ちょくちょくいろんな場で話す機会を頂く。
予定が被っていない、もしくはよほど気に食わないケース
(ありませんので、ご心配なく・・・)
を除き、「こんな私でよければ・・・」と受けさせてもらう。
自分から売り込まなくて、このような仕事を頂けるのはありがたいこと。
今回はなんと岐阜県から講演の仕事を頂くことになった。
岐阜県は求人倍率が高く、直近でも1.69倍と全国トップクラス。
調査時期によっては全国1位になることもある。
JR快速に乗れば、岐阜駅から名古屋駅は19分。
名古屋市内のはずれよりは名古屋駅へのアクセスはいい。
それはそれで便利なのだが、その分、岐阜県内ではなく愛知県で仕事をする人も多い。
十分、通勤圏。
岐阜県内の企業にとっては人材の流出にあたり、とても辛いこと。
中小企業はより影響を受けているといえるだろう。
県内の人材確保を支援するために、この度、岐阜県中小企業総合人材確保センターが開設された。
愛称は「ジンザポ!ぎふ」。
その開設記念セミナーで僕が登壇することになった。
理由は明確。
僕が岐阜市出身であるから(笑)。
講師のプロフィールにも最初に明記されている。
この点がツラツラ書いてある僕のプロフィールで一番重要。らしい・・・。
岐阜市出身でありながら、名古屋に住み、名古屋で働く僕は完全な裏切り者になるのだろうが、
それでも呼んで頂けるのは名誉なこと。
参加される方に満足してもらえるよう、精一杯、頑張らねばならない。
通常、この手の講演は新卒採用について語るケースがほとんどだが、
今回は新卒、中途共両面から。
それを60分にまとめるので、3倍速くらいのスピードにしなければならない。
「あの~」とか「え~っと」なんて言葉は一切許されない。
ややウケ狙いの冗談も話す余裕はない。
そう考えるとかなりハードな講演内容となるだろう。
果たして響く話ができるのかな?
僕の講演はどうでもいい話で持っているようなところがあるので・・・(笑)。
気をつけて臨むとしたい。
ここで当日の案内。
■ジンサポ!ぎふ 開設記念セミナー 「イマドキの採用を考える」
日時/平成29年6月2日(金) 15:30~17:00
会場/OKBふれあい会館「302大会議室」
岐阜市薮田南5-14-53
対象者/県内企業の経営者・人事担当者
無料、定員100名
申込はこちらから
このHPやフライヤーにもこんな紹介がされている。
今回の記念セミナーでは、岐阜県の中小企業が今すぐ取り組むべき採用戦略について、
岐阜県出身の名大社社長が熱く語ります。
やっぱりここが重要(笑)。
興味にある方はぜひ、ご参加ください。
但し、岐阜県内の経営者・人事担当者に限りますぞ・・・。
よろしくお願いします。
今回は番外編です。それも想定外です。
人気食べ物ブロガーとしては失格なのかもしれません。
今更ですが、もっと写真を撮っておくべきでした。
読者のみなさんが泣いて喜ぶ食べ物ばかりでした。
大いに反省するところですが、
気持ちを切り替えブロガーとしての職務を果たします。
静岡にやってきました。
静岡と言えば「静岡おでん」。
それも青葉横丁です。
その中でも人気店の代表格「三河屋」さんに行ってきました。
まとまった人数の場合は相当前に予約しないと入れません。
カウンターのみ13席で1時間45分でお店を出なければなりません。
ダラダラ飲むのは許されません。
味のある大将と女将さんと会話を楽しみながら、勢いよく飲んでいくのです。
最初に頼むのは静岡おでん。
それも代表する静岡3点セットです。
左から牛スジ(200円)、こんにゃく、黒はんぺん(各120円)となります。
お好みでダシ粉と青海苔を振りかけます。
