これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「名古屋を知る 街を歩く」の記事一覧:

食べ物のはなし 伏見シリーズ その203

12月に入り夜の予定が増えてきました。
今週がピークでしょうか。
コロナの影響があるとはいえ、明らかに昨年とは異なります。

どうやら僕の周りの関係者は我慢できない人たちが多いようです。
会社全員での忘年会はまだ様子見ですが、
少人数の忘年会を対策を講じながら実施する日が続きます。

二日酔いはほとんどありませんが、飲んだ翌日はどうしても麺類を体が欲します。
それも汗を流すことのできる辛さを求めてしまいます。

錦通を北に向かった場所にある「豪運来」さんに行ってきました。

昼間でも周辺に光を放っています。
夜はかなり目立った存在になっています。
回転小火鍋、四川伝統火鍋とは一体どんな鍋なんでしょうか。
まさか回転ずしのように回っているわけではないでしょう。

こちらはランチをお値打ちに食べさせてくれます。
トマトラーメンや和風ラーメンも気になりますが、大陸系のお店だとどうもピンときません。
ここは当初の予定通り、辛さを求めていきましょう。

「すいませ~ん、四川ラーメンとチャーハンのセットで!」
「大盛りじゃなくていいですか?」
「はい」
「100円で大盛りにできますが、普通でいいですか?」
「はい」

そんなに大食いに見えるのでしょうか。
大陸系の女性が慌ただしく注文を取り、厨房に向かっていきました。
こちらは食べ放題のランチもあり、全種類のラーメンも食べれるようです。
「そんなに食べれないよ・・・」
一人で呟いていると運ばれてきました。

ランチセット 580円

四川ラーメン、チャーハン、そしてキムチのセットです。
絵的に寂しいのでアップにしてみましょう。

奥の方に煮卵が隠れていますが、食べ始めて気づきました。

ラーメンもチャーハンも小さめ。
そこでようやく注文に意味を理解しました。
大盛りを注文するとラーメンもチャーハンも普通サイズになるようです。

「なるほど、そういうことか・・・」
100円足しても680円ですから、お値打ちであるのは間違いありません。
瞬間的に後悔しましたが、すぐに現実に戻りました。

「普通サイズのチャーハンと普通サイズのラーメンって、相当じゃん」。
やっぱり580円の小ぶりなセットで十分です。
これでもお腹は満たされます。

特別美味しいわけではありませんが、この価格なら良しとすべきでしょう。
四川ラーメンはもう少し辛くてもいいですが・・・。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その202

さすがに200回を超えると紹介するお店が絞られてきます。
というよりも常に新規開拓をしないと追いつきません。
まるで新人営業マンのよう。
そんな姿勢は忘れてはいけません。
「よ~し、ここはガンガン飛び込みするか!」
と気持ちを奮い立たせます。

しかし、ふと振り返ると紹介したと思いながら、未紹介のお店がありました。
伏見駅1番出口のすぐのところにある「味の名所 ながさき苑」さんです。

伏見地区では40年以上の歴史があります。
店名の通り長崎の料理がメイン。
今の季節は鯨も多いようです。

店内に入り、ランチメニューを眺め注文します。
ここはあえて無難な選択をします。
カウンターからふと顔を上げるとこんなポスターが・・・。

この寒い12月にシャリキンは売れるのかな?
とどこかのお店と同じ疑問がわきます。

それはさておき、こちらはメニューは手書き。
注文したランチも紙の札が渡されます。

A定食 800円

この日は特製味噌ちゃんぽんとカキフライ、唐揚げがA定食。
やはり長崎ちゃんぽんを食べるのが正しいでしょう。
そして、寒い季節は味噌で攻める。
これも正しいといえるでしょう。

特製味噌ちゃんぽんはこんな感じ。

多くの具材が入っています。
はんぺんが入るのも長崎では定番なんでしょうか。
このボリュームでこの値段はお値打ちといえるでしょう。
ご飯もお替りできますが、その必要はありません。
これだけで十分お腹は満たされます。

