これからも前向きに 名大社会長ブログ

今回はちょっと宣伝。第145回転職フェア

誰も覚えていないと思うが、昨年7月のブログでイベントの宣伝はしないと宣言した。
それ以降、イベントの結果報告はしても宣伝はしてこなかった(はず・・・)。
しかし、来週開催される転職フェアの開催分については僕の方から宣伝させてほしい。

年明け第一弾となる転職フェアは記念すべき第145回。
いや、これだと第145回が記念だと思われてしまうな(笑)。
そうではない。
年明け第一弾から転職フェアに関する制作物を一新した。

これまでの「行かなきゃ何も始まらない。会わなきゃ何も伝わらない。」
のキャッチコピーもお気に入りだったが、思い切ってより地元色の濃い宣伝にした。
厳密にいえば、前回を踏襲したCMも制作したのだが、
しばらくは地元色の強い信長バージョンで統一することにしたのだ。
東海エリアでは各TV局でこちらのCMが昨日から流れている。

どうでしょうか?
途中まではイベントの告知とは全く分からない。
何度か見ないとあまり理解できないのかもしれない。
コアな信長ファンにはお叱りを受けるかもしれない。
だが、これがジモト愛なのだと理解してほしい。

それに伴い、地下鉄周辺の駅貼ポスターも、

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Webサイトもバナー広告もリニューアル。

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かなりのインパクトじゃないだろうか。
僕の立場としてはちょっと勇気のいる行為ではあるが、
この東海地区で親しまれながらも尖った存在になるにはインパクトも必要。
今年は名大社の地元色をより強く主張していきたい考え。

その結果の良し悪しは来週末の転職フェアの来場数として表れるだろう。
目的はあくまでも多くの方に来場いただくことなのだから・・・
名大社の抱く顧客視点が正しいかどうか、これは見ものですね(笑)。

この宣伝にすべての神経を集中させたわけではない。
イベントで大切なのはその内容。
今回は120社の企業に参加いただく。
この時期に同様のイベントも開催されるが最大規模となる。

転職フェアの詳細はこちら
<日時>2016年1月15(金)、16(土)日
11:00~17:00
<会場>ウインクあいち 7階・8階展示場
名古屋駅徒歩すぐ

この信長バージョン、今後、いろんな展開があるはず。
きっと・・・。
少しでも我々の気持ちが伝わると嬉しい。

いよいよ学生も活動?今年もガンガン行きますよ。

そろそろ正月気分が抜けた頃。
名大社も5日から仕事がスタートし、いきなり全開モードで忙しい毎日。
一般的には明日から3連休になるだろうが、
年末年始10連休だった名大社にそんな休みは必要ない。
メンバーは休みたいと思っているかもしれないが関係ない(笑)。
この3連休は学生に向けたイベントを2日間開催する。

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明日は「理工系学生のための就活応援フェスタ」
3月からスタートする就職活動に向けて学生さんに就活の準備をしてもらおうというもの。
講演やパネルディスカッションをはじめ、
理工系学生さんにとって有益な情報を得ることができる。

ドラマ「下町ロケット」の影響もあり、中小企業の技術力も注目を集めている。
今回は愛知ブランド企業3社の社長に登壇いただき、
熱いトークで学生を魅了してしまおうと密かに企んでいる。
阿部寛さんのような社長が熱く語るかはわからないが、間違いなく心は動かされるだろう。
他にも地元の優良企業に参加いただき、業界の現状や将来の展望について語ってもらう。

うん、これはいい。
自画自賛状態だが、理工系学生さんには是非、参加してもらいたい。
詳しい情報はこちら

そして、翌々日11日は東京で「ふるさとキャリアミーティング」というイベントを開催する。
これは名大社も加盟する「ふるさと就職応援ネットワーク」が主催する初めてのイベント。
全国20社の各地域の就職情報会社が地元の企業を集め、
首都圏の大学に通う学生さん向けに行うUターンイベントだ。

全体で140社、名大社からは約20社の企業に参加してもらい地元の魅力を発信する。
僕も気合を入れて前日に東京入りする。
特に前日は何もないのだが、念には念を入れてということだ(笑)。
名大社自体は休みだが、主力メンバーには出張してもらい、当日の運営を任せていく。

