これからも前向きに 名大社会長ブログ

食べ物のはなし 伏見シリーズ その83

たまにはいつもと違う雰囲気を味わいたい時があります。
急に肉をガッツリと食べたい時もあります。
そんな店はないだろうか?。

80回を超える伏見シリーズを提供する人気食べ物ブロガーでも頭を悩ませます。
思い出しました。
30代の営業時代にちょくちょくお邪魔していたお店。

御園座の南の三蔵通沿いにある「ヤミーバーベキュー 」さんに行ってきました。
お邪魔するのは15年振りくらい。
すっかりシステムも忘れています。
それでも健全にお店が経営されているのが嬉しいですね。
この類のお店を継続させるのは簡単ではないと思いますが、
オープンして18年も繁盛するのは地域に根差している証でしょう。

こちらはまずカウンターでオーダーし、その中からボードに並ぶ料理を選ぶシステム。

昔からそうだったかは覚えていません。
いきなりカウンターで「どうされますか?」と外国人スタッフに聞かれます。
明らかに動揺する人気食べ物ブロガーがいます。

メニューを見ても全く分かりません。
「え~っと、ヤミースペシャルをお願いします。」
一番目立つ表示がしてあるメニューを安易に選んでしまいました。

「ベジタブルは4種類選べます。どちらにしますか?」
「そんなに要らないよ」
と思いつつもそのメニューを選んでいるので、指示に従います。

どれを選んだかは写真で判断してください。
お肉は骨付きカルビ、ビーフ、チキンと3種類です。
「ガッツリ食べたいと言ったけど、そんなには要らないな・・・」
と呟いてもそれを選んだのは僕です。
責任は取らねばなりません。

ヤミースペシャル 1180円

紙のプレート、プラスチックのフォーク、紙コップのお水。
1000円以上のメニューとは思えません。
しかし、これが繁盛している理由かもしれません。
一人の女性客を含めお店は繁盛しています。

このプレートを広げてみるとお肉が満載です。
「なかなか、やるじゃないか。」
久しぶりに定番のセリフを吐いてしまいました。

味付けはハワイアン仕様。
28年前に旅行でいったハワイを思い出します。
「こんな料理食べたっけ?」
何を食べたかを覚えていなければ、どんな味だったかも覚えていません。

大切なのはイメージなんです。
しかし、このちょっと濃い味付けがハワイっぽくていいのです。
思わずビールが飲みたくなります。
野菜類も充実しているので、バランスもいいのではないでしょうか?。

ごちそうさまでした。
たまにはランチにビールを飲みたいですね。

映画「運び屋」

クリントイーストウッドはどこまで進化を続けるのか?。
それは最新の映像技術を駆使することでも、斬新な演出をすることでもない。
本作は実にオーソドックスな作品。

でも、僕は唸ってしまう。
クリントイーストウッドの進化に唸ってしまうのだ。

これをネタバレをせずに語れという方が難しい。
僕はこの作品をどう語ればいいのか・・・。
そんなくだらない悩みをこの監督は僕にもたらせてくる。
だったら観なければいいのに、僕は公開初日の午前中に鑑賞した。

映画の主役(本人)は90歳の役。
実際のクリントイーストウッドは88歳。
実話を基に作られた映画だが、
これは自分自身に対しての自戒を込めた作品ではないだろうか。

そう考えるのは僕だけかもしれないが、そんなふうに思ってしまった。
理由のひとつが自分も本作の主役であるアール・ストーンと
同じような人生を歩みそうな気がするからだ。
自分勝手な行動を反省しつつも、外面を気にして見栄を張り、
周りに利用されながらもうまく利用していく。
駆け引きも巧みだ。

老いだけが自分の無力さに繋がっていく。
ブザマな愛情表現も切なく笑いも誘う。
僕はなぜか自分をオーバーラップさせながら映画と一体化していった。

決して許されることではない。
犯罪であるのも事実。
そして、ただのワガママ爺の話だ。

しかし、誰もがこのアールの存在に惹き込まれ、
愛すべき爺さんに頷いて映画を終えることになる。
これは全て計算されているのであろうか。
やはりクリントイーストウッドは進化しているのだ。

