これからも前向きに 名大社会長ブログ

映画「梅切らぬバカ」

77分という映画としては短い作品。
しかし、短さを感じることはなく、かといって退屈さは一切ない。
頃合いの良さが鑑賞後の印象。

49歳の誕生日を迎えた自閉症の息子(知的障がい者にもあたる)と年老いた母親を描いているが、
そこに悲壮な雰囲気はない。
一般的にいえば、この親子関係なら楽しいことより辛いことの方が多いと考えてしまう。
もちろんそんな環境もあるだろうが、それは僕らが勝手に想像しているだけ。

親子には親子にしかわからない深い愛情があり、
その環境だからこそ幸せに思えることもある。
日常が当たり前すぎると関係性の有難さをむしろ忘れてしまう。
大いに反省するところ。
もっと家族に感謝しなきゃいけない。
映画を観ながらつくづく感じた。

本作に悪い人は登場しない。
周りに気を使い、自分たちの平穏な生活を健全に望む。
だが、時にそれが人を傷つけてしまうことも多い。
誰しもが自分の正しさを語っているだけなのに。

多様性の大切さを頭では理解していても、間近だと本能的に体が反応する。
なんらかの偏見が体の中に内在している。

それは僕も同じ。
いくら綺麗ごとを並べて理解を示しても、体のどこかでは別の反応をしてしまう。
そこに対峙させながら少しずつ深めていくしかない。

そんな意味では子供の方が純粋に世の中を見れるのかもしれない。
噓でごまかすこともできない。
大人になると汚れてしまうんだな。
そう思うと塚地武雅が演じた息子忠さんが一番純粋な生き方。

この親子がとてもいい味を醸し出していた。
加賀まりこはおっかないイメージしかなかったが、こんな優しい母親だとは・・・。
この母と息子が作品をほのぼのとさせ、普通に生活することの尊さを教えてくれた。

本作のプロデューサーは本間英行氏。
大学の映画研究会の先輩。
7歳年上なので部活では被っていないし、校舎も違うので接点はなかった。

僕は新人の頃、東宝の事務所でお会いしたことがある。
多分、本間さんは覚えていないと思うが、いろんな話をさせてもらった。
僕も映研の部長だったので、そんな点では近しい関係。
僕が東宝を受かっていたら、同じような人生だったりして・・・。
あり得んか。
身近な存在と勝手に思うことは許してくれるだろう(笑)。

あくまでも個人的に評価でしかないが、2021年の日本映画は秀作が多い。
今年は例年より本数を観ているせいもあるが、そう感じる。
本作もそう。

2021年も間もなく終わるので、今年は自称映画コラムニストとしても一年を振り返ってみたい。
あと1~2本観れるかな。

本作も何気におススメします。

めっきり寒くなってきた、ランニング日記2111

朝晩が急に冷え込んできた。
先月も同じような書き出しだが、比べ物にならない。
また、日も短くなり朝6時でも暗い。

そんな季節になってきたのだ。
朝5時に起床し、スマホチェック、新聞チェック、ブログをアップし、
家を出ようとするのが6時前。
半月前であれば、5時45分頃にランニングに出ていたが、日に日にその時間が遅くなる。
12月は6時過ぎに外に出ることになるだろう。
明るくなるのは6時半だし・・・。

逆に夏場は5時すぎに走り出し、シャワーを浴びた後にブログアップ、
新聞チェックになるので、季節により行動の時間帯が変わる。
単純に暗い時間帯を避けているだけだが、これが季節を感じる要素となり敏感にもなる。
決して悪いことではない。

この11月からは平均ペース週3回で夜の予定が入ってきた。
翌日に影響するケースもあるが、
今のところ平日もコンスタントに走ることができている。
特に11月は週20~30キロといいペース。
平日3回×5キロ、休日1回×10キロ。

これが継続できれば確実に毎月のノルマは達成できる。
それに近いランニングができたのが11月。
天候にも恵まれたので大きくペースを乱すことはなかった。

その結果、11月の走行距離は103km。
3ヵ月連続でのノルマ達成。
パチパチ。

もはやノルマ達成が当たり前だとライバルを含めたブログファンは面白くないのかも。
12月はさらに夜の予定が多いので、分かりませんよ。
お楽しみに・・・。

ちなみに11月は東京出張もあり、久々に皇居を1周。
ランニングのタイミングで太陽も登ってきたので、気持ちよかった。

いつ振りだろうか?。
ほぼ2年振りじゃないかな・・・。
ランナーも多くなってるんだろうね。

この季節は走り始めはちと寒いが、走り終える頃に程よい汗をかくので、
年間通して一番走りやすい季節かもしれない。
そこはやはりノルマ達成しないとね。

さて、1年の締め括りとなる今月はどうか。
できれば新記録達成といきたい。
これ以上、夜は誘わないでね。

奥井さん、37年間、お疲れさまでした。

これまで名大社には僕より先輩のメンバーが2人在籍。
その一人が奥井さん。
定年後、雇用延長を継続し、来年1月で満了となる。
そのため一昨日11月30日が名大社への最後の出勤となった。

