これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「名古屋を知る 街を歩く」の記事一覧:

食べ物のはなし 伏見シリーズ その104

伏見界隈も年月とともに変化していきます。
少し前までリーズナブルなお寿司屋さんが高級焼肉店に変わっていくこともあるのです。
会社から伏見駅に向かって1分程度の場所にあるお店もそう。

以前はお寿司屋さんでした。
何度かお邪魔しましたが、結局、食べ物ブログに登場することはありませんでした。
それが閉店の理由だとすれば、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
あの日、あの時、あの場所で・・・。

さあ、気持ちを切り替えていきましょう。
8月に同じ場所にOPENした「niku no OTO 」さんに行ってきました。

外観からして高級店です。
中を覗いてもそんな香りが漂います。
夜だけでなくランチタイム時も黒服を着たお兄さんやお姉さんがお店の前に立っています。

入るにはかなりの勇気が必要です。
ここは自分を奮い立たせ行ってきました。
もちろんランチタイムです。
階段も高級感が漂っています。

ランチメニューを眺め、少しだけホッとします。
ついでに通常メニューを眺め、愕然とします。
ランチタイムでよかった・・・。

「すいません、肉屋の野菜たっぷり牛筋カレーライスをお願いします!」と注文します。
実際は「カレーをお願いします!」
と言っただけかもしれませんが、緊張していたためあまり覚えていません。
正式名称はそれなんです。

肉屋の野菜たっぷり牛筋カレーライス 1000円

「なるほど、確かに野菜たっぷりだ・・・」
サラダの他にカレーライスにも温野菜が添えられています。
ご飯も大盛無料ですが、ここはあえて普通盛りで勝負です。

牛筋がうまい具合にカレーに溶け込み味わいを出しています。
辛いもの好きの人気食べ物ブロガーはもう少し辛い方がよかったのですが、
それでは上品さが失われてしまうのでしょう。
これでよしなのです。

出口付近には消臭ブースもあります。

カレーライスを食べただけなので、匂いは関係ありませんが、記念に消臭ブースにも入ってみます。
無煙ロースターのお店ですが、きめの細かいサービスですね。

ごちそうさまでした。
いずれ夜にお邪魔することもあるでしょう。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その103

伏見シリーズも100回を超えるとさすがにネタが尽きてきます。
自分の行動範囲では新たなルートを開拓することも難しかったりします。
毎日、会社周辺でランチをとるミズタニに聞きます。

「ネタ困っててさあ~、この辺でいい店ってないか?」
「そうっすね、最近は焼きスバっすね!」
「焼きスパ?なんじゃそれ?」

ミズタニの指示通り、会社の裏側の通りを東に向かいます。
プリンセス通りにある「ローマ軒 名古屋栄住吉店」さんに行ってきました。

多店舗展開されてるんですね。
メニューはずらりと焼きスパゲッティが並びます。
イチオシは鉄板ナポリタンでしょうか。

しかし、ここはインスタ映えを狙い、クリームボロネーゼを注文します。
目の前にはこんなビールサーバーがあります。

「サッポロ黒ラベルか。なかなかやるじゃないか・・・」
と感心していると、ふと異変に気づきます。
ビールサーバーがお客側に向いています。
「WHY?」
つい英語が出てしまいましたが、こちらは30分500円でビールが飲み放題のようです。
それもランチでスタンプ3つ集めると1回無料で頂くことができます。

「なんてステキな店なんだ・・・。」
食べる前からお店は高評価です。

クリームボロネーゼ 670円

かなりお値打ちです。
これでも高価な部類となります。
インスタ映えとはいきませんが、かなりのボリュームで味付けも男子好みです。
これは通ってしまうな・・・。

そして、塩バジル 670円

そして、鉄板カレーインディアン 600円

そして、博多中唄 明太 610円

自分でも知らないうちに通い始めています。
スタンプも3枚たまり、ビール飲み放題もゲット。
しかし、そのチャンスは訪れません。
期限切れが心配です。

そして、ジャポネーゼ 600円

ここで変化に気づきます。消費税増税と共にメニューが変わっていました。
上で紹介したクリームボロネーゼ、塩バジルが載っていません。

「あ~、なんてこった。塩バジルまた食べたかったのに・・・。」
いやいや、そんなことではないですね。
今は亡きメニューを紹介しているとは・・・。
それもビミョーに値段も違ったり・・・。

