これからも前向きに 名大社会長ブログ

エン転職もやってます

今月は久々にイベントが続く。
今週末の「出会い場 東海イベント」を皮切りに来週末は3日連続のイベント。
26・27日開催の「転職フェア」の翌日28日は社会人向け「転職フェア三重」
学生向け「ジモト就職応援フェア」と2会場で開催。

それも名古屋は吹上ホール、四日市はじばさん三重と会場も遠く離れた場所。
振り分けられたスタッフは頑張ってもらうとして、役割のない僕はどうすればいいか。
両会場とも顔を出す予定だが、移動時間の方が長い。
これも仕事だろうか(笑)。

そんなことを思いつつ、イベントの制限もなくなり、積極的な仕掛けができるのはありがたい。
おかげさまで求人も増えてきた。
転職フェアの参加企業数も前年同時期より大幅に増えたのは来場者にとってもいい環境。
多くの方にご来場いただきたい。

この11月から来年3月まではイベントで目白押しだが、それだけでは留まらない。
名大社では10月からエン・ジャパン株式会社のパートナーとして「エン転職」を販売することになった。

元々は広告代理店であった名大社は時代と共にそのスタイルを変えてきた。
単純な代理店(商社)からメーカー機能を持つ商社となり、メーカーへと移行。
新卒事業においては自社ブランドとのコラボでいくつかのパートナーと組んできたが、
中途事業においては皆無。
今回、エン・ジャパンさんと組むことで、クライアントにより幅広い提案ができるようになった。

いわば商社機能を持つメーカーの立ち位置。
但し、なんでも取り扱う便利屋になるつもりはなく、
ここは拘って名大社らしいポジションを築いていく。

昔から名大社をご存知な方は違和感はないが、
最近のお付き合いしかない方は「なぜ、代理店?」と思われるかもしれない。
ここはうちのスタッフをフル活用いただき、その理由をご確認頂きたい。

新たな事業を始めることは覚えること、学ぶことが多く苦労は続く。
しかし、これが身になれば一人一人の武器は増え、知識も能力も向上する。
そんなことも期待したい。

まだまだ対面イベントの参加は難しいとか、
転職サイトもよく分からんという担当の方はぜひ、お声がけを頂きたい。

エン転職もやっています。
他のサービス同様、こちらもよろしくお願いします。

世代を超えて生き残る組織をつくる人事・採用戦略

たまには宣伝をしたい。
たまには仕事しているところを見せたい。
今日はそんなブログ(笑)。

11月29日(月)に経営者及び人事担当者向けのオンラインセミナーを開催する。
これが何とも珍しい共催。
名古屋中小企業投資育成株式会社とThinkings株式会社と名大社の3社による共催セミナー。
結構、カッコいいタイトルも付けている。

今後、中小企業は安定的な売上を確保しつつ、
10年後、20年後を見据えた戦略を練らなければならない。
その戦略は営業戦略だけでなく人事戦略も必要不可欠。

どんな人材を採用していくかも企業が生き残るには必要になる。
特に時代の変化が激しい昨今、IT人材の採用育成、幹部社員の獲得など、
高い視点に立った採用計画が求められる。
特に東海地区の場合、歴史のある中小企業が多く、
世代交代や若返りも課題となるケースが多い。

そのためには経営者が採用や育成を現場に丸投げするだけでなく、
高い関心を持ち関わることが重要。
かといって、経営者が全て自分で行ってしまうのも、
先々を見据えた場合、企業の成長を阻む可能性もある。

今回のセミナーでは、企業の事例を紹介しながら今後取り組むべき課題を提案。
第1部『次世代育成における「経営×人事・採用マインド」』
というタイトルで僕が講演を行う。
僕が一方的に喋るより、企業の事例を見てもらいながら必要な観点をお知らせしたほうがいい。
その事例をクライアントの新日本コーポレーション株式会社さんにご協力頂くことになった。

僕はLIVE配信でぶっつけ本番だが、事例は事前にインタビューをさせてもらった。
それが先週のこと。

登場いただいたのは飯田社長と採用担当責任者の竹内さん。

詳細はセミナーをご覧頂ければと思うが、採用に関しても一貫性を感じることができた。
人材採用や育成も経営理念に繋がっている。
教育への大きな予算も社員と企業の成長を期待しているからこそ。

飯田社長はブレることなく信念に基づいて行動されている。
それを120%理解し、現場に繋ぐ竹内さん。
社長と担当が同じことを語れるのは理想的な姿。
いい事例を取材させて頂いた。
感謝!

