落合監督のゲームは最後ではないかと以前のブログで書いた。
そんな事はなかった。天からクライマックスシリーズのチケットが舞い降りてきた。
昨日11月3日はその第2戦の観戦。
ゲーム前はドアラとつば九郎が仲良く並び、お互いの映像を観る和やかなシーンもあったが、試合は緊張感タップリの投手戦。リーグ戦の投手戦はつまらなく感じるのだが、短期決戦の投手戦は面白い。
チェンと石川の投げっぷりを見る限り、とても打てそうになかった。
クライマックスシーズンなのかもしれないが、普段ではあり得ない東京音頭がドーム内に流れヤクルトファンを盛り上げる。
それ以上にドラゴンズファンの声援も一体感となりドーム内に響き渡り、いいムードを醸し出していた。
ナゴヤドームは満員御礼。久しぶりに見る光景だ。
ゲームはヤクルト小川監督の執念と思わせる采配。
好投石川の代打の飯原がホームランを打った後の後続は館山。ドーム内がざわめいた。全ての勝負をここに賭けたように思える。
一方、落合監督は高橋~河原にマウンドを任せた。
評論家でもなければ、野球に詳しいわけでもない僕の勝手な解釈だが、落合監督も勝負に出たのだと思う。
ヤクルトが館山は出すということは、自ずと第3戦以降のヤクルトの台所事情が厳しくなることを指す。ドラゴンズとしてはこのゲームで主力の中継ぎ陣を温存する事で、第3戦以降、より万全な体制で臨める。
かといって、このゲームを捨てたわけではない。ほぼシーズンを棒に振った高橋と今シーズン限りとなる河原をつぎ込む事で別のカタチの覚悟を見せたように思えた。
この二人の投手にしてみれば、落合監督のこの起用は感謝すべき行為にあたるだろう。実力以上の好投を期待できることも考えられる。
結果的には両投手とも打たれてはしまったが、決して悪いピッチングではなかったように思う。やっぱ落合監督の采配は一流。と勝手に解釈した。
残念ながら初めて観るクライマックスシリーズは負けてしまったが、とても印象に残るいいゲームだった。
カテゴリ「名古屋を知る 街を歩く」の記事一覧:
2011年11月4日
クライマックスな夜
2011年9月27日
丸の内を歩く その9
秋晴れの気持ちのいい一日。
こんな日に限って午前中は健康診断。バリウム飲んで診察台の上に乗りグルグル回され、気が重くなった。
午後からは打ち合わせが続き、伏見から名古屋駅に向かって歩く。
だからこのブログは正式には「納屋橋を歩く」だが、せっかくのシリーズなので、「丸の内を歩く」にした。
(このシリーズは誰も気づいていないと思うが・・・)
本日は、ちょっと汗ばむくらいの陽気。歩くには気持ちがいい。雲一つない晴天。まさに天高く馬肥ゆる秋だ。
(正しい表現かな?)
午後の打ち合せは、丸の内→伏見→名古屋駅→丸の内と何ら交通機関に頼らずに歩いて目的地に向かった。全く苦にならない。
お昼時に眺める納屋橋もちょっと風情があったり、
柳橋の交差点にこんな時計があると気づいたり、(これまでは素通りだった。余裕がないのは視野も狭くなるね。)
と新鮮だった。
今年は柳橋ビアガーデンも何回か通ったので、柳橋中央市場にもお世話になった。
さずがに午後の時間帯は静かだ。
時には歩いて周辺の景色を眺めることも必要だ。何十年と知った街でも新しい発見はあるものなのだ。
しかし、本日は余裕がありそうでなかった。その理由は健康診断による。
バリウムを飲んだせいで下剤を服用した。有り難いことにトイレが近い。突然、余裕がなくなるのだ。
そんな事もあったが、名古屋駅での打ち合わせを無事に終え、会社へ戻る。
夕暮れ時のミッドランドスクエア、タワーズもいい。
こんな季節になると営業で外出したい。外を飛び回りたい。と思ってしまう。最近はそれは叶わないことが多いが、機会を見つけて、外に出たい。
営業のみなさん、何か理由を見つけて僕を連れ出してください。
2011年5月18日
丸の内を歩く その8
今週は気分が晴れない。外の天気はいいのに・・・。
気分転換に早めのランチに外に出る。午前中の会社周辺はとても静かだ。
人通りもほとんどない。周りのそれらしいお店がないのも影響しているだろう。
ランチはあんかけスパゲティ。
愛知県を代表する企業「CoCo壱番屋」の系列店だ。
