愛知県に緊急事態宣言が発令され、間もなく一週間。
日々の生活に制約がついて回る。
立場としては経済を回したいが、そうも言っていられない。
会社は動いているのでもちろん経済活動は行うが、
個人的な動きは自粛しなければならない。
そういえば昨年4月、5月は一度も外飲みがなかった。
かなり我慢を強いられた時期。
その時はやむを得ずという感じだったが、
今、思うように自粛が浸透しないのはその時の反動というか、
無言の反発もあるかもしれない。
さすがに僕はそこに乗っかるわけにはいかない。
もちろん僕がコロナに罹るわけにはいかないし、社会的信用を失うわけにはいかない。
健全な生活を送るのみ。
真っすぐ家に帰る日々が続いている。
それは大切なこと。
が、しかしである。
これまで僕は存在感を夜6時以降に発揮してきた。
そこに価値があったし、周りの方もそれを認めていた。
それが当たり前だと思っていた。
が、しかしである。
コロナにより存在価値がなくなった。
6時以降の存在感に意味がなかったことが露呈された。
トホホ・・・。
とくだらないことを書いているが、外飲みがなくなったのは事実。
であれば、家飲みを充実をさせる必要がある。
そのためにはいいお酒を用意しなければならない。
これは会社の帰り道の酒屋さんで購入した三千盛冬にごり。
岐阜の名酒三千盛が多く揃っていたので、1本。
あっという間になくなってしまった。
一緒に買った酔鯨もあっという間だった。
そんな時に届いたふるさと納税返礼品のたかちよ。
寒い時期に燗酒にはピッタリ。
常温もいい。
自宅で美味しいお酒を飲めるのは嬉しい。
だが、何かが足りない。
やはり雰囲気。
居酒屋のあの雰囲気。
くだらない僕は大晦日に放映されていた「吉田類の年またぎ酒場放浪記」を録画し、
それも嫁さんに叱られないように書斎のパソコンに録画し、こうして楽しんでいる。
気分だけでも居酒屋に佇んでいる。
それで気持ちがスッキリするわけではないが、
いずれ訪れるであろうこの楽しいひと時を夢見ながら、家飲みを繰り返す。
なんとも次元の低いブログになってしまったが、僕のような日々を過ごす同士は多いはず。
共感度は高いはず。
気兼ねなく飲める日が待ち遠しい。
そのために耐える日が続く。
一番は仕事が元通りになることだけどね。
昨日までの3日間は「転職フェア」を開催。
15日、16日は名古屋国際会議場、17日は岐阜市文化センターにて行った。
ご存知のように愛知県も岐阜県も緊急事態宣言が発令されたエリア。
それでも皆さんの協力で無事に終えることができた。
今回は不要不急の外出は控えるようにのお達しもあった。
クライアントから「中止しないの?」という問い合わせもあった。
人によっては非常識だと思われたかもしれない。
営業する飲食店に対し自粛警察が横行するように非難の対象となり得るケースも考えられた。
幸いそんな自粛警察は現れなかったが、不安を感じされる面もあっただろう。
現に名古屋国際会議場の催事場、会議室は名大社以外の利用者はなし。
元々予定がなかったかもしれないが、急きょ、キャンセルもあったと思う。
そんな中、僕らは揺らぐことなくイベントを開催。
国からの要請に従いながらの開催。
ガイドラインも明確にしている。
朝礼でも対策を万全の上、クライアント、求職者のために開催することを度々、確認。
ひるまず行うことが自分たちの使命として捉えている。
正直なところ、コロナ禍でのイベント運営は簡単ではない。
この1年で就職環境は大きく変化し、売り手市場は過去の話となった。
求人数の減少は必至。
特に中途採用市場の影響は大きい。
それも東海地区が全国的にも大きな影響。
僕らも当初の計画通り進んでいないのが現状。
それでも続ける意味があり、価値がある。
参加頂いたクライアントにも来場者にも感謝されることは多い。
お互いの真剣さはその雰囲気からでも十分受け取ることができる。
特にこの環境下で参加される方の意欲は高い。
大袈裟にいえば、これからの人生がこの数日間で決まる。
