これからも前向きに 名大社会長ブログ

リーダーとしてどう向き合っていくのか

先週末、比較的時間があったので、ビジネス誌を集中的に読んだ。

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この2誌の特集に共通点が特にあるわけでもないが、
僕自身は会社と自分の事をオーバーラップさせながら読んでいた。

自分自身のリーダーシップの在り方について、よく考えることがある。
今のやり方が間違っていないかと考えるのだ。
以前の会社は完全なトップダウン経営だった。

僕の代に代わり徐々にボトムアップ型に移行し、今や完全なボトムアップ。
方向性やビジョンは示すものの、ほとんど現場任せといっていい。
時々、自分は仕事をしていないんじゃないかとジレンマに陥ることもある。

しかし、主体的な組織を作り、任された側が責任感を持って仕事に臨んだ方が
ヤリガイも生まれるだろうし、達成感も味わえるだろう。
うちのようなちっぽけな組織でもそのことは言えるし、
それで会社が上手く機能すれば何もいうことはない。
でも、それが正しいリーダーシップなのかと考えることも多い。

最近では若手と飲みに行っても、愚痴の聞き役に回り、
「デスクの言うことをよく聞いてやれば大丈夫~。心配するな。」と励ます程度。
熱いリーダー像から遠ざかっていて、サボっているような気がしないわけでもない(苦笑)。

だが、都合のいい解釈をすれば今回の「日経トップリーダー」の特集はそれを肯定するものだ。

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いかに社内に分身をつくるかで、今後の会社の成長は変わってくる。
リーダーシップを共有することが、新しいリーダーを育てる。
特に平常時においては積極的にそうすべきだ。

グロービスの堀代表が言われるように「何もしないリーダー」が理想なのかもしれない。
いざという時に責任を持って判断を下していけばいい。
僕がリーダーとしての資質があるかどうかは今でも疑問だが(笑)、
周りのメンバーを信じて仕事を任せることが大きな使命でもある。

一人ひとりが高い意識で全員社長経営となれば、強い組織は維持されるのだ。
更迭や急死がない限り(ないことを願いたい・・・笑)、当面、僕が会社を任されていくだろうが、
この繰り返しが次の経営者を養成していくことに繋がるのだろう。

それは「東洋経済」の特集を読んでも感じた事だった。

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本特集は同族企業の存続について書かれたもので、
僕はファミリービジネスアドバイザーとして勉強のつもりで読んだのだが、
どのようにして会社を引き継いでいくかも考えさせられた。

僕の最大の役割としては会社を潰さず、健全な状態でバトンタッチをすること。
そのためには会社の資産価値も企業価値も万全ににておかねばならない。
生え抜きの社員がトップを任せて欲しいという環境を作ることが重要な仕事。

そのために努力をし成長させるわけだが、それがプラスばかりとは言い切れない。
会社の価値が上がり過ぎれば、引き継ぐ者が株式を含め負担が大きくなり個人の領域を超えてしまう。
オーナーと経営は別々という考え方もあるだろうが、
中小企業の場合は一体型の方が上手くいくであろう。
まだまだ先の問題ではあるが、僕自身も事業継承は常に睨んでおかねばならない。
(火だるま状態でのバトンタッチはしないつもりです・・・。)

と、この2誌を読みながら、しんみりと考えてしまった。

では、その他に社長の仕事は何なのか?
その答えも無限にあると思うのだが、自分を正当化させるために言えば、
今週は今日から金曜まで毎日、夜の予定が入っている。
う~む、多忙。それが社長の仕事?

結局、自分の行動を正当化させたいだけなのか・・・。
その答えは出せないままです。
すみません(苦笑)。

日本映画史110年

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映画評論家の肩書を持つ著者からすれば、
僕のようにブログでデタラメな映評をする存在は許せないだろう(苦笑)。
作品をメッタ切りにするわけではないので、それほど怒られることはないだろうが、
にわか映画ファンの存在は厄介なのかもしれない。
決して映画の価値を下げたいわけではないので、許して頂きたい。

本書は映画が活動写真と呼ばれていた1900年前後から現在までの栄枯盛衰の歴史を詳細に著している。
普段、ビジネス書ばかり読んでいるとまずお目にかかれない抒情的とか、耽美主義とか、
ヌーベルバーグとか、そんな言葉がふんだんに登場する。
たまにはそんな文字も読まないと偏った人になってしまう点からすれば、
こういった書籍を読むことも必要。

