これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「名古屋を知る 街を歩く」の記事一覧:

食べ物のはなし 伏見シリーズ その116

ここ最近、名古屋もモーレツに寒くなってきました。
2月に入ってようやく冬を感じる今日この頃です。

そんな時に食べたくなるのがラーメン。
全国30万人の食べ物ブログの読者も同じような思いをされているでしょう。
それもさっぱり系のしょうゆラーメンや冷やし中華(当たり前やろ!)ではいけません。
食べてるだけで体がポカポカと温かくなる、むしろ汗をかくラーメンが求められます。

それに相応しいラーメン屋さんに行ってきました。
住吉町にある「からみそラーメン ふくろう 栄店」さんです。

最近、この名古屋エリアではモーレツに出店している人気店。
社長は山形の「からみそラーメン」に惚れ込み、独学で学び脱サラし独立したようです。
ちなみに知り合いではありません。
残念ながら・・・。

自販機でラーメンチケットを購入するとスタッフが諸々と情報を提供してくれます。
ランチのライスサービスと3辛をお願いしました。
辛さは7段階。4辛から追加料金となります。
最初は2辛からスタートした方がいいようです。

食べ方はカウンターにしっかりと掲示されています。

からみそラーメン 850円

魚介の出汁が効いたみそラーメンに門外不出といわれるからみそが丼の中央にドーンを置かれます。
それを少しずつ溶かしながら食べるのが正しい食べ方。

徐々に辛さが増し、体が温かくなってきます。
スープを飲むごとに体がご飯を求めます。

「いいぞ、いいぞ、この感じ。なかなかやるじゃないか!」
最近は「なかなかいいじゃんね!」と言っていましたが、
このラーメンだと以前の表現に戻ってしまったようです。

最後にはうっすらと汗をかく理想的な状態。
寒さを乗り越えるにはうってつけのラーメンといえるでしょう。

みそラーメンを食べる機会は減っていましたが、これはクセになりそうな味。
たいへん美味しく頂きました。

ごちそうさまでした。
次回はからみそまぜそばにチャレンジしたいですね。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その115

伏見は名古屋の中でもこれから最も注目されている街でしょう。

名古屋駅周辺は家賃も高騰し、
どんどん密度も濃くなり競争も激しくなってきています。

このエリアにどんな分野であろうとブルーオーシャンを描くのは難しいでしょう。
競争が激化する飲食の世界はなおのこと。
できるだけ安定した収益を確保し続ければなりません。
そこで家賃も若干安く、競合も少ない伏見が狙いどころ。
そう、伏見の時代・・・。

しかし、それは甘い考え。
伏見も今や激戦区。
生き残るのは簡単ではありません。

今回お邪魔したのはこちら。

「天ぷらとワイン 小島 伏見南3号店」さんです。
柳橋市場にオープンしたお店がヒットし、2号店も伏見。
3号店のこちらも2号店から数100mの場所にあります。

その3号店は会社のすぐ近く。
電気文化会館の裏手にお店を構えます。

こちらの場所を紹介するのは既に3回目。
1度目はこちら
そして2度目はこちら
もうお店はありません。
伏見で飲食業を続ける難しさが構える店舗を確認するだけで理解できます。

小島さんは人気店。
予約も採り辛らかったりします。
店内はこのように分かりやすくメニューが並びます。

天ぷらとワインをリーズナブルにかつ美味しく食べさせてくれます。
この日はランチ。
定番メニューを注文します。

お好み天定食 790円
こちらがテッパンでしょう。

まずご飯と赤だしは運ばれます。
こちらはお替り自由です。

そして、揚げたての天ぷらが運ばれます。

まずは野菜系。さつまいも、ちくわ、レンコン、ナスが並びます。
ここでご飯をしっかり食べればお替りは必然。
漬物もあるので問題はありません。

ご飯を食べなければ軽い準備運動として見るべきでしょう。
そして、メインです。

え~っと、何だっけかな?
海老2本、キスなどなどです。
ご飯は一気に進みます。
天ぷらも揚げたてがその都度運ばれますので、より美味しく感じます。
お店が得変わるこの場所でも安定をキープするのではないでしょうか。

しかし、気になるのは天ぷらのお店。
以前にもこの伏見シリーズで取り上げていますが、
この地区には天ぷらをメインにするお店が多いです。
このブログでもチェックしているので、一度、ご確認ください。

よく店舗が変わる場所で競合店が多い業態。
どう差別化できるかはみものです。

ごちそうさまでした。
これからを期待しましょう。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その114

