これからも前向きに 名大社会長ブログ

「ザ・会社改造」を読む

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正式タイトルは「ザ・会社改造 340人からグローバル1万人企業へ」。
プロ経営者と言われる三枝匡氏がミスミの社長就任から12年かけて
成し遂げてきた改革を克明に描いている。
理論も大切だが、その実践内容を共に作りあげてきたメンバーの想いを
含め書かれているのは納得感も高い。
よりリアルに感じ、その時々の葛藤が伝わってくる。

340人だった会社を10,000人の会社に成長させたという結果だけ聞けば単なる成功物語と思うが、
その道のりは険しい。
マスコミに報道されない困難な過程、
あまり表現したくないようなマイナス面も包み隠さず書かれている。

僕が10年程前、ビジネススクールに通っていた時にミスミの若手の方と一緒になったことがあった。
当時から会社の新たなビジネスモデルと成長性は注目されていたので、
その最先端な仕事ぶりを聞いてみたことがあった。
答えは意外で、「全然そうでもなくて問題も多いんですよ。」
というような内容だった。
謙遜しているかと当時思っていたが、実際は過渡期で苦労していた時期だったんだ
と本書を読んで思い返した。

企業の成長の裏側には必ず難しい対立や戦いが起こる。
自分が正しいと言いながら行動しない抵抗勢力や口だけしか動かないリーダーなど、
扱いにくい人物はどんな企業にも山ほどいるのだろう。
そことどう向き合っていくか、理解させるまでじっくり付き合うのか、
バッサリ切り捨てるのかもトップとして重要な決断になる。
それを当たり前のことのように飄々と話しながら
淡々に実行する力が「プロ経営者」としての力量なんだろう。
程遠いですね・・・(笑)。

本書のいろんな箇所に赤線を引いた。その一部を公開すると
・社員の意識を変えるために「意識改革をしよう」と叫ぶ経営者は、経営力が足りないのである。
・会社は2年で大きく変わることができるのだ。逆に、
 2年のつもりでやらなければ10年経っても変われない。
・組織が疲れてくると、組織内の抵抗派が力を増す。
・「末端やたら元気」を実現する出発点は、<スモール・イズ・ビューティフル>の組織論である。
・経営者の技量は、過去に経験した「死の谷」の回数で決まる。

他にも沢山あるが、ここまで。
納得感は高いと共に、う~ん、反省・・・である。

1万人の会社を作ろうとは思わないし、そんな能力もない。
ただ会社が成長し続けるためには常に改革していくことは大切。
改めてその必要性を学ばせてもらった。

働くを考える。

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これは2017年の名大社の標語。
毎年、年初の全体朝礼で今年の方向性と共に発表しているのがこの標語。

ちなみに2016年は「自らを律し、組織を強くする。自らを鍛え、業務を改革する。」
ここ数年、つらつらと言葉を並べ標語を作ってきたが、今年はあえてシンプルにしてみた。
えらくビッグワード(笑)。

毎年、年末年始にどんな標語にするのか頭を悩まし、
今回もいくつか浮かび上がった言葉をまとめた。

ここにはどんな意味が込められているか。
全体朝礼で説明はしたが、もう一度、ここでその意味を書いてみたい。
拙い経営者の言葉と笑わないでほしい。

昨今、政府が提唱する「働き方改革」とか大手広告代理店の新入社員の自殺などで、
その「働き方」を問われることが多い。
もちろん、この働き方を考えることは名大社の一人ひとりには必要。
無駄に残業が多い社員がいるのも事実だし、それを是正するのも会社の責任であり役割。
そのことを自分事として捉えるだけでなく、会社事として捉えることも必要。

僕自身はあまりストレスのない職場だと思っているが、これは自分勝手なエゴに過ぎない。
当の本人はこちらが思っている以上にストレスを抱えているかもしれない。
そのことも周りは気にしなければならない。