せっかくお邪魔したので、新日本コーポレーションさんが点検を行う警報機、
非常ボタンを押させてもらった。
誰でも非常ボタンを押したくなる衝動に駆られるはず(笑)。

サイレン音が鳴る体験をさせてもらったが、気持ちよかった。
ちょっと違うか・・・。

そんなことを含め、セミナーに関心ある方はご参加頂きたい。
日程/11月29日(月)14:00~15:30
会場/LIVE配信
費用/無料
申込みはこちらから

どうぞよろしくお願いします。

映画「老後の資金がありません!」

本作は僕が40代や60代だったら観ることはなかった。
舞台となるのがズバリ50代なので、ちょっと不安になり観ることにした。
意外と評判もいいしね・・・。
その割には僕よりも圧倒的に上の世代のお客さんが多かった。

作品としては世代を選ばず楽しめるし、とてもハッピーなコメディとして仕上がっている。
最近、暗い作品ばかり観ていたので、
笑って、ほんのりしんみし、ほのぼのする作品が体を癒してくれる。
やはりバランスは大切。
重い作品ばかり観ていると無口で陰気な50代になっちゃうしね。

映画の舞台となる後藤家は我が家に近い。
ローンのある一戸建てに住み、母はパート、娘は社会人、息子は大学生の設定。
ほぼ同じ。

ストーリーとして異なる点は生まれてくるが、ネタバレになるので書くのは止めておこう。
もしかして同じになったりして・・・。
それは困るな(汗)。

頷けた夫婦の会話を一部披露。
天海祐希扮する篤子さんが貯金の少なさに嘆くシーンがあり、その額が700万と分かる。
旦那章さん役の松重豊が「貯金は2000万くらいあると思ってた」と驚き、白い眼の篤子さん。
そんな会話。

僕も嫁さんに貯蓄額を聞いて、愕然としたのはつい最近のこと。
家庭のことを奥さんに任せっきりにしている旦那は全く家の実態を知らない。
後藤家も山田家も無駄使いしているわけではないが、意外なほど貯まらない。
ダメ親父の松重豊に共感してしまった(汗)。

思ったほど貯金のない中で、葬儀、結婚式などお金の掛かる行事が重なり、更に・・・。
そんなふうに物語は進むが、その切実さは笑いを与えてくれる。
本来不安でしかない要素を楽しめるのは、観る人によっては辛いかも。

しかし、それでも大丈夫と思わせてくれるのがこの映画の良さ。
喜怒哀楽を上手く演じる天海祐希の存在は大きい。
あんなスタイルのいいシュッとした50代の主婦はいないと思うが、
(50代の主婦の皆さん、ごめんなさい)
それが普通の主婦として溶け込んでいる。

そして何より姑役の草笛光子が素晴らしい。
とても88歳とは思えない身のこなし。
あれ、CGじゃないよね?と思わせてくれるほど軽快な動き。

2人の会話のやり取りもいい。
特に宝塚に入る、入らないの会話は知る人にとっては大きな笑いに繋がっただろう。
天海祐希の絶妙な表情も・・・。

確かに「老後2000万円問題」を心配する我々世代は多いと思う。
今後、どんな予期せぬ出来事が降りかかってくるかは分からない。
そのためにも少しでも貯金をしなきゃと考えるも仕方ない。

まあ、でも、なんとかなるんじゃないかな。
いざとなれば・・・。
そう楽観的な気持ちにも本作はしてくれる。

とても愉快な作品でした。

それでも映画は「格差」を描く

本書は書籍広告をぼんやり見ていたら、買ってくれ!とばかりに目に飛び込んできた。
無意識的にこの分野に関心があるのだろうか。
仕事とは直接関係ないが、自分が読まなければならない使命感にかられ手に取った。

