これからも前向きに 名大社会長ブログ

FACT FULNESS

本書の帯に踊らされたわけではない(笑)。
確かに響くコピーだけどね。
たまたま聞いていたグロービスのVoicyでおススメしていたので手に取った。

最近は車を運転する機会が増え、運転中は日経トップリーダーのCDやいくつかのVoicyを聞いたりする。
電車とは違い読書ができない辛さがあったが、使い方次第で車でも学ぶことはできる。
あまり運転は好きじゃないけど。
また、道路も混んできてるしね(笑)。

ベストセラーにあまり振り回されることはなかったが、たまにはそんな本を読むのもいい。
売れるには売れる理由があるのだから・・・。
本書もまさに売れるべくして売れた。

いかに自分たちが先入観に捕らわれ、偏ったモノの見方をしているかを痛感する。
それは日本人としての目線もあるし、先進国としての立場もあるし、
これまで与え続けられたニュースを鵜呑みにしてるケースもある。

きっと今のコロナウイルスの件も発信される情報に右往左往し、
本来観るべきデータを見落としていることも多いだろう。
だから僕はあまり情報を過度に入れないようにはしているが・・・。
ちょっと違うかな(笑)。
山中教授のコロナ感染における日本の捉え方は参考になったけど。

著者はスウェーデン人で母国を中心に物の見方を表現しているが、これは全世界にいえること。
それぞれの国で偏った捉え方がなされている。
それが安心材料になっている人も多いとは思うけど。

僕はさすがにチンパンジーには負けなかったが、
さほど変わらないとすれば、事実に基づいた世界を理解すべき。
あまり目の前ばかり見ててもいけません(笑)。

本書ではいろんなデータを取り上げ、質問を投げかけている。
ネタバレ的にひとつだけ紹介すると、

いくらかでも電気を使える人は世界にどれくらいいるでしょう?
A.20% B.50% C.80%

なんと日本の正解率は15%とかなり低い。
答えは80%になるわけだが、僕らは発展途上国の電気も水道も通っていない世界をイメージしてしまう。
そうでもない?
これも思い込み?

本書には10個の思い込みについて、著者の経験を踏まえ著されている。
著者も反省を繰り返し、ここまでたどり着いたともいえる。
僕らはどうしてもネガティブなニュースに引っ張られがちだ。

世界についても明るい話題よりも暗い話題の方が目立つ。
それに左右されることなく、より客観的に情報を読み取ることが大切。
それは身近なことでもそう。
降りかかる多くのことに一喜一憂せず、過ごしていきたいよね。

映画「ハリエット」

約3か月ぶりに映画館に足を運んだ。
ようやく本来の映画コラムニストの仕事もできるわけだ。
お邪魔したのは会社近くのミリオン座。

映画館は再開したとはいえ上映本数も少なく、話題作の上映もまだまだ。
それはミリオン座に限らず、ミッドランドスクエアシネマも中川コロナも同じ。
席数も半分程度に絞られて、着席不可のマークが・・・。

観客数も少ない。
まだまだ映画館も厳しい状況が窺える。
敢えてお客さんを呼んでいないような気もする。
それはそれでちょっと寂しい。

しばらくすれば新作も公開されるだろうが、早く通常状態に戻ってもらいたい。
映画評論仲間とも飲みながら熱く語りたいし・・・。
と久々に映画館にお邪魔した際の感想。

そんな中で観た本作。
数少ない新作。

もっと多くの作品が公開されていたらリストから漏れたかもしれないが、これもご縁。
アメリカでは誰でも知っている英雄の物語。
僕が知らなかったのは歴史の勉強不足。
ドル紙幣に採用される奴隷解放運動家ハリエット・タブマンの激動の人生を描く。

僕がふと湧いた疑問。
そんな人物ならとっくの昔に映画化されていていそうだが、
そんな簡単な問題じゃないのかな。
黒人の奴隷問題を描くのは今の時代でもハードルが高いのか。
そんなわけないよね・・・。

演じる役者の問題か?
主演のシンシア・エリボを観た時に、僕はウーピー・ゴールドバーグを思い出した・・・。
今は何をされているのかな?