これは人気食べ物ブロガーとして正しい行動だろうか。
ジャポネーゼを食べながら自問自答します。
それでも普通に美味しく食べれるから不思議です。

「よしっ、とりあえずビール飲み放題だ!」
と問題をさりげなくすり替えます。

ごちそうさまでした。
やはり塩バジルをもう一度、食べたいですね。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その102

伏見シリーズも100回を超えるとお店にも変化が生まれてきます。
このブログをキッカケに大繁盛するお店もあれば(ほんとに?)、
ひっそりと閉店するお店もあります。

伏見シリーズでも取り上げた「井手ちゃんぽん」さんが先日、前を通るともぬけの殻になっていました。
一時期は行列もでき話題のお店だったのですが、何があったのでしょうか。
飲食業は難しいビジネスですね。
新規事業で外食を・・・と考えたりしますが、素人は手を出さない方が賢明のようです。

気持ちを切り替え、伏見シリーズを継続させていきます。
会社から栄方面に向かい3~4分歩きます。
住吉町にある「サワデーすみ芳 栄店」さんに行ってきました。

気分を変えるにはタイ料理が最適です。
理由はわかりませんが、そんな気がします。
ご理解いただけますよね?

時々、トムヤンクンも飲みたく、いや食べたくなります。
タイカレーやパッタイもいいですね。
迷います。
何を注文しようか迷います。
まだ、この伏見シリーズの100回記念も続いています。

豪華な食事を見せなければなりません。
前回、前々回は天ぷらでした。
天ぷらといえば海老。
そう、海老は日本人にとってご馳走なのです。

メニューを指差し、「すいません。これをお願いします。」と注文します。
すらすら言う自信がないのです。
食べ物ブログの師匠のようにお店のスタッフに「はい?」と聞き返されるのは御免です。
そんな時は「え~っと」とも言わず、指を指すのみなのです。

プーニムパッポンカリーセット 1800円

この小難しいメニューをスラスラ言うのは至難の業です。
この謎のメニューは何かといえば、ソフトシェルクラブのカレー炒め卵。
アップするとこんな感じ。

そう、豪華に海老なんです。
海老は殻付きですが丸ごと食べられます。
(ソフトシェルクラブは蟹だろ!という声が聞こえてきますが、今回は海老なんです!)
このセットにはトムヤンクンも付いています。

もう完璧なタイ料理といえるでしょう。
ようやく日中も過ごしやすくなりましたが、
(そうでもないか・・・)
ほんのり汗をかくことも大事。
トムヤンクンを啜り、カレー炒め卵とじを食べ、ライスに移ります。
その繰り返し、ルーティンが大切なのです。

「なかなか。やるじゃないか・・・」
最後はデザートで締めます。

これで100回記念シリーズも終わりです。
来週からは質素倹約、みなさんに愛される伏見シリーズに戻っていきます。
多分・・・。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その101

伏見シリーズも無事に100回を超えることができました。
当初、100回記念のお店はニムラが紹介したお店の予定でした。
喜んでいたニムラはブツブツ言っていましたが、こればかりは仕方がありません。
気を取り直して前へ進んでいきましょう。

前に進む・・・。
一体前はどこになるんでしょうか。
名大社の住所は栄2丁目。
となれば前は栄1丁目。

伏見駅から南西の方に向かい、栄小学校を越えたところにある「山葵」さんに行ってきました。
周りに飲食店はありません。

ぽつんと一軒だけ構えるお店ですが、却ってそれがいい雰囲気を醸し出しているのでしょう。
そば居酒屋と名乗っていますから夜が中心で日本酒も多数揃っています。
しかし、お邪魔したのはお昼。