なるほど、こんな視点で映画を観ることも大切。
少し前に読んだ「仕事と人生に効く教養としての映画」にも
「パラサイト 半地下の家族」や「万引き家族」が紹介されていたが、本書は別視点。
どちらにしても現代社会を表す代表的な作品といえるのだろう。

本書は格差をテーマに13本の映画を紹介している。
前述した作品以外に「ジョーカー」「ノマドランド」
「わたしは、ダニエル・ブレイク」「家族を想うとき」の6本は鑑賞済み。
残りは未鑑賞だが、タイトルすら知らない作品もいくつか。

映画コラムニストとしてはまだまだだと思いつつ、
どうエッジを立てていけばいいのか本書を読みながら学ぶこともできた。
一体何をしようと企んでいるのか・・・。

著者の町山氏は時代が映し出す格差を徹底的にあぶり出す。
それも作品に留まることなく、監督の傾向性を語る。
監督論の書籍といっても間違いではない。

例えば「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督については育ってきた環境から
デビュー作の評価、社会との関わり、韓国経済が監督にもたらした価値観まで深く掘り下げている。
ポン・ジュノ監督がなぜ「パラサイト~」を作るのか、その背景まで理解できるのだ。

その上で国内に広がる「格差」を強烈な映像をメッセージとして送り続ける。
「万引き家族」の是枝監督も同様。
過去の作品が何らかの形で繋がっているのだ。
予想以上に監督のこだわりは一貫しておりシンプル。

それが社会性を生む出している要素でもあるだろう。
ケン・ローチ監督なんてその代表選手なのかもね。

格差といっても国により事情は異なる。
非正規雇用、生活保護、ワーキングプア、虐待など背景は異なるが、
すべて貧困に繋がっているのは事実。
犠牲は子供だけでなく、シングルマザーでも老人でも。

映画を観るとハッとさせられるが、普段の生活ではあまり感じることはない。
せいぜい悲惨なニュースを見て嘆くくらい。
まだ偏った見方もあるだろうし、僕自身が「自己責任」に拘っている面も多い。
映画はその認識の甘さを否定してくれ、別の角度から大切なことを教えてくれる。

本書に登場する監督は過去の作品や監督から影響を受けているが、
代表的なのはチャーリー・チャップリン。
「キッド」でも「モダン・タイムズ」でも「黄金狂時代」でも職にあぶれた主人公が街を彷徨う。

時代は関係ないようだ。
これを喜劇として描いているが、チャップリンはこんな名言を残している。
「人生をロングショットで撮れば喜劇になる。クローズアップで撮れば悲劇になる。」

なるほどね。
遠くから見たら顔の表情なんて分かんないしね。

今年観た映画でいえば「ミナリ」「茜色に焼かれる」もこのジャンルだろうね。
こんなことばかり追っかけていたら映画はツラくなるばかり。
その分、その反対側も大切にしていかないと。
これからもポジもネガも併せ持ち映画を観ていきたいね。

本書で紹介された「バーニング 劇場版」は近いうちにAmazonプライムで観てみようと思うけど。

逆境の乗り越え方

先週は日経トップリーダーの「社長力アップセミナー」を拝聴。
コロナ以前はリアルでの開催が多かったが、この1年半はオンライン。
参加ハードルは下がったが、そろそろ直接、熱いものを感じたいと思ったり。

今回のセミナーも十分熱かったが、リアルの場だと更に熱くなり、
与える影響も異なってくるだろう。

今回の講演者はエクスコムグローバル株式会社の西村誠司社長。
社名だけだとピンとこないかもしれないが、「イモトのWiFi」と聞けば分かるはず。
そのTVCMに出演していたのが西村社長。

初めて知ったが、愛知県生まれで名古屋の大学を卒業している。
それだけでも親近感がわくが、僕より4歳下なので、若いころ、どこかですれ違ってたかもしれない。
そんなわけないか・・・。
親近感がわくと勝手に言ったが、講演内容はそんな親近感をふき飛ばしてしまう激しいもの。