僕のブログを首都圏に住む学生が読んでいるケースはほとんどないと思うが、
全国30万人のブログファンで首都圏学生の知り合いがいれば、ぜひ、この情報を伝えてほしい。
東海地区の魅力はもちろんだが、全国各地の魅力が発見できるはず。
地方銀行が全国各地から参加するので、その比較だけでもい面白いかも・・・。

うん、これはいい。
うちの子供が首都圏の大学に通っていたら、絶対に行かせるな(笑)。
詳しい情報はこちら

そんなこんなで僕の3日間はこのイベントと共に過ぎていく。
さらにその週末は転職フェアだ。
まずは学生向けのイベントだが、今年もガンガン行きますよ。

どうぞよろしくお願いします。

食べ物のはなし 番外編 みそかつ丼

名古屋を代表する商店街といえば・・・。
そうです。
円頓寺商店街です。

もう一つあるとすれば・・・。
そうです。
大須商店街です。
そんな回答をする人はきっと多いでしょう。

今回は円頓寺ではなく、もう一つの商店街である大須に行ってきました。
年明け早々だったからでしょうか。

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大須商店街は圧倒的な人、人、人。
円頓寺商店街のお正月とほぼ同じじゃないでしょうか。
そのうち誰かに叱られそうなので、商店街比較はここまでにしておきます(笑)。

たまに大須商店街を歩くと勉強になります。
円頓寺商店街では感じることのできない熱気を感じることができます。
絶好調コメ兵さんもそびえ立っています。

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石原社長率いる大須を代表する企業です。
大須を代表するのはコメ兵さんだけではありません。
そうです。
大須を代表する「矢場とん」さんに行ってきました。

大須じゃなくて矢場町でしょ!なんていう声は聞こえてきません。
大須を代表する外食企業なのです。
本店はこんなに立派です。

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本店にお邪魔するのは何年振りでしょうか。
少なくともこの立派なビルになってからは初めてのことです。
昔はちょっとオンボロな(スイマセン・・・)店舗でした。
こんな着ぐるみを見るのも初めてのことです。

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この日、お店に入ったのは11時前でした。
はっきり言ってお腹は空いていません。
おまけに大須商店街で名物の唐揚も食べてしまいました。

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本来であればわらじかつを食べたいところですが、そんな食欲はありません。

メニューをくまなく見渡し、
「すいません、みそかつ丼。ネギをプラスでお願いします。」
と消極的な注文をします。

昔はみそかつ丼にはすでに味噌ダレがかかっていたと思います。
最近は違うんですね。スタッフの方が目の前で丼にかけてくれます。

みそかつ丼 1100円+ネギ 50円

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「お~、なかなか、やるじゃないか・・・。」
年明け一発目で定番のセリフが出てしまいました。
途中ゴマを振りかけます。
途中からしをたっぷりと付けます。
「お~、いいぞ、いいぞ。」
全くお腹が空いていなくても、はふ、はふと食べていきます。

「さすが!名古屋を代表する食べ物だ!」
と大いに納得します。
お腹が空いていなくても問題ありません。
食べ終わるころには11時半くらいだというのに満席になっていました。

「ふう~、美味かった。野球チームは大丈夫かな・・・」
どうでもいいことを呟きながらお店を出ました。

ごちそうさまでした。
果たして円頓寺には戻れるでしょうか・・・。

昨年のことは忘れたいけど・・・。12月の目標

体の重い正月。この年末年始もとことん飲み食いした。
おかげさまで走るスピードもイマイチでなんとも切ない気分。
まあ、ぐうたら生活をしているので自業自得なんだけど・・・。

さて、2015年のランニングも目標未達成が11か月で終了。
結果は大晦日のブログで簡単に報告した通りなのだが、
3人のライバルが変なプロフィール写真にしたり、
鈴鹿サーキットで写真を撮ったりとヒマそうな毎日を送っているみたいなので、
12月の詳細を報告したい(笑)。

12月のランニング距離は60km。
昨年を象徴するような距離で一年を締め括ることになった。
前半は20kmしか走っていない。それも安城シティマラソンを含めてである。
10kmの大会なので、それほど練習を積む必要がないことも距離が伸びない原因であるけど・・・。