しかし、それよりももっと重要なこと。
自分が名大社で働く意味であり、働く責任や役割を考えることであり、
働くヤリガイを自分の中に落とし込むことでもある。
また、僕たちは働くことを提供する側の存在。
求職者がどんな働き方が素晴らしいのかも真剣に考えねばならない。
個人でも会社組織でも同様。
そのことを含め「働くを考える」ことをしなければならない。

人はハードワークや厳しい局面で鍛えられ成長できる。
それをどう受け止め消化できるか、周りのサポートに感謝しながら継続できるか、
それも働くを考えること。
効率ばかり求めてもいけない。
一瞬、無駄に思える熱い議論を繰り返すことも大切。
限られた時間に向き合いながら・・・。

そんなことをつらつらと話させてもらった。

この標語に対して、僕がどこまで先頭を走れるかという不安は付きまとうが(苦笑)、
これは全員で意識し行動に落とし込んでいくこと。

1月も気づけばもう2週目。
一日一日を大切にし、働くことを考えていきたい。

仕事始めからのスタートダッシュ

名大社は今日から仕事始め。
改めて、今年もどうぞよろしくお願いします。

初日は全体朝礼からスタート。
僕からの挨拶と標語、方向性の話の後は、
一人ずつ昨年の反省と今年の目標について発表してもらう。
一人5~10分の発表となるため、午前中は朝礼でおしまいになるだろう。
それだけでも結構疲れてしまいそうだ(笑)。

しかし、これも僕たちにとっては重要なこと。
新人もベテランも全員の前で自分のことを話す機会はあまりない。
見方を変えれば、自分の熱い想いを理解してもらういいチャンスでもある。
どんな展開になるかはさっぱり分からないが、楽しみにしておきたい。

午後からは通常業務。
いくつかの新年の挨拶はあるが、基本はいつもと変わらない。
営業も企画も管理部門もいきなり全速力で走るのだ。

全速力といえば、名大社は2017年はスタートダッシュでいく。
一般的な企業は今日、明日働いて3連休になると思うが、名大社はそうではない。
土日と「親子就活セミナー」というイベントを開催する。
(ちょくちょく中日新聞にも掲載もされている。)

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7日(土)は“ジモト金融企業を知ろう”編
8日(日)は“女性が活躍できる企業を知ろう”編

親向けのセミナーはちょくちょく行われると思うが、今回は親子を対象としている。
これは親子の関係性が近い東海地区ならではじゃないかな。
もちろん親だけ、子(学生)だけでも参加は可能。
できるだけ就活生がスムーズな就職活動をするには親の理解も大切。

いかに過保護でもなく無関心でもない関係が大事なのか。
そんなことを伝えながら、業界特性を伝えていきたい。
名大社としても初めての試みで、中日新聞社さんと一緒に開催する。

なんとこのイベントでは僕も2年振りに講演する。
自社のイベントでは干されているので・・・(苦笑)。
5日朝の段階でどれだけ予約が入っているか僕は知らないが、
まだ大丈夫だと思うので、関心ある方は申し込んで欲しい。

そして、来週は転職フェアを開催。
12日(木)は三重県津市アスト津、13(金)、14(土)日は名古屋、吹上ホールにて。
きっと来週のスタッフブログで誰かが宣伝してくれるだろう。
今月26日(木)は今春卒業予定の学生さん向けにも行うし、
2月はイベントを少なくとも4回も行う。
スタートダッシュでイベントも目白押しなのだ。

そんな勢いよく、名大社は今年の業務をスタートさせる。
みんな倒れないでね(笑)。

今年も東海地区を元気にするために頑張っていきます。
どうぞよろしくお願いします。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その8

2017年第一弾の食べ物ブログ。
今年も人気食べ物ブロガーとして邁進して参りますので、どうぞよろしくお願いします。

正月早々なので、この伏見シリーズも豪華に攻めたいところです。
昨年の9月にオープンした「焼肉スギモト HOUSeN(ほうせん)」さんに行ってきました。

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広小路通り沿いにある松坂牛を中心とした焼肉屋さんです。
松坂牛という響きだけで豪華さが伝わってきます。
普段滅多に頂くことはできません。
何かの記念日かお祝いでないと食べることはできません。
しかし、この日は記念日でもお祝いでもありませんでした。
お金に余裕があるわけでもありません。
日頃の活動に共感してくれる方の存在があるようです。