むしろ日本映画ファンとしては知っておきたい情報が満載だ。
懐かしい映画監督も数多く登場し、やみくもに観ていた学生時代を思い出させてくれた。

僕が大学時代の1980年代は日本映画の低迷期。
その当時はそんな意識もなく、公開されていた数多くの作品も観たが、
同時に名画座あたりで小津安二郎や溝口健二あたりもカッコつけて観ていた。
「このローアングルがいい」なんて言いながらも、本当は理解していなかったと思う(笑)。
きっと今観れば別の視点で感じるだろうが、青臭い学生時代は観ることに満足していたんだな。

本書では僕が知識として持ち合わせていない歴史が時代ごとに解説されており、まさに教科書的な存在。
時代のトレンドを学ぶ上でも大いに参考になった。
流行ろうがそうでなかろうが製作される映画は常に時代を描いている。

50年前に評価されなかった映画が今、絶賛されたり、
30年前に大ヒットした映画が見向きもされなかったりと評価自体も時代と共に移り変わるようだ。
名監督を否定して新たなスタイルを築いた監督がまた名監督と呼ばれたり・・・。
不変である作品も多いようだけど。

そういえば老後の楽しみとしてVHSで録画していた映画はどこへいってしまったのだろう。
ビデオテープがあってもビデオデッキはない。
フィルムが残っていても、そのうちフィルムを流す映写機は消えてしまうのだろう。

ノスタルジックになるわけではないが、日本映画も変貌を重ねていく。
いつの時代も楽しみにはしていたいけど・・・。

中途社員のパフォーマンスを上げろ!

昨日は名大社のセミナールームで研修を実施。

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「結果を出すアスリートのメンタルトレーニングを活用して、
中途社員のパフォーマンスを最大化する方法」
というとてつもなく長いタイトル(笑)の研修。
名大社のクライアント22名に出席頂いた。

ジモトシゴトにこだわる我々として、中途社員の活用は企業にとっても肝になる。
中途社員の定着をはかり、パフォーマンスが上がれば、
企業としての業績もチーム力も向上する。

一般的に新入社員研修はどこの企業も力を入れ、
また研修会社も充実したプログラムを用意している。
それに比べ、中途入社組に対しての研修は少ない。

即戦力とみなされ、研修もごく簡単に済まされることが多い。
実際、中途社員の立場に立てば、戸惑いも多いはず。
結局、上手く組織に馴染めなかったり、
パフォーマンスを発揮する機会を得ないまま離職するケースも少なくない。

名大社としては中途採用支援も重要なビジネスであり、採用した後の状況も気になるところ。
せっかくうちの企画を通して採用されたのであれば、活躍して欲しいのだ。
そんな想いから今回の研修を組み立てた。

コンテンツ協力とその講師には働きごこち研究所代表の藤野さん。
何度も打ち合わせを重ね、この日を迎えることとなった。

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最初は緊張感が漂っていたが、藤野さんの軽妙な語り口と分かりやすい解説で
徐々に会場内は笑顔に包まれていく。

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心を整える重要性を中心に社員のモチベーション、パフォーマンスの上げ方、
ESが向上することで採用力もアップすることなど、3時間半の研修はテンコ盛り状態(笑)。
一方的に話を聞くだけでなく、グループワークをしながら参加者のいろんな考え方も吸収していく。
こういった企業同士のコミュニケーションもお互いにとって有意義ではないだろうか。
最後に提出頂いたアンケートもすこぶる評価が高かった。
(藤野さん、お疲れ様でした!)

