これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「名古屋を知る 街を歩く」の記事一覧:

食べ物のはなし 伏見シリーズ その208

寒い日は続きます。
ランチでもコートを羽織って外に出たくなるのは年齢のせいでしょうか?
それをカバーするには体が熱くなる食事をするべきでしょう。

頭に浮かぶのは辛いもの。
想像しただけで体が火照ります。

では、いざ出陣!
会社から北に向かい錦通沿いにある円山日生ビル。

地下1階の「中国菜館 桃の花」さんに行ってきました。
こちらのHPを確認するとなかなか面白いです。
大学教授の武田邦彦氏や元プロ野球選手の山崎武司氏のコースがあるのです。
機会があればそれも食してみたいですね。

今回は正統派ランチ。
それも体が熱くなる食事をしなきゃいけません。
メニューを眺めます。
ここは一点突破。
迷う必要はありません。

「すいません。麻婆豆腐定食をお願いします。」
メニューには人気No.1と表記しています。
これは期待できるでしょう。

「おまちどうさまでした。ご飯はお替りできるので、このボタンを押してください。」
「は~い」
(いえいえ、そんな必要はありません。そんなには食べないよ・・・)
心の中で呟きます。

麻婆豆腐定食 850円

この見た目、いかにも辛そうです。
アップにして、その色合いから想像も難しくはないでしょう。

豆板醬、ラー油、花椒、山椒などピリッとくる調味料が喉を衝いてきます。
グーンと食欲も増してきました。

「よしっ、行くぞ!」
気合いを入れて食べ始めます。
次第に汗が流れ始めます。
それもうっすらではなく、ボトボトと汗が落ちる感じで。

「いいぞ、いいぞ、この感じ。オレはこの辛さを求めていたんだ。」
レンゲで麻婆豆腐を掬い、箸でご飯を頂く高度なテクニックを駆使しながら、
グワシグワシと食べ進めます。

気がつくとご飯がなくなっていました。
まだ、麻婆豆腐は半分近く残っています。
「こりゃ、仕方ないよね・・・」
と呟きながら、ボタンを押しお替りをもらいました。

「いや、ご飯を食べたいわけじゃなくて、麻婆豆腐がまだ残っているから。
やっぱりご飯に合うから」
なぜか、自分に言い訳しています。

ご飯2杯で麻婆豆腐はキレイになくなり、体も温まりました。
レンゲと箸の高度なテクニックはバランスを取るのが難しいです。
こんな時は丼ものがシンプルでいいのかもしれません。

メニューを確認するとあるじゃないですか、マーボー丼。
定食と何が違うのかな?
値段も同じ。
ザーサイがあるかないか?
だとしたらやっぱり定食の方がお得ですよね。

メニューをよく眺めると不思議な文字が・・・。

なにとぞ君メニュー。
一体これはなんでしょうか?
疑問を抱えたままお店を出てしまいました。

次回の課題ですね。
この辛さはクセになるかもしれません。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その207

伏見シリーズが長く続くのには理由があります。
一つは活気あるオフィス街で出歩く方が多く、
ありとあらゆる業態がランチ営業をしています。
居酒屋も高級レストランも夜メインのお店も
比較的リーズナブルな料金でランチを提供してくれるのです。