昨年の「15時17分、パリ行き」
2年前の「ハドソン川の奇跡」
4年前の「アメリカン・スナイパー」
1~2年ごとに映画を撮るパワーはどこから生まれるのだろう。
次の作品は90歳になった時か・・・。

経営者にしても映画監督にしてもピークを過ぎれば下降線をたどる。
通常であれば遅くとも70代でピークを過ぎるはず。
この監督はまだピークを迎えないのか。
この先も期待してしまうのは間違っているのだろうか。

とある普通の一日

たまたまfacebookに仕事をしている写真をアップすると、
「働いてる?」とか、「働いているふり?」というコメントをもらう。
どうやら勘違いをされているみたい。

僕が普段仕事をせず、遊んでいると思われているようだ。
なぜこのような誤解が生まれたか、皆目見当がつかないが、
ここは働いている姿を知ってもらう必要もある。

とある一日の行動を報告しておこう。
それは今週火曜日のこと。

朝7時に名古屋観光ホテルへ。
2ヶ月に1度開催される母校OBの経営者が集まる朝会。

ここでは朝食を頂きながら情報交換を行い、ゲストの講演を拝聴する。

終了後、9時前に出社。
30分ほど書類に判を押したり、雑務をこなし外出。
10時からウインクあいちで開催されるクライアントの会社説明会に参加。

ここで僕の役割は就活のプロとしての基調講演。
「地元でイケてるシューカツをするために大切なこと」というタイトルで35分、きっかりと喋る。
70分の内容を35分に凝縮するため2倍速。
例年であれば、その後の説明会もお付き合いするのだが、この日は一旦失礼する。

タクシーで某大学へと向かう。
あえて某という必要もないけどね(笑)。
ここでは大学の教室を借り、自社の会社説明会。
採用担当のコノシマと某大学出身の内定者を交え説明会を行った。
なんと知り合いの息子さんが参加していた。
世の中狭いね・・・。

それが終わると急いで再びウインクあいちへ。
講師を務めたクライアントの人事部長はじめ担当の方と昼食。
採用事情について情報交換。

そして、午後もこのクライアントの会社説明会。
午後も午前同様100名の学生が参加。
午前と全く同じスライドだが、話す内容なかなり異なる。

なぜだろうか?。
そのあたりの理由は自分でも分からない。
その時に感じていることが違うのかな?(笑)
この回は講演終了後も説明会の様子をしばらく窺った。

会社に戻ったのは16時前。
そこから日報をチェックしたり、簡単な打ち合わせをしたりと普段のルーティーン。
あっという間に外出する時間。

17時半前に次の場所へ。
向かったのは八事にある料亭八勝館。
こちらで所属するRCの夜間例会IDM。

お酒を酌み交わしながら、今後の方針について語り合う。
こうして一日が過ぎていった。

どうですか、かなり働いているでしょ?
分刻みのスケジュールでしょ?
えっ、たまたま忙しい日だっただけ?
いえいえ、ごく普通の一日ですよ。

ほろ酔いで通勤で利用する近鉄名古屋駅に到着。
名大社が柱巻きをジャックしていた。

あっ、そうそう、今日は名古屋で転職フェア。
明日は三重で転職フェア。
詳しくはこちら

これで少しは誤解が解けたと思う。
今日も一日、仕事。
ちゃんと働きますよ。

右脳思考

僕はずっと右脳に頼って生きてきた。
多分、30代半ばまでは右脳頼みの仕事や生活をしてきた。
会社での役割が増え責任が重くなってきた時に自分の説得力のなさに気づき始めた。
特に上司にはケチョンケチョンに言われたと思う。

「論理が破綻している・・・」
そんな罵声を浴びて、ようやくヤバいと思い始めた。
そこから結構勉強し始めた。
グロービスの「クリティカルシンキング」に通い、論理的に考える力を一から鍛えた。
優秀なレベルには届かないが、一応は論理的に説明をしたり、考えたりすることもできるようになった。