今後はこういった機会を継続的に提供し、中途社員の定着やパフォーマンス向上、
そして、組織の活性化のお手伝いが出来ていくといい。

次回の開催は11月13日(木)
只今、申し込み受付中!
興味のある経営者やご担当者は是非、参加してもらいたい。

と最後は会社の宣伝になってしまったが(笑)、こういった研修も見て欲しいなあ~。
どうぞよろしくお願いします。

食べ物のはなし 牛すじカレー

会社から100メートルほど北にある「A.Bloom」に行ってきました。

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ここはカフェです。
40代後半のオジサンが一人に行くにはどうかと思ってしまいますが、
意外と同じようなオジサン客は多いので、あまり気にしません。

こちらは雑誌が充実しており、どんなジャンルの雑誌も一通り揃っているような気がします。
気がするというのは、僕はマンガ喫茶にも行きませんし、
喫茶店も頻繁に行くわけではないので、比較対象がなく、そんな曖昧な表現しかできません。

僕はこのお店ではファッション誌を読んじゃったりします。
「Gainer」や「MEN’S NON-NO」など、普段購入することのない雑誌を読んで、
その気になったりします。
「ふん、ふん、この秋はこう攻めるか。グレースーツだな。」と独り言を呟きながら、
勝手にイメージしています。

他にはグルメ本が置いてあったりするので、名古屋のお店を研究したりもします。
どこに行っても仕事熱心なのです(笑)。そんなことが許されるお店なのです。

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普段は日替わりランチを注文することがほとんどです。
ご飯の大盛りが無料ですし、ドリンクもサービスで付きます。
しかし、この日は何といってもカレーです。

牛すじカレーランチ(¥800)

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シンプルでありながら、コクのあるカレーです。
さらりと食べてしまうことができるので、時間がない時には最適です。
「うん、うん、そうだ、そうだ。」と頷いているうちに完食してしまいました。

今度はガッツリとしたカレーを食べたいなと思い、雑誌を読みながら、
アイスコーヒーを飲み、まったりとした時間を過ごします。
混んでいる時は、あまりまったりするのも迷惑なので、雑誌もパラパラめくり、失礼します。

ごちそうさまでした。

映画「るろうに剣心 伝説の最期編」

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上手く戦略に乗せられてシリーズ最終作を観てしまった。
2作目にあんな終わり方をされたら観るしかないだろう(笑)。
連ドラの次回にとっておきのシーンを期待させるやり方と一緒だ。

ちょっとズルい。
それでも150分もの長時間を飽きさせず観させる演出は
アクションオンパレードとはいえ、簡単ではない。
そんな意味では大友監督にあっぱれだ。

僕は原作は一切読んでいない。多分、これからも読むことはないだろう。
人気作の原作を映画化するのは、小説であろうがマンガであろうが難しいし、
映画が原作を超える評価を得ることはほとんどない。
この作品もレビューを読む限り、同じことがいえる。
がっかりしている原作のファンも多いようだ。

しかし、原作を知らない僕は単純に楽しむことができた。
ところどころ「おやっ?」と思うシーンがないわけではないが、
それを上回る迫力と殺陣は素直に面白い。

そして、ちょっと憎らしいのは師匠役の福山雅治。
「天は二物を与えず」というが、あのことわざはウソだな。
どう見てもカッコいい。役者のそれだけなら許せるが、ミュージシャンとしての才能も高い。
世の中は絶対に公平ではない。

どうでもいいことだが、映画を観てそんなことを考えてしまった。

最新のCG技術を駆使すれば、アクションシーンも容易に撮れるのだろうが、
それらしい剣術を習得する力は凄い。
40代にして、あんな動きはできないだろう。江口洋介も同じだけど・・・。

と直接映画とは関係ないところばかり感心している。
その方がネタバレすることもなく、ブログを読む方にとっては良心的だとは思うが、
何の参考にもならないのもちょっと問題(苦笑)。

これからも時代劇が映画化されることは多いだろうが、
これ以上の殺陣のシーンを演出するのはどうすればいいのだろうか。
既に人間の限界を超えたスピード。刀がどんな動きをしているかもよく分からない。
自分が武士でも一瞬で斬られるな。当たり前か・・・。

台風が目前の昨日、息子と観た映画。思ったよりも空いていた。
連休の最後、中学生と観るには最適かもしれない。

台風直前!あざいお市マラソン

昨日は滋賀県長浜市で開催されたあざいお市マラソン。
あざいお市というのは市の名称ではなく、浅井長政の奥方お市のこと。
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の時代。娘である茶々は只今、出演中。
あまり好きになれないけど、ドラマでは憎まれ役なんでしょうね(笑)。

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この大会は2年ぶりに出場。今シーズン初めてのハーフマラソンだ。
台風19号が目の前に迫っており、当日の天候も危ぶまれたが杞憂に終わり、曇天の天候。

