これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「名古屋を知る 街を歩く」の記事一覧:

ドラッグストア通りというべきか

今年に入って一度も地下鉄に乗っていない。
昨年もあまり使わなかったが、今年はゼロ。
会社から名古屋駅までも徒歩。その反対もそう。

1.7kmで徒歩20分。
地下鉄での移動とさほど変わらない。

今月は金山で用事があったが、それも徒歩。
さすがに35分掛かったので、断然地下鉄の方が早いが、
時間的余裕があればこちらの方が健康的にもいい。
密も回避できるし・・・。

普段、名古屋駅~会社(伏見)までは広小路通りを歩く。
最近、そこで改めて気づきがあった。
なにかといえばドラッグストアの多さ。

僕は密かにドラッグストア通りと呼んでいる。
せっかくなので名古屋駅からカウントしてみよう。

マツモトキヨシ

スギ薬局

ツルハドラッグ

スギ薬局

スギ薬局

マツモトキヨシ

ドラッグユタカ

スギ薬局

1.7kmで8店舗。
会社のビルの向かいにあるのがスギ薬局でここを終点とするならば、なんとスギ薬局だけで4店舗。
ドラッグストア通りというよりもスギ薬局通り。

それも2番目に登場するスギ薬局は今月オープンしたばかり。

3番目のスギ薬局までは50mほどしか離れていない。

一体、どんな戦略なんだろう。

ドラッグストアが過酷なシェア争いをしているのはよく知っている。
合併も積極的に行われ業界再編も進んでいる。
スギ薬局の本拠地は愛知県なので、攻撃が最大の防御であるのは分かるが多すぎじゃね?
通りの中に入ればまた存在するし・・・。

ちなみにコンビニを数えてみると7店舗。
コンビニより多いのだ・・・。
そのうち4店舗がファミマだが、元サークルKもあるのでやむを得ない。

それが理由かどうか分からないが、最近こんな看板が・・・。

会社と伏見駅の中間にあるドラッグユタカが1月末で閉店。
本社は大垣市にあり、20年ほど前、僕はこちらの採用のお手伝いもした。
時代は流れていくわけね。

と思っていたら、ツルハドラッグも知らぬ間に閉店していた。
スギ薬局の挟み撃ちにあったのかな・・・。
厳しい世界。

といいつつ、この付近のドラッグストアの競合は間違いなくコンビニ。
お昼はOLさんが並んでいるし。

時々、街を眺めながら歩く必要はある。
それで一番、時代を感じるかもしれない。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その165

基本的に人気食べ物ブロガーは伏見~名古屋は徒歩です。
会社から名古屋駅に戻るルートも道のりが決まっています。
大通りを通るのではなく、あえてこじんまりとしたお店が並ぶ小路を抜けます。
広小路通から納屋橋を抜け江川線の手前にある小さな通りがそのルート。

そこには名古屋を代表するラーメン店江南さんの旧本店など侮れないお店が並びます。
こちらのお店の前も夜通り抜けるわけですが、
その醸し出す雰囲気がいつも気になっていました。
穏やかに一人飲みするにも、寂しく食事するのも似合う心地よさが伝わってきます。

「食楽ながたや」さんに行ってきました。

コロナ禍でも人気食べ物ブロガーの嗅覚は鋭く反応します。
こちらは柳橋市場で60年続いた老舗食堂。

数多くの仕入れ人や料理人の厳しい舌に応えてきたのです。
13年前にこちらに移転してきました。
ワイワイ騒ぐのも一人で静かに晩飯を食らうのも似合うお店です。
今の時期は静かに一人でですね。

日替わり定食は「アジの開き」といかにも市場にマッチしており、
心が揺さぶられますが、ここは一番の自信作にチャレンジです。
そう、昔からあなごの天ぷらが自信作のようです。