名古屋のあんかけスパといえば、ヨコイやチャオが有名だが、この「パスタ・デ・ココ」はどこまで支持されているのだろうか。サービスはココ壱とほぼ同じである。
そして、外堀通りをブラブラ。少しずつ夏に近づく季節であるが、この鬱蒼とした緑に囲まれるととても心地よい。
爽やかな空気が流れているようだ。
会社から5分も歩けば、このような生い茂る緑に辿り着く。ありがたいことだ。
ここが愛知県図書館。
これまで、ほとんどというより、全く入館することはなかった。ぶらりと立ち寄るとのんびりした光景が・・・。平日昼間の図書館はこんなものかもしれない。昼寝している人も多い。自分も少し昼寝でもと思ったが、止めておいた。
交通の便から考えると、鶴舞図書館の方が利用者は多いのではなかろうか。本当にぶらりと顔を出しただけで、すぐ退出した。図書館も好きなんだけど・・・。
5月のブラブラ歩きは気持ちがいい。ぐるっと回って会社に戻る。
気持ちを入れ替え、午後からも仕事を頑張るとするか。
2011年5月7日
大丈夫か?ドラゴンズ!
本日は、小4の息子と今シーズン初めてのナゴヤドーム。どちらもパッとしない中日VS巨人戦である。
そろそろドラゴンズ打線にも目覚めて欲しいが、しばらく先のようだ。
この日は試合観戦の目的と同時にもう一つの目的があった。
この浅尾弁当である。
品薄必至という噂を聞きつけ、ゲーム開始1時間半前にドーム入りをして、この弁当を購入した。
走って買い求めたものの、おいおい、そこらじゅうに並んでいるではないか。試合時間に間に合うように到着すれば、それで十分ではないか・・・。
おかげで試合前に、かなりのビールを飲みいい気分になってしまった。
開幕以降、ナゴヤドームの客席もまばらだったが、本日は満員御礼の模様。観客席は盛り上がっていた。
しかし、肝心の試合は・・・。
巨人の新人投手、全く無名の小山を打ち崩せず、惜敗。
(小山って大府高校出身で浅尾の中学の後輩とFacebookの友達に教えてもらった。それも試合中に。)
何をやっているんだ!あんなにチャンスがありながら、1点しか取れないなんて・・・。今年はまだまだのようだ。
落合監督の中日新聞のコラムを読むと余裕がありげだが、ちょっと心配ではある。
本当に大丈夫かなあ、今年のドラゴンズは・・・。
昨年までは見かけなかった光景として、サーバーを抱えて飲み物を販売する女子を発見。
ついついチューハイを頼んでしまった。同様にエビスビールのサーバーを背負った女子も発見したが、タイミングが合わず購入できず。
新しいサービスなのかな。それとも自分が知らなかっただけかな。
シーズンは震災の影響もありスタートしたばかり。長い目で見る必要がありそうだ。
2011年4月11日
丸の内を歩く その7
週始めだというのに気持ちが乗らないので、気分転換に昼食がてら外に出た。
本来はすっきり晴れるはずの本日だが、どんよりした丸の内界隈の天気。
丸の内のオフィス街にひっそり店を構える日本料理「川越」。
なだ万の料理長だった方が独立されたらしい。一度だけお邪魔したことがあるが、知らなければ巣通りするだろう。敷居も高い。
桜の満開はあっという間に過ぎ、すでに散り始めている。本日、立ち寄った那古野神社も昨年とは全く違う顔を見せていた。花祭りが中止になったこともあり、少しだけ寂しさを感じた。
昨年とたった5日違うだけで、桜に華やかさはなかった。花の命は短い。
そして、ぶらぶらと歩いてきた愛知護国神社。20年以上名古屋に住んでいるのに初めて訪れた。不届き者である。(岐阜は頻繁に行ってるんだけどね。)
今日は厳かに結婚式を挙げられていた。
小さく見えるのが白むくの花嫁。
桜舞う中、花婿、花嫁の幸せそうな姿を周りが写真を撮っていた。
どうぞ、お幸せに・・・。
自分たちも幸せをと願いながら参拝し、愛知護国神社を後にした。本日は爽やかな天気ではないが、ぶらぶらと歩くには気持ちの良い一日である。つい1週間前までは、震えながら歩いていたのに、ここ最近の天候の移り変わりは早い。
すぐ汗ばむ季節がやってくる。
ランチは超スピードで片付け、会社に戻る。
気分転換もしたことだし、午後の仕事を効率よくバッチリ行うとしよう!