そして、もう一つ。
定期的にお店が入れ替わることが挙げられます。
今回お邪魔したのはこちら。

広小路通を伏見駅から名駅方面にある「謹製鶏かつ食べりん亭」さんです。

この場所は以前にも紹介しています。
「伏見シリーズ その105」でスガキヤさんが経営するタンメンのお店。

その前はスガキヤさんでした。
こちらも「伏見シリーズ その57」で紹介しています。

名古屋名物が開業したお店でしたが長続きはしませんでした。
しばらく閉店のままでしたが、昨年5月コロナのど真ん中にこちらのお店がオープンしたのです。

こんな時期であれば何らかの特徴を持たねばなりません。
どうやら鶏かつに拘っているようです。
メニューを見るとずらりと定食が並びます。

鶏かつの枚数が選べ、かつ、ご飯はお替り自由です。
インスタ映えを狙う人気食べ物ブロガーは大盛りあたりを狙いたいところ。
ヨシっと頷きながら注文します。

「鶏かつカレーをお願いします。」
「大盛にされますか?」
「いや、普通で大丈夫です。」
勇気のない人気食べ物ブロガーでした・・・。

鶏かつカレー 800円

これは想像以上、鶏かつが2枚乗っています。
これでもそこそこのサイズ。
ご飯を大盛にしなかったことに安堵しました。

鶏かつもこんな感じでしっかりとた食べ応え。
サクサクとして美味しいです。
楽勝と思い注文したカレーでしたが、食べ終わる頃はかなり満腹状態。
カレーも程よく辛く好みに味わいでした。

次々にお客さんが入ってきます。
どうやら常連客のようです。
「ご注文は?」
「控えめで。」
「ご注文は?」
「控えめをお願いします。」

多くのお客さんが控えめを頼んでいます。
少食ではありません。
カレーに乗っている鶏かつが2枚の定食です。

これで十分です。
定番(3枚)でもかなりのボリューム。
盛り(5枚)、大盛り(7枚)は一体誰が食べるのでしょうか。

これは大食感には人気が出るでしょう。
この場所での営業もしばらくは安泰。
それを期待したいですね。

ごちそうさまでした。
次回は隣に構えるまたまたよく変わるお店に行かねばなりません。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その206

最近の伏見シリーズを振り返ってみると同じ傾向なのがよく分かります。
202が特製味噌ちゃんぽん、
203が四川ラーメン、
204が海老塩ラーメン、
205が坦々ラーメン。
それも全てご飯とか炒飯とか麻婆飯のセットもの。

「年末年始の暴飲暴食で体重が増えたなあ~」
と嘆いていましたが、原因はそこにあるのではありません。
衰えることのない食欲がそうさせたのです。

また、オミクロン株のせいで新年会の予定がことごとく中止になっていますが、
12月は満足のいく忘年会シーズンを過ごしました。
どうやらそれが理由で体重が増えたようです。

気づくのが遅すぎますね・・・。
これは反省せねばなりません。
食事も見直さなければなりません。

ヘルシー志向で行こうじゃないかと御園座周辺を歩きます。
その気持ちとは裏腹に魅力的な看板が目に入ってきました。

三蔵通の南にある「MISONO weekend BBQ 」さんに行ってきました。

みなさん、こちらのお店に行く時は、
「おー、今日はミソノ ウィークエンド バーベキューに行くぞ!」
なんて言っているんでしょうか。

ちょっと舌を噛みそうですね。
どうでもいいことを考えているうちにヘルシー志向はきれいさっぱり忘れました。

こちらのランチは実にシンプル。
ステーキランチとハンバーグランチ、両方入ったぜいたくコンボになります。
ここはステーキランチで攻めます。
どちらにせよハンバーグランチは限定10食で売り切れでした。

ステーキランチはお肉の大盛もありますが、
ここは先ほどまでヘルシー志向を謳っていた身。
一瞬、大盛に目がくらみましたが止めておきました。

ステーキランチ 990円
最初にスープが運ばれます。

そして、分かりやすいライスと鉄板焼。

アップにするとこんな感じ。

温野菜とイチボの炭焼きが鉄板の上で踊っています。
食欲は掻き立てられます。

「いいぞ、いいぞ、この感じ。なかなかやるじゃないか。」
お肉を食べる時につい出てしまうセリフが今回も・・・。
くどくない赤身なので、どれだけでも食べれそうステーキ。
あっという間に平らげてしまいました。

コロナが落ち着いたら、夜にガッツリいくのもいいですね。
ビールやワインを飲みながら・・・。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その205

一部の方にはラーメンネタが好評なようです。
この伏見シリーズでも多くのラーメン店を紹介しました。
あと紹介できるとすれば、あそことあそこと・・・。

人気食べ物ブロガーが紹介できるお店もさほどありません。
ここは専門性に拘らず、とにかく攻めていく必要があります。
名古屋のあちこちに存在する台湾系中華料理店。

大体はラーメンとご飯もののセットが中心で、いくつかの定食があります。
50代も半ばになるとセットものを避けるようになりますが、
時々、まだイケそうな自分を見せたくもなります。

