もしかして人気シリーズの一つが無くなったのではと不安に思った読者も多いかもしれない。
いやいや、そうではありませんよ。
少し遅くなったが月初恒例のランニングブログは続いてます(笑)。
新緑が眩しい5月。
朝の日差しを浴びながら走るのは結構気持ちがいいもの。
気持ちよくランニングできる時期は一年を通じてわずか。
そんな意味では先月4月が一番いい季節じゃないのかな。
特に桜を見ながらのランニングは穏やかな気分にもなり、なんとなく幸せを感じる。
戸田川緑地公園を走った時も清々しい気持ちになれた。
そんないい季節なら、きっと目標に近い距離を走ることができただろう
とランナー仲間は思うかもしれない。
いや、マジメなランナー仲間はそれを思う存分堪能しているに違いない。
果たして3人のライバルはどうだろうか。
少なくとも確実に200%完璧に一人のライバルには勝っているはず。
それは僕が仮に目標に到底届かない距離であったとしても・・・。
4月の走行距離は66km。
いい季節だとかエラそうなことを言ってる割には、全然目標に届いていない。
昨年4月は唯一目標達成した月だが、今年は66%。
お決まりの中途半端さ。
この分では年間で一度も目標達成できずに終わりそうだ。
そろそろこのシリーズの先行きも考えねばならないな(苦笑)。
それでもやっぱりこの4月は気持ちよかった。
桜を眺めながら走ったのもそうだが、何年かぶりに皇居も走った。
僕が勝つことができるたった一人のライバル、パフ釘崎社長と一緒に走ったのだ。
爽やかな青空の下、皇居を一周するのは爽快。
朝から飲むビールも美味かった。
だから4月は目標未達成でも悪くないのだ。
そして、走った距離にはカウントされないが久々に登山もした。
距離に換算すれば相当なものだろう。
目標達成と言っても誤りじゃなかったりして(笑)。
足腰も鍛えられたし・・・。
開き直っているのか、次元の低い言い訳なのかは不明だが、この4月はこんな感じで終わった。
まあ、悪くなない、としておこう。
さて、この5月はどうだろうか。
昨日までで10km。このブログのアップの後、10kmを走るつもり。
そうなると5日で20kmなので、このペースでいくと目標達成?
と言いたいが、そんな甘くはない。
今月も夜の予定が結構入っている。
早めに切り上げる努力はしたいが、夜になるとそんな努力はどうでもよくなる。
それでも、朝5時には明るいので、出勤前に走るにはいい時期。
少なくとも4月は上回りたいですね(笑)。
ゴールデンウィークです。
お休みはちょっと豪華に食事もしたい気分です。
となれば、やっぱりホテルのランチなんていいんじゃないでしょうか。
さて、会社から近いホテルって?
そうです、名古屋栄 東急REIホテルです。
そこはシティホテルなのでしょうか?
ビジネスホテルなのでしょうか?
その中間というべき存在なのでしょうか?