2011年4月6日
丸の内を歩く その6
ようやく春らしい天候になってきた。特に今日は暖かい。
名古屋駅に予定があったため、いつも通勤で歩く道のりをトボトボと歩くことにした。
名古屋名物”寿がきや”。会社の近くにその本社がある。
いつも電飾看板であの名物 和風とんこつラーメンが映し出される。
どれだけの方がこの電飾看板を見ているかは不明だが、つい食べたくなる。
そして、いつも会社から眺めるタワーズ、ミッドランドスクエア。暖かな青空をバックに見える光景は春なのだ。
4月に入ったとはいえ、朝晩は寒く、コートを羽織った人も多かった。それも、今日までだろう。
僕は今週から思い切ってコートを脱ぎ捨て出勤したが、正直、朝は寒かった。しかし、今日はスーツだけで十分。街を歩いているこの時間は、むしろ暑いくらいだ。
来週からは冬物のスーツを春物スーツに変え、ヒートテックを脱ぎ捨て、春モードで出勤しよう。
桜もこのように満開になってきた。
名古屋駅周辺はさすがに桜を眺められる場所は少ないが、この一本の桜の木を見るだけでも心が和む。
予定とランチを済ませ会社へ戻る。
しかし、のんびりしたい気持ちに負け、四間道にある”SaRa”に立ち寄りコーヒーブレイク。
ここは昔ながらの蔵を改装したカフェ。炭焼きコーヒーが美味しい。
一杯のコーヒーで優雅な気分になれるのだ。
暖かな過ごしやすい季節はあっという間に過ぎ去るのかもしれない。
今のうちに散歩をする時間を見つけ、「丸の内を歩く」シリーズ(誰も知らないが・・・)を増やしたいと思う。
(今回は4か月ぶりでした。)
2011年3月25日
窓から見る風景
月日が経過するのは早く、間もなくオフィスを移転して1年になる。
僕の名大社人生で言えば、21年が栄の中日ビルで過ごし、1年がこの丸の内で過ごしたことになる。
たった1年しか経っていないのに、すでに何年もこのビルで仕事をしているような感覚が不思議だ。
僕の席は会社の中では一番奥、窓側になる。
(決して窓際族ではない。当たり前か・・・。)
疲れたり、ぼんやりしたり、考え込んだりする時に窓の外を眺めることが多い。
以前の中日ビルでも窓側の席だったが、あまり外を眺めることはなかった。外を眺めても隣のビルしか見えないので、正直つまらないのだ。
しかし、このオフィスでは12階ということもあり(これでも最上階なのだ!)、遠くに名古屋駅を見渡せることから、格段に外を眺めることが多くなった。
気持ちによって外の景色は異なるし、天候や時間帯によっても景色は異なる。
なかなか飽きない。
気持ちのいい朝
西日が厳しい午後(この写真では伝わらないなあ)
夕日がタワーズを包む
そして、日が沈む
雨ににじむミッドランドスクエア
夜景を眺めながら・・・
毎日、こんな風に景色を眺めながら、仕事ができるのは幸せなことだ。
そして、こんな平和な毎日に感謝。
今日も、明日も、明後日も、来週も、来月も、こうして窓から見る風景を楽しみながら、仕事をしていきたい。
(明後日は日曜だけど・・・)
2010年12月13日
12月の名古屋駅前
12月になると街が華やかになる。
広小路通りも栄から名駅にかけては電飾で彩られ、何となくだがワクワクした気分になるものだ。中日ビルに事務所を構えていた頃は、12月の寒い季節であっても栄から名駅までよく歩いて帰ったものだ。
特に名古屋駅前は、JRセントラルタワーズがこんな感じで鮮やかにが彩られ、クリスマスシーズンの風物詩となっていた。
時にはこの電飾見たさに渋滞まで起きていたし、カップルたちはこぞって訪れていた。
これが、今年はこれまでとは趣きがちょっと違う。松坂屋名古屋駅前店やホテルアソシアターミナルが閉鎖され、名駅の北側が薄暗くなってしまったし、相当な予算がかかるJRセントラルタワーズの電飾も取り止めとなってしまった。
タワーズテラスからタワーズガーデンにかけてのライツ・プロムナードは相変わらずの美しさで多くの見物客を集めてはいるが、やはり寂しさを感じるのも正直なところだ。
