これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「人について考える」の記事一覧:

大木会長、永遠に・・・。

俳優 菅原文太さんが逝った。
世間一般に菅原文太さんの代表作と言えば「仁義なき戦い」であり「トラック野郎」だ。

昨日のニュースもこれらの作品を取り上げていた。
しかし、一部のマニアでは(それってうちらだけ?)
ドラマ「ハゲタカ」における大空電機大木昇三郎会長の存在である。

全6話のうち1話しか出演していないにも関わらず、
圧倒的なインパクトでドラマ全体を引っ張っている。
NHKのニュースでこの作品を取り上げないなんて、何という愚かなことだ(苦笑)。

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若い時代のヤンチャな演技とは違い、
古き良き日本を代表するカリスマ経営者を見事に演じ切っている。
名著「大木流経営論」は今でも僕たちの宝物のひとつだ。

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ドラマの中でも大木会長の名セリフは数知れない。

「君がホライズンの鷲津君とやらか」
「流した血を汲み取ってやれるのか」
「やり直したいなら、何もやらないことだよ」

と今でも、そのシーンが目に浮かぶ。
ドラマを知らない方には、何のことかさっぱり分からないかもしれないが、
このセリフの一言一言が僕らボンクラ経営者の胸に響く。

結局、大木会長は株主総会を前に亡くなってしまうのだが、
その姿が昨日の菅原文太さんの死去の報道とダブる。
ドラマでは最終的に大木会長の魂を主役の鷲津が守り抜く。
素晴らしいドラマだった。傑作だっだ。
菅原文太さんの演技が一役担っているのも間違いではない。

歳を重ねることで演技の幅が広がり、人間としての深さを醸し出される役者はそう多くない。
大木会長、永遠に・・・。
菅原文太さん、ご冥福をお祈りします。

もうちょっと何とかならんか「記念日休暇」

名大社には一年に1回、好きな日を選んで休暇を取ることができる「記念日休暇」という制度がある。
前月の最終週の朝礼(12月の場合は一昨日)で、全員を前にその内容を発表し、
拍手を浴びながら会社からお小遣いをもらう素晴らしい制度。

どんな理由でもどんな日付でも構わない。
みんなの前で発表さえすればいい。

なんていい会社なんだ・・・。

ただ素晴らしい制度と思っているのは僕くらいなのかもしれない(苦笑)。
今年で2年を終えるわけだが、いまいち盛り上がりに欠ける。
そもそも有給に充ててしまえばそんな制度は必要ないとか、これ以上休みなんていらないとか、
発表は恥ずかしいとか、どんな考えかは分からないが積極的にとるメンバーが少ない。

しかし、この12月で1年間の権利が消えてしまうため、
駆け込みであり、やや強引な記念日で、この12月に取得するメンバーが続出しているのも事実。
有給休暇も消化もあり、来月は社員が歯抜け状態の1ヶ月になりそうだ(涙)。
う~ん、自分の首を絞めているような・・・。

ちなみに12月は
「親孝行記念日」
「家族旅行記念日」
「家族揃ってクリスマスを楽しむ記念日」

なんて、日頃、家族サービスをしていないのが丸わかりの記念日もあれば、
(それは失礼?すみません・・・)

「友情記念日」
「厄払い記念日」
「大掃除に励む記念日」
なんていうのもある。
まあまあ、何でもいいけど、あまり集中しないで欲しい。

そんな偉そうなことを言いながら、実は僕も12月に「記念日休暇」を取得する。
あまりにも愚かな記念日なので、ブログでは内緒にしておくが、一日休みを頂く。

いい加減にしろ!というお叱りの声も聞こえそうだが、
12月のある日は連絡が取れませんので、どうぞよろしくお願いします(笑)。
当然ですが、立場上、僕はお小遣いはもらえません。
あ~、寂しい・・・。

来年はもう少しバランスよく取得して欲しいと願いながら、12月を迎えることになるだろう。
親孝行、家族旅行か・・・。う~む、困ったな(汗)。

キャリアトランプとアドラー心理学

昨日はCDA(キャリアカウンセラー)の有志で組織するソルチェ名古屋のワークショップに参加。
一応、キャリアカウンセラー歴10年になる僕も(全く何もしてませんが・・・)
たまには勉強しなければならない。

半分、お付き合いで参加した勉強会だが(笑)、大変学びになる場であった。
テーマは「キャリアトランプを使った自己理解との深め方とアドラー心理学」。
何のこっちゃと思いがちだが、講師でありCDA仲間の鈴木明子先生(どっかで聞いたことある名前)は分かりやすく解説してくれた。