奥井さん、37年間、お疲れさまでした。

本来は全員で送別会を実施したかったが、本人の体調とこの環境を考慮し見送り。
夕方に全員に集まってもらい挨拶の時間を取った。

奥井さんの素晴らしいところはいつどんな時でも手を抜かない、愚直に仕事を進めるところ。
ギリギリまで営業としてもこだわり、11月はなんと3件の新規契約をし新規賞も獲得。
そんな仕事の締め方も奥井さんらしさ。
その姿勢には改めて尊敬の念を抱く。

冒頭はその新規賞の表彰と僕の挨拶から。
奥井さんとの思い出話をいくつかする中で、
僕が入社一年目にオシャレなお店に飲みに連れて行ってもらったことを懐かしく語った。

本人は全く覚えていなかった(笑)。
新卒サイトの立上げの際は奥井さんの力がなければ成し遂げられなかった。
そんな話をつらつらした後に奥井さんからの挨拶。

あまり人前で話すことを得意としないため、きっちりとした原稿を作り、
それでもユーモアたっぷりに名大社での思い出を語ってくれた。
いろんな思い出やまた会社を去る寂しさもあるのだろう。
涙ぐみ、言葉に詰まる姿にはみんなもウルッときたと思う。
奥井さんのそんな姿は初めて見たといってもいい。
やはり、こんな時間は大切だ。

挨拶の後は各部門を代表して一人ずつ、奥井さんに贈る言葉。
紹介事業部の荻上は一緒に行った鈴鹿市の委託事業のことを。

商品管理部の不破は奥井さんの丁寧な制作物の仕事のことを。

営業部の重野は同じチームでやっていたイベントデータ集計のことを。

いずれも奥井さんの実直な仕事ぶりを表すエピソードだった。
そして、最後は堀口さん。

長年共にしてきた仲間への温かい言葉。
これまでいいことも辛いことも一緒に経験してきた。
外には公表できないエピソードもあり笑いを誘っていた。
奥井さんのネタがあれば2時間は軽く飲めるという。
僕も同時進行で走ってきた仲間として、いろんな姿が頭に浮かんでいた。

サプライズ的に一番若手の久保田、松本から花束とワインの贈呈。
照れていたのか、距離感のある写真(笑)。

最後は全員で急きょ記念撮影。

あれっ、ナンバー2がいない・・・。

今月の鈴鹿のイベントは手伝ってもらうが、会社としては一昨日が最後。
しばらくはゆっくりと体を休ませてください。
また、いずれは奥井さんらしく精力的な活動を。

奥井さん、37年間、会社を支えてくれて本当にありがとうございました。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その201

先週200回記念を迎え、メディアからの取材が殺到するかと待ち構えていましたが、
何も起こりませんでした。
伏見飲食協同組合からの表彰もありません。
予定を空けていましたが、実に静かな一週間。

寂しい12月のスタートとなりました。

まだまだ努力が足りないということでしょうか。
一部のエールはありましたが、これも身内で・・・。
思い切って伏見シリーズにピリオドを打とうかとも悩みましたが、
ここは気持ちを切り替えて臨むこととします。
引き続きのご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

さてさて、201回目。
どんなお店が相応しいでしょうか。
やはり新たな姿勢が求められます。

会社から西に向かったすぐの場所にある「コリアンダイニング季朝園」さんに行ってきました。

これが新たな姿勢の相応しいお店なのかと思われるかもしれません。
そうなんです。
この場所がそうなんです。
この場所は伏見シリーズがスタートして4度目の登場。
すなわちこの5年間で3回お店が変わっています。

