一昨日23日はご縁を頂き社会保険労務士の勉強会に講師として招かれた。テーマは「中小企業の採用戦略」。
顧問先である中小企業の課題としてこのテーマはついて回るようだ。ご自身で事務所を開設されている方を中心に50名程の参加者。
初めてお邪魔した愛知県スポーツ会館。
名城公園の北にこんな場所があるとは全然知らなかった。情けない・・・。立派な会議室もある。意外と穴場かも。
最近、有り難いことにいろんな方面から講演依頼を頂く。今回のようなお堅い勉強会だと恐縮してしまうが(笑)、スケジュールが許す限り受けるようにしている。
今回のケースも3ヶ月ほど前に事務局の方にご来社頂き、話す内容を確定させた。僕としては準備万端のつもりだったが、肝心な部分を見落としていた。講演時間は90分と勝手に思い込んでいたのだ。
スケジュールをしっかりと確認していればそんな初歩的なミスは避けられたのだが、その講演時間に気づいたのは配布資料を送信した後。
なんと3時間も講演時間があったのだ。
これまで僕の講演は長くても90分。自由気ままにやらせてもらう場合で2時間。3時間の講演なんて経験がない。それを講演の3日前に気づいたのだ。あらら、どうしよう~と焦るものの、やりくりするしかない。
出席者参加型の講演に切り替えようかとも思ったが、どんなタイプの方が出席されるか予測ができなかったので、それはやめ。質疑応答の時間を多めにする、中途採用の傾向も語る等、場当たり的なアイデアで(苦笑)凌ぐことに・・・。え~い、ぶっつけ本番だ!
そんなお恥ずかしい状態でスタートした講演であったが、やってみると何とかなるものである。
内容は3部構成。1.2014年卒採用環境と2015年卒の予測、2.企業の本音、学生の実態、3.中小企業の採用戦略
2部を終えた時点で経過した時間は1時間50分。ここで10分の休憩。残り1時間を3部と質疑応答にあてれば時間通りに終了する計算が頭の中で働いた。結果的に3部も50分強の時間を費やし、質疑応答は5分足らず。当初の杜撰なアイデアは使わずに済んだ。
本題である「中小企業の採用戦略」を話すまでに2時間掛かっているのはいかがと思われるかもしれないが(笑)、何とか3時間の長丁場を乗り越えることができた。
終了後、苦情、文句、お叱りもなかったので、ひと安心。
事前確認はしっかりしないと・・・。以後、気をつけます。
カテゴリ「会社を想う 仕事を思う」の記事一覧:
2014年1月25日
まあ、何とかなるもんですね・・・。
2014年1月21日
会うことから始めよう!
先週は3泊4日の東京出張。4日目は朝8時台の新幹線に乗車したので、実質は3日間だが寒さを吹き飛ばす熱い濃密な時間であった。
ちなみに昼食は2日目上野の韓国料理満奈多さんのカレーラーメンチゲ。
3日目は御茶ノ水にあるエチオピアさんのビーフカレー。
このエチオピアカレーは辛さが70倍まである。前回お邪魔した時は10倍を食し、汗ダラダラ。今回は二日酔いもあり3倍と大人しく頂いた。隣のお客さんは20倍を注文。一体、どんな辛さなんだろう。想像もできない。
これが暑い?熱い理由ではない。
クライアントへの挨拶やふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)の幹事会もあったが、情報交換を含め業界の代表的な方と接触することで多くの気づきや新たなアイデアも頂くことになったのだ。
中には酔っぱらって既に何も記憶にない情けない話もあるが(笑)、それはきっとフォローしてくれるだろうと他力本願で考える。
言い訳ではないが、飲むことや食べることが主たる目的ではなく、あくまでも今後のビジネスの在り方を考えるための出張。信用度は少ないと覚悟はしているが・・・(苦笑)。
新卒採用事業でいえば我々の業界はまさに曲がり角にきているだろう。それは現在のナビ依存型の環境であり、2016年卒のスタート時期の変更のことも含めて。
どんな時代においても完璧な就職活動環境はない。景気がよければ学生有利に働き、その逆であれば企業側が有利に働く。根本的な解決ではなく、外部環境に引っ張られた対策に過ぎない。
Fネットの幹事会でも問題提起や現状の打開策を含め、熱い議論が繰り返された。この事業に取り組む者として時代の変化は敏感に察しし、それを真摯に受け止めなければならない。
