これからも前向きに 名大社会長ブログ

一泊二日の弾丸沖縄 その1

一昨日、昨日は沖縄。
過去10回以上、沖縄にはお邪魔しているが仕事らしい仕事で伺うのは初めて。
のんびりな気分というわけではなく、重要なミッションを抱えての訪問。

いつもとほぼ同じ時間に家を出てセントレアへ。
搭乗する飛行機もいつものビジネスクラスとは違い、
(ウソです・・・笑)
経費をできるだけ抑えるためにLCC。
スカイマークに乗ったのは初めてじゃないかな。

オリジナルのミネラルウォーターを100円で購入。

残念ながら沖縄は雨。

これが遊びなら相当がっかりするところだが、仕事なので少々のがっかり(笑)。
初めてモノレール「ゆいレール」に乗った。
これまではレンタカーもしくはバスでの移動であったため、これも貴重な経験。
一般的なICカードは使えないので、発券場は長蛇の列。

そして驚いたことに切符は差し込むのではなく、QRコードでかざす。
切符の挿入口がどの改札もないので迷ってしまった。

この日は2社の沖縄の企業へ訪問。
1社は中途採用支援をメインにしている同業者。
もう1社は新卒採用支援をメインにしている同じく同業。
社名を明らかにしても問題はないかとは思うが、
許可を取っていないのでブログでは披露しない。

この訪問が最大ミッション。
そして、僕はいきなりチョンボを犯してしまう。
午後一番に向かった1社目。
グーグルマップが上手く表示されず全然違う場所に向かってしまった。
歩きながら修正しようと思うものの、片手にスーツケース、
片手に傘と両手が塞がれ思うように確認できない。

結局、30分も遅刻してしまった。
営業マンであれば失格ですな・・・。
到着した時は汗だく。
却ってS社長には気を遣わせてしまった。
すみません・・・。

それでも有効的な情報交換をさせてもらった。
有難いことに2社目に訪問する同業者まで送って頂けた。
沖縄の方はとても温かい。
S社長、ありがとうございました。

そして、新卒採用をメインとする同業の社長と面談。
お互いの取り組みについて情報交換を行った。
共有の知り合いがいることでグッと距離感も近くなり、
一気に信頼関係も深まった。

2社に訪問し理解できたことは沖縄の採用市場は大きく変化しているということ。
僕らの沖縄のイメージは日本で一番求人倍率が低く失業率が高いという
どちらかといえばマイナスイメージ。
しかし、両社長に伺って、今、沖縄は活況であり、人手不足感が強い認識が深まった。
地元志向も強く本土への進学も就職も減っているという。
日本中どこでも地元志向が強いというわけだ。
業界間格差もよく理解できた。

夜は2社目のS社長(こちらも同じくS・・・笑)と会食。
琉球料理の名店に連れて行っていただいた。

これまでゴーヤチャンプルーやラフテーなど沖縄料理は何度も食したことはあるが、
琉球料理は初めて。
とても上品で格調高い。

泡盛もいつも飲んでるのとは味わいも異なった。
この場でもいろんな情報交換をさせて頂いた。
S社長、ありがとうございました。

こうして、初日のミッションは終了。
最後は飲んでいただけという話もあるが、
これはいつものことなのでお許しいただきたい(笑)。

いい一日だった。
続く・・・。

満足度高くてよかったね!NFB!

