これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「名古屋を知る 街を歩く」の記事一覧:

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その22

気持ちのいい季節になってきました。
こういう時は町をぶらりと歩きたくなります。

2015-10-05 11.34.56

円頓寺に向かう五条橋が僕を迎えてくれます。
「そうか、この橋は元々、清須城の五条川にあったんだ・・・」
と感慨深くなりながら、商店街を歩きます。

2015-10-05 11.35.41

清須城の歴史を思い出しているうちに商店街を抜けてしまいました。
結局、清須城については何も思い出すことはできませんでした。
そもそも知識がないことに後で気づきました。

「さて、昼メシは何にしようか?読者は人気ブロガーの美味しさを求めているしな・・・。
これも大事な仕事なんだ。」
と期待を裏切れない自分を少し責めます。

商店街の交差点から右手を眺めるとお店の看板が目に入ってきます。

2015-10-05 11.42.07 HDR

外堀通りの北にある「餃子の富都」さんに行ってきました。
ここはお値打ちです。ランチは30種類くらいありますが、すべて680円です。
エビチリソースの定食もラーメンが付いて680円です。信じられません。

「え~っと、台湾豚骨ラーメンと餃子のセットでお願いします。」
ラーメンは5種類、おかずは唐揚と餃子から選べます。
匂いは気になりますが、店名を見ると餃子を頼まなければなりません。
幸いその日は説教する予定も、される予定もありませんでした。
重要なお客さんとの打ち合わせもありません。だからいいのです。

「おまちどうさま!。餃子は後で出します。」たどたどしい日本語でテーブルにおいてくれます。
ラーメンセット 680円

2015-10-05 11.48.04

2015-10-05 11.50.19

春雨を和えたものと漬物も出ます。ご飯はお替わり自由です。
これだけでもかなりのボリュームなので、お替わりの必要はありません。
提供されたものを粛々と食べるだけです。

お店を出ても時間的余裕があったため、周辺をぶらつきます。
お店のある新道は名古屋の問屋街です。
お菓子問屋が並んでいます。

2015-10-05 12.02.15

子供が小さいころであれば、喜んだでしょう。
通りの向かいには玩具の問屋も商品を並べています。

2015-10-05 12.08.30 HDR

商品の流通網はすっかり変わりましたが、このような町並みは残ってほしいものです。

このままいくと人気食べ物ブロガーから人気街角ライターに変わってしまいます。
「そうそう、僕は円頓寺シリーズを書く人気食べ物ブロガーなんだ。」と自分に言い聞かせます。
「今回は円頓寺じゃなくて新道だろ!」とツッコミが入りそうですが、
円頓寺商店街を歩いてきたので問題はないのです。
これでいいのです。

ごちそうさまでした。
さて、来週はどこに出没するでしょうか・・・。

食べ物のはなし 番外編 汁なし台湾塩

円頓寺シリーズを書きたいところですが、この1週間はほとんど会社周辺にいませんでした。
結果的に円頓寺で食事をする機会がなく、今回は番外編にさせてもらいます。
円頓寺シリーズのファンからは多数のクレームがくる予感はしますが、僕も普通の人間なのです。
行けない時には行けません。

人気食べ物ブロガーとして驕っているのではありません。
超多忙なブロガーをご理解いただきたいのです。
そのため今回は自宅のご近所のお店です。

中川区にある「たご」さんに行ってきました。
自宅から車で5分程度の距離ですが、とてもお店のある雰囲気の場所ではありません。

taiwan1593

一般的に飲食店を新規オープンさせる方はこんな場所で開こうとは絶対に思わないと思います。
それだけ自店に自信があるのでしょう。
お邪魔した日もお昼2時近い時間でしたが、店外に5人程度待っているお客さんがいました。
これでも少ないと思います。

前回お邪魔した時は11時半でしたが、あまりの行列に退散してしまいました。
最後尾に着き、しばらく待っていると店主が顔を出し、
「お客さんが最後ですか?これで終わりにします。」と言います。

