「孫子」を初めて読んだのは今から15年近く前。
それも中学生が読むような「図解シリーズ」的な書籍。
あちこちで「孫子の兵法」は耳にするし、
ちょっと前に読んでいたマンガ「三国志」でも登場していた。
昨年の大河ドラマ「真田丸」でも何度となく見かけた。
いつの時代にも必要とされている軍略書。
戦いの場だけではない。
ビジネスにおいても必須で、愛読する経営者は多い。
著者佐々木常夫氏もその一人。
本書は東京出張の際、帰りの新幹線で読もうと思い、
たまたま入った本屋でそそくさと選んだだけ。
本当は別の書籍を買うつもりだったが、それが品切れだったので、
目についた本書を手に取った。
目的買いする書籍がほとんどだが、たまにはこんな選び方があってもいい。
どんなビジネス書を読んでも、これに通じる面は多いと感じる。
そう思うとすべての基本は「孫子」にあるのか。
それをどう解釈して、戦略化するのかはそれぞれ。
みんながみんな「孫子の兵法」を理解し実践していれば負けることはないはずだが、
実際はそんなことはない。「
「孫子の兵法」を学んでいても負ける者は負ける。
まあ、当たり前の話。
ただし、少しでもケースを理解していれば、いざという時に役には立つ。
本書も他社の事例を学ぶもの。
同じように実践しても成功するとは限らない。
あくまでも学びでしかない。
それでいいんだけど・・・。
僕も偉そうに学生さんの前で話すこともある。
「戦略という字は戦いを略すと書く。いかに競争相手の少ない会社を選ぶかも重要。
人気のある会社ばかり受けてても正しい戦略とは言えない。」
なんて、ことを言ったりする。
そこに地元のニッチな企業を結び付けていくわけだが、
就活にも大いに役立つというわけだ(笑)。
そう考えると全てのことに当てはまるのかもしれない。
「就活に活かす『孫子』」
「恋愛に活かす『孫子』」
などなど、孫子シリーズは幅は広がるだろうが、きっと売れないだろうなあ~。
どちらにせよ一度や二度かじっただけでは身にならない。
孫正義氏やビルゲイツ氏らはきっと何十回、何百回と読み、
自分の中に落とし込んでいるのだろう。
1回読んで満足している僕はライバルから見れば勝負に値しない。
そう相手に思わせ、油断させるのも僕の作戦なんだけどね・・・。
な~んてね(笑)。
人気食べ物ブロガーは再び旅に出ました。
向かった先は銀座。
ちょっと大人になった人気食べ物ブロガーです。
夜のSEIKOを写してみました。
向かった先は寿司屋でもフレンチでもありません。
ステーキです。
高級肉をガッツリ堪能するのです。
銀座でステーキといえば・・・。
そうです。
いきなりステーキです。
えっ、違う?
お前はバカか?
そんな声は聞こえてきません。
ただの偶然という話もありますが、「いきなりステーキ」さんに入りました。
お昼時でしたが、外に並んでいるのはOL風女子3人組のみ。
それほど時間は掛からないと予測し並びます。
人気食べ物ブロガーには嗅覚も求められます。
案の定、5分程度待っただけで入店することができました。
メニューを眺めると300g以下は食べても意味がないみたいなことが書かれています。
最初は200gで十分と考えていましたが、挑発されると乗らざるを得ません。
「すいません、ワイルドステーキ300グラムをお願いします!」
力強く注文します。
「ライスのサイズはどうされますか?」
必要ないと思いつつ、
「普通でお願いします・・・」
と急に小さな声で答えます。
どうやらライスは大盛にもできるようですが、
愛媛あたりの女社長ほどの自信はありません(笑)。
最初にサラダとスープが並べられ、その後にドーンとステーキが登場します。
ワイルドステーキ(300g) 1390円
運ばれるのはレア状態。
アツアツの鉄板で焼き具合を調整しながら食べるのがいきなりステーキ風です。
しばらく待ち、お茶と間違えそうなポットに入っているソースを注ぎます。
ジュワ~ッと鉄板が唸ります。
人気カメラマンが写すとこんな感じ。
写真から音が聞こえてきそうです。
300gはかなりのボリューム。
全盛期の食べ物ブロガーであればへの河童ですが、
さすがに健康も少しは気にする年代になるとそんなわけにはいきません。
「やっぱりライスはなしにしとけばよかったな・・・」
なんとも情けない声を立ちっ放しの状態で発します。
それでもステーキはペロッと平らげてしまいました。
「そうはいっても、まだまだ、いけるじゃないか・・・」
独り言も立ちっ放しだからできるようです。
落ち着いたところで店内を見渡します。
なんと6割が女性客です。
それも普通に300gを食べています。
僕より先に入ったOL風女子3人組は赤ワインを飲みながら、
がっつりと食べています。
会話も止まることはありません。
