これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「名古屋を知る 街を歩く」の記事一覧:

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その1

4月です。今日から新入社員が入ってきます。
本来であればもっともらしいことを書くべきでしょうが、今日は水曜日。
そうです。円頓寺シリーズがスタートします。
多くの方の期待がヒシヒシと伝わってきます。
「よ~し、頑張るぞ!」と気合を入れたいところですが、
既に円頓寺界隈のお店はいくつも登場しています。

自ら「これからは円頓寺シリーズです!」と宣言したものの、
どれだけ食べ物のはなしが書けるか不安でなりません。
自信もありません。
どこか美味しいお店があればぜひ、教えてください(笑)。
まずは行けるところまで行ってみます。どうぞよろしくお願いします。

すでにご存知の方も多いですが、円頓寺商店街がリニューアルされました。

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看板も一新され、アーケード街の天井から光が入るようになりました。
このブログの効果も手伝い、大いに盛り上げて欲しいものです。

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金毘羅神社の北側にある「天ぷら 天寅」さんにお邪魔しました。

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天ぷら専門店でも営業時間は昼間のみです。わずか3時間の営業です。
「うらやましいなあ~」と言いつつ、お店に入りカウンターに座りました。
天丼にするか定食にするか迷いましたが、ここは円頓寺シリーズ第一弾。
豪勢にいきたいものです。

「え~っと、天ぷら定食を下さい。」と注文します。
厨房ではややダミ声のオヤジさんが威勢のいい声を上げながら、天ぷらを揚げています。
(おっ、ウマい!)
優しそうな奥さんが運んでくれます。
「お持ちどうさま、天ぷら定食です。」

天ぷら定食(並)(1150円)
(ちょっとピンぼけ。残念・・・)

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「お~、なかなかやるじゃないか・・・」
いつものように言葉が出てしまいます。
海老は3匹、うち1匹は青葉で巻かれています。
穴子、キスもあります。
ゴマ油の香りもよく、なかなかの味わいです。

「はふはふ、うおん、うおん、俺は人間火力・・」と言いかけたところで、
隣に座ったオジサンが「天ぷら定食の上」と力強く言います。
僕の言葉は止まってしまいました。

「上だ、上だ。昼間っから上だ。」
と完全に気持ちは隣のオジサンに移っています。
「並と上と何が違うんだ・・・」
と気になって仕方ありません。

僕が食べ終わる頃、天ぷら定食(上)が運ばれてきました。
「う~ん、美味そうだ!」
声を掛け、並より何が多いか確認しようと思いましたが、
その勇気がなく眺めるだけにしました。
かなりの種類があることは分かりましたが、どんな具材かは分かりません。
どんな時でも勇気を持つ必要はありますね。

次回はチャレンジしてみようかと思います。
ごちそうさまでした。
さて、来週はどこにするかな・・・。

食べ物のはなし みそきしめん

「えっ、みそ?円頓寺シリーズじゃないの?」
と先週の食べ物ブログを読まれた方は思われるかもしれません。
「おい、こいつ、嘘つきじゃないか!」
と厳しい読者には非難されるかもしれません。

悩みに悩みました。
今まで培ってきた信頼をこのブログ1本で失くしてしまうのではないかと・・・。
しかし、やり残したことがあったのです。
中途半端な気持ちのまま味噌シリーズから円頓寺シリーズに移ることができなかったのです。

僕のブログの読者は半分が地元東海の方、全体の2割の方が東京、
残りの2割が国内の他の地区、1割が海外の方で構成されています。
あくまでも自分の思い込みで本当かどうかは分かりません。
半分の方が東海地区以外と仮定すると、
このまま味噌シリーズを終えてしまうのは読者への裏切り行為と考えてしまったのです。

「名古屋らしい味噌のお店を紹介してもらっても、あんな場所まで行けないじゃないか。」
と不満を募らせてしまうような気がしたのです。
ようやくご理解頂けたでしょうか?