我々にとってやりにくい不利な状況でも見方を変えればチャンスに変えることはできる。
自分のアイデアが湯水のように浮かんでこれば問題ないが、残念ながらそんなアタマはない。そうだとすれば僕が動き回り、多くのヒントを多くの方から吸収するしかない。いいものがあればマネもするし(笑)、会話に中から突発的にアイデアが浮かぶこともある。
すぐに実を結ぶことは少ないかもしれないが、気づいた段階で無駄と思われた議論が後に新たな事業に繋がっていることも考えられる。
僕が偉そうに若い人に「人に会え、会え、会え」と言ってることは自分でも実践せねばならない。そこに大切な何かがあるはずだから。まだ全然足らない行動力ではあるが・・・。
さすがに毎日飲み歩くと疲れも溜まってくるが、幸いに体も元気だし、その時間も楽しくて仕方ない。まずは会って話することが大事。
とことんどこまでもお付き合いしますよ。会って話しましょう(笑)。
2014年1月10日
誰も気づいていないだろうが・・・。
今週からスタートした今年の仕事。
新たな気持ちで臨むために、ひとつのことを変えた。何を変えたかはこれ。
エッティンガ―のIDケース。昨年末まではブラウンのケースだったが、今年からは気持ちを切り替えネイビー。写真はブラックにしか見えないかもしれないが、渋いネイビーにしたのだ。
最初のIDケースのことは以前のブログにも書いたように僕にとっては貴重であり意味深いものであった(このブログは思った以上に検索に引っ掛かった。気になる人が沢山いるんだ)。
しかし、僕の雑な使い方が悪かったせいか、表面のプラスティックのカバーも破れボロボロになってしまった。
本当に使い方が悪かったのです・・・。申し訳ありません・・・。
以前のものは僕の宝物のひとつではあるので引出しの中に大切に保管。今回のものは使い方も大切にしながらずっと使用していきたい。
仕事をスタートして今日で5日目になるが、誰もこのIDケースを変えたことを気づいていないと思う。誰も僕をしっかりと見ようとしない現実はあるにせよ(涙)、誰にも指摘されないし、おやっと表情が変わることもない。控え目な性格なので、自分から言い出すこともない(笑)。
それが理由ではないが、こうして変えたことをブログにアップするのだ。
些細な事柄ではあるが、こうした行為は結構あるんじゃないだろうか。何かのタイミングに持ち物を変える。縁起を担ぐ。
僕は僕自身が一皮むけるために自分の身を引き締める行動をする。首から掛けるだけで僕の気持ちは引き締まるのだ。
まだ皮は硬く体に馴染むまでには時間はかかると思う。馴染んだ時には少しだけ成長しているんじゃないかな・・・。
そう願いながら、これからの日々を過ごしていく。そんな甘くはないだろうけど(笑)。
2014年1月6日
さあ、どんな一年になっていくのか・・・。
本日から名大社では仕事始め。
そうは言っても、昨日はアスリートプランニングさんとの共催で体育会学生向けのイベントを実施し、一部のメンバーにはイベントスタッフをお願いした。
おかげさまで予定数を上回る来場数があり、ホッと一息。
年明け第1回目のイベントが順調な滑り出しで幸先がいい。いくつかの課題も見つかり、そこは次年度以降、見直しを図っていくことに。
毎年初出社日は朝一番から全体会議を行う。
本年の標語、本年の方向性と目標、各個人の反省と抱負など、てんこ盛りの内容を一気に進めるのだ。正月ボケを吹き飛ばしてもらう(笑)。全員に一定の時間を与え発表をしてもらうが、役割的にどうしても自分の出番が多い(当然か・・・)。
そのため昨日までの正月休みはその準備に追われる。普段から緻密に考えてアウトプットしておけば問題ないが、漠然と考え、小さな脳の中にプアプア浮いてる状態なので、それを捻りだすのは結構苦労する(笑)。
そんな中で本年のキーワードとなるのは「変化」。本年に限らず毎年求められることではあるが、特に本年はこだわっていきたい。比較的、業績も順調に推移し危機感が欠如しそうな今だからこそ、求めていきたい。
それは自分自身に対してであり、周囲に対してである。その前にプアプア状態の頭を何とかしろと言われるかもしれないが、守りに入りそうな状態や安定を求めてしまう状態に「変化」という喝を入れていきたい。
