しでも伝わったのなら嬉しい。

終了後は急いで会社に戻り次の準備へ。
この日は東京から大物ゲストが来名されたのだ。
その大物とは株式会社パフの釘崎社長。

「あ~、なんだ・・・」
とため息をついた方もいるかもしれないが大物であることは変わりない。
伏見にある名古屋メシを食べさせる居酒屋で待ち合わせ。
釘崎さんは内定者の皐月さんと石上さんを連れてやって来た。
そこに株式会社ジオコスの伊藤社長とニューフェイスの徳永さんも合流することに。
なぜそうなったかは釘崎さんのブログを読んでもらえれば理由は分かる。
僕が説明するまでのことはない(笑)。

そこでビールやハイボールを飲み、ちょっといい気分になって次の場所へ。
ジオコスさんのラジオ番組「就活中ing」に出演させてもらうのだ。
お酒を飲んでラジオ出演なんてなんとも不謹慎だが、その方がきっと面白いことが言えるはず。

そもそも今回の主役はパフさんの内定者と名大社のユキモト。
僕や釘崎さんは裏方的な存在のはずだった・・・。
しかし、釘崎さんが饒舌に喋るので僕もそれにつられベラベラと喋ってしまった。
ちなみに番組は1時間の生放送。
酔った勢いで大爆笑、拍手喝采の面白い話をする予定だったが、
意外にも真面目なことを喋ってしまった。
う~ん、反省。
飲んで参加した意味がない(笑)。

うちのユキモトの話も良かったが、パフさんの内定者の話にも感心させられた。
学生であれだけ堂々と話すことができれば社会人としても期待できるだろう。
「あえて、パフ」なんだ・・・。

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番組終了後は2次会。
またまた飲み始めた。これも楽しい時間を過ごさせてもらった。
人材育成から経営の話まで多岐に亘る。

嬉しそうに釘崎さんは女性陣と写真に写っているが、喋っていたのはオジサンとばかり。
気づけば深夜1時ごろになっていた。

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大学でもスタジオでも居酒屋でも喋った一日。
これもいい時間の過ごし方。
みなさん、お疲れ様でした。

食べ物のはなし 番外編 しょうゆかつ丼

番外編が続きます。
ちょっくら馬篭まで足を運びました。

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馬篭は何度かお邪魔したことはありますが、いつだったかはあまり記憶にありません。
社員旅行の途中に寄り、酔っていたことが原因かと思われます。
まだまだケツが青い頃だったんですね。

馬篭は長野県かと思われがちですが、岐阜県中津川市になります。
中津川市といえば、そう、この「食べ物のはなし」ブログの発祥の地。
ブログの師匠が生まれ育ち、今は事業を営んでいる地であるのです。

「食べ物のはなし」に登場するお店を「食べ物のはなし」でも登場させなければなりません。
意味不明な表現になっていますが、弟子として役目を果たさねばならないのです。
国道19号沿いの馬篭に向かう交差点にある「五万石」さんにお邪魔しました。

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こちらの名物はしょうゆかつ丼。

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お店にはまいう~の石塚さんのサイン色紙も飾られています。
しょうゆかつ丼のほかにも、味噌かつ丼、ソースかつ丼、玉子とじかつ丼と並びます。
しかし、ここは迷うことなく断固としてしょうゆかつ丼。

「すいません、しょうゆかつ丼を二つください!!一つは飛騨美濃けんとんで!!」
力強く、テーブルを叩きながら注文します。
この日は珍しく同行者がいました。
全く同じ品では芸がないので、ひとつはランクを上げてみたのです。

「おまちどうさま!」
と二つの丼が運ばれてきます。
明らかにランクが違うのは一目瞭然です。

しょうゆかつ丼 900円

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しょうゆかつ丼(飛騨美濃けんとん) 1200円

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「お~、こうくるか、なかなかやるじゃないか・・・。」
見た目はあまり変わらないかもしれません。
シェアしながら食べてみると豚の種類の違いに気づきます。
飛騨美濃けんとんの方が歯ごたえがある中にも柔らかさを感じるのです。
そばつゆをベースにしたしょうゆダレはカツにマッチし、食が進みます。

「お~、これはいいぞ、さすが、師匠推薦の店、なかなかやるじゃないか。」
と言葉が自然と出てしまいます。
しかし、食べながらあることに気づきました。

「飛騨美濃けんとんって、おかしくないか?飛騨けんとん、美濃けんとんならわかるけど・・・。
だったら、岐阜けんとんにすべきじゃないのか?」
岐阜県出身の人気食べ物ブロガーは素朴な疑問を抱いてしまいます。

問いだ出すべきか考えましたが、ここは師匠の顔に免じて止めることにしました。
ランクの違いはどんぶりの豪華さの違いでもありました。

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会計を済ませ、向かった先は師匠の運営するお肉屋さんです。
中津川市に来たのであれば、表敬訪問しないわけにはいきません。
一部、怪しげな行動を強要されましたが、無事、挨拶をすませました。

飛騨牛コロッケで十分だろうと思いましたが、
見栄を張ってこんなものを買ってしまいました。
こちらも美味しく頂きました。

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ごちそうさまでした。
次に中津川市にお邪魔するのはいつになるでしょうか。
楽しみにしています。