「やっぱ、東京は肉食女子が多いんだ。名大社女子も鍛えなきゃいかんな。」
急に対抗意識が芽生えてきました。
お店を出る時にはこんなカードも頂きました。
ポイントが貯まるといいことがあるようです。
愛媛あたりの女社長から聞いたような気もします。
次回はいつでしょうか。
ごちそうさまでした。
先週、土曜日(18日)はFBAA5周年記念企画として特別講演会が開催された。
FBAAとは日本ファミリービジネスアドバイザー協会の事で、
毎年20名前後のファミリビジネスアドバイザーを輩出している。
前日17日は5期生の資格認定授与式も行われた。
各分野で活躍する方が新たなアドバイザーとして誕生し、同族経営を支えていく。
僕は第2期生で資格歴は長いが、それはたまたま早く受講しただけのこと。
一時期は名古屋で唯一のファミリービジネスアドバイザーと威張っていたが、
今となっては恥ずかしい限り。
どんどん優秀な方が誕生し、取り残されていく感じ(笑)。
専門領域のない僕は今やなんちゃってファミリーアドバイザー。
キャリアカウンセラーの資格も同じようなものかもしれない。
肩書とエラそうな態度でそのポジションを保っている(苦笑)。
それはさておき、18日の特別講演会。
東京竹橋の一橋講堂に満席の500名の方が出席された。
僕はボランティアとして運営スタッフも兼ねて参加。
当日は受付のお手伝い。
普段、当たり前のようにイベントを開催しているので、これくらいはお茶の子さいさい。
といっても、会社の方は何もしてないけど・・・。
特別講演は13:00~18:00間での長丁場。
内容もてんこ盛りで気を抜く暇はない。
世界的権威の3名(lvan Lansberg氏、Kelin E. Gersick氏、Connie Gersick氏)の講演がメイン。
その他には老舗旅館の20代目女将らのパネルディスカッションも行われ、
事例を含めあらゆる角度からファミリービジネスの現状や未来が語られた。
前日同様、同時通訳付きで英語が理解できない方にも対応。
しかし、言葉のニュアンスの違いもあるだろうし、
リアルに感じるためには英語が理解できるのが理想。
こんな場に立ち会うと英語能力が欲しいと思ってしまう。
権威の講演は斬新とはいえない。
ベーシックな内容。
だが、ファミリービジネスに必要な点、これから求められる点が満載。
僕自身もまだまだ理解できていない点もあるので満載のはず。
1度の講演だけでは理解できないので、資料を基に何度も読み直し腹落ちさせたい。
ファミリービジネスにおける課題は日本も海外も変わりない。
世代間ギャップも後継者選定のプロセスも基本は同じ。
欧米の企業が特別であるとか、日本企業が特殊であるということはない。
それが理解できただけでも十分な価値。
ここで多くを語ることはできないが、改めてファミリービジネスの重要性を知ることになった。
もっと僕自身も知識を深め、アドバイスする能力も高めねばならない。
来月の「名古屋ファミリービジネス研究会」ではこの状況を簡単に披露しよう。
久々にどっぷり浸かった2日間。
たまにはこんな時間の使い方もいい。
1995年に公開された前作「GONIN」は印象的な作品。
あの頃からビートたけしは殺し屋になり、竹中直人は変態役になっていった(笑)。
佐藤浩市扮するバブルに踊らされた経営者役もはまり役。
その時代を上手く描いていた。
しかし、前作の観たのは20年前。
ほとんど内容は忘れている。
その20年後に続編が製作された。
時代設定も忠実に守り、当時の20年後を描いている。
配役もそのまま生かし、鶴見辰吾は当時に流れのまま出演していた。
そのあたりを背景を読み解くのも面白い。
実際、僕は本作を観終わった後、再度前作を観てしまうというくどさ。
石井隆監督の薄幸な世界に引きづりこまれてしまった。
両作品を観ると共通点が多い。
東京を空撮するオープニング及びクロージング。
全く同じ書体の出演者ロール。
悲しげに流れるロックも同じ。
そして、前作同様出演者のほとんどが死ぬ。
まるでタランティーノの「レザボア・ドッグス」。
あれは全員死ななかったけ?(苦笑)。
よく覚えていないが、そんな感じで凄まじい。
僕はホラー映画はまず観ない。
無惨に殺し合う映画も観ない。
だが、不思議なことに北野武や石井隆の殺し合う作品は観てしまう。
正当な理由を感じるからだろう。
人を殺すのに正当な理由もへったくれもないとは思うが・・・。
前作と見比べると辻褄が合い、遺作となった根津甚八は見事だと思うが、
(あまりにも見栄えが変わり、本人と気づかないかもしれない。)
唯一、納得しがたいのが前作の主役佐藤浩市の存在。
僕が映評をブログに書く場合、ネタバレさせることはないが、
すでに公開から2年経っているので、まあ、許されるだろう。
あの登場はおかしいのではないか?