後ろの席にはビジネスマンのグループが食事をしています。
顔は見えませんが、会話が聞こえてきます。

「全然問題ないっす」
「そこまではやってないっすね」
「作ったことはないっすよ」
会話の語尾は必ず「っす」とつけています。
相手は上司なのか先輩なのか、そのやりとりからどうやら新人のようです。

営業かなあ?
新規開拓してるのかなあ?
もうちょっと言葉遣いは気を付けた方がいいね。
大事なのは気合いだけどね。

そんなことを思いながらお店を出ました。

ごちそうさまっす。
あっ、気をつけないといけません。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その201

先週200回記念を迎え、メディアからの取材が殺到するかと待ち構えていましたが、
何も起こりませんでした。
伏見飲食協同組合からの表彰もありません。
予定を空けていましたが、実に静かな一週間。

寂しい12月のスタートとなりました。

まだまだ努力が足りないということでしょうか。
一部のエールはありましたが、これも身内で・・・。
思い切って伏見シリーズにピリオドを打とうかとも悩みましたが、
ここは気持ちを切り替えて臨むこととします。
引き続きのご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

さてさて、201回目。
どんなお店が相応しいでしょうか。
やはり新たな姿勢が求められます。

会社から西に向かったすぐの場所にある「コリアンダイニング季朝園」さんに行ってきました。

これが新たな姿勢の相応しいお店なのかと思われるかもしれません。
そうなんです。
この場所がそうなんです。
この場所は伏見シリーズがスタートして4度目の登場。
すなわちこの5年間で3回お店が変わっています。

こちらが1回目。伏見シリーズ その7
こちらが2回目。伏見シリーズ その66
こちらが3回目。伏見シリーズ その115

「天ぷらとワイン 小島」さんがオープンした時は少し安心しました。
名古屋市内に展開する数店はいずれも人気店。
混み合う店として有名です。

しかし、意外と伏見は天ぷら激戦区。
いつの間にか閉店していました。
業態のせいなのか、立地のせいなのか。

そこでオープンしたのがこちらのお店。
韓国料理は伏見ではまだ競合が少ないのかもしれません。
こちらは調べてみると大阪では人気店のようです。

ランチは充実しています。
チゲやサムギョプサルの定食もあります。
しかし、ここは定番で攻めるべきでしょう。

注文するとまずキムチが運ばれます。

あとで気づきましたがキムチは食べ放題。
う~ん、早く言ってよ。
メニューにも堂々と書いていますが・・・。

あったかまんぷくセット 950円

石焼ビビンバとマンドゥクッのセットです。
マンドゥクッは初めて食べました。
スープ餃子と言えばいいのでしょうか。

石焼ビビンバをかき混ぜ、おこげを作ります。

あまり美しくはなさそうですね。
スミマセン。
そこに食べ放題のキムチを投入すると味変になり楽しめるのかもしれません。
この季節としては体も暖まり、午後からも頑張れますね。

今、韓国料理は若い女性に人気なんでしょうか。
ランチとしては高めなので心配していましたが、お店を出る頃には待ち客が並んでいました。
元々のお店が人気なんですかね。

いずれにせよ長く繁盛して欲しいと願うばかりです。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その200

ついにやって参りました。
伏見シリーズの200回記念。
よくぞここまで続きました。
パチパチ、パチパチ。

伏見に移転して丸5年。
11月からは6年目を迎えています。
きっとあちこちから感謝されているはず。

伏見飲食協同組合から表彰されるのではないでしょうか。
(そんな組合あるのかな・・・)
マスコミから取材が殺到するのではないでしょうか。
(そもそも知られていない?。プレスリリース出すべきだったかな)

今のところ、人気食べ物ブロガー周辺では何も起きていません。
何の変哲もない静かな一日になってしまうのでしょうか。

さて、200回記念です。
680円のランチで済ませるわけにはいきません。
かといって5000円のランチで見栄を張るわけにもいきません。
難しい判断ですが、ここは先週の流れから夜のコースで攻めていきましょう。
その方が豪華に見えるのです。

向かったのは御園座の西側にある「焼き鳥 マルコ」さん。

ちょっとコジャレた雰囲気が記念に相応しいのです。
この日は5000円の飲み放題コース。

こんなお出迎えも嬉しいものです。

まずはビールで乾杯。

って、写真は2杯目ですが・・・。
口取りはチーズ。

これが焼き鳥屋さんっぽくなくていいですね。

これなんだったかな・・・。
ハラミ?