詳しい方があれば教えてください(笑)。
こちらの地下にある洋食レストラン「ひしや」さんに行ってきました。
こちらはランチブッフェです。
一般的にホテルのランチブッフェだと3000~4000円のイメージです。
「お~、なかなか、やるじゃないか!」という声が聞こえてきそうです。
みなさんの期待で胸を膨らませているのが想像できます。
看板を確認し、早速地下に入ります。
こちらはシステムがちょっと変わっています。
通常のブッフェにメインを別で注文するシステムです。
「メインは肉、魚、パスタとなりますが、どうされますか?」
どうやらブッフェにはメインとなる料理がないような感じです。
「え~っと、じゃあ、魚でお願いします。」
「ありがとうございます。メインはプラス200円となります。」
「えっ、そうなんですか?」
「はい、ブッフェ1500円にメイン200円で合計1700円となります。」
「はあ~、そうなんですか・・・。」
初めてのシステムに動揺が隠せません。
一体どんなことなんだろう?と頭を悩ませながら席に着きます。
「メインにはライスが付きますが、つけられますか?」
ブッフェにはないの?と思いつつ、十穀米をお願いしました。
シティホテルのブッフェとイメージは随分違います。
早速、ブッフェ料理の場所へと向かいます。
確かにメインになりそうな料理はありませんが、それでもおかずになる料理は多数並んでいます。
1回目はこんな感じで並べてみます。
これだけでも十分、お腹は満たされそうです。
そして、メインが運ばれてきました。
十穀米もこんな感じ。
デザートも意外と充実しています。
意外というと叱られそうですね(笑)。
どれも美味しく頂けます。
お休みと最初に言いましたが、この日は平日です。
平日はメインなしでもランチブッフェを楽しむことができます。
そうなると1500円で結構なものが食べられ、デザート、ドリンクも自由です。
周辺のビジネスマンや麗しきオバサマたちでレストラン内は混雑しています。
予約した方がいいのでしょう。
もしかしたら予約をすると割引きになるかもしれません。
この日は本来1700円のはずが1500円でした。
ただの間違いなのでしょうか?
ごちそうさまでした。
ちょっと豪華なゴールデンウィークとはいかなかったようですね(笑)。
今日は先日の「日経トップリーダープラチナフォーラム2017」で印象に残った講演から。
オリックス シニア・チェアマン宮内義彦氏による「私のオーナー経営論」。
シニア・チェアマンというポジションがどんな役割かはよく分からない(笑)。
なんとなく響きもいいので、将来的に僕もそんな役職にしてみようか。
そんな不謹慎だと叱られるだろうなあ~(苦笑)。
印象に残ったと言えども特別新しい話をされたわけではない。
経営者としての原理原則を宮内氏なりの考えを基に話された。
宮内氏を知らない人はいないだろう。
僕はメチャクチャ固くて厳しいイメージだったが、実際講演される姿は温和で柔和な方だった。
ちょうど会場入りする時に一緒になって、その取り巻きの数とオーラは半端なかったけど。
宮内氏はオリックス、当時はオリエントリースの創業期から事業に関わってきた。
社歴53年間で社員数は13人から34,000人、資本も1億から2兆円と成長させた。
その50年の足跡そのものが宮内氏というわけだ。
これまでの経験を基に成長するための条件を話されるのだから説得力はある。
上を目指す、成長を目指す行動をしても現状維持がやっとというのも理解できること。
その中で企業が成長するには4つの条件があるという。
頭では理解できるが、その実践が簡単ではない。
1.経営者の成長
2.事業展開力
3.経営者が経営のスタイルを変える
4.企業は永続する
スクリーンや資料があったわけではないので一言一句は正しくないかもしれないが、
この4つが企業の成長には必要。
1つ目の経営者の成長とは何か。
経営者の才覚の天井=企業の天井。
自社や業界のことを熟知しててもたかだか50点。
マクロ感を持ち世の中の動きを読むことが重要。