玉子などの人気商品は争奪戦です。
争奪戦に敗れた人気食べ物ブロガーはいくつかのおでんを食べ逃しました。
おでんで体を馴らした後は、レバー焼(塩)へと続きます。
臭みがなくサクッと食べられます。
大将との会話から食材へのこだわりを感じることができます。
もうこの頃から写真のことはすっかり忘れています。
頂いた品を列挙すると、れんこんフライ、串カツ、ハムカツ、塩タン、焼きなす、
はんぺんフライ、しいたけ焼、もちギョーザ、牛スジ焼・・・。
他にも頂きました。
インパクトが強かったのがハムカツ。
これは従来のハムカツの概念を変えます。
僕は普段ハムカツを注文することはまずありませんが、
こちらのハムカツであれば毎回頼んでしまいそうです。
ハムカツ好きのトミタやウサミが泣いて喜ぶと容易に想像ができます。
お酒はいつの間にか静岡割りに変わっています。
焼酎の緑茶割りで、静岡では定番のお酒です。
クイクイッといくらでも飲めてしまいます。
こんなお店が会社の近くにあると嬉しいですが、たまに行くからいいのかもしれません。
いい感じで酔っ払い、お店を後にしました。
ごちそうさまでした。
静岡の繁華街に消えていったのは言うまでもありません(笑)。
昨日は夕方から「第1回 社会イノベーターフォーラム」。
たまたま予定が空いており、NPOで活躍する毛受さんからお誘いを受け、
内容もよく理解しないまま参加してきたのだ。
これが思いのほか、面白く、可能性を感じるイベントであった。
社会課題の解決事業を構想し、展開することで少しでも解決につなげるのが「社会イノベーター」。
それに企業の社員が関わり協力し、自社の持つスキルやネットワークを活用して、
より解決に結びつけようとする取組み。
そのプレゼンがこのフォーラムで発表された。
企業側は金銭的支援をするのではなく、あくまでも人的支援で協働する。
このコラボレーションが新たな価値を生み出し、
事業としても成立していく流れをこのプレゼンで聞かせてもらった。
数多くの中から選ばれた3社が今回の発表者。
障がい者の工賃をアップさせるために非常食缶入りパンの販売を手掛ける企業、
留学生を対象としたグローバル人材育成事業、
実践型食育で高校生に弁当を販売する事業
と3社ともユニークな視点を持っていた。
プレゼンを聞く限り、まだまだ解決策に届かない点もあったが、
その熱い想いと行動力には感銘を受けた。
彼らが伝えようという想いに支援する企業側の社員も影響を受けることは多い。
交流会の場で協賛企業の担当者と話をさせてもらったが、
CSR的な活動だけでなく、社員研修の一環という考えもあるよう。
しかし、結果的に社会イノベーションの加速へと結びつく。
いい意味でごちゃ混ぜにすることでイノベーションを起こすのであろう。
今後、こういった取り組むが新しいビジネスを生む出す可能性は高い。
名大社としても自社だけでは難しい社会的課題をどこかと取り組むのも有効的。
既に完成したモデルではなく、新しい価値を創造することもできるのではないだろうか。
想いやアイデアはあるが、チャネルやプロモーションが足りない事業者と
組むことで互いにwin、winになる可能性はある。
3社のプレゼンを伺いながら、今後広げるべき領域を探ってしまった。
どっか捕まえにいこうかな(笑)。
このフォーラムはいろんなジャンルの方が参加。
知り合いの経営者もいたが、なんと女子高生も参加していた。
グループでの交流会で女子高生とも会話したが、その意識の高さには感動してしまった。
東京からわざわざヒントを探りに来た大学生もいた。
きっとこんな連中がこれからの社会を変えていくのだろう。
何気なく参加したイベントだったが、いい刺激を頂いた。
