これからも前向きに 名大社会長ブログ

株価暴落

あまり目的もなく書店に行き、ぼんやり平積みを眺めていたら、本書が目に飛び込んできた。
織田裕二のドアップを見て、思わず手に取ってしまった。
(特にファンではありません・・・)

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何の予備知識もなく、池井戸潤氏の社会派小説かと勝手に思い込み購入したが、全く違った(笑)。
どちらかと言えば推理小説の分野に近い。
この手の小説も書くのかと正直驚いてしまった。
といっても、お得意の金融業界のドロドロも巧みに描いてはいるんだけど・・・。

ここに登場する大手スーパーチェーンは誰が読んでもダイエーをモデルにしていることがよく分かる。
実際の中内さんはこんな傲慢な経営者ではないだろうが、そんなふうに思わせてしまうから恐ろしい。

一世風靡したダイエーもこの世から名前も消えてしまうんだ。
時代は移り変わっていく。

田舎者の高校生の頃、岐阜駅前にあったダイエーに行くのが、結構楽しみだった。
パルコの敷居が高かったので、ダイエーでよく服を買った。
LP型をした980円のTシャツを買っていた。その頃はそんなセンスだった(苦笑)。
ダイエーの勢いの良さは記憶にある。
ドムドムバーガ―でハンバーガーも食べていた。少し安かった。

あれっ、変な方向に向かってるぞ・・・。
ノスタルジックな話がしたいわけではない。
最近は推理小説とか犯罪小説は全く読まないので、結構ハラハラしながら読ませてもらった。
ジ・エンドのその先を読んでみたいという気もする。

ただ僕としては、本作よりも「下町ロケット」「空飛ぶタイヤ」が好きだ。
そこで描かれる人の生き様に共感し敬服する。
小さな企業の中で生き抜いていくその姿勢が、どんなスリリングなドラマよりも感動を与えてくれる。
それが著者の最大の魅力のような気がするのだが・・・。

結局、何が言いたいのかわからないブログになってしまった。
すいません・・・(苦笑)。

映画「蜩ノ記」

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この映画の上映は昨日で終了した映画館が多いと思う。
従って、このブログを読んで「お~、なんて良さそうな映画なんだ。」
と劇場に足を運んでも上映はしていない。
「この昂った気持ちをどうしてくれるんだ!!」と言われても困る。
クレームは一切受付けしないので、よろしくお願いします(笑)。

そんな僕もギリギリになってようやく観ることができた。
心が洗われる美しい映画だった。
主人公の娘役である堀北真希さんも美しいが、四季折々の風景も美しかった。
普段何気なく感じる季節感を本作では改めて意識させてくれたし、
その季節感が少なからず心の動きへと繋がっているようにも思えた。

「これが日本人の本来の姿」とか
「その精神性を今の日本人は失くしてる」なんて偉そうなことは言うつもりはない。
同じように生きるなんて無理は話。
しかし、感じ取ることはできると思う。

自分にとっての価値をぶれることなく真正面から捉え行動する。
それは誰のためでもない。自分のためでもない。
信じた道を生きることでしかないのだろう。

派手なアクションがあるわけでもない。
CGが駆使されているわけでもない。
過激な演出もない。

静かに時間が流れ、気持ちが前に向いた人たちが自分の果たすべき役割を懸命に生き抜いていく。
それは江戸時代であろうが、平成の時代であろうが、何一つ変わらないのかもしれない。
そんな生き方ができれば理想的だ。

このような作品を観るとつくづく邦画ファンで良かったと思う。
もっと映画を観なければとも思う。
そうしないと自分の中の大切なものを失くしてしまうような気がする。

また、よく分からないブログになってしまった(苦笑)。

ボーナス

今日は会社の賞与支給日。

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「どうだ!棒とナスでボーナスだ!ガハハッ!」
なんてひんしゅくを買うようなことはしない。
きちっとしたカタチで支給する。当然のことだ(笑)。

今から12~13年ほど前まで賞与は現金支給だった。
支給日当日までいくらもらえるかは分からなかったので、上司から頂いた時は、
まずその厚さを確認し妄想した。
その日に限っては飲みに行くことはなく、まっすぐ家に帰った。
優秀な営業マン時代は鞄を両手で大事そうに抱え、キョロキョロしながら家路に急いだ。