そのためには経営者が一番勉強しないといけないし、賢くないといけない。
人のつながりを大切にし、間違いないマクロ感を持つための人脈づくりをしなければならない。
外に出て多くの人と議論し自らを鍛える。
それが経営者の成長と言われるのだ。
確かにおっしゃる通り。
果たして僕はどうか。
自分では外に出ているつもりだが、まだまだ足りない。
酔って管をまくことはあっても議論することは少ない(笑)。
これからは夜だけでなく昼ももっと外に出よう。
2つの目は事業展開力とは何か。
いかん、いかん、このまま書くと全部披露してしまうことになる。
それだとさすがに「日経トップリーダー」の編集長に叱られそう(笑)。
自分の事業の隣で一番面白そうな事業を見つけ出せということ。
それを繰り返せば多角化になっていくという。
確かにそれがリスクが少ない新事業の展開だ。
学んだ点はまだまだ多いが、今日はここまで。
少しずつ実践していかないと・・・。
次回は川渕元チェアマンですね・・・。
前作は20年前に公開された。
僕が観たのはいつだろうか。
多分、16~17年前。TSUTAYAで借りたDVDのはず。
衝撃的な映像だったので所々は記憶しているが、ストーリーはほぼ覚えていない。
ヤバい映画だったと記憶する程度だった。
20年後、同じ監督、同じキャストで公開されたのが本作。
当時の配役のまま歳を取った役者や時代の流れは見事だが、記憶がないので作品としては繋がらない。
映画の中で過去のシーンが時折登場するので、それをパズルのようにあてはめていくしかない。
これからこの作品を観る方は、前作を観ておいた方がいい。
復習というよりは予習(笑)。
楽しみ方は何倍にも広がるだろう。
作品の想定でいえば、ここに登場する人物は僕とほぼ同世代。
若干、年下になるだろう。
言い方は悪いが、どうしようもない連中。
まともな人物は誰一人登場しない。
僕の周りにいたら迷惑だし、友達にもなりたくない。
最近、巻き込まれることが多い僕の生活だが、この類には絶対に巻き込まれたくない。
当たり前だ(笑)。
だからこそ、無責任に楽しめる。
無責任に感情移入ができる。
ほんの少しだけこんな人生も面白いかもと思ってしまう。
絶対に関わりたくはないが・・・(笑)。
最新の映像技術を使っているわけではない。
作風は古い。
しかし、斬新ともいえる。
そのカメラワークやカットの切り替えは強いインパクトを与えてくれる。
だから時々、体が震える。
ベラベラとずっと喋り続けるシーンは多少だれるが緊張感の連続。
まあ、健全な50歳が観るような映画じゃないかもしれないけど・・・。
僕がこの映画を観たのは休日の昼間。
もっと空いているかと思ったら、結構混み合っていた。
それも圧倒的に若い世代。
想像するに前作の頃はR15指定に引っ掛かり、観れない世代。
こういったポップカルチャーな作品はいつも若者を引き付けるのだろうか。
理由は分からないがそんなことを思ってしまった。
そして、どう感じるのだろうか?
こんなオヤジに憧れるのか。
それとも絶対にこんなオヤジになりたくないと思うのか。
これが5月第一弾ブログとはいかがなものか・・・(笑)。
久しぶりにマーケティングの書籍を読んだ。
本来、僕はマーケッター。
ウソです。
マーケティングが好きなだけです・・・(笑)。
しかし、最近はその類よりは経営者論や組織論ばかり。
どんどん頭が硬直化されていく。
メンバーに任せていくことも重要だが、自分自身が発想力を磨き、
次の競争力をつけていくことも大切。
そのためには最新のマーケティング手法も学ばなければならない。
とはいえ、本書はより難解な技術を示しているわけではなく、基本的な技術が多い。
マーケティング1.0から2.0に移り、3.0をどう実践していくか。
製品でもなく、顧客でもなく、より人間中心的なマーケティング。
AIとかIoTと言われれば言われるほど、その重要性は増すのではないか。
ビッグデータも活用しながらも、どう感性や感覚を研ぎ澄ませていくか。