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最近は「嫌われる勇気」を発端にアドラー人気が高まっているが、
キャリアカウンセリングとアドラーの理論は相性がいい。
要は「自己決定」をどうするかが大切だが、その導き方としてキャリアトランプの存在が有効的。
キャリアトランプの説明は面倒なので割愛するが(苦笑)、
カードを使ってライフスタイルにおける自己概念をあぶり出すもの。

実際のワークで僕が選んだカードは
「責任感がある」
「プラス思考」
「忍耐強い」

やっぱりこのようなカードを選んでしまうんだなあ~。
なるほど・・・。

自分たちは情報を提供する側なので、本来はクライエントに気づきを与えるのだが、
自分を見つめ直すにもちょうどいい。
そんなようなワークを行いながら、アドラーの心理学を盛り込んでいく。

「ほめる」より「勇気づける」ことが重要。
「ほめる」は依存的になってしまうが、「勇気づける」ことは自立的なることを支援する。
これは僕自身が毎日の会社生活の中で意識しなければならない。

3時間半の学びをここで簡単に説明するのも難しいので、これくらいで留めておくが、
これから社会に出る若手が自信を持って自分とどう向き合うがが
働くことにおいて大切になってくるはず。
そんなことを感じた今回の勉強会だった。

CDAでもありベストセラー作家でもある戸田智弘氏も最新刊の宣伝も含め紹介された。

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著書をプレゼントされる抽選会は、残念ながら外れた。
(自分で買いなさい!)

久々にキャリアを学んだ一日。
天気のいい3連休の初日だが、こんな過ごし方も悪くはない(笑)。

おもしろおかしく~人づくりの極意~

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昨日の午後は日経トップリーダー主催のイベントへ。
創刊30周年記念フォーラム~これからの中小企業の”人づくり”~に参加させてもらった。
中小企業の経営者らしき方が多数参加されていたが、
会場となる品川プリンスホテルは満席というわけではなかった。
無料なのでもっと集まってもいいものなのに。新鮮味に欠けるのかな・・・(笑)

隣りに座られた方と何気なく挨拶。
福島のパートナー企業ヒューコムさんのクライアントだった。
世間は狭いと改めて実感。

イエローハット創業者の鍵山秀三郎氏の講演も勉強になったが、
今回のブログでは第3講演の堀場製作所最高顧問の堀場雅夫氏の話。

現在89歳のご高齢だが、講演は分かりやすくユーモアたっぷり内容であった。
その人柄が60分の講演の中で滲み出ていた。
ちょくちょく講演の場を頂く身としては、こういった方の話し方や場の作り方を学ばなければならない。

創業時の苦労から人づくりにかける想いまで淡々としながらもその情熱が伝わってくる話しぶり。
ひとりのハナタレ経営者として学ばなければならないポイントがいくつもあった。
そもそも人間は尊い。どんなに技術が進化しても人間の能力に勝ることはない。
ただ地球上の40億年の歴史からみれば、人間の歴史なんて学校の夏休みの期間ぐらい短いものでほんの小さいもの。

それを理解した上で人を育てる行為をしなければならない。
目の前に起きているほんの些細なことで一喜一憂することなんて意味がないと言われている。
すでに反省だ(苦笑)。
経営者たる者、そこまで高い視点でもって物事を判断していかねばならない。

そして、未来は予測するものでなく、自分たちの手で創っていくもの。
経営者が先行きに対して不安しか抱けないのであれば、会社はその方向に向かう。
経営者がおもしろおかしく考え、社員と一緒に新しいものを作っていこうという姿勢と気持ちがあれば、
自然とムードは高まりヤル気は湧き上がってくる。
実にシンプルな話だ。

そのためには周りに対して感動を与える経営者にならなければならない。
「おもしろおかしく」がただ楽しいだけでは何の意味も示さない。
それを自分なりの経営的な考え方、哲学を持って臨まないと
いくら人の貴重な話を聞いたところで何も役には立たない。

今、書いていることは僕の解釈なので、
必ずしも堀場氏が話された内容とは異なるかもしれないが、大筋は間違っていないだろう。

自分の場合、まだ経験が足りない。
それも崖っぷちの経験が足りない。
堀場氏に言わせれば3回は本当に辛い経験をしないとその先が開けないようだ。

できればそんな経験はしたくない(苦笑)。
しかし、今の状況が永遠に続くとも到底思えない。
必ず修羅場が訪れるだろう。そんな時、どんな対応ができるだろうか。

そのための準備や覚悟は常にしておかなければならない。
一方で地球40億年の歴史のおける人間の小ささも知っておかなければならない。
それが経営者としての重要な役割。人生はあらゆることが1回限り。

簡単にまとめてしまったが(笑)、貴重な講演を聞かせて頂いた。
感謝!

