これからも前向きに 名大社会長ブログ

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ファミリービジネスのブランディングとは

先週水曜日は「第3回名古屋ファミリービジネス研究会day5」(略称NFB)。
早いものでもう5日目。

今回は毎年恒例の株式会社サンコー櫻山社長による「ファミリービジネスのブランディング」。
前年までは3時間コースだったが、今年より5時間コース。
当然のことだが内容もアップデート。
昨年まで以上に濃い学びを提供してもらった。

この研究会ではスタートの30分は僕がファミリービジネスのことを喋らせてもらう。
大体の場合、時間オーバーで講師に迷惑を掛けるのだが、今回はキッチリ30分で終わった(笑)。
たまたま前日に西川塾の研修があったので、そのことも一部披露。
西川塾のテーマは「事業継承」。
本当は「事業承継」が正しい。

僕はファシリテーターを務めパネルディスカッションを行ったのだが、
最初に持ち出したのが「事業承継と事業継承の違い」。
かなり盛り上がったので、このNFBでもネタにさせてもらった。
その違いは調べてもらえればと思うが(笑)、意外と認識されていない。
そのこと自体にどこまで価値があるかは別に考え方は知っておいた方がいいだろう。

ブランディングと聞くとどうしても有名ブランドをイメージしてしまうが必ずしもそうではない。
当然、名大社も中小企業なりにブランディングをしなければいけないが、
それは参加されているメンバーの会社も同様。
BtoBを主体とした製造業の方も多く、それほど必要性がないとも受け取られがちだがそうではない。

すべては経営理念、経営戦略に基づいているもの。
誰が顧客なのかを考え続けること。
となると業種業態、企業規模は選ばない。
すべての企業が対象となる。
しかし、一般的にはカッコいいデザインやネーミング、
その製品、そればかりがクローズアップされてしまう。

櫻山さんは仕事の中で「とにかく見栄えのいいホームページを作ってくれ」
というオーダーは丁重にお断りされる。
そもそも考え方が反映されないとブランド化は難しいということ。
僕自身も分かっているつもりではいるが、気をつけないと目先に走ってしまうこともある。
いい気づきとなりました。

数回の演習を含め、参加者には自社で取り組むべき課題が見つかっただろう。
そんな時間の過ごし方をするとあっという間に5時間は終了。

激しく頭を使った後は、お酒で頭をクールダウン。
意味不明か・・・。
会社近くの「どてマニア」さんを貸し切って懇親会。
ここでもビジネスの話を中心にいろんな話題で盛り上がった。

そして、全体での記念撮影。

みなさん、いい笑顔。
この名古屋ファミリービジネス研究会も残すところあと1回。
最後は「ファミリービジネスの採用と育成」。
あっ、担当はオレか(笑)。

最後までみなさんで盛り上げていきましょう。
お疲れ様でした。

役員会、幹事会、例会、総会、懇親会

昨日は「第3回名古屋ファミリービジネス研究会」。
今回は立ち上げから事務局を一緒に行う株式会社サンコー櫻山社長の研究会。
テーマは「ファミリービジネスのブランディング」。

愚か者副本部長のポジションでありながら全然愚かじゃなかった(笑)。
たいへん参考になる内容。
この研究会については改めて書きたい。
懇親会も有意義でつい飲み過ぎてしまった。

今日からは3日間は出張。
午前中、社内で打ち合わせはあるが午後からは東京へ。

僕が社外取締役を務める株式会社パフの役員会。
普段は釘崎社長とオチャラケのやり取りばかりだが、ここは真剣に議論をしていく場。
終了後は懇親会を行い、1日目は終了。

2日目はふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)三昧。
朝から幹事会、共通カード委員会、午後から例会と一日を通してFネットの行事。
大半のテーマは新卒環境とビジネスの方向性になってくるだろう。
21卒対応が本格的になる中で各社の取り組みをお互いに参考にしたいところ。
終了後は恒例の懇親会。

いつもならこれで名古屋へ帰るのだがこの日はもう一泊。
3日目の土曜日は日本ファミリービジネスアドバイザー協会(FBAA)の総会が行われる。
僕は2期生フェローであり名ばかり幹事。
たまにはきちっと会にも出席せねばならない。

