先週金曜日にsansan主催の講演会に参加。
題して「日本企業の少し未来の働き方」
基調講演は慶応義塾大学大学院教授の夏野剛氏。
iモードを開発した人でもある。
かなり古いか(笑)。
この方の講演も一度伺いたかったので、いいタイミングで情報が届いてきた。
この講演は先着順ではなく抽選。
厳正な抽選の結果、見事当選。
そんな応募数が多かったのかな?(笑)。
会場はヒルトン名古屋でそれも通常セミナーがよく開催される4階ではなく28階。
それだけでもプレミア感がある。
僕は時間の関係で出席しなかったが、
シェアタイムとして豪華ブッフェもセットされていた。
これが無料なのでかなりの大盤振る舞い。
今のsansanさんの勢いを表しているのかな。
夏野氏の講演タイトルは
「IT・IoT時代に求められる企業競争力と働き方」
冒頭からNHKwebのワールドカップの映像を見せながら、
現在の日本のtechnologyについて語られていた。
僕は初めて知ったのだが、NHKwebではW杯のゲームをいろんな角度から4画面映し出す。
この技術は10年前から出来上がっていたのだが、
今回の放映で初めて適用された。
夏野氏はこれが日本の成長を止めている一つの要因と言われる。
規制でがんじがらめにすることで新しい技術の取り込みが遅くなるようだ。
それは日本の生産性が低いことにも繋がっている。
この20年で日本の生産性は変わらないのに対し、
米国では98%、フランスでは60%、ドイツやイギリス、韓国も含め相当伸びている。
それに対し、これだけ働いてる日本はさっぱり。
GDP成長率を分かっていない政治家が多いのも原因のひとつ。
日本はデジタル革命にも乗り遅れ、
その理由は規制がイノベーションを抑制している、
リーダー層の低いデジタルリテラシーが原因とも・・・。
かなり国全体や政治家、経済界に批判的な意見を述べられていた夏野氏だが、
ここまで遠慮することなく、思い切った発言をされたことは新鮮。
これだけはっきり言われると却って心地よかった。
と同時に国内全体や自分たちに対して危機感も芽生えてきた。
このままでは日本が生き残っていけない。
夏野氏自身、強い危機感を抱いているよう。
社会システムを大きく変化させていく必要があると・・・。
そのための3つ。
組織体制の変化、
意味のなくなる平均値議論、
リーダーの役割変化。
結局、旧態依然とした組織体制や利害調整型のリーダーでは通用しない。
それは組織が大きくなればなるほどそんな傾向はある。
まさに池井戸潤氏の小説の世界。
まだまだ上を向いて仕事をしている現実も多いのだろう。
となると生産性が上がらないのも頷ける話。
夏野氏は日本を立て直すために2つが重要だという。
ふたつの「そうぞう(創造、想像)」を社会の中心にする。
そして、リーダーが甘えを断つ。
リーダーは判断スピードも求められるわけだ。
今回の講演テーマは企業競争力と働き方だが、
結論的にはリーダーとして、経営者としての在り方を問われていると感じた。
現状の満足が一番危険。
僕自身が摩擦を気にせず、もっと甘えを断たねばならない。
いい勉強になりました。
ちなみに本講演、撮影は問題なし。
参加者の多くはスマホでスクリーンに映し出されたスライドをバシャバシャ撮っていた。
これも時代の変化かな。
目は常に外向きにしていかなばならない。
貴重な講演をありがとうございました。
人気食べ物ブロガーの旅は続きます。
先週の北海道から本州を飛び越え福岡にやってきました。
そうです、博多の中洲です。
中洲へお邪魔するのは3年振り。
その時は社員旅行でした。
中洲でドンチャン騒ぎする声は名古屋まで届いていたようです。
それだけ楽しかったわけですね。
確かに中洲は3年前ですが、昨年秋に博多にはお邪魔していました。
鹿児島への社員旅行が台風の影響でフライトが中止になり、
急きょ新幹線で移動することになったのです。
途中下車したのが博多でした。
この時に肺炎を患ったことも思い出しました。
楽しいことばかりではないわけですね(笑)。
気持ちを切り替え、人気食べ物ブロガーは中洲の名店を探します。
中洲の中心街では芸がありません。
ここはマニアックに攻めるべきです。
中洲より北に位置する「居心地家 古都」さんにやってきました。
調べてみると住所は須崎町。
なんだ、中洲じゃなかったですね。
小さな問題は気にしません。
隠れ家的なお店です。
それではド~ンといってきましょう。
イカの姿造りと刺身の盛り合わせ。
イカは最後に天ぷらとしても登場します。
鯛のお吸い物。
のどくろの煮つけ。
飲み物はいつの間にか日本酒に変わっています。
九州といえば焼酎ですが、ここは敢えて日本酒。
博多の森。
茶碗蒸しにも合います。
そして、焼きしゃぶ。
他にもいくつかの品が出されました。
これが4000円のコースです。
かなりお値打ちといっていいでしょう。
さすが、地元の名店。
この日も予約のみの受付でした、
人気食べ物ブロガーのお店を探す嗅覚もさすがとしかいいようがありません。
えっ、仲のいい福岡の友人に連れてもらっただけでしょ?
