これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「名古屋を知る 街を歩く」の記事一覧:

食べ物のはなし 伏見シリーズ その192

9月に入りました。
まだまだ暑い日が続いています。
大雨が続いたり、猛暑が続いたりと外に出るのが億劫にもなります。

それでもお昼になれば腹が減ります。
どこかでランチを頂かなきゃいけません。
地下のコンビニや周辺で弁当を買うこともありますが、
この人気シリーズを継続させるには外に出る必要があるのです。

オフィスを出て北に向かい、広小路通、錦通を渡ります。
久しぶりに地下に潜ることにしましょう。

長者町横丁は個性的なお店が多いのが特徴ですが、
再び緊急事態宣言に入り休業のお店も増えているようです。
早く復活を願うばかりです。

その中でも個性的なカラーを発信している喫茶店に入りました。

地下街の一番奥にお店を構える「GORDO CAFE」さんです。

こちらのランチは2種類。
前払いで済ませ、お水はセルフサービス。
ランチセットには飲み物の他、2種類のデザート等を選ぶことができます。
プチケーキやプリンが並んでいますが、
人気食べ物ブロガーはあまりデザートに興味はありません。

選んだのはこちら。

「モーニングかよ!」
ツッコミが入りそうです。
そもそもおにぎりなんて・・・。
ランチにライスはついてこないのでしょうか。

当たり前ですがライスはついてきます。
しかし、それをお断りしたのです。

理由はこちら。
Bランチ 900円

あんかけスパゲティを選んだのです。
ライスがもれなくセットのあんかけスバ屋さんもありますが、ここはグッと我慢。
おにぎりをもらっているので、説得力はありません。

そして、あんかけスパゲティのランチはこの通り。

味噌汁も煮物もサラダもつきます。
味噌汁は具沢山。

「スープの方がよくねえ?」
を思いましたが、声には出しません。

それにしてもスパゲティの量と比較しあんかけソースが多い。
ここにゆで卵をまぶして頂きました。

ちょっと変わった組み合わせが長者町横丁には合っているのでしょう。
混み合ったランチ時でしたが、いかにも日常の風景でした。

アイスコーヒーも美味しく頂きお店を出ました。
名古屋は喫茶文化が発達した街。
これが先端なのかもしれません。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その191

先週はうな丼でした。
自分では大いに見栄を張り贅沢な昼食でした。
確かに美味しいうな丼でした。

しかし、2切れという鰻の量にどうしても納得感が生まれません。
名古屋市内であればあれで普通だよと諭してくれる友人もいました。
確かにそうでしょう。
冷静に分析すれば説得力のある言葉です。

ただ僕は人気食べ物ブロガーと呼ばれた男。
美味しさを伝えることは当然ですが、見た目の満足度も追求せねばなりません。
それを考えるとここで終わるわけにはいかないのです。

メラメラとリベンジしたい気持ちが湧いてきます。
ちょっと前にざるうどん事件がありましたが、それに近いのでしょう。
これは何としてでも見た目の満足度を追い求めなければなりません。
それも前回のうな丼に近い値段で・・・。

自分の嗅覚を信じて彷徨っていると天の声が聞こえます。
「昼間だけ営業しているお値打ちな鰻屋さんがあるよ・・・」
自分の行動を信じれば救いの神は現れるようです。

その声に導かれるまま住吉町方面に向かいます。
そうするとこんな看板が現れました。

まるで孤独のグルメの井之頭さんが探し求めたお店のようです。
「いいぞ、いいぞ、俺はこんな店を探していたんだ・・・」
看板に書いてあるメニューを眺め、「よしっ!」と頷きます。