地味ながらファミリービジネスアドバイザーとしても活動し、
先日はTVのコメンテーターも務めさせてもらった。

この日は第1部として通常総会、
第2部として7期生の方の資格認定証授与式、
第3部として日経トップリーダー編集長の北方雅人氏による記念講演。
この講演も楽しみの一つ。
そして、終了後は懇親会。

土曜日は名古屋で「みん就フォーラム」が開催されるが、残念だがこれには顔を出せない。
こうして3日間、慌ただしく、休憩もほとんどなく動くこととなりそうだ。
懇親会ばかりじゃないかという声もあるだろうが、僕にとっては大事な仕事。

せっかくの東京出張なので、久々に皇居も走りたい。
さすがに警備は落ち着いているだろう。
そうでもないかな・・・。

そんなわけで今日からはしばらく会社にいませんが、どうぞよろしくお願いします。

ドタバタ土日が続く

このところ週末がドタバタと慌ただしい。
一昨日の土曜日は通常出勤。
名古屋駅前でエンジニアフェアが開催されていた。

ただ僕が会場に顔を出したのは夕方。
サボっていたわけではなく、その時間しか会場に行けなかった。

ご来場頂いた方、またご出展頂いた企業の担当者のみなさま、ありがとうございました。

では僕は何をやっていたのか。
午前中は先々週に続き東海学園大学でのガイダンス。
三好キャンパスで保護者向けに喋らせてもらった。

写真は始まる少し前なのでまだ参加者は少ないが、多くの保護者の方に参加頂いた。

参加者の表情を見る限り、まずまずのウケじゃないかな。
笑いも取ったし、時間キッカリ終わったし(笑)。

講演を終えると即移動。
昼食は車の中でコンビニで買ったサンドイッチを食べただけ。
それだけ時間に追われていた。

向かった先は愛知大学。
現在、評議員も任されているので、その評議員会に出席。

大学の懸案事項について会議。
ここでは静かに過ごす。
こうして第三者として大学運営に関わるといい勉強になるけど・・・。

会社に戻り打ち合わせを含め業務を行い、イベント会場へ。
終了後は瞬間的に会社に戻りすぐに退社。
夜の予定が待っていた。

案の定遅刻で少々恥ずかしかったが、有意義な時間を過ごすことができた。
ここでの出来事は改めて書きたい。

そして、昨日の日曜日。
朝RUNしようかと思ったが、11月に控えるゴルフコンペのために6時過ぎから練習へ。
たまに練習したところで上達するわけもなくほんの気休め。
まあ、それでも気持ちが大切ですね~(笑)。

午前中は嫁さんの号令の下、部屋の模様替え。
日頃、家庭内では機能しない身なので従うしかない。
ミッションコンプリート。

午後からは「JCDA東海地区会」。
久しぶりにキャリアカウンセラーの勉強会に参加。
たまには顔を出すと新鮮。
新しい方が多いので知らない方ばかりだが、その熱心さに刺激を受ける。

ただ今回の目的は講師。
講師はマッピーこと松林博文氏とYeLL社長の櫻井氏。
テーマはエンゲージメントと1on1。
キャリアカウンセラーとの親和性も高い。

一応、僕がこの場に繋いだ関係上、無責任でいるわけにはいかない。
それが理由で出席したのだが、これが僕にとっても大きな学びだった。

マッピーの話はいろんな場で伺っているが、今回はキャリアカウンセラー用に新ネタが用意されていた。
初めて聞く話も多く、とても面白い。

「今年できたことを3つ」という自己評価を上げるディスカッションは大いに盛り上がった。

櫻井さんの1on1の話も良かった。
YeLLのサービスに興味を持つ方も多いだろう。

僕も雑談を通して心理的安全を提供せねばならない。
会が終わった後も2人の講師に人盛りができていたのは評価の高さだろう。
僕は何も貢献していないが、何となく嬉しい。
マッピー、櫻井さん、ありがとうございました。