伏見に戻ってきました。
先週は美味しい魚を食べさせてもらいました。
となれば、ガツーンとお肉と思われるでしょうが、そうではありません。

美味しい魚をさらに追及したい気持ちになります。
会社から北に向かい、映画館のミリオン座(最近、お気に入りの映画館ですね)の
向かいにある「伏見あおい」さんに行ってきました。

この界隈では珍しい鯖の専門店です。
と言いつつも、他の魚料理も注文できます。

しかし、ランチは鯖オンリー。
刺身とか味噌煮とか竜田揚げのメニューが並びます.
店内の雰囲気を見ると夜もお邪魔したい気分になります。

遅かれ早かれ伺うことになるでしょう。

「すいません、鯖めしをください」
井之頭さんのように手を上げて注文します。
しかし、井之頭さんみたいに贅沢な注文はしません。

一点勝負です。
特にこの鯖めしは限定10食の希少価値のメニューです。
「おまちどうさまでした」と料理が運ばれてきます。
威勢のいいお兄ちゃんが食べ方を詳しく説明してくれます。
そして、おもむろにガスバーナーを引っ張り出し、丼の中をあぶります。

さて、どんな状態になるのでしょうか。
いい感じに炙り刺身が完成しました。

はい、こちらが鯖めし(1900円)です。

究極の釜めしと呼ばれています。
こちらには煮つけもセットされます。

思わず飲みたくなりますが、ここは我慢。
平日の昼間です。
窯の鯖めしをグワグワと力強くかき混ぜます。

そして普通によそって頂きます。
「お~、なかなかやるじゃんね」
あっという間に平らげます。

2杯目はごま、のり、塩、ネギをパラパラとかけます。
「こっちもいいじゃんね~」
あっという間に平らげます。

そして3杯目はお茶漬けです。

まるで鰻のひつまぶしを食べているようです。
間違いなく意識しているでしょう。

釜にはまだ少しご飯が残っています。
軽~い4杯目もお茶漬けで頂きます。
「なかなか、やるじゃんね~」
あと2、3杯はいけるとは思いますが、見事に釜は空になりました。

青魚好きとしては、もってこいのお店です。
とっても満足してお店を出ました。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その114

12月はたくさんの忘年会がありました。
1月はたくさんの新年会、会食、懇親会があります。
おかげさまで今週も予定がイッパイ。
今日も初めてのお店に連れてってもらえるようです。
お付き合いも大変ではありますが、ここは楽しんでいきたいですね。

そんな夜を過ごしているとお昼は軽めに済ませたいところです。
あっさりとそれでも満足感のある食事が理想です。

会社から北に向かい錦通り沿いにある「豚そば ぎんや 伏見店」さんに行ってきました。

この建物に見覚えある方もあるでしょうか?
以前は「井出ちゃんぽん」さんがありました。
オープン当初は行列もでき話題になったお店ですが、今は池下に移転したようです。
伏見はやはり激戦区なんでしょうか。
理由は分かりませんが、フードビジネスは簡単じゃないですね。

そこでオープンしたのは名古屋の人気ラーメン店「ぎんや」さん。
名古屋を中心に系列店を含め10店舗を展開しています。

こちらを運営する会社の落合社長は僕と同い年。
なんと誕生日も一緒です。
これまで同じ誕生日、同じ名前の方に会ったことはありますが、生年月日が同じ方は初めてです。
それだけでも応援したくなります。
こんなプライベートな話をオープンにしていいんでしょうか。
ご迷惑をお掛けしているようであれば、ごめんなさい。

「すいません、豚そばをください。」と井之頭さんのように手を挙げて注文します。
そうしたいところでしたが、こちらは自販機です。
「よろしくお願いします。」と言いながら、ボタンを押します。

豚そば 800円

ありそうでなさそうな味です。
魚介の風味がふわりと香り、豚骨スープとうまく絡み濃厚な味を生み出します。
ズルズルとモーレツに音楽に乗って食べ続けます。
井之頭さんのラストスパートのようです。

気づいた時にはスープも全部飲み干していました。
こんなラーメンが嬉しいです。
ラーメン丼の底には感謝の文字。

これは飲み干す前提で書かれているのでしょうか。
その姿勢も嬉しいですね。

並んだ調味料もなんだか誇らしげです。
とても美味しく頂きました。

ごちそうさまでした。
ちょくちょく利用させて頂きます。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その113

人気食べ物ブロガーとしても2020年がスタートしました。
全国30万人の食べ物ブログのファンのみなさま、
今年も伏見及び全国の美味しいお店を紹介していきます。
どうぞご支援のほど、よろしくお願いします。