と本作とは関係ないことばかり書いている。
そろそろ映画の評論に入らないと・・・。

ある意味、女性ヒーローの話。
壮絶な人生を歩み、生死を掛けた行動を起こしている。

きっとすべてが実話。
常軌を逸している。
そこに感情移入し感動を生むのは間違いない。
アカデミー主演女優賞の候補になるのも頷ける。
彼女の歌も素晴らしい。

それは事実。
作品として評価も高いだろう。
だが、何かが違う。

ちょっとした違和感であり、緊張感の欠如。
この類の作品に求められるピリピリ感が足りない気がしてならない。
社会派ドラマなのか、ヒーローを描く娯楽作品なのか観る者を迷わせる。

そこが映画コラムニストとして、何かが違うと思った点だろう。
僕の感性のなさかもしれないけど・・・。

描かれている時代は1850年代。
日本では江戸時代末期。
断然時代はアメリカが進んではいるが、この時代はどこの国も大きく変わるタイミング。

たった150~160年前。
さほど昔ではない。
しかし、その歴史があるからこそ、トランプ政権も安倍政権も成り立っている。
それはどうでもいいか。
政治的意図があるわけじゃないし・・・。

京都に憧れる

のんびりとどこかに旅行に行くことも、その計画を立てることもない。
頭の中で妄想が膨らむのみ。

そんな中、先週は久しぶりの京都へ。
ゆっくりまったりすることなく弾丸で帰ってきた。
街は活況とはいかないまでも、らしさは戻っているかのよう。
祇園あたりで食事をし、鴨川沿いを歩くとその魅力を肌で感じたり・・・。

この日の目的は大学生になった息子を追い返すこと。
大学の授業がオンラインのため、しばらく帰省していたが、
せっかくの学生生活を無駄にすることはできない。
京都での一人暮らしを堪能してもらいたい。

もちろん遊びもあるが、大学や街、人からの吸収も多いはず。
多くの人に出会いながら、文化や歴史も学んでもらいたい。
可能であるなら息子ではなく、僕がそうしたい。
息子が羨ましくてしかたない。

こんなDVDを観たせいも理由の一つ。
京都通の櫻山さんから借りたDVD。

常盤貴子さん主演の「京都人の密かな愉しみ」。
彼女主演の単なる連続ドラマかと観てみたが、内容は異なるもの。
主役の一人である大学教授の目線で、
和菓子屋の若女将である常盤貴子を追いかけながら京都の魅力を掘り下げていく。

オムニバス形式のドラマや京都のおばんさいの作り方などが2時間に凝縮。
それを季節ごとに仕上げている。
僕が観たのはまだ秋編だけ。

それだけでも京都の紅葉を含め楽しみことができた。
他のバージョンも借りているので、順を追って観ていきたい。
一話だけでも京都の魅力が満載だったが、
すべて観終わったころにはすっかりとはまっているだろう。

京都の空気感にも、京都人の喋り方にも(本当は冷めていても)憧れる。
ドラマの中にも登場するが、こんな場所でキャンパスライフが送れたら、どれだけ幸せなことだろう。
息子には下宿先に泊まることは早々に断られているが、何かと理由をつけ顔を出したい。
早く先斗町か祇園でバイト先を見つけ、招待してもらいたい。

成人したらその界隈でゆっくりとお酒を飲むのもいいだろう。
とはいえ、20歳そこそこは所詮ガキだ。
もっと大人の人たちと大人の会話をしながら杯を傾けたい。
隣に着物姿の常盤貴子さんがいたら最高だろう。
とこれも勝手な妄想(笑)。

この夏はお邪魔できるだろうか。
川床に誰か連れてってくれないだろうか。
ご機嫌伺いでカミさんも時々は連れ出すこともあろうが、いろんな季節の京都を味わいたい。

いやあ~、憧れてしまうな。
今日、時間があるので、借りたDVD夏編でも観ておくかな・・・。

コロナショック・サバイバル

いつも手厳しい冨山さんだが、商売は予想以上に上手いのかもしれない。
もちろん日本を代表する経営者の一人だし・・・。

こんな書籍を瞬く間に書き上げ、印刷、物流工程を省き、
kindleを含め電子書籍で販売してしまう。
粗利益率からすれば相当なもの。
この分野の印税の仕組みは知らないが、いいビジネスになっているのは間違いない。
と、邪な見方をしている僕は間違っているだろうか。