そう思うと後半は健闘した。
年内の冬期休暇6日間のうち4日は走った。
4日間の距離は20kmとそれほどの距離は走っていないのだが、
だらしのない年末を過ごすことを思えば十分。
昨年はインフルエンザに罹り、走っていないわけだし・・・。

この一年、大会に出る機会も少なくなり走行距離も減ったため、
ランニングシューズの踵の減りも少なくなった。
以前であれば7~8ヶ月で買い替える状態であったが、
今回は1年間、一足のシューズで保つことが出来た。

これが最近、履き替えたランニングシューズ。

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僕のイメージと同様、爽やかなブルー。
颯爽とした姿をお見せする機会が少ないのが、悔やまれて仕方ない(笑)。
全然速くならないので、アシックスの同じモデルをずっと使っている。
サイズを合わせる必要もないので、ネットで選ぶだけ。

それはさておき、この2016年。
いくら昨年が未達成ばかりだろうが、目標の変更はしない。
今年もあくまでも月間100kmRUNを目標とする。目標は常に高くなくてはならない。

名古屋シティマラソンを走れなくても関係ない。いや、ウルトラCを使って走るかもしれない。
そのために入念な準備をするのだ。

そんなわけで今年も走り続ける一年にします。

20年目を迎えた日記

30歳になる年から書き始めた日記。
早いもので今年で20年目を迎えた。
ここ最近(といってもこの15年)は5年日記を使用しており、
今年からはこの5年日記とのお付き合いとなる。

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購入するのをすっかり忘れており、年末ギリギリに買ったので、
こんな可愛らしい日記しか立ち寄った書店には置いてなかった。
まあ、誰かが見るわけでもないので、どんなデザインでも構わないが、
メルヘンチックな内容になってしまいそうだ(笑)。

書き始めた頃は、結構書き忘れることが多かった。
2~3日後に気づき、慌ててまとめることもしばしばだった。
眠りながら書いている時もしょっちゅうあったので、改めて読んでも意味不明な文章も多い。
それ以前に文字になっていないこともあった。

それでも続けてみるのもである。
大袈裟な言い方をすれば、今や生活の一部になっているので、忘れることはない。
出張等でまとめて書く時は時々あるが、それは予め分かっているケース。
読んだ本、観た映画の感想も必ず日記に書いていた。
これは今のブログに流れていくんだな・・・(笑)。

断片的でしかない記憶も日記を読み返すことで思い出すこともできる。
読み返しても全く思い出せないこともあるのも事実だが、その当時の記憶が鮮明に甦ってくる。
基本的にブログにはネガティブなことは書かないが、日記にはネガティブな内容が多い。
特に30代の頃はハードな時代だったこともあり、会社、組織に対する不満を日記にぶちまけていた。

もちろん前向きなことも書いているが、批判的な文章も目立つ。
仕事で帰りは遅く、ヘベレケに酔って帰ることも頻繁。
嫁さんや子供たちが今冷たい原因は僕が作っていたわけだ(苦笑)。
それでも子供の成長も日記を通して理解できる。

不思議なもので社長になってからはネガティブな内容はほとんどない。
環境が変わると人って変わるんですね・・・。

それほど昔の日記を読む時間はないので振り返ることは少ないが、
これも毎日日記を書いていたからこそ、思い起こすことができる。
反省すべき点も多いが、その当時感じていたことを忘れてはいけない点も多々ある。
それも日記を書いてきた利点だとすれば、今更止められない。

死ぬまで日記を続けるかどうかは分からないが、少なくとも仕事を引退するまでは続けていくだろう。
あとはボケ防止のために書くかもしれない(笑)。

さて、一昨日からスタートした新しい5年日記。
どんな物語が展開されていくのだろうか。
楽しみである。

「経営の教科書」を改めて・・・。

この休暇中、新将命氏の「経営の教科書」を改めて読んだ。

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初めて読んだのが約6年前。トップを任されて間もない頃だった。
その当時、始めたばかりのブログにも書いたのだが、今読み返してみると感じ方がかなり異なる。

曲がりなりにも6年間、会社を任されてきて自分なりに学んできたことも多かったのだと思う。
当時はどちらかと言えば気づきばかりだったが、今回は共感に変わっている点が数多く見られたからだ。
数多く見られたからといって、実行できているとは限らない。
できている点もあればそうでない点もある。