こちらが1回目。伏見シリーズ その7
こちらが2回目。伏見シリーズ その66
こちらが3回目。伏見シリーズ その115

「天ぷらとワイン 小島」さんがオープンした時は少し安心しました。
名古屋市内に展開する数店はいずれも人気店。
混み合う店として有名です。

しかし、意外と伏見は天ぷら激戦区。
いつの間にか閉店していました。
業態のせいなのか、立地のせいなのか。

そこでオープンしたのがこちらのお店。
韓国料理は伏見ではまだ競合が少ないのかもしれません。
こちらは調べてみると大阪では人気店のようです。

ランチは充実しています。
チゲやサムギョプサルの定食もあります。
しかし、ここは定番で攻めるべきでしょう。

注文するとまずキムチが運ばれます。

あとで気づきましたがキムチは食べ放題。
う~ん、早く言ってよ。
メニューにも堂々と書いていますが・・・。

あったかまんぷくセット 950円

石焼ビビンバとマンドゥクッのセットです。
マンドゥクッは初めて食べました。
スープ餃子と言えばいいのでしょうか。

石焼ビビンバをかき混ぜ、おこげを作ります。

あまり美しくはなさそうですね。
スミマセン。
そこに食べ放題のキムチを投入すると味変になり楽しめるのかもしれません。
この季節としては体も暖まり、午後からも頑張れますね。

今、韓国料理は若い女性に人気なんでしょうか。
ランチとしては高めなので心配していましたが、お店を出る頃には待ち客が並んでいました。
元々のお店が人気なんですかね。

いずれにせよ長く繁盛して欲しいと願うばかりです。
ごちそうさまでした。

1年8か月ぶりのリアル

先週金曜日はふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)の11月例会。
正式にはハイブリットだが1年8か月ぶりにリアルでの開催。
ようやく全国の同業者の社長が集まり例会を開くことができた。

事務局であり会長である僕は事務局長に命じられ、
朝一番に会場となるハナリー島(先週のブログで紹介)に向かい、
カメラ・マイクチェックを含めた会場設営。

午前中は幹事会を行い、午後から例会がスタート。
この1年ちょっとの間に新たに2社の加盟会社が加わったが、
リアルで会うのは初めての方がほとんど。
オンラインで挨拶しているとはいえ、名刺交換から始まる何とも不思議な光景。

全加盟会社がリアルで集まるのは難しいが、こうして顔を合わせるのは誰もが嬉しいもの。
参加した全員がテンション高め。
オンラインでしか参加できなかった方は羨ましそうにこちらを眺めていた。
(実際は見えないけどね)

例会自体は全体の情報共有や各社の事業報告など真剣そのもの。
こうして各地域の新卒、中途動向を窺えるのはありがたい。

そして、今回は特別企画として創業者座談会を開催。
この場には各加盟会社の社員の参加もOK。
名大社のメンバーにも聞いてもらいたかったが、転職フェア開催日のため難しかった。
とてもいい話が聞けただけに残念。

座談会は人材情報センター夏至社長、パフ釘崎会長、キーカンパニー下薗社長の3名。
ファシリテーターをパフ吉川社長に務めてもらった。

起業のキッカケから成功体験、失敗体験、人材採用、リタイヤのことまで多岐に及ぶ。
お互い付き合いは長いが、知っているようで知らない事実は多い。
普段では敢えて話さないネタも飛び出し、面白おかしく聞くことができた。

起業のきっかけも壮大な野望とか理念というより、
泣く泣く起業したとか、酔った勢いで起業したというケース。
本音でストレートな話はやはり共感を生みやすい。
Fネット加盟会社の社長は創業者が多いので、うんうんと頷いていた。

3人とも順調な事ばかりでなく、苦労した時期を乗り越え現在に至る。
僕自身が学ぶべき点は多かった。
起業してよかったか?という問いには全員が〇。

やや、やらせっぽい写真だが同じ意見。
こうして例会は終了。
そして、こちらもみんなが待ち焦がれていた懇親会。
会場はそのままでなだれ込んでいった。

盛り上がりをみれば、この場を待ち望んでいたことがよく分かる。
せっかくのハナリー島なので順番に歌も披露。
パフの新旧社長をその代表としてアップしておこう。

僕は新幹線のぞみの最終に乗るために中座したが、できれば最後までいたかった。
やはり気の置けない仲間と一緒に語り合える場は貴重だし実に楽しい。
久々にリアルで仲間と顔を合わすことができて本当に良かった。

来年1月もそんな開催ができることを期待したい。
お疲れ様でした。

ハナリー島で補佐官をやってきた。

昨日、一昨日は東京。
昨日は1年8ヶ月ぶりのふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)リアル例会。
それは週明けのブログにするとして、今日は一昨日のこと。