それは非難しているのではなく、そのすばやい動きを素直に尊敬しているのだけど。
これくらいのスピード感を持って臨まないと生き残れないと間接的に言っているのか。
そんなふうに受け止めておこう。

1年後にはもう古い本として取り扱われるのかもしれないし。
中古市場で価格が落ちるのを防ぐのも作戦のうちかな。
多分、どうでもいい読みだな(笑)。

本書で冨山氏が多用するのが「基礎疾患」というワード。
本来は病気のリスクに対して言われる言葉だが、
ここでは「財務と事業と組織の構造疾患」のことをいう。
これを治さないと「勝ち組」にはなれない。

今回のコロナであからさまになったが、これが企業としての肝。
失礼な話、レナウンなど最近倒産した企業は基礎疾患があったということ。
ニュースにも出ていたMJGなんて酷い状態だしね。

コロナショックはたまたま発生した事象に過ぎず、
どんな企業でも遅かれ早かれ見直すべきこと。
財務、事業、組織について常に健康状態を作らねばならない。

健康な体を維持するために不摂生をしないという単純な話ではなく、
新陳代謝力を高める努力をし続けること。
まさにトランスフォーメーション。

僕なんて単細胞な人間なので、
リーマンショックを乗り越えたから大丈夫と思ってしまうが、その考えでは甘い。
繰り返す時代の中で、根本的な精神的な強さは変わらないが、求められるスキルは変わっていく。

そう考えると、この環境下で推進する「名大社モデル」は決して間違っていない。
これを推し進めることがアフターコロナの世界にも繋がる。
しんどい思いや経験をしたいと次のステップには進まない。
松下幸之助さんの「好況よし、不況なおよし」をいい意味で解釈し取り組まねばならない。

冨山氏は『修羅場の「べからず」集』として、8つのすべきでない行為を表現。
ここでは紹介しないが、僕の胸に突き刺さる痛い言葉が並べられている。
もっとドライにならなきゃいかんのだね。

非常事態宣言が解除され、普段の生活に戻りつつあるこれからが企業として勝負の時期。
基礎疾患に陥らないように自分も他人も甘やかすことなく接していきたい。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その140

名古屋も暑くなってきました。
この暑さがコロナをぶっ倒してくれることを期待しています。
外出する際もジャケットを羽織る必要はありません。
ポロシャツ1枚で十分です。

食事もそろそろ冷たいものを体が欲します。
とはいえ、いきなり冷やし中華に飛ぶわけにはいきません。
6月はメニューに出していないお店も多いです。
何事も順番が大切なのです。

そんな気持ちを抱えながら、伏見界隈を歩きます。
そういえば、少し前にお店が変わっていた場所を思い出しました。
以前は焼鳥屋さん。
結構な繁盛店だと思いましたし、ちょくちょく利用させてもらいました。
しかし、静かに閉店を迎えていました。

しばらくしてOPENしたお店がこちら。

多くの名店が入るダイヤパレスの「炙りもんと蕎麦 満月」さんです。
この界隈では意外と少ないお蕎麦屋さんです。

店内は居抜きかと思ってましたが、大幅な改装が行われていました。
L字型のカウンターの奥に職人らしき料理人が蕎麦を懸命に茹ででいます。
この景色を楽しむだけでも十分でしょう。

ランチのメインは2種類。
あとは単品メニューとなります。
それほど空腹でなかったのでざるそばの注文だけでも良かったのですが、
人気食べ物ブロガーとしてそれは許されません。

ここは正統派の「日替わりそばランチ」で勝負しましょう。
しかし、隣の人が注文した「日替わり丼ぶりとそば」が良かったと後悔。
日替わり丼はローストビーフ丼でした。
なかなか、やるじゃないか・・・。

しかし、迫力は負けていません。
むしろボリュームはこちらでしょう。

日替わりそばランチ 800円

いやいや、かなりの迫力。
ざるそばも普通盛です。
おかずはチキンカツ、ひじき、漬物、普通盛りのご飯です。

そばのイロツヤもなかなかいい感じ。

揚げたてのチキンカツを食べながら、ご飯を頂きます。
箸休め的にひじきをつまみ、ざるそばに移ります。
爽やかな冷たさを感じながら、勢いよく啜ります。

食欲が増してきます。
気づいた時には完食。
チキンカツもざるそばも目の前から消えていました。

そして、気づいた時には満腹。
お店は満月ですが・・・。
至福のひと時はそんな時間で迎えるのかもしれません。

次回は夜にお邪魔して、日本酒を飲みながら蕎麦を啜りたいですね。
ごちそうさまでした。

そして、オンライン授業がスタートした

昨日から非常勤講師を務める南山大学経済学部の授業がスタートした。
今年で3年目。
これまで同様、キャリアアドバイザーのニシダと第2クオーターの全15回を担当する。

