これからも前向きに 名大社会長ブログ

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さて、健康診断

今日は朝一番で健康診断。

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受診すること自体はさほど苦痛ではないが、その前後はとにかく気持ちがすぐれない。
厳密にいえばバリウム飲んで体をグルグル回され、血を抜かれることもイヤだが、
それはわずかな時間、グッと我慢をすればいい。
体重がいつもより重く、その誤表示も不愉快だが、それも気にしなければいい。
やはり検査前日、当日と診察結果が手元に来る日が憂鬱なのだ。

まずは前の晩。19時以降は絶食。
昨日は祝日だからまだ何とかなったが、普段の生活の中で19時以降に何も食べないなんて考えられない。
アルコールも当然なしだ。
今年は少しでもいい結果にするために前々日もアルコールはゼロ。
姑息な手段だが、一応、自分なりに作戦を立て健康診断には臨んでいる。
昼間に飲んでしまったが、少量で我慢した。

当日の朝も困りもの。
朝食はなし。水も飲んではダメ。
つい忘れて飲みかけてしまったことがどれだけあるか。
喉はカラカラ状態が続く。

今朝は朝礼で話をするため、美しい声を出さねばならない。
それもできない。
水を飲む飲まないが本当に検査に影響するんだろうか・・・とつい考え込んでしまう。

そして、検査結果が届くのも気持ちが滅入る。
不合格通知が届くような気分だ。
昨年までは何とかギリギリの状態。
コレステロールも肝機能も数字はクリアしているとはいえ、年々不安は増す。

生活習慣を変えろと言われてしまえばそれまでだが、そんな簡単なことではない。
今まで大病をしたことがないのが奇跡であり、
健康体に生んでくれた親に感謝せねばならない。

しかし、来年には50歳となる身。
どっかかんか体に異変があってもおかしくはない。
気をつけなければならないが、愚か者活動を止めるわけにもいかない。
難しいところだ。

今日も先生からいろんな忠告を受けて少しは反省するだろう。
数時間はその気持ちを持続させたいが、すぐ忘れると思う。
夜には夜のまたステキな予定もあるし・・・。

まずは今朝だけでも万全な態勢で、元気にいってきます!
いい結果が出ますように・・・。

わけの分からないブログになってしまった(笑)。

若手勉強会をやっていくのだ。

今月から会社の若手メンバーを中心に勉強会を行うことにした。
これまではNEXT4と呼ばれる中堅メンバーを対象にこれまで月1回実施していた。
その中で毎月読んだ本の感想を語り合う時間があるのだが、
これが意外と面白かったので、若手を対象に広げてみたのが若手勉強会。

僕が何かを教えるわけではない。
7人で構成される一人一人が感想を述べ合うだけなので、僕は何の準備もいらない。
ファシリテーター的な役割で話を引き出し、他のメンバーに意見を求め、
そこでの学びを共有するだけ。
全然手間が掛かっていないと言えばそれまでだが、
そこには僕のこれまで培った絶大なるファシリ力が求められる(笑)。

ここでの目的は、考える力を身につけること、要点を分かりやすく伝えるプレゼン力を磨くこと、
他人からの学びを自己に落とし込むことの3つ。
普段の業務ではどうしても営業としての指導や教育、
その業務部門においての仕事の進め方が上司の役割になってしまう。
今回の目的のようなことは時間的な制約もあり、できそうでできない。

であるなら、会社で一番ボーッとしている僕がその役割を担うのが筋。
もっと視点が高く、視野が広い人材を育てたいのなら、それは会社側の責任として果たすべき。

その第1回を一昨日の10月1日に行った。
時間は1時間半と決め、一人5分の発表、5分の全体共有で10分。7人で70分。全体まとめで20分。
計90分という完璧な計算であったが、先日のアクトスリレーマラソンの作戦と同様、
全く思い通りにはならなかった。

ホワイトボードにつらつら書いたのがこれ。

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ご覧になった方はなんのこっちゃ?と理解できないと思うが、
こうして「見える化」しながら話を進めると結構盛り上がる。
結局、一人当たり15分くらいかかってしまい、時間は延長。
最後の2人は時間を巻いて巻いての発表だった。
ファシリ力ありませんね・・・(苦笑)。