僕が「逆境を乗り越えてきた」と話しても、西村社長の前では何の説得力も生まない。
その行動力やバイタリティは勇気を与えてくれるが、
叱咤激励にも聞こえてきた。

1時間ほどの講演はスライドも使わず、何か台本を見るわけでもなく、一方的に語られるもの。
箇条書きくらいのペーパーは見たかもしれないが、
起承転結は保ちながらも思ったことをズバズバ話され、軽快なリズム感。

そういえば先週日曜日の森永卓郎さんも何の資料を見ずに講演されていた。
一流の講演者は何も見なくとも1時間、1時間半は平気で話され、
それでも時間通りにピタリと終える。

それだけでも感動を覚える。
それくらいはできるようになりたい。
相当な場数が必要だろうね。
いや、才能かな?

「イモトのWiFi」を伸ばしてきた背景も伺ったが、
(このWiFiが伸びたのはSNSやスマホの存在が大きい。いかに時代に乗れるかだね)
今回はそこではなく、コロナで98%売上減となったそれ以降のこと。

ここに西村社長のダントツの行動力が発揮される。
すぐに次のビジネスチャンスを見つけ、8月にはPCR検査の事業をスタートさせた。
数か月後にはそれが大当たりし、会社はV字回復。
大きな利益を生み出すことになった。

こんなふうにまとめてしまうと、いとも簡単にその事業を立ち上げ成功に導いたように思うが、
当然だがそんな簡単な話ではない。
そこには西村社長の培ってきた経験がものをいう。
それはマーケティング能力だけでなく、行動力と信用力。
直感を信じて踏み出す力が大事。

このセミナーの参加者はほとんどが社長。
僕も含め頭では理解している。
違うのはそれをやるか、やらないかだけ。

数多い失敗を乗り越えてきた西村社長だからこそ、何のためらいもなく突き進むことができた。
そこが大きく違う。
それが逆境の乗り越え方。

そして、より大切なのが普段の姿。
これも当たり前といえば当たり前だが、キチっとした人として常に周りに信頼を得ているか。
時間を守る、約束を破らない、銀行との付き合いも含め、どう信用してもらうか。
信用してくれた相手を最優先に考える。
それがさらに信用を生み出すことに繋がる。

その実践した姿がこうして披露されると誰にでもチャンスは訪れるような気もする。
しかし、誰にも訪れないのが実態で、そこは徹底した人に限られる。
やっぱり、叱咤激励を受けているのかな。

西村社長も成功より失敗の数が圧倒的に多いという。
それも成功した経営者に共通する点。

自分はまだまだ。
そんなことを教えてもらえた今回のセミナー。
ありがとうございました。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その199

秋らしい季節が続きます。
昼食で外に出掛けるのも気持ちのいい季節。
できればゆっくりと街を歩きながら、のんびりとした時間を過ごしたいものです。

会社を出てそのまま消えてしまいたいですが、それは許されません。
しかし、消えたとしても誰も気づかないかもしれません。
一度、トライしてみましょうか。
本当に誰も気づかなかったりして・・・。

住吉方面に向かいます。
このあたりの風景もしばらくの間に変わることが多いようです。
三蔵通沿いを歩き、ハッとしました。

以前目立っていたカレー屋さんがなくなっていました。
金沢カレーで有名な「カレーのチャンピオン」。
昨年、この食べ物ブログでも紹介していました。
人気店だと思ってもそれを継続させるのは難しいこと。
名古屋で金沢カレーを定着させるのは容易ではないようです。

新たにオープンした「東桜泰式食堂 泰麺」さんに行ってきました。

新たにオープンといっても、もう半年ほど経過しています。
人気食べ物ブロガーとしてはちょっと動きが鈍いですね。
店内は以前のカレー屋さんとほぼ同じレイアウト。
装飾が上手くアレンジされています。
これが一番リスクの少ない出店でしょう。