ありがたいことに評判も良く、
(多分ね・・・)
今年は110名の学生が受講。
そうそう、科目は「自己とキャリアの形成」。

基本的には例年と同じだが、決定的に違うことが一つ。
今年は全てオンライン。
第2クオーターはリアルでの授業も検討されたが、結果的にはオンラインの授業。

僕の仕事もZoomでの打ち合わせが日常化しているので、慣れてはいるが授業は初めて。
どう段取りすればいいか、よく分からない面もある。

その点、相方がいるのは大変助かる。
リテラシーの高いニシダに多くを任せておけば進行もスムーズ。
事前準備も済ませ、計画通りに授業を進めるだけ。

会社の応接はラジオのスタジオみたいに2人のパーソナリティが掛け合いで喋る場となった。

これまでは対面の授業なので、学生の空気感を感じながら進めればよかった。
笑いを取るところ、真剣に話すところも場の雰囲気で作ることができる。

そこがオフラインと異なる点で、難しさは授業を行いながら痛感。
学生はほとんどビデオ停止にしているので、どんな状態かも不明。
一部、顔を出してくれている学生を頼りに話を進めるだけ。

これを独りで行うと相当しんどいだろうが、
二人で進めると程よい緩さも生まれ、いい感じにまとまる。
勝手にそう思っただけだけど(笑)。

結果的には勢い余って喋りすぎたこともあり、時間が足りなくなった。
ニシダではなく僕のせいでね。
すみません・・・。

初回は2年前に受講した先輩学生のインタビューも流し、授業のメリットも語ってもらった。
これはオンライン授業だからできること。
かなり参考となる意見だったと思う。
自画自賛するより第三者が薦めてくれる方が説得力はあるよね・・・。

110名も学生が参加するとワークショップやブレイクアウトルームは難しいかもしれないが、
やり方次第でいい学びの場を提供できそう。
きっとニシダがよりいいアイデアを出してくれるだろう(笑)。

オールドタイプとしてはリアルでやりたい気持ちもあるが、
オンラインは自分の成長にも繋がる。
受講する側だけでなく、提供する側もスキルを高めなければならない。
この後、提出レポートをじっくりと読みながら、自らの改善点も探っていきたい。

学生諸君、2ヶ月間、よろしくお願いしますね!

Fネットも新体制になりました!

僕が会長を務める(仰せつかる)Fネット(ふるさと就職応援ネットワーク)は6月で期が終了。
7月より新しい期がスタートする。

会則では2年に一度、組織の改編が行われ、僕を含め幹事も任期満了。
公平性と健全性を担保するため、新幹事は各加盟会社の代表者2名が推薦者を選出し決める。
この件に関しては事務局長である釘崎さんが以前のブログで書いている。

5月下旬で締め切られ、厳選なる投票の結果、新たな幹事が決定した。
7月からFネットの幹事となったのがこの5社5名。

株式会社パフ釘崎社長
株式会社ポーターズ西森社長
株式会社スイッチカンパニー芝社長
株式会社UZUZ今村会長

そして株式会社名大社。
はい、僕も再任となりました。

UZUZ今村さんが幹事に入ったことで、かなり若返りを図ることに。
Fネットも徐々に世代交代が行われつつある。

先輩の存在感も大切にしながらも、若い人の意見も積極的に取り入れ
次のステージに向かうのもこのネットワーク。
新たに埼玉県の株式会社シンミドウさんも入会し、ネットワークも確実に広がっている。
しばらくは多難の時期を迎える人材業界だが、立ち止まることなく前に進んでいきたい。