日本一幸せな従業員をつくる!

今週火曜日は改めて従業員満足度を高める必要性を感じた一日だった。
午後は大塚商会さんの参加し、講演会に出席。
前ホテルアソシア名古屋ターミナル社長柴田秋雄氏の話を伺った。

このホテルの再生をまとめた映画の上映会も時々開催されているが、
僕はタイミングが合わず、まだ観ていない状態。かなり感動的だという。
機会があれば是非、鑑賞したいが、今回の講演も感動する内容だった。

8億の債務超過を抱えるホテルの再生物語であったが、
そこで繰り広げられたのは従業員に対する愛情と信頼。
経営戦略もあるが、人への想いが再生の全てといっていいだろう。
いかに従業員を信用して仕事を任せていく。
それが主体的な行動に変わり、ひとつひとつのサービスも向上していく。

会社の掲げている理念は「日本一幸せな従業員をつくる」こと。
それを徹底し、ES(従業員満足度)を高めることが結果的にCS(顧客満足度)を高めることに繋がる。

これは最近、僕が常に思っていること。
今のうちの会社としてどう高めるのか。
また、それをどうクライアントにも伝えていくのかが重要なテーマでもある。

特に中小企業の場合はESを高めることが会社の魅力を伝えることに直結する。
自らがその存在になっていくのが僕の理想でもある。
その点で言えば、今回の柴田氏の講演は腹落ちすると同時に共感と尊敬の念を抱くもの。
会社も家族も一緒なのだ。
まだまだ僕はそれを実践できていない要素は多いけど(苦笑)。

この日は夕方から西川塾の班会議。
塾主の考えやアドバイスを伺いながら、塾生の会社の課題を共有していく。
ここでも話題となったのは人材育成の話。
社員を家族とみなし、どんどん仕事を任せ、現有の社員をピカピカの存在していく。

それは中小企業の方が取り組みやすく、仕事のヤリガイも生まれやすい。
塾生同士が互いにディスカッションしながら共通認識が生まれるのが班会議では重要。

面と向かって「従業員が一番だ!みんなありがとう~!」と言うのは恥ずかしい(笑)。
照れくさくてできないのが現実。

しかし、大切なのは言葉。こちらの想いを言葉にして伝えなければならない。
それは褒めることも叱ることも励ますことも全て。
任せながら、どうやってコミュニケーションを取っていくのか。
これは簡単そうで難しい。

そんなことを思いながら過ごした火曜日。
結局、会社を支えているのはトップではなく、そこに働く仲間。従業員の存在である。

トップで会社は変わるのかもしれないが、変えるの一人ひとりのメンバーだ。
そこはしっかりと認識しておかねばならない。

何だか今週は内向きなブログばかり書いてきた気がする。
まあ、たまには許してくれるだろう(笑)。

中途社員のパフォーマンスを上げろ!

昨日は名大社のセミナールームで研修を実施。

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「結果を出すアスリートのメンタルトレーニングを活用して、
中途社員のパフォーマンスを最大化する方法」
というとてつもなく長いタイトル(笑)の研修。
名大社のクライアント22名に出席頂いた。

ジモトシゴトにこだわる我々として、中途社員の活用は企業にとっても肝になる。
中途社員の定着をはかり、パフォーマンスが上がれば、
企業としての業績もチーム力も向上する。

一般的に新入社員研修はどこの企業も力を入れ、
また研修会社も充実したプログラムを用意している。
それに比べ、中途入社組に対しての研修は少ない。

即戦力とみなされ、研修もごく簡単に済まされることが多い。
実際、中途社員の立場に立てば、戸惑いも多いはず。
結局、上手く組織に馴染めなかったり、
パフォーマンスを発揮する機会を得ないまま離職するケースも少なくない。

名大社としては中途採用支援も重要なビジネスであり、採用した後の状況も気になるところ。
せっかくうちの企画を通して採用されたのであれば、活躍して欲しいのだ。
そんな想いから今回の研修を組み立てた。

コンテンツ協力とその講師には働きごこち研究所代表の藤野さん。
何度も打ち合わせを重ね、この日を迎えることとなった。

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最初は緊張感が漂っていたが、藤野さんの軽妙な語り口と分かりやすい解説で
徐々に会場内は笑顔に包まれていく。

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心を整える重要性を中心に社員のモチベーション、パフォーマンスの上げ方、
ESが向上することで採用力もアップすることなど、3時間半の研修はテンコ盛り状態(笑)。
一方的に話を聞くだけでなく、グループワークをしながら参加者のいろんな考え方も吸収していく。
こういった企業同士のコミュニケーションもお互いにとって有意義ではないだろうか。
最後に提出頂いたアンケートもすこぶる評価が高かった。
(藤野さん、お疲れ様でした!)