錦通を渡り長者町に入ったところにある「熊猫(パンダ)」さんに行ってきました。

1階はすでに紹介済みの「旬彩和食うえの山」さん。
こちらは落ち着いた雰囲気でした。

2階の階段を登る前には堂々とした看板が置かれています。

多くの方はここでメニューを決め、お店に入るのでしょう。
「いらっしゃいませ~」
という甲高い声と共に注文するお客さんが目立ちました。
そこは慌ててはいけません。
じっくり体と向き合いながら決める必要はあるのです。

この日もとても寒い日でした。
体を温める必要があります。
「すいません、坦々ラーメンとマーボー飯のセットで・・・」
コスパ的には青椒肉絲飯を頼みたかったのですが、ここは素直に体と向き合いました。

ランチセット 750円
坦々ラーメン

マーボー飯

できればセットの写真を撮りたかったのですが、そこはタイミングが合わず・・・。
マーボー飯は時間が掛かるようです。

坦々ラーメンは台湾ラーメンに近いのでしょうか。
想像していた担々麺とは異なります。
ここは贅沢はいえません。
ありがたいことに体が熱くなってきます。

マーボー飯はびっくりするくらい麻婆豆腐が乗っています。
ご飯になかなか辿りつきません。
決してご飯の量が少ないのではなく麻婆豆腐が多いのです。

そして、結構な辛さ。
体がどんどん熱くなります。
そして気づいた時には大量の汗が・・・。

これぞ始めから狙っていた行為。
寒い時ほど汗をかく必要があります。
「なかなか、やるじゃんね」
そんな言葉が勝手に出てきます。
ご飯はなくなり、最後はひたすら麻婆豆腐ばかり食べていました。

たまにはこんな食事もいいでしょう。
先週のブログの締めの通りになってしまいました。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その204

今年の伏見シリーズは今日からスタートします。
このシリーズをどれだけ維持できるか不安な面もありますが、
今年もどうぞよろしくお願いします。

まだまだ寒い日が続きます。
そんな日は温かい食事を頂きたくなります。
名古屋らしく味噌煮込みうどんをドカーンとアップしたいですが、
この界隈のお店は既に紹介済み。

そんな点に配慮しなきゃいけないのが人気食べ物ブロガーのツラいところ。
風の吹くまま気の向くままではいけません。
ランチにもスケジュール管理が求められます。

しかし、温かさを求める気持ちに変わりはありません。
伏見駅に直結する
名古屋インターシティビル地下の「シェンロン(XHENLONG)」さんに行ってきました。

こちらは2014年の新人歓迎会で使わせていただきました。
出入り禁止になってはいないものの、当時はかなりご迷惑をお掛けしました。
お店の雰囲気をぶち壊すバカ騒ぎをして申し訳ありませんでした。

こちらはランチメニューがいくつかありラーメンランチは4種類から選べます。
五目ラーメン、海老塩ラーメン、豚角煮ラーメン、担々麺とどれも魅力的。

今回選んだのはこちら。

五目ラーメンではありません。

海老塩ラーメン 900円

えっ、海老が入っていない?

アップしても海老は見えません。
あれっ、間違えたのかな?
少々不安になってきます。
どんぶりをかき混ぜるとこうしてプリプリの海老が顔を出し始めました。

「なんだよ、驚かせないでくれよ~」と一人呟きます。
程よいサイズの海老が5つ入っており、食べ応えも十分。
スープも上品な味わい。
すっきりと頂きました。

こちらのデザートはプリン。
プリンを食べるなんていつぶりでしょうか。
デザートも美味しく頂きました。

だからでしょうか、こちらのお店は女性客が中心。
女性比率が高く、中華好きのテカテカのオッサンは肩身が狭くなります。
会計を済ませ、外に出ると行列もできていました。

