これからも前向きに 名大社会長ブログ

岐阜県のためにも頑張ります

名大社は東海三県の企業の採用支援を生業としている。
自分勝手に「名古屋の名物」と名乗っているので、
名古屋市に重きを置いていると思われがちだがそうではない。
できるだけ特徴あるそれぞれの地域の支援をしたいと常に考えている。
一昨年からは地方での合同説明会も開催し、地域貢献もしている。

それが響いたかどうかは分からないが、昨日は岐阜県からの依頼のあった仕事。
岐阜県庁の隣にあるOKBふれあい会館サマランカホールで講演をさせてもらった。
先日のブログでも紹介した「ジンサポぎふ!開所記念セミナー」。
こんな大きな看板も用意してもらった。

県内の中小企業を対象に「イマドキの採用戦略を考える」と称して、
新卒採用、中途採用のポイントを喋らせてもらったのだ。
参加頂いたのは岐阜県の中小企業の経営者、人事担当者ら約1200名。
パノラマカメラで写すとこんな感じ。

そんな人数が聞いているようには見えない?
実際は120名くらいかな(笑)。
それでも岐阜県の企業の方に話せるのは貴重な機会。

今回、岐阜市出身者だから依頼された安直なものだが(笑)、
僕にとっては出身地での仕事は光栄。
岐阜に戻らず名古屋で働き続ける裏切り者だが、
少しでも故郷に貢献できるよう精一杯、力を入れた。

参加者の課題は様々。
経営者目線での課題、担当レベルでの課題。
中途採用での課題。そして新卒採用での課題。
どこにフォーカスするかは難しいが、できるだけ共通項を見出す。
自虐ネタで笑いを取り、60分という短い時間はあっという間に過ぎていった。

各社における状況や求める世代、スキルは異なるが、
基本的にどう会社を魅せていくかは変わらない。
中小企業がやるべきことは同じ。
いかに全社を巻き込み、全員で取り組むかがカギ。
採用は社員教育という想いで臨むことが重要。
そんなことを外部環境や若手の事情を踏まえ説明。

参加者の顔色を見る限り、納得してもらえただろうと勝手に解釈した(笑)。
少しでも県内企業の参考になればいい。

僕の講演はこの1回のみだが、
名大社としては今年度、県内企業をサポートしていく。

今回の講演にも同席し(ブログの写真撮影も・・・)、
今や名大社の何でも屋さんとなった採用コーディネーターのニシダが県内のあちこちを行脚。
企業向けに採用ノウハウを伝授していく。
基本的に彼女にお任せ状態だが、8月に実施される高山市のセミナーは同行するつもり。
ただの観光じゃないか?という疑惑はついて回るがそんなことはない。
何もしない応援とマーケットリサーチのために高山市街地を歩く予定。
リッパな仕事だ(笑)。

岐阜県は広い。
岐阜地区、西濃地区、東農地区、飛騨地区と課題は異なる。
少しでもお役に立てるような活動をしていきたい。

これからもよろしくお願いします。

あぁ~、ランニング日記1705

徐々に暑くなるこの季節。
それでも新緑からこぼれる日差しを感じながら
ランニングするこの時期は結構気持ちのいいもの。
ゴールデンウィークはいい天気が続いたこともあり、継続して走ることができた。

最初の一週間で走った距離は30km。
このペースであれば、月間目標100kmも難しくはない。
目標達成できなくてもそれに近い数字ははじき出せるはずと意気込む月初。
静岡に出張した際は駿府城公園から静岡浅間神社も駆け抜けた。

なかなか、いいじゃなか。
この辺りまでは好調だといえるだろう。

しかし、その好調さが命取りになったのかもしれない。
これまでの練習不足が響いてきたのかもしれない。
静岡出張の翌週、急に足の裏が痛くなった。
2~3日で治ると思いしばらく安静にしていたのだが、一向に良くならない。

不安であったため週末も走らず。
さらに次の週も我慢。
もしかしたら骨に異常があるのかと思い、整形外科で診てもらうが特に異常はない。
不愛想な先生は「まあ、しばらく安静!」と言い切るのみ。

これで2週間、全く走らなかった。
どんよりと体は重くなる。
それも不安なので最終週に5kmだけ走った。
あとはジムで軽くバイクに乗るのみ。

前半から一転し、ほとんど走ることができなかった。
従って、5月の走行距離は50キロ。
もちろん目標未達成。

はあ~。
ため息のひとつも出てくる。
これでは目標達成どころか、体調管理すらできていないことになる。
これが年を取るということか。
それともただの練習不足なのか。