さて、新春第一弾。
どんなお店を紹介すべきか迷います。
いきなりラーメンとかうどんとかパスタでは、年明けの華やかさが演出されません。
ここは食べ物ブログファンを
「お~、なかなかやるなじゃないか・・・」と感動させなければなりません。
大晦日には「孤独のグルメ」をBSの再放送と地上波の特番を観て、
その表現方法を学び直しました。

相応しいお店に行かねばなりません。
第一弾には華やかさが必要・・・。
華やかといえば伏見より錦三丁目。

錦三丁目が伏見シリーズに含まれるかという疑問はありますが、許容範囲。
大目にみてもらいましょう。
有名なクラブが多数入店する第3錦ビルにある「割烹 章月」さんに行ってきました。
夜な夜な通っているわけではありません。

夜は接待向けですが、ランチはお値打ちに食べさせてくれます。
ボードに書かれている通りです。

しかし、ここは新春一発目。
ど~んと豪勢にいきたいです。
「すいません、章月御膳をください」と井之頭さんのように手を挙げて注文します。

章月御膳 2000円

割烹屋さんの正しいランチです。
刺身も新鮮です。

「俺はこれに白飯さえあれば、至福の時間を過ごすことができるんだ・・・」
普段ではあり得ない言葉を発します。
やはり「孤独のグルメ」の影響でしょうか。

ここでは天ぷらは最後に食べるべきでしょう。
茶碗の上に天ぷらを乗せ、軽く天つゆをかけます。
「よ~し、特製天丼だ!」と勢いよくご飯をかき込みます。

井之頭さんならそうしたでしょう。
しかし、周囲の視線が気になり、勇気はなく普通に頂きました。
まだあの境地に行くには時間が掛かるようです。
今年の暮れにはそんなふうになっていたいですね。

夜にお邪魔するのは難しいですが、お昼は気軽に高級感が味わえるのはいいですね。
ペロリと美味しく頂きました。

ごちそうさまでした。
今年も食べ物のはなしをよろしくお願いします。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その112

人気の伏見リーズも今年最後です。
おかげさまで今年は100回を越え、順調に読者数を伸ばしてきました。
「いつも読んでますよ~」
「ランチの参考にしてます~」
と温かい言葉も頂きます。

伏見に移転し既に3年が経過しましたが、
人気食べ物ブロガーは衰えを見せないようです。
それもこれもみなさまのおかげ。
これからも支持される人気食べ物ブロガーとして、伏見の美味しさを伝えていきます。

さて、2019年の締め括りはどこへ行くべきか、迷います。
会社の裏口から南に向かいます。
ふと通りの反対側を眺めると視界に入ってくるお店があります。

夜にはお邪魔したことがありました。
マグロの中落ちをスプーンでグリグリした記憶が残っています。

中々のお味でした。
体に残った記憶は裏切りません。
「マグロセンター」さんです。

ランチでも勝負をせねばならないのです。
お店に入り、まずチケットを求めます。
「え~っと、マグロセンター丼をください!」
ここは看板メニューを注文するのみです。

チケットをカウンターに渡します。
「ご飯は大盛にできますが・・・」
「普通で大丈夫です。」
味噌汁もセルフでお替り自由です。

マグロセンター丼 980円

本まぐろ、ねぎとろ、かじきまぐろ、卵焼きが並びます。
アップにしてみます。

まあまあな迫力です。
これを肴に飲みたくなります。
毎度のことですが、グッと我慢します。

ふと正面に目を向けると壁にはこんな絵が描かれています。

「おっと、こうくるか・・・」
思わず立ち上がりましたが、周りの雰囲気を察して何もなかったように座ります。
果たして背比べをした人はいるのでしょうか。
混んだお店でも誰もやっていませんでした。

丼はあっという間に平らげてしまいました。
美味しいまぐろはいいですね。

美味しいものを食べて一年が過ぎていく。
なんとも幸せです。
いい締め括りとなりました。

ごちそうさまでした。
来年も引き続きよろしくお願いします。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その111

忘年会シーズンもそろそろ終盤でしょうか。
まだまだピークでしょうか。
そろそろ肝臓も労わりたいところですね。
労わる気持ちはありますが、実際は気持ちだけで労わってはいません。
この日もお昼から燻製を食べさせてくれるお店があると聞き、いそいそと行ってきました。