一昨日は「第6回名古屋ファミリービジネス研究会」。
通称NFB。
半年間続いた同族企業の経営者向け勉強会が終了した。

最終回のテーマは株式会社サンコー櫻山社長による「中小企業のブランディング」。
僕のブログでもちょくちょく登場する櫻山さんが講師。

同族企業、それも中小企業の同族企業のブランディングって意外と放置状態。
あまりその感覚がなかったりする。
その状態を仕方ないと諦めている企業も多いのではないだろうか。

櫻山さんはお金を掛けなくてもやれるブランディングを分かりやすく説明。
時にドラッガーの言葉を引用されたり、
時にクライアントの手法を事例にされたり・・・。
一般的にあるようでないブランディング講座は
参加者にとっていい学びになったことだろう。

アンケート結果を読んでも満足度は高い。
いい刺激になったようだ。
これは事務局としても嬉しいこと。
櫻山さん、ありがとうございました。

これはこの回に限らず、全6回、総じて満足度の高い勉強会が提供できた。
僕がコーディネーター役として最初の15分程度、
毎回、適当に喋っているのはいかがかとは思うが(笑)、
素晴らしい講師陣のおかげで貴重な機会となった。

また、お互いの関係性もいい。
業種も規模も年齢もバラバラだが、お互いが信頼関係で繋がっている。
ワークでもそうだが懇親会でも腹を割って本音で話をされている。
共通の課題感が距離感を短くし、学び合う姿勢がより近くしている。
これだけ自分を開示した勉強会はないという声も聞こえてきた。

そして、何よりも嬉しいのがこの勉強会を通して、
ファミリービジネスに誇りを持てるようになったという声が多かったこと。
今までのネガティブな考えが180度変わったよう。
これは僕らが手掛ける段階で願っていた想いであり、それが叶った瞬間。

うちのクライアントのトップにも結構参加してもらったので、
名大社との絆も深まったのではないだろうか(笑)。

早速、昨日は幹事団で反省会をおこなった。
せっかくいい会を提供できたのだから継続すべきという全員一致の意見。
次回の開催時期は夏あたりになる予定。
再度、振り返りを行い、
バージョンアップした名古屋ファミリービジネス研究会をリリースしたい。

当初は事務局として面倒に思うこともあったが(苦笑)、
こうして喜んでもらえるとやりがいも生まれる。
この研究会に関して言えば、僕は会社のメンバーに任せるのではなく、
自分が中心にやらねばならない。
「社長元気で留守がいい」というばかりではいけないようだ。
懇親会が楽しく、つい二次会に行ってしまう悪い癖を治す必要があるけど・・・。

お疲れ様でした。
また、ステキな会を企画していきましょう。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その48

またまた伏見に戻ってきました。
しばらくは伏見シリーズで攻めたいと思います。
3月も半ばに入り少しずつ暖かくなってきました。

気分はなんとなく南国。
そして体は辛い物を求めます。
地下鉄伏見駅2番出口すぐのタイ料理店「マイペンライ」に行ってきました。
店名のMai Pen Raiとはタイ語で「気にしない」とか「大丈夫」という意味です。

これは何を言いたいのでしょうか?
まずくても気にしない!
高くても大丈夫!
そんなことが言いたいのでしょうか?
そんなことを正々堂々と言っていたら間違いなく叱られます。
すいません。
そんなことは思っていません・・・。

ランチメニューが並びます。
じっと眺めます。

ここは辛い料理で攻めなければなりません。
丁寧にメニューの横には唐辛子マークがついています。
「よしっ、今日は勝負だ!男は熱くないといけないのだ!」
東京あたりの暑苦しい男のフリをしてみます。

「すいません、ガパオライスをください!」
元気よく注文します。
待っていると次から次へのお客さんが入ってきます。
それも若い女性客が一人で入ってきます。
刺激的なタイ料理が名古屋の女性には受けるのでしょうか。
今度、その辺を歩いている若い女性を誘ってみたいと思います(笑)。

「お待たせしました!」
ガパオライス 980円

「なるほど、こんな感じか・・・」
と言いつつ、ガパオライスをどこかで食べたのを思い出します。
あれはベトナムだったかな?
沖縄だったかな?
名古屋駅だったかな?
結局、思い出せませんでした。
どちらにしてもタイとは関係ありません。