ごちそうさまでした。
次回は定番担々麺で攻めたいですね。

食べ物のはなし 特別編 名古屋JRゲートタワーホテル

今日から仕事始め。
会社も食べ物ブログも一年間どうぞよろしくお願いします。

今年も伏見シリーズを中心にお届けしますが、
年明け第一弾は華やかな舞台をご用意しました。
たまには豪華な食事をお見せしましょう。

お邪魔したのは名古屋JRゲートタワーホテル。
15階にある「THE GATEHOUSE 」さんに行ってきました。

施設内はいくつかに分かれているようです。
この日はディナー。

夜景を見ながら食事を楽しめます。
人気食べ物ブロガーには不釣り合いなフレンチレストランですが、
ここは年明け第一弾、豪華に攻めましょう。
(くどいですね・・・)

この日は仲良く家族4人で、東京L’AS兼子シェフのおまかせフルコース。
といってもよく理解していません。
評価も高いのでお任せします。

シャンパンといきたいところですが、ここはスパークリングで乾杯。
体を整えます。

ひとくちアミューズ。

なんとかチーズといっていました。
一口で食べれます。

フォアグラのクリスピーサンド。

こちらはハーゲンダッツのクリスピーアイスを食べるように手で頂きます。
初めての食感。
シェフ自慢の一品で回りはトリュフでコーディネイトされています。

家人はフォアグラのステーキが出てくると思ったらしく、
「え~、想像していたのと違う・・・」
と大声で家族に話しかけます。
娘から「恥ずかしいから喋らないで!」
と封じ込まれてしまいました。
オバサントークは禁物です。

百合根とマスカルポーネ

どう表現したらいいのでしょうか・・・。

鹿のテリーヌ ビーツとりんごのクネル添え

上のリンゴのソースをつけます。
(表現がチープですね・・・)

濃厚なカニ味噌をたっぷりと使ったズワイガニのリゾット。

こちらは魚料理。
確かにその辺のリゾットではありません。

お酒は既に赤ワインに移っています。

牛フィレ肉の塩釜包み焼 赤ワインソース 根菜添え

こちらはスタッフが塩釜を携え、その焼き方を説明してくれました。
家人は真っ赤な赤身を頂きながら、「これは生かなあ~」と不思議なコメント。
まあ、よしとしましょう。

オプションで注文したモンドールチーズのプチシュー

お口直しの小さなデザート
ほんとに小さなデザートなので、写真は飛ばします。

そして最後はべにばな卵プリン。

最大級の濃厚なプリンでした。

レストラン内は圧倒的にカップルでしたが、一部、家族連れもありました。
人気ブロガーのようにきっと奢らされているのでしょう。
このような雰囲気の中、たまには豪勢な食事もいいものです。
とても美味しく頂きました。

ごちそうさまでした。
今年の食べ物のはなしもよろしくお願いします。

食べ物のはなし 番外編 豚ステーキ定食

2021年の毎週水曜提供の食べ物ブログは今回が最後。
今年も一年お付き合い頂き、ありがとうございました。

多くの方から「伏見界隈のお店は参考にしてます。」とか、
「いつも美味しいものを食べてて羨ましい」とか、
「水曜日のブログのファンです」とか、お声がけを頂きます。

せっせと他にマジメなブログも書いていますが、水曜日が一番評判がいいようです。
ありがたい話ですが、どうなんでしょう・・・。
素直に喜んだ方がいいのでしょうか。
今週から始まった新シリーズの人気が高まることを期待します。

今週は番外編です。
今年秋にオープンしたイオンモール Nagoya Noritake Gardenにお邪魔してきました。
こちらはただのショッピングセンターではありません。
BIZriumというオフィス棟も隣接し、そこには大学のキャンパスもあります。

今回は買い物ではなくその大学の視察が目的でした。
このBIZriumは「働く」と「暮らす」を一体化させ、ワークワイフブレンドを提案しています。
オフィス棟からダイレクトにフードコートに食事に行ったり、
休憩の合間に夜の食材の買い物ができたり、
散髪もできたりと何かと便利な場になっています。
担当の方にご案内頂きましたが、オフィス移転を考えたくなりました。

