これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「名古屋を知る 街を歩く」の記事一覧:

また逢う日まで、ホテルナゴヤキャッスル

名古屋地区では話題になっているニュース。
名古屋城近くにあるホテルナゴヤキャッスルが9月30日をもって休館に入る。
老朽化に伴い建て替えを行う。

先日の中日新聞にも堂々と一面に記事が掲載されていた。
名古屋の格式のある名門ホテル。

それだけであればと特にブログで書くまでもないが、
個人としてもキャッスルには大変お世話になったので、アップしたい。
(贔屓にしてる人たちはこのホテルをキャッスルとだけ呼ぶ・・・笑)

僕との接点といえば、結婚式が始まり。
僕が結婚したのが27歳。
当時はホテルで結婚式を行うのがトレンド。
その中でもキャッスルはグレードが高かった。

僕は名大社の平社員。
将来を約束されているわけでもない普通のサラリーマン。
明らかに身分不相応の式であったのは間違いない。

今でも覚えているが、僕はそぐわない結婚式の中で、
「必ずこの式場に相応しい男になってやる!」と誓っていた。
そうはいっても結婚式以降、お世話になることはほとんどなく、
たまに何かのイベントに参加するくらいだった。

頻繁にお世話になるようになったのが10年前。
社長に就任し、地元のロータリークラブに入会。
その例会場がキャッスルだった。

例会は毎週行われるため、週1回はキャッスルにお邪魔していた。
10年前は車も所有しておらず、
僕はキャッスルまで当時オフィスのあった丸の内から徒歩で通った。

大体20分。
必ず名古屋城を眺めていた。
帰りは大体の場合ロータリー仲間が高級車で会社まで送ってくれた(笑)。
それも今となってはいい思い出かな・・・。

そう過ごしているうちにホテルの方とも親しくなり、
親と一緒に地下の「西の丸」で食事をしたり、
年度末は最上階の「クラウン」で会社の懇親会を行ったり・・・。

最上階から眺める名古屋城は格別だった。
地下の「柳城」での食事会も多かった。
もしかしたら相応しい男になったので、このような場を作れたのかもしれない。

他にも西川塾の入会のきっかけもキャッスルだったし、
最近では中部経済同友会の講演会も参加。
ランナー仲間とはキャッスルのジムを借りて、名古屋城を周辺を走ったり・・・。

気づいた時には生活に欠かせない場所になっていた。
しかし、時代の流れ。
いろんな議論はあったようだが建て替えが決まり、この9月で休館。
ロータリーの例会場も7月から名古屋観光ホテルに移った。

僕が最後にお邪魔したのは9月15日。

ロビーにはその歴史が綴られていた。
休館の15日前にお邪魔できたのはよかった。
宿泊したのは新婚初夜しかないが、
(なんかイヤらしい言い方・・・)
美味しい食事は数知れず。
今思えばとてもありがたい機会を作ってもらった。

建て替え後は更に高級になるという。
そうなるとお邪魔できる立場ではないかもしれない。

でも、きっと待っててくれるはず。
また逢う日まで。

これまでありがとうございました。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その152

先週は肉の分厚いかつ丼でした。
食に対しての満足度は高かったものの、ブログの満足度は低かったようです。
伏見シリーズも150回を超えると極々当たり前なブログでは読者は満足しません。
読者の舌も肥え、ブログにも図々しくなります。

困ったもんだと思いながらも、次の手を打たねばなりません。
カツの仕返しはカツで行う。
「やられたらやり返す!倍返しだ!」
と半沢直樹のように叫びます。

本来はカツを倍の厚さにすべきですが、
ブログの中身は更に半分になります。
薄っぺらいブログしか書けません。

それでは人気食べ物ブロガーとしては失格。
カツを半分にして、内容を倍にすべきです。

段々と訳の分からない話になってきました。

それでも初志貫徹。
ブレることなく貫いていきましょう。

さらにソースかつ丼に対抗できるカツが求められます。
やはりここはカツカレーしかありません。
名古屋のカツカレーといえば、カレーハウスココ壱番屋。

ここが代表格ですが、すでにブログでも紹介しています。
ココイチに続くカレー屋さんは、そうです、こちらです。

最近オープンした「日乃屋カレー 名古屋伏見店」さん。

東京では有名店らしいですが、名古屋では珍しいカレー屋さん。
以前から気になっていたので、オープン早々は行列ができていました。

初回の反省から、対策を練り2度目の訪問は13時過ぎ。
この時間はスムーズに入ることができました。
ここは迷わずカツカレー。
本来の目的を達成すると共に一番人気のメニューです。