ということは、入れるんだ・・・と納得しました。
やはり運はいいです。
午後の時間の営業は2時までですが、その辺りはお客さんを大切にするようです。
お店の看板は既に6時開店をお知らせするプレートが掲げられています。

taiwan1592

ようやく自分の番が回ってきました。
前回、注文した台湾塩ラーメンは最高でした。
同じ商品を注文するのは人気食べ物ブロガーとして禁物です。
別のメニューをお願いしなければなりません。

自販機の前でじっと悩みながら、「よ~し!!」と男らしくボタンを押します。
席に着くとお店の方が「200gですか?250gですか?」と聞いてきます。
本能的に「250gでお願いします。」とお願いします。
男の子はどんな時であろうと多い方を選ばねばなりません。
それが鉄則なのです。

しばらくすると「おまちどうさま!」と出てきました。
汁なし台湾塩 880円

taiwan1591

「お~、なかなか、やるじゃないか・・・。」と思わず言葉が漏れてしまいました。
と同時に「ちょっとヤバいかも・・・」と心の中で呟いてしまいました。
250gといっても結構な量です。
このお店はご飯がサービスでついてきます。それもどれだけ食べても構いません。

愚かな僕はラーメンが出てくる前にご飯を大盛によそっていたのです。
「こんなに食えないなじゃいか・・・。」
とまたしても心の中で呟きながらも、グルグルとかき混ぜ食べ始めます。
ニンニクも効き味付けもしっかりしていて、なかなかです。
程よい辛さで汗もかきます。

麺は太麺。持つ箸にも力が入ります。ここは腕の見せ所です。
「えいや!それや!うりゃ~!!」
そうはいっても簡単に量は減りません。
半分くらい食べた感じでもこんなふうです。

taiwan1594

それでも人気食べ物ブロガーは頑張ります。
残さないことが鉄則です。

「ふう~。」と食べ終わると他にお客さんはいません。
ランチタイム最後のお客さんだったわけです。お腹もパンパンです。
「たご」さんでは食べたいラーメンが他にもたくさんあります。
何より店主の作り方がもの凄く丁寧です。
家の近くのお店があるのは幸せですね。

ちょっと感傷的になったりしますが、やはり円頓寺に戻らねばなりません。
次回はシリーズ復活の予定です。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その21

円頓寺に戻ってきました。
それも健全なお昼の世界に戻ってきました。
先週、名古屋を牛耳る女帝の事を書き、案の定、殴られました(笑)。
迂闊な行動は禁物です。
誰が読んで、誰がチクるかは分かりません。
そのためには一人の行動が誰にも指されることはなくいいようです。

円頓寺商店街の南に位置する四間道の「三平」さんに行ってきました。

2015-09-10 12.46.09

最近、この周辺は続々と新しいお店が出来ています。
古い蔵を改装し、お洒落な飲食店のオープンが続いています。
この地区が盛り上がるのはとても嬉しい事です。
30万人の読者を抱える人気食べ物ブロガーの貢献度もあるかとは思いますが、
僕の下に感謝の声が届いたことはありません。
どうやら恥ずかしがり屋の方が多いようです。
勘違いでしょうか・・・。

店内はシックな雰囲気。

sanpei1595

BGMにはジャズが流れています。
お昼はランチと蕎麦。夜は蕎麦中心の居酒屋になるようです。
ここは定番であるランチを頼まなければなりません。
前日は肉料理を堪能したので、あっさりとした和食が食べたくなります。

2015-09-10 12.46.17 HDR

2種類あるランチから選びます。
いつもなら味噌カツを頼むところですが、この日は魚を選ぶのです。
「すいません、鰆の方を下さい。」と注文します。
ボードには「鰆の柚庵焼」と書いています。
これは”ゆうあんやき”と読むのか、”ゆずあんやき”と読むのか自信がなかったので、
鰆の方なんて情けない注文をしてしまいました。

