これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「会社を想う 仕事を思う」の記事一覧:

父母教育懇談会で喋ってみる

明日の土曜は慌ただしい一日。
いくつか重要な予定がある。
その一つが「秋季全国父母教育懇談会」なるもの。
母校で後援会主催のイベントが開催され、プログラムのひとつに就職講演会がある。
メインが「企業採用担当者・内定学生によるパネルディスカッション」。

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そのコーディネーターを任されたのだ。
(裏方なのに扱いはやたらデカい・・・笑)
2012年の60周年記念祭でも同様の役割を依頼された。
その時はあまりにも好き勝手に進行したため、
二度と呼ばれないかと思っていたが再び任されることとなった(笑)。
その時のブログがこちら
当時のことはもう忘れてしまったのかな・・・。

今回も企業採用担当者2名と学生3名、キャリア支援課の課長とディスカッションを行う。
今週21日(月)にお邪魔し、全体の流れを打合せしてきた。
全国から1000名の親御さんが参加されるという。
大きな講義棟だけでは収まらないので、他の教室も用意し中継で流す。
テーマが就職活動のため大学3年生の親御さんが中心のようだ。

僕としてはパネラーからより本音を引き出し、
少しでも実態を理解してもらい親御さんに参考にしてもらうことが大きな役割。
通り一遍の話で終わらないようにするのが腕の見せ所というわけだ。
できるだけ脱線しないように進行していきたい。

打合せでは採用担当者と参加学生の事前アンケートを見ながら、
質問の摺合せをしたのだが、参加する学生3名がすこぶる優秀。
いや、優秀すぎる。
よくぞここまで集めましたね!と感心してしまうほど。

多分、学生の回答は問題ないだろう。
逆に心配なのが、参加している親御さんがどう受け止めるかだ。
これが就職活動の常識と認識してしまうと間違いなく勘違いする。
妥当性を認めつつ、客観情報も提供しないと誤った解釈にも結び付きそうだ。

百戦錬磨の企業採用担当者が修復をしてくれるんじゃないかとは思うので、
僕はタイムマネジメントをしながら、あらぬ方向に進まないよう舵取りに心掛けたい。
僕があらぬ方向に進む可能性が高いのがやや心配(笑)。
前日のお酒は抑え気味にしたい・・・。

この「秋季全国父母教育懇談会」はどうやらうちの嫁さんも参加するようだ。
参加者に提供されるデパ地下のお弁当が目的のようだが、
嫁さんの前で喋るのはかなりやりづらい。
「家ではダメ亭主なくせに、エラそうしやがって!」と絶対感じるだろう。
上手く封じ込める策を練らねばならないな・・・。

終了後はインターンシップイベントやファミリービジネス関連の予定が続く。
明日はタイトなスケジュールになってくる。
まずはコーディネーターの役割をきっちりこなすことを考えていきたい。

シャチョーの仕事

社長の仕事って何だろうか。
最大のミッションは売上を上げ、利益を上げ、会社を永続させる。
これは当然やらねばならない。
いくら理想が高くても会社が潰れてしまっては意味をなさない。

では、売上と利益だけ上げればいいか。
そんなはずはない。
働くメンバーが満足しなければ健全な組織は作れない。
この健全な組織を作るのは難しい。
一人ひとりが満足し成長できる環境を作るのも難しい。
それが簡単にできるのであれば、世の中の研修会社もコンサルも必要ない。

転職する人もいなくなるだろう。
これだけ多くの方が転職するということは、会社や仕事に不満を感じたり、
未来に対して期待できないことがいかに多いということか。
また、組織の中の人間関係で悩む人がいかに多いかという証明でもある。

その原因はどこにあるのかといえば、大半はトップになるのではないだろうか。
特に中小企業の場合、トップのあり方ひとつで働く人のモチベーションは大きく変わる。
それは自省を含め、常に向き合わなければいかない。

いかん、このまま書くとどんどん難しい方向にいってしまう。
今日はそんなことを書きたいのではなかった。
展開を切り替えよう。

名大社におけるシャチョーの仕事とは何か。
書棚の管理である。

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新しいオフィスにこのような書棚を設置したのだが、今回、そこに本を並べてみた。
図書館やビジネス書に強い書店のようにカテゴリー分けをしてみた。
「経営・経営者」「リーダーシップ」「営業関連」
「人材育成・組織行動」「マーケティング」「ファミリービジネス」など。