そんな事を思い描きながら一年がスタートする。さあ、どんな年になっていくだろうか・・・。
変化を愉しむ気持ちも併せ持ちながら、この一年を過ごしていきたい。
2013年12月31日
懲りずに今年も大晦日に振り返り
昨年の大晦日のブログを読み返してみた。情けない話だが、全く進歩していないような気がしてならない。同じことを結局、繰り返しているだけだろうか・・・。
自ら宣言しながら達成できず、再度宣言し直す。会社の方はみんなのガンバリで毎年成果が上がっているが、自分自身は一体どうなのだろう。
一歩進んで一歩下がる。「365歩のマーチ」にもならない。
ここで書くのも少々恥ずかしいが、恥をかくのも自分の仕事。割り切って振り返りたいと思う。定性的と定量的、知力と精神力と体力、そんな観点から今年は6つの個人の目標を立てた(そんな偉そうでもないけど・・・)。
その6つについて振り返りたい。
1.相応しいトップになる、ブランド力の向上を常に意識し行動する
⇒これはあまりにも漠然としすぎて自分の中では答えが出ない。常に意識し行動はしていた。しかし、ブランド力向上に寄与できたかどうかはわからない。一流の経営者からみればハナタレ程度しかない。ほんのわずかだが会社をイメージしてもらえるようにはなった。
2.積極的に外部と関わる
⇒新たなアライアンスやパートナーとのお付き合いを含め外部との関わりが増えたのは事実。これまで接点のなかった団体や組織からお声がかかるケースも増えた。しかし、個人的には納得はしていない。まだ社内にいる時間が長いように思う。トップがどこまで会社にいるべきなのかは難しい判断だが、僕はもっと外に出ていいと思っている。社員に使われる数もまだ少ない。
3.経営リテラシーを向上させる
⇒きっとこの目標は永遠に続き、永遠に達成することはないだろう。西川塾の入塾やグロービスのエグゼクティブクラスなど、これまでとは違う学びの場にも参加はした。多くの尊敬できる経営者と懇意にさせて頂く機会も増えた。自分自身の財産は間違いなく増えている。これは感謝すべき。ただどこまで自社の経営に生きているか。まだまだ道は遠いと言わざるを得ない。
4.読書年間60冊
⇒ここからの目標はわかりやすい。出来たか出来なかったかしかない。年間で46冊。マイナス14冊で未達成。新たな課題であった歴史関連は増えたが、全くダメ。特に後半は失速。勉強が忙しかったは言い訳にならない。
5.フルマラソン挑戦、目標タイム4時間30分、月間100キロRUN
⇒フルマラソンは挑戦し、一応完走はした。しかし、目標タイムは全然届かず、1時間遅れのタイム。ハーフマラソンとの違いをまざまざと見せつけられた。月間100キロをクリアしたのもわずか3回。1月、3月、11月しかない。フルを走った12月でさえ、今朝のランニングを含め89キロ。これでは目標タイムに届くわけがない。タフな肉体を作るにはまだまだ時間がかかりそうだ。
6.ゴルフスコア100切り
⇒これくらいはできるだろうと予想していたのだが、こちらも未達成。最高のスコアは会社の沖縄旅行でラウンドした101。あと一歩のところだが目標には届かず。もっと真剣に取り組まないとこのままズルズルといってしまいそうだ。今年のラウンド数を数えていない時点で問題だと思うが、確か11回か12回。もっと回数を重ねないとどうしようもないかもしれない。いや、才能がないだけかもしれない・・・。
これが目標の結果。どうぞ笑ってください(涙)。
昨年から継続した目標は一年経っても達成することはできなかった。達成した目標は難易度を上げているので、今年は何一つできていないことになる。
何かできたことがあるのかと言えばせいぜいこのブログくらい(笑)。年間通じて253本書いたことになる。内容はさておき、見られていることを常に意識していた分、続けることができた。でも、これは目標ではなく日課だし・・・。
そんなわけでお粗末な今年最後のブログになってしまいました。きっと来年も同じような目標になるでしょう(笑)。それでも一度も体調を崩すことなく健康に過ごせてよかった。
一年間、ありがとうございました。
明日からもどうぞよろしくお願いします!