「おまちどうさま。鰆です。」と女性スタッフが出してくれました。
どうやらお店の人も呼び方を知らないようです。
勘違いでしょうか・・・。

日替わりランチ「鰆の柚庵焼」 900円

2015-09-10 12.59.49

小鉢もついてきます。ここには僕が苦手な切干大根があります。
基本的に好き嫌いはありませんが、どうも切干大根は進んで食べる気になりません。
子供の頃、実家の切干大根を無理矢理食べさせられました。
僕は実家の味付けが嫌で嫌で仕方なく、
その細く切られた茶色の大根を見る度に子供の頃の辛い経験を思い出してしまいます。

なので、こういったものは真っ先に食べてしまいます。
原則、食べ物を残すことはしません。
それが人気食べ物ブロガーの鉄則なので、どんなに苦手なものでもやっつけなければなりません。
ガブっ、モグモグ、シュルシュル・・・。
とキレイに切干大根はなくなりました。

もう安心です。あとはゆっくりと鰆を楽しむだけです。
とても美味しく頂きました。
こちらはコーヒーがセットになっています。
13時頃になるとお客さんも少なくなるので、僕はこうして読書をしながらコーヒーを頂きます。

2015-09-10 13.12.23

贅沢な時間を過ごすのです。
照明が暗めなので、読むのは少々辛いですが、そんな態度は見せず、賢そうなふりをして読み続けます。
なかなかやるじゃないか。
お店の人が言ってくれているような気がします。
勘違いでしょうか・・・。

ごちそうさまでした。
来週はどこに行きましょうか。

食べ物のはなし 番外編 長芋のバター焼き

今回は円頓寺を離れます。
それでも夜シリーズにしなければなりません。
人気食べ物ブロガーの宿命のようです。

理由は不明ですが、東別院にある「あいきたや」さんに行ってきました。
東別院で飲むのは初めてじゃないでしょうか・・・。
普段の僕の生活パターンからすれば無縁のエリアです。
しかし、名古屋を牛耳る女帝の命令です。指示に従わなければなりません。
それも、どうやらご馳走してくれるというのです。

aikita1591

いつものようにお店の前で棒立ち状態です。
女帝は準備運動らしいです。さすがです・・・。
こちらの鉄板焼屋さんは隠れた名店なんでしょうか。
すぐに満席になってしまいました。
人気食べ物ブロガーとはいえ、行動範囲は非常に狭いので、広い名古屋をカバーすることはできません。

まずは玉子焼き。

aikita1592

その作り方も見事です。
そして、この厚さ。

aikita1593

「お~、なかなか、やるじゃないか・・・」
ついいつものセリフが出てしまいます。

黒板にはおススメのメニューが書かれています。
どれも美味そうで悩んでしまいます。

2015-09-09 20.21.54

悩んだ時は、お店の特徴が一番表れやすいメニューをオーダーしなければなりません。
となると、分かりやすいのは長芋のバター焼きです。
それを食べれば、お店の特徴が分かるのです。

長芋のバター焼き 480円

2015-09-09 20.19.53

白ワインも合います。
香りも良くシャキシャキ感も冴えています。
あと一年で50歳となるオヤジですが、ボリュームのある品をどんどん注文します。

オムそば、だったかな・・・。

2015-09-09 20.52.54

鉄板ハンバーグ。
再び生ビールに戻ります。

2015-09-09 21.20.42

これは何だっけ?なんの焼うどんだったかな・・・。
この頃はあまり覚えていません。

tabe1596

怪しい写真もたくさん撮りましたが、ここではアップできません。
当たり前ですね(笑)。

こちらはボリュームと美味しさの割にとてもリーズナブルです。
女帝の分厚い財布も全く厚さが変わりません。
すっかりご馳走になってしまいました。
少しだけ次回が怖いです。

来週はホームタウン、円頓寺に戻る予定です。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その20

円頓寺シリーズも20回を迎えました。
ここまで続くのも全国30万人の読者のおかげです。
改めて感謝致します。人気食べ物ブロガーとしてとても光栄です。
今回は記念ということもあり、おめでたいブログにしたいと思います。

