やっぱり読んでしまった。それも読書スピードの遅い僕にしては一気に読んでしまった。やはり引き込まれる世界。
ドラマが大ヒットしたので、その注目度は更に高まったが、このシリーズを僕はもっと前から注目していたのだぞ(笑)。
スケールはどんどん大きくなっていく。今回は大物政治家を相手に戦うのだから、半沢直樹は怖いもの知らずの人物。
モヤモヤ感を吹き飛ばしてくれる。フィクションの世界だが、実際、裏社会ではあり得そうな話だし・・・。
気持ち良く読ませてもらったのだが、なんだかなあ~、困ったもんだなあ~と思わなくない点もない。
このシリーズに共通していることなのだが、登場人物の大半は仕事をしていない。この表現は語弊があるのかもしれないが、本来やるべき仕事をしていない登場人物が大半。
だからこそ正義感が強く仕事に真摯に向き合う半沢直樹が主人公として生きるわけだが、そこで叩き潰される人物は僕が思うに仕事をしていない。
実際はしているのだろうけど、その目的が正しくない。全ては保身のためであり、自分の利益のためである。
それじゃあ会社がダメになるでしょ?と思ってしまう僕は余裕のない証拠かもしれないが、全体をよくしようという気概が一切見られない。
これが一般的な企業社会の中でまだまだ多いのであれば残念なことだし、若者の未来は描きにくいはずだ。だから勧善懲悪のストーリーになるのだろうけど・・・。
僕はスケールの小さいところでコツコツ生きるとしよう(笑)。
そういえばドラマでも話題になったセリフ「やられたらやり返す、倍返しだ!」。ドラマではやたら出てきたが、本書では確か1回のみじゃないかな・・・。
さてここまで来た半沢直樹。次はどこへ向かうのか。きっと海外の大富豪や外資ファンドあたりと戦うんだろうな・・・。
そうなんでしょうか?池井戸さん(笑)
かなり売れているようだ。僕はこの類の書籍に興味があったというよりは、あまりにも周りでこの書籍について評価しているので、これは読んでおかんとマズイなあ~という気持ちの弱さから読んだようなもの。
その時点でアドラーに悟られるのかもしれない(笑)。元々、心理系や哲学系の書物は得意ではなく、ほとんど手にすることはない。
僕のシンプルな(単細胞ともいう)脳ミソに原因はあるのだろうが、哲学書の難解な表現がどうも体にフィットすることが少なかった。名前に哲を頂いてはいるが・・・。
キャリアカウンセラーの資格を取得する段階で心理学はほんのちょっぴり学んだし、営業やマネジメントの仕事も心理に大きく関わることもあるため関心がないわけではないが、その専門分野になると足が遠のいてしまうのが実情なのだ。
恥ずかしいながら、アドラーの存在についても全くといっていいほど知らなかった。
当然、その思想なんて知る由もなかった。あまりにも無知だったな・・・。そんな意味では今回の「嫌われる勇気」はいいキッカケになったのかもしれない。
変な難しさもなく、ヨーロッパ人を対象にしているわけでもなく(笑)、明らかに日本人向きに書かれている。僕なんかはちょっとしたビジネス書ではないかと思いながら読んでしまった。
確かにここに書かれているような悩みを持っている人は多いと思う。
どちらかといえば高校生までぐらいの僕もそうだったかもしれない。ただ大学生あたりから自分を縛らなくなった事により、自由になり気持ちがラクになったように思える。
それは今も同じで、いや、さらに加速しているという話もあるけど(苦笑)。
こんな僕でも悩みはいくつも抱えているが、どうでもいいようなことは悩まなくなった。それがもしかしたらアドラーの思想に近いのかもしれない。
このブログに書いている書評は全くを持って意味不明で、書籍の参考にならないことはご勘弁を・・・。
ただこの分野にあまり関心がない人がたまには読んでみるのもいいだろう。何とも無責任な・・・(苦笑)。
今回、HPを一新した。前回の更新が2010年6月だから4年前になる。当時は僕が社長に就任したばかりの頃。今と気持ちは変わらないのだが、語るべきことは限られていた。