感じたのは、普段頼りないと思っているメンバーでも意外としっかりとした考えを持っていること。
自分自身の課題が明確になっていること。
全体の意見をまとめながら、少しだけ安心した。
こうしたことを繰り返し繰り返し行うだけでもいいトレーニングにはなっていくだろう。
来月はもっとテキパキやるからな。

勉強会終了後は飲み会。
なぜかうちの会社の連中は勉強会とか研修会の後には飲み会がセットになっていると思っている。
「飲み会がないなら、勉強会は参加しません!」というヤツはいないが、
それに近い態度はヒシヒシと伝わってくる。
僕はあまり飲みに行くのは好きではない、しゃあない。付き合おう。

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最後の締めの挨拶を4年目のオガワがしたのだが、どうやら受けたようだ。
何を話したかは覚えていない(笑)。

若手をいろんな角度から鍛えていくことは強い会社になるためには必須。
大手企業はもっと完璧なトレーニングの場をもっているのだろうが、
うちのような小さな組織ではお互いの考えを共有しながら学ぶのも重要。
外部の研修会社を使うことも大切だが、こんな勉強会の場があってもいいだろう。

はい、これから毎月第一木曜日は勉強会ですからね。
よろしく頼みますよ。

ステキな親子関係

先週末、懇意にするご近所さんの親子と一献を傾けた。
元々、父親と僕は友人関係。息子さんが大学3年となり、就職活動を意識し始めたため、
僕との3人で酒を飲みながら語り合うことになった。

東京の大学に通う息子クンは帰省時に僕と一度ゆっくり話をしたかったそうだ。
父親が僕のことをどう伝えていたかは分からないが、
その時点で父と子とのコミュニケーションが十分成立している証。

名古屋駅で待ち合わせをし近くの居酒屋に繰り出した。
まず挨拶が気持ちいい。
若者らしい溌剌さとともに気配りも感じられた。
乾杯し、一通りの世間話をした後、本題である就職のことについて語り合う。
息子クンの相談に対し、僕が持論を答えていくような感じ。
ここで詳細を書くことはできないが、まず自分の中での課題が明確。
今の自分の状況と将来像を自分の言葉で真剣に話をしてくれた。
この段階で僕はまず大丈夫だろうと安堵してしまった。
第一志望の会社に入れるかはともかく就職活動を乗り越える力は備わっていると感じてしまったのだ。

悩みは悩みで持てばいい。
今のうち、とことん悩み、迷いに迷えばいい。
その経験が大切。
この季節にそれができるのはこれからの時期を思えば十分。
僕は彼の話を聞きながら、嬉しい気持ちにもなっていた。

父親も彼の話を真剣に聞いている。
そして、時折、自分の意見を語る。
それが一方的ではなく息子の考えを認めながら意見を語っている。
その関係性がいい。

これまで多くのことを話し合ってきた間柄、親子間での信頼関係ができているのが伝わってきた。
息子クンは父親の仕事を見て営業の仕事をしたいという。
父親は自分の背中を見せ、息子は親の背中を見て影響を受けている。
父親は息子を一人の大人として扱い、決断は任せるという。
しかし、サポートする役割として、背中を押すことは忘れていない。

僕はいつものようにガンガン飲みながら、好き勝手なことを喋っていただけだが、
この二人の姿を見ながらとても羨ましくなってきた。
なんとステキな親子関係なんだろう。
息子は父親を誇りに思い、父親も息子を誇りに感じている。

僕なんか若者にエラそうに喋っているくせに家では何もできていない。何の影響も与えていない。
いきなり子供たちに正論を吐いたところで何も響かないだろう。
そう思うとこうした関係性を築いてきた二人を尊敬してしまう。

いい夜を過ごさせてもらった。
次に息子クンに会う時は、一段と成長した姿を見せてくれるだろう。
今回は僕がすっかりご馳走になってしまったが、次回は僕がお祝いする番だな。

励め!励め!インターン生

2015-09-03 17.34.24

先週火曜日からインターンシップ学生の受け入れがスタートした。
今年は過去最多となる5名の学生。
今まで実績のない大学からも新たに加わった。
全体の第一印象は、大人しそうだけどちょっとチャラい(笑)。
大変失礼だが、そんな風に感じた。
それは今回の学生に限らず、参加してくれる学生にはきっと同じような印象を持つだろう。