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ここをどんどん利用し多くのことを学んでもらいたい。
昨日の朝礼でこのことを話そうと思っていたが、すっかり忘れていた(苦笑)。
ここから本を持ってってもらい、知識を身に付けてもらいたい。

と場を提供するのが僕の仕事。

他には何があるのか・・・。
明後日からは3日連続の転職フェアがある。
既にスタッフブログでもコンドーやトミタが告知しているが
TVCMやネットでもかなりの広告を出している。
そして、僕も少なからずアピールをしている。

先日も@FM「明日へのグッジョブ」で喋ってきた。

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嫌々こんなポーズも取り、会社の宣伝をしてきた。
これも大事な僕の仕事。

シャチョーの仕事は企業によってさまざま。
名大社ではこれがシャチョーの仕事。

明日は某国立大学の1年生向けの講演もある。
今週も辛うじて頑張っている。
こんな仕事を温かく見守ってほしい。

変なブログになってしまった(笑)。

新セミナールームで初体験

一昨日の土曜日はセミナールームで講演。
こんな感じに机を並べ、それらしくしてみた。

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セミナールームの間仕切りを外し使用するのはこのオフィスに移って初めて。
その記念すべき第1回目は僕が講演を行ったのだ。
職権乱用ではないぞ(笑)。

どんな講演をしたのか。
実際、大した話はしていないが、その対象者が変わっている。
これまでいろんな場で話はさせてもらっているが、このような方に対しては初めて。

それは誰か・・・。
PTAの会長さんに向けて話させてもらったのだ。

かれこれ20年の付き合いになるクライアントの鈴木さんが副会長を務める
中川区小中学校PTA連絡協議会がそれ。
この協議会の研修で講師が僕。
中川区在住でご縁も感じたので、分野外だが受けさせてもらった。

33名の方に名大社まで足を運んでもらった。
なんと息子の通う中学校のPTA会長さんも参加。
偶然にもお子さんは息子と同じクラス。
これも何かのご縁とつくづく感じる。

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テーマは「地元の企業として大切にしたいこと」。
僕のこれまでの経験と現在の就職環境、
地元企業としてやるべきことについて80分ほど喋らせてもらった。
ネタ的には新しいものではなく、
あちこちで話をした内容をつなぎ合わせ、PTA向け仕様にした。
なんじゃそれ(笑)。

PTA会長さんは地元の名士や企業経営者、個人事業主が多い。
僕のように移り住んできたのではなく、
何代にも亘ってその土地に住んでおられる方の割合が高い。
そんな方に対して、生意気にも地元企業のあるべき姿を話したのだ。

反応はまずまず。
自分でいうのもおかしいが、結構、参考にしていただけたようだ。
たまには分野外の場でもやってみるべきですね・・・。

協議会終了後は懇親会。
住まいが近い方も多く、また人材に悩んでおられる経営者の方もおり、
あちこちの席で話に花が咲く。
これまでの生活ではPTAとは無縁。
関わる方との接触もほとんどなかった。
僕の中では遠い存在だったが、情報交換をしてみると気づくことも多い。

PTA会長さんや役員さんはボランティア的要素が強く、時間を取られることも多い。
一般的には面倒と思われることもあるだろう。
しかし、じっくり話を聞いてみるとその重要性も理解できるし、やりがいもある。
協議会のようなコミュニティでお互いを高める研修も行われている。

何より中川区の協議会の方は仲が良く、みんな楽しそうだった。
その関係性だけでもどんどんオープンにしていけば、
PTAの見られ方も変わるだろうし、興味を持つ方も増えていくだろう。
僕もやってみてもいいなと感じたが、息子も来年は卒業なので、機会はなさそうだ。
残念・・・(苦笑)。

調子に乗って二次会にも参加し、すっかり酔っ払ってしまった。
今回はいい機会を頂いた。
ありがとうございました。

さらば、丸の内

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この写真は今週、月曜日の朝礼前に撮ったもの。
雲一つない清々しい朝から最後の一週間がスタートした。

このブログでも何度も書いているが、名大社は来週より伏見に移転する。
本格的な仕事は本日が最後。
6年半過ごしたオフィスと”さようなら”することになる。
長いようであっという間の時間だった。

名大社で働き始め、27年半。
そのうちの6年半がここ。
社会人生活からすれば以前の中日ビル時代が圧倒的に長い。
時間軸ではそうだが、ここで過ごした時間は何事にも代えがたい。