こちらは店名の通りタイ料理のお店。
ランチは麺類を中心にガパオライスなんかを食べさせてくれます。
最近、伏見界隈もタイ料理のお店が増えてきました。

これからますます競争が激化するでしょう。
老舗タイ料理店が残るのか、
(ああ~、あそこね・・・)
こちらのような新興勢力が勝っていくのか、
(ああ~、あのチェーン店ね・・・)
そんな話題もでてくるでしょう。
どこも若い女性が多いのが特徴です。

この日はモーレツに焼きそばを食べたい気分でした。
そんな時は誰にもあるかと思います。
トムヤンクンラーメンにも惹かれましたが、ここは初志貫徹。

タイの焼きそば 880円

甘酸っぱさが残りながらも、ほんのり辛い焼きそばを普段食べることはできません。
アップにしてきましょう。

レモンを絞り、サ~ッと混ぜて食べると爽快感も増してきます。
そして必ず置いてある調味料。

ナンプラーや唐辛子の使い方は何となく分かります。
いつも疑問に思うのは砂糖の存在。
これを麺やライスにかける方はいるのでしょうか。
一体、どんな味になるのでしょうか。

チャレンジ精神旺盛な人気食べ物ブロガーでもここは手が伸びません。
そうしているうちに食べ終わってしまいました。

お気づきでしょうが、この伏見シリーズも今回で199回。
次回で200回を迎えます。
さて、どんなお店を紹介するのか。
はたまた特別編や番外編といって、200回記念をじらすのか。
来週が楽しみになりますね。

ごちそうさまでした。

映画「モーリタニアン 黒塗りの記録」

最近、実話を映画にした作品を観ることが多い。
外国映画はほとんどそうじゃないかな。
アウシュビッツ・レポート
「MINAMATA」
「コレクティブ国家の嘘」
コレクティブ~はそもそもドキュメンタリーか。

映画をより楽しむなら「007ノー・タイム・トゥ・ダイ」や「エターナルズ」の方がいいが、
どうも足がそちらに向いてしまう。
それもネガティブなテーマばかりに。

ノー天気な性格から脱しようと秘かに企んでいるのか、単に病んでいるだけなのか。
真面目に言えば映画を通して社会の闇を感じたいんだろうね。
その意味では本作はアメリカ社会の闇そのもの。
いつも思うことだが、そんな作品を堂々と制作するアメリカ映画はやっぱ凄いね。
さすが自由の国。
忖度なんて言葉はないんだろう。

本作がどこまで忠実に実話を描いているかは不明だが、想像するにより現実に近いのではないか。
派手なパフォーマンスもなければ、必要以上に悲劇を演出するわけでもない。
あくまでも事実を正確にあぶり出す。

そんな気がしてならない。
それが却って恐怖心を煽り、国家の危うさを知ることになる。
オバマ大統領も柔軟な態度ではないんだ・・・。
ちょっぴり残念。

やはりその事実を認めたくはないんだろうね。
仮に僕が大統領であっても、
(あり得ないことだが)
闇に葬りたい気持ちは芽生えるだろう。
国の評判を落とすだけだし・・・。

他の国でも同じような事件は起きていると思うが、
アメリカ映画のように堂々と発信できないだろう。
日本も中国もどこかも・・・。

その時点であっぱれかもね。
やっぱり正しさをもみ消したらいけないと思うんだよね。

残念なのは映画でしかこの事実を僕は知ることがない。
単に自身の知識不足もあるが、このニュースはどこまで国内に入ってきたのだろうか。
結構、素通りだったりして。
そう思うとミリオン座には感謝しなきゃいけない。

本作で久しぶりにジョディーフォスターを観た。
随分と年を取られたと思ったが、それは当たり前。
よく作品を観た時代は僕も20代だったわけで、彼女が60歳になるのは自然な流れ。
それでも老けていないし、カッコよさも感じる。
いい年齢の重ね方をしている女優だ。

先日、たまたま若かりし頃のブルックシールズを観たが、
彼女は一体どうしているのだろうか。
いかん、本作とは全然関係ない方にいってしまった。

今年の中でも重厚な社会派映画で観るべき作品だが、
唯一、ケチをつけるとすれば映画タイトル。
”黒塗りの記録”は必要ないと思うんだけど、僕だけかな。

やっぱり、うれしいねえ~

年に1回か2回は名古屋グランパスや中日ドラゴンズのことはブログに書いている。
しかし、今年はさっぱりな状態が続き、地元名古屋人として、
また名古屋の名物名大社として不義理な時間を過ごしてきた。

これではいけないと思い、昨日はドラゴンズのことを書いた。
厳密にいえば違うが、ドラゴンズへの期待感は伝わったはず。

そうなるとグランパスのことを書かないわけにはいかない。
もう一週間前になるが、YBCルヴァンカップを制覇した。

優勝、おめでとう!

