これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「名古屋を知る 街を歩く」の記事一覧:

もっと学ばねば・・・

2回ほど番組に出演したこともあり、TV愛知「サンデージャーナル」をこまめに観ている。
いろんな切り口でデータを使い、名古屋や東海地区の特徴をあぶり出しているので、
地元で事業を行う者としてはいい勉強にもなる。

先週は『名古屋発!「洋食文化」の謎に迫る』というテーマで名古屋の食文化について取り上げていた。
ここは名大社の社長という立場ではなく、
人気食べ物ブロガーという立場で情報を押さえておかねばならない。
その立場が正しいかどうかはあえて問わない(笑)。

総務省のデータによると、名古屋市民の洋食支出金額(年間)は、2万1461円で全国第3位。
東京や大阪に比べ圧倒的に多いという。
まあ、僕も毎日のように外食をしているし、ブログでも洋食を取り上げているケースは多い。
この額が決して多すぎるとも感じない。

それを支える理由の一つが喫茶店文化。
僕らが喫茶店で食事をするのは当たり前だが、
レギュラー陣の石原良純さんや黒田有さんはそうでもないよう。

あくまでもコーヒーや紅茶を飲む場所。
鉄板ナポリタン(鉄板イタリアンの店もあるけど)を喫茶店で食べるのも常識だが、
それは僕らが思っているだけで実際は常識でもない。

喫茶店でみそかつ定食もエビフライ定食も食べれるけどね。
そこも含め洋食の支出額が名古屋で多いのは納得できること。

偶然にも日曜日に食べたチャオのあんかけスパゲティも名古屋メシを代表する洋食。
勝手にアレンジして強引に洋食仲間に入っている気がしないわけでもないが(笑)。

番組に中ではみそかつは洋食か和食かという議論があった。
一般的な洋食屋さんでも提供されているし、うどん屋さんでも提供されている。
意見は分かれるところ。

僕はご飯やみそ汁が合い、箸で食べることが前提なので和食だと思うのだが、
必ずしもそうとは言えない。
ルーツを辿れば洋食だし・・・。

そんなふうに面白おかしく名古屋の食文化を伝えていたのだが、もっと学ばないといけない。
本当の人気食べ物ブロガーになるためには、
ただあちこちのお店を巡るだけでなく探求心を持って臨まねばならない。
いつ番組からオファーがきても大丈夫な状態にしておかねばならない。

「学ぶべき点が違うだろ!」
とお叱りを受けるかもしれないが、これも僕の大事な仕事・・・。
いやいや、そうじゃないですね・・・。

ただ毎日おいしい食事を頂けることに感謝しなければならないし、
少しでも名古屋メシの価値を広げる活動もせねばならない。

そうか、今日は社長ランチ。
一体何を食べれるのかな?

食べ物のはなし 伏見シリーズ その141

名古屋にはいくつかの名物があります。
名古屋の名物名大社。
最近はニムラが動画で叫んでいますが、それだけではありません。

名物の一つが手羽先。
手羽先といえば「世界の山ちゃん」。
どうやら名古屋の名物は山ちゃんが多いようです(笑)。

「世界の山ちゃん」の創業者は山本重雄氏。
営業時代にもプロモートさせてもらいましたし、
社長になってからも何度かご一緒しました。
とても低姿勢な方ですが、手品をする際の豹変ぶりが今も記憶に残っています。

急逝された時は会社の行く末を心配しましたが、
奥さんがしっかりと引き継がれ、今も名古屋名物「世界の山ちゃん」です。
それだけでも尊敬に値します。

ここは改めて紹介したいところですが、手羽先では芸がありません。
そうだとすれば別業態に行くしかありません。
会社から住吉町に向かった先にある「世界のやむちゃん 名古屋栄店」に行ってきました。