こうして土日は終了。
思うように自分の時間は取れないが、こう慌ただしく過ごすことが僕にとってはいいのだろう。

今週の土日もドタバタ。
世間一般は3連休だが、名大社ではこの3日間は仕事。
イベントが続く。

来月に入ったらブログでイベントの宣伝をさせてもらおう。
今週もドタバタが続くが、張り切っていきましょう。

今村さん、38年間、お疲れ様でした

今週も忙しく賑やかな一週間。
名古屋ファミリービジネス研究会、MAPプロジェクト、パフ合同若手研修、
そして今日行われるナゴヤドームリレーマラソン対決、とブロブネタも尽きない。
どこから書くべきか迷うが、これらのネタはまた改めて・・・。

今日は昨日の夕方のこと。
それは今村さんの最終出勤日。
名大社に詳しい方ならその存在を知らない方はいないが、
ブログでのみ会社を知る人は存在を知らないと思う。
スタッフブログは1回も書いていないし(笑)。

今村さんは3年前定年退職を迎え、その後、雇用延長し、会社に貢献してもらった。
この10月の誕生日で雇用延長にも一区切りをつけ、昨日が最終日となった。
会社としては全社を挙げて送別会を実施したかったが、本人はそういったことは好まない。
何事もなかったように会社を去りたいと言っていたが、そんなわけにはいかない。
そのため、やや強引に最終日に挨拶をしてもらう機会を作った。

名大社の50年の歴史の中で、いい時期も辛い時期もすべて経験してきたのが今村さん。
元々、直属の上司で僕を育ててくれた。
結婚式の仲人も務めてくれた。
僕が会社のトップになってからも支えてくれた恩人の一人。
感謝してもしきれない。

昨日は夕方に社員に集まってもらった。

大型ホチキスが邪魔だが(笑)、今村さんらしい過去の思い出を語りながらの挨拶。
このあたりからウルウルする社員も出てきた。
本人の挨拶が終わった後、そのまま締めるのももったいない気がして、
ムチャ振りだったが幹部連中に感謝の言葉を述べてもらった。

いきなりの指名にも関わらず、みんな喋る喋る。

今村さんとの思い出や学んだこと、感謝を語っていた。
涙ながらに話す社員も・・・。

それを聞いてボクも嬉しかったし、今村さんがみんなに愛されていることを改めて実感。

サプライズ的に花束贈呈。
花束を渡したコジカも泣いていた。

せっかくなので全員で記念撮影。

しばらくしたらいい思い出になるんじゃないのかな・・・。

来月には50周年記念パーティーがあり、今村さんには出席してもらうが、会社で接するのは昨日が最後。
何だか僕もジーンときてしまった。
最後にこんな感じで終わるのもいいよね。

今村さん、38年間、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

これからも僕らのことを見守ってくださいね。

社長にPRせよ!

今週は個人面談が続いた一週間。
今期から名大社では人事評価制度を変え、半年ごとに目標の振り返りと評価を実施している。
「名大社モデル」という各グレードに相応しい人物像を作り、
目標と照らし合わせ自分が今どこにいるかを面談の場で共有する。

名大社は9月で半期が終了。
半期の振り返りはチームごとにデスクと部下の面談し一次評価を9月末までに行う。
それが終わると僕の出番となる。

それが今週の個人面談。
一人30分とはいえ、役員、超ベテランを除く全社員との面談はかなりのパワーが必要。
丸1日はしんどいので、せいぜい1日の2/3が時間を割ける限界。
それ以上は僕の集中力が持たない。

それでも一人ひとりと向き合う時間は意外と少ないので貴重な時間。
この面談では上半期を振り返り、下半期の目標を語るのが目的だが、
それと同時に僕にPRすることも求められる。
評価だけでは見えない分を僕に対してアピールするのだ。

「山田さん、僕の●●を見てください!ドンドン!」
というような感じで自分の頑張りを表現する。
そんな場でもある。

僕はそれを公平に冷静に忖度なしに評価することになっている。
これが意外に難しい。

というか、まだ全員と面談しただけなので、
(厳密にいえば評価しないメンバーは若干いるが・・・)
ちゃんとした評価はこれから。
僕なりの評価を決めてからデスクらと共有することになる。
しばらく頭を悩ませる日々を送らねばならない。