それも含めて嗅ぎ分ける嗅覚です。
どれも美味しく日本酒も進み、
すっかりいい気分になってしまいました。
この後、中洲の繁華街に向かったのは仕方ありません。
ごちそうさまでした。
次回はどこへ向かうのでしょうか?
一部のマニアの中では騒がれ木曜から始まったドラマ「ハゲタカ」。
僕はリアルでは観ることができず、PCで録画分を昨日、書斎で・・・。
ちなみに書斎はエアコンがないのでこの時期は長期滞在は難しい。
特に連日のこの暑さ。
汗だくになりながら初回のドラマを観た。
そんな話はどうでもいい。
一部のマニアが騒いでいたのは
2007年に放映されたNHKドラマ「ハゲタカ」との比較。
このブログでハゲタカで検索してみるとなんと46件。
すべてリンクさせようと思ったが、
それだけで膨大な時間を要するので止めておく。
ただ言えるのは2007年以降観てきたドラマでNHK「ハゲタカ」を超える作品はない。
今でも僕の中ではベスト1位のドラマなのだ。
何度もこのドラマを題材に勉強会を主催したし、
同じようなマニアとは「終わりなき入札」ではなく、
終わりなき名言呟きを繰り返した。
なんのこっちゃ(笑)。
10年以上経過するのに色褪せることのないドラマだし、
ここに描かれている様々なシーンは僕の仕事観にも影響を与えている。
そんな中でスタートした新たな「ハゲタカ」。
世の中には僕のようなおかしな連中が山のようにいるだろうから、
さぞかし制作スタッフも苦慮したことだろう。
それはドラマを観て感じる点でもあった。
NHKのドラマと違い、どちらかといえば原作に近い。
原作のことはかなり忘れているが
沢尻エリカさん演じるホテルのマネージャーがそれにあたる。
しかし、相当、NHKを意識しているんじゃないかと思わせるシーンは多い。
バルクセールの対峙の仕方であり、
旅館(料亭)でのやり取りであり、
ホライズン本社のオフィスでありと・・・。
出演者も太田緑ロランスさんや光石研さんあたりを使うのは心憎い。
光石研さんの中延さん役もいいと思うが、
役柄が異なる前回ドラマ時の雰囲気とほぼ同じ。
巧みな演出なのかな。
1話が終わった段階でドラマの中身を語るのは止めておくが、
今後の展開は楽しみ。
久しぶりに民放の連続ドラマを観ることにしたい。
きっとあちこちでNHK「ハゲタカ」論とテレ朝「ハゲタカ」論が繰り広げられるであろう。
現段階で言えば、NHK「ハゲタカ」にはまだまだ叶わないというのが僕の率直な感想。
それでも次回以降を楽しみにしたい。
暑い書斎で観るのはいやだけど(笑)。
一昨日19日はディスコさん主催の「キャリタス人財採用セミナー2018」。
今年の採用戦線と次年度を予測するセミナー。
同業の場合、参加を拒否されるケースは多いので、こっそり潜入。
というわけではなく、きちんとご招待頂き参加させてもらった。
各社のデータは比較しながら見ることが多いが、微妙な違いが特徴だったりする。
ディスコさんの場合、企業は大手企業、学生はアッパー系大学中心のデータが特徴。
僕たちが普段接するメインと違う点がいい学びとなる。
インターネットでのアンケート集計を基に分析をおこなう。
そこから今年の傾向が見えてくる。
今や就職戦線はインターシップが中心。
以前は就活の上にインターンシップが乗っかる形だが、
今や順序に従うような流れ。
別の方がインターンの変化を上手い具合に説明されていた。
18卒は優秀層がインターンを活用。
そこから19卒は行った方がいい存在になり、
これからの学生、20卒は行かないとヤバい存在。
もはやインターンシップは就活のメインと表現してもおかしくない。
地方との温度差はあるものの、その表現が腑に落ちた。
超売り手市場といわれる環境の中で学生の行動も大きく変化している。
それはナビによるエントリーもそう。
5年前の平均エントリー数は85.5社だったのに対し、今年は30.7社。
1/3に減少。
それも3月1日以降の就活で知った企業の割合は2.2割。
すなわち6社しか知らない会社にエントリーしない。
このデータだけをみると3月以前に社名を知ってもらわないと
採用活動でほとんど勝負できない。
さすがにこれは極端だと思うが、それくらいの危機感と厳しい現実が待っている。
企業選びの重要性も時代と共に変化している。
「働き方改革」が叫ばれることも影響しているのだろう。
以前は重要視されていた「仕事内容が魅力的」が大きく下がり、
将来性、待遇、福利厚生など「働きやすさ」の重要度が増している。
企業側の訴求ポイントも変えていかねばならない。