この日は会社の”20代女子一人暮らし”の誕生日でした。
「おっ、誕生日おめでとう!今日は誰かとご馳走でも食べるのか?」と聞くと、
「家でカップラーメンを食べる予定です・・・。」という返事が返ってきました。
「そうか、それはよかったな。ハハハッ。」
と済ませたいところですが、その寂しい現実を見過ごすわけにはいきません。
「う~む、これは困ったな。このまま放っておくと、どうなるかわからんな・・・」
と不安になってきました。

”20代女子一人暮らし”の先輩にあたる”20代太目男子子持ち”を誘い、円頓寺に出掛けました。
円頓寺商店街の東にある「くりさん」さんへ行ってきました。

2015-09-01 19.00.58

民家を改装したオシャレなお店です。
「酔いつぶれるまで飲みなさい。」というメッセージを込めて、飲み放題にします。

飲み放題コース 4200円
最初はやっぱり枝豆。

2015-09-01 19.07.16

そして、カルパッチョ。創作料理が次から次へとでてきます。

2015-09-01 19.16.35

トマトです。何かが入っています。

2015-09-01 19.20.12

え~と、これは何だったかな・・・。

2015-09-01 19.47.39

え~と、この魚は何だったかな・・・。
ビールからハイボールの変わります。

2015-09-01 19.59.04

確かこれは牛肉のガーリック焼き、だったかな・・・。

2015-09-01 20.09.17

いつの間にか赤ワインになりました。

2015-09-01 20.38.09-1

「酔いつぶれるまで飲みなさい。」と言ったものの、いちばん飲んでいるのはどうやら僕のようです。
「たんじょーび?。そんなもんはどうでもいい。仕事というのはだな~。
そもそもお前ら、な~んも分かっていないんだな~。」
とどこかの社長がクドクドと話し始めます。
”20代女子一人暮らし”と”20代太目男子子持ち”が迷惑そうな顔をしています。
帰りたいオーラが出ています。
しかし、そんな態度は、酔ってしまえば一切気になりません。
話を終えようという気持ちもありません。

「あの~、そろそろラストオーダーです・・・」
お店のスタッフが助け舟を出してくれたようです。
こっそりサインを出していたのでしょうか・・・。

こうして幸せな誕生日祝いが過ぎていきました。
幸せなひと時だったかどうかはもちろん聞いていません。
「なかなか、やるじゃないか・・・。」のセリフも今回は忘れてしまいました。

こちらのお店、これだけの料理の割にはかなりお値打ちかと思います。
他にも何品か提供いただきました。
ごちそうさまでした。

果たして夜シリーズは続くのでしょうか。
かなり心配です・・・。

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その19

やはり期待した通り先週の食べものブログは大好評でした。
「美味しさが伝わってきたぞー!さすが、人気食べ物ブロガー!」と絶賛の嵐。
そんなような気がしますが、夢を見ているだけかもしれません。

気をよくして、今回も夜シリーズです。
円頓寺商店街アーケード街の少し外れにある「円頓寺もんじゃ関山」さんに行ってきました。
新人2人を連れて、「お~、今日はとびきり美味いもんを食わせてやるぞ!」と自慢げにお店に入ります。

そうはいってもあまり贅沢はさせてはいけません。
何事も順番があるのです。
いきなり懐石料理とかイタリアンとか飛騨牛焼肉とか、
僕が毎日のように食べているものを食べさせてはいけません。

mon1599

「キミたち、もっと偉くなったらもっと高いお店に連れてってあげるよ。ハハハッ。」
「もんじゃ大好きです。ありがとうございます!」
「私は初めて食べます。一度、食べたかったんです。ありがとうございます!」
どうやら教育はしっかりされているようです。
僕の浮ついた言葉にも正しい反応をします。