不要不急ではないのだ。
その中でイベント中止という選択肢はない。
国の指針を守りながら、僕らの使命を果たしていく。
自信を持ち、誇りにもする。
この3日間も
(別会場では学生向けのイベントを開催)
メンバーが完璧な対応をしてくれた。
対策を講じながら動き回るうちのメンバーにも感謝。
今月30日にはジモト就職応援フェアも控えている。
後期試験を終えた学生が動き出すタイミング。
2月5日はONLINEジモト就職応援フェアも行う。
就職環境も変わり、危機感を持つ学生も多い。
少しでもプラスになる出会いの場を作っていく。
この緊急事態宣言の中でもやれることはやる。
これも僕らが果たすべき使命だと信じて。
しばらくこの分野をしっかりと学びたいと思う。
「名古屋ファミリービジネス研究会」を主催して、
多くの同族経営の経営者と懇意にさせてもらっている。
また、経営者仲間もそのほとんどが同族企業の二代目、三代目。
有難いことにみなさん優秀で人間性も優れた方ばかり。
いわゆるボンクラ息子と呼ばれる人は皆無。
それなりの方が集まる場しか参加していないので、当たり前かもしれない。
一方で僕が知らない正体とやらを持っているのかもしれない。
本音と建て前を上手く切り分けているのかもしれない。
実態は不明だが、少なくともそれを感じることはない。
そんな中で僕は異色の存在。
創業家でもなければ親戚筋でもない。
起業家でもない。
大企業のサラリーマン社長ならありふれた存在だが、中小企業の生え抜き社長は少ない。
雇われ社長でもない。
オーナーの意向にビビることもない。
だからこそと自分自身で思うのかもしれない。
創業家やその企業の辿った道のりを学びたいと・・・。
まあ、僕も由緒正しき山田家の長男なんだけど。
ちょっと違うか(笑)。
本書は日本を代表する企業を中心に44社の後継の流れが描かれている。
必ず家系図も掲載されているので、
じっと眺めながら企業の歴史を確認するとより興味深くなる。
大塚家具のようにワイドニュースにもなるような骨肉の争いもあるが、
ほとんど表面化しない創業家と経営陣との争いや家族間の揉め事も垣間見える。
それだと野次馬的な要素になってしまうが、僕が知りたいのはそんなことではない。
その経営者がどんな気持ちで後継者を選び、周りとの関係性を保ちながら譲っていくかということ。
きっと身近にも多いだろうから、今後はそのあたりも直接話を聞く場を作りたい。
本書に登場する立派な企業も必ずし順調ばかりではない。
必ずといっていいほどクーデターや更迭、解任、
突然の死などがあり、その都度、解決に向け奔走する。
また、カリスマ経営者であるばあるほどその後継者の立場は難しい。
名経営者のご子息が優秀とは言い切れない。
いくら帝王学を小さい頃から学ばせても期待通りに育たない。
経営者なら一度は読むであろう小倉昌男氏の「経営学」。
小倉氏の息子は結果的に追放されている。
その哲学は理解していても実践できるかは別。
これからでいえば本書の表紙の真ん中に載る経営者。
モノクロの写真ではない。
65歳で社長引退を公言し、それを撤回し、70歳で会長就任も流れたという。
いつまで経っても経営者が一番優秀なのは実は困ったことなのかも。
その最たる例がこの会社になってしまうのかな・・・。
順風満帆な経営者でも悩みは尽きることはない。
順調でなければよりそうだろう。
ここに描かれる背景もいい学び。
できれば晩節を汚すことだけはしたくない。
そんなことを考えながら読み終えることとなった。
昨日の日経新聞を読んでいたら気になる記事が掲載されていた。
要約すると
国内投資ファンドのニューホライズンキャピタルが金融機関から不良債権を買い取って対象企業の再建を支援するファンドを設立。
地銀などから経営不振企業向け債権を時価で買い取り、企業に余剰資産や非中核事業の売却を促すほか、収益力改善を支援する
というもの。1月14日(木)日本経済新聞より。
もしやこれって、僕がドラマ史上最も影響を受けたハゲタカと同じ?
