金曜の午後から昨日いっぱいまで東京出張。
facebookでこんな写真とか、
こんな写真をアップしていると
(アップしたのは僕ではないですよ・・・笑)、
遊んでいるだけのように思われるかもしれない。
ランニングシューズを持参したにも関わらず、
ずっと雨で走る機会を失くしたことを振り返ると目的も見えずらくなる。
できれば皇居を走りたかったけど(笑)。
目的は明確である。ファミリービジネス(同族経営)の学びだ。
金曜日はファミリーセラピーの第一人者富士見ユキオ氏と岸原千雅子氏によるセミナー。
詳細をここで書こうと思ってもそれは難しい。
僕の文章力と理解力では分かりやすく説明することができない。
人の深層心理に入り込んでいく分野でもあり、安易な表現もできない。
分かりやすい例でいえば、大塚家具の親子問題。
ここには2人の生い立ちの違いや互いに持つコンプレックスや葛藤が微妙に絡み合っている。
単に親子の醜いケンカとか戦略の違いだけでは解決できない
ファミリービジネス特有の問題が隠されている。
ちょっと苦手な分野ではあるが標準的な知識だけはつけておかねばならない。
土曜日はAFBAフェロー会。
ファミリービジネスアドバイサーの資格者保持者が集まり、各々の取り組みを発表し共有する。
これもかなり勉強になる。
経営コンサルの立場からひとつの企業に深く入り込み、計画面、戦略面、
財務面から現状の同族経営の問題に関わっていく。
その企業との関わり方も論理的な観点もあれば、感情的な観点もあれば、その立場によって異なる。
自分の役割を徹することでクライアントの問題を解決する目的な同じなのだが、
手法や考え方はさまざま。
実際のファミリービジネスオーナーによる発表も参考になる点は多い。
僕のような非ファミリーの経営者では絶対に遭遇しないような問題を抱えている。
これも知っておくべき要素。
と同時に自分の立場としての意見やアイデアも持ち合わせねばならない。
僕は7月17日に実施するセミナーを中心に、今後の取り組みについて発表させてもらった。
(こちらはあと少しだけ受け付けています。よろしく!とちょっと宣伝)。
夜はどうしても上の方にある写真のような状態になってしまうのだが、
こんなネットワークを築けるのもありがたい。
(ちなみに最初の写真はただの愚か者です・・・笑)
そして、昨日の日曜日は第3回FBアドバイザー認定講座の最終日に参加させてもらった。
いやいや、かなり抜けてますね・・・。復習しないといけませんね(苦笑)。
夜は3期の方と一緒に懇親会(打ち上げ?)。
昨日まで学んだ方と情報交換をさせてもらった。
優秀な方が多い。
僕なんかがメンターなんてできるのだろうか・・・。
こうして週末の3日間は終了。
ちょっと疲れも残ってはいるが、今日は早朝幹部会議からスタート。
気合を入れていかないといけない。
疲れの原因はお酒だと思うのだけれど。
なんと先週から今週は9連投となるし・・・。
カラダは大丈夫かな。
昼間寝てても、怒らないでくださいね(笑)。
ただこのタイミングで社内の制度を大幅に変えた。
子会社であった株式会社名大社火曜日を清算し、名大社に吸収。
委託契約の社員さんが活動する会社であったが、その体制を見直した。
正直なところ、ここはお互いの考え方が合わず、うまく機能させることができなかった。
名大社本体は部署名も一新、組織も新しくした。
社内インフラも見直し、携帯電話の支給(これは遅すぎ・・・笑)、Gメールの活用、
日報のWeb管理とデジタルの活用を推進した。
HPもリニューアルし、「人と企業が出会う場所。」という
自分たちが大切にしていることを前面に押し出した。
そして、対外的にもその役割を公開した6月から「第三創業期」と位置づけた。
一人ひとりの主体性を重視する政策に変え、ボトムアップ型組織に切り替えた。
倫理観を大事にし、自分が理想とする組織つくりを行った。