もはや「若いうちから活躍できる」なんて言葉は何も伝わらない。
そんな状況だ。
このようなデータだけ見ていると
名大社のクライアントの中心である中小企業は圧倒的不利。
ここ数年その傾向性はあったが、さらに加速した感じ。
個々の戦略を大きく変える時期なのは間違いなさそう。
この流れはしばらく続く。
20卒採用も企業側の積極的姿勢は増しており、売り手市場は継続。
今年採用が成功した企業でも来年は一から見直しを迫られる。
予算や手間は掛けない、人は割けない、でもいい学生を採用したいなんて考えは、
時代錯誤も甚だしいといわれてしまうだろう。
僕はそこまではいわないけどね(笑)
そんな中で20卒採用に向けて力を入れるべき点がある。
ブログでは披露しないので、個別に聞いて欲しい。
それは僕も以前から大切だと思ってきたこと。
やっぱり現場に戻ってクライアントに提案するべきだな(笑)。
ディスコさんのセミナーではいい意味でのヒントも頂いた。
ヒントに悪い意味なんてないか・・・。
昨日、名大社では19卒向けの合同説明会を開催し、
今も4年生や企業をサポートしている。
こちらも継続させながら本格化する20卒採用に対しても対策を練っていきたい。
まず自分では選択しない映画。
休日に高校生の息子がTSUTAYAで借りてきたので一緒に観た。
DVDで映画を観るのも久しぶり。
最近、家で観る場合はAmazonプライムばかりなので、こんなシーンも珍しい。
家族で何も考えずワイワイ騒ぎながら鑑賞するには向いている映画ともいえる。
それも単純明快に何も考えずに観るのがいい。
本作は社会的な立場や事件の真相を深く考えるととんでもないことになる。
ハッピーエンドなんて言える場合ではないし、国家問題に繋がる。
トランプ大統領のワガママなんて、ほんのちっぽけなことと思えてくる(笑)。
中枢部の連中はそんなことまで考えて操作をしていたのかな?
ストーリーは至ってシンプル。
その分、映像の迫力で勝負している感ありあり。
世界の主要都市が登場し、あっという間に異常気象に巻き込まれていく。
東京の描き方があまり正しいとは言えないが、そこまでの検証も必要ない。
それが許される映画なのだ。
しかし、つい先日の西日本全体を襲った災害を目の当たりにすると
自然災害と政治的な取り組みとは切り離して考えるものではないかもしれない。
もしかしたら本作はとんでもない社会派ドラマであり、
経済主導の世界を皮肉った映画として捉えることもできる。
映画のメッセージをどう受け取るかは観る者に寄るということだ。
最近、外国映画の俳優さんが全然分からなくなってきた。
この映画で知っていたのは大統領役のアンディ・ガルシアと
側近のエド・ハリスくらい。
ベテラン勢が頑張っているのは嬉しいけど、
それだけしか語れないのは映画コラムニストとしては失格。
もっと最近の傾向性を覚えないといけませんね(笑)。
この手の作品は毎年公開されるような気もするが、
たまにはこんな映画の楽しみ方もいい。
北海道、札幌にやってきました。
せっかくなので、朝RUNもしてみます。
こういった風景はいいですね。
名古屋のセントラルパークに似ていると言われますが、
日中はこちらのほうが賑わっているようです。
栄周辺がもっと盛り上がってくれると嬉しいなあ~と思う今日この頃です。
人気食べ物ブロガーの飽くなき旅は時々続きます。
札幌の名物といえばラーメン、ジンギスカン、カニ・・・。
そんなイメージでしょうが、それでは当たり前すぎます。
もっと札幌らしさを伝えねばなりません。
札幌駅から西に向かいます。
近くには北海道大学があります。
相当な敷地面積で、どうやら日本一大きい大学のようです。
そうそう、札幌駅のことをは地元の人はサツエキと呼びます。
メイエキと呼ぶ名古屋に近いですね。
駅名を端折ることは全国共通らしいですね(笑)。
スープカレーの名店「ピカンティ」さんにやってきました。
入店したのは11:45頃。
しばらくするとあっという間に行列ができていました。
その人気ぶりが伺えます。
こちらのお店はいずれ紹介させてもらいますが、
仙台の名士のおススメのお店。
この味はどこにも出せないとお墨付きのようです。
そのあたりは企業秘密ですね。
こちらは3種類のスープから選ぶことができます。
一番人気は「38億年の風」の濃い系ですが、ここは開闢(かいびゃく)を選びます。
あっさり系のスープですが、ここが他店との違いがあるようです。
注文の仕方も大切です。
「え~っと、スープは開闢、サクッとPICAチキンで、辛さは3.