どんな時代になろうとも熱い想いは必要。
そんなことを改めて感じた。
ありがとうございました。
それほど多くの作品を観ているわけではないが、
降籏作品は寒空や吹雪、荒れた海がよく似合う。
それが時代をグッと引き戻させ昭和を感じさせる。
岡田准一扮する主人公の封印された子供時代は今から25年前、1992年。
バブルが崩壊した頃だが、映像はどう見ても昭和。
舞台が富山ということもあるが昭和50年代と僕なんかは錯覚してしまう。
これは時代錯誤を否定しているのではなく、映像美のなせる業。
名匠木村大作カメラマンはいつもそんな肌に突き刺さるような絵を撮っている。
(あくまでも知ったかぶりです・・・笑)
だからこそ描かれる人間関係の重さや暗い過去がより圧し掛かってくるともいえる。
同じ事件でも東京のカフェだったら、こんな緊張感は演出できなかったに違いない。
映画を観ていない人は何のことか分からないと思うが、
観てもらえば僕が言わんとしていることは理解できるはず(笑)。
こういった映画は案外先行きが予測できるものだが、本作は予測通りにはいかなかった。
それがむしろ良かったし、暗く重たい映画だが、
誰もが幸せに終えることができたのは(観客も)この作品の優れた点だろう。
やっぱり人生はハッピーエンドで終えたいもの。
全ては上手くいかないけど・・・。
この作品は99分と短め。
それ自体は悪くないが、描くべく点が描き切れていないように感じた。
最後の方はあっさりした展開になってしまったのは僕としてはちょっと残念。
もう少し深くえぐっても良かったのだと思う。
これはあくまでも個人的な感想。
しかし、大切な日本映画のジャンルであるのは間違いない。
定期的にこの類の作品が作られ続けることが日本映画の価値が永続するのにも繋がる。
そして、人は常に幸せを追い求め生きていかねばならない。
親は子を想い、子は親を想い、生きなければならない。
そんなことを感じてしまった。
岡田准一はすっかり日本映画の代表的な俳優になってしまったけど、
高倉健のようになっていくのかな(笑)。
次は「関ケ原」か。
きっとこれも観てしまうのだろうな。
5月某日、気がつくと浜松駅に辿りついていた。
理由はよく分からない。
きっとNHKの力にでも導かれたのだろう。
今、浜松は井伊直虎一色。
どこもかしこも「おんな城主 直虎」の幟が立っていた。
であるなら、その直虎に向き合わなければならない。
戦いを臨む前には腹ごしらえ。
静岡といえば”さわやかのげんこつハンバーグ”。
レア状態で頂き、いざ、出陣。
「おんな城主 直虎 大河ドラマ館」に向かった。
まずは気賀関所で記念撮影。
僕は遠慮気味に南渓和尚。
メガネを外せばよかった(笑)。
関所を抜け、ドラマ館へ。
おばさまの団体客が多い。
休日だと人がごった返していただろう。
入り口でも記念撮影をしていたが、恥ずかしいので止めておいた。
場内は基本撮影禁止。
唯一許されているのが、ドラマでも登場する井戸。
ちょっとした仕掛けが組み込んである。
子供だましと言ってしまうと叱られるが・・・(笑)
まあ、ここは大河ドラマの宣伝的役割。
柴咲コウさんの衣装やドラマの舞台裏の映像、出演者のサインが飾られていた。
僕はこのドラマを欠かさず観ている。
回によってはつまらない時もあるが、結構楽しませてもらっている。
ドラマの進行が遅いと感じるのは1年持たせるための演出だろうか・・・。
そして、次に向かったのは龍潭寺。
こちらは井伊家の菩提寺で、井伊家歴代の墓所。
多分、今年になって大注目されたお寺だろう(笑)。
しかし、その凛とした雰囲気は育まれた歴史を感じる。
庭園もかなり美しい。