今後はこういった機会を継続的に提供し、中途社員の定着やパフォーマンス向上、
そして、組織の活性化のお手伝いが出来ていくといい。

次回の開催は11月13日(木)
只今、申し込み受付中!
興味のある経営者やご担当者は是非、参加してもらいたい。

と最後は会社の宣伝になってしまったが(笑)、こういった研修も見て欲しいなあ~。
どうぞよろしくお願いします。

唯一の自慢がなくなった日

とうとうこの日がやって来た。
いつかはくるだろうと思っていたが、まさかこんなふうに訪れるとは予想していなかった。
遂に会社を休んでしまったのだ。

1989年に入社して以来、24年と半年、一度も病気等で会社を休んだことがなかったが、
今週の水曜にこの日が来てしまった。
会社を休まないことが僕の唯一の自慢であった。

いろんな場で自己紹介する時にも

「はじめまして!名大社の山田です。●●で××です。ひとつだけ自慢したいことがあります。会社に入って24年間、一度も休んだことがありません。遅刻も1年目に二日酔いで立てなかった1日があるだけで、
あとは無遅刻無欠勤です。体力と精神力だけでこれまでやってきました。ガハハ・・・」
「わ~、すご~い」ザワザワ・・・

自己紹介のネタとして使っていたし、このネタをいいことに休んだ若い社員をいじめたりした(笑)。
しかし、この唯一の自慢ネタもここまで・・・。
これで使えなくなってしまった。
会社をリタイアするまでは持たないとは思っていたけど、あっけなく終わってしまった。

 

火曜日のことである。この日は朝から胃の痛みがあり、調子が良くなかった。
多分、もっと前から前兆があったのだろうが、鈍感すぎてわからない。
前日はほとんど飲んでいないこともあり、二日酔いではない。当たり前だ。
昼食もうどんで済ませ(それでも天ぷらをセットで頼んでしまったのは誤算)、
胃薬を飲むも一向に良くならず、むしろ痛みは増していった。

夕方の打合せ段階では、胸が圧迫され何とも居心地が悪い。
夜の予定もあったのだが、こちらは取り止め早めの帰宅。
自宅に近い病院に行き、診てもらったが、よく原因は分からず、薬だけもらい帰ってきた。

翌日からは東京への出張があったため、薬を飲んで早々に就寝。
しかし、一向に眠れない。どんどん胸が痛くなってどうにもならない状態になってきた。
「このまま放っておいてはやばいな。」と危険を察し、救急病院へ嫁さんと一緒に出向いた。

受付を済まし、しばらく待っていると車椅子を用意した看護士さんが「こちらへどうぞ。」という。
「えっ、車椅子に乗るの?」と思いながらも素直に従い、運ばれるように診察室へ移動。
胸が痛いことは、心筋梗塞と受け取られるようだ。
そこから2時間近く、あちこちを診察された。
幸い心臓には異常はみられず、最悪な状態は避けられたが、他はどこが悪いかは分からない。

痛み止めの薬をもらい、翌朝(じっさいは当日)、もう一度、診てもらうことに。
帰宅後、水曜の予定はキャンセルした。楽しみだったふるさと就職応援ネットワークの若手社員研修も諦めた。

痛み止めを飲むものの胸の痛みは一向に治まらず、ほとんど夜は眠ることはできなかった。
朝一番で再び病院へ。大病院の待ち時間は長い。
受付から1時間半後に診察。結局、翌週、胃カメラを飲むことだけ決まり、薬をもらって帰宅。

その日はほとんど寝ていた。翌日も少しは楽になったとはいえ、とても仕事できる状態ではなったので、
全ての予定をキャンセルし、一日中寝ていた。
この二日間で何日分寝ただろうか・・・。