僕が会社を任されスタートしたオフィスがこの場所。
新しい体制を作り、いろんなことにチャレンジしてきた。
成功もしたし失敗もした。
既存のメンバーと同じ数の「丸の内チルドレン」が入社した。

2度ほどオフィスを改装し今の事業に合わせてきたが、限界に達してきた。
いずれ移転をする時がやってくるとは思っていたが、今、このタイミングとは予想できなかった。
いい意味で順調に伸びてきた証。
前向きな移転と喜ぶべきだ。

丸の内に比べ伏見はオフィス街でありながら、繁華街でもある。
人通りも多い。アクセスもいい。
飲み屋さんだって圧倒的に多い(笑)。
条件は揃っているのだが、寂しい気持ちも強い。

丸の内の日中はとても静か。
ランチのお店も限られているので、円頓寺商店街までトボトボ歩き、ふらっとお店に入る。
そのほんわかした雰囲気や静かなオフィス群も好きだった。

何より僕の第二の人生のスタートだった。
第二という表現は語弊があるかもしれない。
転職経験もなければ、起業したわけでもない。
ずっと名大社で働いている一人のビジネスマンに過ぎない。

しかし、社長以前と社長以後とは人生が大きく異なる。
物の考え方や行動、人の付き合い方も変わる。
相手の見方や評価も変わる。
僕はひとりの人間としてなんら変わらないのだが、
「名大社の社長」という肩書で世間の捉え方は大きく変わる。
今でもそのギャップに苦しむ時はあるのだが、当初ももっと違和感が凄まじかった。

その経験も含め、この場所で仕事をしながら、その変化に順応してきた。
成長しきれていないのは認めざるを得ないが、この6年半で経験したことは多かった。
だから僕にとっては大切な場所。

少し遅いエレベーターも窓際が寒いその空間も今思えば、ビルの思い出を残すために必要なこと。
そんなふうに思えてしまう。
だが、思い出は思い出として引っ張らないようにしたい。

新たなスタートを新たな気持ちで始めたい。
リセットする姿勢で新オフィスを稼働させる。
僕が今まで使用していた社長机もそのまま置いていく。
書類も最低必要分のみ残し、相当量を処分した。
過去の実績を残しておくのは大切だが、過去に引っ張られてはいけない。
過去の遺産もそこそこでいい。

そう考えると今回の移転はいいタイミングなのかもしれない。
この機会に感謝すべき。
今日一日を噛みしめながらじっくりと仕事したい。

さらば、丸の内。
ありがとう、丸の内。

F1レーサーに挑み、いとも簡単に敗れた日

今週火曜日は西川塾太田班の研修会。
朝一番から充実した1日を送らせてもらった。
7:15に名古屋駅に集合し、バスで豊橋に移動。

車中では塾生が自分の事業の成功体験と失敗体験を語り合う。
業界や規模が違えば課題も異なる。
しかし、それを経営者の立場から生々しい話を聞くだけで十分学びになる。

向かった先はブラックサンダーで有名な有楽製菓さん。
工場見学と河合社長の講演という豪華なプログラム。
その工場見学は徹底している。
指輪を含め全てのアクセサリーを取り除き、帽子、マスク、
白衣とほんの少しの埃も逃さない格好に。

僕もこんな感じ。誰だか分からない。
後ろのハゲも分からない(笑)。

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僕がイメージしていたお菓子工場とは全然違う。
もっと商品がむき出しで、多くの人が作業していると思っていたが、
最新の設備で計算尽くされたオペレーション。
当たり前だが工場内は撮影禁止。
見学者だけの特典。
出来立てのブラックサンダーの試食もさせてもらい、いい勉強になった。

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その後は河合社長の講演。
ブラックサンダーの成功秘話から河合社長の事業に賭ける思いを語ってもらった。
何事もまずは気持ち。
それを持ち続けることで道は開ける。
簡単そうで難しいのがこの継続。
そして、業績が良くなるためには家族を大切にすることが必須。
素直に反省します・・・(苦笑)。

社員食堂の昼食を頂き、最後は工場をバックに記念撮影。

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直営店で限定品も買物させてもらった。

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そして、のんほいパークへ移動。
豊橋を代表するレジャー施設。
目的はここのサーキットでレースをすること。