随分前にこちらで痛い目にあった気がしますが、もう忘れました(笑)。
今回は正統派ランチです。
当然ですが手羽先はありません。

注文したのは爛漫セットのAセット。
かなりの種類が出されます。

Aセット 1680円

一体どんな展開になるのでしょうか。
まずは日替わり中国茶。

この日はシンプルな烏龍茶。
そして点心が並びます。

カメラのレンズが曇っているわけではありません。
蓋を開けた瞬間に広がる湯気がレンズを刺激しました。
丁寧に一つずつ説明を受けましたが、忘れました。

斜めから撮ればこんな感じ。

そして、他にもずらりと並びます。

春巻は分かりますよね。
これでお酒がないのは納得できませんが、平日のお昼。
粛々と頂くのみ。

麺は担々麺。

かき混ぜると巧妙に広がっていく感じです。
デザートは杏仁豆腐ですよね。
どの視点でこの業態に進出したかは不明ですが、山ちゃんには頑張ってもらいたいです。
同じ山ちゃんとしても・・・。

この業態としてはお値打ちですが、美味しく頂くことでできました。
山ちゃん魂が宿っていますね。
夜もぜひ、ご利用ください。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その140

名古屋も暑くなってきました。
この暑さがコロナをぶっ倒してくれることを期待しています。
外出する際もジャケットを羽織る必要はありません。
ポロシャツ1枚で十分です。

食事もそろそろ冷たいものを体が欲します。
とはいえ、いきなり冷やし中華に飛ぶわけにはいきません。
6月はメニューに出していないお店も多いです。
何事も順番が大切なのです。

そんな気持ちを抱えながら、伏見界隈を歩きます。
そういえば、少し前にお店が変わっていた場所を思い出しました。
以前は焼鳥屋さん。
結構な繁盛店だと思いましたし、ちょくちょく利用させてもらいました。
しかし、静かに閉店を迎えていました。

しばらくしてOPENしたお店がこちら。

多くの名店が入るダイヤパレスの「炙りもんと蕎麦 満月」さんです。
この界隈では意外と少ないお蕎麦屋さんです。

店内は居抜きかと思ってましたが、大幅な改装が行われていました。
L字型のカウンターの奥に職人らしき料理人が蕎麦を懸命に茹ででいます。
この景色を楽しむだけでも十分でしょう。

ランチのメインは2種類。
あとは単品メニューとなります。
それほど空腹でなかったのでざるそばの注文だけでも良かったのですが、
人気食べ物ブロガーとしてそれは許されません。

ここは正統派の「日替わりそばランチ」で勝負しましょう。
しかし、隣の人が注文した「日替わり丼ぶりとそば」が良かったと後悔。
日替わり丼はローストビーフ丼でした。
なかなか、やるじゃないか・・・。

しかし、迫力は負けていません。
むしろボリュームはこちらでしょう。

日替わりそばランチ 800円

いやいや、かなりの迫力。
ざるそばも普通盛です。
おかずはチキンカツ、ひじき、漬物、普通盛りのご飯です。

そばのイロツヤもなかなかいい感じ。

揚げたてのチキンカツを食べながら、ご飯を頂きます。
箸休め的にひじきをつまみ、ざるそばに移ります。
爽やかな冷たさを感じながら、勢いよく啜ります。

食欲が増してきます。
気づいた時には完食。
チキンカツもざるそばも目の前から消えていました。

そして、気づいた時には満腹。
お店は満月ですが・・・。
至福のひと時はそんな時間で迎えるのかもしれません。

次回は夜にお邪魔して、日本酒を飲みながら蕎麦を啜りたいですね。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その139

6月に入り、食べ物ブログはテイクアウトシリーズから通常のスタイルに戻します。
この自粛期間、テイクアウトの良さを理解しましたが、
これからは街に出て食事をすることに。
この日常がいかにありがたいかをコロナのおかげで知ることができました。