それが求められるのである。
10年前、僕がマーケティングのクラスに通っていた時とは変化している。
講師はその当時からマーティング3.0だったと思うけど。
振り切っていたわけですね(笑)。
今、会社の課題も新規事業をどう起こし推進していくかが大きなテーマだが、
そう易々と生まれるものではない。
本書にも書かれているが、
「組み合わせ」「絞り込み」「拡大」「縮小」「並び替え」するだけでも、
満たされていないニーズにリーチすることは可能。
そこばかりに頼るのは危険だが、もっと深堀をしていく必要もありそうだ。
イノベーションも重要だが、マーケティングの知恵や発想がより求められる。
確かにその通りだな・・・。
横浜スタジアムにしても従来の競合の捉え方を変化させ、観客動員数を増やしている。
競争相手を平日は居酒屋やカラオケ店、休日はテーマパークにすることで発想を切り替えていく。
野球の楽しみ方も変わったようだ。
ドラゴンズも真似るべきかも・・・(笑)
ちょっと今期は自分でもこのマーケティングの分野にこだわって仕事をしたいと思う。
街に出ていろんな人と酒を酌み交わすもの需要なマーケティングだけど・・・。
一昨日火曜日は東京・品川で「日経トップリーダー プラチナフォーラム2017」。
月刊誌「日経トップリーダー」のプラチナ会員は年1回、
このフォーラムに無料で参加することができる。
経営者懇親会と称して昼食もブッフェ形式で提供され、
さすがにアルコールはないが豪華な食事も頂ける。
肝心のプログラムも充実している。
今回のプログラムもオリックスの宮内氏、すしざんまい社長の木村氏、
アデランスCOOの津村氏、Jリーグ元チェアマン川渕氏、
エステー社長鈴木氏の講演と豪華なラインナップ。
今回は宮内氏、川渕氏の講演が特に印象に残った。
その内容については備忘録として後日ブログに書きたい。
今日のネタはそのフォーラムではなく、
終了後に開催された「バランタイン17年テイスティングセミナー」のこと。
こちらも希望者は無料で参加できる嬉しい企画。
バランタインの販売先がサントリーとはこの時まで知らなかった。
まずは担当者からウイスキー市場から、
ジャパニーズウイスキーとスコッチウイスキーの違い、バランタインの特徴を学ぶ。
学んだウンチクはどっかの飲み会で披露しよう。
それまで覚えている自信はないけど(笑)。
そして、待ちに待ったテイスティング。
3つ並べられたテイスティンググラス。
左からバレンタインファイネスト、角、そしてバランタイン17年。
まずはバランタインファイネストと角を飲み比べる。
こう比べると明らかに違う。
バランタインはバニラと蜂蜜の香り。
トワイスアップでの飲むことも勧められたが、その時はすでに飲み干していた。
そして、バランタイン17年。
酔って飲んでも見分けはできないが、飲み比べるとその違いは明確。
余韻が続き、スモーキー。
(解説をそのまま引用・・・苦笑)
こちらは飲み干すのを我慢し、トワイスアップにチャレンジ。
ミネラルウォーターはもちろんサントリー天然水。
また、風味も異なる。
でも、やっぱりストレートかな。
お得な企画と喜んでいたが、それでは終わらない。
あらかじめバランタインのボトルがプレゼントされると聞いていたが、
せいぜいミニボトルと思っていた。
ところがである。
プレゼントされたのはこれ。
バランタイン17年のボトル。
通常のボトルだったのだ。
なんという太っ腹。
「お~、サントリー、なかなか、やるじゃないか・・・」
お酒を飲まない人には何の魅力もないと思うが、呑み助にはこんな喜ばしいことはない。
最近はニッカ(竹鶴)派だったが、一瞬でサントリー派になってしまった(笑)。
ステキなプレゼントをありがとうございます。
このフォーラムでは名古屋の経営塾でご一緒する先輩経営者とホテルの1階で遭遇。
普段から経営のことを教えて頂く尊敬する方に東京で偶然出会うとは・・・。
これもご縁。
終日一緒に学ばせてもらい、終了後は品川駅で軽く一杯。
ご馳走になってしまった。
感謝!