お坊さんの日々の修業をその景色からも窺うことができる。
初めて知ったお寺だし、
このドラマがなければ訪れることはなかったと思うが、こちらは正解。
説明は不要。
写真で理解してもらおう。
浜松名物と言えばうなぎ。
直虎ちゃんだってしっかりと握っている。
せっかくなので、うなぎアイスを食す。
なんと山椒をつけてくれる。
その価格、410円。
旅行気分だから冒険もできる。
味は・・・。
みんなでシェアすればよかった(笑)。
最後は井伊家初代共保公が出生したという伝説のある井戸。
田んぼの真ん中に存在する。
近所の方も急に注目されビックリじゃないかな・・・。
このドラマで直虎の存在を知った。
井伊家がこの浜松出身であることも全然知らなかった。
無知は罪。
だが、こうしてドラマの地を訪問し、ほんの少しだけ歴史を学ぶことにもなる。
これも大切なお勉強。
5月某日、貴重な体験ができました。
僕が好きな書籍のひとつとして「中田英寿 鼓動」がある。
今や日本酒ソムリエになってしまった中田氏(笑)のセリエAへの挑戦を綴ったノンフィクション。
この著者が小松成美氏。
僕がこの「熱狂宣言」を読もうと思ったのは彼女が著者だったのが大きな理由。
正直なところ、本書の主役であるダイヤモンドダイニング松村厚久社長に
それほど興味があるわけではなかった。
読み進めていくうちにどんどん引き込まれていったんだけど・・・。
なぜ松村氏のことを小松氏が描いたのか。
理由は単純明快。
松村氏が「中田英寿 鼓動」に感銘を受けていたから。
なんだ、僕と同じような理由じゃないか・・・。
本を読むのと書いてもらうのでは雲泥の差はあるのだけれど。
若年性パーキンソン病を患いながら経営を続ける松村社長は僕と同級生。
生まれた年は1967年と一年違いだが、同世代を生きてきたのは間違いない。
時代背景や価値観を含め賛同する場面が数多く登場する。
そして、知った経営者の名前も・・・。
世の中的には役立たずが多いと言われる僕らバブル世代もこう見渡してみると
案外、第一線で活躍している人物は多いのではないか。
あくまでも自分にとって都合のいい解釈です(笑)。
松村氏と僕とは世界は違いすぎるが、
ちっぽけな共通点でいえば同級生経営者として過ごしていること。
残念だがそれくらいしかない。
スケールや情熱は比べ物にならない。
ただ僕は本書を読み、刺激を受けるだけの存在。
タイトルにある「熱狂宣言」如く自らの人生を真っ直ぐに生き抜いている。
客観的に観れば恐ろしいくらい。
しかし、身近に彼がいたらいとも簡単に魅了されているだろう。
そして、自分の熱量の小ささを嘆き悲しみ落ち込むだろう。
知り合いじゃなくて良かった(笑)。
大病と戦いながらも大きな夢に向かう姿に感動する読者は多いと思う。
僕もそれを感じながらも、ずっと
「オマエはちゃんと諦めずのやっているのか?毎日燃えているのか?」
と問われているようだった。
著者や松村氏に詰められている錯覚に陥った。
それでいいのだと思う。
こういった生きた姿を知ることは自分に何が不足しているかを知ることでもある。
勉強させてもらいました。
お店も行かなきゃ。
名古屋の店はなくなっちゃったけど・・・。
GWは息子と二人で過ごすことが多かったようです。
父親が自慢の料理を振舞ってもいいのですが、
人気食べ物ブロガーとしての活動も忘れてはいけません。
息子に聞きます。
「今日は何が食べたい?」
「そうだな、蕎麦だな。」
「蕎麦は一昨日、食べたじゃないか。他にはないのか?」
「う~ん、うどんかな。」
どうしてもそちら方面に進んでしまいます。
健康的な高校生とは思えません(笑)。
父親の財布の中身を想像し遠慮しているのでしょうか?