どういう点が査定され評価されているのかは全く分からなかった。
どこまで根拠があるか知る由もなかった。
まあ、それも懐かしい時代。
振り返ってみるとそんな昔でもないんだな・・・。

僕が代表を務めるようになって、査定や評価のポイントを明確にした。
一人ひとり個人面談を行い、その内容を伝え金額を提示した。
当日の楽しみや驚きはなくなったかもしれないが、それも僕にとって大事な仕事。
僕のお金ではないが、立場として僕から渡さなければならない。

原資の考え方や評価のポイントをここで明かすわけにはいかないが(苦笑)、
自分としては健全に公平に行っている。

メンバーと面談し、満足気に席を立つ瞬間が僕にとっては一番の喜びかもしれない。
全員の力で作り上げた原資なので、自分のお金ではない。
もちろん勘違いはしないが、そんな場を提供できることが何よりもシアワセだ。
羨ましいなあ~と思うことも多々あるが(笑)、みんなの笑顔を見れるのはうれしいこと。
いろんな計算をしているんだろうな。

今年の仕事はあと2週間。
やらなければならないことは山のようにあるが、僕の重要な仕事は終えてしまったような気もする。
小さい人間だ・・・。

いい一年を締めくくる、素晴らしい年を迎える。そのための時間が今。
今日は特別に感謝をする日。
今年もあと少し。全員で盛り上げていきましょう。

食べ物のはなし 極・赤味噌ラーメン

ある飲み会の席で仲のいい友人が聞いてきました。
「山ちゃんの会社の近くの昇神っていうラーメン屋行ったことある?」
「ちょくちょく行くよ。」と答えると、「あそこの味噌ラーメンは絶品だよね」と言ってきます。

「あ~、そうだよね・・・」と相槌を打つものの、
実は味噌ラーメンは食べたことがありませんでした。
担々麺ばかりで、他の種類はほとんど食べたことがありません。
以前に紹介した丸の内レッドくらいです。

「これはいかん、丸の内にオフィスを構える者として、そんな視野が狭いことは許されん!」
と自分自身に憤りを感じ、支離滅裂なことを一人で呟いてしまいました。
早速、昇神に行ってきました。

「お~、これこれ。」と自販機の極・赤味噌ラーメンのボタンを押します。
店員さんが「サービスのライスはつけますか?」と親切に聞いてくるものの、
「いいです!」ときっぱりと断ります。
味噌ラーメンとご飯は相性がいいとは分かっていますが、あえてここは一本勝負をするのです。
なんの勝負かと聞かれると答えに窮しますが、とにかく一本勝負なのです。

極・赤味噌ラーメン ¥850

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値段はちょっと高めです。
しかし、それを正当化させるような象徴として分厚いチャーシューが入っています。
バターも真ん中に乗せられています。煮たまごだって入っています。

「これは昼から贅沢だなあ~」と薄ら笑いを浮かべながら、スープをすすります。
まずはバターを溶かさず、純粋にスープを楽しみます。
「お~、なるほど!」と味わいます。そして、バターを溶かしかき混ぜながら、スープを飲みます。
「なるほど。こうくるか・・・。」とどこかで聞いたことのあるようなセリフをはいてみます。
「いいぞ、いいぞ」と麺をすすり、煮たまごを食べ、最後の方にチャーシューを食べます。
好きなものは後にとっておくタイプなのです(笑)。

スープは濃厚でグッと腹にきますが、ついつい飲んでしまいます。
普段、ラーメンを食べる時、スープは大抵残しますが、こちらではほとんど飲み干してしまいました。

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モヤシが一本残っているのは太るのをガマンしようとする意志の表れではないでしょうか・・・。

ごちそうさまでした。
次はどんな味噌に出会えるか楽しみです。

レクサス星が丘の奇跡

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実にズルい1冊である(笑)。

これが読み終えた後の僕の素直な感想。
名古屋地区の大型書店ではいまでも平積みされているようだし、売れ行きも好調なようだ。

このレクサス星が丘店を運営されているのは、キリックスグループのネッツトヨタ東名古屋。
名大社の大切な取引先でもある。
こんな言い方は大変失礼かと思うが、こんないい宣伝はない。
就活生が読んだら、この会社で働きたい!と思ってしまうだろう。