ようやく足も回復してきたので、この6月は少しずつ戻していきたいが本格始動はしばらく先。
あぁ~、ライバルのせせら笑う声が聞こえてくる(笑)。

どんどん暑くなってくるこの6月。
そして、梅雨。

この先どうすればいいのだろうか。
うむ。

「時短」の重要性は分かります・・・

最近、企業の時短に関するニュースが多い。
ちょっと多すぎるのでは?と思うほど、毎日のように流れている。
先月の日経トップリーダーの特集もこれに関するもの。

先週参加した経営者向けのセミナーもそうだったし、
先週放送された「ガイヤの夜明け」も企業の取り組みを紹介していた。
めったに観ないTVだが、この時は家に居たこともあり興味深く見た。
珍しくトミタもブログで取り上げていた。

会社側の考えと現場の考えの食い違いが手に取るように分かり、
その間で苦しむ中間管理職の姿が印象的だった。
これは紹介された企業に限らず、多くの企業で見られることだろう。
日経トップリーダーで紹介されている企業はあくまでも数少ない成功例で
現実には中々うまく進まないケースが多いはず。

「働き方改革」=「時短」となり、そればかりクローズアップされていると思わくもない。
ここで僕が批判的な意見を言えば、ブラック企業の経営者と叩かれる。
そんな愚かなことはしない(笑)。

僕も懸命に時短を訴える一人。
朝礼の場や全体会議の場ではよく口にしている。
では、上手く機能しているか?
まだまだ道半ば・・・。
すぐに結果が出ればいいが、そんな簡単なことではない。
しかし、継続的に全社的な取り組みとして実施する。
もっと自らが啓蒙していかねばならないですね。

そんな中で感じることもある。
効率的に仕事をすることは重要。
ダラダラと仕事をする必要はない。
しかし、行き過ぎた時短に対する取り組みが
却って社員のストレスになってしまわないかという気もする。

時短の目的は別にあるはずなのに、
時短自体が目的化してしまう恐れはないかという不安。
そこをいかにクリアさせていくことができるかが僕自身の課題ともいえる。
余計な会話も控えなきゃいけないかも・・・(苦笑)。

まだ自社のことは大きな問題でないからいい。
僕が思うには別の方向でマイナスの影響が出ているのではないかということ。
それは新卒採用市場において感じるのだ。

18卒の求人倍率は1.78倍。
(リクルートワークス研究所調べ)
昨年の1.74倍からは微増。
それが300名以下の中小企業の場合、4.16倍から6.15倍へと広がる。
流通業の場合は6.98倍からなんと11.32倍と約前年の倍。
これはちょっと極端すぎないか?
この数字を読むと僕は勝手に「働き方改革」の影響が出ているのではと考えてしまう。

最近の学生の傾向として土日休みを前提とした勤務形態を望むケースが多い。
勤務時間も同様で9時~18時といった一律の時間を希望する。
これが残業なしという認識にも繋がり、それが難しい企業は学生の志望から排除されていく。
そんな気がしてならない。

今の日本企業の在り方を考えれば、土日勤務も朝型、夜型勤務もあって当然。
しかし、「働く方改革」が強調されることで、
サービス業の勤務形態が否定的に捉えれることが増えているように感じる。
その数字が求人倍率に反映されていることはないか?
僕だけが感じる違和感ならいいのだが、実際そうじゃなかったとしたら・・・。

時短も「働き方改革」も重要なのはよく分かるが、
そんなマイナス面が表面化しないことを願いたい。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その22

オフィスを伏見に移転し今日でちょうど7ヶ月となります。
食べ物ブログの伏見シリーズも22本目。
コンスタントに作品が仕上がっています。

以前、円頓寺シリーズを書いていた時は20回を超えたあたりから
店選びに苦戦した覚えがあります。
新しく紹介すべきお店が徐々に減り、あの手この手でやりくりをしました。
「円頓寺シリーズ その22」を読み返すとその苦労が伺えます(笑)。

その点、この伏見シリーズではお店の選択に困ることはありません。
いずれのたうち回る時期は訪れるとは思いますが、
しばらくは余裕で過ごせそうな人気食べ物ブロガーです。