粗挽きポークミンチをご飯に絡めます。
絡めているだけで刺激の強い香りが食欲をそそります。
一口食べるとフワ~とした肉の甘さから徐々に辛さに変化していきます。
気がつくと人間火力発電所の如くワシワシと勢いに任せ口へと運んでいます。

「いいぞ、いいぞ、この感じ。なかなか、やるじゃないか・・・」
久しぶりに定番のセリフを発してしまいました。
汗もボタボタと流れてきます。

目玉焼きをつぶし、ご飯と肉と混ざ合わせながら食べ続けます。
少しマイルドになりさらに食欲が増していきます。
すっかりタイに行った気分になりましたが、タイに行ったことはありません。
タイ料理は僕の舌には合うようです。

店名のマイペンライは、
タイ料理は大丈夫!辛くても気にしない!
そんな意味なのでしょう。

ごちそうさまでした。
次回は隣の若い女性が食べていたメニューにチャレンジします。
何かは分かりませんが・・・(笑)。

組織に求められるキャリアコンサルタントとは

これでも僕はキャリアカウンセラーの有資格者。
時々、自らを”名古屋のカリスマキャリアカウンセラー”なんて呼んだりするが、
カウンセリングなんてここ数年全くやっていない。

有資格者は更新のためにポイントを稼ぐ必要がある。
それは実践の場であったり、勉強会への参加であったりと
スキル向上を常に行わなければならない。
僕はありがたいことに講演に機会を頂くことが多いので、
ポイント確保は苦労しない。
その分、勉強会もサボりっ放し。
それでは真剣に取り組むキャリアカウンセラーに失礼。
それが理由ではないが、先週土曜日に久々にJCDA東海地区会に参加。

今期の東海地区会は名大社のウスイくんが地区長を任されていることから、
たまには顔を出し冷やかすことも必要だし・・・(笑)。
彼の挨拶も評価しないといけない。
今回は55点かな(笑)。
そんな話はどうでもいい。

今回の講演は未来キャリア株式会社の代表であり、
国際キャリアコンサルティング普及協会の代表理事でもある日向美穂さん。
いろんな関係から以前より面識のある方だが、講演を拝聴するのは初めて。

テーマは「組織の求められるキャリアコンサルタントとは」。
組織に関しては僕が最も関心のある分野であり、
常に試行錯誤を繰り返している。
そんな意味では実にタイムリー。

2時間近い講演の中で約半分は自分の半生、キャリアについて。
以前から面識があるとはいえ、過去については初めて伺うことばかり。
こんな波乱万丈な人生を送られてきたとは全然知らなかったし、
これほど幅広い分野で活躍され能力をお持ちなことも知らなかった。
随分と失礼でしたね。
すいません(汗)。

見かけによらずめちゃくちゃパワフルで行動的。
リスクを恐れずチャレンジされる。
チャンスは自分の手で掴み取るアクションは
多くのキャリアカウンセラーの刺激になったことだろう。
そして、奮い立たせもしただろう。

また、彼女が今、積極的に取り組んでいるのが
適職診断士インストラクターの養成と組織開発。
従来のキャリアカウンセリングはあくまでも個人的な要素が強い。
個人として悩みが解決したとしても、
それが組織や企業の中で解決できてるかは別問題。
例えクライエントが満足しても
企業内で必ず活躍できるかどうかは分からない。
その点については以前から僕もすっきりしていなかった。

それが今回、組織として求められるキャリアカウンセリングの重要性を伺って、
腑に落ちた点も多かった。
自分が適職診断士として活躍するつもりもないし、
組織開発のコンサルタントになるつもりもないが、
この手の知識とノウハウを身に付けたい気持ちが強くなった。

よりいい組織を作るには仕組み作りだけでなく、
当事者が組織を成長させ発展させる力を身に付けさせなければならない。
それを支援する力が僕には必要。
真剣に学ぶ場を作っていこう。
久々に参加した勉強会は自分にとって有益だった。