そして、ごまカンパチ。海苔で見えません。

マルコのポテサラは玉子を潰して混ぜます。

ねぎま

え~っと、これは何だっけ?

これはトマトの肉巻きだったかな・・・。

このころからお酒はハイボール、日本酒へと移ります。
日本酒は結構おいしい地酒でしたが、写真が見当たりません。

餃子ハーフアンドハーフ

ししとう

桜島鶏の唐揚げ

最後は焼きウニぎり

焼き鳥以外の料理も美味しく、飲み放題のお酒も内容が充実しています。
価格にしてはお値打ちといえるのではないでしょうか。

この日は会社の次世代を担うメンバーとの懇親。
ちょうど30歳前後の一番いい時期。
結婚するとかしないとか、相手がいるとかいないとか、そんな話で盛り上がります。
最近はマッチングアプリでの出会いも多いようですね・・・。
仕事もプライベートも頑張ってほしいですね。

もう飲めませんという割には、もう一軒連れていかれました。

ごちそうさまでした。
200回記念は何事もなく、終わってしまいました。
来週からもよろしくお願いします。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その199

秋らしい季節が続きます。
昼食で外に出掛けるのも気持ちのいい季節。
できればゆっくりと街を歩きながら、のんびりとした時間を過ごしたいものです。

会社を出てそのまま消えてしまいたいですが、それは許されません。
しかし、消えたとしても誰も気づかないかもしれません。
一度、トライしてみましょうか。
本当に誰も気づかなかったりして・・・。

住吉方面に向かいます。
このあたりの風景もしばらくの間に変わることが多いようです。
三蔵通沿いを歩き、ハッとしました。

以前目立っていたカレー屋さんがなくなっていました。
金沢カレーで有名な「カレーのチャンピオン」。
昨年、この食べ物ブログでも紹介していました。
人気店だと思ってもそれを継続させるのは難しいこと。
名古屋で金沢カレーを定着させるのは容易ではないようです。

新たにオープンした「東桜泰式食堂 泰麺」さんに行ってきました。

新たにオープンといっても、もう半年ほど経過しています。
人気食べ物ブロガーとしてはちょっと動きが鈍いですね。
店内は以前のカレー屋さんとほぼ同じレイアウト。
装飾が上手くアレンジされています。
これが一番リスクの少ない出店でしょう。

こちらは店名の通りタイ料理のお店。
ランチは麺類を中心にガパオライスなんかを食べさせてくれます。
最近、伏見界隈もタイ料理のお店が増えてきました。

これからますます競争が激化するでしょう。
老舗タイ料理店が残るのか、
(ああ~、あそこね・・・)
こちらのような新興勢力が勝っていくのか、
(ああ~、あのチェーン店ね・・・)
そんな話題もでてくるでしょう。
どこも若い女性が多いのが特徴です。

この日はモーレツに焼きそばを食べたい気分でした。
そんな時は誰にもあるかと思います。
トムヤンクンラーメンにも惹かれましたが、ここは初志貫徹。

タイの焼きそば 880円

甘酸っぱさが残りながらも、ほんのり辛い焼きそばを普段食べることはできません。
アップにしてきましょう。

レモンを絞り、サ~ッと混ぜて食べると爽快感も増してきます。
そして必ず置いてある調味料。

ナンプラーや唐辛子の使い方は何となく分かります。
いつも疑問に思うのは砂糖の存在。
これを麺やライスにかける方はいるのでしょうか。
一体、どんな味になるのでしょうか。

チャレンジ精神旺盛な人気食べ物ブロガーでもここは手が伸びません。
そうしているうちに食べ終わってしまいました。

お気づきでしょうが、この伏見シリーズも今回で199回。
次回で200回を迎えます。
さて、どんなお店を紹介するのか。
はたまた特別編や番外編といって、200回記念をじらすのか。
来週が楽しみになりますね。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その198

しばらく遠征していましたが、伏見に戻ってきました。
この界隈も少しずつ活気を取り戻しつつあると感じます。
年末に向けて、さらに盛り上がってほしいと願うばかりです。