前作で佐藤浩市扮する主役は間違いなく死んだ。
モックンが遺骨を運んでいる。
あればウソだと言われると何の否定もしようがないが、
本作のラストシーンの登場は本人そのもの。
実は弟がいたとでもいうのだろうか。
もしくは一瞬の登場なので幻想的な扱いか。
そのあたりを確認するためにも前作と本作を観てもらうといい。
賛否両論あるが作品の出来も比較できるだろうし・・・。
いかん、いかん、これもAmazonプライム地獄。
もっとやるべきことがあるのにね・・・(笑)
最近、自分の講演でもちょくちょく小ネタとして使わせてもらう「フィードバック」。
以前、中原淳氏の「フィードバック入門」もブログで紹介した。
昨日は東京で行われた「HRカンファレンス」でこちらを学ばせてもらった。
東京大学准教授の中原さんのセミナーに参加するのは初めてのこと。
少し前に名古屋でも講演があったが、参加することはできなかった。
今回はいい機会を頂いたわけだが、今や人気の先生。
会場内は溢れるばかりの人。
350名収容のホールは満席。
空いた席を探しそちらに座り、ふと隣の席を見ると
「あれっ、Iさん?」
「あっ、山田さん・・・」
なんと名古屋でお世話になっているG社のIさんが偶然隣に座っている。
こんな広い会場で、それも名古屋の知り合いと隣同士になるとはいかに世間は狭いということか。
それとも何かを引き寄せる力が僕にはあるということか(笑)。
このセミナーでは隣の方とロープレする時間がかなりあったので、
ある意味、やり易かったが、ある意味、互いを知っているだけに変な緊張感があったり・・・。
そう、このロープレ。
フィードバックを実際に体験し、お互いにフィードバックをする。
前提は評価の面談で上司と部下に分かれてケーススタディを行う。
僕は部下役でしんみりした役柄を演じたわけだが、
昔よくやったキャリアカウンセラーのロープレを思い出してしまった。
この体験は月末から実施する個人面談にも生きるだろう(笑)。
今回のセミナーは短い時間で、それもロープレも行われたので、かなりの短縮版。
ここですべてを披露することはできないが簡単にまとめると、
フィードバックとは「情報通知」と「立て直し」。
耳の痛いことを通知し、部下や職場を立て直す技術。
それを超簡略版で分けると「3ステップ」。
①事実通知
②腹落とし対話
③行動計画+期待通知。
中原氏の物腰の柔らかい話し方と溢れる説得力で大切なことを学ぶことができた。
一緒にケースを実施したIさん含め、ありがとうございました。
午後は僕の所属する日本ファミリービジネスアドバイザー協会の総会・認定授与式・記念講演。
今日もその活動なので、詳しくは次回のブログでまとめるが、
(多分・・・)、
講演はその分野の第一人者であるイヴァン・ランズバーグ氏とケリン・E・ガーシック氏。
こんな同時通訳機を使って拝聴。
驚いたことに参加者の半分くらいは通訳機を使わずに聴いている。
「えっ、これが当たり前?」
英語の出来ない身としてはこの現実に衝撃を受けた。
質疑応答も英語。
「う~ん、東京は凄いな。名古屋じゃ考えられないな・・・」
と自分勝手な言い訳を見つけ、ショックを受けていた。
夜は久々に同期の方と懇親会。
こういった場も楽しい。
今日は朝から準備と講演のため一橋講堂へ。
さてさてどんな一日になるのやら。
集合時間はちょっと早すぎと思うけど(笑)。
今週もドタバタと慌ただしい日が続く。
分刻みのスケジュールでゆっくりとデスクで仕事をする余裕もない。
世間は呑気な食べ物ブロガーとしか思っていないかもしれないが、
そうではない。
もしくは、夜だけ忙しい「5時から男」としか思っていないかもしれないが、
そうではない。
否定はしないが日中も忙しいのだ。
特に昨日は自分が人気者では?と感じる一日だった。
出社後、いろんな書類に判を押し、外出。
