これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「本を読む 映画を観る」の記事一覧:

「オレバブ」シリーズ読了してしまった。

いかん、いかんと言いながら立て続けに読んでしまった。
「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」の2冊。先日読んだ「ロスジェネの逆襲」に導かれ、前作となる2冊に手をつけてしまった。
orebabu
本を読むことが決して早くない僕が4日間のうちに読んでしまうなんて・・・。
これだけ一気に読むのも珍しい。東京出張の新幹線など集中できる時間が多かったせいもあるが、それだけ惹きつけられる魅力的な小説だった。
この小説の主人公の銀行への入行年度を計算するとまさに僕と同い年になる。フィクションであるのは承知だし、金融業界と自分達の業界とは仕事のスタイルが180度違うのも理解しているが、辿ってきた道のりは近い。
入社した段階はバブルのピークを越えたあたり。ようやく仕事を覚え、一人前の感覚に陥った頃にバブルは崩壊。どの会社も厳しい状況に追い込まれた。
バブル崩壊以降は、少し景気が良くなったかと思えば、すぐに悪くなり、その波の大きさは違えども、繰り返しの浮き沈み。一喜一憂することが当たり前の時代が続いているように思える。リーマンショックが一番酷かったけど・・・。
そんな時代を過ごしてきただけにこの小説への共感度は大きい。
ここに登場する会社を食い物にする人物が実際にはいないだろうが、もしかしたらと思わせてしまうのはさすが。時代背景を的確に伝え、金融の裏側を巧みに見せることが、よりリアリティを生んでいる。すっかり入り込んでしまった。素直に楽しめた小説だった。
そして、読み終えて思うこと。
仕事は真っ直ぐでなければならない。正直でなければならない。常に正しい道なのか自分に問わなければならない。そんな事を改めて感じたのだった。

勝ち残る経営の本質

伝説の外資トップが説く 勝ち残る経営の本質 伝説の外資トップが説く 勝ち残る経営の本質
(2012/07/21)
新 将命

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40歳前後の時であれば、本書のタイトルだけで飛びついていたと思う。それだけノウハウ的な要素を求めていた時期で、経営関連の本をかなり読んでいた。
ほとんど頭の中に残っていない自分にはかなり呆れるが、そんな思考だけは持っていたのは事実。
実際に経営を任されるようになってからは、あまりノウハウ的要素の強い書籍は読まなくなってきた。では、なぜ、このベタなタイトルの本を読んだのか・・・。
答えは至って単純。
新将命氏の著書だからである。新氏の「経営の教科書」は僕のバイブルとも言える。全て読み返すことはないが、自分の置かれた状況において、必要な個所を読み直すことはしばしば。
ある人にとってドラッカーや松下幸之助に求める事を僕は新氏に求めているのかもしれない。
以前、わざわざ東京まで講演に参加したのも、そんな理由。オヤジギャグに辟易しないわけでもないが(スイマセン)、経営者として大切にすべき事が、彼の言葉から全て発せられている。
それはこの本書でも同様で、シンプルで分かりやすく伝えられている。
例えば、
「SPCEは勝ち残る会社の条件」
売上(sales=S)
利益(profit=P)
社会(community=C)
貢献、社員(employee=E)

これを言葉として、常に頭の中で繰り返せば、自分が何をしなければならないかを明確に紐付けることができる。
そんな魔法のような言葉が本書にも散りばめられている。
最後のあとがきに書かれている一言も素晴らしい。
「健全な飢餓感」。これは心に響いた。確かに「健全な飢餓感」を持続させることが、目標達成や自己の成長に繋がる。
常に意識しなければならないことは多い・・・。

映画「ロボジー」

ロボジー スタンダード・エディション [DVD] ロボジー スタンダード・エディション [DVD]
(2012/08/03)
五十嵐信次郎、吉高由里子 他

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昨日は、ちょっと遅い夏休み。
子供たちは既に学校が始めっているため、のんびりと一人の時間を過ごす。こういう時に限って、何の予定も入らない。入る時はいくつも重なって大変なのに不思議だ。
きっと家族で観た方が盛り上がる映画だと思うが、一人しんみりと観た。
矢口監督の映画は、いつもシアワセだ。全ての映画を観ているわけではないが、「ウォーターボーイズ」しても、「 スウィングガールズ」しても、とてもシアワセな気持ちになれる映画を作ってくれる。
どの映画も何となく間抜けな主人公で、こちらが手を差し延ばしたくなる存在が多い。それがまたいいのだ。
今回の「ロボジー」も、こう言っては失礼だがデタラメでバカバカしい。しかし、そこがたまらなく愛らしい。世の中はそんな上手くはいかないはずだが、こんな現実があったら許してしまいたいと思える。
矢口作品に欠かせないのは竹中直人。
ロボジー
この映画では、ワンシーンだけセリフもない。しかし、インパクトは絶大。
要所要所に洒落っ気を盛り込みながら映画は進行していく。ラストシーンもとっても良かった。
この映画の主役 五十嵐信次郎はこれまで名前を聞いたことのない役者。巧みにうだつの上がらない老人を演じている。調べてみると、それはミッキーカーチス。ロックのイメージなんて微塵も感じさせない素晴らしさだった。
個人的には、この手の日本映画が好きだ。CGを駆使したり、派手なアクションシーンの映画が目立つが、人と人とが真っ直ぐに向き合う映画がいい。