2007年放映のNHKドラマ「ハゲタカ」の第一話「日本を買い叩け!」に登場するシーンに似ている。
ブログでもハゲタカのことは何度も取り上げているので、記憶にある方も多いと思うが、
何度観ても飽きることなく、名セリフが僕の頭の中で飛び交う。
そのドラマの主人公である鷲津政彦が代表を務めるのが外資ファンドホライズンの日本法人。
なんと社名も同じじゃないか・・・。
多分、この記事を読んで、おや、これは?と思ったハゲタカフリークも多いのではないか。
ドラマではバルクセールと称し、銀行の不良債権をまとめてホライズンが買い叩き、
その債権を同業他社に売却し利益を得る。
その1社が西乃屋という老舗旅館。
結果的に西乃屋のオーナーは不慮の事故で亡くなり、
その息子西野治が恨みを果たすがために鷲津に仕掛けていくのがこのドラマ。
詳細を語りだすと終わりが見えなくなるのでここで止めておくが、
今回の記事ってそれに近いっていうこと?
いかん、画像を撮るためにドラマをチェックしたが、明け方に見入ってしまった。
僕は金融業界もファンドビジネスもよく分からないが、
1990年代後半に跋扈したファンドが活発な動きをするのをするのだろうか。
このコロナの影響で多くの企業が経営不振になるのは間違いない。
冷静に周辺を眺める場合ではないが、今後、M&Aが積極的になるのは間違いなさそう。
それもファンドを通じたM&Aや企業再建で・・・。
そうなるとまさにハゲタカの世界。
ドラマはハゲタカファンドの悪役と思われた鷲津政彦が
最終的には企業を救うことになるのだが、これかはどんな動きになっていくのだろうか。
中小企業の経営に関わる者として、多くの企業の先行きはとても気になるところ。
今は緊急時の中でお金も無利息で融資が行われているが、結局、返さなきゃいけないのは同じ。
どこも経営の立て直しを行うための努力はするが、すべて成功するわけではない。
間違いなく淘汰される企業も生まれる。
コロナ禍が長引けばとんでもない数が出てくるのではないか。
それを是とみるが非とみるか。
状況によっては企業再建の下、別資本で経営が行われた方がハッピーになる。
西乃屋もサンデートイズも同様。
ドラマの舞台は僕が経営に関わる前で他人事だったが、その舞台は今や目の前。
間近で繰り広げられることはあるのだろうか。
当事者にならないようにしないとね(笑)。
愛知県も緊急事態宣言発令の要請をしました。
時間短縮の延長は避けられず伏見界隈の飲食店も少なからず影響は受けるでしょう。
人気食べ物ブロガーとして夜にお邪魔できないのは寂しい限りですが、
その分、お昼に貢献したいと気持ちは強まるばかりです。
それは食事だけではありません。
たまには一人で考え事をする場所も必要となります。
そんな時に気軽に入れるカフェの存在はありがたいもの。
会社から南西に向かい徒歩2分の場所にある「カフェ ダフネ 」さんに行ってきました。
モンブランホテルの1階にあり、2階は以前紹介した「割烹かみのほ」さん。
このあたりは食べるのにほんと困りません。
早く元通りになってもらいたいですね。
一人で考え事をするにも腹は減ります。
ついでにランチも頂いてしまいます。
こちらのランチはパスタ、オムライス、キーマカレー、ビーフカレーと分かりやすいラインナップ。
値段も全て900円でサラダと飲み物がセット。
オムライス以外は大盛無料とよく考えるとお値打ちです。
はいこちら、あんかけパスタ。
日替わりで具材が変わり、この日はロングソーセージ。
あんかけスパにはなぜかソーセージがマッチします。
どんなあんかけスパのお店にも必ずあります。
そして、こちらはオムライス。
ソースはケチャップソースかあんかけか選ぶことができます。
名古屋人は迷うことなくあんかけソースを選ぶでしょう。
あえて大盛にはせず、腹八分目に留めておきます。
新年ですから尚更です。
どれも平均以上のクオリティ。
美味しく頂きました。
そして、仕上げはコーヒー。
ここはコーヒー豆焙煎加工製造のダフネコーヒーさんの直営店。
名古屋ではコメダ珈琲さんが有名ですが、こちらも名古屋を代表するコーヒー屋さん。
今から30年ほど前、名大社でダフネコーヒーさんのCMも作りました。
懐かしい思い出です。
深夜の番組で流れてましたね。
個人的にはコーヒーはダフネコーヒーさんの方が好みですね・・・。