僕が所属する西川塾には元F1ドライバーの山本左近さんも塾生として名を連ねる。
今はさわらび会福祉村の統括本部長として事業の運営に携わる。
この福祉村がほんと凄い。

オフィスの移転に悩んでいた自分がとても小さく見える。
いかにちっぽけなことで悩んでいるんだ・・・。
と改めて反省。

昨年もお邪魔させてもらい、今回は2度目。
その時のブログがこちら
今回も福祉村の見学に伺ったが、ブログでは文章量の関係上、ほとんど割愛。
同じ塾生仲間の堀資材 堀社長のブログを参考にしてもらいたい(笑)。

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今回も左近さんの想いを聞いたのだが、どんどん立派になっていくのが強く印象に残った。

話は戻り、カートレース。
このサーキットは左近さんが監修する本格的なコース。
今回はありがたいことに参加者全員が左近さんとレースをすることが出来る。

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僕は4レース目だったので、しばらくは他のレースを見ていたのだが、
そのレベル差は一目瞭然。
その颯爽とした走りは感動もの。

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いよいよ僕の番。
まずは2周練習をして、その後5周を走り順位を競う。
レース前に走行方法を本人から聞き、他のカートにぶつからない様に注意を受けたのだが、
僕はピッチに出るスタート段階で左近さんに衝突。

さすがの左近さんも瞬間的に怒っていた(笑)。
すいません・・・。

2周回り、いよいよ本格レース。
僕は最前列に並び左近さんに抜かれるのを防ぐ立場なのだが、
スタートした瞬間に追い抜かれ、あとは一度も絡むことなく5周が終了。
ずっと目の前を走る左近さんを眺めるだけだった。
う~む・・・。
まあ、そんなもんですね・・・。

全体での表彰式。
一位はブログの写真の提供もしてくれる吉川さん。

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直筆のサインももらっていた。
僕のラップは全体で8位と可もなく不可もない順位。
迫力もありかなり刺激的だった。

最後は全員で集合写真。

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女子レースはほとんど徐行だったな・・・(笑)。

これだけ見てると遊んでいるように思われるかもしれないが、
これも立派な大人の研修。
楽しみながら、いい勉強になった。

太田班のみなさん、ありがとうございました。

ヴォーリズからの学び

昨日、一昨日は名大社の研修旅行。
充実した旅行だった。
詳細は月曜担当オクイ、火曜担当コジカがスタッフブログで書いてくれるので、
僕はあえて触れない。
ピンポイントでブログを書きたいと思う。

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今回の研修は以前から懇意にさせてもらっている近江兄弟社の薮さんのところにお邪魔するのが目的。
現在、薮さんはヴォーリズ記念館の館長として活躍され、
ヴォーリズ建築及びウィリアム・メレル・ヴォ―リズ氏の生き様を多く方に伝えている。
僕は情けない話だが、薮さんに伺うまではヴォーリズ氏のことは知らなかった。
う~ん、無知は罪だな・・・と改めて痛感。

昨年観た映画「繕い裁つ人」で登場する図書館もヴォーリズ建築であることを初めて知った。
あの映画のあの図書館は高貴な歴史を感じさせ、上品な雰囲気を漂わせていた。
そんな建築物が今も文化財として日本国内に残されている。

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その数117件。愛知県にも2ヶ所。
その一か所が東区になるのだが、うちの社員フワの住まいの隣に存在するのには驚いた(笑)。
世界は偶然で繋がっている・・・。

最近ではNHKの朝ドラや映画「少女」にも登場し、ヴォーリズブームが起きているようだ。
ヴォーリズ建築目的に来られる観光客も多い。
しかし、それはあくまでも結果として残っているだけ。

薮さんも言われていたが、「建物は目的ではなく手段」ということ。
建物の中で繰り広げられる様々な物語や醸成される文化が重要であって、
建物はそのために建築されたに過ぎない。

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ヴォーリズ記念館はじめ、ハイド記念館、旧八幡郵便局、
アンドリュース記念館を見学させてもらったが、純粋な目的を感じ取ることになった。
しかし、ひとつひとつの建物にヴォーリズ氏の考えが宿っている。

その中心地が近江八幡であり、近江兄弟社が会社のミッションとして伝承している。
地域との関わりについてもヴォーリズ氏の精神が浸透している。
薮さんはそのあたりのことを上手に名大社の事業と結び付けてくれた。