ロスジェネの逆襲

ロスジェネの逆襲 ロスジェネの逆襲
(2012/06/29)
池井戸 潤

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著者の池井戸潤氏には、「下町ロケット」を読み、はまってしまった。とは言っても、本書が2作目で「オレバブ」シリーズ第3弾だとは全く知らなかったが・・・。
本書の主人公はバブル世代のビジネスマン。
一般的にバブル世代のビジネスマンは、社会の迷惑者的な扱いをされ、会社の足を引っ張る世代として登場するケースが多い。
就職時期に企業側にちやほやされ、入社間もない時期にもダブルのスーツを着たりして、社会に対する認識が甘い。いわゆる「新人類」と言われた世代である。
僕は1989年入社なので、まさにバブル世代。
確かに入社して2~3年で、ろくに仕事もできないくせに、コンパばかりしたてし、ダブルのスーツを身にまとっていた。ごくごくまれにその当時の写真を見るが、恥ずかしくて仕方ない。社会の批判の的になっても当然だったのかもしれない。
しかし、そんな時代が長く続くわけではなく、バブル崩壊後は、相当きつい経験をしていた。僕としては、その段階でバブル世代も2つに別れると思うのだが、それは当事者が勝手に思っていることに過ぎない。世間ではみな同じなのだ。
バブル世代以降が、ロスジェネ世代。これもステレオタイプ的に扱われることが多い。
本書はそのバブル世代とロスジェネ世代の特徴を巧みに引き出し、エンターテイメントに仕上げている。ハゲタカを読んでいる気分で読み進めてしまった。面白かった要因の一つは主人公に対する「共感」だろう。立場も業界も違うが(フィクションだし・・・)、その生き様に共感した点が強い。
本来は1作目から読むべきなのだが、この3作目を読んで過去のシリーズを読んでみるのも、どこかの映画を観ているようでいいかもしれない。
いかん、いかん、あまり小説を読んでいる時間はないというのに・・・。

ミッションからはじめよう!

ミッションからはじめよう! ミッションからはじめよう!
(2012/03/26)
並木 裕太

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家から徒歩1~2分の場所にTSUTAYAを併設した書店がある。
暇な時など、ぶらっと顔を出し立ち読みすることもしばしば。ローカルな書店は雑誌は充実しているが、単行本(特にビジネス書)は駅前あたりの大型書店と比較すると明らかに物足りない。当たり前だけど。
普段この書店でビジネス書を買うことはまずないのだが、ふと目に留まり、つい衝動買いしたのが本書。中味もほとんど見ずに・・・。
読み始めて数十ページの段階で、買ったことを後悔。ロジカルシンキングとマーケティングをただ組み合わせただけじゃないかと・・・。
貧乏性の僕は、余程つまらない本でない限り、途中で止めることはしない。そのため読み進めることにしたのだが、最初に抱いた感想は大変失礼にあたるのが途中で分かってきた。
確かに初級編であることは否めないが、僕の知らないワードや考え方もあり、学ぶべき点も多数見られたからだ。
レック(REC)という言葉、
課題の重大さを認識、つまりレジスターし、
課題が我がことであると理解、つまりエンゲージし、
その課題を解くことが自分の仕事であると感じている、つまりコミットしている。
そんな言葉は全く知らなかった。
そして、ミッションコーンやミッションの五か条も・・・。
もしかしたら過去学んだかもしれないが、すっかり抜け落ちている。
我々のミッションは○○で、なんて偉そうに言っている自分が情けなくなる。ちゃんとした定義を体の中に落とし込めていないではないか・・・。
反省・・・。買った意味は十分ありました。
そして、どうでもよく感じたこと。
結局、コンサルは何もしてくれないということと、著者の並木氏は自らを上手く宣伝しているなということ。
ステップゼロか、なるほどね・・・。

ゴルフの品格

ゴルフの品格 月イチプレーヤーでもシングルになれる100の方法 (幻冬舎ルネッサンス新書) ゴルフの品格 月イチプレーヤーでもシングルになれる100の方法 (幻冬舎ルネッサンス新書)
(2009/10/30)
神田 恵介