そして、先週の金曜日に新幹事で第1回幹事会が開かれた。
ここで決めるのは次期会長と事務局、監査担当となる監事。

Fネットの未来を考え熱い議論で新会長を決定するかと思いきや、いとも簡単に決定してしまった。
幹事選出選挙で一番得票の多かったメンバーが会長就任ということ。

そんな単純な決め方でいいの?
個人的には疑問に思いつつ、何となくだが総意だった。

写真では分かりづらいだろうが、僕が一番得票が多かったため会長に再任。
陰でフィクサーが暗躍してないだろうか・・・。
公平性と健全性は本当に保たれていたのだろうか・・・。

そんなわけで僕が引き続きFネットの会長を務めることなりました。
どうぞよろしくお願いします。

結果的に事務局も株式会社パフが引き受け、釘崎社長が事務局長に再任。
トップは山田会長、釘崎事務局長と新鮮味のない変わらぬ体制(笑)。

立場としては僕が上だが、結局は釘崎事務局長にアゴで使われる身。
今回の幹事会でも「次回総会までに新たな方針を決めておいてね!」とほぼ丸投げされた。
う~ん、誰かが裏で操ってるな・・・。

個人的な疑いは心の中に留めておいて、7月からは新たな体制。
気持ちも新たに新幹事とともにFネットを盛り上げていきたい。

更にネットワークを広げ地域の力を結集し、いい場を作っていきましょう。

経済活動を再開した日

今まで経済活動を怠っていたわけではない。
大した貢献はしていないが、少なからず毎日お金は使っていた。
それはすなわち経済活動。

しかし、僕の中の再開は一昨日の木曜日。
2ヶ月振りに飲みに出掛けた。
厳密にいえば65日ぶり。

それが僕の本当の経済活動となる。
飲みを共にしたのは朋友でもある株式会社サンコーの櫻山社長
65日前に飲んだのも彼。
なんと行ったお店も前と同じ。
65日前と同じコースを辿ったのだ。

友人がいないわけでも行動範囲が狭いわけでもないが、ワクワクしながらこの日を迎えた。
向かったのは住吉町の「桜びより」さん。

美味しいおばんざいを提供してくれる。
カウンター越しの大皿料理もしっかりと対策済み。

厨房はかなり暑いのだろう。
料理をする女将さんの背中には小型の扇風機が取り付けられていた。

家飲みもいいが、やはり外飲み。
それも気の置けない仲間とあれこれ語り合いながら飲むお酒は最高。

そこに美味しい料理が加われば何も言うことはない。
3月までは飲み歩く日々が普通だったが、久々にそんな日を迎えるとその有難さが身に染みる。
日常が日常であること、当たり前が当たり前であること。
改めて感謝しなければならない。

日本酒もスイスイと進み、心地よい酔いが体を覆う。
女将さん、ごちそうさまでした。
また、近々、お邪魔します。

そして、2軒目「BAR K-9」さん。
カウンターメインの正統派BAR。
オーナーの後藤さんにこだわりのハイボールを作ってもらう。

やはり家で自分で作るハイボールとは全く違う。
ウイスキーをブレンドしたハイボールは飲んだ瞬間と後味が異なり、これも格別。
知らないお客さんから話しかけられたりするのもこんなBARだからこそ。

ここでもいい時間を過ごすことができた。
ようやく経済活動もできた。
もっとすべきだという話もあるが、今回はここまで。
健全な時間で櫻山さんとも別れた。

こうして再開した活動だが、以前のような飲み方にはならないだろう。
どんちゃん騒ぎも、大人数の宴会もしばらく先。
回数も減るだろう。

それでも僕はオールドタイプ。
ニューノーマルが進むとはいえ、こんな時間を大切にしたいし、僕にとっては貴重な場。
久々に外飲みをして、改めて実感した。

この先、僕の財布も寂しくなる可能性はあるが、それでも経済活動は怠らない。
僕の責任として果たしていくつもり。
一昨日は楽しい時間をありがとうございました。

なんと、まあ~、ランニング日記2005

僕のブログのカテゴリーは現在8種類。
自分の中では均等に書いているつもりだが、実際はかなりの差がある。

このブログは「体を動かす」。
実に分かりやすいカテゴリー。
どこまでこのカテゴリーで書いているのか。

調べてみると前回は5月のランニング日記。
ということは1ヶ月、体を動かしたブログは書いていないことになる。

まあまあ、それが実情。
先月も会社はテレワーク。
僕は出勤していたものの、ジムに寄るわけでもない。
特にスポーツに励んだわけではない。
ゴルフなんて、もう忘れてしまった。