自分自身も盛り上げていきたいですが、少し節約が求められます。
先週は気づいた時には家族の前で大盤振る舞いをしていました。
酔って気持ちが大きくなるのは身内でも他人でも変わらないようです。
気をつけねばなりません。

そんな時に相応しいお店に参りましょう。
会社から西に向かった伏見第一ビルに向かいます。

地下1階にある「餃子センター肉汁屋 伏見店」さんに行ってきました。
こちらの地下のお店を紹介するのは4軒目。
閉店したお店があるのは残念ですが、このあたりも飲食店は激戦区。
緊急事態宣言解除後はより競争は激しくなるでしょうね。

こちらはかなりお値打ちなお店。
夜は2500円の飲み放題もあるようです。
そうなるとお昼も当然お値打ちでしょう。

ランチを眺めると500円のメニューが並びます。
あんかけカツ丼、どて煮丼、天丼、麻婆丼、唐揚げ丼、ミックスフライ定食・・・。
ご飯も無料で大盛りにしてれます。

給料日前の独身サラリーマンにとってはなくてはならない存在です。
コスパが一番いいのはミックスフライ定食ですが、ここは泣く子も黙る人気食べ物ブロガー。
そこはあえて外して注文します。

「すいません、炊き餃子定食をお願いします。」
注文を終え、しばらく店内を見渡します。
いろんなメニューがぶら下がっています。

NTKG、KTKG、JTKG、PTKG・・・。
299とか399とか小さく表示されています。

「えっ、これが値段?。NTKGって一体ナニ?ナニ?」
人気食べ物ブロガーの想像力を駆使してもさっぱり分かりません。
「お待ちどおさまでした。」
「あっ、いやっ、あの~」
喉を整え聞こうとすると
「ごゆっくりどうぞ!」
お姉さんはそそくさと別のテーブルに行ってしまいました。

炊き餃子定食 500円

炊き餃子は初めて頂きます。
調べてみると福岡のご当地グルメと分かりました。
スープで食べるのが一般的のようですが、500円の定食はカラシが一般的なんでしょうか。
福岡出身の※※さん、教えてください。
ついでにNTKGも・・・。

餃子をカラシで食べるのは初めての経験。
こちらもコスパは十分いいといえるでしょう。
お金のない時の選択肢としてとっておきたいですね。

ごちそうさまでした。
KTKGって、何でしょうか?

食べ物のはなし 番外編 カレーうどん

今回は伏見を離れます。
かといって遠出するわけではありません。
伏見から地下鉄鶴舞線で3区間、鶴舞駅になります。

駅名は「つるまい」ですが隣接する鶴舞公園は「つるまこうえん」と呼びます。
名古屋人にとっては当たり前かもしれませんが、まだ「つるまいこうえん」と呼ぶ方は多いでしょう。
近くの鶴舞小学校も「つるましょうがっこう」と呼ぶようです。
歴史的観点がありますが、どっちかに統一した方がいいと思うのは人気食べ物ブロガーだけでしょうか。

その鶴舞駅から徒歩5分ほどの場所に昔から有名なうどん屋さんがあります。
そうです。
「つる岡」さんに行ってきました。

つる岡さんのつるは鶴舞と関係あるのでしょうか。
人気ブロガー調べでは何も判明できませんでした。

こちらは食べログが一般的になる前からも人気店として名が知れ渡っています。
近くのエフエム愛知がありタレントやミュージシャンが美味さを伝えた影響もあるでしょう。
店内には多くのサインも飾ってあります。

以前、FM番組を持っていた時には局に頻繁にお邪魔していましたが、
こちらのお店に連れてきてもらった経験は一度もありません。
ひがんでいるのではありません。
何しろ朝の収録でしたので・・・。
決してひがんでいるわけではありません。

お邪魔したのは13時。
ピークを越えた時間でもまだ待ち客は数名あり、人気の高さが伺えます。
しばらく待ち、親切な接客を受け席に着きます。
ここは一番人気メニューを注文すべきでしょう。