そうなんです。
遠方の方でも利用していただけるような味噌のお店を紹介しなければなりません。

新幹線の名古屋駅のホームにある「グルめん」に行ってきました。

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名古屋駅のホームと言えばきしめんの「住よし」が有名です。
こちらばかり注目されて反対側に店を構える「グルめん」は日の目を見ないような・・・。
そんなことはないのです。
このお店も名古屋を代表する立派なお店です。
「名古屋に出張に来た。」とか、
「大阪まで行くんだけど、途中下車したぞ!」という方にはとても便利です。
この味噌シリーズをご理解頂けたでしょうか?

外の自販機でチケットを購入するため、「すいません、みそきしめんをください。」とは言いません。
チケットを「はい、お願いします」と渡すだけです。
瞬く間に作業され、僕の目の前に差し出されました。

みそきしめん(620円)

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「お~、これで東京の読者を安心させられるなあ~、顧客離れを防げるなあ~」
なんて、訳の分からないことを呟いてみます。
割り箸を割り、食べようとした瞬間、
「紙エプロン使いますか?」とお店のおばさんが声を掛けてくれます。

「お~、なんて素晴らしいサービスなんだ。駅のホームも顧客第一主義だな。」
なんて、思わず呟いてしまいました。
早速、紙エプロンをして食べ始めます。
もちろん立ち食いです。

僕以外、誰も紙エプロンはしていません。
どうやらみそきしめん限定のサービスのようです。
混み合う店内で紙エプロンをして食べている姿はどうみても間抜けです。
ちょっと恥ずかしいです。でも、気にせず食べ続けます。

半分以上、食べたところで丼を見てみると、不思議な文字が・・・。

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「あれっ、ここって住よし?」
段々、訳が分からなくなってきました。
しかし、そんなことはどうでもいいのです。
僕自身の満足度が上昇していきます。

「よし、これで安心して、味噌シリーズを終えられるぞ。
東京や海外の読者も間違いなく喜んでくれるぞ。」
と大きく頷きます。
「海外の読者は名古屋駅を通るかな?」
ふと、不安がよぎりましたが、小さなことは気にしません。

これで味噌シリーズは本当に終了です。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 豚汁うどん

3月も中旬に入りましたが、まだまだ寒い日が続きます。
昨日なんて吹雪いてましたね。吹き飛ばされそうでした。
そう思っているといきなり暖かくなったりもします。
こんな日が続くと何を食べるべきか迷ってしまいます。

この日は円頓寺商店街を歩いていました。

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アーケードを改装するのでしょうか。
新しい円頓寺商店街が生まれるのでしょうか。期待したいです。

そんな円頓寺商店街を出たすぐ脇にある「めん処 みよし」に行ってきました。

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昔ながらのうどん屋さんです。出前の注文も多いようです。
僕が食べている最中も何度も出前のおじさんが帰ってきました。
地域に愛されているんですね。
「うん、うん、地元はこうでなくちゃ。」
と思わず声援を送りたくなりますが、声には出さず気持ちだけ伝えます。

「味噌煮込みうどんにしようかなあ。でも、はふはふ状態はちょっと熱いなあ。どうしよっかなあ~」
と優柔不断な僕は中々決めれません。
3月という季節が判断を鈍らせるのでしょうか。
卒業シーズンだから仕方がないのもしれません。

しかし、ちょうどいいメニューを見つけました。
「すいません、豚汁うどんをください」と気持ちを切り替え注文します。

豚汁うどん(820円)

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「なるほど、こうくるかあ~」といつものように呟きます。
ちなみに味噌煮込みうどんは850円です。
この30円の差は煮込むか煮込まないか、蓋があるかないかの差かもしれません。
その価格戦略を尋ねてみたいと思いましたが、冷たい視線が飛んできそうなので止めにしました。

味噌煮込みうどんほど熱いのはイヤだけど、味噌系のうどんが食べたい場合は最適なうどんです。
豚肉はもちろん人参、キャベツ、ネギ、大根と具だくさんです。
「ふ~、ほどよく体が温まったぞ・・・」と店を出ます。
ここはうどん屋さんですが、台湾らーめんやニラ玉らーめんという変わったメニューもあります。
やっぱり円頓寺はいいですね。