せっかくなので、こちらで食事を楽しむのもいいでしょう。
中部地区初出展や新業態初店舗が多いのもこのモールの特徴。

「豚ステーキ専門店B」さんに行ってきました。

こちらの本店は北九州市ですが、名古屋店は地元の愛知みかわ豚を使用。
地産地消的な考え方もいいですね。

こちらのメニューはとてもシンプル。
豚に拘った数種類のメニューしかありません。
ここは代表的なメニューをオーダーすべきでしょう。

豚ステーキ定食 1000円

豚ステーキ専門店で豚ステーキ定食。
これ以上のシンプルさはありません。
アップにするとこんな感じ。

豚肉が踊っています。
この豚ステーキをどう食すのか。

いろんな薬味を楽しめるのも特徴かもしれません。
ご飯、みそ汁もお替り自由。
瞬間的に気持ちが揺らぎましたが、ここはグッと我慢。
この豚肉なら何杯でもいけそうなのが正直な感想。
とても美味しく頂きました。

こちらの施設は話題になっている店舗も多いです。
流行に敏感な人気食べ物ブロガーは見逃しません。
ただのミーハーという話もありますが・・・。

TSUTAYAさんの店舗。

みんな写真を撮っていますね。
同じ行動・・・。
どれだけの人が本を買っているでしょうか。

ごちそうさまでした。
来年も食べ物ブログをよろしくお願いします。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その203

12月に入り夜の予定が増えてきました。
今週がピークでしょうか。
コロナの影響があるとはいえ、明らかに昨年とは異なります。

どうやら僕の周りの関係者は我慢できない人たちが多いようです。
会社全員での忘年会はまだ様子見ですが、
少人数の忘年会を対策を講じながら実施する日が続きます。

二日酔いはほとんどありませんが、飲んだ翌日はどうしても麺類を体が欲します。
それも汗を流すことのできる辛さを求めてしまいます。

錦通を北に向かった場所にある「豪運来」さんに行ってきました。

昼間でも周辺に光を放っています。
夜はかなり目立った存在になっています。
回転小火鍋、四川伝統火鍋とは一体どんな鍋なんでしょうか。
まさか回転ずしのように回っているわけではないでしょう。

こちらはランチをお値打ちに食べさせてくれます。
トマトラーメンや和風ラーメンも気になりますが、大陸系のお店だとどうもピンときません。
ここは当初の予定通り、辛さを求めていきましょう。

「すいませ~ん、四川ラーメンとチャーハンのセットで!」
「大盛りじゃなくていいですか?」
「はい」
「100円で大盛りにできますが、普通でいいですか?」
「はい」

そんなに大食いに見えるのでしょうか。
大陸系の女性が慌ただしく注文を取り、厨房に向かっていきました。
こちらは食べ放題のランチもあり、全種類のラーメンも食べれるようです。
「そんなに食べれないよ・・・」
一人で呟いていると運ばれてきました。

ランチセット 580円

四川ラーメン、チャーハン、そしてキムチのセットです。
絵的に寂しいのでアップにしてみましょう。

奥の方に煮卵が隠れていますが、食べ始めて気づきました。

ラーメンもチャーハンも小さめ。
そこでようやく注文に意味を理解しました。
大盛りを注文するとラーメンもチャーハンも普通サイズになるようです。

「なるほど、そういうことか・・・」
100円足しても680円ですから、お値打ちであるのは間違いありません。
瞬間的に後悔しましたが、すぐに現実に戻りました。

「普通サイズのチャーハンと普通サイズのラーメンって、相当じゃん」。
やっぱり580円の小ぶりなセットで十分です。
これでもお腹は満たされます。

特別美味しいわけではありませんが、この価格なら良しとすべきでしょう。
四川ラーメンはもう少し辛くてもいいですが・・・。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その202

さすがに200回を超えると紹介するお店が絞られてきます。
というよりも常に新規開拓をしないと追いつきません。
まるで新人営業マンのよう。
そんな姿勢は忘れてはいけません。
「よ~し、ここはガンガン飛び込みするか!」
と気持ちを奮い立たせます。