2階にある「昼だけうなぎ家」さんに行ってきました。
どうやらそんな店名のようです。
こちらは前払い。
値段は確認しています。

自信満々に「特上を下さい!」力強い声で注文し、支払いを済ませ席につきます。
隣の席ではカップルがひつまぶしを突き合っています。

「ひつまぶしもいいけど、男は黙ってうな丼なんだよ」
心の中で呟きます。
しばらくすると運ばれてきました。

ひつまぶし 特上 2300円

「あれっ?頼んだのはうな丼の特上じゃないか・・・。」
焦りを隠しながら、お品書きを確認します。

「ああ~っ、そうだったのか・・・」
ため息が漏れます。

こちらのお店はひつまぶしが上、特上、極上と分けられ、
うな丼はにぶいち、しぶさん、いちまる、ぼんはんと書かれています。
人気食べ物ブロガーの完全な早とちりでした。
自信満々に特上だなんて・・・。

周りやスタッフを見渡しましたが、誰も不思議な顔はしていません。
「そりゃそうだ・・・」
ひとり納得して、特上のひつまぶしを眺めます。

一杯目は普通に頂き、二杯目は刻みのりをまぶして頂きます。

三杯目は当然のようにお茶漬けです。
まっとうな食べ方でひつまぶしを頂きました。
この値段はかなりお値打ちといえるでしょう。

うな丼のリベンジはうな丼で返す。
そんな想いもありましたが、そんな個人的な気持ちは捨て去りましょう。

ごちそうさまでした。
しばらくしたらうな丼いちまる(一尾分2200円)にチャレンジします。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その190

前回は美味しい焼穴子丼を頂きました。
まるっと一匹、贅沢に食べられるのは本当に幸せなこと。
ありがたい時間を過ごすことができました。

しかし、人っていうのはわがままな生き物。
美味しいものは一度きりではなく続けて食べたくなるものです。
穴子の次となれば、やはり鰻。
夏は思いきり鰻を食べたくなります。

伏見周辺にはいくつかの老舗店もあります。
人気食べ物ブロガーとしてもいくつか紹介してきました。
気になる方は「鰻」でブログ検索をしてください。

あっ、それほど沢山は出ないですね・・・。

どんな鰻がいいか、悩んでいるところ、
名古屋で有数な鰻通の友人が新しいお店を教えてくれました。
これは行かねばなりません。
その場所に向かいます。

以前のオフィスに近い丸の内方面、記憶のあるお店です。
しかし、教えてもらった店名と違います。
調べてみると同じ系列店ですが、メニューを絞り新たな店名にしたようです。

これは期待値がぐっと上がります。
「ひつまぶし やまと」さんに行ってきました。

鰻通の友人の写真はれっきとした正しいうな丼でした。
ここは迷う必要はありません。

「うな丼をください!」
はっきりとした口調で注文します。

カウンターの奥では職人さんが鰻を焼いている姿が想像できます。
しばらく待つと箱慣れてきました。

うな丼 2280円

「えっ、あれ?」
想像と違いました。
アップにしても同じ。

丼には2切れの鰻。
鰻通の友人の丼にはもっと沢山乗っていたような・・・。
鰻は今や貴重な食べもの。金額も時価で変動します。
「これが正しいのかな?。それともひつまぶしを食べるべきだったかな?」

メニューを見るとひつまぶしメニューが並んでいます。

お店は鰻でも地鶏でも豚でも和牛でもひつまぶしを頼んで欲しかったのでしょう。
これは素直に反省。
鰻は普通に美味しかったです。

しかし、もっと食べたい気持ちが体を覆います。
これもリベンジすべきでしょうか。

ごちそうさまでした。
最近、リベンジシリーズが増えてますね。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その189

頭の中から先週のざるうどんが離れません。
外野からもリベンジの声が聞こえてきます。
うどんの借りはうどんで返す。
人気食べ物ブロガーとして果たさねばならない使命です。

本来は冷やし中華あたりで攻めたい8月初旬ですが、ここはきっちりとうどんに挑みます。
リオデジャネイロオリンピックの雪辱を果たした柔道永瀬選手の想いと通じます。
一緒にするなと叱られそうですが・・・。

会社から南に下ったすぐの場所にある「讃岐うどん田 2丁目店」さんに行ってきました。

会社からは徒歩1分。
時間がない時は最適なお店といえるでしょう。
会社のメンバーもちょくちょく利用しているのではないでしょうか。

こんな感じでうどんが並べられていますが、店内に入るとメニューは分かりずらいです。
初めての方はかなり迷うでしょう。
「丸亀製麵」さんと同じようなセルフサービスですが、初回は戸惑いそうです。