全体朝礼で自己紹介をしてもらった後、研修、講義などに入る。
僕は初日の会社の説明と3日目の一日行うワークが担当。
初日は1時間程度なので、学生をの表情を伺うだけだった。
3日は丸一日のお付き合い。働くこと、業界のこと、就職活動のホントのこと、
などテーマ別に多くを語り合った。
大人しそうだけどチャラい、そんな印象を持っていたのだが、実際は全然そんなことはない。
見た目以上に可能性を感じるし、話をしていて面白い。
そして、熱心だ。

一緒にランチを取り、しばらく休憩した後、午後からのワークへ。
一人の学生が「社長、いろいろ質問させてもらっていいですか?」と聞いてくる。
「おっ、何でも聞いてくれ」と答えると、
休憩中にみんなで打ち合わせをしたのだろうか、順番に次から次へと質問がやってくる。

「社長の考える会社の課題は何ですか?」
「社員さんの事をどう思っていますか?」
「名大社の一番の魅力は何ですか?」
「どうすればリーダーとして全体をまとめていくことができますか?」
などなど。

中には回答に困ってしまう質問もあったり、僕自身が深く考えていないことだったり、
反省させられることも多かった。

「社員さんの事をどう思っていますか?」の質問には
「全員の事を愛しています。」と答えておいた。
何となく嬉しそうだった。
上司と部下のの人間関係がどうなっているのかも気になる点なのだろう。

今回のインターンシップは名大社の採用ではなく、あくまでも会社や仕事を理解してもらうのが目的。
あまり名大社をアピールするつもりはないが、聞かれれば案外嬉しいものである(笑)。
終日、社内で取り組むこともあれば、社外での就業体験もある。
今週は営業同行や転職フェアでの運営サポートの業務が中心。
ガッツと現実を体験してもらうのだ。

この2週間を通し、より社会を学んでほしい。
名大社というちっぽけな会社だが、そこから働くことの大切さや面白さ、辛さも感じてもらいたい。
あと6日間。
励め!励め!
そして、少しでもこれからの学生生活に役立ててほしい。

チャレンジフォーラム2015

一昨日の土曜日はNPO法人G-netさんが主催する「チャレンジフォーラム2015」へ参加。
挑戦を続ける魅力的な中小企業とその中小企業に挑む若手人材の活躍をテーマにしたイベント。
1週間ほど前に代表理事の秋元さんにお誘いを受け気軽な気持ちで参加することにした。
一般参加のつもりでいたがイベントの2日前、この7月で共同代表になった南田さんからTELがあり、
イベントのパネルトークに出てくれという。

よく内容を理解しないまま、勢いで承諾。
今、考えてみればこれがG-netの常套手段(笑)。
別の団体も含めいつも同じような手に引っかかってしまう。
騙されやすい性格なのかもしれない・・・。

会場となるのは岐阜駅前の岐阜大学サテライトキャンパス。

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こんな場所に岐阜大の別キャンパスがあるなんて初めて知った。
会場は意欲的な大学生を中心に中小企業経営者、支援企業、大学関係者ら100名を超える方。

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美濃加茂市長や「ビリギャル」著者で一躍話題の人となった坪田さんも参加されていた。
(美濃加茂市長の藤井さんも一時期話題の人だった(笑))。
このお二方と直接お話ができたのもこのイベントのおかげ。

僕は「中小企業にとっての右腕人材とは?」というパネルトークのゲストとして登壇。

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本当にこんな企画の参加者を2日前に決めていいのか・・・(笑)。
鷲見製材さん、長良製紙さんの社長のコメントに対し、フォローしたり環境分析するのが僕の役割。
偉そうにファミリービジネスアドバイザーらしいコメントもさせてもらった。
中小企業こそがトップを中心に一丸で採用し育成する必要があるという流れ。
それがいずれ右腕と呼ばれる人材に成長していく。
そんなことを持論を踏まえながら話をさせてもらった。
一人でも多くの若手人材が中小企業に興味を持ってくれればいい。