やっぱり贔屓にするチームが勝つのは嬉しい。
11年ぶりのタイトルだから、当時はストイコビッチ監督の時代。
その頃は結構ブログにも書いていたし、今より選手にも詳しかった。

2010年はグランパスもドラゴンズも優勝。
リーマンショックの影響がまだ残ってはいたが、何かと勇気づけられた。
社長に就任し浅い時期だったが、その優勝があったからこそ、背中を押され頑張れた。

ピクシーは監督としても華があり、何かと惹きつけてくれた。
西野監督から小倉監督になり、瞬く間にJ2に降格。
風間監督がJ1に復帰させ、期待したものの成績を残せなかった。
面白いゲームはやっていたが、勝てなきゃ意味がない。
「嫌われた監督」にならないと・・・。

そして現体制へ。
グランパス愛は変わらないが、
悲しいかないつまで経ってもフィッカデンティ監督の名前をスラスラ言えない。
ランゲラックは言えるが、シュヴィルツォクはスラスラ言えない。
顔と名前が一致しない選手も多い。

それでファンを語るなと叱られそうだが、
勝利したゲームのニュースは極力観るし、順位はいつも気にしている。
そろそろスタジアムにも行こうと思うが、豊スタは遠くて億劫なだけ。
瑞穂なら行っていたと思う。多分。

これは先週日曜日の中日新聞。
グランパスにこれだけの紙面を割いたのは久しぶりじゃないか。

名古屋 揺るがぬ赤い壁。

とてもいいコピー。
直前まで不甲斐ない試合が続いていただけに、ルヴァン杯の優勝は大きいし嬉しい。
フロンターレの優勝は決まったが、この勢いでリーグ戦は3位を狙ってほしい。
そして、来シーズンこそ、更なる高みを目指してほしい。

グランパスもドラゴンズもブログネタをもっと作ってほしい。
そうすれば監督名も選手名もスラスラいえると思うし・・・。

改めて、ルヴァン杯、優勝おめでとう!

嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

名ばかりのドラゴンズファンだが、読んでおかなくちゃいけない。

僕の周りにも本書を絶賛する人も多かったし・・・。
絶賛した一人タカイは今週のブログでアップしていた。
ネタ被りだが、ここはやむを得ない。

感想を一言で言ってしまえば、いやあ、メチャクチャ面白かった。
グッとくる場面も多かった。
興奮もした。

やはり大切なのは言葉か。
その言葉の重さが一人の選手の行動を変え、選手としての価値も変える。
元日本ハムファイターズの白井氏の言葉とは異なる。
コーチングの世界ではないが、相手に気づかせる点においてはそれに近い。
魔法の言葉ではないが、受け取った側は後になって魔法の言葉と気づく。

本書のことはいろいろと書きたいが、どこから書けばいいのだろうか。
タカイのような難しい表現はできないし・・・。

ビジネス本でもあるがスポーツノンフィクションのジャンル。
さらにいえば私ノンフィクション。

このジャンルは久々に読んだ。
著者の鈴木氏は落合監督に随行しながら、
(彼は名古屋の高校を出て名古屋の大学の出身。それだけでも身近に感じる)
そこから受ける印象を一人称で表現している。

沢木耕太郎氏の世界であり、金子達仁氏が中田英寿と共に過ごした世界。
著者がどこまで影響を受けているかは不明だが、そんなことを感じた。
雑誌「Number」も全然読めていないので最近の傾向はわからないが、目線はあくまでも主観。
そこに客観的事実が入るため、より落合氏の人物像が明確になる。