慣れればなんてことはありません。
最初にうどんを注文するか、最初に一品ものを受け取るかの違いです。
ここは正統派、前回のリベンジを果たすオーダーにしました。

生醤油うどん(冷) 570円 + いかの天ぷら 130円

いかの天ぷらに勝負に挑む力強さを感じてもらえるはずです。
いかがでしょうか?
いかだけに・・・。
シーンと場を冷やすのもこの季節だから必要。
そんなふうに前向きに解釈します。

店内中央に置かれる特製生醤油のテーブルまで丼を持って移動。
特製生醤油はうどんの外円を時計回りにグルっと4回転させます。
最後12時の位置でピタッと止める。
これはかなりのテクニックを要しますが、完璧なうどんの完成しました。

この美しさを見てください。

あとは無言でズルズルと音を立てながら一気に啜ります。
やはりうどんはコシがある方が好きですね。
お腹の中に吸い込まれるずっしり感がたまりません。
途中にいかの天ぷらを挟むのも忘れてはなりません。

食べ終わる頃には満足感が体を包みます。
これで借りを返すことができました。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その188

梅雨も明け、モーレツに暑くなってきました。
名古屋の夏も尋常ではありません。
ほとんど名古屋で過ごしているので比較しようがないですが、
この暑さでバテバテになってしまう人も多いのではないでしょうか。

そんな時は冷たくサッパリとした食べ物を体が欲します。
冷やし中華、ざるそば、ころうどん等、頭をグルグル回転させながら街を歩きます。
会社から東に向かい矢場町方面に進んでいきます。

昔ながらの佇まいのうどん屋さんを見つけしました。
たまに前を通っていますが、完全に見落としていたようです。
「一八本店」さんにお邪魔しました。

調べてみると「一八」という屋号はあちこちにあります。
系列店ではないでしょう。
イチかバチかで名付けられているのでしょうか。

店内に入ると懐かしさを感じます。

日めくりカレンダー、やかん、どデカいエアコン・・・。
一気に昭和に戻った感覚です。
メニューを眺めます。

昭和を感じさせる値段設定。
うどんは300円です。

老夫婦が経営されているのでしょう。
お爺さんがお茶を運び、お婆ちゃんが調理をするようです。
この日は冷たい食べ物と決めてました。

「え~っと、ざるうどんをお願いします。」
「ざるうどんですね。」
囁くような小さな声でお爺さんが答えました。

しばらくしてふらふらとお爺さんがお盆に乗せて運んできました。

ざるうどん 650円

見た瞬間に出た本音。
「すくな・・・」
写真ではあまり分からないかもしれないですが、かなり少量です。
ターゲットとする客層もお年寄りでしょうか。
50代半ばとはいえ、健康男子にはちょっと少ない量でした。

入店するお客さんは
「ざるうどんとかやくごはんを下さい」
「中華そばとかやくごはんね・・・」
必ずご飯をセットにしています。
かやくごはんはどこにも書いていません。
みなさん、分かっているんでしょうね・・・。

650円のざるうどんが急に高く思えてきました。
人気食べ物ブロガーとしてはせこいですが、正直な感想です。
「500円の天ぷらうどんにすべきだったかな」
そんなことを感じながらお店を出ました。

うどんは昔ながらの味。
長年愛されている理由はあります。
老夫婦には頑張ってもらいたいですし、お店を非難するつもりはありません。
もう少し熟考してから注文すべきでした。

ごちそうさまでした。
次回は冷たいうどんリベンジを果たします。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その187

伏見周辺にもラーメン屋は数多く存在します。
この伏見シリーズで取り上げたお店も多数。
どこのラーメン屋さんを紹介したのか確認しようと思い、
ブログ内で検索を掛けてみました。

「ラーメン」でヒットしたのは124件。
まあまあ、ラーメンを題材に沢山のブログを書いていますね。
紹介するのは諦めました。
興味のある方はあれこれ検索してください。