それにしてもキャリア支援の世界も着実に進化している。
僕が受講した時にキャリアアンカーなんて言葉はなかった。
頭の中から消え去った知識も多いが、継続的に学んでいかないと
キャリアカウンセラーという肩書でエラそうにしている自分が恥ずかしくなる。
最近、冗談でしかキャリアカウンセラーとは語っていないけど・・・(笑)。
今回は久々に参加して本当によかった。

彼女の書籍も購入。
日向さん、ありがとうございました。

なんとか、なんとか、名古屋シティマラソン2018

昨日は名古屋シティマラソン。
今や名古屋の一大行事。
ウィメンズマラソンは東京オリンピック代表選考レースも兼ね22,000名が参加。
僕の走ったハーフマラソンも10,000名、
クオーターマラソンに5,000名が参加した。

ナゴヤドームに向かう地下鉄も朝のラッシュ以上の混雑ぶり。
何度も乗り過ごさないと乗れない状況であったり・・・。
基本ランナーは礼儀正しい。
乗ることのできない状況であっても誰も文句を言わない。

最寄り駅であるナゴヤドーム矢田では色とりどりのランナーが会場に向かった。
ドーム近くも人、人、人。

僕は大学時代の先輩と一緒に会場へ。
ちょうどフルマラソン参加者の荷物受付チェックの時間が迫っていたこともあり、
女性ランナーが急いて荷物預け場所へ向かっていた。

ゴミ袋ではありませんよ(笑)。

フルマラソンのゴールとなるナゴヤドーム内はこんな感じ。

荷物を預けた後、こちらでしばし休憩。
薄着でも寒くないのがありがたい。
ここまででも多くの知り合いに遭遇。
世間は狭いね。

ドーム内で待機している時にウィメンズはスタート。
今回僕は新名大社Tシャツで出場。

前回よりインパクトはないが、これを着て名古屋の市街地を駆け抜ける。
この段階では気合十分。
みんなで準備運動。

そして、スタート地へ。
毎年恒例の河村市長の挨拶。
いい加減聞き飽きた感もあるが、
(すいません)
名古屋弁丸出しで緊張感を和らげていた。

写真があるのはここまで。
走り始めたらさすがに写真は撮れない。
目標に向かい走り続けるのみ。

今回の目標タイムは1時間55分。
昨年は初の2時間越えとお粗末なタイムだったので、
少なくともそれはクリアし、目標へ向かわねばならない。
数年前のように1時間50分を切りたい考えは毛頭ない。

そこで設定したのは1キロ5分20~30秒で確実に走ること。
昨年も最後5キロくらいで失速した。

河村市長号令の下、ハーフマラソンとクオーターマラソンがスタート。
結構、安定な走り。
2月にフルマラソンを走ったせいか、10キロを過ぎても大きな疲れは感じない。
キロ5分30秒前後でずっと走り続けていた。

あとは暑さとの戦い。
例年、名古屋シティマラソンはすこぶる天気がいい。
その分、気温は上昇し、とても3月とは思えない。
昨日もそんな状況だった。

しかし、今年はその暑さもそれほど苦にはならなかった。
そうはいっても、ゴール手前では相当くたびれていたけど・・・。

アップルウォッチのアプリがうまく終了せず、
距離としては余分に走ってしまった(笑)。

ネットタイム1時間57分30秒。

僕の全盛期に比べれば
(大したことないけど)
タイムは良くないが、昨年はクリアすることはできた。
これが今の正当な実力と言えるだろう。

年々オペレーションもよくなっていると思うし、
街の一体感も感じるので、この大会は欠かさず出場したい。
もう少しタイムを抑えられたのではないかという反省点もあるが、
これは来年の課題ということで。
といってもどんどん体力は衰えるばかりだから、難しいけど・・・。