この面談では僕が話すこともあるが、基本的には相手側が話すのがほとんど。
僕は聞き役に回り、発言に対して質問を繰り返していく。
1on1ミーティングに近い状態。
それにはこちらの傾聴スキルが求められる。

カリスマキャリアカウンセラーと呼ばれた身でも、
(あくまでも自称・・・笑)
どんなことでもオープンに話させるのは簡単ではない。
まずはしっかうと向き合うことが必要。
それはできているとは思うんだけどね・・・。

そんな時間を過ごしたわけだが、今週は学生向けの講演もあった。
10月1日には名古屋産業大学の1年生全員に
「自分らしく働くためにできること」というタイトルで80分ほど喋らせてもらった。

ここ最近の講演は5分オーバーが続いたが、今回はきっちり80分ちょうどで終了。
タイムマネジメントは完璧だった(笑)。
少しでも伝わればいいけど・・・。

この土日は珍しく予定がない。
やらねばならないことはいくつかあるが、休養もしっかり取れるだろう。
あっ、映画コラムニストの仕事があるか・・・。

PRの個人差はあるとは思うが、まずはお疲れ様でした。
面談を通して成長と頼もしさを感じるのは事実。
下半期も期待してますよ。

日本がアイルランドを撃破した日は・・・

一昨日はラグビーファンにとっては歴史的な一日。
世界ランキング2位のアイルランド代表を日本代表が破ったのだ。
これはラグビーファンだけでなく、僕のような素人でも嬉しい。

では、そんな試合をTVで応援していたのか。
いや全く・・・。

この日は半期に一度の幹部研修会でみっちり会社のセミナールームで話し合いをしていた。
ラグビー好きなメンバーには反感を買ったかと思うが、こればかりはね・・・。
とことんスポーツニュースで振り返ってもらいたい。

28日(土)は役職者11名が出席しての丸一日話し合いを行った。
例年午後から行っていたのだが、全然時間が足りないので前回から朝10時からの開催。
それでも結果的には時間が足りず、途中で打ち切らざるを得なかった。
この続きはまた別の機会に、よろしく!

例年は僕が最初に1時間程度話をして、その後は上半期の振り返りと下半期、
来期の取り組みについて話し合う。
チームの進捗状況、部下の成長度、各部門の課題点をあぶり出し、本音をぶつけ合う。
数年前までは僕が怒鳴ることもあったが、ここ最近はもっぱら聞き役に回ることに。
幹部メンバーが成長し、特に声を張り上げる必要もなくなったのが大きな理由。

ただ今年はもう一度、全体感を醸成するために、経営理念を再確認しベクトル合わせからスタート。
早いもので僕が名大社を任され、もう10年。
どん底状態から抜け出し、毎年成長を続けてこれたのはこの幹部会に出席しているメンバーのおかげ。
彼ら彼女らの仕事ぶりで会社は復活し、様々な取り組みができるようになった。
ずっと増収を続けてこれたのもここのメンバーが会社の中心となり、活躍してくれたからこそ。
もちろん役職定年を迎えたベテラン組の貢献度が高いことあるんだけど。

しかし、ここにきてこれまでのような成長曲線が描けなくなってきた。
今までが順調すぎたという見方もできるが、ここは再度危機感を持ち、
営業戦略と組織戦略を見直さなければならない。
そのため、今回の幹部研修会では時間の大半をそちらに費やした。

会計は組織に従い、組織は戦略に従い、戦略は環境に従う。

その言葉通り、環境を見据え、今後どんな戦略を実行し、
そのための組織作りをどうしていくかを各々の考えを聞きながら、議論を進めていった。
僕が理想とした組織作りが必ずしも現場にフィットしているとは限らない。
どれが正解とはいえないし、正解なんて存在しないのかもしれない。
だが、見直す点は見直し、推し進める点は納得感を得ながらやっていくしかない。

わずかな時間で決め切ることはできなかったが、
お互いの会社や仕事に対する想いをぶつけ合えれたのは大きな成果。
少しずつ組織が大きくなることにより一つ一つの言葉が重要になり、
それを分かりやすく発信せねばならない。
課題は多いが、晴れやかな気持ちで今回の研修会を終えることができた。