店内も豪華な雰囲気が伝わってきます。

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「山ちゃん、コースでいいかな?」
「はい、お任せします。」
とても大人しい人気食べ物ブロガーになってしまいました。

これが焼肉のコース?と思わせるスタートです。

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「(なんだこれ?)あっ、とても美味しいです。」
たどたどしい会話になってしまいます。

牛タンワイン煮込み。

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「えっ、これ焼肉のコース?」
と気づかれないように再び心の中で呟きます。
フレンチと錯覚してしまいます。
フレンチなんて、つい、口から出てしまう・・・。
日々の生活がバレそうですね(笑)。

そして、ローストビーフのサラダ。

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これも松坂牛です。
これがメイン料理でも十分です。

しかし、ここからが本格的なコースのスタートです。

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アルコールはビールから赤ワインに変わります。
なんとも豪勢です。
ワインのうんちくを語りたいですが、次回に回します。

そして、いよいよ登場です。
松坂牛カルビと松坂牛赤身です。

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じっと見つめます。とことん見つめます。
気がつくと井之頭さんに変身していました。

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「お~、いいぞ、これぞお肉の王様。なかなか、やるじゃないか。」

飛騨牛を扱う食べ物ブログの師匠に叱られそうですが、
つい本音が出てしまいました。

お肉の最後は松坂牛ホルモンMIXです。

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気づけばワインも2本目に突入していました。
松坂牛テールおじやとデザートで〆ます。
とても優雅で美味しい食事を頂きました。

この日はなぜか「日本一面倒くさい女」と言われる知り合いも同席でした。
あちこち勝手に顔を出してきます。
いつもであれば必ず殴り合いになりますが、この日は楽しく平和に過ごすことができました。
松坂牛の力は凄いですね。

ごちそうさまでした。
来週からは通常モードでお送りします。

結局、1年こんな感じ。ランニング日記1612

「ランニング日記」と一流ランナーのようなタイトルを付け、一年が経過した。
ここ数年、月間目標は100km。
目標達成できる月は年に1~2回程度と毎年低空飛行が続く。

気合を入れ直しスタートさせた「ランニング日記」だったが、結果は変わらず。
タイトルを変えただけでは距離は伸びないようだ。
当たり前か・・・(笑)。

例年であれば、少なくとも5つくらいの大会に出場していたが、昨年は2回のみ。
4月の根尾淡墨桜マラソン33kmと12月の安城シティマラソン10km。

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フルマラソンはおろかハーフマラソンも一度も出場しなかった。
マラソンを始めて以来、これだけ大会に出なかった年はない。
これでは距離が伸びるわけがない。
う~む・・・。

ちなみに安城シティマラソンに出場した12月の走行距離は66km。
昨年を象徴するような距離で終了。
まあ、1966年生まれの50歳だから、これは一年の〆としてはいいのかもしれない。
わけわかりませんね(笑)。

名古屋のライバルは年間で1228km走ったという。
僕も年間どれだけ走ったか、計算してみた。
1月81km、2月77km、3月87km、4月101km、5月66km、6月50km、
7月65km、8月60km、9月70km、10月75km、11月67km、12月66km、
合計865km。

完敗である。
東京のライバルには楽勝だと思うが、名古屋のライバルとは比較にならない。
計算上は確実に毎月100km走っている。理想的な距離。
もはやライバルと呼んでもらえないのかもしれない。
困ったもんだ・・・。

さて、こんな情けない状況だが今年はどうなるんだろうか。
東京マラソンにでも出場できれば、情けない状況から脱却できると思うのだが、
今年の予定はナゴヤシティマラソンのみ。
あまり期待できそうにない。