嫌われている人物として描かれているが、そこには最大の愛とリスペクトがある。
そんな気がしてならない。
鈴木氏は落合氏との8年間を通し自分のキャリアを築きあげた。
その感謝の念も本書に間接的に表現されているように思う。

落合氏は一流の選手を作っただけではなく、一流のライターも作ったのか。
やはり育てたというべきか・・・。
それも著者に投げかけた言葉から始まっている。

「お前はもっと数字を残せる。一流ってのはな、シンプルなんだ。前田を見ておけ」
「五年、だからな」
「野球ってのはな、打つだけじゃねえんだ。お前くらい足が動く奴は、この世界にそうはいねえよ」
本書に登場する選手に発した言葉。

言葉は乱暴で素っ気ないが、選手は気づき、勇気づけられ、自分の果たすべき役割に立ち向かう。
きっと投げかけても気づかずに終わった選手もいるはず。
そこに救いの手は差し伸べない。
気づかなければそれで終わり。
ある意味、それがプロの証明だと落合氏のメッセージに思えてくる。

落合氏の魔法の言葉は勉強になるが、残念だが企業では使えない。
しかし、妥協を許さない、すべての評価は結果、好き嫌いも差別もない。
そんな姿勢は企業の責任者やマネージャーは学ぶべき。
やはりビジネス本か・・・。

ドラゴンズの球団や親会社の派閥が描かれているのも面白かった。
大島派、小山派なんて顔が浮かんでしまうじゃないか(笑)。

いずれにしてもチームは強くないとなんら説得力は生まない。
果たして来シーズンのドラゴンズはどうだろう。
立浪新監督に期待したい。

と本書とは関係ない終わり方だが、おススメの一冊であるのは間違いない。

余裕のはずが・・・。ランニング日記2110

朝晩がめっきり寒くなってきた。
10月初旬までは朝のランニングもTシャツ、短パンがちょうどよく、
走り終える時には汗でぐっしょりの状態だった。

それが10月中旬から一気に冷えて、走り出す時はTシャツ、短パンでは寒いくらい。
走り終えるといい感じで汗をかく状態。
ランニングは季節をより感じさせてくれる。

そんな10月はかなり順調なペースで走っていた。
10月11日の時点で目標の半分50kmを超えていた。
これは余裕、余裕。
楽勝でノルマ達成とほくそ笑みながら走る日も多かった。

そんな時ほど危険。
余裕があると走るべき日をサボったり、予想外の雨が降ったり。
飲み会の回数も増え、朝4時過ぎの起床も厳しくなったり・・・。
5時半すぎないと明るくならないし・・・。

では、実際どうだったか。
なんとか10月30日をもって目標達成。

ちょうど100km。
実際は100.5km程だが、キリのいい100にしておこう。
連続の目標達成。パチパチ。

本当は京都に出掛けた際に朝RUNしたかったが、嫁さんに有無を言わさず却下された。
濡れたTシャツは気持ち悪いみたい(涙)。
当然ですが・・・。

10月は季節の変わり目でもある。
僕が休日に走るコースも季節感を感じる。
戸田川緑地公園までは農道(?)を走るが、稲刈りの段階。

今日現在ではすっかりきれいな田んぼになっているだろう。
戸田川緑地公園の島畑も稲架に掛けて天日干し。

最近、こんな風景はめっきり見なくなったけどね。
コキアも美しい。

ところどころに目を置いてあるのはジブリを意識しているのか・・・。
写真を撮ったから気づいたが、普段なら気づかずに走り去っていた。
こんな気遣いに子供たちは喜ぶだろうね。

花も美しい。

そろそろマラソン大会も復活するだろう。
早々に来年4月のぎふ清流ハーフマラソンにはエントリーしたし・・・。
今はせいぜい10kmしか走らないが、ハーフマラソンを走るならもう少し距離を伸ばさないといけない。
いくら目標を達成したからといってもハーフを走る体力はない。

さて、11月。
連続で目標はクリアできるだろうか。
もう忘年会も始まってきてるしね。
頑張っていきたいね。