「あっ、そうだ、そろそろ味噌シリーズを終えて、円頓寺シリーズにしよう。」と思いつきました。
本当にそうなるかはわかりません。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし ロース味噌かつ定食

「食べ物のはなし」って偉そうにしてるくせに、なんにも触れてないじゃないか!!
と先週のブログを読んで、怒り心頭の方がいたようです。
テキトーに店選んで、テキトーに書いてるだろ!
とグルメブロガーからもお叱りを受けそうです。

否定はしませんが、そんなことはありません。
マジメにこのブログに取り組んでいるのです。
今日は真剣な姿を見てもらおうかと思います。

伏見にある「広小路キッチンマツヤ」に行ってきました。
名古屋では老舗的な洋食屋さんです。夜はお酒も飲めます。
一口餃子や塩トンテキも美味しいです。
幅広いメニューに顔がにっこりします。
「おっ、グルメなブログになってきたぞ」と書きながら、自分勝手に思います。

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珍しいウイスキーも飲めるようです。
「お~、なるほど、こうくるか」と定番のセリフが勝手に出てきます。
しかし、まだお昼です。
仕事の途中です。じっと我慢をしなければなりません。

ランチメニューを見ます。この日は火曜日。

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「なかなかいいじゃないか。これはお得だ。」と心が揺らぎます。
「でも、これだと味噌カツが小さいな。ネタとしては弱いな。」とまたまた心が揺らぎます。
「すいませ~ん、ロース味噌かつ定食ください!」とキッパリと決断し注文します。

ロース味噌かつ定食 ¥980

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写真ではハンバーグ定食に見えるかもしれません。
しっかりとしたロースカツです。

「ほらっ、どう?」と珍しくアップの写真も撮ってみます。

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まんべんなく味噌ダレがかかっているので、どこから食べても美味しいです。

「そうだ、この味。うぉん、うぉん、俺はまるで人間火力発電所だ。」と
なぜか最近はこの言葉が勝手に出て、はふはふと食べ続けます。
ご飯のお替りもできますが、味噌カツもボリュームがあるので十分です。
「ふ~っ、うまかった」と腹を2回叩きます。

ごちそうさまでした。
それらしいブログになりました(笑)。

食べ物のはなし 味噌かつ定食

母校に予定があり、名古屋駅から笹島方面に向かいました。
広小路通り角にはレジャックがあります。

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若い頃はよくここでも遊んでいたような気がしますが、最近はすっかりご無沙汰です。
少し前にニュースに出ていましたね。
今後どうなるか楽しみではあります。

ランチタイムもそろそろ終わる頃、通りかかったお店「飲み所喰い処きたの屋」にお邪魔しました。
昭和の雰囲気が漂う居酒屋です。
壁に掲げられたメニューを眺めます。

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居酒屋の定番メニューが並びます。イマドキの感じはありません。
強いていうなら「豚キムチ炒め」くらいでしょうか。
「夜は焼きおにぎりで〆るのもいいなあ~」とぼんやり考えたりもします。

店内には演歌が流れています。
ぬるくなった生ビールが似合いそうな感じです。
中年のサラリーマンが飲みながら、
「これが俺の仕事か?俺はいつもこんなことをやってる。」
とテーブルをドンドンと叩きます。
同僚が他のお客さんに謝りながら、酔った仲間をなだめます。
「これが俺の仕事だ~と言えるサラリーマンがどこにいる?大人になれ!」
そんなシーンが目に浮かびます。

それが許されそうな居酒屋です。
どうでもいい事を思い浮かべながらランチメニューを見ます。
もちろん手書きです。

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女将らしき女性が「とん汁定食と焼魚の塩サバは終わりました。」とキッパリと言います。
「うむ、イワシ竜田揚げ定食もいいなあ~。
入荷がない時があるということは冷凍ものではないんだあ~。
どれにしようかなあ~。」と迷います。