今回もルンルン気分で伏見界隈を歩きます。
御園座を西に入ったところにある「魚めし 竹亭」さんにお邪魔しました。

こちらは魚料理が自慢です。
夜のコースでは美味しい魚めしを食べさせてくれます。
ランチタイムも結構な賑わい。

多くのビジネスマンが昼の優雅なひと時を過ごしています。
お肉屋さんの多い伏見ですが、
そのあたりと比べるとお客さんにギラギラした感じは見られません。
やはり健康志向なのでしょうか。

こちらは魚自慢のランチがいくつも並んでいますが、今回注文したのは盛合わせ定食。
盛り合わせ定食は1000円ランチの海鮮どんぶり、焼魚定食、煮魚定食、
天ぷら定食の4種類から2つ選ぶことができるのです。

想像ですが、焼魚と煮魚を選ぶ人はいないでしょう。
天ぷらを2つ選ぶ人もいないでしょう。
いや、これはあり得るか・・・。

大体はこんな感じでしょうか。
盛合わせ定食 1800円

僕が選んだのは海鮮どんぶりと焼魚。
なかなか食べごたえがあります。
おまけにご飯のお替りは自由です。

さすがに海鮮どんぶりのお替りはできませんが、お腹いっぱい食べることもできます。
あらかじめ計画を立てれば、まずは海鮮どんぶりを頂きます。
丼を下げてもらい、二杯目は焼魚をおかずにご飯を頂います。
そして、三杯目は漬物と小鉢で仕上げます。
そんな計画性で実行すれば、1800円は最高のコスパとなります。

しかし、最近の人気食べ物ブロガーは健康志向です。
そんな計画的な行動はせず、グッと我慢し与えられただけの食事を頂きました。
人気店だけあって、とても美味しくいただきました。

こんな経験は円頓寺シリーズでは叶えられません。
これはこれでちょっと悔しい思いもあったりします。
最近、円頓寺は新しいお店も増えたと聞きます。
来週は久しぶりに円頓寺に繰り出そうかと思います。

ごちそうさまでした。

「総理」を読む

僕はこれまで政治にはほとんど関心がなかった。
厳密にいえば今もあまりない。
しかし、そんな呑気なことを言ってられない立場だし、
最近はいろんな場で政治家の方とご一緒するケースも多い。
今週も勉強会があったし・・・。

岐阜に戻って挨拶をさせてもらう機会があると、
なんて政治家はエラそうなんだと思ってしまう。
名古屋で接するとなんて低姿勢でフレンドリーなんだと思ってしまう。

誤解ないように言っておきます。
ほんのたまたまです。
岐阜を否定し、名古屋を肯定しているわけではありません。
たまたま見た光景に過ぎません(苦笑)。
しかし、少なからず政治家にそんな印象を持っている方も多いだろう。

特に世間一般でいえば、政治家と接する機会なんてほとんどないはず。
マスコミを通じてその行動や発言を知るくらい。
国会議員、それも内閣となれば一層のこと。

過去の僕であれば、本書に手を伸ばすことはなかった。
あくまでも新聞、TVで得られる情報で十分と思っていただろう。
しかし、それではやはり知識としては足りないし、
どんな考え方でどんな生活を過ごしているかもある程度は知っておかねばならない。

本書では安倍首相を中心に麻生副総理らと著者の付き合いが赤裸々につづられている。
ちょっと大袈裟?。
素直な感想はTV局のジャーナリストがプライベートを含め、
政治家とこんな深い付き合いをするのかということ。
もっと仕事と割り切り客観的な立場で情報を入手していると思っていたが、
どっぷり浸かっている。

その分、ここに書かれていることは真実だろうが、
私情も交じってるのではと反対に疑いたくなる。
しかし、本書はそれでいいのだろう。
沢木耕太郎氏が取材対象者と並走するのと一緒で
私的なノンフィクションがあってもいいのだと思う。
感じ取るのは読者次第。

これを読むと確実に安倍寄りになってしまうと思うが・・・。
それも計算しているのかな?(笑)。

僕らが思っている以上に政治家は忙しく、また頭を悩ませている。
くだらないことばかり考え、エラそうな態度ばかりの政治家もいるとは思うが、
日本のあるべき姿を真剣に考えている。

それを感じることができただけでも良かった。
あとの感想は特にないということで・・・。
むむむ・・・。

やっぱ、すごいね!山本左近

一昨日、僕が所属する経営塾 西川塾の旧太田班の打ち上げが行われた。
僕の所属は別の班だがオブザーバーとして参加。
ここでは2年間の活動を労うと共に
元F1ドライバー山本左近さんのサハラ砂漠マラソンの報告会が行われた。