ごちそうさまでした。
頭もスッキリし、午後からの仕事も集中できそうです。
名大社には「名大社モデル」というグレードごとに求められる能力を示した指針がある。
入社1年目を指すG1からスタッフと呼ばれるG2、ゼネラルマネージャーのG6までの6段階。
これが役職めいたものであり、年間の評価を通じてグレードが上がっていく。
場合によっては下がっていく。
今期も3名がG2からG3へ昇格した。
その中で人数が多いのがG2(スタッフ)。
若手メンバーはほぼここに該当する。
そこには能力を高めるための必要なスキルがあり、それぞれ定義が決まっている。
僕がいうのもなんだが、まあまあしっかりとした定義。
そこに今の自分を照らし合わせながら、どの程度までできているのか、主観的、客観的に判断する。
その両方が合致すればすんなりと上に上がっていくわけだが、実際はそんな簡単ではない。
定義があっても人により解釈が微妙に異なり、評価においてもズレることは正直ある。
世の中の人事評価制度が100%満足がないとの同じ。
定義がはっきりしても抽象的な言葉も使用するので、職種によっても受け止め方が違ってしまう。
上半期の反省としてそんな点が見受けられたので、下半期から部門ごとのバージョンを作成することに。
これを幹部メンバーで作っては意味がない。
現場のG2メンバーが作ることに意味がある。
部門ごとにメンバーを選抜して、月1回、ディスカッションを行い、部門にあった言葉を再定義する。
僕はファシリ役で参加するが、これがなかなか面白い。
というより感心させられることが多い。
何が書いてあるか分からないと思うが、
ホワイトボードにそれぞれの意見や想いを書き出すと思わぬ重要なキーワードが飛び出したりする。
オンラインでディスカッションする人材紹介事業部も同じ。
「なるほど、そうきたか!」と驚くと共に納得したり・・・。
少しだけ披露するとG2の必要なスキルは4項目あり、2項目目がこれ。
②PDCAと適切な自己評価
f)自らPDCAを回すことができる。
g)自分の型(規範やルール、価値基準)が確立されており、なぜそうする(した)のか、自分の行動を言語化し説明できる。
h)自己の強みと弱み、貢献度を客観的に評価し、それを次の目標や行動につなげることができる。
これを部門ごとの言葉に置き換える。
簡単そうで難しい。
ここにはカミヤ女史の力が大いに発揮されるわけだが、落とし込むことで納得度が高まる。
僕も新たな気づきをもらったり・・・。
今週も2つの部門の打ち合わせ。
名大社モデルは進化する。
それが一人ひとりの成長に繋がれば、こんなに嬉しいことはない。
気軽に楽しめる一本。
いや、そうでもないかな?
人によってはひやひやしながら観てしまうかもしれない。
そう思うと無責任に気軽とは言い切れない。
出演者はほぼ7人に限られ、それもレストランのあるスペースだけで展開される100分間。
派手なアクションもなければ、壮大なスケールのロケーションも演出もない。
それでも飽きることなく、時にドキドキし、
時に感動し、時に笑える時間帯は十分に楽しめる。
全員に罪があり、全員に罪がない。
それほど話題でない本作をここまで紹介しても、
知らない人からすればさっぱり映画の内容は分からないだろう。
まあ、いつものことか・・・。
簡単に説明すれば、ある出来事がきっかけに1年に1度、
3組の夫婦と一人の独身が集まりパーティーを行う。
そこでひょんなことからスマホに届くメールや電話を全員に公開するというもの。
この時点でそれは勘弁してという人はこの映画は避けて通りたいはず。
それぞれが誰にも知られたくないメールがあったり。
それは奥さん、または旦那さんにも絶対バラしたくないメールや電話が・・・。
僕は知らなかったが本作は世界18か国でリメイクされたイタリアのコメディ映画。
本家本元はスマホとは無縁なはずだが、個人の秘密が暴露されるのは同じで、
万国共通でそれが原因で修羅場を招くようだ。
無責任に観るには面白いが、自分がその当事者になるとビビるかも。
僕はな~んも怖くないけどね(汗)。
密室劇でダレることなく楽しめるのは役者陣の上手さによるところが大きい。
唯一知らなかったチャラい雇われ店長役の渕上泰史さんもいい存在感を出し、場を作っていた。
個人的に印象的でいい意味で悲しかったのが常盤貴子さん。