あなごの天ぷら定食 890円

先週と同じ香りのする定食ですが、これが正しい日本の昼食なのです。
あなごも大きくしてみましょう。

サクサクっと一瞬でなくなるあなごの天ぷら。
これをシアワセといわず、何をシアワセといえばいいのでしょうか。

「お~、うまい、うまい」
と独り言を呟きながら食すので、気がつけばあなごばかりがなくなります。
ご飯とバランスよく食べなきゃいけないですが簡単ではありません。
メインのあなごがなくなってしまいました。

最終的には寂しげなたくあんでご飯をかきこみます。
気づけばキレイにすべてがなくなっていました。
一件落着です。

狭い路地の目立たないお店はゲキ混みしなくていいかもしれません。
165回を数える人気食べ物ブロガーでも知らないお店はまだまだ多いようです。
これからも頑張っていきます。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その164

当たり前のように伏見シリーズを続け164回。
よ~く考えると伏見といいながら、伏見という町名はありません。

名大社は栄2丁目。
ちょっと北に向かえば錦2丁目。
伏見駅周辺は伏見通りはあっても伏見●丁目はありません。

まあ、これは歴史的背景でしょうね・・・。
食べ物ブログはそこを掘り下げる場所ではないので、これくらいにしておきましょう。

さて、では一体、どこまでが伏見シリーズに該当するのでしょうか。
その定義も難しいです。
錦3丁目は栄シリーズにすべきという声も聞こえそうですが、決めるのは人気食べ物ブロガー。
そのあたりは曖昧でいいのです。

そんな点でいえば、今回のお店もギリギリでしょう。
錦通りを名古屋方面に向かい、堀川と江川線の中間にある「コビトカバ」さんに行ってきました。

会社からは徒歩10分は掛かりますので、ギリギリのエリアです。
以前から気になるお店でたまに前を通るといつも満席状態。
ピークをずらしたタイミングでしか利用したことはありません。
この日は午後からの予定に合わせ、お邪魔することができました。

入店は11時40分。
すでにいっぱいでしたが、何とかカウンターに座ることができました。
カウンターの上にはこんな置物が・・・。

店名の由来を聞く余裕はありません。

お客さんもほぼ常連さんで、スタッフさんとの親しげな会話が聞こえてきます。
いくつかあるランチの中でモーレツに食べたくなったメニューを注文しました。

さばの竜田揚げ 850円

美味しい小鉢は3点。
ご飯は白飯か混ぜご飯か選べます。
この日の青じそご飯をチョイスしました。

揚げたての竜田揚げにご飯が進みます。
人気店である理由はよく分かります。
すべてが美味しい。
この手作り感が素晴らしいのです。

そして、気になったのが、ハンバーグホイル包み。
左隣の女性が注文しました。
右隣の男性は食べ終わっています。

そして、入れ替わるように入ってきた常連さんが声を掛けます。
「ハンバーグホイル包みある?」
「ごめ~ん、さっきで終わっちゃった。」
「あ~、残念・・・」

その時刻、11時50分。
12時前の段階で売り切れになっています。

どんなハンバーグか気になります。
さりげなく隣の女性を見ても、肝心のハンバーグはアルミホイルに囲われわかりません。
「そんなに凄いのか・・・」
妄想だけが膨らみます。

ここは諦めが肝心。
次回に拝めることを祈り、お店を出ました。
ちょっと小さな「完売しました」プレートがさらに気持ちを揺らがせます。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その163

愛知県も緊急事態宣言発令の要請をしました。
時間短縮の延長は避けられず伏見界隈の飲食店も少なからず影響は受けるでしょう。
人気食べ物ブロガーとして夜にお邪魔できないのは寂しい限りですが、
その分、お昼に貢献したいと気持ちは強まるばかりです。

それは食事だけではありません。
たまには一人で考え事をする場所も必要となります。
そんな時に気軽に入れるカフェの存在はありがたいもの。
会社から南西に向かい徒歩2分の場所にある「カフェ ダフネ 」さんに行ってきました。