午前中は名古屋中小企業投資育成株式会社主催のセミナー。
「中小企業における中途採用と育成のポイント」というテーマで
経営者及び担当者向けに講演とワークショップを行った。
最近、活動が多くなったテツ&チカのコンビで。
あっ、そうそう。
投資育成さんとタッグを組み、来年3月に19卒向けのイベントを開催する。
「ミライ発見就職フェア」という新たなイベント。
その詳細はまた今度。
ご多分に漏れず、東海地区は全国トップクラスの求人倍率で人手不足感は強い。
新卒採用に限らず中途採用においても人材確保が難しい。
どうすれば上手く採用に結びつけるのか、
また、どうすれば定着するのかを持論を交え話させてもらった。
これをやれば間違いないという極意はない。
少しでもキッカケになるような話をさせてもらったが、どこまで響いたかは分からない。
表情を窺うかぎり、まずまずだろう(笑)。
いつもであれば講演終了後、チカことニシダがワークショップを行い、
僕は温かく見守り、時に手伝ったりする。
しかし、昨日はニシダがスタートした瞬間、あっさり見捨てて次の場所に向かった。
コンビの関係にヒビが入るかもしれない(笑)。
それには理由がある。
次の約束の時間まで全然余裕がなかったのだ。
向かったのは愛知工業大学。
こちらで大垣共立銀行との連携協定締結記念セミナーが行われた。
第一部が各学部の教授による研究事例発表。
第二部はディスカッション。
テーマは「愛知工業大学のキャリア支援の取り組みと企業が求める人材ニーズ゙について」。
キャリアセンター長とのディスカッションを僕が任されたのだ。
参加者はこちらも企業経営者もしくは人事担当者。
時間がかなり押したこともあり、第二部の時間は当初の予定より短くなってしまった。
僕はいつもの3倍速でまくしたてるように喋り、何とかその持ち時間で消化。
その後、企業の方や大学の責任者と挨拶をし情報交換。
こうして一日はあっという間に過ぎていった。
こう見ると僕は結構な人気者(笑)。
それはとっても有難いことだが余裕がないのはかなり辛い。
今日は朝7時台の新幹線で東京へ。
「HRカンファレンス」の後は、明日までずっとファミリビジネスアドバイザー絡みの行事。
日曜日は加盟する団体の大きなイベントがありそれにも参加しなければならない。
予定がいっぱいなのはいいけど、どんどん大事な仕事が溜まっていくな・・・。
う~ん。
人気者になるのも大変ですね(笑)。
伏見に戻ってきました。
人気食べ物ブロガーの旅はどうやら終わったようです。
旅の疲れを癒す意味でものんびりと食事をしたいものです。
どんよりとした天気の中、若宮大通りに向けブラブラと歩きます。
すると、一軒のカフェに出くわします。
「たまにはオシャレなカフェでのんびりしてみようかなも。」
普段使うことのない名古屋弁を発しながら、「CAFE FLOW」さんに入りました。
こちらは1階から3階までありますが、曇天ということもあり2階の席に着きました。
いかにも女子大生やOLさんがお喋りを楽しみながら食事をするイメージです。
夜はここで軽く一杯だけ飲みながら、パスタとかで食事をするようです。
居酒屋世代の50歳過ぎのオジサンには考えられない世界。
仮に夜一人でお邪魔したら逮捕されてしまうかもしれません(笑)。
そんなことは気にせず、メニューを眺めます。
あまり馴染みにないメニューが並びます。
しかし、ここは堂々とした態度で注文します。
「そうですね。週替わりヌードルランチを頂きましょうか。」
噛むことなく注文でき、安心していると
「デリが2種類選べますが、どうされますか?」
「なんじゃそら?」と思いつつ、
メニューを見るといくつかのWeek Deliとやらが書かれています。
「そうですね。オリジナルラタトュイエときのこの和風ポテトサラダをお願いします。」
少しだけ噛んだような気もしますが、笑顔でウエイトレスは去っていきました。