この伏見シリーズはまだしばらくはランチで攻めていきます。
いずれ夜に舞台を移す時もくるでしょう。
日替わりランチもありますが、101回というまだ記念祭りの最中です。
豪勢にいかねばなりません。

「すみません、そば膳をください!」
と気合を入れて注文します。
カウンターの後ろを眺めるとずらりとボトルが並んでいたり。

キープは焼酎なんですね。
そうこうするうちに膳が運ばれてきました。

そば膳 1280円

正統派の天ざるです。
ご飯がセットされているので、そば膳なんでしょう。
きっと・・・。

天ぷらも豪華。
海老もキスもあります。
天つゆも塩もあります。
そういえば100回も天ぷらでしたね。
やはり天ぷらは庶民にとってはご馳走なんです。

ざるそばはこんな感じ。

コシもありそば好きはたまらないでしょう。
こう並ぶとご飯を食べる順番が悩みどころ。
そばを食べご飯を食べるのか、天ぷらと一緒にご飯を食べ、その後にそばを食べるのか、
そばを最初に全部食べてしまうのか、
人気食べ物ブロガーと言われてもまだ作法は熟知していないようです。
蕎麦通の方、ぜひ、お教えください。
そんなことを考えているうちにすべて平らげてしまいました。

入店時が12時前だったので待つことなく座れましたが、お店をできた時は外に行列ができていました。
離れた場所でも人気あるお店はみなさん知っているんですね。

ごちそうさまでした。
次回は夜お邪魔したいですね。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その100

遂にやってきました。
伏見シリーズも100回を迎えました。
約3年前(正確には2年10ヶ月と17日)のオフィス移転と共にスタートさせ、ようやくこの時を迎えました。

以前、丸の内にオフィスを構えていた時の円頓寺シリーズは50回で終了。
それもかなり限界を感じていました。
心機一転して自らの嗅覚を信じ、新たな道を歩み始めたこのシリーズも記念すべき会を迎えることができました。
全国30万人の食べ物ブログのファンのみなさま、これまで応援頂き、ありがとうございます。

「いつも読んでるよ!」
「あの店に行ってきたよ!」
「さすが、山田さん、いつもありがとう!」
という有難いお言葉から、

「美味しいのかどうか、さっぱり分からん!」
「ウケを狙いすぎ!」
「もっと美味さを伝えろよ!」
と厳しいお言葉も頂きます。
多くの声を頂いたおかげでこの回を迎えることができたのです。

100回記念を書くにあたり、かなり悩みました。
それに相応しいお店を食べ歩き、「ここにすべきか?」と評価を下していました。
名大社のメンバーとも探索しました。

先日もニムラにおススメのお店に連れて行ってもらいました。
いいお店でした。
ニムラには「ここを100回目にするよ!」と言いました。
そのつもりでした。
しかし、すみません。
その後にもっと相応しいであろうお店に決めました。
ニムラはその気になっていたかもしれませんが、今回は登場しません。

はい、こちらとさせて頂きました。
広小路通りを栄方面に向かった広小路本町ビル地下1階にある「天麩羅 なか江」さんです。

オフィスビルに入っているお店ですが、かしこまった店構えが高級感を醸し出しています。
夜を中心としたお店で、コースは8000円からとなります。
まあまあ敷居の高いといってもいいでしょう。
愛されるべき人気食べ物ブロガーはそんな夜には行けません。
ランチタイムで好感度を上げるのです。

ランチタイムは6種類ありますが、すべて1300円です。
ここは王道を注文すべき。
天麩羅定食を注文します。

しかし、今回は100回記念。
ドーンといかねばなりません。
とり天麩羅をオプションでお願いしました。
時間帯や混み具合によって、断られるケースもあるとは思うのでご注意ください。