こういうお店は飲まなければなりません。
まずは枝豆、キュウリをつまみに出番を待ちます。

mon1595

ほうれん草サラダは新人女子が取り分けしてくれます。

mon1594

赤ウインナー。なかなか、懐かしいじゃないか・・・。

mon15910

とんぺい焼。鉄板焼きには必須です。

mon15912

その頃には僕はハイボール。
サッポロのハイボールって何だろう?とふと疑問は沸きますが、美味ければ何の問題もありません。

mon1596

そして、いよいよ登場です。
一番人気のもんじゃ焼きを注文しました。
スタッフの女性が手際よくもんじゃを作ってくれます。

こうして、

mon1591

あ~して、

mon1592

チーズをかけて、はい出来上がり!

mon1593

生姜ミルクもんじゃ 1180円

mon1597

これが一番のおススメもんじゃでTVにも取り上げられたようです。
「なかなか、やるじゃないか!」
ついいつものセリフが出てしまいます。
新人の前だとちょっと恥ずかしかったりします。

生姜の香りが効き、またホワイトソースが絶妙にマッチします。
(おっ、今回も人気食べ物ブロガーらしいぞ・・・)

ヘラでつつき合い一緒に食べるのもいいものです。
しかし、もんじゃだけではお腹は満たされません。
次に海鮮もんじゃを食べ、最後に塩焼きそばで〆てこの日は終わりとなりました。
新人2人に面倒くさいことを沢山言ったかと思いますが、もんじゃ焼きなので許されるでしょう。

円頓寺には珍しい業態ですが、お店を出ることは満席でした。
近くのこのようなお店があるのもいいですね。
ごちそうさまでした。
大好評のため、次回も夜シリーズです。
あくまでも予定です・・・。

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その18

円頓寺シリーズも間もなく20回を迎えようとしています。
大好評だと巷ではもっぱらの噂ですが、本当に大好評かどうかはさっぱり分かりません。
「食べ物の話なのに美味しさが伝わってこないじゃないか?」とか、
「お店の気持ちが全然わかっていない!」とか、
「中トロって、中途ロ採用と自社のビジネスとかけてるだろ!」とか、
半ばクレームに近いコメントを多く頂きます。これではいけません。

人気食べ物ブロガーの一人として、この現状を放っておくわけにはいかないのです。
そこで今回は食べ物ブロガーらしい、美味しさが目一杯伝わる内容にします。
渾身の力を込めた作品なのであります。

四間道の「那古野 みつ林」さんに行ってきました。

mitu1581

mitu1582

オープンしてちょうど1年経った和食割烹のお店ですが、
かなりの人気で相当前に予約をしないと押さえることができません。
店主は10年以上京都で修業され名古屋に戻り、ここにお店をオープンされました。
カウンターにこだわる小さな料理店を目指していたようです。
僕の仲のいい友人が店主と元々知り合いという事もあり、ご縁を頂き、
その友人と先日こちらで一献を設けました。
(お~、ここまでは正統派路線じゃないか。なかなかいいぞ・・・)

注文したのは7000円のコースです。
いままでの700~800円のランチとはスケールが違います。
人気食べ物ブロガーらしくなってきました。
(なかなかいいぞ・・・)

先付 え~っと、鱧とアワビと海ぶどうとなんだったかな・・・。
サッパリとして美味しいです。

mitu1596

椀物 魚は忘れました。優しい薄口の出汁が沁みます。美味いです。

mitu1584

向付 お造りは旬の鱧です。なかなかやるじゃないか。あと、なんだっけ?

mitu1583

強肴? これはなんていったかな。氷が敷き詰められ贅沢です。

mitu1589

うん、ステーキ。どこのお肉だったかな。わさび醤油でサッパリと頂きます。

mitu1585

日本酒もガンガンいきます。

mitu1588

ビールはハートランドです。最初は生を飲み、〆は瓶ビールです。
正しい飲み方です。多分・・・。

mitu15810

そして、食事は鮎の炊き込みご飯。

2015-08-19 21.11.07

店主がかき混ぜてくれます。

mitu15812

きっとここに美味しさの秘訣があると人気食べ物ブロガーは判断しました。

この他にもいくつか料理を提供いただきましたが、写真のアップはここまでにしておきます。
なんて美味しさが伝わるブログなんでしょう~。
いやあ~、自画自賛。

「出された素材を覚えておけよ!」とお叱りの声もあろうかとは思いますが、
そんな事は気にしません。
ちなみに店主は三ッ林さん。カタカナのッがポイントです。
会話も弾み楽しい時間を過ごさせてもらいました。

いいなあ~、こんな感じのブログ。
ますます大好評だなあ~。

しばらくは円頓寺の夜を攻めてみたいと思います。
ごちそうさまでした!