懇親会では一転し仕事の話はほとんどせず、全体で盛り上がった。
お開き後はなぜかタカイと二人で名古屋駅まで歩き、立ち飲みBARでサシ飲み。
ここでは仕事の話しかしていないと思うが、結構な酔っ払いで話の中身は覚えていない(笑)。

その結果、こんなふうに・・・。

それはよしとして、今日で上半期は終了。
明日から下半期に入る。
やるべきことは明確。
この10月からも名大社全員の総合力で目標に向かい走っていきたい。

早めの対応が必要

一昨日の水曜日は「第3回名古屋ファミリービジネス研究会Day3」。
早いものでもう3ヶ月が経過しようとしている。
回を重ねることに参加者同士の関係性がよくなっていることが如実に分かる。

やはり腹を割って話をすることでお互いの信頼関係が築かれていく。
各回のテーマで学び、自社の経営に活かすことを目的にしているが、
異業種の方がしがらみがない中で本音を語り合える関係性もいい。
これがこの会の持ち味であることを主催者の立場でありながらつくづく感じる。
それだけでも存在価値があると信じたい(笑)。

Day3のテーマは「効果的な事業承継と株価対策」。
講師は事務局メンバーの一人である税理士法人鶴田会計代表の鶴田幸久氏。

鶴田さんは僕よりも9歳も若いが、その経歴はさすが。
25歳で税理士試験に合格し、31歳で独立開業。
13期目となる現在は従業員60名近い税理士法人でこの地区でもトップクラスの実績。
士業の方は自分で全てこなす個人事業主的な面が多いが、鶴田さんは完全な事業家。
これだけ順調に拡大している会計事務所も少ないだろう。
そのあたりについてもしっかりと教えてもらわねばならないかも・・・。

今回のテーマは相続や事業承継、自社株の評価などの株価対策。
いずれもやれねばならないと思いつつ、手つかずになっている場合が多い。
僕自身は2年半前に父親を亡くし相続の経験は一応しているが、
自分が相続する側になると途端にトーンダウンし、何も手を付けられていないのが現状。

僕は事務局でありながら、今回のテーマを自分事として捉えていた。
実際、会社の事業承継も株価対策も少しは考えようとしているが、まだ未来の話。
そんな考えなので、何の手も打っていないのが正直なところ。

安心するわけではないが僕と同世代の経営者は何もやっていないケースが多い。
だからこそ、今すぐにでも調べたり数字をはじき出し必要もある。
同じテーブルで情報共有した方の中には株価対策やその売却、
子供への贈与もしっかりと行われている方もあった。

先月、先々月は関係性や理念がテーマだったが、今回はカネ、カネ、カネ。
一番シビアな問題のため、一喜一憂する方も多かった。
僕もテーブルでの議論に加わりながら、自分の準備不足を感じていた。
まだまだ先のことを思っていてもいずれその現実に直面する。

うちはファミリービジネスではないので相続問題は軽い方だが、別の問題が発生する。
やはり今のうちから対策を講じておけなばならない。
まずは決算書のバランスシートとにらめっこしながら自社の株価を把握しておこう。

純資産価額方式も類似業種比準方式の両方を睨みながら・・・。
類似業種比準方式だとどの企業もモデルにすればいいのかな?
ひょっとしてあそこ?(笑)。
企業のIRを知ることはそんな学びにも繋がっていくんだな・・・。

今回の研究会では、早速、子供への相続や会社の株価算出を行うという参加者もあり、
いい問題意識の提起にもなった。

鶴田さん、いい機会をありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。

終了後はいつものように懇親会。
この場でもいい時間を共有できた。
つい調子に乗って二次会へも行ってしまったけど・・・。

これで名古屋ファミリービジネス研究会の前半戦が終了。
残り3回も盛り上がる会にしていきたい。
みなさん、よろしくお願いします。

経営理念をアップデートせよ

今月の日経トップリーダーの特集は「経営理念をアップデートせよ」。

最近はやたらとアップデートという言葉が使われる。
僕も言葉を覚えたての子供のように頻繁に使う。
こちらの編集部も僕もただのミーハーということか。

しかし、このワードはこれからを生き抜いていく上には重要な言葉。
経営理念に限らず、個々人の意識や行動もアップデートしなければならない。
会社も同様。
上手く事業が進んでいようがいまいがそれが重要。