いくつかのプロジェクトチームを作り、若手にその業務を任せていった。
会社の雰囲気は大幅に変化していった。
毎月開催されるマーケティング講座で学ぶと共に
積極的に自分のアイデアや意見を発言する場を作っていった。
感覚的でしかないが何でも言い合える雰囲気が醸成されていったのだろう。
営業面でいえば、新たな企画として障がい者採用向けのイベントを立ち上げた。
これまで行政と仕事を組むことはなかったが、
初めて名古屋市、名古屋商工会議所と企画を立てイベントも実施した。
また、業界に先駆けインターネット就職サイトの基本掲載を無料とした。
「新卒ナビFREE」として他社サイトと差別化し、
新卒採用に予算をかけることが難しい中小企業を中心に新たなサポート体制を作っていった。
人材紹介業の準備もスタートさせた。
まだまだ厳しい状態は続いていたが、可能性を感じる毎日であった。
11月の転職フェアでは前年同月比の200%の数字を達成することができ、
営業面でも自信を取り戻すことができた。
これは本当に一人ひとりのメンバーの頑張りのおかげ。
夏の賞与はゼロ。
秋にようやくワークシェアリングは終了したが、納得できる待遇ではなかった。
前年にはなかった冬の賞与は支給したが満足できる金額は程遠い。
それでも誰も文句ひとつ言わず、懸命に目の前の仕事に取り組んでくれた。
この一年、社員は一人も辞めることはなかった。
「全員参加」という言葉を事あるごとに使っていたが、
それが表面的ではなく日々の業務が証明していた。
それが名大社の強さ。
今こうして順調に会社が成長しているのも、全員が高い意識で仕事を続けてきた証。
一人でも欠けていたら、今とは違う状態になっていたのかもしれない。
一人ひとりの力は小さい。
抜群に能力の高いメンバーがいるわけではない。
しかし、この一体感が生み出すとてつもないパワーが会社を動かす原動力になっている。
その存在が僕には誇らしい。
そんな風にして一年が過ぎていった。
未熟な社長を支えるメンバーが会社を支えていった。
これが会社の代表になって過ごした一年。
書き足りない点はいくつかあるとは思うが、大切なことは披露させてもらった。
こんなことをオープンにすることが正しいかどうかはわからない。
人によっては恥を晒すなと非難されるかもしれない。
しかし、そこも含め、これが僕たちの会社。
いいじゃないか。その姿勢で・・・。
最初の一年の話はこれで終了。
最後の方はちょっとカッコつけすぎかもしれない。
二年目以降のことはいつ書くかは未定だが、時間を見ながら書き起こしていきたい。
もう興味を持ってもらえないかもしれないけど・・・(笑)。
自分で道を広げるしかなかったのは、逆にありがたかったのかもしれない。
年明けからいろんな人に会いに行った。
今、懇意にしている当時就職エージェント社長で現キーカンパニー社長の下薗氏や
ディスコ取締役の坂戸氏もこの時に何年振りかで再会した。
それがご縁でふるさと就職応援ネットワークにも加盟し、
各地域の就職情報会社の社長とも親しくなった。
今でこそ、愚か者名誉本部長なんて絡んでいるパフ釘崎社長もこの時に初めて出会った。
当時は口を聞いてもらうのも失礼にあたるくらい雲の上の存在だった。
同世代の地域の就職情報会社の社長は大いに刺激を与えてくれた。
そして、以前ビジネススクールに通っていた時のマーケティングのP講師にも救いを求めた。
僕が尊敬する大好きな講師で、数多くのことを学んだこともあり、
会社に新しい知識や考えを吹き込みたい想いでダメもとで協力を依頼した。
涙が出るくらい嬉しい言葉をかけてくれた。
出会ったすべての方が温かく僕を迎えてくれた。
(そうでもないかもしれないがそう感じている・・・笑)
先の見えない新米経営者に温かい声を掛けてくれた。
力になってくれた。素直に嬉しかった。
こうした人との出会いが僕に更なる勇気をもたらせてくれたのだろう。
今でもこのスタート時の出会いが僕の財産にもなっている。