東京での学びも楽しいもの。
こんな会なら毎週でも参加したい(笑)。
この日は「社長にランチをたかる日」でした。
一緒に出掛けたのは4年目のコンドー君です。
学生時代はココ壱番屋でバイトし、今も頻繁に通っているようです。
名大社の中で最もカレーの似合う男と呼ばれています。
ランチはてっきりココ壱番屋かと期待していました。
1800円を使おうとすると相当なトッピングです。
ポークカレーにロースカツ、チキンカツ、ビーフカツ、豚しゃぶを乗せて食べる姿を想像しました。
コンドーくんは似合いますが、ちょっと気持ち悪くなりそうです。
実際、連れて行ってくれたのは違うカレー屋さんでした。
会社から5分程度の場所ですが、さすがに伏見とは呼べません。
丸栄の地下にある「轟家重兵衛」さんに行ってきました。
ステーキとカレーのお店です。
今、話題の丸栄ですが、地下1階にこんなお店があるとは知りませんでした。
将来的にここはどうなるんだろうと余計な心配もしてしまいました。
「ここのヘルシーステーキセットが食べたかったんですよ。」
カレー好きは言います。
「なに、それ?」
と聞くと嬉しそうにメニューを見せてくれます。
なんとステーキとハーフカレーがセットになっています。
「なかなか、やるじゃないか。」
とつい、いつものセリフが出てしまいます。
しかし、一体、どこがヘルシーなんでしょう?
じっとメニューを眺めると判明しました。
ステーキは80g、カレーは100gです。この量がヘルシーなのか・・・。
でも、このネーミングはどうなんだろう?と思いましたが、何となく納得してしまいました。
「すいません、ヘルシーステーキセットを2つください。カレーは大盛にしてください。」
「3時まではドリンクがサービスでつきますが、どうされますか?」
「アイスコーヒーをお願いします。」
礼儀正しく注文します。
カレーの100gはさすがに少ないので、大盛にしました。
大盛はプラス54円とお値打ちです。
100gが150gと1.5倍になります。
これは期待できます。
まずステーキが運ばれてきました。
重兵衛風ヘルシーステーキセット ハーフカレー付 1620円+大盛54円
「おっ、そうか、こうくるか。」
しばらくするとハーフカレーの大盛が運ばれます。
「これが大盛?」
とカレーのサイズを見て、思わず呟いてしまいます。
「山田さん、ハーフカレーの大盛ですから、これでいいんですよ。」
ココ壱番屋でいつもご飯の量を計っていたコンドー君は自慢気に答えます。
お肉も柔らかく、カレーも程よい辛さでよく煮込まれています。
美味しく頂くことができました。
周りを見渡すと自分たちは明らかに若手のお客。
25歳のコンドー君は間違いなく最年少です。
年配のお客さんがほとんどです。
みんな、静かにカレーを食べています。
この百貨店の特徴がよく表れている気がします。
ごちそうさまでした。
たまにはデパ地下で食事もいいですね・・・。
登山用のシューズやストックを揃えたものの、中々行く機会がない。
せいぜい年1回。昨年もGWに1回行ったきり。
となると、そろそろかもと思うのが自然。
案の定、友人がタイミングよく誘ってくれた。
というわけで、今のところ年1回の登山に一昨日の土曜日に行ってきた。
三重県いなべ市にある藤原岳。
初めて聞く山。
僕はどこにあるかもどれくらいの高さの山かも知らなかった。
結局、その程度しか関心がないのだ(笑)。
だから、年1回しか登らない。
シューズもストックも飾り物であるのは仕方ない。
まあ、友人に対して言えば、もっと積極的に誘ってくれれば、
それも断ってもめげずに誘ってくれれば、もっと回数は増えるはず。
もっと誘ってね・・・。
って、ヤな奴って感じ。
藤原岳の登山口というか入り口は「神武神社」。
神武天皇を祀った神社かどうかは分からないが、礼儀として参拝し登り始めた。