週替わりヌードルランチ 950円
鶏肉とネギの豆乳キムチフォー(デリ2種+サラダ+ドリンクバー)
「うむ、うむ、うむ・・・」
明らかに動揺が隠せません。
デリ2種はバルっぽいお店で食べたことがあるような気もしますが、
こんなフォーは見たこともありません。
2年前、ベトナムに行った時に何度かフォーは頂きましたが、
こんなフォーはお目にかかることはありませんでした。
「今どきの女子大生はこんなものを喜んで食べるのか・・・」
曲がりなりにも学生を相手にビジネスをする企業のトップです。
学生の嗜好を押さえておく必要はあります。
すべては受け入れる姿勢が求められるのです。
しかし、意外や意外、この豆乳キムチフォーはかなりいけます。
美味しいです。
癖になるかと言われると答えようはありませんが、
豆乳とキムチが上手くシンクロし、口の中でまろやかさと辛さが融合します。
お互いの国もそうなるといいのではないでしょうか・・・。
そんなメッセージをこのカフェは発していたのかもしれません。
こちらのドリンクバーはコーヒーのお持ち帰りも可能です。
一杯はお店で飲み、その後、テイクアウトカップに一杯注ぎ、
会社に持ち帰るちょっとせこい人気食べ物ブロガーでした。
ごちそうさまでした。
先週は経営コンサルタントの小宮一慶氏の講演を拝聴する機会を頂いた。
振り返ってみると小宮氏の著書を読んだことはない。
1冊くらいあるとは思ったんだけど、実際、調べてみるとなかった。
それでも一度、話は伺ってみたいとずっと思っていた。
それは定期購読している「日経トップリーダー」の付録CDに小宮氏のコーナーがあるため。
ここで小宮氏は経営者に必要な要素を厳しくも分かりやすく説いている。
僕は車で聞き流しているのだが、
1回聞いても全く頭には入らないので何度も何度も繰り返し聞くようにしている。
いつも叱責されている感じが逆によかったり・・・。。
この講演もCDと重なる内容が多かった。
今回の講演テーマはタイトルにある
「会計目線で企業事例を読み解く 勝ち抜く企業の秘訣」。
実際に大手鉄鋼会社3社の決算短信を読み解きながら、業績の分析をしていく。
最近、話題のK社も含まれていた。
財務諸表だけ見ればまだまだ安心できるようですね(笑)。
自己資本比率とか流動比率の読み方はさすがに理解していたが、
現金及び預金と売上(月額)との関連性は初めて知るところ。
なるほど、そんな見方をするわけですね・・・。
勉強になりました。
もっと決算書を読む力を身に付けねばと思いつつ、
どうしてもこの類は体が拒否反応を示していく。
反省ですね。
小宮氏の講演の半分はこのタイトルに沿ったものだったが、
あと半分は経営者や幹部に向けたメッセージ。
僕はそちらの方が印象に残った。
小宮氏の経営者にとって大事なことは3つ。
1.方向づけ(何をやるか、何をやらないか)
2.資源最適配分
3.人を活かして動かせるか
といわれる。
その中で最も大事なのは方向付けだという。
それができていない経営者が意外と多いというのが小宮氏の持論。
日経新聞の回し者ではないだろうが、そのための新聞の読み方も熱く語られていた。
ここも日経トップリーダーと同じだった(笑)。
最近、多忙で気になる方の講演を伺う機会は減っているが、
無理をしてでも時間を調整しないといけない。
僕のような凡人は本や新聞を読むだけでは身になることは少ない。
少しでも直接話を伺って、肌で感じることも必要。
改めてそんなことを痛感した講演だった。
ありがとうございました。
名大社も加盟する「ふるさと就職応援ネットワーク(呼称:Fネット)」。
先週金曜に2ヶ月に1回の例会が行われた。
9月から事務局がパフさんに代わり、体制も一新された。
これを機にFネットのHPもリニューアルされた。
新しいHPはこちら。
ぜひ、ご確認いただきたい。