だからといって業務が全て順調に進むわけではない。
年度末には新聞社による代理店解除の申し入れもあり、試練に耐える時だった。
結果的には事なきを得たが、多くの対策を求められた。
新オフィスに移転したタイミングで新卒ナビのサーバー環境を変えた。
万全のはずだった。
しかし、サーバーが支障をきたし、新卒ナビがストップした。
クライアントにとっては採用活動における重要な時期。
そんな時期に大迷惑を掛けてしまった。
1~2日程度の障害だが致命的だった。
新年度の最初の仕事はクライアントに謝罪に出向くことだった。
理解を示してくれたクライアントもあったが、そこで少なからず信頼を失ったのも事実。
辛い4月のスタートだった。
お詫びに伺うことが僕の大きな仕事だった。
(続く・・・)
期待だけ持たせて何も書かなかった1回目(笑)。
過去を振り返り、それを文章化するのは面倒な作業。
それも低迷が続いていた1年目の事を書くのは結構恥ずかしい。
会社の財務体質は大幅に改善したとはいえ、
一年目の決算は赤字だったので、褒められるようなことは何もない。
それでもここに証を残しておこうと思う。
2009年12月21日に社長に就任した。
しかし、いきなり任され準備期間は全くなかった。
対外的には公開せず社内の人事として発表され、全責任が僕の下に降りてきた。
それはいい。全ては覚悟の上。
自分が責任を取ると決めた以上、後悔はなく前に進むことしか考えていなかった。
いきなり実印、代表者印、銀行印の管理から全ての契約書の管理まで僕の手元にきた。
会社のお金がどこにどれだけ預けてあり、
新聞社への保証金はいくらでどんな扱いなのかも全くといっていいほど知らなかった。
経理面、財務面に関しては無知だった。
初めて見せられる資料に「ほ~」とか「はあ~」とかうなずくことしかできなかった。
今思えば、あんな知識のない者がよく社長を引き受けたと感心する。
無知は時に強い。勢いをつけるものだ。
そんなことより営業面、組織面の方が僕にとっては不安材料であった。
どん底の業績をどう復活させるか、赤字垂れ流しの状態をどう食い止めるかが大きなテーマだった。
だが次長以上が月半分休みのワークシェアリングはいかにも不憫だった。
月半分休みということは、交代交代で休むようなものなので、
同じ会社でも顔を合わすことがほとんどない状態をさす。
それはさすがにまずかった。意志の疎通が全く計れない。
古い付き合いでも統率は取りにくい。
そのため、年明けからは次長以上は7割の出勤として、助成金制度も申請をした。
同時に進めなければならないのは最大の固定費だった家賃の圧縮。
ビルを移転することで家賃負担が1/3の計算。
当時はリーマンショックの影響で名古屋の地価も下落。
現在、オフィスを構える丸の内周辺は家賃の交渉がしやすかった。
まだ建築中だった現在のビルとの交渉がうまく進み3月下旬に移転をすることが決まった。
新築ビルがオープンすると共に移転できるのは新しい門出としてはうってつけ。
メンバーのモチベーションも上げることができた。
その一方でビル移転に絡む原状回復が思った以上に費用がかさんだ。
長年過ごし改装しまくった中日ビルの原状回復費用は半端ない。
指定業者しか使用を許されず、交渉は難航。
かなり粘り、当初の金額よりも下がったもののその出費は大きかった。
だが、それ以上に新しいオフィスへの期待は大きく、僕も何度も視察にお邪魔した。
そして肝心な営業面。
僕自身、大した戦略を持っていなかったし、何から手を付けていいのか正直分からなかった。
とにかく多くの人に会い、多くの情報を集め、今後、会社にとって有益な方法を探るしかなかった。
それまでの名大社はいい面も悪い面も閉鎖的な会社だった。
新聞社、TV局とは友好的な関係を築いていたが(そうでもないか・・・苦笑)、
クライアント以外の企業とは付き合いが皆無だった。