また、レクサスを購入しようと考えているユーザーなら、
間違いなく星が丘店で買いたいと思うはずだ。
競合他店は本書が発売されたおかげで戦々恐々となってしまうのではないだろうか(笑)。

それは同様にレクサスを販売するディーラーだけでなく、
ベンツやBMWなどの高級車を検討されているユーザーにとっても・・・。
残念ながら僕はここに含まれない。
厳密に言えば、含まれたいけど、現実はまだまだ遠い(苦笑)。
あ~、悲しい・・・。

本書は平易な文章で分かりやすく書かれているので、
社歴の浅い若手もスムーズに受け入れることは可能だろう。
社員に推奨してみるのもいいかもしれない。

営業の立場として、お客様と向き合う立場として、
どう対応するのが理想的な姿なのかをイメージしやすい。
と同時に勘違いしてはいけない点も多い。

これはあくまでもレクサスという高価格帯のクルマを販売することで成し得るサービスやおもてなし。
その姿勢を見習うことは重要だが、まるっとそのままマネてしまうにはリスクが伴う。
場合によっては本末転倒になってしまうケースもある。

顧客視点や顧客志向は最も重要であるのは間違いないが、
自分たちの事業の立ち位置も把握しないといけない。
特に若年層は陥りやすいだろう。
うちの会社でもどこまでサービスするかは、よく議論になりますね・・・(笑)。

本書の舞台は名古屋。近しい存在。
普段お世話になっている方の実名も出ていたり、馴染みのある地名、
場所も多く登場するので、身近に感じる一冊でもある。

つい先日もたまたま星が丘店の前を車で通った。
レクサスに乗っていたわけではないのでお辞儀があったわけではないが、
雨にもかかわらず警備の方はそれ専用の身なりで姿で立っておられた。
凛々しい姿が印象的。
この一つひとつがレクサス星ヶ丘の魅力となっている。

う~ん、ますますレクサスが欲しくなってきたぞ。
コツコツとお小遣いを貯めるとするか(笑)。

今年のJリーグの象徴

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名古屋グランパスがあまりにも不甲斐ないので、
今シーズンはほとんどJリーグの試合は観なかった。
順位もそれほど関心なく、下位をうろちょろするグランパスを嘆く程度。
それが終盤になり、スポーツ記事を読むたびに興味が湧いてきた。

本来であればJ1とJ2とでは力の差があるはずだが、
そうとも言えないいいとも悪いとも言えない現実が・・・。
昨年、J2のガンバ大阪が優勝してしまった。
最有力の浦和レッズは失速し、最終節も我がグランパスに負けてしまった。

最後の勢いだけ見れば、来シーズンのグランパスは期待できるのかな。
中村が引退、玉田、ケネディも退団し、ちょっと寂しくはなるが若手主体のチームに期待したい。
西野監督、よろしくお願いします。

今回、書きたいことはグランパスのことではない(苦笑)。
サッカーは何が起きるかわからないということ。
浦和レッズの直近の試合もそうだが、J1降格、J1昇格も何が起きるか分からない。
大宮アルディージャもギリギリまで健闘したが、遂に降格。
これが現実だろう。

J2も波乱の一年。
前週、まさかのGKゴールでジュビロ磐田が敗れ、
昨日も4位のジェフ千葉がモンテディオ山形に敗れ、J1昇格を逃した。
引き分けでいいというのに・・・。
僕は素人なので選手のメンタル面は分からないが、
引き分けでいいと言われると却って体が硬くなってしまうのだろうか。

チームのマネジメントも相当難しそうだ。
一度、チーム作りが悪化すると監督が交代したところで、すぐ一体感を醸成するのは難しい。
ズルズルと引っ張られてしまうのがほとんど。
サッカーの場合、短期間で結果を出さなければすぐに更迭される。
今年、十分な戦力を持ち合わせているチームでもそんな現象はあった。

企業もトップ次第で経営が左右してしまうのは同じこと。
どんなリーダーが優れているかは競技や業態に限らず共通の解があるのかもしれない。
ガンバ大阪の長谷川監督の発言を聞くとよりそんなことも感じてしまう。

昨日は珍しくジェフ千葉とモンテディオ山形の試合をBSで観てしまった。
結果で全てを語るのは正しいとは言えないが、
Jリーグの1年を象徴するような試合だったのかもしれない。

先手必勝の学生はどこにいる?