日中の業務を終え、夜はパフ釘崎会長、ここでは大統領が運営するフォークソング居酒屋ハナリー島へ。

食事に出掛けたわけではない。
なんと皿洗い補佐官としての仕事に出向いたのだ。
ちなみに僕はハナリー島のプラチナ会員。
様々な特典がある。
一度も使ったことはない。

今回の皿洗い補佐官はその恩恵を受けるのではなく、単なるお店のお手伝い。
もちろん無償。
つくづく自分の人間の大きさに感動してしまう(笑)。

18時前に店に入ると大統領はせっせと仕込みをしていた。

「あ~、一応はちゃんとやっているわけね・・・」
と横目で見ながら、エプロン姿に変身。
(似合ってる姿を撮り忘れた。)

続々とお客様が来島されたので接客。
続々といっても2グループだけど。

お客様の前では分かったふりをしていたが、
飲みものがどこにあるのか、グラスの置き場所は何なのかも知らない。

調理をする大統領にちょくちょく聞きながらの応対。

ハナリー島がいいのは会員制のため理解のあるお客様がほとんど。
多少、失礼な態度であっても許される。
(そんな態度は一切にしてませんが・・・)
皿洗いが役割だが洗う皿もないので、ホール補佐官として動く。

手伝う以上は売上を向上させなきゃいけない。
普段全くオーダーのないホッピーやあての外れたボジョレーの注文が取れたことは僕のおかげ。
売上は知れているが貢献したね。

一番人気はこれ。
ウスキボウル。

これが好評。確かに美味い。

空いた時間に最初の賄い。

仕事中にお酒を飲むなよというご批判もあるが、寛容なお客様ばかりなので・・・。
途中に生ビールを上手く注ぐための練習として、こっそり生ビールも飲んでいたしね。

それぞれのグループがいい感じで盛り上がってきた時に
ハナリー島のウリであるステージが使われることに。
来島には元々ステージ使用料がチャージに含まれているので、使わなきゃもったいない。

こちらに来れれる方は腕に覚えがある方が多いのか、
即興で弾き語り歌っていた。

一人歌いだすと続々と歌い手は続いていく。
写真はボカシでしかアップできないが、大統領も自身が知らない曲を適当に弾いていた。
さすがですね・・・。

こうしてハナリー島の夜は過ぎていった。
そして片づけを終えた後の賄い飯。
これが某食品メーカーの方が絶賛していたスパイシーチキンカレー。

確かに美味い。
2度も食べてしまった。

まあまあ楽しかったハナリー島だが課題も多い。
ちょっと忙しくなると大統領一人での対応は無理。
しかし、あの程度の売上(すいません)で人を雇うことも難しい。
僕のような天使のような人材なんていないしね。

大学時代以来の飲食での仕事だったが、かなり楽しかった。
かといってハナリー島2号店をやるつもりはありません(笑)。

おつかれさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その200

ついにやって参りました。
伏見シリーズの200回記念。
よくぞここまで続きました。
パチパチ、パチパチ。

伏見に移転して丸5年。
11月からは6年目を迎えています。
きっとあちこちから感謝されているはず。

伏見飲食協同組合から表彰されるのではないでしょうか。
(そんな組合あるのかな・・・)
マスコミから取材が殺到するのではないでしょうか。
(そもそも知られていない?。プレスリリース出すべきだったかな)

今のところ、人気食べ物ブロガー周辺では何も起きていません。
何の変哲もない静かな一日になってしまうのでしょうか。

さて、200回記念です。
680円のランチで済ませるわけにはいきません。
かといって5000円のランチで見栄を張るわけにもいきません。
難しい判断ですが、ここは先週の流れから夜のコースで攻めていきましょう。
その方が豪華に見えるのです。

向かったのは御園座の西側にある「焼き鳥 マルコ」さん。

ちょっとコジャレた雰囲気が記念に相応しいのです。
この日は5000円の飲み放題コース。

こんなお出迎えも嬉しいものです。

まずはビールで乾杯。

って、写真は2杯目ですが・・・。
口取りはチーズ。

これが焼き鳥屋さんっぽくなくていいですね。

これなんだったかな・・・。
ハラミ?

そして、ごまカンパチ。海苔で見えません。

マルコのポテサラは玉子を潰して混ぜます。

ねぎま

え~っと、これは何だっけ?