それでも目標の下方修正はせず、
今年も恥を晒しながらせっせと走り、マラソンブログも書いていきたい。
引き続きよろしくお願いします。

映画「海賊とよばれた男」

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原作を読んだのは3年前。当時のブログにも書いた。
普段、あまり読まない小説でかなりの感動を覚えた。
何度も映画館で予告編を観るうちに当たり前ように劇場に足を運んだ。
予告編を観る限り、いい出来栄えじゃないかと期待させてくれた。

と同時に不安に思うこともいくつかあった。
優れた原作の映画化は失敗するケースが多い。
あの上下2巻の超大作を145分にどうやってまとめるのか。
岡田准一はいい男すぎる(笑)。
などなど・・・。

期待半分、不安半分で観たことになる。
友人の評価も様々。賛否両論、入り混じっていた。
では、実際、観終わった後の感想はどうだったか。
面白かった。
厳密にいえば、かなり凝縮しすぎて欠落している点も多いとは思うが、見応えがある映画だった。

何よりも企業のトップが見せるべき姿を明確に描いていた。
これは自分勝手な見方だが、経営者と一般の方とでは
感動したシーンやセリフは微妙に異なるのではないだろうか。
それだけ理想的なリーダーシップが描かれていた。
現代社会にそぐわない点は多数あるが、その本質は変わることはない。
経営者や目指す人には勉強になるんじゃないのかな・・・。
ちょっと言いすぎか(笑)。

本作は出光興産創業者の出光佐三をモデルにしている。
昨今、出光興産と昭和シェル石油の合併問題が話題になっている。
この映画の公開は偶然にすぎないと思うが、
映画や小説を読む限り出光興産の創業家が合併に反対するのは当然のこと。
ファミリービジネス的にいえば、創業の精神、文化を大切にしているとも言える。
大手しか生き残れない時代には、とても難しい判断だと思うけど・・・。

僕としてちょっと寂しかった点。
岡田准一扮する主人公国岡鐡造と綾瀬はるか扮する妻サキの描き方。
ここに時間を割けないのはやむを得ないと思う。
でも、中途半端さは否めない。
他にもいくつかあったかな。恩師との関係性とか(笑)。

それにしても時代考証は見事。
このあたりは山崎貴監督の才能がいかんなく発揮されている。
こんな仕事が得意技なんだろう。

僕は映画は最後の最後まで観るようにしている。
エンドロールもしっかりと観ている。
そこに登場していた。
制作主任 山田哲也。

僕の名前が流れていた。
もしかしたら友人は勘違いしているかもしれない。
「あっ、山田さん、制作に絡んでたんだ」と・・・。

実際は関係ありません。
制作に一切タッチはしていません。
そんなこと言わなくてもわかるか。
そもそも誰も気づいていないか。

これも映画を楽しむ一つなのかもしれない。

謹賀新年2017

新年あけましておめでとうございます。
清々しい朝、清々しい気持ちで一年のスタートを迎えることが出来ました。
本年もどうぞよろしくお願いします。

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ここ数年、元旦の朝はルーティーン。
朝のランニングからスタートする。
天候がいい年がほとんどなので、気持ちよく走れる年が多い。
2年前は天候不順だったが、幸いその年はインフルエンザに罹り走ることができなかった。
ずっと運がいいのだ(笑)。

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自分の中のゲン担ぎになっているわけではないが、僕の一年の始まりは毎年同じ。
同じコースを走り、朝日を眺め帰ってくる。

しかし、今年はいつものコースに加え、近所の神社をいくつか回った。
僕の住む中川区戸田は歴史の古い町で毎年秋には5つの神社を祀るお祭りが行われる。
今まで知識がなかったが、八幡社、天満宮、鈴宮社、神明社、白山社と地区ごとに分かれているのだ。

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息子が受験生ということもあるので、二ノ割神社(戸田天満宮)へ参拝。
もちろん他の神社にも参拝し、商売繁盛を祈願。