独自路線を走っていたと言えばそれまでだが、同業他社との付き合いは途絶えていた。
それがより会社のベールを包む状態であり、
「山田なんて聞いたこともないわけ分からんヤツが責任者」程度に思われていたと思う。
(今もあまり変わらないか・・・笑)
前社長から引き継いだパイプはない。
自分で道を広げるしかなかった。
(続く・・・)
今日は名大社の株主総会。
毎年5月の最終火曜日に開催している。
とんでもない株主が乗り込んできて「誇りで業績が上がりますか?」と
株主提案がない限り、平穏に終えれるだろうと予測する。
(いきなりはあり得ないんだけど、大丈夫かな・・・笑)
今のところ、後ろ指を指されることはないはず。
この株主総会が何かと節目にあたるので、昨年の同時期にこのようなブログを書いた。
社長になるまでのこと 1
社長になるまでのこと 2
社長になるまでのこと 3
社長になるまでのこと 4
僕が社長に就任するまでの1年間の行動を書いたのだが、予想以上の反響を頂いた。
会社の恥部を晒すような内容だったが、
なかなか見ることのできないレアなケースのため、驚嘆の声が多かった。
社長になる1年前まで飛び込み営業していたわけだから、不思議ではないか・・・
ただ、僕にとっては嬉しく励まされ、自信になるコメントがほとんどだった。
「本を出版したら」なんていう有難いコメントももらった。
中には「社長になってからの事を書きなさい!」という声もあった。
この5年間、世の中が驚くような取り組みなんて何もしていないので、
書くべきではないと思っていた。
しかし、何もないと言っても日々変化はしており、会社も大きく変わった。
社名も変わらず、提供しているサービスも基本は同じ。
だが、社風や組織を含め、以前とは全く違った会社になったのは事実。
それが正しいかどうかは僕には判断できない。
ただ、これも会社の歴史としてその足跡も残しておくべきだとも最近は考えるようになった。
僕が引退してからも会社が継続していくようであれば(それが当たり前)、
僕が取り組んできたことも残しておく必要はある。
それは成功したことも失敗したことも含め、会社の歴史として刻みこんでおかねばならない。
となると「社長になってからの事を書きなさい!」というのは天使のささやき。
僕自身の拙い経験を文字として残さなければならない。
別にブログに書く必要はないかもしれないが(笑)、分かる場所に記録、保存しておくことも大事。
まずは社長に就任してから1年の行動を書いていきたい。
というものの今日はここまで。
お叱りの声が上がるかもしれないが、ちゃんと確認しないと不明な点もあるので・・・。
タイトルはインチキかもしれませんね(笑)。
この週末あたりに、しっかりと書きます。
つまらないとは思いますが、ご期待ください(笑)。
今日で49歳。
東京のホテルで一人寂しく朝を迎えることとなった。
この歳になると特に何かが変わるわけではない。
しかし、40代もあと1年かと思うと急に自分の中で危機感が芽生えたりする。
果たして相応しい年齢を積み重ねているのか、その行動は正しいのか。
朝になると昨晩の愚かな行動を思い出したり・・・(笑)。
出張した初日も
2日目も
3日目も・・・。
飲むために出張しに来てるのかと誤解されてもおかしくはない。
否定はしないが、それがメインではない。
皇居を走るために上京してきているわけでもない。
既に言い訳モードに入りつつあるが、今週の4日間は「学び」に来ているのである。
あくまでもメインはこれ。
日本の人事部主催の「HRカンファレンス」。
インプットもアウトプットも重要。
今後の事業を考えていくとインプットに集中し、これから自分たちに何ができるのか、
僕の経営者としてのやり方に間違いはないのか等、多くの方の話を伺いながら考える必要はある。
そんな意味では充実した4日間であり、東京には多くの情報が集中していることを改めて実感した。
詳細はここでは語れないが、今後の新卒採用のあり方、若手人材を育成するために重要な要素、