名物カツカレー 860円

オープン記念で生玉子がサービスで付いてきました。
早い時間帯であれば温玉かチーズも選べましたが、
時間帯として選択の余地はありませんでした。

名古屋人のカレーの基本はココイチ。
結構あっさりとしたルーです。
その中に味わいがあります。

東京を代表する日乃屋さんはドロッとしたルー。
最初は甘く感じ、あとから辛さがジワッときます。
キャッチコピーとほぼ同じ。

それが逆にかつとマッチするのでしょう。
カツカレーとしてはいい具合に馴染みます。
ココイチのカツカレーは半分カツの姿を見せるのに対し、
こちらは完全にルーに埋まっている。

カツの力関係が見えた気がしました。
ココイチはらっきょは有料ですが、こちらは食べ放題。
福神漬けも赤色です。

どちらが本来のカレーなんでしょうか・・・。
カレーでも地域性が表れるようです。

こうして生玉子を絡めると東京っぽくなります。
こんな食べ方も悪くはないですが、そもそも名古屋人はカレーに生玉子はあまり入れません。
新たな発見として受け入れるべきでしょう。
少しだけ東京人になった気がしました。

ごちそうさまでした。
次回はどんなカツなんでしょうか。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その151

時々、モーレツにカツ丼が食べたくなる時があります。
それはとんかつ定食でもなければ、カツカレーでもありません。
カツ丼なのです。

理由は分かりませんが、体の中でカツ丼、ドン、ドンのリズムが鳴り、
頭の中がそのイメージで侵されていきます。

そのイメージは卵でとじた正統派のカツ丼だったり、
キャベツが敷き詰められたソースカツ丼だったり、
味噌ダレに浸したみそカツ丼だったり・・・。
いずれにせよ頭の中でカツ丼がグルグルと回っていきます。

さてさて、どこに行きましょうか。
人気食べ物ブロガーの嗅覚に任せ、歩いていきます。
なぜか鼻は西方面を向いています。
伏見通を渡り、ヒルトンホテルを左に折れ、少しのところにある「浅田屋」さんに行ってきました。

こちらは戦前からある老舗のうどん屋さんのようです。
かなりの種類のうどんが並びます。
そうなるとカツ丼だけを頂くわけにはいきません。

うどんも食べなきゃいけないと急に食い意地ではなく、義務感が湧いてきました。
カツ丼もいくつかの種類がありますが、選んだのはこれ。

ソースカツ丼+ミニうどん 950円

最近はインスタグラマーとして活躍する人気食べ物ブロガー。
どんなカツ丼が見栄えがいいか瞬間的に判断してしまいます。
普通のカツ丼よりもこちらの方が断然インスタ映えします。

どうですか?
こんなふうに写真を撮ると。

「お~っ、なかなかやるじゃないか!」
そんな声が聞こえてきそうです。
カツ丼のカツはあえて切った面を上に、お肉の厚さを強調してします。
そこにお店のこだわりを感じます。

かなり食べごたえがありますが、ペロッと平らげてしまいました。
うどんはまだまだ暑いので、ころうどんで注文。
この組み合わせもいいですね。

これから食欲の秋。
食べすぎは禁物ですが、こういった迫力のある食事もしていきたいですね。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その150

気がつけば伏見シリーズも150回を迎えることになりました。
記念すべき100回が昨年9月。
約1年で50回というわけです。

毎週毎週飽きることなく、時に番外編や特別編を織り交ぜ書いているので、
当たり前といえば当たり前。

これはいつまで続ければいいのでしょうか。
本当に喜んでもらえてるのでしょうか。
ふとそんな考えが頭をよぎりますが、深く考えても空しくなりますので、
いつものように人気食べ物ブロガーとしての責務を果たしていきましょう。