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まさか自分がこの手の本を読むようになるとは思わなかった。
本書は約2年前にブックオフで購入したのだが、前半部分だけ読んでそのまま放置していた。最近になって、ようやく後半を読んだのだ。
今の立場になってゴルフの必要性を感じながらも、重い腰が上がったのは今年に入ってから・・・。1~2年前はせいぜい年に3~4回ラウンドする程度。それでは上達するはずもなく、スコアも低迷したまま。
スコアに関しては今も低迷したままだが、それでも進歩はみられるようだ。
前半よりも後半が10以上もスコアがいいことがしばしば。休憩中に飲むビールの力だと言われてしまえばそれまでだが、少しずつは自分でも上達しているように感じる。
そこで再び手にしたのが本書だが、これを読んだところで技術が向上するわけではない。上手くなるわけではないのは当然のこと。
普段ゴルフ番組を観ることはほとんどないし、ゴルフ雑誌も全く読まない。ルールに関しても、ラウンド中に聞いたり教えてもらったりしながら覚えたくらい。見よう見まねで回っているようなもの。実際に「オナー(Honor)」のことを「オーナー(Owner」と本書を読むまでは勘違いしていた。
いかにも知識が漠然としており、それに気づけただけでも読んだ価値はある。
本書には、ゴルフが上手い人は仕事もできると書かれている。それが本当に正しいかどうかは疑問だが、「心・技・体」を磨くことによって上達するのがゴルフという。仕事に通じる面があると言えるのだろう。
珍しい事に5月以降、月1回はラウンドしていることになる。かつて経験のないことだ。「ゴルフの品格」を身に付けるだけでなく、そろそろ腕も上げないとヤバいな・・・。

映画「ダークナイト ライジング」

ダークナイト
この映画には、こんなキャッチコピーがセットされている。
「伝説が、壮絶に、終わる。」
何とも意味深なコピーだが、映画を観終わった時に納得した。その通りだと・・・。
前作「ダークナイト」も重厚で痛々しい作品だったが、本作もそれを引き継ぎ、とても悩ましい作品となっている。
同じヒーローものでも、少し前に観た「アメイジング・スパイダーマン」が子供向けの娯楽映画なら、本作は大人向けの社会派映画といってもいいだろう。
勧善懲悪だけが正義ではなく、揺れ動く正義も存在するのだ。人間っぽいし・・・。
そんな言い方をすると退屈そうな映画に思えるが、決してそんなことはない。約3時間近い上映時間も全く苦にならないし、僕が今年観た映画の中ではベストの作品と言ってもいい。
(大した本数を見ていないので、参考になりませんが・・・)
街や人の描き方もリアルとバーチャルが融合され説得力があり、実在しそうだから恐ろしい。僕としては楽しめた映画だった。
この映画は日曜日の午前中に名古屋駅のミッドランドスクエアシネマで観た。
これまでミッドランドスクエアシネマには仕事帰りのレイトショーしか入ったことがなかった。その時間帯はいつも閑散としていて心配だったが、昨日の劇場を見てホッとした。多くのカップルや家族連れで賑わっていたからだ。
ミッドランドスクエアシネマの前身となる映画館で大学時代の4年間をバイトで過ごした身としては、お客さんの入り具合は気になるもの。忙しいそうで良かった。
休日にお邪魔することは滅多にないが、その雰囲気をたまには体感しないといけない。

プロフェッショナルの働き方

プロフェッショナルの働き方 (PHPビジネス新書) プロフェッショナルの働き方 (PHPビジネス新書)
(2012/01/19)
高橋 俊介

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高橋俊介氏の著書はこれまで何冊か読んできたし、講演も伺ったことはある。キャリアに対しての基本的な考え方は変わらないのだろうが、働き方の多様化や求められる人物像の変化に伴い、微妙にメッセージも変わってきているような気がする。あくまでも主観で・・・。
本書では、序章で
「職業経験もない状態で、自分のやりたいことなどわかるはずがありません。それに、キャリアというのは目標を定め、そこから逆算して最短距離を行こうと思っても、決してうまくいくものではないのです。」
とバッサリ。
また、文中にも
「日本国憲法に、国民の三大義務のひとつとして定められていることからもわかるように、勤労というのはその能力を持ったすべての成人に課せられた社会的な役割であり、責任なのです。
だからまず、その役割と責任を果たすのが先であって、自分がやりたいとかやりたくないとかを優先させるというのは、大いなる勘違いと言わざるを得ません。」
と厳しい言葉も。
就職活動を始める学生に啓蒙する「やりたい仕事を見つけること」を完全否定していると言える。
僕もやりたい仕事なんて幻想に過ぎないと思っていることもあり、高橋氏の言葉には共感する。
それは自らの半生を語っても言えることだ。自分が就職する段階で、今の主たる業務である採用支援事業をやりたいなんて、これぽっちも思っていなかった。
日々の経験とその中で学んだことが背景にあり、その積み重ねにより今の立場で仕事をしているだけだ。偶然に導かれ、運が良かっただけとも言える。
しかし、ただ風に流されるまま適当に仕事してきたわけではなく、時代に適応しながら、目の前のことに真摯に取り組んできた結果はあるのだろうけど・・・。
自分ではまだプロフェッショナルとは言い切れないと思っているが、歩んできた過程だけを捉えれば認めてもいいのかもしれない。プロフェッショナルとは所詮そんなもんだと・・・。
プロフェッショナルという言葉は、いかにもハードルが高く厳しいことと捉えがちだが、決してそうではないと教えてくれるのも本書。どう行動をすべきか、今、何をしなければならないのかを考えてもらうことに主眼を置いている。ヒントはあるが、明確な回答はない。それで十分。
僕としては、大学生あたりの読んでもらいたいが、却って悩んでしまうかもしれない。背骨を作ることが重要だと言っても・・・。
しかし、背骨があるとないとでは随分、人生は変わるのだろう。