モンブランホテルの1階にあり、2階は以前紹介した「割烹かみのほ」さん。
このあたりは食べるのにほんと困りません。
早く元通りになってもらいたいですね。

一人で考え事をするにも腹は減ります。
ついでにランチも頂いてしまいます。

こちらのランチはパスタ、オムライス、キーマカレー、ビーフカレーと分かりやすいラインナップ。
値段も全て900円でサラダと飲み物がセット。
オムライス以外は大盛無料とよく考えるとお値打ちです。

はいこちら、あんかけパスタ。

日替わりで具材が変わり、この日はロングソーセージ。
あんかけスパにはなぜかソーセージがマッチします。
どんなあんかけスパのお店にも必ずあります。

そして、こちらはオムライス。

ソースはケチャップソースかあんかけか選ぶことができます。
名古屋人は迷うことなくあんかけソースを選ぶでしょう。

あえて大盛にはせず、腹八分目に留めておきます。
新年ですから尚更です。
どれも平均以上のクオリティ。
美味しく頂きました。

そして、仕上げはコーヒー。

ここはコーヒー豆焙煎加工製造のダフネコーヒーさんの直営店。
名古屋ではコメダ珈琲さんが有名ですが、こちらも名古屋を代表するコーヒー屋さん。

今から30年ほど前、名大社でダフネコーヒーさんのCMも作りました。
懐かしい思い出です。
深夜の番組で流れてましたね。

個人的にはコーヒーはダフネコーヒーさんの方が好みですね・・・。
ごちそうさまでした。
頭もスッキリし、午後からの仕事も集中できそうです。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その162

2021年、最初の水曜日。
今年も欠かさず食べ物ブログを提供していきます。
これが全国30万の読者を抱える人気食べ物ブロガーの使命。

この1年もどうぞよろしくお願いします。

この年末年始にかけて、世の中が更にざわついてきました。
東京都の飲食店には午後8時までの営業要請が出されるとのこと。
一向に感染拡大が収まらない現状にやむを得ない面はありますが、
飲食店さんも事業を継続しなければなりません。

それは東京であろうと名古屋であろうと同じこと。
厳しい環境ながら少しでも元気になってもらいたいもの。
できることは限られていますが、お役に立てるよう精一杯の活動をしていきます。

ご安心ください。
人気食べ物ブロガーは基本的に一人での行動。
会話はあくまでも独り言。
誰もいないところでブツブツ呟いているだけです。

今回は年明け一発目。
景気よくスタートさせるべきでしょう。
しかし、一人で食事をするのにコース料理は時間を持て余します。
また、お店のスタッフから寂しい人と思われそうです。
それは本望ではありません。

となれば、一人に相応しい食事。
かつ、正月らしい食事。

伏見駅から御園座方面に向かった場所にある「とんかつ&バル かつまさ」さんに行ってきました。


ドーンと厚切りのとんかつを食したいところですが、
まあまあここはノーマルで攻めましょう。
でも、そこは名古屋らしく攻めましょう。

みそかつランチ 1000円

濃厚なみそダレがとんかつを覆います。
これぞ名古屋を代表する赤みそ。
この少し甘めの濃さがやみつきになるのです。

アップにしても黒いソースにしか見えないかもしれません。
しかし、これが名古屋人が喜ぶ味。
たまらなくご飯が進みます。

そうはいっても3切れほど食べた時に味の変化を求めます。
そんな時の強い味方がこちら。

大きめのサイズのからし。
これがとてもありがたいのです。
まずはお皿にからしを絞り出し、そこから箸で思い切りすくい、かつに力強く塗りたくります。
かつが黄色に染まるくらい力強く。

みその甘さとからしの辛さが絶妙はハーモニーを生み出します。
これぞ正統派の食べ方だと大きな声で主張したくなります。
ただ、それは禁物。
気持ちを抑えつつ静かに頂きます。

ご飯のお替りをしたかったですが、キャベツだけに留めておきました。
こんな食事ができるのも営業しているお店があるからこそ。

ごちそうさまでした。
今年もコロナに負けず美味しい食事をしていきましょう。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その161