2013年12月28日
一年間お疲れ様でした。
名大社では昨日が仕事納め。
本日から1月5日(日)まで年末年始休暇となる。今年は9連休。土曜日始まりの日曜日終わりの分かりやすい日程。1月5日にアスリート系のイベントを開催し、一部のメンバーには協力してもらうので、実際は8連休かもしれないが・・・。
同じスケジュールで休みを組まれる企業が圧倒的に多いのが今年の特徴だろう。
↑日が落ちる前の僕のデスクから見える景色
ようやくホッと一息つける時間がきたわけだ。
ブログを読まれている方の中には、「いつもホッしていると思いますけど!」とか、「毎日休みみたいな生活してるじゃん!」といったご意見も多数あろうかと思うが(笑)、安堵に包まれていることも事実。それなりに気を遣い、それなりに体を酷使し、それなりにお酒を飲む一年だったのである。
ただこうして一年無事に終われることができたのは、嬉しい限り。懸命に頑張ってくれた会社の仲間には感謝してもしきれないし、名大社を信頼してお付き合い頂いたクライアントやユーザーの方にも感謝の言葉しかない。
まだまだ未熟な点が多いのは百も承知。たとえ改善を重ねても完璧はあり得ない。無形のサービスを提供する以上、どこまでいってもゴールはない。だから毎日刺激的で面白いのだろうけど・・・。
個人的に振り返りは大晦日にキッチリと行い、来年に向けた準備をしよう。個人的な反省は多々ありすぎて書ききれないかもしれないが、それも行わなければ次の年を迎えることはできない。
昨日は社員総会の後、全員で大掃除。
新築ビルに移転して綺麗なつもりでいても、3年以上たてばさすがに垢も出てくる。細かいところも磨いて、スッキリした気持ちで新しい年を迎えよう。
一年間お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
2013年12月12日
12月らしい12月
なんてアホらしいタイトルと思われるだろうが、今週はそんな週。
筋肉痛もようやく癒え、階段もスピーディーに歩けるようになってきた。フルマラソン翌日の月火はホントきつかった。
それは12月とは全く関係ないことだが、それ以外は師走という表現にピッタリな週。今週は久々に全員と個人面談を行っている。
冬の賞与の査定についてチクチクと話すこともあるのだが、基本的には今年一年の振り返りをお互いに行う。反省点ばかり喋る者もいれば、充実した瞬間を語る者もいる。
自分自身で満足しきってしまうのは成長を止めてしまうと思うのだが、僕の立場としてはその頑張りに対して素直に褒めなければならない。それって意外と照れくさい仕事なのだが、逆にこのような場でないと話す機会を逃してしまう。
モーレツに厳しいことを話す場面もあるが、できればそこも含めお互いに分かっておきたい。一人30分程度の面談でも、お互いに確認できるのは有り難い。その個人面談も今日で終了。
まだ2週間の仕事はあるが、無事に一年を過ごすことができ何よりも良かった。冬に賞与を握りしめ、シアワセな年末年始を過ごしてもらいたい(笑)。
また、今週は忘年会がピーク。嬉しいことにあちこちからお誘いがあり、楽しいお酒の日々が続く。facebookにアップした愚かな写真を観た友人は、お気楽な奴だと思っているだろうが、あえて否定はしない(笑)。
そして、明日は会社の忘年会。こちらもパーッと盛り上がりたいものだ。
そんな日々を過ごしていると肝心な仕事や目下の課題が相当溜まっていることにはたと気づく。さて、どうしたものか・・・。いつやるのか。期限までに間に合うのか。優先順位をつけながら処理しなければならない。
それも12月らしいといえるだろう。
ヒマでのんびり過ごすのは似合わない。そう言い訳しながら、今日もドタバタの一日が始まる。
2013年12月7日
やはり必要と実感!名大社way
昨日はグロービスEMPクラスのDay9.10。残すところあと1日2クラスのみ。最後はパーッと打ち上げをして終了したい。