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その17

お祭りもお盆も終わると円頓寺商店街も落ち着いてきます。
いつもの静かな雰囲気です。
さて、こんな日は何を食べればいいでしょうか?
頭を悩ませてると前日の夜の記憶が蘇ってきました。

前日の宴席では中トロがテーブルに並びました。
5切れの中トロに6名の仲間が群がります。
僕はカッコつけて「中トロなんて、いつも食べてるからいいよ。」
と見栄を張って遠慮しました。
本当は食べたくて食べたくて仕方がなかったのですが、カッコつけてしまったのです。
「あ~、食べたかったな~」
と思い出しながら歩いていくとお寿司屋さんが視界に入ってきました。

yosino1581

円頓寺商店街の真ん中あたりにある「よしの寿司」さんに行ってきました。

yosino1584

いかにも商店街にありそうなお寿司屋さんです。
いかにも歴史があり家族で営んでいそうなお寿司屋さんです。

yosino1585

「おっ、ランチはちらし寿司か。なかなか、いいじゃないか。」
と呟きながら店内に入りました。
カウンターとテーブル席が2席、座敷1組が座れるこじんまりとしたお店です。
2階には宴会場がありそうなのもいかにもです。

お寿司屋さんらしい威勢のいい掛け声が聞こえてきます。
「え~と、ちらし寿司をください。」
あまり威勢の良くない声で注文します。
こんな場所で対抗してはいけません。静かな客を演じるのです。

ちらし寿司 800円

yosino1583

いかにも商店街のお寿司屋さんが出しそうなちらしです。
最近はどか~んと海鮮が乗っかっているちらし寿司が多いですが、これが正統派なのです。
キュウリもシイタケもレンコンも入っています。
あまり好きではないですが桜でんぶも入っています。

「さてさて、中トロは入っているのかな?」
とすし桶を回しながら中味を見つめます。
当然ですが、中トロは入っていません。
鮪が一切れだけ堂々と入っているだけです。

「そりゃ、そうだわな。」
と微妙な名古屋弁で自分を納得させます。これで十分なのです。
やはり見栄は張るものではありません。
もっと正直になるべきとモーレツに反省したのでありました。

ごちそうさまでした。
円頓寺シリーズはいつまで続くのでしょうか。
来週も張り切って書くつもりです。

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その16

先週は円頓寺七夕まつりでした。

enm1588

毎年ブラブラと通りを歩きますが、年々飾り付けが豪華になっているような気がします。
それはとてもいい事です。
少しずつですが円頓寺商店街が元気になっている証です。

これは誰が作ったのでしょうか?

enm1583

アーケードの天井から多くのキャラクターがぶら下げられています。
平日ですが、多くの人で賑わっています。

偶然に愚か者副本部長にも遭遇しました。
西アサヒさんで一緒にカレーを食べました。

enm15810

しかし、今回の食べものはなしは西アサヒさんではありません。

enm15811

家康公もお邪魔したようですが、こちらではありません。
紛らわしくて申し訳ありません。
あくまでも副本部長へのサービスだったのです。

西アサヒさんからもっと西に入った「フルット」さんへ行ってきました。

enm1585

「すいませ~ん、フライエッグをください。」
注文した後にBランチがフライエッグであることに気づきました。

enm1582

「こっちの方がおかずやライスもついてるし、安いじゃないか・・・」
とブツブツと呟きます。
「しまったな・・・。」と少し後悔しました。
せこい顔が飛び出してきたのです。