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クレドである「名大社way7つの約束」と関連付けた表現には感動してしまった。
全く異なる事業領域でも相通じる面が多分に存在する。
参加したうちの連中も納得感は高かったのではないだろうか。

写真はヴォーリズ氏の銅像。

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少女が花を渡している。
この花は近江兄弟社の社員さんが毎日差し替えているという。
厳密にいえば、長期連休の場合は難しいらしい(笑)。
だが、これも文化の表れのひとつ。

まだまだ書き足りないこともあるのだが、
コジカのブログと被ってしまうので、ここまでとしておきたい。

今回は大きな学びを頂いた。
薮さん、本当にありがとうございました。

ちょっくら社員研修旅行に行ってきます

 

誠に勝手な話で申し訳ありませんが、今日金曜は15時で業務を終了します。

 

15時以降は感謝すべき契約も、考えられないクレームも対応しない(笑)。
17日(月)の対応とさせてもらう。
理由はこれ

今日の午後から明日にかけて名大社全員で研修旅行に出掛けるのだ。
15時に会社を閉め、15時15分にはバスに乗り込む段取り。
急な仕事もお答えできないことを了承頂きたい。

名大社では2年に一度、盛大に社員旅行を行うことを約束事とし、
(不況期は見送ります・・・)
前回は九州、前々回は沖縄へと旅行を実施してきた。
あくまでも日頃の慰安と一体感の醸成のために行ったもの。

それはそれで大事なことだが、それだけでは単なるお気楽団体になってしまう。
そこで、今年はもっとマジメに学ぶ場も盛り込み旅行に行くことにした。
2年に1回は盛大な遊び。
もう1回はマジメな研修の場。
これを理想とし今年からスタートさせる。

その記念すべき第一回が今日、午後からの時間。
今回の目的地は滋賀県。
琵琶湖付近の琵琶湖グランドホテルに向かう。
研修と言っても今日はバスの中での会話のみ。
ビールを飲むかもしれないが、きっと仕事の話をするだろう。

夜は宴会らしい宴会。

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パンフレットにあるような日本の正しい宴会場で浴衣を振り乱しながら親睦を深める。
どこかのバカがハダカ踊りをする予感・・・。
まあ、お決まりのパターンになりそうだ。
実際、どんなふうになるかは不明。
グダグダの飲んだくれ状態だろうが、たまにはいい。
たまにじゃないかもしれないが、こんな機会も必要。
日本の正しい宴会をしなければならないのだ(笑)。

そして、明日がメインの研修。
今回は近江八幡市にある近江兄弟社さんに訪問する。
友人でもあるヴォーリズ記念館(近江兄弟社運営)の薮館長にお付き合い頂き、
記念館の見学と座学でその足跡を学ぶ。
業態や地域、規模は違えども、人の「想い」や「熱意」が
事業を行う上で大切なことを薮館長の話を通して吸収していきたい。
ほら、真面目に研修するでしょ?(笑)。

午前中はしっかりと学び、散策した後は昼食。
せっかくなので近江牛のすき焼きを頂く。
いい感じに酔って、夕方には名古屋へ戻る予定。
そして、解散。

バタバタではあるが有意義な一泊二日の研修旅行にしたい。
翌日、日曜は休養を取ってもらい、月曜からは気持ちを新たに仕事に励む。
そんなプログラム。

自分たちの都合でスケジュールを作り、実施できる環境は本当にありがたいこと。
一部、ご迷惑をお掛けするかもしれないが、週明けに挽回させていただくので、しばしお待ちを・・・。
大目にみてやってくださいませ。

そんな感じでちょっくら研修旅行に行ってきます。
僕は近くにコンビニまでビール、ワインの買い出しにでも行ってくるかな・・・(笑)。

仕事もしていますよ。

10月からの5本のブログを振り返ってみると仕事のことが書かれていない。
初日の「さようなら、中日ビル」は辛うじて触れているが、
書いているとは言えない。

先日、営業とクライアントとの電話の声が僕の方まで聞こえてきた。
どうやら僕の食べ物ブログの話をしているようだった。
なんとなく営業は謝っているようにもみえた。
きっと電話口で「お宅の社長はちゃんと仕事してるのか!」と叱責されていたと思う。