2020年も10日を切りました。
毎週毎週食べ物ブログを書いてきましたが、残すところあと1回。
今年もいろんなお店を紹介してきました。

緊急事態宣言が発令された時は食べ物ブログの存続も危ぶまれましたが、
こうして継続ができたことには本当に感謝。
全国30万の読者に改めてお礼を申し上げます。

そうなると伏見シリーズとはいえ、地域を選ばないお店を紹介せねばなりません。
伏見駅から広小路通を名駅方面に数分歩いた場所の「やよい軒 伏見店」さんです。

今や定食屋さんでは一番の人気チェーンといえるのかもしれません。
以前、こちらには長らくドトールコーヒーさんが入っていました。
ドトールさんも流行っていましたが、この辺りはコーヒーショップ激戦区。
スタバのようにリモートワークはやりずらいのかもしれません。
それが理由ではないでしょうが、全国チェーンの別業態がチャンスを窺っていたかも。

先週から名古屋も一気に寒くなってきました。
当然、お昼も体が温まる食が求められます。
健全な名古屋人であれば、最初の選択は味噌煮込みうどん。
代表選手です。

しかし、伏見界隈の味噌煮込みうどんが有名なお店はほぼ紹介しました。
その中で選ぶべきはなんでしょうか?
店外にも期間限定ののぼりが上がっています。

「お~、それがあるか・・・」
しかし、鍋系は初体験なので慎重に攻めねばなりません。

そこで選んだのがこちら。
チゲ定食 890円

「お熱いのでお気をつけて~」
と女性スタッフが運んでくれましたが、それほどでもありません。
まあまあの熱さです。

鍋をクローズアップさせましょう。

鍋の中には豚肉、豆腐、白菜、ネギの具材が煮込まれ、
真ん中に卵がドーンと落とされています。

おまけに唐揚げも2個セット。
相当、満足のいくランチ。
とてもじゃないですが1杯のご飯では足りません。
「安心してください。ご飯はご自由ですよ」
この存在は有難いです。

お替り無料のお店は多数ありますが、
スタッフさんに何度もお願いするのは恥ずかしいこと。
これなら安心してお替りができます。

漬物も自由なので大食い選手には嬉しい存在でしょう。
チゲ鍋も美味しく頂くことができました。

来週の食べ物のはなしは今年の〆。
どんな展開になるのでしょうか。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その160

今年の食べ物のはなしも残りあと3回。
伏見リーズも160回を数えました。
何事もコツコツと積み上げるとそれなりの数字になるものです。
営業諸君、ガンバリタマエ!

単純計算でいえば既に160店を紹介したことになります。
その中には静かに消えていったお店もあれば、
このブログをキッカケに大繁盛への道を歩むお店も・・・。
足掛け4年以上、書き続けているわけですから自身にも感動も覚えます。

200回記念の際は盛大に祝いたいものです。
お祝いしてくれる方をお待ち申し上げます。
どうぞよろしくお願いします。

年内の伏見シリーズはこれが最後かもしれません。
あと2回続くのかもしれません。
それはその時にならないと誰も分かりません。

しかし、今年最後のつもりで贅沢なランチを紹介しましょう。
先週のお店のちょっと先にある「旬彩和食 うえの山」さんに行ってきました。

海の幸をメインにした和食で夜はお寿司を握ってくれます。
日本酒は東北が中心で、見たことも聞いたこともないお酒が並んでいます。
”くどき上手”なんて飲んでみたいですね。
カウンターでしっぽり飲むのもいいですが、それなりに懐を温かくする必要もあるでしょう。

今回はランチですが、落ち着いた席で頂けるのもいいですね。
選んだのはこちら。

五色ちらし 1500円

どうですか?
年末に相応しい丼です。
ネタはなんだったかな?