むしろまだまだ足りないのが実態。
だからこそ、改めて読んで学ぶ必要がある。
やはりここに書かれているのは原理原則。

リーマンショック後の厳しい環境下の書籍であっても本質は変わらない。
今読んでも色褪せることはないし、再度意識しなければならない点、
すっかり抜け落ちている点、多少なりとも及第点を与えられている点が再認識できた。
新氏は特別難しいことを語っているわけではない。
すべて自分で編み出したノウハウや考えではない。
松下幸之助氏やドラッカー氏の引用も多い。
経営の原理原則をすべて自分自身の考えで持って、書き上げることは難しい。

多くの方からいい影響を受け、それを実践するうちに自分のスタイルに落とし込んでいるに過ぎない。
新氏もその一人で、常に学ぶ姿勢を持ち続けているということ。
最初に読んだ時はそこまで感じなかったが、その積み重ねが一流の経営者として証明されている。
自分に驕ることのない人間性を含め、時代の変化を読みながら形作ってきた結果だと思う。
だとすれば、僕のような低いレベルは一年に1回くらいは読み返す必要がある。

事業の倫理観、自分のあるべき姿、社員への仕事の任せ方、
ロジックと感情の関係性など、改めて重要性を感じさせてもらった。
出来ている面はさらに活かし、出来ていない面は修正していく。

シンプルだけどそれを繰り返しをしていけば、会社は上手く機能するはず。
凡事徹底、当たり前のことを継続すれば、会社を存続させるのはそんなに難しいことではない。
社会に対しての目的をはっきりさせればいいこと。

大切なのは原理原則。
そこはどんなに調子がよかろうが忘れてはならない。
そんな意識を持つ一年にしていきたい。

謹賀新年2016

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

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今回も父親がこしらえてくれたしめ縄と共に新年のご挨拶です。
毎年、同じ光景ですが、この一年、このオフィスで働く仲間と充実した仕事を進めて参ります。

今年の標語は、
自らを律し、組織を強くする。
自らを鍛え、業務を改革する。

としました。

これは僕だけが行うのではなく、
名大社メンバー一人一人が心掛けて取り組む姿勢を表します。
今、順調に推移している会社だからこそ、
それに甘えることなく、自分に対して厳しせねばなりません。

改革なんて大袈裟だけれど、日々の改善を繰り返していけば、
一年後には十分な改革が成し遂げられているはずです。
いい会社は自分たちの手で創り上げていくのです。

そんな一年のスタートは、朝日を浴びながら早朝RUN。

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気持ちいい!
俄然、ヤル気が湧いてきました。

今年で50歳。
40代の初めは迷いっぱなしでした。最近、ようやく迷いがなくなってきました。
50代に入っても真の使命を悟るには時間が掛るでしょう。
そう簡単なことではないと思います。

それでも前を向き自分を信じ、仲間を信じて前進していくしかない。

お互いにとって素晴らしい一年にしていきましょう!

全く成長なし?個人の目標を振り返る。

先日の仕事納めブログで、
「著しい成長を見せた者と期待に応えていない者もあった。」とカッコつけたことを書いた。
他人のことはエラそうに言えるわけだが、
今年一年、自分自身を振り返ってみると果たしてどうだろうか。

新たに立てた目標とルーティンな目標。
年初に6つの目標を掲げたので、そこを振り返ってみたい。
かなり悲しい振り返りだけど・・・。

・健全な社外営業
通常の営業はしない。立場的に商品を売り込むことはしない。
しかし、立場として常に会社のトップとして広報的な役割をこなす。
色んな場に顔を出し、健全に会社のPRを行う。
主たる業務とは別の事業を創り上げるための活動を推進する。その行動を起こす。

⇒これは当たり前の行為。特別なことはない。
ある程度は広報的な立場を担ったとはいえるが、周りが納得するほどの行動だったかは疑問。
別の事業を創り上げるための活動といえば、
ファミリービジネス関連になるだろうが事業としてはスタートしたばかり。
セミナーや講演を行ったり、勉強会も開催しているがまだ道半ば。及第点は遠い。