トッピングはアスパラをお願いします。」
一人ひとりこんな注文を聞いていたら大変だと思いながら、
そのあたりは効率を無視して確実にこなしていきます。
サクッとPICAチキン+アスパラ 1230円
全体的な写真です。
カレーだけをアップにしてみます。
素揚げした野菜の上にフライドチキンが堂々と構えています。
その自己主張感は半端ない感じです。
まずはスープを飲みます。
「この味わい、なかなか、いいじゃないか・・・」
ライスをスープに絡めながら食べていきます。
辛さは3。
次第にその強大な力が体を襲ってっきます。
「ウオォン、ウオォン、オレはまるで人間火力発電所じゃないか・・・」
久々の言葉をつい発してしまいます。
気づけば汗だく状態。
額からは汗がボタボタの落ちていきます。
しかし、すこぶる美味しく、その手は止まることはありません。
気づいた時にはスープカレーは空になっていました。
名古屋にはない味です。
しばらくすると体が求めそうになってしまいそうです。
一層のこと名古屋でお店を始めるのいいかもしれません。
ごちそうさまでした。
北海道の食は素晴らしいですね。
昨日の「会長就任」ブログでは多くの方からお祝いの言葉を頂いた。
有難く受け止めておくと同時に
自分の中での仕事の割り振り方もしっかりと考えるべき
と改めて感じた。
「社長元気で留守がいい」と言いながら、
常に不在というわけではなく、意外と会社の中に居たりする。
自分でやることをかなり減らしているのも事実だが、
もっと減らしていいのかもしれない。
いや、それでは幹部に叱られるな(笑)。
今月の日経トップリーダーの特集は
「社長の仕事、多すぎませんか?」
いくつかの企業の取組みが紹介されている。
ここでは権限委譲への葛藤や苦労が述べられているが、
僕はそれほど感じない。
僕がやらない方がマシという仕事も多い。
それはすなわち優秀なスタッフに任せた方が順調に進むということであり、
能力のない社長がやると迷惑が掛かるということ。
自分よりデキるメンバーに任せた方が業績もアップする。
僕のようなサラリーマンからトップに立った人間の方が
その点は理解しやすい。
何でも自分でやってきた創業者やオーナー経営者は
自分に対する意識が強いのかも・・・。
ケースの一つとして日本レーザーさんが紹介されていた。
以前、社長である近藤宜之氏の講演を拝聴したことがあるが、
それはかなり大胆な発想。
しかし、そこには誰もが納得する制度が確立する。
社員を大切にする経営を第一に考え、
それに基づいた制度を構築し実行させる。
全社員が株主、「資格」と「役職」の違い、
透明性のある人事評価 etc・・・。
「家族的経営」と「成果主義」を融合させた
「進化した日本型経営」は僕の理想でもある。
そんな企業にしていきたいものだ。
そのためには社長の仕事を外し、
主体的に取り組む環境を作っていくことが大切。
今年の標語でもある
「厳しさと優しさを持ち、期待感と危機感を抱き、実務に携わる。」
これも間違っていないはず。
「優しい経営」と「厳しい経営」の両立。
まだまた厳しさが足りないのかな・・・。
本特集では話題のティール組織にも触れている。
そういえば「ティール組織」を購入して読み始めたはいいが、
全然進んでいない(汗)。
レッドでもなく、アンバーでもなく、
オレンジでもなく、グリーンでもなくティール。
まだまだオレンジからグリーンに向かったところかな(笑)
社長の仕事がどこまでなのかは僕自身も定義できていない。
だが、組織がいい意味で成熟し全体性が増してくると
自然と明確になるのかも・・・。
特に最近は会社の業務以外の仕事が増えているのが事実。
「それが仕事なのか?」と問われると返答に困るが、
健全な会社だからこそできるという解もある。
社外でのポジションが増えている今こそ、
自分のやるべき仕事を見直す時なのかもしれない。
本特集を読みながら感じたことであった。
会社のトップも9年目を迎えるといろんな時期に差し掛かる。
大手企業であれば2期4年、4期8年もトップを務めれば退任は当たり前。
中小企業はそんなわけにもいかないが、
あまり任期が長すぎてもいいとはいえない。
ということは名大社も社長交代・・・。
それを望んでいる方もあるだろうが、残念でした。
今はその時期ではない。
もう少し先みたいですね。
おかげさまで社長は体だけは丈夫なようだし・・・(笑)。
では何か?