経営と人事の関わり、変革の時代に求められるリーダーシップなど。
そんな話を吸収し、今、僕が置かれている状況の中で正しいことと
変えていかなければならないことを学んだのだ。
昨日のLIXILグループ副社長八木洋介氏やカルビー代表取締役会長の松本晃氏のセッションは
特に大きな学びだった。
「正しいことを正しくやる。そうすれば勝てる」。
単純に言ってしまえばそんな事にはなるのだが、それを直接伺えたことの説得力と納得感は大きい。
これからの自分に落とし込んで活かさなければならない。
聞いているだけでは意味がないのだから・・・。
とりとめのない話になってしまいそうだが、
今日、僕の言いたいのは「ただの愚か者ではないぞ!」ということ。
毎日、愚かな行動を取っているのも事実ではあるが(笑)、ただの愚か者ではない。
前向きであり、現在と未来を考える愚か者、
正しいことを正しく実践する愚か者でなければならない。
残された40代、最後の一年、真の愚か者として悔いのないような行動をとっていきたい。
訳の分からないブログになってしまった・・・。
この一年もご支援のほど、よろしくお願いします。
現在、会社には二つの応接室がある。
一つは来客用や打合せ用。
もう一つが主に求職者のカウンセリングや1対1の面談に使用するための応接室。
空いている時は僕が社長室代わりに使うことも多い。
今のビルに移転した時に社長室なんていらないという判断から、僕のデスクはみんなと同じフロア。
「社長室はないんですか?」と聞かれることもあるが、特に必要性は感じない。
距離感を近くするのれあれば、ないほうが都合がいい。
単にオフィススペースが狭いという見方もあるが、それが基本的な考え。
ただ社内があまりにうるさく、静かに仕事したい時は応接室に避難することも度々。
(営業がいない日中でもギャーギャー社内がうるさかったりするのです・・・笑)。
まあまあ都合よく使わせてもらっている。
全然使用できない時も多いけど・・・。
つい先日、その応接に書棚を追加した。
今までは左側の一本しかなかったのだが、本が満杯になってしまったので買い足したのだ。
もっぱらここに置いてある本は僕が普段読んでいるビジネス関連の書籍。
自宅の書棚は既にいっぱいなので行き場がなく、それを会社に持ち込んでいる状態。
公私混同と思われるかもしれないがそうではない。
ここに置いてある書籍は持ち出し自由。
できるだけ会社のメンバーに読んでもらいたいと考え、そのスペースを提供している。
しかし、残念なことに僕の想いはあまり届いていないようだ。
持ち出しするのは一部のメンバーで、その存在すら知らない者もいるのではないか。
あくまでも自主性を期待したいので、とやかくは言いたくないし、
自分の価値観を押し付けるのもいかがかとも思う。
ブログに取り上げた書籍も並んでいるので、もっと関心があっても良さそうなものだが、
そもそも僕のブログにも全く関心がなかったり・・・。トホホ。
先日も「テツさんって、月3本くらいブログを書いてるんですよね。凄いですね。」なんて、
信じられないことを言うヤツもいた。
(ここではあえて、ヤツ呼ばわり・・・苦笑)
トホホ。余程、外部の方の方がよく知っている。
まあ、それはまだ僕の努力が足りないだけのこと。まだまだなんだ・・・。
新しい書棚はまだ半分以上、空いた状態。
ここに本が埋まるように僕の知識や教養も埋まっていけばいいのだが、
そんなふうに比例はしないだろう。
ただいろんな意味において読書は大切。
特に僕のような平凡な人間はここから多くのことを学ばなければならない。
比例することは難しいが、せっせと読んでここに足していくことにしよう。
ちなみに色物はありません(笑)。
今日は休みなので誰も入室しない。
僕は休みに関係なく午後からパネラーとしてちょっとしたイベントに参加。
何の準備もしていないけど、大丈夫かな?