お疲れ様でした。

映画「15時17分、パリ行き」

クリント・イーストウッドは常にチャレンジしている。
そして、いつも我々に問うている。
本作もそんな作品。

87歳になられる現在も製作者としての貪欲さは忘れていない。
勝手な見方でしかないが、それはご自身の挑戦であり、
映画界への問題提起でもあるように感じる。

この作品の評論をしようと思うとどうしてもネタバレになってしまう。
どこまで表現していいか、僕の映画コラムニストとしてのスキルが問われるが、
まあ、そんなことはどうでもいい(笑)。

僕の本作に関しての事前知識はほとんどなし。
たまたま時間的な都合が良かったのと
監督がクリント・イーストウッド氏ということだけで観ることにした。
偶然が重なった。

観ながら感じた。
これはドキュメンタリー映画かと・・・。
それはある意味正解。ある意味不正解。
しかし、観客の多くは僕と同じで巧みに騙されていく。

それは決して気分が悪いものではない。
主役の3名の生き方に吸い込まれていくように、時に共感し、時に反発する。
普通というよりもちょっと問題児であった3人が少しずつ大人になり、
自分たちの生きていく世界を求めていく。

本作は実話を忠実に描いている。
これは映画を観終わった後に分かったことだが、主役の3名はその実在の人物。
すなわち本人。
ここでもクリント・イーストウッドは実験的だ。
映画の新しい可能性にチャレンジしている。

なぜフランスの大統領が映画に出演しているのか不思議に思ったが、
なるほどそういうことか・・・。
このあたりはネタバレになるので、書くのを止めておく。

表現として正しいかはともかく、
主人公の3名はクランボルツの言うところの「プランドハプンスタンスセオリー」。
偶発的な出来事が運命であり、それは本人にとっていい人生になるということ。
それを証明した映画であり、主役3人の人生でもある。

クリントイーストウッドは我々に問う。
偶然を受け入れているか。
諦めない毎日を過ごしているかと・・・。

この先も彼の作品は観ていきたい。

やりたいことをやる

今週6日(火)、7日(水)は中部マーケティング会議が行われた。

これは年1回開催されるイベントで著名な方が講師として登壇される。
僕もお付き合いの範囲で出席させてもらっているが、
今回は転職フェアが丸かぶりでほとんど参加することができなかった。
聴きたい講演はいくつもあったが・・・。

その中で唯一参加したのが、株式会社ファミリーマート社長の澤田貴司氏の講演。
一度、話を伺いたかった方。
たまにTVに出演されているのは拝見していたが、イメージとは全く違った。
もっと固い方だと思っていたが、
どちらかと言えばべらんめえ口調で遠慮せずに喋るタイプ。
冷静沈着というよりは熱血漢がにじみ出ていた。

講演タイトルは「やりたいことをやる」。
失礼ながら子供っぽいタイトル(笑)。
それでも勢いのある面白い時間だった。

肝心の講演内容を簡単にまとめると澤田氏の半生。
生まれ育った環境から伊藤忠商事、ユニクロ、
ご自身で立ち上げられたキアコン、リヴァンプ、
そしてファミリーマートでの取り組みまでを駆け足で話された。

結論からいえば、伊藤忠商事時代にやりたかったことが
ファミリーマートで実現できたということになる。
その過程は苦難の連続。
もちろん成功もされているのだが、本人にとってはようやく今と言えるのだろう。

それを軽く笑い飛ばすが如く話されるので、
度量の大きさを感じずにはいられない。
自分と比較してもどうしようもないが、
器の違いをまざまざと見せつけられた。
同時に勉強にもなった。

話されることはとてもシンプル。
失敗しないための4カ条は、
1.顧客満足
2.社員満足
3.取引先様満足
4.キャッシュという。

とてもわかりやすい。
どんな事業でもそうだが、できるだけシンプルに考え続け、
そぎ落としていくのが大事なんだろう。
妄想を膨らませることは必要だが、最終的な着地点はシンプルであるべき。
話を伺いながらそんなふうに感じた。