会社から伏見駅方面に向かい、電気文化会館の西側にある「三好乃」さんに行ってきました。

「えっ、ここってまだ登場してなかった?」
そんな声が聞こえるかもしれません。
伏見シリーズがすでに139回にもなり、登場するには遅すぎるのかもしれません。

大変失礼しました。
タイミングを逃していました。

正統派の洋食屋さんになります。
店舗は階段を上った2階。

このドアも正統派洋食屋さんを醸し出しています。
テーブルに並ぶ塩、ソース、からしも洋食屋さんらしさを感じます。

お昼のメニューも豊富にあります。
Aランチ、Bランチ、Cランチ。カレーの他にも洋食屋さんらしいランチが並んでいます。
何だか洋食屋さんを連発してますね。

ここは代表格となるAランチで勝負しましょう。
どんなお店でも一番オススメはCランチですとは言わないと思いますし・・・。
ちなみにCランチはミンチかつです。

Aランチ 940円

どうですか、この洋食屋さんを代表したよう魅せ方。
キャベツの千切りや横に並ぶポテトサラダもいかにも洋食屋さんです。
やはり連発しています。

アップにしてみましょう。

エビフライのぷりぷり感、ハンバーグのジューシーさ、
とんかつの歯ごたえが写真からも十分に伝わってきます。

どこから攻めるかは悩みどころですが、
人気食べ物ブロガーが最後に食べるのは決まっています。
最後はエビフライ。

幼少の頃からエビフライはごちそうでした。
好きなものを最後に取っておくタイプの人気食べ物ブロガーとしては、
エビフライで最後締めて至福の時間を終えることにするのです。

「さてさて、どうしようか・・・」
なんて悩みながら食べるのもシアワセですね。
赤だしを頂くのも随分と久しぶりのように感じます。

いいですね。
この50年以上続く定番の洋食ランチ。
時々は頂いて幸せを感じたいですね。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その138

伏見シリーズの昨日のお弁当も好評でした。
と勝手に解釈しています。
いや、本当に好評でした。

しかし、それで満足する人気食べ物ブロガーではありません。
飽くなき探求心が常に体を突き動かします。
伏見界隈を歩く度に、その嗅覚と抜群の臭覚で次から次へとお店を見つけ出すのです。
(それって、同じじゃね?)
昨日、お邪魔した「御園丸正」に向かう途中に発見しました。

今回紹介するのはこちら。

御園座の裏手にある「たわし」さんです。
美味しい蕎麦を食べさせてくれる和食のお店。

ちょっとした場をセッティングする場合、利用させてもらいます。
ついつい日本酒を飲み過ぎてしまうのは美味しい料理のせいでしょうか。
ずっと夜のみの営業と思っていましたが、
コロナの影響か昼間はお弁当を提供しています。

お惣菜も並んでいますが、これはお酒のあてになってしまうでしょう(笑)。
昨日と違い、こちらは単品勝負。
一種類のみのお弁当。

こだわりの大将が一人で切り盛りしているのでしょう。
こだわりの料理人的な接客で購入し、会社に持ち帰りました。

だし巻きのり弁当 500円

税込みなのが嬉しいですね。
因みに昨日は税別です・・・。

昨日に引き続き鯖が登場しますが、あくまでも主役はだし巻き玉子。
だし巻きの位置を変えて撮ってみましょう。
色具合、分厚さ、上品さとしたたかさを感じる存在感。

いかがですか?
大将が丁寧にフライパンをとんとんと叩く姿が思い浮かびます。

海苔の上にデーンと構える鯖とちくわの存在が小さく感じます。
それは2日続けての鯖とちくわのせいでしょうか。
いやいや、このコンビネーションも悪くありません。

日本の正しいお弁当という雰囲気を醸し出しています。
実際にだし巻きはほんのりと甘く、鯖はほんのりとしょっぱく、
ちくわはほんのりと味気ない嬉しい食べごたえでした。
こんなお弁当なら毎日いけそうです。
伏見は魅力的な街だと改めて感心しました。

日本人として嬉しくなるお弁当ですね。
とっても美味しく頂きました。

来週からは6月。
そろそろ従来のシリーズに戻そうかと思いますが、いかがでしょうか?