これはトマトの肉巻きだったかな・・・。

このころからお酒はハイボール、日本酒へと移ります。
日本酒は結構おいしい地酒でしたが、写真が見当たりません。

餃子ハーフアンドハーフ

ししとう

桜島鶏の唐揚げ

最後は焼きウニぎり

焼き鳥以外の料理も美味しく、飲み放題のお酒も内容が充実しています。
価格にしてはお値打ちといえるのではないでしょうか。

この日は会社の次世代を担うメンバーとの懇親。
ちょうど30歳前後の一番いい時期。
結婚するとかしないとか、相手がいるとかいないとか、そんな話で盛り上がります。
最近はマッチングアプリでの出会いも多いようですね・・・。
仕事もプライベートも頑張ってほしいですね。

もう飲めませんという割には、もう一軒連れていかれました。

ごちそうさまでした。
200回記念は何事もなく、終わってしまいました。
来週からもよろしくお願いします。

テレビが映らない

3週間前に書斎のデスクトップパソコンにWindows11をインストール。
少しは便利になったと思ったのも束の間、
テレビを見ようとSmartVisionを起動させるも全然開かない。

要はテレビが見えない。
アプリのアンインストールを試みるも上手くいかず、
SmartVisionは立ち上がるが、そのまま停止状態。

パソコンでテレビを見るのは日曜の「青天に衝け」くらいなので、
先々週までは家人にお願いをしてリビングのテレビで見させてもらった。
基本、日曜のリビングは家族優先。
立場の弱い者はそそくさと書斎に逃げ込む。

まだ、それはよかった。
困ったのはそれから。
先週の土曜、飲みながら日本シリーズをぼんやり見ていたら、
いきなりテレビがホーム画面に切り替わり戻らなくなった。
電源を落とし再度付けると今度は初期設定状態。
一からやり直し完了するも、今度は画面が真っ黒。
何度繰り返しても同じ。

結局、山田家は日曜からテレビが映らない状態。
土曜の夜にSNSのくだらない投稿が原因かもしれない。
ほろ酔いだとはいえ、反省(汗)。

修理を依頼するもすぐの対応は難しい。
普段、あまりテレビは見ないが日曜は別。
書斎は昔使っていたパソコンを引っ張り出し、
何とか「青天に衝け」は見れる環境にできた。

しかし、リビングのアクオスはうんともすんともいわない。
最近、日曜の夜は家人と二人が多い。
娘はほぼ外出だし、息子は下宿先。
27,28年連れ添うと日曜の夜に敢えてする会話はない。

そんな時にテレビの存在はありがたい。
「まる子は相変わらずバカだなあ」とか
「磯野家って本当に平和だね」
と笑いながら流していけばいい。
コミュニケーションのツールとして役立っていたのだ。

それがないと・・・。
一昨日の夜は二人で静かな夜を迎えただけ。
食事が終わった瞬間に書斎に向かうのもさすがに憚れる。
一時は生活にテレビは必要ないと思っていたが、そんなことはない。
貴重な存在。

家族のためにも一日も早く修理して欲しい。
円満のために・・・。

そうそう、肝心なデスクトップパソコン、
これはどうすりゃいいのかな。

感謝!第5回名古屋ファミリービジネス研究会終了!

先週18日(木)は第5回名古屋ファミリービジネス研究会Day5。

今年度最後の研究会。
この4か月で意見交換や自社の状況を話し合うことでお互いの信頼関係は醸成され、
何でも相談しあえる環境になっていた。
この温かな雰囲気も研究会の持ち時の一つ。
安心、安全な場でよりよい仲間意識が芽生え高め合っていく関係性ができた。

それだけでも事務局としては喜ばしいが、それで終わるわけにもいかない。
最終回は一人一人に学んだことをプレゼンしてもらう成果発表会。
それが予想以上に濃厚で熱い時間となった。

スタートはいつもの通りアイスブレイク的にちょっとした僕の話。
今回は番頭の役割と中継ぎ経営の心得について。
家族との関係性とは異なるが、ファミリービジネスにおいても重要。
そう思ったが、どうだっただろうか。
少しでも参考になればありがたい。

そして、成果発表会。
今回は体調不良や急用で欠席者が多かった。
そのため当初の計画よりかなり余裕ができるタイムスケジュール。

終了時間まで時間を持て余すのでは・・・とスタート前は不安だったが、完全な杞憂。
一人あたり20分の時間を想定していたが、誰一人として20分で終わることはなかった。