澤田氏は率先して広報活動を行う。
今回の講演もファミリーマートの広告塔としての要素も強かった。
特にこの地区はサークルK誕生の地でもあるので、力の入れ具合も相当。

やはりトップは積極的に会社を広報しアピールしなきゃいけない。
果たして僕のやり方は正しいのだろうか?
間違ったブランディングをしていないだろうか?
これも話を伺いながら感じたこと(笑)。

そしてとにかく行動すること。
僕がどこまでやりたいことができてるかは別にして、
いいチャンスを与えられているのは事実。

5%の計画と95%の実行。
これも頭の中に叩き込んでおきたい。
ありがとうございました。

食べ物のはなし 番外編 かつ丼

先週のスタッフブログではウスイが
「食べ物のはなし」もどきのブログを書いていました。
これが意外と評判がいい。
人気食べ物ブロガーより面白いという声があちこちから聞こえてきます。

それは許されることではありません。
若い芽は今のうちに摘んでおく必要があります。
(はっきり言って若くはありませんが・・・)
人気食べ物ブロガーの地位を脅かす存在は部下であろうと叩き潰さねばなりません。
権力で押さえつけることは簡単ですが、
ここは真っ向勝負で力の差を見せつけてやるのです。

先日、ウスイがお邪魔したのは柳橋市場にある「かつ丼と珈琲 聖」さん。
閉店一日前に駆け込みで行ってきました。

さすがにお店は混んでいます。
屋号にある珈琲の存在は分かりませんが、
メニューはシンプルにかつ丼のみです。

「すいません。かつ丼をください。」
と混み合った席に間から注文します。
「あっ、いかん、いかん。これだとエセ食べ物ブロガーと同じじゃないか・・・。」
と慌ててお店のスタッフに声を掛け、
「さっきのかつ丼、キャベツ盛りにしてください。」
こちらはプラス100円でキャベツを乗せることができるのです。
人気食べ物ブロガーとして格の違いを見せつけるのです。

次々と常連客が入ってきます。
「なんだか、寂しくなっちゃうね。」
「今までありがとうございました。」
なんて会話があちこちから聞こえてきます。
お店が愛されていたのが分かります。

「おまちどうさまでした!」
かつ丼1000円+キャベツ盛り100円

キャベツが目立ち、肝心のとんかつが見えません。
「いかん、これじゃ格の違いを見せつけられないじゃないか・・・」
まずはキャベツを平らげ、かつ丼だけを撮る戦略に変更します。
懸命にキャベツをかき込みます。

よしっと頷き、写真を撮ります。
「お~、これは美味そうだ!」
と呟いてみたものの、あまり納得はいきません。

果たしてこの写真で美味さが伝わるだろうか・・・。

お店はどんどん混んできます。
縦から横から写真を撮り直したい気分でしたが、
お店に迷惑を掛けるわけにはいきません。
忙しい時はさっさと食べて、
そそくさとお店を出るのも人気食べ物ブロガーのこだわりです。

あっさりした味噌カツで卵焼きが上手く絡み合い、
美味しく頂くことができました。
もっと早く来るべきでしたね。
ごちそうさまでした。

このブログで若い芽を摘むことができたのでしょうか。
少しだけ疑問が残ります・・・。

慌ただしい3月だけど・・・。

3月も既に2週目。
名大社は3月決算なので、今月で2017年度が終了する。
まだ20日以上あるとはいえ、今期の仕事はほぼ終了に近い。
この1月から3月初旬までがヤマで、相当ハードだった。

先週は3日間連続の学生向けの合同説明会。
2月28日のジモト就職応援フェアはブログに書いた通り

3月1日はミライ発見就職フェア。
名古屋中小企業投資育成株式会社さんと組んだ初めてのイベント。
投資育成会社といっても知っている学生は少ない。
その魅力を伝えるのは結構難しい。
僕たちが優良企業だと判断するのは容易だが、
一般的に知名度の低い企業が多いので学生には分かりづらい。
そのため、通常との合同説明会とは趣向を変え、イベントを実施。