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その137

人気食べ物ブロガーはただ食べ歩いたり、
ただテイクアウトを利用するだけではありません。
情報収集にも事欠きません。

同時に情報発信も懸命に行っています。
時間をみつけてはインスタグラムでせっせと伏見のお店を紹介しているのです。

その際は#伏見ランチ、#●●、#人気食べ物ブロガーなんて書いたりしてます。
そんなことをすると当然、他の投稿が気になります。
#伏見ランチでチェックすると様々なお店が美しい写真と共に紹介されています。

伏見は名古屋だけではありません。
京都の伏見もあります。
いいなあ~、ここに行こう!と思うお店が京都だったりします。
そうそう、人気食べ物ブロガーは開拓のために懸命に情報収集しているのです。

検索するといい具合のお弁当がアップされていました。
それはボリュームたっぷりのお肉料理でも彩り鮮やかなヘルシーな料理でもありません。
「よしっ、ここにいくぞ!」
固い決意の下、足を運びます。

伏見を代表する御園座を眺めながら信号を待ち、青信号になった瞬間に走り出します。
御園座の裏手にある「御園丸正」さんに行ってきました。

こちらは昭和元年創業の歴史のあるお店。
お惣菜やお弁当がずらりと並びます。
2種類の魚が乗る自慢ののり弁当か日替わり弁当か迷いましたが、
パカーンと僕のハートを射止めた弁当を買い、会社に戻ってきました。

さば塩焼弁当 500円

な~んだ、ただの鯖好きと値段で選んだな・・・。
そんなふうに思う方は多いでしょう。
ご飯の上のさば、ちくわ天、煮卵、おひたしを一旦、別の席に移動します。

そこには一面に敷き詰められたシラス。
素晴らしく均等に並んでいます。
これだけでも十分に成立する弁当です。

そこに味の染みた鯖があればもう完璧です。
もうそれは最高のごちそうです。
存在感のないちくわ天も、それなりの輝きを示す煮卵も生きてきます。

54歳になった体はこんな弁当に喜びを覚えます。
「うん、うん、いいぞ、いいぞ。」
無意識のうちに言葉が出てしまいます。

これは定期的に食べたいですね。
やはり情報収集は大切。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その136

昨日はジャマイカな感じでした。
残念ですがジャマイカは行ったことがありません。
アメリカに行くことがあっても、ブラジルに行くことがあっても、
多分、ジャマイカには行くことはないでしょう。

記憶があるのは1998年のサッカーW杯で日本が負けたことくらい。
今なら負けることはないかと思いますが・・・。

だとすれば確実に勝てる世界を求めるべき。
日本代表は東南アジアには圧倒的な強さです。
ベトナムでもタイでもマレーシアで負けません。
せっかくなら勝てる世界で勝負しましょう。

よく分からない序文になってしまいましたが、
伏見駅のすぐの場所にある「マイペンライ」さんに行ってきました。
こちらも伏見シリーズに取り上げていますが、
ここはテイクアウトシリーズなので再度の紹介。

タイ料理では有名店です。
かなりオシャレな雰囲気を持っているので女性に人気のあるお店です。
今はこのようにお店の前でテイクアウトしています。

親しければお店の前でスタッフと一緒に撮影しますが、
そんな関係ではないので気づかれないように撮るだけです(汗)。

テイクアウトはカオマンガイトート、ヤムガイトート、カオカームー、
カオマンガイなど舌を噛みそうなメニューが並びます。
それだけであればいいですが、味のイメージも全く湧きません。

困りました。
唯一、イメージできたガパオライスをお願いしました。

これがガパオライス 990円

2段に分かれているので、ガパオをライスにバッカ―ンと乗せるようです。
これをガパオと呼ぶべきなんでしょうか。

もう一つがライスなので、普通はガパオですよね。
カレーライスでもカレーとライスに分かれるわけですから・・・。
見かけ以上に辛さがあります。
昨日のジャマイカよりエスニックな感じです。
それはタイだからでしょうか。