彼女のイメージは「京都人の密かな愉しみ」の若女将。
上品で古風的な着物が似合う役が似合う。
それが本作では子供を3人抱える45歳のパート主婦。
ガミガミと田口浩正扮する旦那を罵る。
(彼の絶妙な演技も素晴らしいが・・・)
反撃されると開き直り、なんとノー●●姿を露にしてしまう。
その弾け方がイメージをぶち壊し、いい意味で悲しかった。
それぞれの夫婦らにストーリーがあり、結果的には映画のまとめたい方向に向かう。
気分よく観終えれたのはよかった。
いや、それも人によりけりか・・・。
鑑賞後、改めて誓ったこと。
嫁さんのスマホは見ない。
僕のスマホは見せない。
やましいところは何一つないが、それが円満の秘訣。
そんなことを思ったのだった。
以前、株式会社パフのホサカ先生が本書を紹介し、
自身の行動を踏まえながらとても上手くプレゼンする機会があった。
最初は「オレにはあんまし関係ないかも・・・」と思っていたが、
話を聞くにつれ自分の足りていない点が露になった感じ。
この年末年始に手に取った。
久々にこの類の書籍を読んで、自分の至らなさを実感。
キャリアカウンセラーの端くれとしても理解して損はないと直感的にも感じた。
今後、キャリアにおける相談は心理的安全性に紐づく点は多くなると予測するし・・・。
キャリアカウンセラーとして何もやってないけどね(笑)。
今の自分の立場でいえば、完全な形でその状況を作るのは難しい。
チームやリーダーシップにおける心理的安全性を作ったとしても、
僕に対してそこまで作るのは容易ではない。
相手は少なからず身構えてしまう。
その身構えを完璧に壊してしまうと単なる「ユルい職場」になりかねない。
そんな点でいえば僕はその心理的安全性が何なのかを知り、
実務より上手く機能しているか気を配る方がいい。
そのために学び。
もちろん自分の実務を放棄するのではなく、実践することも大事だけど。
僕らはどうしても過去のリーダーを見ながら、自分がどうあるべきかを考える。
未来のリーダーからは学ぶことができない。
どうあるべきかは過去との比較になり、その段階では間違っていないが、
これからの姿と比較しようと思うとたちまち迷ってしまう。
目の前が理想的なリーダーばかりであれば苦労はしない。
実際はそうではないし、個人として優秀であればあるほどその罠に陥りやすい。
自分の経験を絡ませ、その正攻法を語りがちになる。
僕もそう。
相手の立場になったつもりではいるが、実際は自分側。
思考と行動を一直線にしてしまう。
行動に対してのキッカケ作りと、みかえりを考えながら言葉も発しないと求める行動にも繋がらない。
本書は感情のコントロールを主題にしている思ったが、読んでみると科学的。
どんなものにも分析が必要。
ただそれは難解な答えを求めているのではない。
自分自身が注意をすればできること。
リーダーが心理的安全性を理解していれば特殊な技術がいるわけではない。
「心理的柔軟性」を身に付ける必要はあるが・・・。
その方法は3つあるので、理解したい方は読んでみてね(笑)。
質問の仕方も大事。
ロジカルに理解したいがために「なぜ?なぜ?」を連発してしまう。
論理的思考力の学びすぎか・・・。
心理的安全性を考えれば「なぜ」ではなく、「なに」「どこ」と聞いた方がいい。
ちょっと遠回りになるかもしれないが、その方が意見は出やすい。
論理的思考が強すぎると心理的にはプレッシャーになるかもね。
そんなことを思いながら読んでいた。
この年齢になっても常に何かを吸収しなければならない。
今年も勉強していきます。
すぐ忘れちゃうけどね(笑)
この年末年始はほぼ自宅にいたので、本を読む時間が多かった。
硬めな経営本も読んでいたが、
(ここは自己PR)
どうにもならない、何のためにもならない雑誌、漫画も読んでいた。
そんな表現をすると出版元や原作者に叱られるかもしれないが、
ハマってしまい、ジャンジャンとkindleにダウンロードしたのでお許し頂きたい。
見方を変えれば、オッサンへの道、まっしぐら。
そんな感じ。
悲しいかな自分が引き込まれていくから仕方ない。
まず最初に手にしたのがこれ。
楽天マガジンをパラパラしているうちに「男の隠れ家」の特集に辿りついた。
冬、熱燗で一献。
いいじゃないか・・・。
本誌ではいくつかの酒蔵の紹介と共に、その付近の魅力的な居酒屋が掲載されていた。