大人が登壇した後は入社2年目の若手と現役の学生さんのトークセッション。
彼らの目の輝きが素晴らしい。
入社2年目の若手代表としてプレゼンした大橋量器の斎藤君はたまたま僕と同じテーブルで向かい側の席。
2年目とは思えないくらい自分の意見をはっきり述べ、仕事への取組みを語っていた。
社長がなんでも任せたくなる気持ちはよくわかる。
これも中小企業だからできること。十分楽しませてもらった。

このイベントを通して感じたことが2つ。
一つは代表の秋元さんにしろ、藤井市長にしろ、「ビリギャル」の坪田さんにしろ、
すこぶる話が上手い。
単に上手いだけではなく、空気を読み全体を巻き込んでしまう魅力的な話し方。
これだけでも大きな収穫。
くだらないネタで笑いを取ることくらいしかできない僕はまだまだ未熟。

もう一つはこんなイベントは残念だけど、うちではできない。
G-netさんならではのコンテンツとサービスだからなせる業。
この距離感を作るのは決して簡単ではない。
この点からも大きく学ばねばならない。
今後、コンソーシアムで一緒に取組んでいくが、お互い刺激し合い吸収できる点があればいい。

イベント終了後は懇親会。
(まあ、いつものことですね・・・)
こちらも楽しい時間だった。
早く失礼しようかと思ったが、いろんな方と話をしているうちにすっかり遅くなってしまった。
岐阜の花火大会から帰る方と重なってしまい、激混みの電車で帰宅することに。
もう少し早く帰ればよかった(笑)。

お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

「職サークルシンポジウム」に行ってきた。

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昨日は東京。
午後からパートナー会社であるパフさんの「職サークルシンポジウム」に参加してきた。
パフといえば愚か者本部名誉本部長の釘崎氏が代表を務める会社で、
ほぼ毎日のように僕がバトルしている相手。
メチャクチャ仲がいいと言われることもあれば、醜い争いを絶えずしていると言われることもある。

その実態といえば、僕が尊敬すべき業界の大先輩。
我々採用支援をする業界の中で、学生を最も応援し、理想を大切にする会社。
今の就職環境を真正面から真摯に向き合い、
歯に衣着せぬ言葉でズバッと某団体に切り込むことも厭わない。
僕のレベルには程遠いことをやり遂げる企業なのだ。
そんな企業が主催するイベントに参加しないわけにはいかない。
いくら忙しくても、いくら暑くても参加するのがパートナーの役目というもの。

パフが提供するインターンシッププログラムは一般的なものとかなり趣向が異なる。
相当、手間がかかることを力を惜しむことなく注ぎ込む。
その姿が美しいと時々思う。
「100×10チャレンジ」というプログラムに参加した学生の意見を聞いてても、その違いを感じる。

そこで痛感したのは学生の成長。
多くの社会人と出会い、多くの企業を知ることは、単に就職活動の役に立つだけではない。
学生にとって未知の世界である社会を垣間見ることで自信と勇気に繋がるのだ。
特に参加前に自信のなかった学生の効果は大きかったよう。
第2部に行われた横浜国立大学の服部准教授の講演でも、定量的な面で検証されていた。

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1dayインターンシップでは学ぶことができない。
1週間のプログラムでは時間が掛かりすぎる。
など、今、インターンシップにおける問題をこの「100×10チャレンジ」は全て解決しているとも感じてしまった。

第3部に行われたパネルディスカッションも楽しませてもらった。
服部准教授、オリックス銀行採用責任者、マイナビ元編集長栗田氏、釘崎社長と立場の異なる方の
「よりよい就職と採用を考える」ディスカッションは本音が飛び交う魅力的な内容。
一般的にこのような場は建前論で過ぎていく場合が多いが、釘崎社長はそれを許さないようだ。

本当は僕らや一般の企業採用担当者だけでなく、
もっと国の偉い方に聞いてもらう方がいいのだろうけど、それだとお叱りをうけてしまうかも。
それだけ本質をついた鋭い発言も多かった。
ブログで明かすことができない内容もあるが、
こんな風に僕も強く発言ができる大人にならねばならない。
まだまだ顔色を窺う弱い人間ですね・・・(笑)。

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最後の執行役員吉川さんの話も感動した。
理想とする「職サークル」の姿はかっこよすぎる。