同時に匂いが部屋中に充満します。
タイ好きにはそそる匂いですが、そうじゃない者は苦痛でしょう。
人が少ない在宅勤務の有難さを感じますね(笑)。

お米もタイ米がガパオにはマッチします。
日本人丸出しの人気食べ物ブロガーですが、タイ料理も結構好きなのです。
時に目玉焼きを崩しながら、ご飯にまぶし食べ続けます。
これに明るい未来を感じます。
理由は分かりません。

ごちそうさまでした。
何となく締まりのない終わり方になってしまいました…。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その135

テイクアウトシリーズは続きます。
非常事態宣言も解除され店内で食べても問題ないのですが、
「テイクアウトをするんだ!!」という使命感の下、
ついお願いしてしまいます。

何か間違っている気がします。
単純にテイクアウトシリーズを提供したいという個人的な理由だけかもしれません。
今回お邪魔したお店も伏見シリーズでは紹介済み。
相当前にオススメしています。

こちらはちょっとした宴会や結構な人数の懇親会でお世話になるお店。
20名を超えるとお店を貸切りにしてくれたりするので、重宝しています。

会社から西に向かい、すぐのところにある「トラットリア ゴリアテ 」さんに行ってきました。

一見怖そうな髭もじゃのオーナーはれっきとしたシェフ。
いつも美味しい料理を提供してくれます。
怖そうですが、実はとても優しく温かい方。
この日もテイクアウトを注文してから料理を作ってくれます。
わずかな時間ですがフリードリンクを頂きながらジッと待ちます。

「だったらお店で食べたら?」
と思われるかもしれませんが、ここは人気食べ物ブロガーのお仕事。
お察しください。
髭もじゃのオーナーから商品を頂き会社に戻ります。

ジャマイカ名物 ジャークチキン 900円

フリードリンクは持ち帰りにもセットになります。
これからの季節はアイスコーヒーですね(笑)。

こちらの器を開けるとこんな感じ。

「おー、いいぞ、このジャマイカな感じ。なんともいえぬジャークなチキンじゃないか」
自分でも何を言ってるのか、さっぱり分かりません。

しかし、間違ったことは言っていないはず。
かすかな自信を持ちながら、ガツガツと力強く食べ続けます。

「なんたって、ジャマイカだからな。」
と何を言ってるのか、やはり分かりません。
とても美味しく頂きました。
やはりオーナーシェフの力量でしょうか。

夜の懇親会もお昼のランチもいいですが、
テイクアウトの弁当もいいですね。

ごちそうさまでした。
次回はビール付きでお願いしたいですね。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その134

テイクアウトシリーズも馴染んできました。
TVを見てもテイクアウトばかり取り上げられているような・・・。
1か月前まではこの伏見界隈も少なかったですが、
最近は一気に増え、競合も多くなっています。

みなさん、工夫をこなされ頑張っています。
そこで人気食べ物ブロガーもこの環境が続きそうなので、
週2回のテイクアウトシリーズをお届けすることにしました。
数が少なければ贔屓もできますが、今後はそれも難しいですね(笑)。

会社のビルの向かいにお昼になると弁当屋さんが店を構えます。
「寿屋」さんはあちこちに露店を出されています。

以前、オフィスのあった丸の内にも出されていました。
丸の内に移転したばかりの頃は頻繁に利用していました。
確かご飯は無料で大盛にしてくれた記憶しています。

時が経つのは早く、もう10年前のことです。
数年のうちに弁当を買う回数は減り、界隈のお店に通うようになりました。
それは伏見に移転してからも同じ。

モーレツに忙しい時は地下のコンビニで弁当を買っていましたが、基本は外食。
そんな生活を送ってきました。
それがこの1ヶ月で生活は一変。
出社する時も外食はせず、弁当ばかりになったのです。