嫁さんには心配を掛けてしまった。
救急の時も翌日も全て運転手をやってもらい、付き合わせてしまった。
改めて感謝ですね。

昨日の転職フェアはTV局の取材もあったので、
会場に出向いたが、ほとんど役立たずの状態だった。

もっと体を大切にしなければならない。
決して過信していたわけではないが、こんな状態になるといかに酷使していたかがよく分かる。
きっと唯一の自慢に胡坐をかいていたんだな・・・。

これから先に唯一の自慢をもう一度作るのはムリだろう。
だとしたら、一年に1回くらい無理に体を休ませてもいいのかもしれない。

でも、自慢することが何もなくなってしまったのはかなり淋しい。
わかってはいるんだけど。他に何かないかな・・・(涙)。

「コミュニケーションのための心理学」を学ぶ

昨日は愚か者本部副本部長でもある櫻山氏が事務局を務める中部経営塾の8月例会。
講師はあべまさんこと依田真由美先生。僕と同じ岐阜県出身である。
岐阜県出身者が美人が多いかどうかは不明だが、それを証明してくれるような方。
それに惹かれて参加したのではと疑われるかもしれないが、決してそうではない(多分)。TA心理学というものを少しでも理解しておこうと思ったのだ(多分・・・笑)。
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職場においても家庭においてもコミュニケーションは必須。特に何のスキルも持たない僕のような存在は、いかにコミュニケーションをよくするかによって、周りとの関係性が大きく変わる。
相手の可能性を引き出す要素もあれば、ヤル気をなくさせる要素もある。自分次第(本来持つ自分の能力)で相手の態度や行動は変わるのだ。
TAとはTransactional Analysis。英語が得意な僕が訳す(ウソです)と交流分析となる。
あべま先生は「自分自身が本来持っている能力に気づき、その能力の発揮を妨げている様々な要因を取り除いて、自分の能力の可能性を実現して生きること」がTA心理学の狙いと言われる。
普段、僕らは自分の育った環境や価値観、感情を基準にしながら物事を判断する。それが場合によっては、コミュニケーションを阻害し、お互いの関係性を悪化させ、本来成長するべき人材も止めてしまう。
そこの原因は何か?と問われれば、相手ではなく、変わることのできない自分にあるのだ。そんなようなことを心理ゲームやワークなどで学んだのだ。あべま先生の自らの経験も大変参考になるテキストだった(笑)。
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この講座を通して、いかに常に冷静でフラットでいることが重要であるかを再度認識した。
このTAを上手く使いこなすことも大切だが、そんなことを知っているのと知らないのとは大きく異なる。その理論を少し知るだけでも、より自分を客観視できる。
いい勉強になりました。少し前に読んだ「嫌われる勇気」を思い出してみたり・・・。
講座終了後は、懇親会。
いつもであればこちらが僕の主戦場になるのだが、昨日は別の予定があり、30分だけの参加。それも一滴のアルコールを注入することもできず、とても寂しい思いをした(笑)。
それでもあべま先生とのツーショット。
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酔ってないので、いつもより遠慮気味な写真になってしまった。後ろで邪魔する副本部長が写ってなければ最高なんだけどね・・・。
あべま先生、副本部長、くま先輩を含めた中部経営塾のみなさん、貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。
そして、ここで重要な話をひとつ。
今日でもって、このブログは終了します。
と言っても、ブログを止めるのでなく(笑)、これまでのFC2ブログから移転をします。9月から新装開店。こちらもどうぞよろしくお願いします。

岩瀬投手400セーブおめでとう!