インターンシップや就職活動を通し、学生は大きく成長する。
企業は採用活動を通し、学生を育て、優秀者を作っていく。
それがお互いにとっていい循環になればいいし、その中で我々がどう”ハブ”として機能するかが重要。
貴重な時間を過ごさせてもらった。

 

 

今日のブログはちょっとパフさんや釘崎社長を持ち上げすぎのような気もするが、
たまには先輩を立てておくのも大事。
きっと昨日お邪魔したお店に新しいボトルも入れてくれたと思うし、
次回は豪勢な食事をご馳走してくれるだろう(笑)。

お疲れさまでした。

最初からわかっていたこと

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昨日の中日新聞は珍しく就職戦線の記事で大きく紙面を割いていた。
「就活戦線不満アリ」というタイトルで今年の就職環境を取り上げていたのだ。
要約すれば、就職活動の後ろ倒しの結果、就職戦線が長期化している、
「オワハラ」が増えている、企業の争奪戦が激化しているというようなネガティブなもの。
現状の姿を大袈裟でもなく正直に伝えているニュース。
関係者が読めば素直に納得できることばかりだ。

(これだけ、「オワハラ」という言葉が出てくると悲しくなるけど・・・。
今年の流行語大賞でも取ってしまうんじゃないかな(苦笑)。)

今年の状況は今明らかになったのではなく、一年前から予測できたこと。
僕らのような採用支援をしている会社は口を揃え、16卒採用環境の難しさを語っていた。
僕も何度となくブログにも取り上げていた。
この事実に驚くことはなく、「やっぱりか・・・」と頷くしかない。
うちのクライアントの状況を伺っても、「内定を10名出したが、承諾する学生は1名だけ。」とか
「いつ内定を出せばいいかわからない。」というような戸惑いを隠しきれないケースは多い。

僕らとしては最良の方法を提案しても、残念ながらその通りに進まないことも少なくない。
新卒採用をお手伝いする業界の営業も自信を無くしてしまったいるのではないだろうか。
(結構、問題だったり・・・苦笑)
企業、学生が混乱に陥っていると同様に業界全体も先行きが見えにくい状態になっている。
では、大手の選考が本格化する8月には状況がはっきりするのだろうか。

僕は明確なことを言うことはできない。
しかし、もうひと波乱、ふた波乱起きるような気がしてならない。
それが企業側にとっても学生側にとってもハッピーになるような波乱であればいいのだが、
それは数少ない望みだろう。
新たな対策を講じる必要性も十分あり得る。
それを見越しながら計画を立ててはいるが、その通りになるとも考えにくい。

採用数が増加したことと就職戦線が後ろ倒しになったことで混乱する今年の就職戦線。
最初から分かっていたことではあるが、当初の予想以上なのかもしれない。

現在、我々同業各社はすでに17卒採用へ向けて企画を準備している。
今年の状況を考えれば、来年はさらに競争が激化し混乱を及ぼすかもしれない。
今年以上に指針が有名無実化する恐れはある。
何が正しくて何が間違っているのかが全く分からない時代になる可能性もある。

正直者がバカを見ることは避けたい。
駆け引きをゼロにしろなんて言うつもりはないが、余計なことを考えず、
お互いが素直に向き合える就職環境であってほしい。

昨日の記事を読みながら、改めてそんなことを感じた。

つながりの幸福 JCDA名古屋大会

昨日20日はキャリアカウンセラーが集まるJCDA名古屋大会。
年1回全国規模で行われ、300名の有資格者が集まる大きなイベント。

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今年は名古屋での開催。
この手のイベントにすっかりご無沙汰だったが(汗)、今回は久々に参加させてもらった。
それも司会という大役を与えられて・・・。

2か月ほど前に日本マンパワーの鈴木支社長から司会を依頼され、何も考えずに気軽に引き受けた。
宴会の司会をやる程度の浅はかな考えで、こんな立派な大きい大会とは全く知らなかった。
その時点でCDAとしてはアウトなのだが、気づいた時には後戻りはできない状況(笑)。
大会実行委員の方は事前準備も懸命に行われている中、僕はほとんど顔も出さず、
スタッフの方にかなり不安を与えていたようだ。
すいませんでした・・・。