VUCAの時代、
成功体験を語っているうちに古くなっていく。
何だか大変な時代に会社を背負うことになってしまった(笑)。

従来、経営理念は変えないものと言われてきた。
事業やサービスは変化させても文化や精神は変えてはならないと・・・。
確かに根本を変えることはない。
しかし、凝り固まったまま何も考えず理念を維持するというのは前に進まないのと同じ。
衰退を意味していくのだろう。
ころころと経営理念を変えるのは疑問だが、変化に対応し見直すことは求められる。

会社も経営理念や行動指針(クレド)を見直す時期にもきている。
今までの10年はこれまでの理念やクレドでよかったが、
これからの10年を考えるとアップデートするいいタイミング。

「はい、明日から変更します!」
と簡単にはいかないが、時間をかけて作り直す必要もある。

今の行動指針は7年前に当時の全メンバーで作り上げたが、
そこから新たなメンバーも増え、当時を知らない者が半分近くにもなる。
全員参加と謳っている以上、更に一体化するための指針も必要。

今回の特集ではその点にも触れ、5つのキーワードを提示している。
経営理念の主体は「社員」
行動指針に落とし込む
環境が変化すれば変える
全社員でつくり、共感を促す
名詞よりも動詞で表現する

言われてみれば当たり前のこと。
その意識は既に持っているはず。
しかし、実際の行動に落とし込めているかといえば曖昧。
日常の煩雑さを理由に後回しになってもいる。
間違いなくトップの責任といえるだろう。

昨年は賃金規定、評価制度を作り直し、
今年からあるべき姿を表す名大社モデルを発表した。
流れとしては間違いない。
元々のベースと新たなベースを掛け合わせ、経理理念もアップデートさせる。

今年度の取り組みの一つとなりそうだ。

さあ、さあ、仕事、仕事

長いようであっという間に終わった夏季休暇。
今日から仕事を再開。
休みボケなんていわせない。
いきなりトップスピードで臨んでもらう。

9連休でリフレッシュできたかとは思うが、どんな時間を過ごしていたのだろうか。
今週のスタッフブログはその報告が多くなるのかもしれない。
「シゴト頑張るぞ!ブログ」じゃなくてね(笑)。

では、僕はどんな休みを過ごしていたのか。
休み前のブログに書いた通りに過ごし、突発的なイベントもトラブルもなかった。
台風で本来の計画を短くしたくらいかな・・・。

初日と最終日はゴルフ。

とてつもない暑さで日差しも強かったので、腕と足と顔はすっかりと黒くなってしまった。
意外と体も動かした。
ゴルフの2日間と台風の影響で天気の悪かった2日間を除き、毎日ランニング。
距離は大したことないが、朝から汗グッショリの5日間だった。

映画コラムニストの仕事も人気食べ物ブロガーの仕事も頑張った。
成果もあり映画館の売上にも貢献した。
本来の仕事もちょこまかちょこまか行った。
もう少しやるべきかと思ったが、あまり仕事人間ではいけない。
会社のことを一切考えない日を作るべきとも思うが、なかなかそうもいかない。
難しいですね・・・。

最大のミッションであった聖火ランナーへの応募も完了。
愛知県か岐阜県のどちらかで走ることになるだろう。
と勝手に選考は通過すると思っている。

普段の休みは書斎で過ごすことも多いが、この休みはほとんど書斎を使わなかった。
読書やブログ執筆や諸々のこともリビングで過ごした。
理由は簡単。
クーラーのない書斎で長時間の滞在はムリ。
2階に上がっただけで汗をかく。
書斎は蒸し風呂のようだった。

あとは毎晩のように晩酌をしたくらいの清く正しい夏休み。
ドラマチックなこともなかった。
面白い報告はできないが、まあ、それも平和でいいじゃないか。

さてさて、今日から仕事。
今週も慌ただしい一週間になりそうだ。
通常業務の加え、ディスコさんとの共催イベント、名古屋ファミリービジネス研究会も開催。
2年に一度のPマークの監査も行われる。
夏休みの課題も残っていたり・・・。

まずは今日の朝礼から。
少し早めに出社して体を整えておこう。

さあ、さあ、仕事、仕事。
今週から頑張っていきましょう!