レースの世界では有名な左近さんは僕らの塾生仲間。
豊橋にある「さわらび会福祉村病院」を運営している。
一方でアスリートとしても継続的に活躍され、
最近ではパラリンピックの支援も全面的にしている。

左近さんはある決意の下、
世界一過酷といわれるサハラ砂漠マラソンに4月に出場された。
7日間で250kmを走る。
日中は40度を超え、夜は15度以下と温度差も激しい。

普段は爽やかな二枚目だが、この報告会の場では真っ黒に日焼けし髭も蓄え全くの別人。
外国人にも間違えられるという。
彼はF1パイロットではあるがランナーではない。
過去フルマラソンに挑戦したことも完走したこともない。
その点でいえば僕の方が経験者といえるのだが(笑)、
厳しい世界で戦ってきたアスリートとしてレベルが違いすぎる。
当然ですね。

7日間で250kmということは1日平均35kmを走る。
それも砂漠。砂に足が取られる。
平坦なコースばかりではない。
岩山も登り下ることも多い。
転落すれば大ケガになる可能性も大。
フルマラソンを経験した人は分かると思うが、
マラソン翌日の悲惨な筋肉痛を思い出して欲しい。
歩くことさえ、困難。
そんな状況を当たり前としながら左近さんは7日間を走り切る。

初日を終え、足はボロボロ。
医師に手当をしてもらいながら、翌日も課せられた距離を走る。
一日に飲める水の量も食事できる量も制限がある。
それをリュックに背負い走る。
いかに体を軽くして走るかを考えた末に出た結論は栄養価が高く軽いもの。
それはナッツだったらしい。

途中で飲むべき水をこぼしたり辛い思いもしたという。
もちろん風呂もシャワーもない。
夜は寒さに凍えながら簡易なテントに泊まるだけ。
いやいや、凄い。

このレースには毎年1000名以上の方が世界から集まるが、完走率は高いらしい。
しかし、自分の限界を越えたいという想いだけではまず完走できないという。
左近さんもいくつかの想いと使命感でもって走り抜けた。

「いやあ~、きつかったですよ。でも、楽しかったですね。」
と飄々と語っていたが、想像するだけで恐ろしい世界。
「山田さんも走ったらどうですか?」
「いやいや、ムリ。一日も持ちません・・・。」
言うまでもない。

このサハラ砂漠マラソンの模様は「山本左近公式ブログ」から。

一流のトップアスリートは自分自身に課す負荷量は比べ物にならない。
僕は仲間でよかったと安堵するだけ。
まあ、その程度のこと(笑)。

この報告を聞いて刺激を受けたのが同じ仲間の吉川くん。
来年出場するという。
この時はノリだったと思うが、段々本気になってきたりして・・・。

本人の名誉のために写真の特定は止めておこう(笑)。

やっぱ、さすがだね、山本左近。
あらためて尊敬します。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その21

ちょっと遅めのランチタイム。
この日は無性に蕎麦が食べたい気分でした。
それもあまり時間がなかったので、簡単に済ませられるお店を求めていました。
意外と伏見周辺はそんなお店がないのです。
時々お邪魔しているお店を思い出し行ってみると、何と閉店。
看板も外されていました。
「う~ん、このオレの気持ち、どうしてくれるんだ・・・」
と思いつつ、気持ちを切り替え次に向かいます。

あまり時間がないのです。
麺であれば早いだろうと安易な考えの下、
広小路通り沿いにあるラーメン店「くねくね伏見本店」さんに行ってきました。

元々はとんこつらーめんが主流だったと思いますが、今はやたらと種類が多いです。
多すぎるとどれを選んでいいか迷ってしまいます。
そんな時はラミネート加工された別メニューっぽい期間限定的なものを選びます。
期間限定的であって、本当に期間限定かは知りません。

「すいません、この(指をさして)黒ゴマ味噌担担麺をください。」
「ランチセットはライスかサラダが付きますが、どうしますか?」
「あっ、ライスで。」
「かしこまりました。」
「あっ、いや・・・」
注文を取るとお姉さんはそそくさと行ってしまいました。

結局、変更できませんでしたが、サラダにすれば良かったと後悔したのです。
なぜ、蕎麦を食べたかったのか。
軽く食事を済ませたいという意志でした。
それが本能的についライスと言ってしまったのです。
これでは炭水化物×炭水化物です。
抜群の食事になってしまいます。