少し考えた後、大切なことを思い出しました。
「すいません、味噌かつ定食をください。」
お~、危なかったとおしぼりで汗をふきます。

味噌カツ定食(680円)

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「この値段でこのボリュームかあ。なかなかやるじゃないか。
味噌ダレもたっぷりかかっているぞ。」と食べ始めます。

食器がプラスチックなのは安っぽい気もしますが、この値段なら仕方ありません。
こういったお店はテレビがつけっぱなしです。
あまり興味は沸きませんでしたが、ぼんやりと眺めながら、
味噌ダレにかつをたっぷりと絡ませながら食べます。
午後からも頑張れそうな気がします。

夜にお邪魔する機会があるかどうかは分かりません。
サラリーマンの言い争いも見てみたいですが、巻き添えにあうのは勘弁してもらいたいです。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 牛モツ味噌煮込みうどん(玉子入り)

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先日のブログで「七五八庵」の味噌煮込みうどんのことを書きました。
すると食べ物ブログの師匠からいきなり

お前には何も見えていない。

と厳しいメッセージが送られてきました。
あきらかに動揺し戸惑っていると畳み掛けるようにメールが送られてきます。

あなたは親父さんがどんな気持ちで牛モツ味噌煮込みうどん(玉子入り)を
考案したかまるでわかっていない。
あなたは牛モツ味噌煮込みうどん(玉子入り)を頼むべきだったんだ。
あなたが牛モツ味噌煮込みうどん(玉子入り)を「はふはふ」
とか言いながら食べた話を親父さんはどんなに読みたかった事だろう。
(この後も永遠に続く・・・)

そうか・・・。僕は何もわかっていなかったんだ・・・。
さすが師匠!
「食べ物のはなし」の本質を突いています。
出来の悪い弟子への愛のムチだと何度も何度も読み返し理解しました。
「感動」は感じたら行動するとよく言われます。
「反省」も同様に即行動に移さなければなりません。

早速、お店にお邪魔しました。
「牛モツ味噌煮込みうどんをください。釜炊きごはんとセットで!」と注文します。

親父さんの職人技を眺めます。
本当に僕のブログが読みたかったのかとその表情を窺いますが、よく分かりません。
僕と目が合うこともありません。
師匠の言葉は本当に正しかったのかと疑いかけましたが、それは失礼にあたります。
師匠、申し訳ありませんでした。

牛モツ味噌煮込みうどん(玉子入り)(1200円)

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ちょっと値段は高めです。ポスターの写真とも随分違う気がします。
しかし、師匠の気持ちを考えれば全く気になりません。
牛モツも予想した以上にたくさん入っています。

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「これはいいぞ~」
と食べ続けていきます。
「はふ、はふ、うぉん、うぉん、俺はまるで人間火力発電所だ。」
師匠の好きなセリフが思わず出てしまいました。
少しだけ近づくことができたのかもしれません。

前回のブログの影響かお店は満席です。
しかし、牛モツ味噌煮込みうどんを食べているお客さんは僕しかいません。
味噌煮込みうどんかカレーうどんしか頼んでいないのです。
ここのお客さん全員に師匠の言葉を聞いてもらいたい。
師匠の気持ちを分かってもらいたい。と痛烈に感じました。

ごちそうさまでした。
次回頼む時は日本酒も一緒がいいですね。

食べ物のはなし 味噌煮込みうどん(2回目)

まだまだ寒い季節が続きます。お昼も熱い食べ物が食べたくなります。
そうです。味噌煮込みうどんです。
圧倒的に二日酔いの日に食べる比率が高いのですが、この日はそうではありませんでした。
健全なお昼を迎えていたのです。
モーレツに腹ペコでもありません。

ぶらっと立ち寄った丸の内2丁目にある「七五八庵」です。
二度目の登場になります。
行動範囲の狭さがそろそろバレてくる頃でしょうか(笑)。

味噌煮込みうどん+いなりずし ¥900→¥850

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単品でもよかったのですが、ランチはセットになっているので卑しさ丸出しでお願いしてしまいました。
それに7と5と8のつく日は50円引きになります。