住吉町をぐいっと奥まで向かいます。
そうするとこんな看板が・・・。

一瞬、怪しげなテナントビルに思えます。
どう見ても夜の香りです。
そんな場所にある「tredi」さんに行ってきました。

こちらはイタリアンとアジアンと燻製のお店。
お昼はパスタランチがありますが、それでは当たり前すぎます。
ここは人気食べ物ブロガーの腕を見せねばなりません。

注文したのは食べログ予約限定「燻製御膳」。
どうやら食べログ経由じゃないと予約もできないようです。
時代は変わりましたね。
一体、どんなものが提供されるのでしょうか。
値段も2000円とまずまずです。

まず最初に飲物が出されます。
スパークリングウォーター。
分かりやすくいえば、炭酸水。

むむむ・・・。
「いきなりこれ?このあとどんな展開になるの?」
頭の中でいろんな想像をしてしまいます。

スープとサラダ。

「まあまあ、よくあるランチだな・・・」
そして次に出されたのがこちら。

燻製のプレートです。
「おおお~っ、こうくるか!」

燻製好きそうなお姉さんが親切に説明してくれます。
うずら、鴨、チーズ、カキ、ベーコン等等、いろんな燻製が並びます。

「すいませ~ん、白ワインをください!」
つい叫んでしまいました。

いや、現実は叫びそうになり、グッと我慢をしました。

平日の昼間です。
午後からも通常業務です。
昼から酔っ払うわけにはいきません。
しかし、このプレート。
飲むな!という方が拷問に近いです。

カキを食べ「あ~、飲みたい!」
ベーコンを食べ「あ~、飲みたい!!」
チーズを食べ「あ~、飲みたい!!!」
悶絶状態が続きます。
もだえ苦しんでいたタイミングを見計らって、ご飯が出されます。

チーズをまぶした五目御飯。

これも中々美味しい。
ようやく体が落ち着いてきました。

そして、デザート。

めったに食べることのないデザートもお酒を飲まないと食べれるようです。
素晴らしくも辛い経験をさせてもらいました。
次回、お邪魔する時は絶対午後の予定を入れないと心に誓い、お店を出ました。

ごちそうさまでした。
忘年会シーズンだからこそ、我慢が求められますね(笑)。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その110

忘年会シーズンです。
今週はほぼ休みなしで活動する人気食べ物ブロガーですが、昼間の活動も忘れません。
「そろそろ夜のお店を紹介しろ!」という声も頂きますが、
食べ物ブログのメインはあくまでランチ。

よほどネタに困った時やどうしても伝えたいお店がある時以外はランチで勝負をするのです。
これが女性読者の支持が高さに繋がるのです。
女性が喜ぶお店を紹介すればそれに釣られた愚かな男性陣もついてきます。
30万の読者を維持するためには、いや、
さらに読者を伸ばすためには巧みなマーケティングが必要なのです。

って、そんなこと気にしたなんて一度も聞いたことないですが・・・笑。

それを証明するかのようなお店に行ってきました。
錦通り沿いの納屋橋付近にある「Milks -FRESH CHEESE&WINE」さんに行ってきました。

ミルクスと簡単に呼んでしまえばいいのでしょうか。
いかにも女性が好みそうな店名です。
チーズ×お肉×ワインと主張は明確です。

ここで魚とかビールとか注文したら、どんな反応をされるでしょうか?
間違いなくお店の前の牛に睨まれるでしょう。

ちなみに店内はこんな感じ。

女性読者が喜びそうです。
ちなみにトイレはこんな感じ。

お洒落な作りですね・・・。

こちらのランチは5種類。
お肉とパスタとお任せプレートとやらです。

「え~っと、ハラミステーキをください。あと、フレッシュチーズ3種盛りも・・・」
今回のブログはやはり女性を意識しているのでしょうか。
普段あり得ない注文の仕方です。
「お待たせししました!」

フレッシュチーズチーズ3種盛り 300円

女性ファンが一気に増えた気がします。

「こちらのチーズは●●と●●と●●です。お好みに合わせてハチミツをかけてください。」
チーズの名前は全て忘れてしまいました。

女性ファンが一気に去っていった気がします。
ここは気持ちを落ち着かせます。
落ち着きを見計らって、運ばれてきました。

ハラミステーキランチ 980円

女性が好みそうなライスの盛り方、ソースのかけ方です。
またまた女性ファンがグ~ンと増えた匂いがします。
さすが、お肉をメインにしているお店。
美味しく頂くことができました。
愚かな男性陣もきっと喜んでくれていることでしょう。

伏見シリーズもあの手この手で読者を満足させねばなりません。
この苦労を少しは理解いただけたでしょうか?