あきらめない  働くあなたに贈る真実のメッセージ

あきらめない  働くあなたに贈る真実のメッセージ (日経WOMANの本) あきらめない  働くあなたに贈る真実のメッセージ (日経WOMANの本)
(2011/11/28)
村木 厚子

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同級生経営者の櫻山さんが推薦していたので手にした一冊。
知り合いがおススメしなければ、自ら読むことはなかったと思う。自分で選ぶ本はどうしても偏ってしまうので、知り合いの意見を聞き参考にしなければならない。
現に今年読んだ本の中で女性の著書は「破壊と創造の人事」(楠田祐、大島由紀子共著)があるだけで、それ以外は見事に男性の作品。なんて視野の狭い人間。気が付かなかった・・・。
著者は郵便不正事件で巻き込まれた官僚。
当然ながら僕はマスコミの報道で、その顛末を知るくらいで、検察って恐ろしいなあ~と感じていた程度。しかし、本当の恐ろしさはその当事者しかわからないこと。本書の半分近くはその検察とのやり取りが書かれている。
その壮絶な状況は、もっと深く切り込んでもよさそうではないかと思ったが、現時点で書けることは本書が限界なのかもしれない。
著者の視点はあくまでも女性で、今後キャリアを積み重ねたい方にエールを送っている。そのため作品の半分は著者の仕事の半生が著されており、事件にだけ関心がある人にとっては物足りないのかもしれない。だが、仕事の半生があったからこそ、事件を乗り越えられてきた強靭な精神力を感じさせ納得させられる。
人は仕事を通じて、もっともっと苦労しなければいけないのだ。
巻末資料には著者が勾留生活164日間で読んだ149冊の書籍が紹介されている。ほぼ一日一冊。佐々木譲から塩野七生、稲盛和夫まで・・・。幅広い見識が窺える。
沢木耕太郎は「危機の宰相」。そういえば、この作品読んでいないな・・・。

映画「苦役列車」

苦役
予備知識を全く持たず観た映画。もちろん原作も読んでいない。かえってその方が良かったのではないだろうかと映画を観終わった後の気怠い気持ちがそう思わせた。
森山未來が扮する主役 北町貫多は昭和42年生まれの19才の設定。僕は41年生まれなので、ちょうど大学時代を過ごした時期にあたる。
まさにその時代を写した映画であり、自分の青春時代とオーバーラップする。その当時を記憶しているせいもあり、時代考証の素晴らしさに感動する。
山下監督の前作「マイバックページ」の描き方も素晴らしかったが、本作はよりリアルに感じることができる。
NCAAの缶ジュースやもみあげを斜めに切るテクノカット、ストーンウォッシュのジーンズなど80年代の香りがプンプンし、流行が忠実に映し出される。それだけで唸ってしまう。
ヒロイン役の前田敦子も普段感じることのない昭和チックな姿も魅力的だった。
肝心な映画はどうだったか・・・。
ある者にとっては大いに共感するだろうし、別の者には全くつまらない映画と真っ二つに評価が分かれるのではないか。僕自身は世代的共感もあり、あのモヤモヤ感はすごく理解できた。
しかし、ちゃんとした大人が見ると情けない人物でしかないだろう。それは自分達の親の世代であり、もしかしたら現代の若者も同様な受け止め方をするのかもしれない。全く参考にならない批評だな・・・。
主役の森本未來のファンではないが、彼の作品を「ALWAYS三丁目の夕日64」「モテキ」と立て続けに見た事となる。上手い!。全く異なる役柄を期待したい。
それにしても映画の中では、ずっとタバコを吸っている。あんなにみんな吸っていたかな・・・。