昨日から東京出張。お昼は銀座の三笠会館、秦淮春でランチ。
銀座の高級店で優雅なランチなんて僕も偉くなったものだ(笑)。
ぎこちなさ満載、田舎者の上京が丸わかりだが、多少の気取った態度も必要。
打合せを含め有意義な時間を過ごさせてもらった。
今は内容を明かすことはできないが、間もなくリリースをしたい。
ワクワクする企画が組めそうである。感謝!
夜は相変わらず飲み会の予定が入っている。
そのまでの時間の潰し方を考えていたら、上手いタイミングで講演会を発見。
日経トップリーダー主催の「暗黙知の事業承継~経営者のDNAを後継者に継承させる成功法則」。
かなり大袈裟なタイトルだと思うが(スイマセン)、申し込みをし参加させて頂いた。
僕の今の状況からすれば事業継承はまだずっと先。
余程ヘタクソな経営をするか、体調を崩さない限り、すぐに事業継承をすることは考えにくい。
(いやっ、どうなるかはわからないけど・・・)
しかし、いろんな観点からその方法について学んでおくことは重要。時期は選ばない。
また、正解はひとつではない。
今回はファミリービジネスやM&Aの要素とは異なる視点での内容。
「会社の見えない知的資産(暗黙知)」を「見える化(形式知)」
にして後継者へ伝えることを本講演では目的にしていた。
そのための準備期間や準備のためのプライオリティは様々だが、一定の基準はあるようだ。
一般的に経営者の引退年齢の平均は66.7歳。事業承継時の理想の年齢は43.7歳。
(僕はほぼ理想に近かったか・・・苦笑)。
それをよりスムーズに行うには、第一に後継者の資質・能力の向上、
第二に後継者を支える人材の育成が重要だという。
もちろん業態や環境によって異なるだろうが、ここを重要視するケースは多いようだ。
このあたりの納得度は高い。
拙い僕の経験からもそれが重要だと考える。
しかし、そこは結構、感覚的な要素が強い。どう可視化かせ実行に落とし込むか。
これが相当難しい。
最終的には一緒にできるコーチが必要という結論になるのだろうが、
これまで学んできたこととは違う言語で話を伺えたのはプラスになった。
もっと学ばねばなりませんね。行動の方が重要だけど・・・。
夜は東銀座で飲み会。
これも僕にとっては大切な仕事だが、理解を得るのは難しいだろう(笑)。
う~ん、「喫茶すなっく のろ」って・・・。
今日は朝から夜までビッシリ。
FBからFnetへ。何のこっちゃ・・・。
異なる脳ミソを使う濃密な一日となりそうだ。
先日、機会を頂き「TOYOTA Investors Meeting 2015」に参加させてもらった。
トヨタ自動車の個人投資家を対象としたイベント。
トヨタの歴史や未来の技術を学べる展示コーナーや最新モデルの試乗など、
いくつかあるプログラムの中で僕の目的は豊田章男社長の講演。
基調講演「トヨタが考える持続的成長とは」と
ニュースキャスター小谷真生子氏との対談が一番の目的だった。
(やはり美人ですね・・・)
豊田家の三代目であり、世界を代表するファミリー企業の社長であるトップの講演は
ファミリービジネスとしても興味のあるところ。
多くの参加者はトヨタ自動車のこれからの戦略を聞きたかったと思うのだが、
僕はそれよりも三代目社長としての考え方や従業員との取り組みを楽しみにしていた。
詳細についてはいつものように割愛するが(スミマセン)、
この講演を通してトヨタ自動車の強さを改めて感じたのだった。
それはトヨタの手掛ける未来のクルマづくりや人材育成のことをいっているのではない。
もちろん、それも含まれるが、僕が強く感じたのは豊田章男社長が創業家として、