磯あげカレーうどん 1160円

濃厚なカレーの上に揚げたての磯あげが4個乗っています。
アップにしてみましょう。

さほど変わりませんでした。

こちらのカレーうどんはかなり濃厚でうまい具合にうどんに絡みます。
通常、カレーうどんを注文する時はご飯も欲しくなります。
こちらもそんな気になりますが、かなりのボリューム。
初心者は止めておいたほうがいいのかもしれません。

カレーうどんを食べる際に心配になるのが、つゆが飛びシャツにつくこと。
人に会う場合はかなり気を付けなければなりません。
最近は紙エプロンを用紙してくれるお店も増えました。

紙エプロンをお願いしようかと思い、ふと壁を見るとこんな張り紙が・・・。

小心者の食べ物ブロガーは注文することができませんでした。
いずれ50円玉を差し出し「釣りは要らねーぜ」と大きく見栄を張れる人物になりたいものです。

やはり長年、名古屋で人気店の名を守り続ける存在感は十分に窺えます。
驕った態度も一切ありません。
またの機会にお邪魔したいですね。

ごちそうさまでした。
次は紙エプロンも注文します。

どちらも地域を盛り上げる

緊急事態宣言が解除され、徐々に以前のような生活に戻りつつある。
外に出て勝負するタイプとしては、そんな日常がありがたいし喜ばしい。
このままコロナが収束してくれるといいのだが・・・。
それは甘いかな?

僕が所属する団体の行事も感染対策を取りながらも通常通りになってきた。
今週火曜はクラブ愛知例会、水曜は那古野塾が開催された。
共に出席し会員と情報交換を図るとともに勉強もさせてもらった。

クラブ愛知例会の講師は愛知大学地域政策学部教授の戸田敏行氏。

僕のことも覚えて頂いており光栄。
やっぱ活躍するOBなんだ(笑)。

それはさておき、今回のテーマは大学のブランディング。
今後、私立大学は独自色を大きく打ち出し、そのための研究も行わなければならない。
取り組みの一つに「越境地域マネジメント研究」というものがあり、
地域の自治体、商工会議所、信用金庫等と連携を取り活性化を図ることがあげられる。

現在、大学では三遠南信地域と名古屋都市圏を結びつけるための様々な試みを行う。
三遠南信地域とは東三河、遠州、南信州で愛知、静岡、長野の県をまたぐもの。
越境地域政策は地域空間の越境、地域システムの越境、地域主体の越境から構成され、
縮小する地域社会を発展させようという。
これも大学のブランディングに一環であり、愛知大学だから対応できる研究があるようだ。

これも果たすべき役割なんだね。
これはスケール大きい話だが、それ以外にも様々な地域連携の話を聞かせて頂いた。
母校とはいえ知らないことばかりで、う~んと唸ってしまった。

那古野塾では名古屋の老舗料亭つたも会長深田正雄氏の講話。

深田会長は名古屋では知らない人がいないくらいの方。
特に栄地域に関して造詣が深く、「住吉の語りべ」を最近発刊された。
今回はその記念講演でもあり、栄地区、住吉地区の歴史を語られた。

それは紫式部の頃から江戸時代の博徒の活動、バブル期、最近の再開発まで長きにわたる内容。
詳しい内容は著書に書かれているが、今回は本には書けないマル秘の話を数多く聞かせて頂いた。
そのためブログでも披露はできないが、会社から歩いて数分の地域について理解が深まった。
すごい歴史が詰まっている街なんですね。
深田さんの話しぶりはさすがで、2時間でも3時間でも伺っていたい。

講演の途中からはつたもさんの美味しい料理とお酒を頂きながら伺うことに。
幼少の頃からこんな食事をされていたなんて・・・。
こんな街のど真ん中で育つと培われる人間性も僕とは全く異なるね。

とりとめのないブログになってしまったが、
今週はこの中部エリア活性化の取り組みから栄の歴史まで学ぶ機会を頂いた。
これも日常が戻りつつある証。

朝も夜もいい勉強になりました。
ありがとうございました。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その197

緊急事態宣言は解除されましたが、先週は静かな一週間でした。
今週からぼちぼち予定が入り、来週はめまぐるしい日々になりそうです。
体が素直に反応しているのでしょう。