しっかりメモっておけばよかったですね。
大体は分かりますが、万が一間違えてもいけませんので、こちらのアップでご確認ください。

レモンを絞って頂くのもいいかもしれません。
上品な味わいが体を覆い、幸せな時が運ばれます。
意外かもしれませんが、伏見界隈は美味しい魚を食べさせるお店が多いです。
それもリーズナブルなお店からそれなりのお店まで。
銀座や築地には叶いませんが、十分楽しめることでしょう。

次回は夜にでもお邪魔したいですが、しばらくは我慢かもしれません。
寿司と日本酒、あ~、頭の中でめくるめく世界が広がっていきます。

ごちそうさまでした。
さて、来週はどうなるでしょうか・・・。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その159

伏見に戻ってきました。
気がつけば伏見シリーズも1ヶ月ぶり。
月日の流れの早さを感じます。
それは師走であるのも影響しているのでしょうか。

例年であれば12月は毎日のように宴席があり、ランチは軽め、
もしくは麺類に逃げるケースが多いですが、今年はそうではありません。
健全なお昼を迎えることが多いため、健全なランチに辿り着けます。
人気食べ物ブロガーとしては有難いのかもしれません。

では、果たして、どんなランチが健全で、どんなランチが不健全なのでしょうか?。
年末ですし、波風を立てるのは止めましょう。

会社から北に向かい錦通を越えた場所にある「ブラッセリー グルートン」さんに行ってきました。

こちらのビルは2階も地下も系列店です。
この界隈では知らない人はいないヨシノバー系列。
この6月まで名大社の入るビルの地下にあった「伏見ウヰスキー倶楽部」もそのグループ。

この辺りをブラブラしていると店長に会いそうですが、昼間は寝ているでしょう。
こちらの夜のメインはワイン。
結構お値打ちに飲ませてくれます。

今回はランチです。
メインはオムライスでデミグラス、ホワイト、
デミ&ホワイトと週替りソースを選ぶことができます。
入り口で札を選び、カウンターに着席。

スープを頂きながら、しばし待ちます。
カウンター奥の黒板にはおススメのワインが書かれています。

全く分かりませんが、とりあえず飲みたくなります。
やはり健全な体を持ち合わせているようです。

「お待たせしました。週替りオムライスです。」

週替りオムライス(アラビアータソース) 880円

何も考えずアラビアータソースを選びましたが、こんな感じなんですね。
予想通りといえば予想通りですが、そうではないといってもおかしくはありません。
要はよく分からないということ。

あとでこっそり調べます。
分かりやすく言えばトマトソースの仲間ですね。
簡単すぎますが・・・。

初めて頂く味ですが、パスタでは食べたことがあるような気がします。
卵はトロトロでソースとの相性が良く、ふわっとした感覚でライスが吸い込まれていきます。
普通サイズでしたが男性にはちょっと物足りないかもしれません。

大盛無料は理解していたので、ほんの少し後悔。
次回は正統派大盛りで攻めてみましょう。
優柔不断なので、次回も風変わりな週替りオムライスを注文しそうですが・・・。

2階のBARはすっかりご無沙汰です。
たまには顔を出さないといけませんね。

ごちそうさまでした。

いつかはクラウン・・・

こちらは今週水曜日の中日新聞経済欄。

この記事にはかなり驚かされた。
まさか、クラウンが生産終了になるとは・・・。

車の販売台数とかあまり気にしないし、そもそも自動車に関心が高いわけでもない。
しかし、クラウンがトヨタ自動車を代表する車であることくらい頭に入っているし、
「いつかはクラウン」という言葉もあちらこちらでも聞いていた。

今のクラウンも街で結構見かけるので売れ行きもいいと思っていたが、それは錯覚だったよう。
僕の目についていただけ。
データを見る限り今年は18000台しか売れていない。
ピーク時の1/10程度なのか・・・。

車の免許を大学1年時に取得し、そこからずっと車には乗り続けている。
過去、自分でセダンの車を購入したことはない。
今も自宅はマツダのSUV。
セダンにあまり魅力を感じてこなかったのが、正直なところ。
オッサンくさいくらいの感覚だった。