だから、「体を動かす」ブログを書いていないのは頷ける話。
怠惰な生活を送っていたともいえるが、そうでもないともいえる。
体重計には一切乗っていないので、体重が増えたかどうかはわからないが、
自宅で飲んだくれの生活を見れば大体の予測はつく。
ほとんど変わっていないはずだが・・・。
多分・・・。

それは何故か。
コンスタントに走っていたから。
5月初旬はGW休暇でもあり、継続的にに走った。
GW終了後も飲みに行かない生活は続いたので、週3~4回は走っていた。

その点では健康的。
ブログは書いていないが、体は動かしていた。
では、実際、5月に走った距離は・・・。
なんと114km。

驚いたことに2ヶ月連続でノルマをクリア。
大会もない、仲間との練習もない、
そんな時でもきっちりノルマを達成したのだ。
言い換えれば、それだけヒマだったのだろう。
いや、体を動かすことを課していたのだろう。

果たして今月はどうだろう。
さすがに無理だろうね・・・。

つい先日、こんなものが送られてきた。

3月に出場する予定だった穂の国豊橋ハーフマラソン。
今年は参加予定のマラソン大会が全て中止になったが、
ここまでフォローがしっかりしている大会は少ない。

Tシャツを送るケースは多いと思うが、それだけではない。
クオカードとシューズチャーム、タオル。
そしてゼッケン。
ゼッケンなんて必要ないと思っていたが、よくよく考えればランナーの気持ちを押さえている。
ランナーの中には出場した大会のゼッケンを保管している人もいるはず。
(僕はすぐ捨ててしまうけど・・・汗)
その心遣いが嬉しかった。

大会運営が無くなったとはいえ、相当なコストがかかっているので、
ランナーは見返りを期待していない。
ここまで対応してくれると来年も応援したいと思うのが心情。
その地域で経済活動をしたいとも思うはず。

この大会の魅力を改めて感じた行為だった。
そう思うと走ることは大切だし、この気持ちも大事にしたい。

今月は何ともいえない月だが、ノルマに近づく走りはしたい。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その139

6月に入り、食べ物ブログはテイクアウトシリーズから通常のスタイルに戻します。
この自粛期間、テイクアウトの良さを理解しましたが、
これからは街に出て食事をすることに。
この日常がいかにありがたいかをコロナのおかげで知ることができました。

会社から伏見駅方面に向かい、電気文化会館の西側にある「三好乃」さんに行ってきました。

「えっ、ここってまだ登場してなかった?」
そんな声が聞こえるかもしれません。
伏見シリーズがすでに139回にもなり、登場するには遅すぎるのかもしれません。

大変失礼しました。
タイミングを逃していました。

正統派の洋食屋さんになります。
店舗は階段を上った2階。

このドアも正統派洋食屋さんを醸し出しています。
テーブルに並ぶ塩、ソース、からしも洋食屋さんらしさを感じます。

お昼のメニューも豊富にあります。
Aランチ、Bランチ、Cランチ。カレーの他にも洋食屋さんらしいランチが並んでいます。
何だか洋食屋さんを連発してますね。

ここは代表格となるAランチで勝負しましょう。
どんなお店でも一番オススメはCランチですとは言わないと思いますし・・・。
ちなみにCランチはミンチかつです。

Aランチ 940円

どうですか、この洋食屋さんを代表したよう魅せ方。
キャベツの千切りや横に並ぶポテトサラダもいかにも洋食屋さんです。
やはり連発しています。

アップにしてみましょう。

エビフライのぷりぷり感、ハンバーグのジューシーさ、
とんかつの歯ごたえが写真からも十分に伝わってきます。

どこから攻めるかは悩みどころですが、
人気食べ物ブロガーが最後に食べるのは決まっています。
最後はエビフライ。

幼少の頃からエビフライはごちそうでした。
好きなものを最後に取っておくタイプの人気食べ物ブロガーとしては、
エビフライで最後締めて至福の時間を終えることにするのです。

「さてさて、どうしようか・・・」
なんて悩みながら食べるのもシアワセですね。
赤だしを頂くのも随分と久しぶりのように感じます。

いいですね。
この50年以上続く定番の洋食ランチ。
時々は頂いて幸せを感じたいですね。

ごちそうさまでした。