多分、そこまでは気が利かないと思います。
いつもうどんを食べる時は同じお店になってしまいます。
せっかくのゴールデンウイークなのです。
新しい挑戦をしなければなりません。
お互いに頷き合い家を出ました。
目指す方向は・・・。
嗅覚に素直に従うしかありません。
気がついたら、港区の南陽町近くに来てしまいました。
「大竹」さんにやってきました。
メニューを眺めます。
「薬膳カレー味噌煮込み?なんじゃこれ?」
気になるメニューが並びます。
「ご注文は?」
「しばらく待ってください。」
「では、こちらの呼び出しを押してくださいね。」
「はい、ありがとうございます。」
息子の前では礼儀正しい姿を見せねばなりません。
「おー、決まったか?」
「おー、決まった。」
無駄な会話は一切ありません。
そして、無事に注文を済ませることができました。
「おまちどうさまです。」
豚キムチあんかけうどん 1350円
続いて息子の頼んだ品も出てきました。
唐揚げカレーあんかけうどん 1200円
息が合ったがどうかは分かりませんが、二人とも何故かあんかけです。
豚キムチあんかけうどんは決して見た目がよくありません。
あまり美味しそうには見えません。
しかし、実際は違います。
豚キムチがうどんに合うことを証明されます。
「ほ~、こんな食べ方もあるんだ。なかなか、やるじゃないか」
つい、いつものセリフが出てしまいました。
こうなるとご飯が欲しくなりますが、ここは我慢です。
それで正解でした。
このうどんはかなり太目。もっちりとしてあんかけに絡みます。
あんかけも力強いため、うどんにまとわりつきます。
箸を持つ手にも必要以上に力が入ります。
こちらだけで十分、お腹は満たされます。
時々、息子のカレーうどんと交換します。
どちらもいい感じの辛さです。
ほんのり汗をかきます。
こんな男同士の付き合いもいいものです。
ごちそうさまでした。
次回は違ううどんを注文してみます。
レビューを見る限り、酷評する声と評価する声とはっきりと分かれる。
こんなに賛否が極端な映画は珍しいのではないか。
しかし、それがむしろ三池作品らしいのかもしれない。
らしいなんて知ったかぶりをしているが、僕が観た三池作品は数える程度。
DVDで観た「十三人の刺客」は衝撃だったけど・・・。
本作のテイストはこれに近い。
ぶった斬りのオンパレードで、一体何人殺せば終わるのだろうとその数を数えたくなるくらい。
実際は数えたくはならないけど(笑)。
しかし、ハンパなく殺陣のシーンが続く。
これはとても上手く作られていると思う。
キムタクの殺陣も十分見応えがある。
素人の僕が言うのはおこがましいが、黒澤作品の殺陣は芸術で、三池作品の殺陣は娯楽。
楽しみ方の違いはあれど、美しさで魅せるのか迫力で見せるのか、
監督の意図するところでなかろうか。
僕は意外と楽しめて140分の長さは感じなかった。
国内での評価はともかく、時代劇が日本のアクション映画として選ばれるべき典型的な作品。
ただ時代劇とは感じ得ないシーンも多かった。
これはワザとそんな演出をしているのかもしれないが、
登場人物のセリフ、言い回しが現代的過ぎる。
ここに江戸時代を感じることはない。
まるで今を生きているようだ。
映画の吹き替え版と思えばいいのか(笑)。
そして、キムタクはキムタク。
役にハマり切ってはいるが、「HERO」の話し方と何ら変わらない。
一緒に思える。
これもワザとそんな演出したのだろうか。
三池作品だから余計に分からない。
全体的な配役は良かったと思う。
今をトキメク役者さんも悪くはなかった。
誰かとはいわない。
違和感を感じたのが、セーラー服(に似ている)姿で金髪の栗山千明さん。
あの格好はどうなんだろう。
そもそも登場する必要もあったのだろうか。
いい女優さんだけにとても勿体ない気がした。
最近はCGで何でもやれちゃうのでどんな激しいシーンも驚かなくなっているが、
人間同士がぶつかり合うアナログチックなシーンはやはり面白い。
きっとここにも巧みにCGが駆使されているのだろうけど。
最後に戸田恵梨香ファンは観てもらいたい。
ちょっとドキッとするね。
名大社は暦通りの休みだったので、昨日までは5連休。
大きな予定はなかったため、まったりと過ごさせてもらった。
珍しいことに一度も外に飲みにも行かなかった。
今日から5連チャンなので、こんな時があってもいいのかもしれない(笑)。
大きな予定はないとはいえ、ちょこまかと細かい予定は入っていたり・・・。
一番大きかったのが、3日のゴルフ。
約半年ぶりのゴルフだった。
スコアはともかく、1.5ラウンドを回った。