それが歳をとってきたせいだろうか、立場が変わってきたせいだろうか。
ここ最近は段々とセダンの車もカッコよく思えてきた。
全く興味になかったクラウンも現行の前のモデルからはカッコいいと思い始めてきた。
トヨタがクラウンのターゲット層を下げてきた背景もあるだろう。

名古屋は車文化。
僕もオフィシャルでいろんな場所に車で出掛けることは多い。
人によってはどんな車に乗っているかを気にされる。
どうでもいいと思いつつ、やはり気にしてしまう弱い自分も・・・。

立派な車=立派な会社には到底ならないが、そんな意識も少なからずあるのだろう。
それが理由ではないが、僕が社用車で使わせてもらっているのが前のモデルのクラウン。
先日、車検を通したので既に5年経過しているが、すこぶる快調。
乗り心地もいい。

クラウンに乗っていて、生意気と思われることもなければ、バカにされることもない。
経営者仲間には見たことないような高級車に乗っている方も多いが、僕にはクラウンは十分。
それ以上の車は僕の器がついていかない。
クラウンでも勿体ないという話もあるが・・・。

ありがたいことに「いつかはクラウン」という立場になれたわけだ。
そんなこともあり、今回のニュースは寂しかったり・・・。
クラウンユーザーは今後、レクサスか高級外車に向かってしまうのかな。

トヨタ自身もポジションを変化させながら、新たなブランドを築いていく。
カローラなんて全然見ないし・・・。
いや、見てないだけ?

どんなものでもそうだが、時代の流れを掴むことは大切。
こだわることがプロダクトアウトの発想から脱皮できない証でもある。
クラウンの生産終了は寂しいニュースと捉えるのではなく、次の時代への期待と理解すべきだろうね。

僕は当分の間、お付き合いをさせてもらいますが・・・。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その158

無事に健康診断を終えることができました。
恐ろしい診断結果が出るかもしれませんが、今は何も分かりません。
健康診断の前日2日間は一滴のアルコールも入れず食事も少なめでしたが、
体重は何一つ改善されていませんでした。

どうやら普段の生活が大切のようです。
もしくはもっと激しい走り込みが必要なようです。

何はともあれ一区切りなので、ここはお腹一杯食べたいところ。
ご飯大盛もしくはご飯お替りなんて安易な方法は選びません。
人気食べ物ブロガーらしく読者も満足するお腹一杯をお見せするのです。

三蔵通に入り住吉町手前にある「金盛園 」さんに行ってきました。

いわゆる大陸系の中華料理屋さん。
大体のお店はラーメン(醤油、台湾、豚骨、塩など)+ご飯もの
(炒飯、天津飯、中華飯、麻婆飯など)のセットメニューが売りです。

若い頃は喜んでそんなセットメニューを注文しましたが、そんな安易な選択はしません。
ただこちらのお店はそんなセットメニューに留まりません。
値段は上がりますが、酸辣湯麺、四川風焼きそばや
唐揚丼、マーボーナス飯等のセットメニューもあるのです。
もちろん他の定食も揃っています。
残念ながら全てを紹介することできません。

さて、ここは何を選ぶべきでしょうか。
迷った挙句、決めたのはこれです。

「すいません、日替わりランチをお願いします。ラーメンは台湾で・・・」
あちらこちらから、ため息が漏れてきました。
まあ、いいじゃないですか。

日替わりランチ 750円

まず運ばれたのがこちら。
奥にあるのは台湾冷奴。
台湾攻撃です。

そして、しばらくしてこちらが登場。
四川風イカ炒め。

辛いもの好きには堪らないメニューですが、それほど辛いわけではありません。
ほどよい辛さです。
具材もしっかりとしています。

台湾ラーメンもスープの如く平らげ、気がつけばお腹一杯。
こんな選択もいいでしょう。
お値打ちだと感じたのは人気食べ物ブロガーだけでしょうか。

名古屋には台湾ラーメンをメインにこの類の中華は多いです。
その中では上手く差別化が出来ているんじゃないでしょうか。
激戦地区ではありますが、頑張って欲しいですね。

ごちそうさまでした。