しかし、共通していえるのは男性的なお店が多いということ。
女性が一人で入れるお店は少ないようです。
もしくは行っていないだけかもしれません。

それは人気食べ物ブロガーとして片手落ち。
しっかりとフォローする必要もあります。

会社から東に向かった栄スカイル9階にある
「クリーミーTonkotsuラーメン 麺家 神明 」さんに行ってきました。

どうですか?
いかにも女性が好みそうな店名、
いかにも女性が好みそうな店構え。
これも人気食べ物ブロガーの仕事です。

ランチメニューも女性が選びやすいようにSTEPが表記されています。

200g、300g、500gという数字の表記はありません。
「え~っと、ステップ1は5で、ステップ2は普通で、ステップ3はBで・・・」
と正しく注文します。
みなさんも同じ頼み方でしょうか?

選べるランチセット(しょうがラーメン、から揚げセット) 815円

こちらのウリはクリーミーとんこつですが、これはやはり女性向き。
健康男子は堂々としょうがラーメンです。

しょうがラーメンを食べるのは初めてじゃないでしょうか。
ツーンとくる生姜の香りが食欲をそそります。
ラーメンを啜り、ご飯を2口食べ、
ラーメンの後に唐揚げを一口つまみ、そしてご飯を頂く。
それを繰り返すと美しく全てが消費されます。

ふと、周りを眺めるとやはり女性が多く、
クリーミー系を程よいゆっくりなリズムに乗り、食べています。
慌てる必要はありません。
なるほど、それが大切なわけか。
スピード勝負の男性は注意しないと・・・。

新たな知識を入れることができました。
ごちそうさまでした。

観光、観光、雨、観光

今週はバタバタとした一週間。
月曜・木曜は大学の授業。
火曜は「第5回名古屋ファミリービジネス研究会」がスタート。
これについては週明けにブログをアップしたい。

今日、明日は転職フェア
日曜はコンドーがブログで紹介した「愛知県トラック協会による就職面談会」とイベントが続く。
そういえば大阪への出張もあった。

そんな中でも名古屋観光ホテルに頻繁に顔を出した週。
月曜日はロータリークラブの例会。
この日の卓話のスピーカーはCBCTVの若狭敬一アナウンサー。

「サンデードラゴンズ」を15年担当する地元では人気のアナウンサー。
30分の短い時間だが、さすが!プロの話し手と思わせる中味が濃く面白い話が聞けた。
当然のように中日ドラゴンズネタにはなるが、
TVやラジオでは聞くことのできないマル秘の話だったり。
会場は笑いの渦に巻き込まれていた。

てんこ盛りの話だったが、タイムマネジメントはばっちり。
ちょうどの時間に終えるあたりはプロ。
いつも時間オーバーする身としてはそれだけで大尊敬。
アナウンサーにとっては当たり前のことだろうけどね。

火曜日の朝はクラブ愛知の朝食例会。

ここでは元トヨタ自動車副社長であり愛知大学理事の須藤誠一氏の講演。
「私の歩んだ道・トヨタウェイ」と題してトヨタ自動車でのご経験を語って頂いた。
生まれ故郷の話が思いのほか長かったので、肝心な部分はショートカット。
故郷の話が面白かった分、もう少しトヨタ自動車でのご経験をゆっくりと伺いたかった。
時間足りずといったところか・・・。

その日の夜は再び名古屋観光ホテルへ。
名古屋ファミリービジネス研究会の懇親会を18階伊吹の間で行った。
和やかな雰囲気ではあったが、かなり盛り上がった。
こんな場を作ることで今後の研究会もよりスムーズに進む。

そして水曜の夜、この日も名古屋観光ホテル。
ロータリーのゴルフ同好会の総会及び懇親会が開催された。
幽霊会員の身だがここはお付き合いも含め出席。
ゴルフの話にはついていけないが、楽しい時間を過ごさせてもらった。