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マラソンにはこの方が都合がいい。この時期の晴天はまだ暑い。
ハーフマラソンでは相当の体力を消耗し、ゴールの手前でフラフラになってしまう。
それでなくとも今回は明らかに練習不足。正直なところ、全く自信のない大会であった。

大学時代の友人と車で乗りこみ、駐車場からはバスで移動。

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手作り感いっぱいの運営は最近の商業的な運営に比べ、ほんわかしていて温かい。
地域の方の懸命さがこちらにも伝わってくる。

今年はプールも控室として解放された。

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ランナーも普段よりは緊張感がないようにも思われる(笑)。
まずは子供たちの2kmレースからスタート。

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このレースでは僕はあくまでも調整。
そんな言い方をすると偉そうに聞こえるかもしれないが、
まずは一定のペースでハーフマラソンを走り終えるようにしたい。

ここ最近の練習もせいぜい10kmちょっとしか走っていないため、
ハーフを走りきる体力があるかどうかも不安な状態。
キロ6分を自分の中の決めとして走ることにした。

序盤はどうしてもスピードが出てしまう。
そうするとあえて遅らせ、キロ5分50秒程度に落とす。
そのせいか15km過ぎでも順調に走ることができた。
しかし、疲れは次第に体を襲ってくる。

18kmあたりから、体が重くなってきた。
キロ6分を超え徐々にスピードは落ちていく。
それでも何とか持ちこたえゴール。

記録はネットで2時間1分。(写真はタイムが切れている・・・笑)

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あわよくば2時間切りを目論んでいたが、今の自分の実力では十分なタイムといえるだろう。
キロ6分よりも速く走れたわけだし・・・。

記念に頂いたTシャツと新米。

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新米は中学生の息子がほとんど消費をするだろうが、長袖Tシャツはこれからの練習着としては嬉しい。

無事に終えたあざいお市マラソン。次回はいびがわマラソン。
もう少し走りこんで、大会に備えたいと思う。

お疲れ様でした。

シブヤな夜

今日から3連休。
久々にまとまった休みが取れるような気もするが、実際はそうでもないかな。
というのも、今週は会社に顔を出したのは2日半のみ。
会社内でほとんど仕事をせずに終わってしまった一週間であった。

7日(火)は取引先とのゴルフ。
台風一過のすこぶるいい天候の中で、気持ちよくラウンドすることができた。
スコアはともかく天候はすこぶる良かった(笑)。

そして、昨日、一昨日は東京出張。
9月に体調不良のためドタキャンした打ち合わせがようやく実現した。
パートナーとの打合せは順調に終了し、来年以降も面白そうな企画になりそうだ。
乞う、ご期待!

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学生になりすまし、パフさんのインターンシップイベントに潜入した後は
(もちろん、ウソです)、渋谷へ移動。

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夕方18時過ぎでもの凄い人。
名古屋では考えられない人の波。これだけで酔ってしまいそうだ。
新宿とどっちが人が多いのだろうか?と田舎者はつい考えてしまう。

渋谷を訪れたのは若者と遊ぶためではない(笑)。
ファミリービジネスアドバイザーの資格取得でお世話になった方にお礼と報告をするために来たのだ。
こんなところにオフィスを構えるなんてオシャレ。
渋谷の高層ビルのベランダから眺めた夜景はまさにマンハッタン。
マンハッタンには行ったことはないけれど(汗)。

一通りの報告と今後のビジョンについて共有した後は、二人でしっぽり飲むことに。
渋谷っぽいイマドキのお店はオジサンたちでは浮いてしまう。
渋谷といってもハデな店ばかりではない。
落ち着いたお店も多い。連れて行って頂いたのは常連客で賑わう小料理屋。

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頑固そうな大将が料理を作り、愛想のいい女将がお客の相手をし、
可愛らしい娘がお酒や料理を振る舞う。
これも立派なファミリービジネスだ。

その雰囲気が何とも心地いい。
自慢のおでんや造りを頂きながら、ビールから芋焼酎へ。
次第にピッチが上がっていく。
二人で飲むことも初めてだが、お互いのシゴト話で盛り上がる。