自社のイベントでは珍しくオープニングで僕も講演させてもらった。
いい影響を与えたんじゃないのかな(笑)。
そして、学生さんは自分のタイプを選びつつそれぞれのブースに向かっていった。

大手就職情報会社のイベントよりは少ない来場だったが、
参加企業、学生共に満足度は高かった。
お互いにいい出会いとなっただろう。

2日はアスリート就職セミナー。
こちらは毎年の定番。
アスリートプランニングさんとのコラボイベントで、体育会学生限定の合同説明会。
部活帰りのジャージ姿の学生が来場するのもこのイベントの特徴。

新卒イベントは一段落だが、今日からは今年度最後の転職フェア
今回は平日開催。
さて、どんな結果となるのやら。

中途採用も継続的に行われ、4月入社に間に合わせたい参加企業も多い。
転職活動をされている方も同様の考え。
選考がスムーズに進めば、それも実現するだろう。
新しい気持ちで4月を迎えてもらいたい。

こんな感じでイベント続きだったため、先週は社内はほとんど人がおらずとても静か。
今日もほぼ同じような状態。

そんな時も重要な打合せがあったりと中々落ち着かない。
僕もこの3月にまとめなければならない仕事は多いのだが、
あっち行ったりこっち行ったりでどうも集中できない。
重要案件が後回しされていくようで少し怖い。
決算的には順調に終えそうだが、僕自身が少々ヤバかったり・・・。
まあ、何とかなるとは思うけど。

なんだか中味があるようであまりないブログになってしまったが、
3月はこうしてバタバタと過ぎていくのだろう。
まずは今日、明日の転職フェアを無事に終えれることを祈りたい。

映画「グレイテスト・ショーマン」

映画は人を幸せにする。
音楽は人を楽しくさせる。
ダンスは人を興奮させる。
まさにそんな作品だった。

僕はミュージカル映画はあまり観ない。
昨年話題になった「ラ・ラ・ランド」も観ていない。
「レ・ミゼラブル」以来だ。
観ない理由は特にないのだが、物語が進行している最中にいきなり歌が飛び出したりすると
どうしても感じてしまう違和感。
しいて言えばそれが理由かもしれない。

しかし、本作に関しては、その違和感は全く感じることなく、
むしろワクワク感に変わっていった。

これだけ最初から最後まで気持ちよく観れた映画は久しぶり。
どんな優れた映画や評価の高い映画でも全編通して楽しい映画なんて、まず存在しない。
壮絶なシーンがあり、のちに感動を呼び込む。
息苦しいシーンはついて回る。
それが映画の盛り上がりに繋がるのだが、本作はそうではない。
もちろんハードなシーンはなくはないが、最初から最後まで楽しい。

メインとなるサーカスのシーンだけでももっと観ていたい。
舞台となるのは19世紀だが、サーカスの中で繰り広げられるパフォーマンスはまさに現代的。
最先端のエンターテイメントショーを見せてくれる。

そして、お決まりのハッピーエンドでの終わり方。
なかなか、やるじゃないか(笑)。

主役のヒュー・ジャックマンも「レ・ミゼラブル」以来だが、
なんてステキな俳優なんだと思ってしまう。
歌も上手ければ踊りも上手い。
男としては許せないくらいズルい(笑)。
そして、2人の娘も可愛かった。

ちょっと落ち込んだ時、
気分を盛り上げたい時、
仕事で疲れた時、
何も考えたくない時、
そんな時に観てもいいのかもしれない。
若いカップルも、バリバリ仕事してそうな女性も、
僕のようなオジサンも楽しそうに映画を観ていた。

そう、映画は人を幸せにするのだ。