先週の東洋経済の特集は「後ろ倒しに備えよ!先手必勝の就活」。

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東洋経済は毎年、この時期に就職活動に絡んだ特集を組む。
今年はほぼ予想通り。僕が思っていた通りの特集が組まれた。
(上から目線でスミマセン・・・)。

本特集ではすでに走り始めている企業側の動きを追いながら、各業界の動向、
採用のウラ事情、親向けの対策などが書かれている。

僕のブログの師匠であり、尊敬する経営者のパフ釘崎社長の活動も記事として取り上げられている。
(ここはヨイショしておこう・・・笑)

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就職活動が後ろ倒しとなり、企業側の採用活動のあり方が大きく変わっていくと予測される来年、
実際は手探り段階がホンネ。
一方で鼻息の荒い企業はあの手この手で学生を巻き込もうとしている。
首都圏が中心であるが、この東海地区でも徐々に声が聞こえ始めている。

しかし、肝心な学生はどうなんだろう。
意識が高く積極的な学生はインターンシップも何社も参加し、企業研究は怠らない。
名大社が行う学生向けの勉強会もおかげさまで満員御礼。
だが、後ろ倒しになったことにより、
就職に対しての意識が逆に遠くなっている割合は増えているようだ。

僕が毎年この時期に講演を行う大学内でのガイダンスも参加者は例年に比べ減少。
つい先日の講演はここは女子大か?と思ってしまうほど、男子学生の参加が少なかった。
キャリアセンターの職員の方が逆に危機感を持つのが現状。
じっと待ち構えているのであればいいが、ただのんびりしているようにも思える。

それが悪いことではない。
後ろ倒しの目的は早期活動の是正にあるわけだから・・・。
ただスタート段階で目の前の情報に踊らされることは避けてもらいたい。
いきなり全速力で走ろうと思っても走ることはできない。
マラソンと同様でどれだけ事前準備ができているかが大切になってくるのである。

そう考えると学生間における格差が今後大きな問題になってくるだろう。
売り手市場が予測される来年はあまり表面化はしないだろうが、
後にミスマッチというカタチで表舞台に現れることが心配だ。
なにはともあれ事前準備。
無理はしなくとも今やれることを少しずつ取り組んでもらいたい。
大学内で行われるガイダンスもその一つ。

先手必勝が全てではないだろうが、
もう少し意識的になってもいいんじゃないかと取り巻く環境を眺めながら思ってしまう。

それでもダメか・・・。11月の目標

3人のライバルが気にしているので、仕方なくいつもの通りに報告。
しかし、本当に3人のライバルがいるのだろうか。
最近はちょっと怪しくなっているんじゃないかな・・・(苦笑)。

11月はまさにマラソンシーズン。
毎週のようにどこかでマラソン大会が開催され、
僕のマラソン仲間もあちこちの大会に出場している。
その姿を見る度に刺激を受け、もっと頑張らねばと思いつつ、その思いだけで終わっている。

ブログにも書いたが、11月はいびがわマラソンと
ジュビロ磐田メモリアルマラソンと2週連続でハーフマラソンを走った。

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この2つの大会でフルマラソンの距離42.195kmである。
たった二日で42.195km。

月間100kmの目標なんてお茶の子さいさいと自分でも思ってしまうが、
実際の距離を測ると愕然としてしまう。
自分で分かっているので、愕然とはしないが・・・(苦笑)。

11月の走行距離、85km。
情けない。先月も目標未達。
唯一の可能性といっていい11月もこの体たらくの数字で終わってしまった。
これではタイムは伸びるはずがない。体重も落ちるはずはない。
100km走って、現状維持できるかどうかであろうから、
このままでは走る度にスピードは遅くなる。
60代でオリンピック出場の夢も遠ざかってしまう(アホか・・・)。

忘年会のピークとなる12月は全く自信がない。
どうやら一年通して目標未達成で終わりそうだ。
東京のライバルはともかく名古屋のライバルは確実に走っているというのに・・・。
差が開く一方だな・・・。
それを抑える意味でも今月も何かの大会にエントリーしておけばよかった。
朝は寒く走りづらくなるし・・・。