とはいえ節目となる150回。
それなりに盛り上げなければなりません。
まだ紹介していない人気店に行くべきでしょう。

向かったのは伏見通りを北に向かったところにある「豚郎 伏見店」さんです。

この界隈では人気店でお昼時は並びます。
この日は11:45に入店したのですが、それでも数組が既に待っていました。
さらに早めの行動が求められます。

こちらのランチは丼物がメイン。
一番人気は豚カルビ丼定食。
並、大、特とありますが、9割ほどのお客さんは豚カルビ丼定食を注文しています。

ここはあえて勝負を臨むべきでしょう。
「すいません、三河豚極上ロース丼定食の並でお願いします。」
と勇気を持って注文します。
実際はそのまま言うと舌を噛みそうなので、
メニューを見ながら「これの並をください。」と言っただけですが・・・。

こちらのお店はテーブルの引き出しに箸や調味料が収まっています。

テーブルの有効活用ですね。

三河豚極上ロース丼定食(並) 1300円

ちなみに一番人気のカルビ丼定食(並)は750円。
ここは150回記念。
お店側にそれを伝えながら、
(本当は伝えていません)
バーンと盛大にいかねばなりません。

三河豚の極上ロースって、どんな感じ?

こんな感じです。
そそくさを写真を撮っているようでは伝わりにくいですね(汗)。
お肉は甘みがあり、ほどよい歯ごたえ。

そんじょそこらの豚ロースとは違います。
そんな気がしてなりません。

こちらはキャベツはお替り無料。
最近は野菜が高騰しているとニュースで流れていました。
ここは卑しくも目ざとい人気食べ物ブロガー。

「すいません、キャベツをお願いします。」
どうしても食べたいわけではありませんが、ついお替りをしてしまいました。
これも150回記念というオメデタイ行事と捉えてください。

美味しい牛肉もいいですが、美味しい豚肉もいい。
特に50歳を過ぎると豚肉の方が体に合うのかもしれません。
ごちそうさまでした。
次回は普通にカルビ丼定食を注文します。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その149

先週は夏らしく熱いカレーを頂きました。
この8月は名古屋地区も猛暑日が続き、熱中症で体調を崩す人も多いようです。
実際に名大社でも熱中症に罹ったメンバーもいました。

他人事ではなく気をつけなければなりません。
そろそろ夏バテを感じる頃でもあります。
健康だけが取り柄の人気食べ物ブロガーは今のところ、大丈夫。
食欲も旺盛で、ついつい食べ過ぎてしまいます。

逆に食欲をもう少し減らしたいと願うばかりです。
そのためには気持ちから入ることが必要なのかもしれません。
ガツーンととんかつとか、ドーンとラーメンチャーハンセットとかは控えて、
食欲減少的な態度で臨んでみましょう。

うってつけな食事はなんでしょう。
それもあまり貧相ではいけません。
それなりに高級感もあり、かつ控えめな雰囲気を持つ食事・・・。

あります、あります、会社の近くに・・・。
この界隈では有名なお蕎麦屋さん。
「でっちそば」さんに行ってきました。

お客さんの平均年齢は高め。
身なりはしっかりとし、礼儀をわきまえたお客さんが多いように感じます。
控えめながら上品で高級感がありながらも庶民的な感覚も残し、
なおかつ夏バテに人にも参考になる食事。
今回はこちらを注文しました。

淡雪 1000円

ネーミングだけでもそんな気になるヘルシーな蕎麦。
崩し豆腐、南高梅、刻み大葉、葱、鰹節、わかめが乗っています。

「う~ん、いいじゃないか。今のオレにピッタリ!」
心の中で呟きながら、そばつゆを掛けます。

ふと、疑問が湧いてきます。
「一体、これはどんな食べ方がいいんだろう?」
ごちゃ混ぜにして食べるべきか、豆腐から食べるべきか、いろんな食べ方にチャレンジします。
チマチマ食べてもあまり美味しくはありません。

少し食べたところで、ここはやっぱり豪快に行こうとごちゃ混ぜにすることにしました。
目の前にある天かす。

こちらを使わない手はありません。
豪快にふりかけ、豪快に混ぜ合わせます。

見た目は決して美しくはありません。
淡雪という淑やかなネーミングをぶち壊しにしてしまったかもありません。
しかし、人気食べ物ブロガーにとってはこれが正解。
この豪快な食べ方が一番合い、美味しく頂けます。