4年経過してもほとんど成長していないなと鋭い指摘をする方もいるとは思うが(苦笑)、会社は少しずつであるが変化してきた。事業領域を含めメッセージとして発信すべきことも多くなってきた。
各コンテンツは状況に応じリニューアルしてきたが、今回はトップページからコーポレートサイトまで全体をリニューアル。
正しく表現すればトップページは1か月前には変更していたのだが、コーポレートサイトは後回しで、それが先週末ようやく完成。
もちろん僕もチェックをし原稿も修正してきたのだが、気づいた時に変更されていた感じ(笑)。
Webの世界は移り変わりが目覚ましく、数年経過しただけですぐ古臭くなってしまう。僕も既にオジサン領域なので、Webでの最先端が何なのかはよく分からない。
コピーは注意してチェックするものの、デザインは若い連中に任せた方がいい。一部手直しは残っているが、当面は今回のリニューアルで会社をお知らせしていく。
コーポレートサイトは行動指針「名大社way 7つの約束」を前面に押し出したりし、メッセージ性が強くなったんじゃないのかな・・・。
あとはボンクラ社長がしっかりするだけですね・・・。
そして間もなくブログもリニューアルする予定。と言っても内容は変えようがなく、くだらない愚かな事ばかり書いていくとは思うんだけど・・・。
ぜひホームページをご覧ください。学生・求職者向けページはスマホ対応もしています。
中途半端な時期ですが(笑)、どうぞよろしくお願いします。
今日から8月。夏本番である。
そんな中、スーツを着て就活をガンバっている学生さんを見ると思わず、「もっと肩の力を抜いて、気楽にいこう~」と声を掛けたくなる。
僕らがクールビズ状態なのに、学生さんがスーツ姿なのは気の毒に思うし、不公平感も感じたり・・・。就職活動もこの際、クールビズでいいのではないか。
そんなことを思いながらも、今年の就職活動は昨年までとは様相が明らかに違う。求人倍率が大幅に好転したこともあり、一気に売り手市場へと流れは変わってきた。
名大社で採用のお手伝いをするクライアントも今までとは状況が異なり、採用に苦戦する企業も増えてきた。
一方で学生さんはどうか。複数内定を確保し、何処にすべきか迷っている学生さんも増えたが、思うように進まない学生さんもまだまだ多い。
大きな理由の一つとして、お互いがお互いを見ることができないという単純な理由もある。
そんな状況を僕らは何とかしたい。ひとりでも多くの人に東海地区の企業を知ってもらいたい。できるだけいいキッカケを作ることで、お互いのミスマッチをなくし、身の丈に合った働く場を提供していきたい。
そこで、この8月は名大社と日経就職ナビを運営する業界大手の株式会社ディスコが手を組み、共催というカタチでイベントを実施することにした。
お互いのリソースを最大限に使い、より学生にとって、より企業にとって、いい場所を提供していく。初めての試みである。
(おっ、名大社社長、よく決断したね。違うか・・・笑)
クライアントの期待感もあったとは思うが、おかげさまで販売は早々に終了。会場となるウインクあいちもギリギリの枠数で対応。いい意味でディスコさんとはライバルとしても戦わせてもらった(笑)。
あとは当日を迎えるだけ。お互いのオペレーションは微妙に異なるが、そこは力を合わせていいイベントを手掛けていきたい。
そのイベントの詳細はこちら
<日時>2014年8月5日(火)・6日(水)
11:00~17:00
<会場>ウインクあいち 8階展示場
名古屋駅より徒歩5分
この夏、最大級の就職イベント。
今回のイベントが少しでもジモトの役に立つことを願いたい。
今朝は意外と涼しいが、毎日、暑い。昨日は朝ランするものの、8km走っただけでフラフラだった。
熱いといえばナゴヤドーム。この週末、ジャイアンツに3連勝は逃したものの、2勝1敗とドラゴンズも調子を上げてきた。
一昨日の土曜はリリーフの岩瀬投手が日本球界初の400セーブを達成。
その試合をナゴヤドームで観戦していた息子は感動を味わった共にいい経験をさせてもらったよう。逆転勝利のいい試合だった。