味噌煮込みうどんには白いご飯が一番合うと豪語したい気分です。
いつも必ずそうしています。
しかし、この日は気分を変えていなりずしをお願いしました。
理由は分かりません。多分、腹ペコじゃなかったので、少しつまみたい気分だったのでしょう。

注文してから少し後悔しました。期間限定でこんな味噌煮込みもあるではないですか・・・。

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「おっと、これは気になるなあ~」と思わずつぶやいてしまいましたが、
値段をみて「うんうん、今日はこれでよし!もっと余裕のある時にしよ。」
と勝手に納得してしまいました。
これが一人メシの醍醐味ですね(笑)。

こちらにお邪魔するといつも悩みます。
一味がいいのか、七味がいいのかと。
間違ってもコショーはかけません(笑)。

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七味の方がいろんな味が楽しめるようでお得感があり、
そちらをついつい大量に振りかけてしまいますが、それは素人の行動なんでしょうか?
唐辛子の達人がいたらぜひ教えて頂きたいと思います。

このまま味噌シリーズが続くともう一回くらい味噌煮込みうどんを登場しそうな予感がします。
それは食べ物のはなし的にはいいのでしょうか・・・。

ごちそうさまでした。
次回も何とか味噌で頑張ります(笑)。

食べ物のはなし みそかつヒレ重

普段、駅弁を食べることはほとんどありません。
午後からの出張でも会社の近くで食べて出掛けたり、構内にあるきしめん屋さんで食べたりしています。
しかし、この日はそんな余裕が全くありませんでした。

「たまには駅弁でも食ってみるか・・・」とブツブツとつぶやきながら、売店を眺めます。
「お~、こんなに種類があるんだ・・・」といつも素通りしてる場所に感心します。
「さて、どうするかな?」と悩んでいると目に飛び込んできた弁当がありました。

みそかつヒレ重 ¥930

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そこには「名古屋名物」とどでかく印刷されています。
「お~、同じじゃないか!これは買わねば・・・」と意気込んで弁当を手に取りました。
自称「名古屋名物」としては同志の存在を応援せねばなりません。
このキャッチがどこまで消費者の心をくすぐるかどうかはわかりませんが、
ドカ~ンと売り上げを伸ばしてほしいものです。

新幹線に乗り込み、早速弁当を開けます。
「お~、ヒレカツだらけだ。」とその存在感に圧倒されます。

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この日はやたらと「お~」を連発してしまいます。
そして、おもむろに卵を取り出し、折り畳みのテーブルで割り、弁当の真ん中に落とします。
この作業がちょっと恥ずかしかったりします。
隣りの乗客がせせら笑ったような気がしました。

しかし、そんなことを気にする素振りを見せず、
「よしっ、男らしく食うぞ!」と気合を入れぐわしぐわしとかき込みます。
そして、気づきます。
「あっ、そうか、駅弁って冷めてるんだ・・・」と当たり前のことに驚きます。。
少し冷たい味噌ヒレがひたすら続きます。
「あ~、そうか・・・」と「お~」が「あ~」に変わったりもします。
とても美味しく頂きましたが、最後の方は少し飽きてきました。

「エビフライと味噌カツの弁当にすればよかったな」と自称「名古屋名物」として、
弱気な発言もみられましたが、それは些細なこととして処理します。
カツ好きにはこの一本勝負が最高だと思いますし・・・。

ごちそうさまでした。
今度、駅弁を食べるのはいつになるでしょうか(笑)。

食べ物のはなし どて串カツ定食

円頓寺商店街を抜け国際センター駅に向かった途中にある「鶏火庵 太陽」に行ってきました。

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昨年12月にオープンしたばかりの出来立てホヤホヤのお店です。
この通りはやたらめったら中華料理店が多いので、
この落ち着き加減は逆に違和感があったりします(笑)。

だからこそ行くのです。
この勇気が大切なのです。
まだあまり知られていないせいか、ランチ時でもそれほど混んでいません。
僕が入店した時もカウンターには誰もいませんでした。