さすが行列ができる蕎麦の名店。
写真ではほとんど分かりませんが、蕎麦好きが喜ぶ蕎麦でしょう。
確かにこれで満腹にはなりませんが、程よい満足感が体を覆うのでありました。

8月下旬とはいえ暑い日はまだまだ続きそうです。
夏バテだけでなくサッパリした食事をしたい時にもいいでしょう。
ごちそうさまでした。
少しは体重は減ったのでしょうか。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その148

いやいや、本当に暑い日が続きます。
一昨日、名古屋では38℃を超えました。
もう外に出た瞬間にゆでだこ状態。
必然的に体は冷たいものを求めます。

しかし、そればかりでは体によくありません。
暑い時ほど熱いものを・・・。
「鉄は熱いうちに打て」ともいいますし、
「郷に入っては郷に従え」ともいいます。

この例えが適格かどうかはともかく、それに相応しい料理を食べに行くまでです。
会社から北に向かい長者町の手前にある「リトル カトマンドゥ」さんに行ってきました。

名古屋では珍しいネパール料理。
いや、名古屋ではよく見かけるインド料理。
一体、どちらが近いのでしょうか?

一般的にインド料理店ではカレーとナンのセットが多いです。
こちらのお店もそんなランチメニューが並びます。
しかし、それでは芸はありません。
人気食べ物ブロガーとして挑戦せねばなりません。
(最近、この攻め方が多いな・・・笑)

「すいませ~ん、これ、8番をお願いします。飲み物はアイスコーヒーで!」
こちらのランチは飲み物もセット。
本来ならラッシーを頼むべきでしょうね。

ネパーリカナーセット 1200円

このネーミングはネパールっぽくないですか?
間違いなくネパール料理です。

スープ?とサラダ。
スープに入っているのは小籠包かな・・・。
なんとなくそんな感じです。

そして、ジャーン。

まん丸ライスは大盛りにしたわけではありませんが、この迫力。
豆カレーとチキンカレー。

右端のカレースープっぽいのはなんなのかな?
野菜炒めとそのソース?
これはどう食べるのかな?
漬物と書いてあるが、キュウリとニンジンが切ってあるだけの気もするがそうじゃない?
初めて食べるネパール料理は???が頭の中を巡ります。

カレーはかけた方がいいのか?
ライスをカレー皿に入れて食べた方がいいのか?
ここでも??マークが頭を・・・。

それでも豆カレーもチキンカレーもそれぞれにメリハリがあり美味しく頂けます。
これだけのボリュームなのでお腹もいっぱい。
じんわりと掻いた汗もいい感じでした。

ネパール料理は夜はどんな顔を見せてくれるでしょうか。
いずれ夜もお邪魔したいですね。

店内にはネパールの番組が・・・。
いや、インドの番組かな?

最後まで??でしたが、熱いお昼を頂きました。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 番外編 台湾ベトコンラーメン

夏休みです。ちょっと伏見を離れます。
暑い日が続くので、それだけで体力が消耗します。
大した予定がなかったとしてもスタミナは必要です。

相応しいお店を探さねばなりません。
向かったのは自宅から北西に向かったあま市。
車で15分程度の場所。

なんと娘がこの春からお世話になっている会社のすぐそば。
会社見学に行ったわけではありません。
名古屋津島線沿いにある「赤もやしらぁ麺 国士無双 」さんに行ってきました。

オーナーは変わりませんが、少し前まで「ベトコンラーメンかとう」という屋号でした。
ベトコンラーメンから距離を置こうと思っているのでしょうか。
理由は分かりませんが、店名は変わりました。

どうやら地元の繁盛店。
12時前だというのに少し待ちます。
ジ~っとメニューを眺め、何にするかを悩みます。

定番はベトコンラーメン。
それでは人気食べ物ブロガーとして工夫がなさすぎ。
世間一般にあまり馴染みのない、それでも自慢の作品を頼むべきです。

「お~、ここはそうだな。これで勝負だ!」
強く頷き、自販機のボタンを押します。
忙しいお店、テキパキ動く女将さんを眺めながら、しばし待ちます。
「おまちどうさまです~。どうぞ!」