プロ入りから15年かけ、前人未到の記録を打ち立てた。岩瀬投手はドラゴンズの誇りであり、母校の誇り。
スポーツ選手の世界では全く無名の母校で唯一のトップアスリートといっても過言ではないだろう。スポーツに限らず、他に有名人なんて誰もいないし・・・(苦笑)。
それだけが喜びではない。強い精神力で持ってここまで築き上げてきた記録は地道に働くビジネスマンにも大きな勇気を与えてくれるはずだ。
誰もが岩瀬投手のようになれるわけではないが、体や精神を整え継続すれば力を発揮し続けることはできる。
以前、ドラゴンズの森ヘッドコーチの講演を拝聴した時にこんなことを話されていた。日本シリーズで山井投手が完全試合の可能性を残したままピッチャー交代をした時のことを。
落合監督の采配や山井投手のコンディションばかりクローズアップされているが、リリーフで登板し無安打に抑えた岩瀬投手をなぜ取り上げないのかと・・・。
あの場面で相当なプレッシャーの中、ヒットを一本も打たれなかった岩瀬投手をマスコミはなぜ誉めないのかと苦言を呈していた。
確かにあんなところで交代させられたら通常の精神力では持たないだろう。登板拒否したくなるのが、一般的な精神状態なはず。それを何ひとつ表情を変えることなく、当たり前のように無安打で抑えた。
今、こうして新記録を樹立したのも納得できる話だ。
いやあ~、やはり母校の誇りだな・・・。
今後、どこまで続けられるかは分からないだろうが、これからも僕らに勇気を与えて欲しい。
岩瀬投手、400セーブおめでとうございました!
ちなみに写真のサインボールは400セーブ記念のボールではありません。誤解のないように・・・(笑)。
今週火曜は僕が参加する西川塾班会議が行われた。西川塾とはユニーの創業者の西川俊男氏を塾主として学ぶ経営塾。
月1回の例会があるのだが、それとは別に3班に分かれた班ごとに班会議(勉強会)を隔月のペースで実施。
僕はこの4月から一つの班の班長を任され、12名のメンバーと一緒にその時々のテーマで情報を共有したり、ディスカッションを行う。
今月は僕の番で、班メンバーを中心に16名で班会議を実施した。
ここでは塾主はオブザーバー的な役割で、塾生の発表や意見に対し、アドバイスや過去の経験を話されることが多い。
今回は「会社の存在感(存在価値)」について、メンバーと情報共有を行い、ディスカッションを進める予定であったが、僕の進行がイマイチで活発な議論が繰り広げられるという場を作ることができなかった。
その原因は明らかに僕のファシリテーターとしての力量不足。
正直な話、それほど苦手な役割ではない。学生向けのパネルディスカッションや他の場でもファシリテーターを務めることもあり、それなりに盛り上げることができるという自負はあった。
しかし、今回のケースで言えば、それが過信となり、スムーズな進行ができなかった。これまでの場合、かなり準備に時間を掛けてきた。
予想される展開を考え、事前にパネラーやメンバーには質問事項と全体的な流れを伝えていた。それによりメンバーからの意見も活発になり、次から次へと話が繋がっていくことが多かった。
今回は全くそれがなかった。班会議の数日前にテーマを投げかけ、それ以降、ごく簡単な準備しかしてこなかった。
忙しかったのはただの言い訳で、ぶっつけ本番でも何とかなると自分の中で思い込んでいたのだ。
そのあたりを会の終了間際に塾主にも指摘された。塾生として大変失礼な態度である。我々のために時間を割いてくださる好意に無礼をしたのだ。
時間内でまとめて、一見、何とかカタチになったように思えたが、その本質は見抜かれていた。もっと事前の擦り合わせを含め、準備に時間を掛けるべきであった。
大変、申し訳ありません・・・。
特に会議やワークを仕切る場合は、事前準備が肝となる。それがどこまで組み立てられるかでその会の成否は決まる。その場のテクニックなんて、あまり役に立たないし、見せかけでしかないのだ。
今回、ファシリの難しさと事前準備の重要性を改めて知ることとなった。
あ~、愚か者・・・。まだまだ足りないことが多すぎる・・・。