ここも古事記が関わっているのかも・・・。
シーズンなのだろうか。登山者は多い。
一人もの、老夫婦、若手グループと様々な登山者が登っていく。
60歳過ぎて夫婦二人で山登りする姿は微笑ましい。
同時に羨ましく思えた。
基本的に登山者は礼儀正しい。
すれ違うたびに「こんにちは」「お先にどうぞ」と必ずと言っていいほど、声を掛け合う。
藤原岳は結構登りが厳しい山だが、昨年の御在所に比べ風景が変わり映えがしない。
黙々と登っていく感じ。
その分、すぐ飽きてくるし、撮影ポイントがない(笑)。
旬の福寿草を撮ってみる。
この季節感はいい。
マラソンと違い登山は会話を楽しめるのもいい。
友人と仕事や家庭のことを話しながら、上を目指す。
そして、ようやく山荘付近に到着。
多くの登山者のように自分たちもしばしの休憩。
そして、本来の目的であるビール。
このために山を登るといっても過言でもない。
しばらく休憩し、さらに山頂を目指す。
さすがの景色。
これがあるから登山は止められない。
といっても、一年に1回だけど・・・(笑)。
モヤモヤな気分がすべて消え去る。
心が洗われる。
山小屋に入り昼食。
友人が持参したガスバーナーでお湯を沸き、カップラーメンを食べる。
初めて食べたナイスだが、家で食べるよりは格段に美味いはず。
下山中に眺める景色もいい。
足腰を鍛えるために途中からストックの使用を止めてみた。
足への負担は大きくしんどさを感じるが体を鍛えてる感はある。
掻いた汗は温泉で流す。
近くにある温泉に浸かり体を癒した。
朝6時半に自宅を出発し、夕方5時前に帰宅。
掛かったお金は食事代と高速代と温泉代のみ。
せいぜい3000円程度。
それでも贅沢な遊びのように思える。
たまにしか行かない登山だが、いろんな意味で楽しむことができる。
また、誘ってね。
父が亡くなり、通夜、葬儀までしばらく時間があった。
親戚含め関係のある方に連絡。
近所のお世話になった方、これからお手伝いをお願いする方には弟と挨拶に出掛けた。
父の死を悲しむと同時に
「直司さんにはお世話になりっ放しだった。本当に感謝しています。」
と涙ながらに話された。
改めて地域とのお付き合いの深さとその人柄を感じ取ることになった。
多くの方に自宅にも弔問頂いた。
僕はその作法も分からず、頭を下げ、お礼を言葉にすることしかできなかった。
僕は不思議と悲しみが込み上げてくることはなかった。
ある時期から父の死を覚悟していたこともあるし、
喪主としての役割に追われていたこともその原因だと思う。
葬儀場との打合せを含め慌ただしい時間だけが過ぎて行った。
農協との関係性が強かったこともあり、葬儀も全て農協にお任せすることにした。
そして、岐阜市で一番大きな葬儀場を手配してもらった。
2月18日通夜、19日告別式。
多くの方に参列頂いた。
用意した椅子は全然足りず、かなりの方が立ちっ放しの状態。
僕の席から見ても人が溢れかえっていた。
申し訳ないと思いながらも、父の存在の大きさを知らされた。
僕ができることは喪主としての責任を果たし、最高の状態で父親を送り出すこと。
表現は良くないが、いい葬儀にすること。
立派な父親に相応しい葬儀にすることだけだった。
イヤらしい言い方だが、僕のラベルも最大限利用した。
有難いことに多くの方が父親を偲んでくれた。
新聞社、テレビ局、名立たる友人、知人をはじめ、
多くの関係者が供花や弔電を送ってくれた。
経営者仲間も参列してくれた。
挨拶も原稿を読み上げるのではなく、
挨拶文を頭に叩き込み気持ちを込めて喋らせてもらった。
その甲斐があり、実力以上に立派な長男、喪主だと思ってもらえた。
「直司さんが立派なら、息子さんも立派だ。」
多くの方にそんなことを言って頂いた。
僕はたまたま立場があったに過ぎない。
父とは比べ物にならないレベルだが、周りはそうは理解していない。