ブログアップの許可を取っていないので、個人のことに触れるわけにはいかないが、
その方は僕の業界でも大先輩にあたり、今はご自身の会社を経営されている。
過去の辛い経験があったからこそ、今の存在があることはお互い同じようだ。

僕の拙い経験と比較してはいけないが、お互いそんな話をするうちにより親交が深まっていく。
一つひとつの話が僕には勉強になる内容。

こんな風に初めてのお店で打ち解けられるのも有り難い話。
本来、こちらがお礼をするべきなのに、結局、お祝いといわれ、ご馳走になってしまった。
スミマセン・・・。次回は名古屋で飲みましょう~。

そんな感じで渋谷の夜を過ごし、瞬く間に一週間は過ぎていった。
やっぱり働いたのか、働いてないのかよく分からない(苦笑)。

明日はあざいお市マラソン。果たして走れるだろうか。

就活「後ろ倒し」の衝撃

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強烈なタイトルをそれを後押しする装丁である。
この表紙を眺めるだけでも何となく内容は想像できる(笑)。
著者の曽和氏とは一度、ご紹介頂く機会があったような気もするが、
やむを得ない事情で実現しなかった。
記憶違いかな・・・。
できれば一度、お話を伺う機会でもあると嬉しい。

本書では僕が漠然と思っていることをより具体的に、より過激に(苦笑)書かれている。
今回、政府の打ち出した16卒採用に関する指針は賛否両論(否定的な方が多いか)だが、
決まった以上はそれをベースに対策、戦略を練らなければどうにもならない。

嘆いたところで撤回されるわけでもないし、弱い立場が保護を受けるわけでもない。
極端に言えば、送り出された戦場で、有利であろうと不利であろうと戦うしかないのだ。

本書のターゲットは企業人事担当者であると同時にこれから就職活動を控える学生でもある。
これを読んで危機感を覚えるかどうかは置かれている立場に寄るだろうが、
大部分は「ちょっとヤバいかな・・・」と感じるところだろう。

世の中の論理と同様に就職市場においてもより資本力のある者が勝つ。
それに拍車が掛かりそうなのが、来年度。
その中で僕らはどんなポジショニングを描いていくか。
インターンシップさえやれば上手くいくという単純な話ではない。

2015年8月以降をどうするのかが、
特に中小企業をクライアントの中心とする自分たちが力を発揮しなければならない点。
大手同業他社がどうでもいいと思うスペースで力を出していかないと
地域におけるハッピーは訪れない。
と同時に我々の存在価値が問われる一年にもなりそうだ。
そのためには8月以前の戦略が重要だったりするわけだが・・・。

売り手市場の場合、一般的に我々のビジネスは潤うことが多い。
売上を上げるチャンスも広がる。
15年卒の新卒マーケットでもその恩恵を受けたのも事実。

かといって、それが続くとは言い切れない。
状況によっては、我々、就職情報サービス会社にも衝撃を与える一年になるのかもしれない。

あれっ、これは書評だろうか・・・(苦笑)。

食べ物のはなし ほうれん草とアサリのカレー

会社のすぐ近くにある「CARVREN(キャバーン」に行ってきました。

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本来はビアホールです。
会社を丸の内に移転させてから、ちょくちょく利用させて頂き、
会社の忘年会もこちらのお店を利用しています。

オーナーの中村さんはビートルズの大ファンでこの店名をつけたようですが、
CARVRENの由来は何度聞いても忘れてしまいます。
話を聞く時は、いつも酔っぱらっているからでしょうか(笑)。

ビアホールだけにビールの種類も豊富で泡まで美味しいです。

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オフシーズンはビール飲み放題1300円を企画してくれます。
この企画は優れもので、レーベンブロイ、サッポロ黒ラベル、エビス生(黒、ハーフ&ハーフ)、
ギネス生を飲ませてくれます。

ギネスは1pindで850円しますから、2杯を飲めば元は取れます。
そんなお値打ちな企画ですが、僕は遠慮せず、全種類のビールを飲み、必ずギネスも2杯は飲みます。

お店にとっては迷惑かと思いますが、
オーナーの中村さんは笑顔で「ありがとうございます!」と言ってくれます。
僕は申し訳ないなあ~と思いつつも遠慮せず、やっぱりガンガン飲んでしまいます。
お店は大丈夫でしょうか?(笑)