今年からランニングしながら近所の神社を回ることを新たなルーティンとしよう。
いい年にするのもしないのも自分の心がけ次第。
酉年だから革命を起こさなければならないわけでもなく、
大空に羽ばたかなければならないわけでもない。

地道でも確実に一歩一歩成長する道を今年も歩んでいきたい。
一人一人の力を結集し、確かなものを作り上げていきたい。

今年一年、どうぞよろしくお願いします。

品格なし?個人の目標は散々・・・。

毎月、月初に「ランニング日記」と称して不甲斐ないブログを綴っているが、
あれも目標結果をキチンとする報告するため。
無意味だとか、もう止めてしまえという非難の声も頂くが、
これもルーティンワークと気にせずせっせと書いている。
しかし、情けないのは事実で止めてしまいたい気持ちはいっぱい。
それでも面白おかしく誤魔化しながら何とか続けている。

そして、また情けない振り返りをしなければならない。
年初に掲げた目標の振り返り。
毎年、理想的な目標を掲げながら無残にも散っていくことを繰り返している。
なぜ、できないんだろう?
誰かに分析してもらいたい。

自分よりも他人を優先しているんだと都合いい解釈もあるが、実際はサボっているだけ。
もしくは目標が高すぎる。
「これで目標が高いだと?ふざけるな!」とお叱りも頂きそうだが、
これもルーティンワークのひとつとして振り返っておきたい。

今年は以下、5つの目標を掲げ、その結果は⇒の通り。
もうどうでもいいですね(笑)。

・50歳としての品格を身に付ける
今年、50歳となる。論語で言えば、「五十にして天命を知る」。
すなわち真の使命感を悟るということ。それがこの一年でできるかどうかは分からない。
しかし、今年から60歳までが自分の中で、本当の使命は何かを知り、叶える年になるのは間違いない。
そのためには50歳として相応しい品格を身に付ける。ただ固い大人になることが50歳ではない。
一つは若さを保ちつつも、年齢に見合う発言をすること。
それは経営的な観点だけでなく、文化的、哲学的な面も含め教養を身に付けるということ。
それが会社のとっても有益に働くと考える。

⇒正直、50歳の自覚がない。使命感もあるがまだ弱い。
若さは保っているとは思うが、品格もなければ教養もない。
来年以降も少しずつ身に着けるしかない。

 

・ルーティンの徹底
50歳の品格に繋がる要素もある。これまで毎年のように読書●冊、
月間100kmラン、映画●本など語ってきた。
実際は目標に届かないことがほとんどだが、目標設定をしていなければもっと出来ていないはず。
これは自分の中のルーティンにしなければならない。
あくまでも読書年間55冊、月間100kmラン、映画年間24本、ジム週1回を目標とする。

⇒この中で達成できたのは映画の鑑賞本数のみ。
映画は29本。月2本以上観たことになる。邦画20本、洋画9本と圧倒的に日本映画。
邦画ファンとしては久々に量を観た。
このことについては改めてブログに書きたい。
ちなみに読書は40冊、100kmRUNは1回のみ、ジムは2週に1回くらい?と全く話にならない。
なんとなくのルーティン・・・。

 

・「無用の学」を学ぶ
これまで読書についても、講演、講座についても、
ビジネスや経営に直結する「有用の学」ばかりを取り入れてきた。
もちろんそれは重要で、これからも基本としていくが、今年は「無用の学」を取り入れたい。
直接はビジネスに直結しない歴史や文化などを学んでいきたいし、
そのような書籍や学ぶ場に参加していきたい。

⇒「古事記」の勉強会を主催し参加したことがこれにあたる。
僕は愚か者副本部長の櫻山さんに付いていっただけで全くの無知だったが、
この場で初めて知ることが多かったのは自分にとっても財産となった。
天皇や神社について何も見てこなかったことは大いに反省。
それと同時に日本人としての誇りを感じることもできた。
一定の成果はあったのかな。

 