あんかけスパゲティ フライエッグ 750円

enm1581

「このソースだったら、ライス付きでもよかったかもしれない・・」
どんどん悪いほう、悪いほうへと考えがいってしまいます。
「日替わりのおかずはハンバーグか・・・。いいなあ~。」
せこさはどこまでいっても抜け切りません。
ちょっと落ち込んだままスパゲティを食べきります。

「ごちそうさまでした」
と元気なく会計を済ませます。
「ありがとうございました。700円です!」
「えっ・・・」
そこで早割りサービスを思い出しました。
こちらのお店は11:45までに入店すると食事が50円引きになるのです。

急に得した気分になってきました。
表情も一気に明るくなりました。
人間は単純な生き物です。

屋台の並ぶ商店街を歩きながら会社へ戻ります。

enm1586

「う~ん、ビールでも飲みたいな。」
誘惑に駆られてしまいます。
これも気分がよくなったせでしょうか。

ごちそうさまでした。
来週はどうなっているでしょうか・・・。

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その15

毎日、暑いです。
そんな日は冷たいものが食べたくなります。
「ざる蕎麦か冷やし中華を食べたいなあ~」
と少し前と全く同じことを考えながら、円頓寺商店街を歩きます。
この日は織田信長公に呼び止められることもありませんでした。

reita1571

reita1576

円頓寺本町にある「こさく亭」さんに行ってきました。
冷やし中華ののぼりも気になります。
ちょうどピークの時間を越えたこともあり、店内は空いたラーメンどんぶりでいっぱいでした。

娘さんらしき女性が「いらっしゃいませ!すぐ片付けますので、そちらにお掛け下さい。」
と元気よく話しかけてきます。
席に座り店内を見渡し、「う~ん、どうしようかなあ~」と悩みます。

reita1573

この冷蔵庫のシールはどんな意味があるんだろうと考えていると、
壁に貼ってあるメニューが目に飛び込んできました。
僕は指を指しながら「汁有り冷やし坦々麺をください。」と勢いに任せて注文してしまいました。
坦々麺は汁ありも汁なしも大好きです。
しかし、冷やしは食べたことがありません。

「一体どんなものが出てくるんだろう・・・」と独り言を呟きながら待ちます。
他のメニューも眺めます。

reita1574

「おっ、冷やしシリーズか。なかなかやるじゃないか。」
メニューの多さにいつものセリフが出てしまいます。
辛口にすればよかったか、大盛にすればよかったか、
小ライスをセットにすればよかったか、と優柔不断な気持ちが揺れ動きます。
そんな時間を過ごすうちに運ばれてきました。

汁有り冷やし坦々麺 750円

reita1572

「思いっ切りかき混ぜて食べてください。」と元気のいい娘さんが話しかけてくれます。
「はい。」と素直に答え、しばし眺めます。
「普通の冷やし中華に見えるな・・・」

言われた通り思い切りかき混ぜます。

reita1575

「う~ん、見た目はいいとはいえないな・・・」どんなまぜそばも同じでしょう。
かき混ぜて美しい麺はないでしょう。
ズルズルと勢いよく食べ始めます。
結構なボリュームです。
大盛りにも小ライスセットにもしなくてよかったです。

「いいぞ、いいぞ、美味いぞ。」と機嫌よく食べていましたが、
途中に「あっ!」という悲鳴に近い声を上げてしまいました。

この日は白の麻のシャツに薄い色のパンツ姿でした。
坦々麺の汁が飛びかかったのです。
よくある風景です。
この手の麺類を食べる時を気をつけなければなりませんが、
僕のパンツに赤い斑点がいくつもついています。

「これはヤバい。」
おしぼりを水にぬらし、パンツを拭きます。
「う~ん、困ったな・・・」
午後からの予定を思い出し、恥ずかしい姿を見せねばならないことを後悔します。
「まだまだ子供だな・・・。」
と自分に言い聞かせ、お店を出ることにしました。
向かいに座っていたお客さんは黒っぽい格好をしていました。
さすが、大人です。

ごちそうさまでした。
来週は服装も考えて食事をしようと思います。