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安心して写真が撮れますね(笑)。
日替わりランチは4種類あります。
僕は迷うことなく決めてしまいました。
優先順位が揺らぐことはこれっぽっちもありません。

「どて串カツ定食をください!」とキッパリというだけです。
他にも美味しそうなメニューはありましたが、今は味噌しか頼んじゃいけないのです。
「おまちどうさま。ご飯はお替りできますので、仰って下さい。」
と可愛らしいお姉さんがやさしく指し出してくれます。

どて串カツ定食 ¥750

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「これは困ったな。炭水化物は減らそうと思っているんだけど、
頼まないとお姉さんに失礼かな・・・。」と気弱な自分が顔を出します。
「茶碗も小さいし、やっぱお替りしようか。」とお替り前提で食べ始めます。

気をつけないとおかずとのバランスが悪くなり、
お替りしてもおかずが足りなくなってしまいます。
それだけは避けなければなりません。

しかし、それは杞憂に終わりました。
串カツ2本の上にどて味噌が威勢よく掛かっています。
とんちゃんやこんにゃく、ニンジンもしっかり入っています。

「お~、このどて味噌だけでご飯一杯はいけるじゃないか・・・」と心の中で呟きます。
案の定、串カツを1本残し「すいませ~ん、お替りください。」と頼んでしまいました。
これが名古屋らしい食事の仕方といえるかもしれません。
関係ないですね。
串カツはごくごく普通でした(笑)。

通常メニューも置いてあるので、じっくりと眺めます。
「ふんふん、なるほど。こうくるか・・・」
と食欲をそそるメニューが並んでいます。
「また、夜が忙しくなるな~。困ったなあ~。」
と薄ら笑いを浮かべ頭をポリポリとかきます。

誰と一緒に来ましょうか・・・。
ごちそうさまでした。
次回は夜ですね。

食べ物のはなし 味噌ラーメン

名古屋グリーンロード沿いにある「本郷亭」に行ってきました。
まあ、昨年末の話ですけど・・・。
名古屋では有名なラーメン店なので、僕のブログで紹介するまではないのですが、
行動範囲が狭いと思われるのも癪なので、書くことにします(笑)。

とはいえ、一年に1~2回しか来ません。
この近くの大学で講演を行った後、ここで昼食を頂くのです。

「さて、今日は何を食べようかな?」と食券販売機の前で考えます。
本郷亭では四川ラーメンが一番好きなのです。
「やっぱり四川ラーメンしよう・・・」とボタンを押しかけたところで、踏み止まりました。

「いかん、今は味噌の期間なんだ。」と重要なことを思い出したのです。
なんて仕事熱心なんでしょう。どこまでいっても仕事中心です。

「初めて食べるな。どうなのかな。」とブツブツと呟きながら、ボタンを押します。
長いカウンターに座り、食券を渡します。
そして、よっこらしょと席を立ち、ある方向に向かいます。

ここはランチタイムはご飯と漬物が食べ放題なのです。

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「ここで食べ過ぎるとまた太るな」と思いつつ、「でも、腹ペコだしな・・・」と悩みます。
最終的には貧乏性が上回り、キムチ山盛り、ご飯も大盛りにしてしまいました。
「あ~、意志が弱いなあ~」といつも食べた後に後悔します。

味噌ラーメン \780

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どうなんでしょうか・・・。
他店の味噌ラーメンとどこがどう違うかはよく分かりません。
結構、こってりとした味噌ラーメンかと思います。
濃厚なラーメンが好きな方には満足できるラーメンでしょう。
その分、おなかにもズシッと響きます。
「やっぱりご飯は止めとくべきだった。」と反省しますが、一日経てば忘れます。

依頼を受けた講演は翌日もあったため、本郷亭には2日連続で行ってしまいました。
注文したのは四川ラーメン。

hongou14123

「やっぱりこっちの方が好きだな・・・」と心の中で呟きます。
ご飯は我慢して小盛にしました。チャーシューも1枚にしました。
少しは成長したのでしょうか(笑)。

ごちそうさまでした。
次回お邪魔するのは年末になりそうですね。