・自己への投資
これまでの事を踏まえると自分自身に投資をしなければならない。
今までも名大社の中では誰よりも自分に投資をしてきたと思っている。
だからこそ今、このポジションで仕事をさせてもらっている。
しかし、ここ1~2年はサボってきたかもしれない。
何に投資していくかは決まっていないが、自分自身に対して投資をしていきたい。

⇒これはどうだろう?
映画に支払ったお金は投資になるのだろうか。
古事記の勉強で奈良や京都に行ったことは投資になるのだろうか。
昨年までよりは意識的にいい物を身に着けるようになった。
これも投資になるのだろうか。
本来の意味では全然足りていないだろう。

 

・健康管理
やはりアルコール量はもう少し減らした方がいいかも。
みんなに心配を掛けては申し訳ない。
飲みに行くのはせいぜい週3回にしたい。

⇒ありがたいことに健康である。
人間ドックも何も引っかかることはなかった。
だが、アルコール量は減らしていない。
週3回の飲み会の時もあったというくらいでそれより多い週もかなりある。
12月は計算すると18日、飲みに行った。
出勤日は20日間だから、これはどう解釈すればいいのだろうか(笑)。
それでも努力はしている。
2軒目、3軒目に行くケースが減った。錦3丁目はかなり減った。
それは健康管理に気を遣っている証といえるだろう。

 

全体の目標を改めて客観視するとすべてが中途半端に思えてしまう。
それでも多忙だったし充実もしていた。
何より一度も体調を崩すことなく皆勤賞であるのはスゴイと、自画自賛。
二日酔いもほとんどなかったような気がする。

さて、来年はどんな目標を立てるかな・・・。
今日で2016年も終了。
このブログもルーティンを貫き、月21本もしくは22本書き、年間254本となった。
1回あたり平均1000文字なので、254,000文字書いた。
粗製乱造という話もあるが気にしない、気にしない(笑)。

一年間お付き合い頂き、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

今年も感謝すべき一年

名大社は一昨日28日で本年の業務は終了。
1月4日までが年末年始休暇となる。
今年も一年が早かった。
毎年早くなっているように感じるのは歳を取ったせいでもあるだろう。

例年であれば、仕事納めの前日に社員総会を行い一年の振り返りと
優秀社員表彰の発表を行っていたが、今年から年度に合わせ3月に実施することにした。
従って、今年の年末は納会を行うだけのシンプルなもの。
最終日は掃除と席替えした後、セミナールームで一年の労をねぎらった。

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お酒は移転の際、多くの方からお祝いで頂いたので充実していた。
普段飲めない高級なお酒を全員で楽しんだ。
最終的にはあちこちのテーブルで花が咲きグダグダな飲み会だった(笑)。

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最後はオクダが名古屋ナモ締めで〆たけどね・・・。

基本的に会社で何かを取り組む時は全員参加で実施している。
社員旅行や研修、飲み会を含め全員で行う。
新人もベテランも関係ない。

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27日に行った研修もそう。
やむを得ない事態が発生し、一部メンバーが欠ける場合はあるが、
本人の意思で不参加という状況はない。

いろんな方と話をすると社員旅行には半分くらいしか参加しないとか、
飲み会も嫌がるので強制はしないとよく言われる。
幸い名大社ではそういったことがない。
もしかしたら我慢しているメンバーはいるかもしれないが、その声は僕のところには届いていない。
届いていないだけだったら問題だな(笑)。

12月8日に開催した忘年会も自分でいうのはおこがましいが
名大社らしいとてもいい忘年会だった。
会場となった「オキナワAサインバーKOZA」秋吉オーナーがこんな嬉しいブログを書いてくれた。
その時のブログはこちら。
「幹事賛歌」

僕が自社のことを言うと、ただのアホと思われるかもしれないがそれでもいい。
僕は名大社はいい会社だと思う。
それは僕が優れているということではない。
一人一人のお互いを想う姿勢が上手く繋がっている。
それは社内だけではない。
クライアントやパートナーさんにおいても同様。