あ~、飲みたい、食べたい。
気持ちはそっちに向かうばかり。
特に外飲みが圧倒的になくなった今、その気持ちは昂るばかり。
雑誌にはラズウェル細木さんという漫画家がコラムを書いていた。
その特徴的な漫画は喫茶店かどこかで見たことはあるが、
細木さんを知らなければ代表作も知らない。
ただそのコラムがすこぶる面白い。
熱燗に対する想いが熱く語られていた。
熱燗だけに。
違うか・・・汗。
細木氏曰く、家呑みの場合は断然、湯せんで燗をつけるべき。
じっと眺めていると心が落ちつくという。
ただ美味しいだけが理由ではないようだ。
僕も家で燗酒を飲む場合は湯せん。
こんな時、石油ストーブが役立つ。
「ぬる燗」がよければ早めに、「熱燗」がよければじっくりと、ストーブにかければいい。
じっど眺めているわけではないが、待つ時間も心地いい。
あ~、これもオッサンへの道、まっしぐらか・・・。
年末年始はお酒を欠かさなかったが、日本酒の割合が圧倒的に高かった。
それも燗酒で・・・。
いとも簡単に影響を受けている。
それだけではない。
ラズウェル細木さんの代表作といわれる「酒のほそ道」をジャンジャンダウンロード。
これが酒飲みには嬉しい漫画。
手塚治虫文化賞短編賞を受賞している作品なので高尚な漫画なのだが、
そこに描かれる世界に妄想が膨らむ。
実際は酒好きのサラリーマンがあちこちでお酒を飲む話で高尚でも何でもないが・・・。
気づけば早や5巻目。
主人公の宗達さんはどんなお酒も好きだが日本酒が一番。
そこにも巻き込まれている。
あ~、困ったもんだ。
とても普段真面目な社長が書くブログではないが、最近はそんな生活を送ったり。
こうして正しいオッサンになっていくのか。
答えは不明だが、しばらくは続きそう。
あ~、いいね、燗酒。
誰かしっぽりする居酒屋へ連れてって欲しい(笑)。
2021年、最初の水曜日。
今年も欠かさず食べ物ブログを提供していきます。
これが全国30万の読者を抱える人気食べ物ブロガーの使命。
この1年もどうぞよろしくお願いします。
この年末年始にかけて、世の中が更にざわついてきました。
東京都の飲食店には午後8時までの営業要請が出されるとのこと。
一向に感染拡大が収まらない現状にやむを得ない面はありますが、
飲食店さんも事業を継続しなければなりません。
それは東京であろうと名古屋であろうと同じこと。
厳しい環境ながら少しでも元気になってもらいたいもの。
できることは限られていますが、お役に立てるよう精一杯の活動をしていきます。
ご安心ください。
人気食べ物ブロガーは基本的に一人での行動。
会話はあくまでも独り言。
誰もいないところでブツブツ呟いているだけです。
今回は年明け一発目。
景気よくスタートさせるべきでしょう。
しかし、一人で食事をするのにコース料理は時間を持て余します。
また、お店のスタッフから寂しい人と思われそうです。
それは本望ではありません。
となれば、一人に相応しい食事。
かつ、正月らしい食事。
伏見駅から御園座方面に向かった場所にある「とんかつ&バル かつまさ」さんに行ってきました。
ドーンと厚切りのとんかつを食したいところですが、
まあまあここはノーマルで攻めましょう。
でも、そこは名古屋らしく攻めましょう。
みそかつランチ 1000円
濃厚なみそダレがとんかつを覆います。
これぞ名古屋を代表する赤みそ。
この少し甘めの濃さがやみつきになるのです。
アップにしても黒いソースにしか見えないかもしれません。
しかし、これが名古屋人が喜ぶ味。
たまらなくご飯が進みます。
そうはいっても3切れほど食べた時に味の変化を求めます。
そんな時の強い味方がこちら。
大きめのサイズのからし。
これがとてもありがたいのです。
まずはお皿にからしを絞り出し、そこから箸で思い切りすくい、かつに力強く塗りたくります。
かつが黄色に染まるくらい力強く。
みその甘さとからしの辛さが絶妙はハーモニーを生み出します。
これぞ正統派の食べ方だと大きな声で主張したくなります。
ただ、それは禁物。
気持ちを抑えつつ静かに頂きます。
ご飯のお替りをしたかったですが、キャベツだけに留めておきました。
こんな食事ができるのも営業しているお店があるからこそ。
ごちそうさまでした。
今年もコロナに負けず美味しい食事をしていきましょう。