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その109

先週の伏見界隈は物々しい雰囲気でした。
「G20愛知・名古屋外務大臣会合」が名古屋観光ホテルで開催されていたため、
交通規制も激しく警察官も数多く出動されていました。
車で動く方は不便だったかと思いますが、無事に終わって何よりです。

少しでも名古屋の魅力、伏見の魅力は伝わったのでしょうか。
その期間、その周辺のお店にお邪魔することはありませんでした。
果たして商売としてどんな影響を受けたのでしょうか。

こちらのお店も場所的に影響を受けたのではと勝手に思ってしまいます。
御園座の西側に位置する「肉の杉本 味散歩」さんに行ってきました。

名古屋にはスギモト本店やその系列店が展開しています。
そちらとはどうやら全く違うようです。
こちらの店構えはこじんまりして古びた感じがしますが、中に入ると雰囲気はがらりと変わります。

古風ながら高級感が漂ってきます。
接待需要の多そうなお店ですね。
誰か夜にご招待いただけないでしょうか。

ランチタイムもそれなりの値段です。
一般的なサラリーマンは易々とはお邪魔できないでしょう。
ここは人気食べ物ブロガーとして意地を見せなければなりません。
見栄を張ることも必要なのです。
ドーンと大盤振る舞いしようじゃありませんか。

「え~っと、すいません、しぐれ弁当をお願いします。」
勢いとは裏腹に比較的このお店ではリーズナブルなメニューを選んでしまいました。
どこまでいっても小市民からは抜け出せないようです。
それでも結構な品なのです。
ドンドン!!

しぐれ弁当 1650円

どうですか。
この美しい色具合。
アップにしてみましょう。

均等に卵と牛しぐれが分かれています。
完璧な三角形ともいえるでしょう。
そして、値段に相応しい優しさを感じながらもしっかりとした味付け。
牛肉のうまみも詰まっています。

「なかなかやるじゃないか。」
こちらにはコーヒーがセットされていますが、最後の最後に登場するのが昆布茶。

最初に出されるお茶と食事中に出されるお茶と最後に出されるお茶。
三種類のお茶を楽しむことができます。

こういったお店にさりげなく誰かを、その誰かが重要ですが、
お連れすると喜ばれるのではないでしょうか。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その108

伏見界隈をふらふら歩いていると思いがけないお店を見つけたりします。
このあたりはビジネス街であるためランチを提供する飲食店は多数存在します。
居酒屋さんがランチタイムで客層を広げ、夜へ導くことも当たり前です。

人気食べ物ブロガーもそれをきっかけに飲みに行くケースもまあまああったり、
その単純な行動はお店にとっても有効な打ち手。

気づいている方も多いとは思いますが、伏見には意外とBARも多いのです。
老舗のBARもあちこちにあります。
最近は新規開拓が億劫になっているのか、そもそも2次会の機会が減っているのか、
新たなBARには行っていません。
同じお店ばかりに行ってるような・・・。

少しは視野を広げなければなりません。
TPOに応じてBARも使い分けなければなりません。
本当にそんな必要があるかどうかは分かりませんが、
オッサンなのか、麗しい女性なのか、単なる妙齢女子なのか、使い分けが必要です。

話が逸れていきそうです。
そうそう、伏見界隈をふらふら歩くことから始まります。

ふと看板が目に入ります。

会社から伏見駅方面に向かったすぐのところにある「salon f 2114」さんに行ってきました。
なんと読むのでしょう。
「サロン エフ ニイチイチヨン」といえばいいのでしょうか。

ビルの地下にお店はあります。
なぜかBARは地下が多いですね。
こちらはカウンター中心のこじんまりとしたお店。

あまり統一感はないですが、ボトルがずらりと並んでいます。

どうやら昼も夜もカレーがウリのようです。
そのカレーも日替わりなのか、週替わりなのか、メニューが変わっていきます。

こういったお店にくると無性に食べたくなるのがキーマカレー。
the キーマカレーの「the」が気になります。

the キーマカレー 800円

大盛無料ですが、我慢します。
いくらでも食べれそうですが我慢します。
たっぷりとルーがかかっているため、やはり大盛がお得でしょう。

辛いもの好きの人気食べ物ブロガーにはこの辛さがグッときます。
これくらいの辛さが気持ちよく、ほんのりと汗をかきます。
個人的には好きなカレーの類です。
あっという間に平らげてしまいました。

肝心のBARですが、結構若いお兄ちゃんが経営しています。
僕から見ると若いですが、30代でしょうか。
お客さんのターゲットも比較的若手?そんな雰囲気です。

「ちょっとオジサンには向かないかな・・・」
若い女性を連れていくにはいいかもしれません。

ごちそうさまでした。
ランチはちょくちょく利用したいですね。