そこで久々にお邪魔した「寿屋」さん。
周りはほぼ常連客と思われます。
常時5~6種類の弁当を用意され、どれも500円です。

ここはドドーンと紹介しましょう。
いうほどでもないな・・・笑。

鳥の照焼き丼

アジフライ弁当

この日は社外取締役を務める株式会社パフのキックオフ。
お昼はランチを食べながらの懇親会で、わずかな休憩に急いで弁当を買いに行きました。

しかし懇親会では誰も相手にしてくれず、Zoomを見ながら淡々と時間は過ぎていきました。
僕が参加していることは気づいていなかったようですね・・・。
こんな日もあります(笑)。

サバの塩焼き弁当

どうしても弁当は揚げ物やお肉が多くなります。
こちらも唐揚げや焼肉がボリューミーで気持ちが揺らぎますが、
できるだけ魚を中心に食べるようにしています。

このクオリティーで500円はお値打ちといえるでしょう。
時間がない時、遠出できない時に重宝しています。

ちなみにこちらはのり弁当。
これだけ400円なんですね。お値打ち・・・。

しばらくは競争も激しく大変かと思いますが、
頑張っていきましょう。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その133

徐々に伏見界隈も活気が戻ってきました。
いや、それはない。
一時期に比べれば少し戻った程度で、まだまだ物静かな街の光景。

それでも活気を戻そうとする気配は伺えます。
すっかりテイクアウトが当たり前になってきて、
あちこちのお店が趣向を凝らしお弁当を提供しています。

本来であれば出来立てのアツアツをお店で食べることが一番。
それまではもう少しの我慢です。
その時まで人気食べ物ブロガーはあちこちのテイクアウトで貢献します。

会社から西に向かった場所にある「どてマニア」さんに行ってきました。

飲食店が多数入店するご存知ダイアパレス伏見。
こちらも以前紹介しています。
元気で明るい息子さんと料理上手なお母さんで切り盛りしています。
この日も気持ちいい接客で迎えてくれました。

お弁当は3種類。
ここは人気食べ物ブロガーとしての腕の見せ所。
腕の見せ所かどうかはともかく代表格となるお弁当を購入しました。

その場で盛り付けてくれるのが嬉しいですね。
こちらの箸。

さりげなくアピールしています。
はい、そうです。
こちらは店名にある通り、どて煮が自慢のお店。
愛知県らしく八丁味噌なのです。

特製どてMANIA弁当 1000円

ごっちゃな感じがしますね。
分かりやすく真上から撮ってみましょう。

それでもごっちゃな感じかな(笑)。
左上から鶏のから揚げ、玉子焼き、筑前煮、アジフライ、そのタルタルソース。
左に戻り千枚漬、そして自慢のどて煮が敷き詰められます。
その下にご飯が隠れているなんて誰も気づきません。

これをどこから攻めるかは悩みどころ。
まずは千枚漬を器から外し、
アジフライにタルタルソースをまぶし気持ちを整えます。

それは飲みたい気持ちを抑えるため。
酒の肴としてはこれで十分。
しかし、ここで飲むわけにはいきません。

まずはド定番、どてから・・・。
左端から1/4のあたりから箸を差し込み、ご飯をすくい上げます。
どての煮汁が浸みたご飯と共に思い切り口の中に放り込みます。
飲みたい気持ちは引きずりますが、別の幸福感が体を覆います。

「いいぞ、いいぞ、このメシ食ってる感じ」
ちょっと品のない言葉になってしまいましたが、豪快に食べ続けます。
次に向かうはアジフライ。そして、どてに戻る。
そんな風にグルグルとおかずを回します。

気が付くと最後にこんにゃくが残っているだけでした。
それを一口でまとめ上げる。
まさに井之頭さんのラストスパートでした。

今回も美味しく完食。
ごちそうさまでした。

次回は生ビールと共にパーッといきたいですね。