こだわりの店主(多分)は一つ一つ丁寧に天麩羅を揚げてくれます。

その丁寧さだけでも美味しさが伝わってきます。

天麩羅定食 1300円 +とり天麩羅 300円

これにご飯とお吸い物がセットされます。
ご飯はお替り自由です。
これでは分かりずらいですね。
アップにするとこんな感じ。

なすと椎茸の下にとりの天麩羅が隠れています。
天つゆで食べるのか、塩で食べるのかはお好み次第。
海老もキスも野菜もいい食感で頂くことができます。
ついついご飯をお替りしてしまいました。
プリっとした海老の食感は是非、味わってもらいたいですね。

どうやら100回記念として相応しい回となりました。
読者の皆さんがうんうんと頷く姿が思い浮かびます。

ごちそうさまでした。
次回以降もどうぞよろしくお願いします。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その99

伏見シリーズも99回となりました。
次回は100回。
とてつもないお店を紹介することになるのでしょうか。

今から期待が高まってきます。
と同時に少なからずプレッシャーも掛かります。
「継続は力なり」は素晴らしいことではありますが、
大きな壁が立ちはだかっているような気がしてなりません。

かといって、今回、手を抜くわけにはいきません。
しっかりと伏見の魅力を伝えなければなりません。
広小路通りを伏見駅から50mほど西に向かった場所にある「奏樹庵」さんに行ってきました。

ちょっと読み方が難しいですね。
それ以上に変換が難しいです。
また、ちょっと奥まっているので分かりずらいかもしれません。

こちらは豆腐料理がメイン。
たまには健康的な食事も必要になってきます。
特に夏休み中の貯えも減らさなければなりません。

こちらは高級店と思われているんでしょうか。
日替わりランチはお値打ちですが、意外と空いています。
穴場といえるかもしれません。

ここはお値打ち感を出すべきかもしれませんが、
人気食べ物ブロガーの宿命としてイチオシを注文せねばなりません。
「すいません、奏樹膳をお願いします。」
決して舌を噛んだりはしません。

奏樹膳 1800円

こんな感じでずらりと並びます。
いくつかの豆腐や生麩田楽、刺身、生湯葉もあります。
「お~、なかなかやるじゃないか」

メインはこれ。

八丁味噌いなりチーズ直火焼き。
これをツマミに冷酒あたりを飲みたくなります。
しかし平日の昼間。
仕事中です。
じっと我慢、我慢。

ご飯ものは湯葉の餡かけご飯。

これだけでも十分かもしれません。
デザートも付いています。

これは何だったかな・・・。

ヘルシーでありながらも十分食べごたえがあります。
女性が喜びそうなランチですね。
夜はピアノの演奏もあったりするらしいです。

ごちそうさまでした。
こちらが100回記念でも良かったかも・・・。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その98

まだまだ暑い日が続きます。
ランチ時でもあまり外に出たくないと思うのが正直なところ。
営業メンバーの外回りに感謝しながらもそんなふうに思ってしまいます。
昔の営業魂はどこへ行ったのでしょうか。

夏休みはかなり美味しものを食べさせてもらいました。
おかげで財布の中身もかなり軽くなりました。
そうなると質素倹約。
そんな生活が求められます。
地下のコンビニ飯という選択もありますが、人気食べ物ブロガーとして任務を全うせねばなりません。
これも職業病でしょうか。

会社から広小路通りを栄方面に向かい東急REIホテルを南に入ります。
いわゆる住吉通といわれる通りです。
以前はこのあたりで飲むことも多かったですが、最近はめっきり減りました。
一体、毎日、どこで飲んでいるのでしょうか。
自分でも不思議で仕方ありません。

ビルの1階というか半地下というか、そんな場所にある「福水園」さんに行ってきました。

知らない人はちょっと入りにくいのかもしれません。
しかし、安心してください。
お母さんと息子さん(推測するに・・・)で切り盛りする健全なお店。
接客は問題ないのですが、2人はかなりの頻度で口喧嘩をしています。
親子の経営するお店はよくある光景かもしれません。