先週は静かに過ごしましたが、どうやら体は正直なようです。
昼間ではありますが、気が付くと錦三丁目にたどり着いていました。

ふと目を横にやると気になる看板があります。
誘われるまま新錦ビルの地下に向かいます。
夜にはこのあたりのお店も賑わいを見せていくのでしょう。

ちなみに行ったことあるお店はありません。
奥に構える「美波」さんに入りました。

美波と聞いて、ピーンときた方も多いでしょう。
映画「MINAMATA」でジョニー・デップの相手アイリーン役の女優さんです。
これからきっと日本でもブレイクするんじゃないでしょうか。
これも運命的な出会いのような気がしてなりません。

メニューを眺めます。
この場所にしてはかなりお値打ち。
かしわ御膳580円、豚汁御膳630円とビジネスマンが喜びそうな価格帯です。

しかし、ここは人気食べ物ブロガー、美波さんを前にいい格好をしなければなりません。
「すいません、おまかせ御膳をお願いします!」
オーダーに来られた方は美波さんに似ても似つかないおばさんでした・・・。
まあ、物事にはステップが必要です。

おまかせ御膳 880円

メインは豚天。
そしてマグロ山かけ、小鉢が並びます。
みそ汁もいい出汁が出ています。

豚天にはからし醤油。

久しぶりに味わいます。
「いいぞ、いいぞ、この感じ」
一人で納得し平らげます。

店内を見渡すとあちこちに張り紙が貼っています。

日本酒の種類が多く、それもお値打ちに飲ませてくれるようです。
「まいったなあ~、美波さんはオレを誘っているのか」
またまた一人で勝手に納得します。

いいお店を発見しました。
やはり嗅覚は大切ですね。

ごちそうさまでした。
夜には美波さんのような女将さんが相手してくれるのでしょうか。
近々、お邪魔しなきゃいけませんね。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その196

緊急事態宣言解除まであと2日となりました。
まん延防止等重点措置に移行するかと思いましたが、完全に解除です。
よかったですね・・・。
これで安心することなく、対策を講じ夜も過ごしたいですね。

先週、紹介した「風来坊伏見駅店」さんを出るとこんな看板。
ようやく努力が実りました・・・。

値段も安く美味しく、かつお酒の種類も多いお店。
日土地ビルでは風来坊さんやテング酒場さんよりも古くから君臨しています。
地下1階の奥にある「越亭 弥彦」さんに行ってきました。

いかにも通が好みそうな店構えです。
夜もリーズナブルですが、ランチもサラリーマンに優しいお値段。
人気食べ物ブロガーも喜ぶ値段設定になっています。

日替わりランチをはじめ数多くのランチが楽しめます。
ここは直感で注文すべきでしょう。
目に入ってきた定食を迷うことなく注文します。
しばらくすると運ばれてきました。

あじフライ(2枚)定食 700円

あえて2枚と書く必要があるようです。
こちらにはあじフライ&鶏もも竜田揚げ定食もあるのです。
当然こちらは1枚になります。

2枚のあじフライもできれば食べ方を変えた方がいいですね。
1枚はウースターソース、もう1枚はタルタルソース。
これが正統派のあじフライの食べ方でしょう。
グーンと満足度は上がります。

一人余韻に浸っているとどんどん注文が入ってきます。
耳を澄ますと多くのお客さんが頼んでいるのは同じ。

「は~い、牛ハラミステーキ丼が入りました!」

そんな声が次から次へとと聞こえてくるのです。
気になって仕方ありません。
何日か眠れぬ夜を過ごした後、再び出掛けることにしました。

ここはキッパリ元気よく注文します。
「牛ハラミステーキ丼、ドンドン!」
一番人気の品が運ばれてきました。

牛ハラミステーキ丼 700円

このクオリティでこの価格は素晴らしいとしかいえません。
あっという間に平らげてしまいました。
爪楊枝でシャカシャカやりながらドリンクメニューを眺めます。

地元の日本酒も並んでいます。
今は希少価値となった而今を750円で飲ませてくれます。
作とは20円違い。

これは積極的に攻めなければなりません。
こちらのお店も夜にお邪魔できるといいですね。

ごちそうさまでした。
20円の差はなんでしょうね・・・。