仙台で人材について熱く語った日

先週8月1日(木)~3日(土)は仙台へ出張。
昨年も同時期に仙台にお邪魔しているが、この時は山形行きが目的だった。
この時期あたりから僕の仕事の役割が随分と変わってきた(笑)。

朝一でセントレアを出発したので10時には仙台駅に到着していた。
初日の主な活動は全就研(全国私立大学就職指導委員会)の企業と大学の就職セミナー。
名古屋で開催される中部学就連のセミナーには名大社の代表として出席するが、
全就研はFネット(ふるさと就職応援ネットワーク)の会長として出席。
首都圏を中心とした全国の大学のキャリアセンターの担当者と関係を築くのが目的。

年1回は各地方で行われ今回は仙台大会。
第一部では「復興を通じた宮城県づくり」をテーマに村井宮城県知事の講演。
かなり雄弁な知事で村井知事の取り組みの成果について面白おかしく話を伺った。
もう随分昔の出来事と感じる東日本大震災も忘れてはならないと強く感じる講演だった。

第二部としては学生によるパネルディスカッション。
宮城県の大学に通う学生さんによる就活の出来事を語ってもらう。
興味津々に聴いていた人事担当者も多かったと思う。
学生の話を聞いて、未だにそんな面接をしているのかと唖然としたり・・・。

第三部が企業と大学との情報交換会。
立食パーティー形式で名刺交換を含め多くの方と情報交換を行った。
ここではFネットメンバーと共に自分たちの役割について猛烈にアピール。
こういった一つ一つの作業が重要。

ほとんどお酒も飲まず食事もできなかったが、
懇意にする大学の担当者が僕に日本酒「十四代」を持ってきてくれた。
いやあ、美味しかった。

翌日はFネットの幹事会、総会、例会と会合のオンパレード。
僕が昨年から会長を務めるFネットもこの7月から12期を迎えた。
今年は「きゃりぽーと仙台」さんのセミナールームをお借りし開催。

今回はこの一年間の事業報告や監査結果を行い承認を得た後、12期の取り組みを全体で議論。
幹事は一期二年なので、僕もあと1年は会長を務め、パフの釘崎社長ももう1年事務局長となった。
Fネットは事務局長頼みなのでしっかりとお願いしますね。
会長は後ろからサポートしますから…(笑)。

新たに曽和利光さん率いる人材研究所さんも入会し、ますます活気溢れる場になっていくだろう。
これからの1年も盛り上げていきましょう。
ここでは真面目に各社の代表が活発に意見を取り交わしていた。

例会終了後の懇親会も大切な場。
中にはこれを目的に参加されている方もいるとは思うが(笑)、人間関係を高める上でお酒は重要。
アーケード街を歩き会場に向かう。

今週から仙台七夕まつりなので、街も賑わっていた。
僕らが考えるべき中心は人材。
この2日間を通してテーマはあちこちへと流れていったが、熱く語り合った場であった。

そうそう、忘れてならないのは2日目の朝のこと。
全就研の情報交換会で愛知学院大学の木林さんとランニングの約束。
朝6時にホテルのロビーに待ち合わせをし、愛知学泉大学の溝崎さんと3人で青葉城公園まで一緒にRUN。
公園に向かう坂はきつかったが、気持ちのいい時間を過ごすことができた。

伊達政宗公をバックに記念撮影。
2人とも体育会系なので付いていくのが大変だったが、これも出張先だからできること。
貴重な機会をありがとうございました。

こうして仙台の熱い数日は過ぎていった。
報告していないこともあるような気もするが、それは割愛(笑)。
お疲れ様でした。
今週も張り切っていきましょうね。