台湾ベトコンラーメン 850円

台湾ラーメンとベトコンラーメンのコラボレーション。
掛け合わせです。
名古屋にはベトコンラーメンのお店はいくつもありますが、これは初めて。

おそるおそる食べ始めます。
「いいぞ、いいぞ、このパンチ。グッとくるじゃないか。」
同時に汗がボタボタと流れ始めます。
ニンニクパワーだけでなく唐辛子の辛さも体を覆います。
辛いだけではなく深いコクもあります。
ご飯ものも食べたくなります。

チャーハン 600円

こちらも負けず劣らずの美味さ。
ラーメンメインのお店はチャーハンがイマイチだったりしますが、ここはイケます。
台湾ベトコンラーメンとチャーハンを交互に頂きます。

翌日は休み。
何も気にすることはありません。
テーブルにあるにんにく醤油も投入。

もう怖いもの知らず。
汗だく状態は続きますが、体が火照ってくるのは別の力でしょう。
この夏は何があろうと乗り越えられます。
お店を出る時はマスクをするので何も問題はありません。

ごちそうさまでした。
絶大パワーを頂きました。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その147

伏見界隈にはいろんなお店が存在します。
個人店から名古屋地区中心のチェーン店。
そして、全国展開するチェーン店。

普段、あまりお邪魔することはないですが、
たまには全国展開するお店も行ってみるのもいいでしょう。
マーケティングも必要です。
それも話題性の高いお店が理想です。

行ってきました。
白川公園近くにある「大戸屋 ポーラ名古屋ビル店」さんです。
シンプルに伏見店にすればいいと思うのですが、
何らかのこだわりがあるんでしょうね。

そう、何かと話題のこちら。
果たしてTOBは成立するのでしょうか。
コロナショックの中、コロワイドも決して安泰とは言い切れません。
ここは三島由香のように動向を見守るしかないのかもしれません(笑)。

人気食べ物ブロガーとしてはどちらの味方につくつもりもないですが、
食事はバーンと勢いよくいきたいです。
伏見を応援する者として攻めるのみです。

この日は会社の若手男子と一緒。
同じメニューをお願いすることにします。

「すいません、大戸屋風チキン南蛮定食の1.5倍とミニ野菜黒酢あん、
ご飯は五穀米でお願いします。」
なんだか迫力ある注文です。

大戸屋風チキン南蛮定食1.5倍 1100円+ミニ野菜黒酢あん 400円

なかなかの迫力ですが、テーブルに置かれた瞬間、後悔の念に駆られました。
チキン南蛮が3枚・・・。

これで一人分です。
一人前が2枚ですから、1.5倍は3枚。
小学生でもできる計算なので、何の不思議もありません。

ミニ野菜といっても結構なボリュームです。
唯一の救いはご飯を大盛にしなかったこと。
人気食べ物ブロガーはどんな料理でもすべて食べ切るのがモットー。
残すことは許されません。

必死に食べます。
周りに目をくれることなくワシワシと頂きます。
20代であれば満足と共に喜びが身体を覆ったでしょう。

もう54歳です。
食べ終えた時はフラフラでした。
それでも大戸屋さんらしい手作りの丁寧さが伝わってきました。

会社は一体これからどうなるのでしょうか?
僕の体もどうなるのでしょうか?
どうでもいいことを考えながら、お店を出ました。
いずれにせよ健康体を維持せねばなりませんね。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その146

名古屋もなかなか落ち着きません。
いつになったら何も気にせず遠慮することなく、
ワイワイやりながらおいしい食事が頂けるのでしょうか。
この伏見シリーズも再びテイクアウトシリーズになってしまうのでしょうか。
今はできるだけ直接、お店にお邪魔したいものです。