より強い責任感とリーダーシップを持ち、何よりも従業員を一番に考え、経営に携わっている姿勢。
2009年、米国での公聴会は代表的なニュースであると思うが、
トヨタ自動車が残るのであれば自分はどうなってもいいという潔さ。
自己保身は微塵も感じられない。
僕が学んできたファミリービジネスの理想をそのまま映し出していた。
投資家対象のイベントのため演出は当然だが、
僕は豊田章男社長の話を伺いながら、涙が出そうになった。
いや、正直、涙が出ていた。
(騙されやすい性格かも・・・笑)
つい先日も大塚家具の件でファミリービジネスについてブログに書いたが、
同じファミリービジネスでも天と地との差が開いている。
街頭インタビューでトヨタの社長はカルロスゴーンと言われていたように(笑)、
ファミリー企業として見られていない面はあるが創業家の想いは脈々と継がれている。
それはトヨタ自動車は社員が共に作った会社であるという共通の考え。
技術革新よりも、むしろその精神が永続的に続くことがトヨタの最大の強さ。
それを講演を通して最も感じたこと。小谷氏との対談も良かった。
あまり見ることがないオチャメな姿も披露していた。
この日、一日だけでトヨタが好きになってしまった。
次回、クルマを購入する時はレクサスかクラウンにしないと(笑)。
いやいやプリウスで・・・。
やっぱ騙されやすい性格かな。
いい機会を頂き、ありがとうございました。
名大社の決算は3月。本日でもって2014年度を終えることになる。
ほぼ予定通りの進捗で売上、利益とも確保ができたのは安堵するところ。
これも営業、内勤を含め一人ひとりが自分の役割を忠実にこなしてくれたおかげ。
改めて感謝したい。
今週に入り、一気に春めいてきて、外を歩いていても心地いいい。
昨日もウエスティンナゴヤキャッスルまで歩いたが、いい眺めだった。
決して昼から酔っ払っているわけではないですぞ(笑)。
明確な取り決めはないが、僕の中で一年の締めくくりは二つある。
ひとつは元旦から大晦日までの一年。
もうひとつがこの3月に年度末を迎える一年。
自分自身の目標は1年をスタートさせる元旦が基準。
会社としての取り組み姿勢(標語や方針)は年初だが、具体的な売上目標は新年度となる4月から。
ダブルスタンダードのような気もするが、これはこれで意味のあることだとも思う。
年初に立てる目標は常に更新することが要求される。
この目標ができた、できなかった等、定性的な面が多いのだが、前年の状況をみて目標を立て直す。
4月からの目標も前年比120%の売上げなど、
前年と比較しながら組み立てることもあるが、全ては一旦ゼロになる。
売上で言えばゼロから作っていくしかない。
特に我々のような業態はその傾向が強いので、前年の成功体験をそのまま持ち込めることもない。
僕自身が危機感に見舞われることが多い。
1月を迎える時はワクワクするが、4月を迎える時はドキドキする。
これからの一年、無事に過ごすことができるだろうか。持続的成長を維持できるだろうか。
小心者の僕は年度の初めはいつも不安に陥り、
時間が経つにつれ自信が回復し、そして勢いにも乗ってくる。
全然違うでしょ!と思われるかもしれないが、そんな気がする(苦笑)。
それをいい意味で和らがせてくれるのがこの春という季節。
桜に癒され、フレッシュな顔ぶれは元気をくれる。
明日からは2人の新人を迎える。
その新鮮さは会社にも僕にも活力を与えてくれる。
今期が良かったなんて、そんな満足感は今日一日でおしまい。
全てリセット。全員が新たな気持ちで臨んでいく。
2014年度お疲れ様でした。
来期もいい一年にしていきましょう。