10月からスタートした久々のビジネススクールだが思った以上にしんどかった。スケジュール的に都合がついたため受講を始めたが、予習・復習の事が抜け落ちていて、その時間の確保が大変だった。
大して勉強したとは言い切れないが、本を読む時間も映画を観る時間も少なくなってしまった。
「だったら飲みに行くのを止めなさい!」と叱られそうだが、これは大事なお付き合いだし・・・。はずすことはできない。ホントに?(笑)。
昨日、学んだのはジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の企業哲学と企業文化。「ジョンソン・エンド・ジョンソン100年史」や「我らが信条」をケースに、組織文化が果たす役割と理念経営の重要性をディスカッションを中心に学んだのだ。
J&Jのクレド「我が信条」はウェイでは代表的な存在。少し前に読んだ「ウェイマネジメント」でも最初に紹介されている。
J&Jの経営の特徴をクレド内に盛り込みながら、顧客、従業員(経営者も)、地域社会、株主に対して果たすべき役割を明確に伝えている。その一言一言に大きな意味があり企業の存在価値となっている。
この文言をマネすることはそれほど難しい事ではない。しかし、企業に所属する全ての者が腹落ちし、納得感を持った存在にできるかと言えばそうではない。
いくら立派なウェイを作成したとしても容易に浸透はしないのだ。全てにおいて整合性を持たないと壁に掲げてある額縁に過ぎない。押し付けるのではなく、抽象的でもない。その一本のウェイで主体となる全員が同じ方向に向かなければならない。
ちょうどこの秋より名大社としてもウェイの作成を始めた。簡単なのは僕が自分の想いを書き出し、美しくまとめ、全員に配布し、朝礼で唱和する。それが手っ取り早い。
しかし、それでは意味がない。会社は僕個人の持ち物ではない。自分の価値観が上位にくるものでもない。全員が自らの価値観や存在意義をぶつけ合い、共感し合いながら作り上げていくもの。そこに本当の価値があると思うのだ。
そのため今回のウェイはコアメンバーが中心になるものの、基本的には全社員が参加して作成することとしている。
昨日、J&Jのウェイを学びながら感じたのは、それが間違いでないということ。特にうちのような小さな組織は一人ひとりの性格はバラバラでも同じ方向を向いていないといけない。それも同じ言葉を使うウェイの存在は継続を前提とする企業にとっては必要不可欠。
昨日のクラスは僕自身が取り組まなければならない課題にも大いに役になった。来週はまた全員でミーティングもあるし・・・。
まだまだ先は長いが、今回の取組みは会社の歴史を変え、将来を作るかもしれない。少々大げさか・・・(笑)。
その前に今日の企業展&転職フェアを無事終えることが必要だけど。
2013年12月2日
ちょっと珍しい一週間
昨日は各メディアが就職活動解禁のニュースを報じていた。あまり大袈裟に流さない方がいいとは思うのだけど、話題性としては見逃すわけにはいかないのだろう。それにしてもドワンゴさんの受験料支払いのニュースには驚いた。賛否両論だろうな・・・。
そんな就職活動がスタートした12月には僕も講演依頼があったりする。今週は珍しいことに週3回も講演を行う。
今日、明日の2日間は大学3年生に対して「中小企業の魅力と探し方」というテーマで話をさせてもらう。こちらは毎年依頼いただく内容で、会場の雰囲気も学生の臨む姿勢も何となくイメージできる。
今年は昨年までと比べると危機感が減少している分、参加人数にも影響が出るかもしれない。
それも地味なテーマでの講演なので(苦笑)、今の時期の学生には響かないかもしれない。そこも含め楽しみにしたい。
そして、5日(木)に講演するのが愛知県の公立高校。それも就職希望の2年生に話をするのだ。過去、進学校の生徒さんには話をした経験はあるのだが、就職希望者には初めて。