もちろん足りない点は多い。
課題も山ほどある。
僕の出来なさ加減で全体に迷惑をかけることもある。
自分勝手な発想で余計な仕事を作ってしまうこともある。
それでも僕はいい会社だと思っている。
それがとてもシアワセだと感じている。

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今年はオフィスを移転した。
多くの方からお祝いを頂いた。
感謝しなければならない。
そして、その期待に答えなければならない。

気がつけば、僕が社長になってこの12月下旬で8年目となった。
この7年間の実績は決して褒められるものではない。
優秀な経営者であればもっと会社を成長させていたことだろう。
経験を積み重ねても未熟さは変わらない。

しかし、こうして無事にこの一年を過ごすことができた。
年末はホッとできるわずかな期間。
そして、改めて感謝する期間。
今年一年ありがとうございました。

明日は個人的な振り返りをします。
かなりグダグダになるだろうな・・・(苦笑)。

食べ物のはなし 番外編 明太子

たまには名古屋駅周辺をうろちょろします。
今年完成したビルの一つにシンフォニー豊田ビルがあります。
こちらはオフィス以外にホテルや映画館も入っています。
映画館のミッドランドスクエアシネマ2は最近のお気に入りです。

映画コラムニストとして仕事をする場合、
こちらの施設を利用するケースが増えています。
今年は人気食べ物ブロガーだけでなく映画コラムニストとしても活躍しました。
溢れる才能を抑えるのに苦労する毎日です(笑)。

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地下にはレストランが構えています。
この日はモーレツにメシを食べたい気分でした。
「博多もつ鍋 やまや」さんに行ってきました。

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こちらのランチは4種類あります。
忘年会が続くと体は魚を欲します。
先週の食べ物のはなしと同じです。

この日の日替わり定食は身が引き締まったさんまです。
何て呼ぶかは忘れました。
レジで食券を購入し、カウンターに案内されます。
しばらくすると
「おまたせしました。日替わり定食です。明太子と高菜とご飯は食べ放題です。」
と優しく声を掛けてくれます。

日替わり定食 1000円(税込み)

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「お~、そうそう、こうゆうメシが食いたいんだ。今日はガッツリいくぞ!」
と気合を入れます。
まずは普通に味噌汁、白飯、さんまの順序で食べていきます。
「おお~、いいぞ、なんだかメシを食ってる感じ。こんな昼メシを食いたかったんだ。」
いつもに比べ品のないセリフが勝手に出てきます。

ちょうど一杯目のご飯がなくなりました。
さんまは1/3程度、残っています。
いよいよ投入です。
「すいません。ご飯のお替りをください。」
目の前にある器の蓋を開けるとてんこ盛りの明太子と高菜が顔を出します。

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「お~、なかなか、やるじゃないか。」
明太子をグワシと箸で掴み、どんぶり、いや茶碗にド~ンと乗せます。
「お~、いいぞ、いいぞ、これが正しい日本のメシだ。」
一人で頷きながら食べ続けます。
続いて高菜も投入します。
どんどん米粒が消えていきます。

「すいません、ご飯、お替り!」
言葉も端折ります。
たまにはこんなガッツリと食べなければなりません。
2016年の人気食べ物ブロガーの仕事もこれで終わりです。
思う存分、力を出さねばなりません。

「ふ~っ、食った、食った。もう腹いっぱいだ。」
と一息ついたところで隣を見ます。
お隣さんの唐揚げ定食が運ばれてきました。

「うわっ・・・」
思わず唸ってしまいました。
凄いボリュームです。
唐揚げだけで確実に2杯のご飯はいきます。
そうなると4杯は食べられる計算になります。
「ご飯3杯で喜んでいるオレはまだまだだな・・・」
未熟さを痛感します。

人気食べ物ブロガーの戦いは終わりそうにありません。
どうやら来年も食べ物ブログは続きそうです。
今年一年、お世話になりました。
来年もよろしくお願いします。