たまには名古屋らしい食事をしようと錦方面に向かいます。
夜ではありません。
健全なお昼時です。
因みに夜はしばらく行っていません。

暑い日がづつくので、さっぱりと冷たい麺類あたりを頂きたい気分。
会社から5分ちょっとの場所にある「総本家えびすや本店 」に行ってきました。

愛知県には同じ屋号のお店がいくつか存在します。
のれん分けなのでしょうか?
そこはよく分かりませんが、こちらのお店は昭和2年の創業。
「名古屋に伝わる江戸時代そのままの技法を守りつづける手打ち麺の老舗麺処」
とどこかで紹介されていました。
名古屋名物といって間違いありません。

そうだとすればざるそばが評判でも注文するわけにはいきません。
人気食べ物ブロガーの読者は全国各地から集まり30万人。
ここはきっぱりと名古屋名物の麺類を頼むべきでしょう。

そうです。きしめんです。
そして、名古屋人が大好きな海老天を合わせるのがサービス精神というもの。

えびおろしきしめん 1450円

どうですか、この迫力のある海老天。
丼からはみ出ています。
そんじょそこらの海老天とは大違い。

アップにしてみましょう。

う~ん、あまりよく分からないですね・・・汗。
おろしと海苔とかつお節に隠れ、きしめんは見えません。

なんて言うんだったかな?
箸で麺を持ち上げて写真を撮る手法。
やってみたい気持ちはありますが、その姿があまりにも滑稽に思え、未だ経験がありません。
堂々とそんな姿で写真を撮っている人を尊敬します。
意外と難しいですよね?

冷たいきしめんと揚げたての海老天。
その絡み方が絶妙。
名古屋人が愛してやまない味が伝統として受け継がれていきます。

あっという間に平らげてしまいます。
勢いよく「もう一杯!」と言いたくなりますが、3000円近い金額になってしまいます。
うどん屋さんではあり得ない価格です。
ここはグッとこらえお店を出ます。

この季節には特におススメの冷たいきしめん。
きしめんをJR名古屋駅のホームでしか食べたことのない人も是非、お試しあれ。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その145

夏になってきました。
昨日も蒸し暑かったですね。
暑すぎるのは勘弁してほしいですが、雨でムシムシするのはもっと勘弁してほしいです。

そういえば昨日は土用の丑の日。
みなさん、鰻は食べましたでしょうか?
親しい友人が鰻丼やひつまぶしの写真をSNSでアップする度に羨ましく思います。
ドカーンという鰻は来月に期待したいですね。

今日も伏見シリーズ。
めげずに美味しいお店を紹介しなければなりません。
以前から気になるお店がありました。
タイミングが合わず行けない日が続いていましたが、ようやくこの日を迎えることができました。

会社から北に向かいます。
広小路通を越え、錦通を越え、桜通の中間にある「瓦ソバ PIN」さんに行ってきました。

名古屋では珍しい山口県の名物料理瓦ソバのお店。
瓦を熱してアツアツの状態にし、その上に茶そばが乗っています。
結構手間が掛かるのでしょう。
ランチメニューとは別扱い。
ランチタイムは12時半以降しか提供してくれません。

この瓦ソバを食べるためにあえて時間を外します。
希少的な存在が価値を高めるのでしょう。
シンプルに瓦ソバを注文するのもいいですが、ここは季節に合わせるべきです。

「え~っと、瓦ソバに鰻と野菜のトッピングで!」
と贅沢極まりない大富豪的な注文です。

瓦ソバ+鰻+野菜 1650円

どうです。
瓦の上にソバが踊っています。
真上から見るとこんな感じ。

インスタ映えするデザートのようです。

パリパリとなった茶そばも乙なもの。
冷たいつゆでズルズルと勢いよく頂きます。
「なかなか、やるじゃないか!」
野菜とソバの合間から鰻が見えることができます。

「お~、いいぞ、いいぞ、土用の丑には負けないぞ!」
すっかり感化されています。
ソバと鰻と野菜はマッチしますね・・・。

これをアテにビールでも日本酒でもハイボールでもスイスイいけそうです。
鉄板焼きそばに近い状態ですが、こちらの方があっさりと食べられます。

気がつくとソバはなくなり、瓦だけに・・・。

この瓦はどんな目的で生まれてきたんでしょうか?
家を守るため?
食事を美味しくするため?
いずれにせよ人との役には立っています。

こうして気になっていた名物料理を一つクリア。
鰻も食べることができました。
ごちそうさまでした。