当日は朝からリハーサルや入念な準備。
合間を縫って実行委員会メンバーと記念撮影。

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テーマは「つながりの幸福、伝え合おうCDA、伝えよう社会へ」
かなり壮大なテーマだなと原稿を読みながら思っていたのだが(笑)、
大会を終えてみて、このつながりの大切さを実感した。

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僕は司会といってもお気楽モード。
相方の女性が元アナウンサーの方で、大事な箇所はほとんど彼女の担当。
僕は寸劇で登場した織田信長公に突っ込みをいれたり、思いついたことを適当に喋ったりする程度。
カタさとユルさが絶妙にマッチしていたなと自分勝手に納得していた。
そうはいってもかなりご心配をおかけしました。
すいませんでした・・・。

肝心のプログラムは南山大学名誉教授 津村俊充氏の講演とワークショップ。
AIアプローチなるものを学んだ。僕も舞台袖で相方と一緒に体験させてもらった。
相手のポジティブさは自分にもプラスの影響を与えるものですね。

他にはJCDA理事長によるメッセージや全国から集まった川柳の紹介など、プログラム通りに進行。
無事に大会が終了してよかった。
今のところ、僕の元へクレームを届いていないので、司会も成功といえるだろう(笑)。

大会終了後はレセプション。こちらはお気軽に飲んでればいい。

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こんな感じで愛知の地酒も並んでいた。

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他にも飲むものが多すぎて、全部飲むことはできなかった。
残念・・・。

この場では初めて会う方と情報交換をさせて頂いた。
しかし、気がつけば女性の方ばかりに行ってたような・・・。
こんな写真ばっかりのような・・・。

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最後は名古屋らしく「名古屋ナモ締め」で締めることに。

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数少ない「名古屋ナモ締め」を知る者として舞台に立たせてもらった。
司会よりもこっちの方が活躍したんじゃないかな。多分・・・。

そして、二次会、三次会に流れていく。

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これも楽しい時間だった。でも、三次会はほとんど寝ていたような気がする(苦笑)。
あまり覚えていない。
朝一番からだったので、結構、疲れてしまったと言い訳しておきたい・・・・。
それでも有意義な時間を過ごさせてもらった。

「つながりの幸福」。
全国から集まったCDAのみなさん、
大会実行委員会のみなさん、
ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。

名誉顧問でお迎えしたい!

今日から5月。時間が経つのは早い。
名大社では明日から6日までがGW休暇。
例年と比べれば少ないような気もするが、
あまり休んでもボケてしまうのでこれくらいがちょうどいいだろう。

それにしても、4月はあっという間に1ヶ月が過ぎていった。

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あっという間と言えば、4月の日本経済経済新聞「私の履歴書」。
これだけ短く感じたのは初めてじゃないかな。
それだけ毎日ワクワクしながら読んでいた。
日経新聞が届くのが待ち遠しかったのも初めてだと思う(笑)。

そう、4月の「私の履歴書」はあちこちで話題のニトリホールディングス社長の似鳥昭雄氏。
昨日の最後回では、品のない過去に批判があったと書かれているが、とんでもない。
何を批判するというのか。
どれだけこの記事が愚かな経営者に勇気を与えたか・・・。
僕からしてみれば素晴らしい!の一言。

これだけ自分をさらけ出し、堂々と過去の恥ずかしい経験もヤバい経験も披露されている。
それがハンパない。
真似しようと思っても(思ってはいませんが・・・)、とてもそのレベルになることはあり得ない。
その破天荒な生き方には共感を通り越し、尊敬という言葉でも追いつかず、
何と表現していいかわからない。

我々が密かに結成している愚か者本部の名誉顧問としてお迎えしたい考えだ。
現状では自ら永久名誉本部長と名乗る自分勝手な人しか名誉職はいないため、
ここは正式に就任をお願いしたい。
永久名誉本部長を更迭してでも、首を切ってでもお願いしたい。
(健全なブログ読者はさっぱりわからない話ですね・・・笑)。
こんな言い方は失礼極まりないが、
我々が目指す愚か者経営者のロールモデルとして最高の存在になるだろう。