ちょうどそのタイミングで、ゲリラ豪雨。
時間がずれていたらずぶ濡れになっていた。

なんと月曜から水曜の3日間で4回もホテルにお邪魔した。
会社の設立50周年祝賀会を行った場所だが、贔屓にしすぎか(笑)。
たまたまだけどね。

だから、観光、観光、雨、観光。
正式には観光、観光、観光、雨・・・。
響きの問題だね。

こちらのホテルを名観と略す方も多いが、僕は観光と呼んでいる。
どっちが主流なのか?
それはさておき今週はそんな週。

今日の夜はホテルサンルートプラザ名古屋・・・。
ホテルは違うが、もちろんマジメな勉強会。

ホテルで学んで飲んだ1週間ですね。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その186

特別編はあっという間に終わります。
行動範囲の狭さが食べ物ブログで証明されてしまいました。

こんなことなら先日宿泊したホテルの食事を続編として掲載すべきでした。
朝食も加えれば2回分、消化することができました。
ちなみに朝食はこちら。

その考えはセコいかもしれませんが、朝食にセコさは表れてません。

さて、戻ってきた伏見シリーズ。
うっとしい季節ではありますが、少しは遠くまで足を運びます。
納屋橋を越えた場所にある「近江屋熟成鶏十八番 錦橋店」さんに行ってきました。

長い店名ですね。
こちらは正統派の焼鳥屋さん。

カウンターからは調理風景が眺められるようです。
こちらのランチは4種類。
ここは定番メニューではなく、日替わりランチで攻めるべきでしょう。

前払いで会計を済ませ、しばし席で待ちます。
会計時にお姉さんに何か言われましたが、
ボーっとしており聞いてませんでした。
他のお客さんはちょくちょく動きドリンクを運びます。
ようやくフリードリンクの存在に気づきました。

こちらはジュース類の類ではなく。何種類かのお茶を選びます。
こちらは黒烏龍茶。

これだけで健康になった気になります。
他にもジャスミン茶や聞いたことのないお茶を楽しむことができます。
セコさではありませんが、
黒烏龍茶が一番コスパがいいような気がして何杯も飲んでしまいました。
しばらくすると会計係のお姉さんが運んでくれます。

日替わりランチ(梅と大葉の鶏天プレート) 800円

どうもまん丸ご飯が目立ちます。
茶碗のまま出した方がスムーズかと思いますが、
ひと手間加えることにこだわりがあるのでしょう。

鶏天と絡ませながら食べるのが正しい食べ方かもしれません。
小鉢の砂肝もいいアクセントを出しています。

鶏天は塩もソースも必要ありません。
しっかりと梅と大葉が鶏の美味さを引き出しています。
これからモーレツに暑くなることが予測されます。
こんなメニューは夏バテ防止にもいいですね。

ごちそうさまでした。

幹事年度終了!

昨日6月30日をもって僕の幹事年度が終了した。
何かといえば僕が所属する名古屋東ロータリークラブの役割。
昨年同時期に「そして、新たな役割がやってきた」というブログを書き、はや一年。
7月で期が変わるため、ようやく任務を終えた。
とりあえずホッと一息つきたいところ。

所属するロータリーは名古屋でも歴史と伝統のある由緒正しいクラブ。
60年以上の歴史があり僕が生まれる前から存在する。
チャーターメンバーの方は今でも現役で90歳を超える。

そのクラブで幹事を務めるのはまあまあのプレッシャー。
他にもいろんな役割を与えられる昨今だが、重みは格段に違う。
幹事になり初めて知ることも多く、あれこれと時間を割かれることも多かった。

そして、コロナ禍の年度。
年間通して15回も通常例会が中止となり、Web例会へ移行。
緊急事態宣言が発令される度に理事会を開催し決議。
そのためのルール作りにも奔走した。

理事会も対面ではできない。
オンラインで開催するが、重鎮の方々はそんな経験もなく、
Zoomのやり方もレクチャーする必要があった。

また、会長方針に従うために危機管理委員会なるものを組織化し、危機管理計画書も作成。
専門分野の方に力を借りながら作成したが、予想以上に手間と時間は掛かった。
弁護士もIT社長もBCPのプロもいるしね。
この歳になって初めての仕事をしたはむしろいい経験。

会長はいい意味で任せてくれたので、途中からは自らの意志で進めることができた。
自分ではかなり頑張ったつもりだが表舞台に出ないことが多いため、
役に立ったとは思われてないかな・・・。
大きな行事はことごとく中止になったし。

そのあたりはちょっと寂しいが、やむを得ないこと。
それでも無事に終えることができたし、さすが紳士の集まり、
最終例会の場では多くの方が温かい言葉を掛けてくれた。

幹事年度、お疲れ様でした!