・西川塾主からの学びの実践
元旦に塾主が90歳で逝去された。過去2年間で学んだ人生、仕事、経営、人づくりを実践する。
より多くの人と出会うこともそう。人を育てることもそう。塾主への恩返しの意味で実践していく。

⇒常に意識し行動することが大切。学びの実践に終わりはないだろう。
ほんの少しは出来ているとは感じるが、ゴールに届くことはない。
時々、塾主への恩返しを忘れているのも事実。継続していくしかない。

・健康管理、体力増強
昨年初めて会社を休んだ。また、年末にはインフルエンザに罹った。
以前より体力が衰えていることは明確。経営者は常に若く健康的でなければならない。
ジムに定期的に通い、アルコールも適量にし、健康管理、体力増強に努める。

⇒今年一年、体調を崩すことも会社を休むことなかった。
健康的な一年を過ごすことができた。
ただ定期的にジムに行っていたわけでもなければ、アルコールを適量にしていたわけでもない。
相変わらずの飲んだくれ生活。
そのおかげか以前よりお酒が強くなった気がする。二日酔いが減ったような気がする。
体力増強は課題だが、健康的に一年を過ごせたことは良かった。

・映画鑑賞年間24本
経営者は感性が豊かでなければならない。発想も潤沢でなければならない。
そのためには感受性を鍛えなければならない。
いい映画を観ることで感性を磨き、物事に感動する人間性も養う必要性もある。

⇒結果的に今年映画館で映画を観たのは19本。ここ20年では一番多い本数。
目標には届いていないが、意識した結果ともいえる。
これは継続すべき。
19本のうち、邦画が13本と圧倒的だったが、
ナンバーワンはイーストウッド監督の「アメリカンスナイパー」かな。

・読書年間55冊
⇒これは毎年のルーティン。
漫画2冊を含めても44冊で未達。全然到達することができない。
相変わらずボンクラなのは仕方ないのかも・・・。

・月間100kmラン
⇒こちらも毎年のルーティン。これが達成できたのは5月の一度きり。
あとは60~70kmの月ばかり。これではスピードが速くなるわけがない。

以上が、今年の目標に対しての結果。
ご覧の通り、何一つ満足いく結果はない。
成長していないことをお披露目しているようなもの。
恥ずかしいばかりだが、隠していても仕方ない。これが正直な姿。
目標を決めず、報告することも止めてしまえば、もっと体たらくな行動だったろう。

先日も飲み会の場である方と話をしていて、
「山田さん、あれだけブログを書いて凄いですね?」と感心された。
「月20本がノルマですから・・・」と答えると
「そんなことにもノルマを課してるんですか・・・」と驚かれた。
「そうしないとやらないと思うので。」と答えたが、変なヤツと思われたのかもしれない。
僕のような才能のない人間は一定のルールを設定し、
そちらに向かわないと何かを成し遂げることはできない。
現実は何も成し遂げてはいないのだけれど、何かを続けるということはそんなことだとも思う。

出来が悪くてもこれで一年は終了。
マイナスのまま終えるわけだが、明日からはリセットされて新たな一歩がスタートする。

一年間、ありがとうございました。
来年は50歳。
気持ちを引き締めていきますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その30

今年最後の円頓寺シリーズです。
なんと30回目を迎えることが出来ました。
これもひとえに人気食べ物ブロガーを支えてくれた30万人の読者の方のおかげです。
改めて感謝申し上げます。

とてもありがたいことではありますが、止めるに止められなくなってきました。
来年はどうすればいいでしょうか?
このまま続けてもいいのでしょうか?
と少しだけ途方に暮れている年末であります。

今回は今年最後ということもあり、ちょっと豪華な円頓寺シリーズです。
円頓寺本町の商店街を歩いていきます。

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円頓寺商店街とは違い、昭和な雰囲気が残っています。
本町を抜け、菊井町交差点に向かった先にある「海鮮中国料理 黄河」さんに行ってきました。

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知る人ぞ知る有名店です。
予約がないと入れないと専らの噂です。この日も予約で席は満杯でした。

ビールで乾杯した後、さて何を頼もうかとメニューを眺めながら悩みます。
見たことも聞いたこともないメニューが並んでいるので、
どんなものか提供されるかさっぱりイメージが湧きません。
「え~い、こういった時は直感に限る!」
と長年鍛えた人気食べ物ブロガーの勘を頼りに注文します。