それはさておき、驚くべきは値段。
半分文字が消えかかったプレートのランチメニューらしきが掲げてあります。
生姜焼きライス、レバニラ、肉ニラライス、焼きそば、焼うどんライス、ホイコーローライス。
これが全て580円です。

一番コスパがいいのはホイコーローライスでしょうか?
しかし、ここは盆明けの体です。
体に気を遣った料理を注文しなければなりません。

「すいません、焼きそばライスをお願いします。」
カウンターには漬物もおもむろに置いてあります。

焼きそばライス 580円

定番中の定番。
写真も予想を裏切らないでしょう。
最初にスープをすすり、焼きそば、ライス、焼きそば、ライスの順番で食べてきます。
途中にスープをすすり口の中を整え、再び焼きそば、ライスの順に進めます。
そうすると最後に焼きそばが少し残り、それを勢いよく平らげます。

580円で満腹気分、シアワセな気持ちになれます。
味はシンプルですが、街の中華屋さんといった感じで好感が持てます。

体に気を遣うのなら、焼きそばよりもニラレバの方がいいのではないでしょうか。
次回はそちらを食することにします。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その97

名大社は広小路通り沿いの名古屋広小路ビルヂングにオフィスを構えます。
いわゆるオフィス街ですが、周辺には沢山の飲食店が存在しています。
そんな場所にありながら、長らく通りを挟んだビルの1階はずっと空きテナントでした。

恵まれた立地であると思っていましたが、移転した時からずっと空き状態。
もしかしたら縁起の悪い場所かもしれません。
しかし、勇気のある方は常に存在します。

そんな場所に7月中旬、新しいお店がOPENしました。

「串かつ でんがな 名古屋伏見店」さんです。

どうやら多店舗展開のお店のようです。
このあたりも「串カツ田中」さんが店舗を増やしていますが、追随する存在なのでしょうか。
最近、ランチタイムの営業も始められたので、早速、出掛けてきました。

11時半という早い時間。
4人テーブルに通されます。
この業態はもちろんパイプ椅子。
そして、テーブルの面積も小さい。
高級店にお邪魔すれば明らかに2人席です。

メニューを眺めます。
注意すべきはランチメニューではなくドリンクメニュー。

「お~、なかなか、やるじゃないか」
庶民派呑み助にはサイコーなドリンクメニューです。
「まずはなにわシルバーだな・・・」
とほくそ笑みます。

しかし、この日は平日のの昼間。
陽気な気分で済ませるわけにはいきません。
「すいません、B定食をお願いします。」
マジメな人気食べ物ブロガーの顔に戻りオーダーします。

B定食 850円

串カツ7本と唐揚げです。
記憶の限り説明すると、左上からナス、たまねぎ、唐揚げ2個、
左下から牛串カツ、赤ウインナー、よく分からない練り物、うずら卵、串カツです。

ランチタイムも二度付け禁止です。
テーブルに置いてあるソース皿にぐるりと串を回し頂きます。
ご飯は大盛も無料です。
この串の集団で十分堪能できます。

ただ、ここはやはり夜にお邪魔すべきでしょう。
この席の空間でいえば、1時間1本勝負。
サクッと食べて飲んで、サクッと帰る。
会社の若い連中を連れてきても5人で1万円程度でしょうか。

大盤振る舞いができそうなお店です。
ごちそうさまでした。

今更ながら「名古屋の正解」

たまには大型書店をぐるりと回らなきゃいけない。
最近、めっきりAmazonで書籍を購入するケースが増えたが、それでは目的買いばかり。
たまたま目に留まったとか、
インスピレーションでとっさに手に取ったとか、
そんな直観的な行動も大切。
買ったはいいが、そのまま寝かせてある書籍も少なくはないが、そんな感性も大事にしたい。

今回はこれ。

「BRUTUS」。かなり久しぶり。
名古屋駅のジュンク堂書店に入るとこれが平積み、いや山積みされていた。
発売は1か月以上前。
通常ならもう書店には置いていない雑誌だが、溢れんばかりに並べられていた。
前から気になっていたこともあり、つい手に取り買ってしまった。