と締めたいところだが、現実はそんなに甘くはない。
今後取り組む新たな活動に何故か巻き込まれている。
その年度の幹事という理由だけで、調整役もしなきゃいけない。
昨日もその打合せで重たい役割が・・・。

何だかいいように巻き込まれているな。
相当、ヒマだと思われているのかな?
まあ、今までより責任は軽くなるので、楽しみながら活動できるといいけど。
どうなるかは不明(汗)。

とりあえず自分に向かって、言っておこう。
一年間、お疲れ様でした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その185

まずは一点お詫びです。
先週の伏見シリーズはその185として書いていましたが、実は184でした。
今回が185回となります。

「あれっ、変わってないぞ・・・」
と思われたツウの方、申し訳ありません。
誤魔化して水増しをしたのではありません。

うん、気を取り直していきましょう。

会社から栄方面に向かいます。
ブラブラと住吉町を歩いていると天から声が届きます。
「お寿司がいいな・・・」
空を見上げても声の主は分かりません。

しかし、気がつくとお寿司屋さんの前に立っていました。
「鮨屋とんぼ 住吉店」さんです。

以前、こちらはスパゲティーのお店でした。
このシリーズでも紹介しています。
「食べ物のはなし 伏見シリーズ その103」

一時期、ハマって結構通いました。
コロナ禍で休業になり、いつの間にかお店が無くなっていました。
後を継いだのが、こちら。
お店の雰囲気も随分と変わりました。

系列店は伏見の地下街にもあります。
どちらも人気店のようです。
お店に入るとネタケースに並んでいます。

そして、こんな札がカウンターに置かれています。

明朗会計の証でしょう。
頭で計算しながら食べていくんでしょうね。

今回はランチです。
にぎりずしランチとばらちらしランチの2種類です。
見渡すとにぎりずしランチを頼むお客さんばかり。

人気食べ物ブロガーもその気持ちになります。
こちらは一貫、一貫、職人がお客さんの顔を見ながら出してくれます。
誰かと飲みながら寿司を食らうのが理想。
写真を撮っても違和感はありません。

ここは一人で食す人気食べ物ブロガー。
一貫ごとに写真を撮っている姿はいかにも無様です。
隣の女性グループの視線も気になります。

「ツウはばらちらしを頼むんだよなあ~」
誰にも聞こえないように呟きます。
そして、
「すいません、ばらちらしをお願いします。」
とカッコつけて注文します。

ばらちらしランチ 1100円

なかなかの色具合。
アップにしてみます。

マグロも中トロだったり、穴子も紛れ込んでいます。
すし飯も美味しいです。

隣にオジサンが一人座りました。
身なりだけみるとビジネスマンには思えません。
「握りのランチを!」と注文。

「なんだ、ツウじゃないな・・・」
さりげなく隣を眺め、心の中で分かってないなあ風に呟きます。
しかし、次の瞬間、
「ビールをください。」
「あとこれとこれとこれ。」
いくつかの札を渡します。

さりげなく目を凝らし札を読むと「うに」という文字が・・・。
一貫、一貫運ばれる寿司を頬張りながら、ビールを美味しそうに飲んでいます。
一言も発しません。

「もしかしてこれが本物のツウ?」

「分かってないのあなだだけよ!」
三島由香に言われた気持ちになってしまいました。
やっぱこういう店は寿司を摘まみながら、酒を飲まないと・・・。
深く反省をするとともに出直しを誓うのでした。

ばらちらしもとても美味しかったです。
ごちそうさまでした。