3サークルモデル、ジェノグラム(家系図)、ブランドサマリー、ファミリーとビジネスの境界・対話、
事業承継計画、自社の●年後を考えるを順に追って話してもらうのだが、みなさん熱い、熱い。
誰一人として制限時間は守らなかったが、話す側は真剣、聞く側も真剣。

時間の長さを気にすることなく過ぎていった。
発表後のワークや質疑応答も盛り上がった。
取り組みへの共感、事業への適切なアドバイス、気づきの提供とお互いにとって身になる内容ばかり。
中身は一切公表できないが、場を仕切りながら感動するばかりだった。

本来であれば修了証授与式、事務局からの総評と進行する予定がそんな時間は全くなし。
最後の2人の発表も巻き巻きになってしまった。
Kさん、Nさん、すみません・・・。

しかし、修了証授与式は一人だけ実施。

後の予定は全て望年会(懇親会)に回すことに。
懇親会会場は会社近くのTHE CONDER HOUSE。

大きな宴会場を貸し切っての開催。
乾杯から始まり、ホッとした状態でお酒を酌み交わしながらの歓談。

この雰囲気もたまらなくいい。
程よい時間となり、修了証授与式の続きから。
会社のセミナールームでは硬めだったが、ここではこんな感じ。

撮影時はマスクを外させてもらった。
僕の態度が女性と男性では違いすぎるという非難の声もあったが、それは多分、気のせい。
こんな修了証授与式もいいね。

そして、事務局であり講師でもある3人からの挨拶。
ブランディングの櫻山さん、

ファミリーの対話の丸山さん、

事業承継計画の鶴田さん、

今回の感想と皆さんへの想い、ちょっとウラ話を語ってもらった。
この3名のおかげで会が成功した。
改めて櫻山さん、丸山さん、鶴田さんに感謝。

最後はなぜか名古屋ナモ締めでお開き。
広い会場だからできることだね。

ありがたいことに最後のアンケートも全員が満足。
次年度も参加したいという方が多かった。
提供する側としては嬉しくもあり、感謝するばかり。
僕自身が大いに学ぶことができた。

唯一の残念は全員での記念撮影を忘れたこと。
う~ん、失敗・・・。
これ来年やりましょうね(笑)。

第5回名古屋ファミリービジネス研究会はみなさんの笑顔と共に終了。
本当にありがとうございました。

映画「劇場版 きのう何食べた?」

先週の「老後の資金がありません!」と同様、当初はそれほど興味はなかった。
ただ予想以上に評価が高いので、どんなものかと足を運んだ。

イマドキのテーマ設定もいい。
それも社会性に訴求するのではなく、
ホームドラマっぽく娯楽性を求めるのもいい。

最近、西島秀俊の露出が多いと思うのは僕だけだろうか。
彼がいいのは無色透明なところ。
強烈な個性は感じない。
常に自然体に演技をしているように思える。

「ドライブ・マイ・カー」は妻を亡くした演出家だったが、本作は同性愛の弁護士。
演技は大きく変わらない。
確実に役柄は違う。
しかし、違和感を感じることがない。
僕が無色透明に感じるのもそんなところだろう。

そうそう、同性愛で思い出した。
彼は90年代のドラマ「あすなろ白書」でもそんな役。
売れる前のキムタクも覚えているぞ。
あの頃は月9を結構見ていたなあ~。

映画の話に戻そう。
大変失礼な言い方をすれば、本作のドラマはそれほどドラマチックではない。
大きな事件や激しい展開があるわけではない。
若干、自然体ではない状態を自然体に描いているだけ。
小さな出来事が繰り広げられるに過ぎない。

しかし、そこに現実があり、少なからず共感が生まれる。
描かれる世界が「いいものだ」と思わせてくれる。
その「いいものだ」はまだまだ日本では微妙な立ち位置。
家族も受け止めるべきと思いながらも生理的な違和感があるのも事実。

本作は否定するも肯定するもなく真っ当な人として描くのがいい。
その中にテーマでもある調理を上手くアップさせながら・・・。

西島秀俊の慣れた手つきの料理を見ていると自分もやらねばと思ってしまう。
そして、簡単にできそうだと思ってしまう。
これからの努力ですな。

男が料理をするのも当たり前な時代。
家人を喜ばせなければ・・・。
主役である西島秀俊と内野聖陽の会話を通し、僕らは家族のあり方を考える。
親としても子としても。
誰かを守ることは誰かを裏切ることにも繋がる。
多様化は全てハッピーとは限らない。

しかし、それが未来を作るのも事実。
娯楽作品の中に新しい希望を見せてくれたかもしれないね。