本来は名古屋を知りたい、
名古屋に行きたい方が対象な雑誌なはず。
しかし、名古屋を愛してやまない名古屋人の多くがメインの購入者だろう。
まあ、それでもいいんじゃないか。

この雑誌には名古屋の文化、観光、グルメが特集されている。
かなり詳細に魅力を伝えている。
僕の知らないことも多い。

これでも名古屋の名物と言われた会社の代表である。
30万人の読者を持つ人気食べ物ブロガーでもある。
行った場所も多いし、食べ物ブログで取り上げたお店も掲載されている。

それでも知らないことは多い。
まだまだ名古屋を語るには未熟であり力不足ということか・・・。

これは名古屋エリアマップ。

名古屋市内をくまなく紹介し、ここに「名古屋の正解」が網羅されているというような表現。
残念ながら僕の住まい周辺はかすりもしていない。

果たしてこれが「名古屋の正解」といえるのか。
うちの会社だって取り上げたっていいじゃないか。
地域貢献度だって十分あるじゃないか。
名古屋の魅力を発信しているじゃないか。
そんなふうに考えるのだが、それは僕の驕りなのだろうか・・・。

楽しく読んでいたのだが、ブログを書いているうちに、つい熱くなり卑屈になってしまった(笑)。
スミマセン。

ただこうしてメジャーな雑誌に大々的に名古屋が取り上げられるのは嬉しいこと。
これをキッカケに観光客も増えるだろう。
いい循環になればいい。
そのためには名古屋じゃなく全国的にこの特集が売れて欲しいけど・・・。

いざと言う時のために僕のブログも検索に引っ掛かりやすくしておくかな(笑)。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その96

伏見に戻ってきました。
ようやく夏らしくなってきました。
それにしても今年は雨が多かったですね。
近くのお店であれば急に雨が降ってもそれほど困りません。
サクッと行ってサクッと帰ってくることもできるのです。

少し前、伏見にあんかけスパゲティで有名な「チャオ」さんがオープンしました。
そこらあたりにありそうでないのが「チャオ」。
これは行かねばなりません。
伏見インターシティB1の「スパゲティハウスチャオ錦通伏見交差点店」さんに行ってきました。

正式名称は長いんですね(笑)。

二人掛けのテーブルに案内されます。
「ご注文はあとでお伺いしますね?」
というお姉さんに対して、
「大丈夫です。バイキング、レギュラーでお願いします。」
とメニューを確認することなく一瞬で注文します。

人気食べ物ブロガーはなぜかここのバイキングが好きなのです。
たまにミラカンとか季節メニューを注文することはありますが、8割方がバイキング。
これがいいのです。

改めてメニューを眺めます。

そうか、ナスか、ゴーヤか、それも良かったかなと後悔の念が出かけますが、
それは押さえつけなければなりません。

「おまちどうさまでした!」

バイキング レギュラー 860円

赤ウインナー、目玉焼き、魚フライがいいのです。
魚フライを居酒屋や定食屋さんで注文することはまずありません。
しかし、こちらの魚フライはどうも食べたくなる。
僕にとっては一番美味しい魚フライといえるでしょう。

納得しながら食べていると隣のテーブルに3人組が座りました。
体格のいい男性が座っています。

「どうするかな?特盛があるぞ。これを頼もうかな・・・」
そんな会話をしています。
「いやいや止めといた方がいいですよ。あんかけスパって結構くどいからお腹にグッときますよ」
と心の中で呟きます。

「すいません、ミラカン特盛、サイズはジャンボ、トッピングでミートボール」
「うお~っ、どんなけ頼むねん」
いつもは使うことのない関西弁が思わず出てしまいました。

僕が食べ終わる頃、そのスパゲティが運ばれました。
さりげなく隣を見ます。

とんでもないあんかけスパゲティです。
頼んだオジサンはほぼ同世代。
どう見てもドヤ顔です。
敗北感を感じた瞬間でした。

ごちそうさまでした。
次回はチャレンジすべきでしょうか。