息子が立派だという誤解は自分にとっていいこと。
このいい誤解が一番の親孝行なった。
僕は立派な息子を演じることができたのだ。
混雑な状況でご迷惑をお掛けしたが、
山田家の代表としていい送り出しができた。
正しい姿ではないが、父親を喜ばすことはできたのではないか。
通夜の日は弟と2人で葬儀場に泊まった。
父の棺を前に一緒に酒を飲んだ。
これだけ弟とじっくり話をしたのは初めてのこと。
腹を割り、これまでとこれからのことを話をした。
決して仲のいい兄弟ではなかった。
いい機会を父が作ってくれたのだ。
結局、父がどんな想いで生きてきたかは聞くことができなかった。
辛いこと、嬉しいことも知らないまま終わってしまった。
病床で苦しそうにしている頃、父は自分の人生に満足しているのだろうかとずっと考えていた。
やり残したことはないなんてあり得ない。
まだ、やりたいこともあったはず。
それでもいい人生を過ごしたのだと思う。
周りの方から慕われ、信頼され、自分を貫き生きてきた。
幸せな人生だったのだと思う。
その息子である僕も間違いなく幸せだ。
父親があったからこそ、今の僕がある。
特に何かを教えてもらったわけではないが、一番影響を受けた。
その存在が今の僕を作ってきた。
これがこれからも続いていけばいい。
カタチは違えど、同じ血が流れている。
僕にも娘にも息子にも流れている。
これからの僕たちを見守って欲しい。
そして、お父さん、ありがとう。
2017年度に入り名大社は変貌を遂げつつある。
これまではノーテンキな会社でノリで勝負してきた。
これからは高度人材になるべく、ビジネスマンとしての常識をひとつひとつ実践していく。
世の中の企業で当たり前だったことを遅ればせながら名大社でも実施するわけ(笑)。
PDCAもきっちりと回していく。
これまではひたすらDo、とにかくDo、あっちでDo、こっちでDo
の会社だったわけだから大きな変化。
そろそろ僕もノーテンキな経営者から脱皮する時が来たようだ(笑)。
そこで登場したのがこれ。
既にタカイやウスイのブログで紹介されているが、
課題図書として「鬼速PDCA」が全社員に配布され、熟読を求められている。
若手対象に勉強会も実施され、頭の中もグルグルと回り始めているようだ。
昨日はリーダークラスにも行われた。
そして、隣に並べてある「入社1年目の教科書」。
これは新人の課題図書。
ここに書かれていることが全て実行できるのであれば、
新人というだけでなく社会人としてもほぼ完璧。
今、僕が読んでもハッとさせられる。
だからノーテンキと言われるのだ(笑)。
先日はこの課題図書を題材に研修を行った。
気になるキーワードもしくは文章を20個ピックアップ。
自身が心掛けることを発表する。
本書の中には岩瀬氏が実践した50の指針が書かれている。
名大社に今年入社したのは3名。
性格、タイプはバラバラ。まったく共通点がない(笑)。
気になる箇所は異なることも多いが、共通項目も多い。
それぞれが名大社の一員としてやらねばならないことを現段階のレベルで落とし込む。
未熟な点はやむを得ない。
そこを認識し、これからの取り組みの中で反映する。
やるべきことが多すぎて頭の中はパンパンかと思うが、
これが社会人としての常識として回せれば、
僕のようなノーテンキな人間にはならないだろう(笑)。
本格導入する人事評価制度含め一人ひとりに変革が求められるのは確か。
いい文化を残しつつ、さらに強いチームや個人を作っていく。
きっとこれからも課題図書が次から次へと登場し、パニックに陥るかもしれない。
もがきながら少しずつレベルアップするしかない。
まあ、それも僕にとっては楽しみ。
そんなPDCAを回していけるといい。
できるかな?
ちょっと心配ではあるけれど。
僕はそ~っと見守るだけだけどね(笑)。