どんな会話かは聞いてないので定かではないが、そんなシーンが浮かんできた。
「ユニークな社長だね・・・。」
と褒め言葉を期待したいが、多分、違うだろう(汗)。

いかん、いかん。
会社の広報活動の一環として書いているブログだが、
このままでは名大社のイメージが悪くなってしまう。
「今更、何を言ってる。手遅れだ!」
という声も届きそうだが、それでもトップの責任は果たさなければならない。

ここは改めて今週の僕の仕事ぶりを披露したい。
月曜日は中日新聞社さんの130周年記念パーティーに呼んで頂いた。

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凄い人数もそうだが、そうそうたる顔ぶれ。
東海地区の偉い方が全て集合されていた感じ。
明らかに場違いなような気がした(苦笑)。
夜は所属団体の新人歓迎会。

火曜日は来年入社の内定者を集め打ち合わせ。

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内定式という立派なものはなく、名大社Tシャツを渡し、懇親会を行っておしまい。

水曜日は名大社が提供するラジオ番組「明日へのグッジョブ」の収録のあと、東京へ移動。
右側に写っているウメもラジオデビューをする。

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「HRサミット」に参加し、組織とリーダーシップとテクノロジーを学ぶ。
夜は六本木で一献。

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南山大4年生との情報交換を含め、同業先輩経営者と語り合う。
めちゃ優秀な学生。感心してしまった。

そして、昨日は引き続き「HRサミット」。
疲れが残っていたのか、少し寝てしまった・・・。
夜は業界大手の懇意にする某役員と親交を深め、いい感じに酔い名古屋へ帰る。

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まさに分刻みのスケジュール。
その他にも打ち合わせや来客もあり、慌ただしい時間を過ごした。

少しは仕事をしていることを証明できたと思う。
これで会社のイメージは回復しただろう。
僕が勝手に思っているだけだろうか。

明日は「エンジニアフェア」も開催される。
スタッフ一同、いい仕事をしていきたい。

僕は見ているだけなんだけどね(笑)。
頑張ります!

間もなく上半期終了

名大社ではこの9月で上半期を終える。
まだ一週間残ってはいるが、数字的な面はほぼ確定している。
結論から言えば、かなり課題の残る上半期といえよう。

その振り返りと下半期への対策を議論するために先週土曜日に幹部連中が集まった。
通称「幹部研修会」。
毎年9月末と3月末に実施している恒例行事。
今回でなんと62回目。
前社長が始めた取り組みを僕が継承しているわけだが、
単純に30年は経過しているわけだ。

当然のことながら、僕は初回のことを全く知らない。
出席したのは第20回を過ぎたあたりじゃないかな。
景気のいい時は一泊で出掛け、初日は観光と宴会。
翌日はみっちりしごかれるという流れ。

ここ10年くらいは土曜の午後からぶっ通しで行うことが多い。
一参加者の立場から、ファシリ的な役割になり、
今のように完全に仕切るようになった。
時代と共に役割も変化してきた。

数字がいい時は全体の表情も明るいが、良くない時は重たい雰囲気となる。
今回の場合はそのどちらでもないが、
これまでよりはより厳しめの中味だったのではないだろうか。
いや、毎回、厳しいかな。
滅多に叱ることがない僕がターゲットを決め、けちょんけちょんに言うのだから・・・。

それも分かりあえるメンバーだからできる事だし、
会が終われば後に引きずることはない。
特定の者がボロクソに言われたとしても、それは全体で受けとめるもの。
参加者全員が共通理解をしている。
多分・・・(笑)。
良くても悪くても最終的には僕が責任を取らなきゃいけないことだし。

先週の幹部会も激しい話が繰り返された。
詳細をここで明かすわけにはいかないが、個々が抱える課題、チームが抱える課題、
組織全体が抱える課題を浮き彫りにして、行動や考え方を一致させていく。
建前や遠慮は必要とせず、上であろうと下であろうと本音でぶつかり合うのが重要。
お互いの想いをぶつけ合った方がより健全な会社になる。

特にこの上半期は反省すべき点が多かったため、
その振り返りに多くの時間を費やすこととなった。
僕としては中期経営計画の見直しにもっとフォーカスしたかったが、
時間が足りずほとんどできなかった。
タイムマネジメントがなっていないと反対に叱られそうだ(苦笑)。

まだまだ計画通りに進んでいない点はあるが、
目指す方向性は間違っていない。
確実に実績を残すことが求められるだけの話。
それを摺合せられたことはいいだろう。

しかし、今回は議論があちこちに飛び過ぎた。
まとまっているようでまとまっていない面が多いかもしれない。
議事録担当のカミヤはまとめるのが大変だろうなあ~。
申し訳ないけど、よろしくお願いします。