先週金曜日は北海道で
「ふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)」の総会が開催された。
Fネットとは地域の就職情報会社20社の集合体。
通常、例会は東京で開催されるのだが、
総会は地域の加盟会社で行うことが多い。
今年は昨年から加盟された札幌本社のHBNさん。
7月は総会で第10期の活動報告と共に役員の改選が行われる。
これまでの会長は金沢本社の人材情報センターの夏至社長。
業界の大先輩である。
夏至さんは発足当初からの中心メンバーで会長職も8年務められてきた。
現在62歳。
そろそろ世代交代の時期ではないかと一部では噂われていた。
だが夏至社長はすこぶる元気。
年齢を理由に交代する必要は全くないとみていた。
だが、どうやらまことしやかに交代の話は進んでいたように思える。
僕は元々幹事の一人としてこのFネットに関わっており、
その動きはつぶさに見ていて、なんとなく危険は察知していた(笑)。
そこで事務局であるパフの釘崎社長が幹事と会長の採決を
各加盟会社に通達し、投票が行われた。
実際の投票数は事務局しか分からないので、
その信憑性はなんとも言えないが僕がその候補の一人として選ばれた。
そして最終ジャッジは夏至会長の一任となり、僕が選任される結果となった。
今回の総会で正式に決定。
夏至会長に代わり僕がこの7月よりFネットの会長に就任することになった。
否認工作を裏で画策していたのだが上手くいかなかった(笑)。
そんなわけでこの度、ふるさと就職応援ネットワークの会長となりました。
すでにHPでは会長挨拶も掲載されている。
こちらとなります。
Fネットも発足から10年を経過し、規模も徐々に拡大してきた。
共同事業や加盟会社同士の連携も着実に進展している。
これをより豊かにしていくことが僕の大きなミッションとなるだろう。
就任挨拶でも話したが、僕自身がこの場で助けられたことは多い。
元気や勇気をもらったし、学びと刺激の場であるのも間違いない。
何よりこの場所が大好きだ。
今後もできるだけお互いがプラスになる活動をしていきたいし、していくべき。
そんな意味では少しでも僕が貢献すべきなのかもしれない。
事務局の釘崎さんからは
「会長の仕事は年間スケジュールを立てること」
と真っ先に言われた。
今までの夏至さんはそんなことをやっていなかったような気もするが、
きっと密かに動かれていたのだろう(笑)。
まずは8月30日に名大社で開催される若手・中堅社員の研修会からスタートだな。
益々多忙になり、ボーッとする時間も減ってしまうかもしれないが、
少しでも地域のために頑張っていきたい。
どうぞよろしくお願いします。
今週水曜日から始まった「第2回名古屋ファミリービジネス研究会」。
おかげさまで今回は同族企業の経営者を中心に
定員20名ピッタリでスタートすることができた。
今回も名古屋と謳いながらも名古屋市内の企業は8社のみ。
過半数は名古屋以外の企業。
遠くは大阪から、また岐阜県美濃市、愛知県田原市からもわざわざ参加頂くことになった。
前回は女性経営者が3名出席されていたが、今回は全て男性。
少々暑苦しいが(笑)、まずは感謝!