今朝は意外と涼しいが、毎日、暑い。昨日は朝ランするものの、8km走っただけでフラフラだった。
熱いといえばナゴヤドーム。この週末、ジャイアンツに3連勝は逃したものの、2勝1敗とドラゴンズも調子を上げてきた。
一昨日の土曜はリリーフの岩瀬投手が日本球界初の400セーブを達成。
その試合をナゴヤドームで観戦していた息子は感動を味わった共にいい経験をさせてもらったよう。逆転勝利のいい試合だった。
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プロ入りから15年かけ、前人未到の記録を打ち立てた。岩瀬投手はドラゴンズの誇りであり、母校の誇り。
スポーツ選手の世界では全く無名の母校で唯一のトップアスリートといっても過言ではないだろう。スポーツに限らず、他に有名人なんて誰もいないし・・・(苦笑)。
それだけが喜びではない。強い精神力で持ってここまで築き上げてきた記録は地道に働くビジネスマンにも大きな勇気を与えてくれるはずだ。
誰もが岩瀬投手のようになれるわけではないが、体や精神を整え継続すれば力を発揮し続けることはできる。
以前、ドラゴンズの森ヘッドコーチの講演を拝聴した時にこんなことを話されていた。日本シリーズで山井投手が完全試合の可能性を残したままピッチャー交代をした時のことを。
落合監督の采配や山井投手のコンディションばかりクローズアップされているが、リリーフで登板し無安打に抑えた岩瀬投手をなぜ取り上げないのかと・・・。
あの場面で相当なプレッシャーの中、ヒットを一本も打たれなかった岩瀬投手をマスコミはなぜ誉めないのかと苦言を呈していた。
確かにあんなところで交代させられたら通常の精神力では持たないだろう。登板拒否したくなるのが、一般的な精神状態なはず。それを何ひとつ表情を変えることなく、当たり前のように無安打で抑えた。
今、こうして新記録を樹立したのも納得できる話だ。
いやあ~、やはり母校の誇りだな・・・。
今後、どこまで続けられるかは分からないだろうが、これからも僕らに勇気を与えて欲しい。
岩瀬投手、400セーブおめでとうございました!
ちなみに写真のサインボールは400セーブ記念のボールではありません。誤解のないように・・・(笑)。

この繋がりが嬉しい!

僕が尊敬するお一人で元ブライズワード社長の北垣一宏氏と一献傾けさせて頂いた。先週の話である。
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場所は名古屋駅近くの静かな趣のあるお店で、ゆっくりと語らい合える個室。普段バカ騒ぎしかしていない僕には相応しくないかもしれないが、たまにはこういった飲み方もいい。
僕と北垣さんとの出会いは今から15年以上前(正確にはちゃんと調べないとわからない・・・)。僕が営業の前線で飛び回っていた頃。
北垣さんが当時勤務されていた会社が、岐阜でガーデンウェディングの結婚式場をオープンさせる事となり、その社員採用のお手伝いをすることとなったのが最初の出会い。
北垣さんはその事業部の責任者。その当時はまだ求人誌Bingがあり、結構、カッコいい原稿を作った覚えがある。
この結婚式場がヒットしたことにより、北垣さんの会社は名古屋港にアルカンシエル名古屋をオープンさせた。まだガーデンウェディングが珍しく、名古屋港での結婚式場が考えにくかった時代。
この結婚式場も大ヒット。今でも人気の高い式場だ。その採用のお手伝いも全面的に任せて頂いた。僕の輝かしい営業実績の自慢の一つ(笑)。
その後、北垣さんはブライズワードを創業され、次々と話題性の高い結婚式場(この言い方自体がよろしくないな・・・)を作られた。
その時もお声を掛けて頂き、オープンの際、採用のお手伝いをさせて頂いた。感謝してもしきれないほどの貴重でありヤリガイのある仕事だった。
僕は高い目標設定の下(笑)、営業をしていたのだが、その頃、北垣さんに無理なお願いもしていた。あきらかにターゲットが合わない媒体も目標を達成するために北垣さんに営業していたのだ。
もちろん断られる時はもあったが、何も言わず付き合ってもらうことも多かった。僕はウソをつくのが嫌なので、その媒体の自信のなさは明らかにしていたとは思うのだが、それでも付き合っていただけた。
そんな思い出話をお酒を傾けながら、懐かしく語らい合った。
北垣さんは「その媒体に効果がないのは分かっていた。でも、山田さんはそれ以上の仕事をしてくれると信じていた。」と仰ってくれた。
酔った席でのお世辞でもあるだろうが、僕にとって何より嬉しい言葉であった。
と同時に、北垣さんの人としての器の大きさや人への思いやりを改めて感じることとなった。そんな方だからこそ、事業を成功させる力を持たれているのだろう。
北垣さんは全国に展開されたブライズワードを1年半前に退任。その辞め方には複雑な思いもあるかとは思うが、それもいい経験だったと言われている。
現在はいくつかの企業をコンサル的な立場から指導されている。自由な立場での仕事も魅力的だろうが、僕自身は思う。もう一度、第一線に戻っていただきたいと・・・。
その独自性の強い発想力と深い分析力、そして魅力的な人間性をそのままにしておくのは勿体ない。僕のような未熟者が言うのはおこがましいが、力がある方は力を発揮すべきだ。僕はそのおこぼれを頂くだけで十分シアワセである(笑)。
そんな話をしたわけではないが、楽しいひと時であった。そして、お付き合いさせて記念写真。大切なのはピース(笑)。
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こうした繋がりを頂けるのは僕にとっては大きな財産。
北垣さん、ありがとうございました。