終了後は参加者での懇親会。
過去2回、肉、肉だったので、今回は和食。
「豆家別邸しびかま花蓮」さんでまぐろのしゃぶしゃぶを頂く。

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この場は大半はくだらない話。
個室にも関わらず、あまりにもうるさいので他のお客さんにも迷惑を掛けてしまったようだ。
すみませんでした。

毎回毎回、僕も含め参加者はかなりくたびれるとは思うが、会社にとっては重要な行事。
それでも最後は気持ちよく酔っ払えればいい。
お疲れさまでした。

まずは今週、きっちり仕事をこなし、
来週から始まる下半期も全員の力で乗り越えていきましょう。

「安部さんの履歴書」

今月の日経新聞「私の履歴書」は吉野家ホールディングス会長の安部修仁氏。
毎日、ハラハラしながら楽しませてもらっている。
昨日は吉野家が会社更生法を適用して、セゾングループの支援を受けたところ。
失礼な言い方だが、ここまでの展開もメチャクチャ面白い。

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安部さんがバイトで入った吉野家で正社員となり、店長へ昇進。
多くの経験を積み、会社の幹部となっていく。
会社は拡大路線を走ったが、外部環境の問題もあり、業績は悪化。
別資本との確執もあって会社の一体感はなくなり、倒産へと繋がる。
安部さんはこの一連の経験のまさに当事者。

なかなか出会えるものではない。
それは本人が希望するわけでもないが、希望しても普通は訪れない。
僕もいろんな経験はさせてもらっているが、
安部さんの経験に比べれば鼻くそみたいなもんだ。

それだけ凄まじい。
その当時は2016年の世界なんて全く想像できなかっただろう。
まさか「私の履歴書」に登場するなんて、夢にも思わなかっただろう。
その頃、「私の履歴書」が連載されていたかどうかは知りませんが・・・(笑)。

その後もBSE問題が発生し、企業の生死を彷徨うわけだから、今後の展開も楽しみ。
無責任な言い方ですみません。

しかし、こういった読み物が僕にとっては何よりの参考書。
その状況でどんな決断をし、どんな行動をとったかは本当に勉強になる。
そう考えている経営者は多いんじゃないかな。

吉野家が倒産した1980年は僕は中学2年生。
吉野家のことは全く知らなかったはず。
この頃、洋楽に目覚めたので、ジョンレノンの死については強烈に覚えているが、
社会に対してはその程度の認識。

僕が初めて吉野家に行ったのは確か高校2年。
南山大学の下見に地下鉄「いりなか」駅まで行った時だ。
(受験は落ちたけど・・・笑)
地手鉄も初めて乗車したと思う。
それくらい岐阜の田舎者だった。
その当時は柳ケ瀬で映画を観るのが最高の贅沢だったのだから・・・。

こなれた友人と吉野家に入ったわけだが、僕は注文の仕方さえ分からない。
友人が「並とみそ汁と卵」と軽やかに注文するのを隣で聞きながら、
尊敬の眼差しで見ていたと思う。
そそくさと運ばれる牛丼は衝撃にも近かった。
それが初めての出会いだった。

安部さんが奮闘する姿なんて夢にも思わなかった。
当たり前か・・・(笑)。

大学生になると生活に欠かせないお店になっていた。
当時、いつも金欠だったので、吉野家でも僕の中では豪華な食事。
いつも腹ペコだったので、並だけでは足りない。
そんな時、大盛は頼まず、並と白飯を注文した。
大盛よりも確実に満腹になる。
値段は同じ。

並に敷かれている牛肉を白飯の丼に移す。
ツユだけになった丼にしょうがを沢山放り込み、一杯目はそれを食べる。
二杯目は牛肉を移した白飯を平らげる。
これでお腹いっぱい。

あまりにもセコイので頻繁にはやらなかったが、ちょくちょくやっていた。
バイト代が入り、裕福な時は並盛を2つ頼んでいたかな・・・。
さすがに今は両方ともできない。
「私の履歴書」を読みながら、そんな昔のことを思い出してしまった。

これから更に災難が訪れてくるだろう。
安部さんの手腕を楽しみにしていたい。

今月の「私の履歴書」も面白い。