依頼を頂く段階で「私で大丈夫ですか?後悔しませんか?」と聞くのだが、「大丈夫です。問題ありません。」と答えられるので、きっと大丈夫なんだろう。仮に大丈夫じゃなかったとしても、その人選ミスは依頼者側にあり、僕は悪くない(笑)。ただ決して責任逃れはしませんので、ご安心を・・・。
講演は「社会に出るための心構え」と何ともつまらなそうなタイトル(すみません・・・)。
こんな話を聞きたいかどうかは分からないが、中味はイチから考える。
高校生に迎合するつもりはないが、少しでも興味を持ってもらえる内容にしなければならない。そして、社会人の代表として伝えるべきことは伝えなければならない。
その点でいえば、講演内容は必殺嵐ネタも使い、四苦八苦しながら作り上げた。今はまだ社会に対して関心は持てないだろうが、少しでも働くことに魅力を感じてもらいたい。
いずれの学校も郊外なので、その往復を考えると結構な時間。やらなければならないことも山積みなので慌ただしい週になりそうだ。
ちょっと珍しい一週間。張り切っていってきます!
2013年11月22日
ワークライフバランスを考える。
昨日は厚生労働省が主催する「休暇制度で、会社を強くする」というセミナーに参加。休暇制度を増やすことで会社を元気にすることを目的としたセミナーだが、僕は半信半疑で出席した。
休みに対しての考え方は、自分自身の古い体質が抜けきらないのが現状。休みを取らず働く事が美しいと体に染みついている面がないとは言い難い。そろそろそこから脱皮しないといけないと思いつつも、古い価値観のままでいたりする。
これから先の働き方を考える経営者としては失格なので、記念日休暇やノー残業デーを設けたりしているのだが、本質的にはまだまだ未熟。
そんな意味では昨日のセミナーはかなり腹落ちし、新しい考え方を自分自身にもたらしたと言える。どうしても「休みが多い=売上減少」と捉えがちだが、多分、その事を信じている段階で効率的な経営はできない。
今の自社に当てはめてみても、誰かが交代で平日に休んだところで、仕事に支障をきたすわけでもないし、売上が下がるわけでもない。上手くローテーションでカバーすればいいわけだし、逆に平日休みを取ることでリフレッシュし、その後の仕事に好影響を及ぼすことも多い。10月の沖縄への社員旅行もそれに近い。
今回のセミナーでは社員と会社が元気になる休暇制度を導入するユニークな企業の実例を紹介しながら、その効果について言及されていた。
特に中小企業ではそんな制度を導入することにより、メリットは多いという。人材確保に優位性を持たせる、離職率を下げる、オンとオフの切り替えにより新しいヒラメキが生まれるなど・・・。
ラクをしようと思う人が増えるなんて言う発想も古いようだ(笑)。仕事への集中度を高めメリハリをつける意味では休暇や時短は必要になってくるのかもしれない。ハードワークも大切だと思っている僕自身の固定概念を壊さないといけないかも(苦笑)。きっと両輪なんだろうけど・・・。
第二部の東レ経営研究所のコンサルタント渥美由喜氏の講演も僕に与えた影響は大きかった。東レ経営研究所といえば佐々木常夫氏が有名で、この方の講演会でも勉強させてもらったが、渥美氏の話も負けず劣らず素晴らしい内容。
いい意味でも悪い意味でも佐々木氏と同じよな境遇の中で仕事され、その中で完璧なロジックとこれからの仕事への価値観の提案をされている。ワークライフバランスというとどうしてもプライベートの充実ばかりクローズアップされるが、実際にはそうではない。
介護や育児を真剣に考えた場合、その重要性は増す。その観点を僕自身が持たないと社員全員にシアワセを提供するのは難しい。その先の先まで考えなければならないのだ。
課題満載であることは間違いないが、ワークライフバランスについて向き合えたのはいい機会であった。ありがとうございました。