ご参加頂き、ありがとうございます。
企業規模、業態、自己のポジションも異なることで場がより刺激的になる。
また、今回のグランドルールでもあるようにこの場での話は
この場だけに留めておくことでお互いが安心して自己開示できる。
そういった雰囲気作りもこのような勉強会には重要。
前回通り最初は僕が挨拶し、ファミリービジネスの基本を共有し自己紹介を促す。
前回はいつもかなり時間オーバーし運営スタッフや講師に迷惑を掛けたが、
今回は持ち時間ちょうどで終えることができた。
これも場数なのかな(笑)。
そして、初回の講師は西やんこと名古屋の名ファシリテーター西田敬一氏。
西やんが最初に登壇することでお互いの距離感がグッと近くなり
人間関係が醸成されていく。
僕はどうしても席を外さなければならず西やんの講習は聞けなかったが、
あとで話を聞く限り大好評。
それは僕がその後駆け付けた懇親会での盛り上がりで一目瞭然。
お互いが積極的に交流していた。
この懇親会もほぼ全員参加頂き、
お開き後もまだまだ話足りないようであった。
この名古屋ファミリービジネス研究会については名大社が事務局であり、
会社の忙しいメンバーを手伝わせることも難しいため、
僕が中心に動かねばならない。
通常業務も忙しく、当初は正直、面倒に感じることもあったが、
(すみません・・・)
参加者皆さんの表情を眺めていると開催してよかったとつくづく思う。
この流れで進めていけば、第1回同様素晴らしい研究会になっていくだろう。
みなさま、次回以降もよろしくお願いします。
今週火曜日は西川塾のメンバーである吉川くんの「サハラ砂漠マラソン報告会」。
なんと世界一過酷と言われる7日間で250kmを走るサハラ砂漠マラソンを完走してきたのだ。
そのキッカケがわかるブログがこちら。
「やっぱ、すごいね!山本左近」
そして、マラソン直前のブログがこちら。
「吉川くん、サハラマラソン、期待してるよ!」
彼曰く、「山田さんが背中を押してくれたので、参加することができました。」とのこと。
僕は酔った勢いで無責任に「ヨシカワ出ろよ!」と言っただけ。
そんな軽い言葉で参加してしまうのは、今を持ってもいかがなものか?と思うが、
無事に完走して帰ってきたから実に偉いこと。
あらためて言っておこう。
吉川くん、完走おめでとう!
そして、お疲れ様でした。
今回の報告会では彼の人望のなせる業だが100名近い方が参加。
なぜか最初にきっかけと作った人として僕が挨拶。
彼の両親が参加されていることを知らず、
「F1ドライバーと一緒にするなんて吉川はバカかと思った。」
と喋ってしまった。
お父さん、お母さん、息子さんをバカ呼ばわりして申し訳ありません。
立派な息子さんです・・・。
すみませんでした。
挨拶の後、彼の講演。
生い立ちから完走するまでを時系列に話してくれた。
そこには様々な苦労があるのだが、彼のいいところはそれをさらりと語ってしまうこと。
サハラ砂漠は日中は40~50度に上がり、深夜は3度くらいに気温は落ちてしまう。
その中を7日間走るのである。
相当辛く苦しいはずだが、彼は何事もなかったように明るく語る。
実際はその恐怖であったり、突然のトラブルだったりと大変だったに違いないが、
難なく乗り越えてしまったように感じる。
それは彼の人柄のせいもあるだろう。
人柄といえば吉川くんは何度となく言っていた。
完走できたのはみなさんのおかげ。
応援してもらえる関係性が大切。
人間関係を大切にする彼の姿に対して、自然にみんな応援したくなるのだろう。
出国前の寄せ書きもそんな気持ちが含まれているんじゃないかな。
僕の言葉も真ん中あたりに・・・。
これが彼の勇姿。
胸には名大社のロゴが・・・。
僕に気を遣ってくれたのか、一番いい場所に社名が載っている。
Jリーグのスポンサーなら何億と支払うところだが、僕は一銭も払っていない。
あちこちで写真がアップされ、彼はいつもこの格好で話をしているので広告効果も絶大。
今度、お寿司くらい奢ろう(笑)。
彼は「山田さん、これからも無責任な発言をしてください。」と僕を脅していたが(笑)、
そんな発言でチャレンジする人が増えるのであればいいのかも・・・。
吉川くん、本当にお疲れ様でした。
改めて尊敬します。
これからもよろしくね!