加盟会社の代表の爽やかな笑顔を拝むことができる(笑)。
いくつかの委員会も発足し、その一つに会員拡大委員会なるものがある。
その委員長に僕が任命された。
役割は新たな加盟会社を開拓し加盟させること。
ただ加盟会社を増やすことを目的としているわけではない。
Fネットの理念を理解し、それに賛同する行動が求められる。
審査基準は優しくない。
といって厳しすぎるわけでもない。
この9月に委員長を拝命したのだが、この2か月間は全く何もしてこなかった。
今回の例会では事務局パフ代表の釘崎さんに嫌がらせのように進捗報告を求められたが、
「何もしてません・・・」と素直に詫びるのがやっとのこと(苦笑)。
これからの活動に期待感を持たせた発言に留まった。
現在、加盟会社は北は北海道、南は福岡まで21社。
47都道府県全てに本社を構える人材関連の企業に参画してもらうのが理想。
そのネットワークは各々の活動においても強靭になる。
興味のある方は是非、お問い合わせ頂きたい。
全国どこでも飛んでいきますよ!
体制が新しくなったことでやるべきことも目白押し。
金曜日の例会も午前中はFCM(ふるさとキャリアミーティング)の打合せ。
12月に開催する合同説明会のミーティングを事細かに行った。
昼は幹事会。
そして、午後の例会へ移り、夜は懇親会。
まるっと一日Fネットで時間を費やすことになった。
これまでは懇親会だけを楽しみに参加していたが、
(いや、そんなことはない・・・笑)
これからはそんなわけにはいかない。
12月の東京、大阪で開催するイベントも成功させなければならないし・・・。
僕自身、このFネットで学ぶことは多い。
ここをきっかけにコラボがスタートしたケースも数知れず。
今後、それが更に加速していくだろう。
そんな期待感を持ちつつ、Fネットは新たにスタート。
会員拡大委員会を中心に(笑)、どうぞよろしくお願いします。
昔のアイドルが歳を取るパターンは3つあると思う。
1つはいい年齢の重ね方をするパターン。
キョンキョンや薬師丸ひろ子はそれにあたる。
美しさを残しながらも母親役あたりでいい味を出す。
もう1つは見るも無残なパターン。
大きく姿を変えてしまいイメージすら難しい。
そして、最後はアイドル時代と何ら変わらないパターン。
それは誰か。
本作を観て改めて感じた。
原田知世である。
大袈裟に言えば、「時をかける少女」や「愛情物語」と何ら変わらない。
30年以上経った今も変わらないのだ。
(本作の公開は5年前だが大差ないだろう。)
あの愛くるしい笑顔、ショートカットが似合うヘアスタイル。
10代の頃のままと言える。
僕は角川三人娘の薬師丸ひろ子も原田知世も好きだが、両者の今の見方は異なる。
薬師丸ひろ子の母親役は許せるが、原田知世は許せない。
いくら結婚しても彼女はピュアなままでいて欲しい。
この作品も観る方によっては、原田知世のアイドル映画と捉えることも可能。
そういってしまうとチープな感じになってしまうが、
ドラマの温かさを感じることができる。
女性監督らしい柔らかさを随所に醸し出している。
手入れされた木製を基本とした家具やテーブル。
木綿や絹をベースとした自然に近い服装。
その一つ一つのぬくもりがいい演出となり映像美として反映される。
北海道の四季も美しい。
それが水縞夫婦の優しさとマッチする。
大泉洋扮する旦那役もいい。
余計な会話はせず温かく見守る二人が何より安心感を与える。
毎日焼き上げるパンも美味しそう。
コーヒーのいい香りもこちらまで届きそうだ。
そして、コーヒーを淹れる水縞夫人の原田知世。
とても可愛らしい。いや、美しい。
彼女はいつまでアイドルを続けられるのだろうか。
あまり露出されないからこそ処女性もキープできるのだろう。
公開時は全く知らなかったが、このような穏やかな映画を忙しい合間に観るのもいい。
これもAmazonプライムだったけど・・・。