最後はヘロヘロだったが、久々のゴルフも楽しいもの。
10kmも2度走り、いい感じで体も鍛えたことになる。
あとは映画を観に行ったり、本を読んだりと文系人間らしいインドアな過ごし方。
普段には読まないジャンルも読んでみた。
本といってもマンガが中心。
僕自身の今年のテーマは歴史を学ぶこと。
大学受験も日本史選択で他の科目に比べれば成績は良かったが、
それは暗記が得意なだけで、肝心な歴史の流れはほとんど知らない。
点でしか把握していなかった現実を今ようやく気付くというかなりの愚かさ。
50歳になって危機感が芽生えてきた。
まずは日本の歴史を線にしようと思ったのだが、
たまたまブックオフに寄ったら「三国志」が売っていたので10巻まで購入。
経営者の端くれなら「三国志」くらいは読んでおかなけりゃならない。
しかし、映画「レッドクリフ」を観たくらいで小説も読んだことはなかった。
周りに感化されたこともあるが、この際、マンガから始めてみることに。
昨日で7巻まで読んだ。
マンガもバカにできない。
いい勉強になりますね(笑)。
11巻以降、どこで買おうかな・・・。
後は松下幸之助氏や日本のノンフィクションを学んだり(途中だけど)、そんな時間を過ごした。
天気がいい日が続いたのでウッドデッキに椅子を出し、Bluetoothでスピーカーを繋ぎ、
ビールを飲みながら本を読むという贅沢な時間。
ほとんど自己満足というか、自分に酔っているだけと思われるけど。
そんなふうにこのGWは過ぎて行った。
不思議なものでそんな時間の過ごし方でも一日はあっという間に終わる。
もっとやりたいこともあったが、時間は瞬く間に過ぎていく。
まあ、リフレッシュもできたので、これからのハードワークは十分耐えられる。
といいつつ、今週3日間は出張だけど・・・(笑)。
宮内氏に続き「日経トップリーダープラチナフォーラム2017」の講演は川渕三郎氏。
日本サッカー協会最高顧問で初代Jリーグチェアマン。
最近ではプロバスケットボールリーグの立ち上げで貢献された。
そのことを書いた著書もブログで紹介した。
今回のフォーラムでは一番話が聞きたかったと言ってもいい。
冒頭からメチャクチャパワフル。
とても80歳を超える年齢とは思えない。
舞台を縦横無尽に歩き回り、ホワイトボードにポイントを書いては消すを繰り返す。
写真を撮りたかったが禁止なので、Webページで我慢してもらおう。
これでは何も伝わらないと思うが・・・(笑)。
あっという間の60分の講演。
アイスブレイク的な最初の挨拶も聴衆者を唸らせたと思う。
多分、自分のキャラクターを十分理解されているのだろう。
それは何か。
懇意にする銀行マンが結婚をすると川渕氏に挨拶に来られたという。
川渕氏は「結婚式に出てやってもいいよ。」と何気なく話をされた。
その言葉に奥さんは激怒し
「出てやってもいい。その上からの言い方は何?何様のつもり?もっと謙虚になりなさい。」
と叱られたという。
娘さんからは頻繁に「自慢話は止めなさい。」と言われるようだ。
そのため川渕氏の今年も目標は「謙虚、自慢話をしない、悪口を言わない。」
有言実行の一年にすると決意したらしいが、今回の講演はきっと自慢話になるだろうと笑いを誘った。
講演テーマはブログタイトルにある通りだが、
実際の話はJリーグの立ち上げ、bリーグの立ち上げのこと。
あんまり関係ないかも・・・(笑)。
その中で発揮してきたリーダーシップや協会内での苦労を面白おかしく話された。
一見、トップダウン型で強権発動的なリーダーに見える川渕氏だが、実は繊細であちこちに気の利く方。
マーケティングの重要性も理解され、常に理想を抱きながら行動される。
それがタイトルにある「夢があるから強くなる」に繋がるのだろう。
周知の事実なのかもしれないが、Jリーグ発足時の話も面白かった。
鹿島アントラーズは川渕氏が口を滑らせなければJリーグに加盟はできなかったようだし、
新潟スタジアムは広島スタジアムに屋根があったらできることはなかった。
ちょっとしたミスや計算違いが今のJリーグを作り上げている。
これも運命的な偶然が重なったのだろう。
そう考えると何事も諦めずにやり続けることで、いい間違いは起こるのかもしれない。
そんなエピソードを数多く披露してもらった。
bリーグの発足も同様。
数々の積み重ねによって出来上がった。
そして、最後にも言われていたこと。
「これはオレじゃなければ、実現できなかった。」
やっぱり謙虚な人ではなかった(笑)。
それが魅力的なのかもしれないが・・・。
ありがとうございました。