出てきました。紋甲イカの何とか・・・。

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正式名称は忘れました。これも中国料理なのか・・・。
そんな感じで食べます。

雲丹と卵のふんわり炒め。

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天津飯じゃありませんよ。そう思った方、素人ですな(笑)。
初めて食べる食感。美味です。

このころから紹興酒に移ります。
まずは8年物を飲み、その後は15年物を飲みます。
う~ん、円頓寺シリーズ始まって以来の豪華さです。

そして、上海蟹の紹興酒浸け。

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これも初めていただきました。
思わず「あっ、小さい」と心の中で叫んでしまいましたが、こんなものなんでしょうか。
タラバガニを食べる感じとは真逆です。
蟹を食べているというよりは珍味を食べている感覚。
食べなれない感が思い切り出てしまいました。
お酒の弱い人が食べたら、これだけで酔ってしまうでしょう。
予約をしないと食べられない一品です。

店内は静かでお客さんも上品です。
写真を撮るのもはばかれるような気がしたので、誰にも気づかれないように撮ってみます。
案の定、自分が写ってしまいました。

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その後は小難しいことが書いてあった酢豚、そして、〆に五目チャーハンをいただきました。
個人的には五目チャーハンが一番美味しかったような気もします(笑)。
これはもう一度食べたい。写真は撮り忘れました。

この五目チャーハンも1200円するので、それなりのお値段のお店です。
普段の円頓寺シリーズのようなお気軽な感じではありません。
(ランチはそうでもないようですが・・・。)
今年の最後を飾る、それも30回記念だがらこそ、行けるお店なのです。

ほろ酔い気分でお店を出ます。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし、来年もどうぞよろしくお願いします。

「孤独のグルメ」を読む

会社帰りに名古屋駅のジュンク堂書店に立ち寄った。
大型店にしかないだろうという書籍を探すためにお邪魔したのだが、
目的の書籍の在庫は残念ながらなかった。
「さて、どうするかな・・・」
と各売り場を眺めていると目に飛び込んできたのがこの書籍。

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衝動的に購入してしまった。
マンガを買うなんて何時以来だろう。思い出せないくらい昔のこと。
「TVも終わってしまったし、食べ物ブログの参考書にでもするか。」
と前向きな解釈をして、早速、読むことにした。

「井之頭氏の印象はTVとはずいぶん違うなあ~。」というのが読み終えた感想。
原作には昔付き合っていた彼女も登場するし、お店で店主やお客さんとケンカもする。
このケンカは全うな理由で井之頭氏の肩を持ちたくなる。正義だ。
そして、圧倒的な強さ。こんな人物像なんだ・・・。

食べ物ブログの師匠がブログネタで、「孤独のグルメ」のアプリとやらを使いイラストが登場する。
そこには「はふ、はふ、うおォン、俺はまるで人間火力発電所だ。」
というセリフが出てくる。

あっ、そうそう。
先日、師匠と飲んだ時にこの表現に対して叱責を受けた。
「キミのブログはうおん、うおんとなっている。
正式にはうおォンだ。まるでダメじゃないか!」
確かに原作も”うおォン”という表現。
師匠、すいませんでした・・・。

話は逸れたが、人間火力発電所って、
いろんなシーンで使われているのかと思っていたが、2巻の中で一か所しか出てこない。
焼肉屋さんでの食事の場面だけだ。
なんだか師匠のブログに騙された感じで、僕のブログにも何度となく使ってしまったことは大いに反省。
これからはその表現を控えるようにしたい(笑)。
「いいぞ、いいぞ~」とか、「なんだか凄いことになっちゃったぞ。」
はあちこちに登場するので、安心して引用できそうだ。

TVシリーズはseason5しか見ていないので、
何とも言えないが原作に出てくるお店はTVには全く出ないのではないか。
そもそも原作の世界は実在するお店なのか架空のお店なのか、わからない。
すべてが美味しいお店ではなかったりするし・・・。
何も考えずに単純に楽しめばいい。

リビングで読んでいたら、息子が手に取って言った。
「マンガで920円、高っ。こんなの読んで何の意味があるの?」
「いや、それは・・・」
答えることができなかった。

何の意味があるのか。
誰か教えてほしい・・・。