とてつもなくネガティブなブログになってしまった。
何が「前向きにいこう!」だ。

そんなことを言っても今年もあと1ヶ月。
できるだけの事はできるだけやっておきたいと思う。

食べ物のはなし 味噌煮込みうどん

12月です。そろそろ熱いものが恋しい時期になってきました。
名古屋名物といえば、そう、名大社。
そして、味噌煮込みうどんなのです(笑)。

丸の内2丁目にある「本家 瓢箪屋」に行ってきました。

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こちらのお店はランチは味噌煮込みうどん中心ですが、うどん屋さんではありません。
居酒屋なんです。

丸の内界隈の飲み屋さんを制覇しつつある僕ですが(本当か)、夜はまだ行った事がありません。
どうしても足は西か南に向いてしまい、東、北方面には思うように向かないのです。
(この周辺に詳しくないと何のことかサッパリ分かりませんね。)

店内を見渡す限り、結構、お値打ちに飲ませてくれそうなので、
そろそろ若手男子を連れて行かねばなりません。若手男子に限ります。
いつものように関係ないことばかりほざいていますね・・・。

この日は二日酔いでした。
そんな日は圧倒的な割合で味噌煮込みうどんが食べたくなります。
ここはボリュームもあり、ご飯をセットにすると満腹感と共に体調も回復します。

味噌煮込みうどん(生卵入り)¥750+ご飯¥100

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生卵が入っているかどうかが味噌煮込みうどんの美味さを左右します。
いきなり生卵をかきまわしたりするような愚かな行為はしません。

そおっ~とうどんを被せて、卵を沈めます。
まずは卵を入れない状態で味噌煮込みうどんを食べます。
しばらくすると卵は半熟状態になっています。
次にそれをお椀に投入し、うどんと一緒に食べます。
そして、最後はその半熟卵をつぶし、お椀に中でかき混ぜて食べるのです。

う~ん、三度、美味しい。
これが名古屋らしい味噌煮込みうどんの食べ方です。ホントに??
一味唐辛子を思い切り振りかけることも忘れてはなりません。

「おう~っ、二日酔いは吹っ飛んだ!」と大きく頷き、お店を出ます。
「やはりこれからの季節は味噌だな。名古屋だしね。」とどうでもいい事を呟きながら・・・。

ごちそうさまでした。

大木会長、永遠に・・・。

俳優 菅原文太さんが逝った。
世間一般に菅原文太さんの代表作と言えば「仁義なき戦い」であり「トラック野郎」だ。

昨日のニュースもこれらの作品を取り上げていた。
しかし、一部のマニアでは(それってうちらだけ?)
ドラマ「ハゲタカ」における大空電機大木昇三郎会長の存在である。

全6話のうち1話しか出演していないにも関わらず、
圧倒的なインパクトでドラマ全体を引っ張っている。
NHKのニュースでこの作品を取り上げないなんて、何という愚かなことだ(苦笑)。

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若い時代のヤンチャな演技とは違い、
古き良き日本を代表するカリスマ経営者を見事に演じ切っている。
名著「大木流経営論」は今でも僕たちの宝物のひとつだ。

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ドラマの中でも大木会長の名セリフは数知れない。

「君がホライズンの鷲津君とやらか」
「流した血を汲み取ってやれるのか」
「やり直したいなら、何もやらないことだよ」

と今でも、そのシーンが目に浮かぶ。
ドラマを知らない方には、何のことかさっぱり分からないかもしれないが、
このセリフの一言一言が僕らボンクラ経営者の胸に響く。

結局、大木会長は株主総会を前に亡くなってしまうのだが、
その姿が昨日の菅原文太さんの死去の報道とダブる。
ドラマでは最終的に大木会長の魂を主役の鷲津が守り抜く。
素晴らしいドラマだった。傑作だっだ。
菅原文太さんの演技が一役担っているのも間違いではない。

歳を重ねることで演技の幅が広がり、人間としての深さを醸し出される役者はそう多くない。
大木会長、永遠に・・・。
菅原文太さん、ご冥福をお祈りします。