大学も半ば賄賂で単位を取得し、家出をし、就職先を解雇され、
自社のお金に手を出し、クラブのハシゴでお金を使いまくり、
社員に騙され、親とも揉める。倒産の危機も何度も味わう。
これだけ読むととんでもないが、それでも諦めることなく事業を継続し、
時価総額1兆円の企業を作り上げた。

そのパワーは今も衰えない。
いやあ~、本当に面白く刺激的な1ヶ月だった。
ここ最近では萩本欽一氏も王貞治氏も良かったが、ビジネスというフィールドでは突出していた。

このブログの存在に気づいて、
「おっ、いいよ。名誉顧問についてやるよ」と言ってくれないかなあ~。
どんなことをしてもらえばいいのか、想像できないけど・・・(苦笑)。

1か月間、ありがとうございました!

久しぶりにアスバシLIVEに参加した日

一昨日土曜日の話。
午前中は高校三年になる娘の部活の引退試合を見学。
所属するバレー部は4月の大会を最後に引退。
嫁さんと内緒で応援に行ったのだが、すっかりバレていた。
だからこうしてブログに書くこともできる(笑)。

大会の2週間前に指を骨折してしまい、最後の大会への出場はほとんど諦めていたようだ。
この2年間、懸命に練習をし、
セッターとして頼られる存在になっていただけに残念な引退試合になってしまった。
それでも途中出場でチームを鼓舞し、トスを上げる姿には胸が打たれた。
ただの親バカだがその姿には感動した。
チームは残念なことに敗退し、メンバーと共に涙を見せていたようだが、これもいい経験。
これからの生活にきっと生きてくるはず。お疲れさんでした。

午後はブラザーコミュニケーションスペースで開催された「アスバシLIVE’19@愛知」に参加。

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一般社団法人アスバシ教育基金が主催するイベントに
僕はパネルディスカッションのパネラーとして招かれたのだった。
偉そうに話ができる立場ではないが、代表理事である毛受さんに「生ビールを2杯飲ませてあげる」
という甘い言葉にホイホイとついてきてしまったのだ。
半分本当、半分ウソのはなし(笑)。
確か一昨年は中ジョッキを大ジョッキに変更することで買収されたような記憶。

冗談のような感じで参加したのだが、内容は真剣で真面目な議論が繰り返された。
僕はともかく、ご一緒したのが愛知県産業労働部の金田学氏、
中日新聞社経済部デスクの白石亘氏なので、ディスカッションが怪しい方向に進むはずがない。

asubasi1541

『超人材不足を乗り越える「教育投資」と「人材育成」とは?』
というテーマで70分間のディスカッション。
少子高齢化、非正規社員の割合、中小企業の人手不足、若者の育成と成長など、
それぞれの立場からお互いが考える意見を述べ合う場となった。
表面的な議論ではなく本音ベースで話が展開できたことは良かったと思う。

自己保身に走るような話はしたくはなかった。
金田氏も白石氏も自分たちの弱点を堂々と披露し、
やるべき点を話されたことには好感が持てたし、勉強になる点が多かった。
民間、行政、メディアがお互いの垣根を越え、真摯に自分の意見をぶつけ合うことで
新たな価値も生まれてくるのではないかと感じた。
僕が行政に抱くイメージをいい意味で解消させて頂いただけでも有意義な時間であった。

どんな展開であったかは書ききれないが、
少なくとも自分たちが果たすべき役割は果てしなく多いということ。
まだまだ力不足ではあるが、地域で事業を営む者として少しでも役に立っていきたい。

今回のイベントでは僕らのパネルディスカッションがメインだったが、
アスバシのメインは高校生のインターンシップ。
その取り組みについて発表が行われると同時に実際に取り組んだ学生の報告会も行われた。
それがまた新鮮でよかった。
当時、高校生であった自分たちの不安が社会と接することで少しずつ解消され、
自分たちの学びになっていく。
それが本人の言葉で語られる。清々しさが会場を覆っていた。

僕らが当たり前のように過ごしている社会は高校生にとっては未知の世界。
そこをインターンシップを通して社会と繋がり、意識の向上にも繋がっていく。
データだけでは分からないリアルな成長を感じた。
このような場が更に広がっていくと、将来の仕事についても役立っていくのだろう。
いやいや、イマドキの若者もいいじゃないか。

このような場に参加させてもらったことに感謝せねばならない。
ありがとうございました。