「キムチです。どうぞ!」
こちらのお店はキムチが食べ放題です。

こういったものに滅法弱い人気食べ物ブロガーです。
遠慮なしに頂きます。

先にライスとキムチで体を整えます。
別に整える必要もないのですが・・・。

黒ゴマ味噌担担麺 750円

「う~ん、これは一体、黒ゴマラーメン?味噌ラーメン?担担麺?」
とたまには自問自答してみます。
結局、全て正解のようです。
色んな味が絡み合い見た目とは違う美味しさを楽しめます。
たまにはごちゃ混ぜなラーメンもいいですね。

ごちそうさまでした。
どうしたらライスを外すことができるのでしょうか?
誰か教えてください(笑)。

51の階段

昨日、51歳の誕生日を迎えた。
多くの方からお祝いのメッセージを頂いた。
この歳になっても誕生日を祝ってもらえるのは嬉しいもの。
素直に喜んでしまう。
感謝、感謝です!

会社のメンバーはほとんどスルーだが(笑)、
名大社の居候やパートナーはお祝いを持ってきてくれた。

なかなか、やるじゃないか。
でも、やっぱお酒なのね(笑)。

51歳という年齢はとても微妙である。
50歳は一つの区切りだし、論語でいう天命を知るなんてこともある。
そこから一年なわけだから、与えられた使命を悟り続けるのも十分あるだろう。
しかし、やっぱり微妙だし、なんとなく気持ちとして晴れやかではない。
60歳に向けて、一つずつ階段を上っているような気がするのだ。
確かにそれは間違いではない。

しかし、その階段を上るのは段々老いていくこと。
う~ん・・・。

ただ50歳を超えてから急に年齢を感じるようになったのも事実。
体力や健康には自信があったし、見た目も自分ではガンバっているつもり(笑)。
「山田さん、全然50歳に見えないで~す。若いですうぅ~。」
というオベンチャラにもこれまではウンウンと頷いていた。

それが最近、グッと年齢を感じる。
まず字が読めない。
老眼の傾向はあったが、朝晩、小さい字が読めない。
まるで健康食品のCM状態。
眼鏡を上げ、近づけたり遠ざけたりしている。
BARあたりは最悪。
酔ってなくても全く読めない。

そして、肩も上がらなくなってきた。
痛くもなってきた。
これが五十肩か・・・。

先週は足の裏も痛かった。
今はかなり治ってきたが、ランニングは一週間サボってしまった。
別の病気ではないかと不安になってしまった。
会社の先輩が2週間ほど入院することが決まり、
その影響もあり、自分の体にちょっぴり自信が持てなくなってきたのだ。

今までのように毎日飲み続けるのはいかがなものか。
この歳になって気づくのは遅すぎるが、急に弱気になってきた。
やっぱ休肝日を設けることにしよう。
世の中の51歳はみんなこんなもんだろうか・・・。

毎年、上り続けるこの階段。
いかに自分と向き合うかが大事。

と、いいつつ・・・。

いやいや、こんなことでくじけたりはしない。めげたりもしない。
まだまだ若くしていくぞ。
カリスマ美容師に髪を切ってもらい、シュッとした格好もしていくぞ。
時々、インスタもアップするぞ。
51の階段でドタバタしてやるのだ。
空回りで結構。
もがきながらこの一年を過ごすとしよう。

イチローに学ぶ目標達成に必要なこと

先週19日に株式会社クイックスさんの創業70周年記念イベントに出席。
同社の服部会長に公私ともに大変お世話になっており、
今回もお誘い頂き参加させてもらった。

記念講演会はNPO法人ベースボールスピリッツ理事長の奥村幸治氏による
「目標達成のセルフマネジメント」。
イチロー選手がオリックス時代に210安打を達成した時のバッティング投手が奥村氏。
”イチローの恋人”とも呼ばれているらしい。
奥村氏がイチローと一緒に過ごした数年間と
それ以降のお付き合いから学んだことがこの講演のメイン。

イチローのルーティンは世間一般に知られたところだが、
それをよりリアルに感じれたのが今回。
イチローの凄さは今更語る必要もなく、
彼が地道に築き上げてきた努力も今更語る必要はない。
従って、この講演内容も紹介する必要はない(笑)。
それなりのブログタイトルもつけてみたが中味は割愛(笑)。