不景気というのは、財布の紐を固くするばかりでなく、人の華やいだ気持ちも奪ってしまう。
特にこの季節は、気持ちだけでも浮つかせて欲しいと思う。
そんな今年の12月であるが、名大社のオフィスから眺める風景はクリスマスの時期を感じさせてくれる。
正面に見えるミッドランドスクエアがイルミネーションでクリスマスツリーを演出しているのだ。
オフィスから僕の携帯でははっきりとした写真を撮るのは難しいが、このような感じである。
(ちょっと分かりづらいかもしれないが・・・。)
この年齢になるとクリスマスだからといって、何か楽しいイベントがあるわけではないが、やはりウキウキする季節であるのも間違いない。
12月の名古屋駅前。
以前のようにウキウキさせてくれることを期待したい。
2010年12月3日
丸の内を歩く。そして、事故との遭遇。
本日午後、丸の内から伏見にあるクライアントに徒歩で向かった。
本日は、朝方まで大雨。その後、快晴となり、気温も上昇。出社時はコートを羽織る必要もないくらい暖かかった。そもそもそれが良くなかったのかもしれない。
伏見までの途中、いきなり突風が体を襲う。桜通りの銀杏の木から一気に葉が落ちてきた。
通りはこんな感じで、一面の銀杏の葉。
その後、突然雨が降ってくる。折り畳み傘を開くも強風で、逆さに開きアレ~ッ状態。全く役に立たず。しばらく近くのビルで待機し、クライアントに向かった。
打ち合わせ終了後、オフィスを出ると、何故かパトカーと消防車のサイレンが鳴り響き、数台が駆け抜けていった。
次の約束のために地下鉄伏見駅に近づくと広小路通りは通行止めの状態になっていた。回りは野次馬の人ざかり。よく眺めていると解体中の立体駐車場の足場が崩れ、隣接するビルに圧し掛かろうとしていた。
(この写真では分かりずらいかな。)
大通りが通行止めになったため、渋滞は避けられず、その周辺はかなりざわついていた。幸いな事にケガ人は出なかったが、一歩間違えば大惨事になっていた。
偶然とはいえ現場の近くにいたということは、少し想像を働かせると恐ろしい事だ。
あまりの強風に午前中に暖かさはどこかに吹き飛ばされてしまい、夕方にはコートを羽織らないと歩けないくらい寒くなった。やはり異常気象なのだろうか・・・。
夜のニュースでも、全国の強風による被害が報じられていた。
自然の恐ろしさを避けることはできないが、そこから派生する二次被害には十分気をつけたいものである
2010年11月20日
優勝!名古屋グランパスエイト
本日、ついに我がグランパスが優勝を決めた。
Jリーグがスタートして、18年目でようやく手にしたタイトルである。ドラゴンズの優勝もうれしかったが、その数倍うれしいのがグランパスの優勝だ。
ベンゲル時代には、かなりの期待感があったが、その後、チームのゴタゴタや戦術の不明確さもあり、チームも低迷し優勝争いに全く絡めない時期がかなり続いた。
それを解消し、再び期待感をもたらしてくれたのが、ピクシーである。ピクシーの引退試合で涙を流した9年後、今度はうれし涙を流す事になったのだ。
(実際、僕は息子の野球の試合でゲームの試合を一部しか観る事ができなかったが、仲の良い友人は本当に涙を流していたようだ。)
そして、同時に一体感のある諦めないチームに大きく変わった。闘莉王や金崎の補強が上手くいったこともある。オシムやベンゲルの影響を受け、先端のサッカーを学ぶピクシーの戦術もあるだろうが、やはり精神的に与える影響が強いのは間違いない。
そう思うと強いリーダーの存在が、チームの意識を変え、その意識がアクションを変える。アクションが変わり勝利を呼び込む事で、更にチームの意識が向上する。まさにグッドサイクルがグランパスに回っているのだ。
いやあ、本当に良かった。今夜は祝杯を挙げるとしたい。乾杯!!
しかし、本日はそんなうれしい日であると同時に悔しい一日でもあった。それは、明日のブログに書く事とする。
まずは、おめでとう!名古屋グランパスエイト。