話が逸れてしまいましたが、今回はランチです。

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ランチはオムライスとカレーライスとハンバーグになります。
オムカレーという合わせ技もあります。
僕はオムライスとカレーライスの半々で注文する場合がほとんど。
この日頼んだのはカレーです。

ほうれん草とアサリのカレー(730円)

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カレーは週替わりのメニューなので、毎日行くことはありません。
辛いもの好きの僕はこの適度な辛さに好感が持てます。
「うん、これはいい!」と心の中で呟きます。

つい最近分かったことですが、オーナーの中村さんは大学の先輩でした。
世間は狭いですね。

ごちそうさまでした。
これからもよろしくお願いします(笑)。

飛騨にて経営を学ぶ

10月4(土)・5(日)日は西川塾の宿泊例会。
西川塾とはユニーの創業者である西川俊男氏が主宰する若手経営者の私塾。
通常は月1回の例会で学ぶ機会を頂き、今回は年に1回の宿泊例会。

僕のグループは幹事役を務めさせてもらい、
21名の塾生と一緒に研修先である下呂温泉・水明館に向かった。
道中のバスではビールを飲みながらナンパな話で盛り上がったのだが(笑)、
本来の目的は経営を学ぶこと。

会場となる水明館さんでは水明館の滝会長、西川塾主、
そして奥飛騨田中牧場・田中社長の講演を頂いた。
この2時間半の例会は密度の濃い時間。
ホロ酔い状態なんて吹っ飛んでしまう。

滝会長による下呂温泉の歴史と今後の戦略、

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西川塾主の先行投資の重要性やトップの先見性の大切さの講演を頂く。

そして、同じ塾生で同い年である田中社長のプレゼン。

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今回は翌日、田中牧場の視察もあることから田中社長には70枚に及ぶプレゼン資料を用意してもらった。
牧場経営に対する熱い想いと高い志が詰まったプレゼンには
グッとこみ上げるものを感じてしまった。

田中社長は正直、そんなに話が上手いわけではない。
(スイマセン・・・苦笑)
それは僕のように営業上がりで口から出まかせで話すのではなく
(これも適切な表現ではないですね・・・笑)
朴訥と語られるタイプ。言葉を選びながら真摯に話を進められる。

アメリカでの研修で学んだ牧場経営のプライド、飛騨牛を世界に送り込む壮大な夢、
逆境を乗り越え確実に牧場を成長させてていく過程など、全く異業種ながら学ぶべき点は多かった。

経営者としてもそうだが、ひとりの人として何を大切に生きていくべきかを改めて教えてもらった。
その姿勢と行動力に敬服すると同時に自分の未熟さと努力不足を痛感することとなった。
そのような刺激的な仲間が近くに存在することは僕にとっては有難い。

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ゆっくりと温泉に浸かった後は宴会。これも楽しい場。
今年で西川塾主は卒寿を迎える。

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そのお祝いも宴会会場で・・・。
いつもお元気な姿で自分たちに接してもらえるのは感謝という言葉しかない。

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この時間を共有できるのは貴重。

二次会も大いに盛り上がる。
ここは一枚の写真のみとさせてもらう(笑)。

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翌日は早朝から塾主の部屋で講話を頂く。
天皇陛下も宿泊された部屋は下呂温泉が一望できる。

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いつかは自腹で泊まってみたい(笑)。

そして、古川町にある奥飛騨田中牧場の視察。初めて聞く話も多い。
(下の写真は精子。人工授精に使用する。)

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育て上げた牛を売るのはビジネスとはいえ、涙を流す牛の姿を見るのは相当、辛いらしい。
親の心境に近いのかもしれない。

これは田中社長が自分で作った牛舎。

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ブロックを積み上げロシアから木材を仕入れ、
厳しい牧場経営を拡大させるために自分で牛舎までも作ってしまう。感動だ。
そんなことを言っても昼食は飛騨牛を堪能させてもらった(笑)。

単なる時系列で並べたブログになってしまったが、この二日間は僕にとっては有意義な時間であった。
きっと他の塾生も同様に感じていることだろう。

日曜日のエンジニアフェアはメンバーに任せっきりで、
終了時にしか顔を出せなかったのは申し訳ないが、この経験を会社でも活かしていければいい。

2日間、お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。