結局はやり続けるしかない。
「継続は力なり」と信じてくる来る日も来る日も続けるしかない。
ルーティンとは自分自身に課すノルマだと改めて感じた。
僕自身のルーティン=自己完結ノルマはどれだけ達成できているだろうか。
毎月書いている目標未達成マラソンブログが恥ずかしくなる。
それを書き続けるのもルーティンだけど・・・(笑)。

継続して目標達成していくにも人との出会いが重要。
それを認めてくれるかくれないかも人次第で、運が左右するともいえる。
奥村氏の話ではイチローは仰木監督に出会ってなければ、
今のような活躍はなかったという。
積み重ねられた努力は当然だが、運を掴まないと成功には導かれない。

先日の岩田先生も大切なのは”素質、努力、運”と言われたし、
松下幸之助氏も常に言われている。
世の中にはきっと運に恵まれず消えていった天才が多く存在するのだろう。
勿体ない話。
僕のように運だけで生きているのも問題だとは思うが(笑)。

そんな意味ではこの奥村氏も運を上手く生かした一人。
もしイチローと出会っていなかったら、現在の活躍も、今回のような講演もなかったはず。
きっとそれも大きな才能なんだ。
奥村氏はイチローとの出会い以降も、自分の目標を作り、
大リーグで活躍するマー君も育てたわけだから、
運がいいだけでなく、素質も努力もあったのは間違いない。
今回の講演も感動的な話だったし。

あまりにも愚問すぎて質問できなかったが、松村氏にはこんなことも聞きたかった。
「イチローが19歳、20歳時に監督、コーチの忠告を聞かず、
自分なりの方法にこだわっていたのを見ていて、その当時本当に成功するかと思ったかどうか?」
本音はどうだっただろう。
変なヤツとは思わなかったのだろうか?

そんなことを聞きたかったが愚問すぎてやめた。
しかし、成功する者で最初から認められるのは少ないと思う。
やはり自分を信じるしかないのかな。

何だかとりとめのないブログになってしまった。

あっ、そうか、今日は僕の誕生日じゃないか。
イチローの背番号と一緒じゃないか。
お祝いを待っています(笑)。

岩田先生、お疲れ様でした。

一昨日は那古野塾5月例会。
この経営塾に入り、5年程、経過している。
僕は年に2~3回しか参加できない出来の悪い塾生だが、ここで頂いたご縁も多い。

仕事を頂くクライアントもできた。
頻繁に愚か者活動やちょっと径路の違う勉強会を一緒に行う副本部長こと、
株式会社サンコー櫻山社長との出会いもこの塾であった。

他の塾生からは毎日つるんでいるように勘違いされ、
一昨日も「櫻山さんはなぜ今日来てないの?」と何人の方からも聞かれた。
さすがに毎日の行動は知りません(笑)。
今日、言いたいことはそんなことではない。
タイトルにもあること。

今回の例会は特別。
普段は中日ビルで開催されるが、この会については料亭つたも。
100年以上の歴史を有する名古屋の老舗料亭で代表の深田さんも那古野塾OB。

ここで最大なお祝いが開催された。
那古野塾発起人の一人で進行役を毎回務められる愛知学院大学の岩田憲明教授が
この3月で定年退職された。
4月以降も客員教授として大学には残られてはいるが、無事に定年を迎えられたのだ。
今回はその退職を祝う会。
いつもは見かけない大先輩も岩田先生のために駆けつけられていた。

僕も岩田先生には大変お世話になった。
愛知県の長寿企業に造詣が深いため、特徴について教えてもらったり、
ファミリービジネス向けの勉強会で登壇してもらったりと塾以外でもサポートして頂いた。

冒頭の挨拶では、これまでの那古野塾を振り返り、企業がつぶれない秘訣はないと笑いを誘った。
どんな健全な企業でも一歩間違えば、つぶれるということ。
そんな中で経営者として大切なのは素質、努力、運だという。
僕は運だけだろうか・・・(笑)。

美味しい食事を頂きながら、お酒も進む。
参加した40名の方が一人ずつ那古野塾の思い出を語る。


自分の父親に近い先輩もおり、その歴史と企業の存在価値を感じることになった。
最後には岩田先生と奥様に花束贈呈。

こんな場にご一緒できるのも光栄。
お祝いする立場にありながら、岩田先生からのお返しもあり恐縮してしまう。
終始和やかで気持ちのいい時間を過ごさせてもらった。

料亭つたもの名物といえばわらびもち。

こちらはお土産。
これも嬉しい。

岩田先生、長い間、お疲れ様でした。ありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いします。