しかし、ふと振り返ると紹介したと思いながら、未紹介のお店がありました。
伏見駅1番出口のすぐのところにある「味の名所 ながさき苑」さんです。

伏見地区では40年以上の歴史があります。
店名の通り長崎の料理がメイン。
今の季節は鯨も多いようです。

店内に入り、ランチメニューを眺め注文します。
ここはあえて無難な選択をします。
カウンターからふと顔を上げるとこんなポスターが・・・。

この寒い12月にシャリキンは売れるのかな?
とどこかのお店と同じ疑問がわきます。

それはさておき、こちらはメニューは手書き。
注文したランチも紙の札が渡されます。

A定食 800円

この日は特製味噌ちゃんぽんとカキフライ、唐揚げがA定食。
やはり長崎ちゃんぽんを食べるのが正しいでしょう。
そして、寒い季節は味噌で攻める。
これも正しいといえるでしょう。

特製味噌ちゃんぽんはこんな感じ。

多くの具材が入っています。
はんぺんが入るのも長崎では定番なんでしょうか。
このボリュームでこの値段はお値打ちといえるでしょう。
ご飯もお替りできますが、その必要はありません。
これだけで十分お腹は満たされます。

後ろの席にはビジネスマンのグループが食事をしています。
顔は見えませんが、会話が聞こえてきます。

「全然問題ないっす」
「そこまではやってないっすね」
「作ったことはないっすよ」
会話の語尾は必ず「っす」とつけています。
相手は上司なのか先輩なのか、そのやりとりからどうやら新人のようです。

営業かなあ?
新規開拓してるのかなあ?
もうちょっと言葉遣いは気を付けた方がいいね。
大事なのは気合いだけどね。

そんなことを思いながらお店を出ました。

ごちそうさまっす。
あっ、気をつけないといけません。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その201

先週200回記念を迎え、メディアからの取材が殺到するかと待ち構えていましたが、
何も起こりませんでした。
伏見飲食協同組合からの表彰もありません。
予定を空けていましたが、実に静かな一週間。

寂しい12月のスタートとなりました。

まだまだ努力が足りないということでしょうか。
一部のエールはありましたが、これも身内で・・・。
思い切って伏見シリーズにピリオドを打とうかとも悩みましたが、
ここは気持ちを切り替えて臨むこととします。
引き続きのご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

さてさて、201回目。
どんなお店が相応しいでしょうか。
やはり新たな姿勢が求められます。

会社から西に向かったすぐの場所にある「コリアンダイニング季朝園」さんに行ってきました。

これが新たな姿勢の相応しいお店なのかと思われるかもしれません。
そうなんです。
この場所がそうなんです。
この場所は伏見シリーズがスタートして4度目の登場。
すなわちこの5年間で3回お店が変わっています。

こちらが1回目。伏見シリーズ その7
こちらが2回目。伏見シリーズ その66
こちらが3回目。伏見シリーズ その115

「天ぷらとワイン 小島」さんがオープンした時は少し安心しました。
名古屋市内に展開する数店はいずれも人気店。
混み合う店として有名です。

しかし、意外と伏見は天ぷら激戦区。
いつの間にか閉店していました。
業態のせいなのか、立地のせいなのか。

そこでオープンしたのがこちらのお店。
韓国料理は伏見ではまだ競合が少ないのかもしれません。
こちらは調べてみると大阪では人気店のようです。

ランチは充実しています。
チゲやサムギョプサルの定食もあります。
しかし、ここは定番で攻めるべきでしょう。

注文するとまずキムチが運ばれます。

あとで気づきましたがキムチは食べ放題。
う~ん、早く言ってよ。
メニューにも堂々と書いていますが・・・。

あったかまんぷくセット 950円

石焼ビビンバとマンドゥクッのセットです。
マンドゥクッは初めて食べました。
スープ餃子と言えばいいのでしょうか。

石焼ビビンバをかき混ぜ、おこげを作ります。

あまり美しくはなさそうですね。
スミマセン。
そこに食べ放題のキムチを投入すると味変になり楽しめるのかもしれません。
この季節としては体も暖まり、午後からも頑張れますね。

今、韓国料理は若い女性に人気なんでしょうか。
ランチとしては高めなので心配していましたが、お店を出る頃には待ち客が並んでいました。
元々のお店が人気なんですかね。

いずれにせよ長く繁盛して欲しいと願うばかりです。
ごちそうさまでした。