これで万全!と思ったが、世の中そんな単純ではない。
論理的に正しくても相手側が共感するかといえば、そうではない。
力でねじ伏せることはできてもその想いは違った。
まさに本書に書かれていることである。

また、論理的に正しくてもビジネスで成功する、売上が格段に伸びることでもなかった。
世の中そんなに甘くはないのだ。
それに気づいたからではないが、
もっと感覚を大切にしよう、もっと自由な発想を持とうとも思った。
それは間違いではないと思う。

論理的ばかりであるとつまらないし、息も詰まる。
もちろん感や勘だけではリスクがあるので、一方でその思考は必要。

右脳だけでは危険。
それでは以前の僕と変わらないということ。
ただの思いつきで喋る愚か者でしかない。

どううまく使いこなすか、使い分けるか・・・。
本書はそれを分かりやすく著してある。

やっぱり、そうなのか・・・。
僕が思っていたことはあながち間違いではない。
右脳→左脳→右脳。
この順番が正しいというわけだ。

きっとこれだけでは分からないだろう。
だから本書を読む必要もある。
結局は両方鍛えなきゃならない。

しかし、ロジカルシンキングを鍛えるための本やスクールはあっても、
感や勘を鍛えるところはあまりない。
マッピーくらいかな・・・(笑)。
となると本能の赴くままだけでなく、自分で意図的に使わねばならない。

①観察する
②感じ取る
③勘を働かせる

この3つをグルグル回さないと・・・。
これからのリーダーや経営者にはより「右脳思考」が求められる。

求められるものが多すぎて、困ってしまうな。
う~む。
右脳を鍛えるために映画でも観に行くかな・・・。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その82

先週はエラそうなことを言いながらも会社から徒歩1分のお店でした。
今回は気の向くまま、ぶらりと歩きます。
広小路通りを名古屋駅方面に向かいます。
ヒルトンホテルを越えた先にある「ロイヤルガーデンカフェ名古屋」さんに行ってきました。

リッチモンドホテル名古屋納屋橋の1階といった方が早いですね。
たまにはカフェで食事をするものいいでしょう。
店内はカフェらしいこんな雰囲気。

お邪魔したのはランチ時の忙しい時間でした。
最初に案内されたのが大きなテーブル。
周りには多くのお客さんが座っています。

腰を下ろし、フーっと息をつくと近くの席から声を掛けられます。
「あの~、人気食べ物ブロガーの山田さんじゃないですか?」
「は、はい、そうですが・・・」

知り合いかと思いましたが、全然分かりません。
「昔、●●に住んでいた××です。覚えていませんか?」
その名前を聞いて思い出しました。
以前、住んでいたコーポのご近所さんでした。

「いやあ~、山田さんのご活躍は知ってまして・・・」
かれこれ15年振りくらいかと思います。
顔も名前も忘れていても仕方ありません。
そんなことを言って頂けるなんでありがたい限りです。

「人気食べ物ブロガーとして有名になって良かった・・・」
心の中で呟きます。

そんな会話をするうちに他のテーブルが空き、移動することになりました。
最初はお値打ちな日替わりランチを注文するつもりでしたが、
なんとなく見られてる感もあります。
「エヘン、メインディッシュランチをお願いします!」
つい見栄を張ってしまいました。

メインディッシュランチ 1400円

この日はハンバーグでした。
スープやライスも付いてきます。
メインというだけあって、ジューシーなボリュームあるハンバーグ。
美味しく頂くことができました。

ゼットドリンクはカプチーノ。
ここも見栄を張って攻めてみました。
プラス100円になります。

ちょっとしたことですが、こんな偶然な再会もステキです。
ごちそうさまでした。
人気食べ物ブロガーとして更に精進しますよ。

映画「グリーンブック」

この作品はアカデミー賞を受賞する前から観ようと思っていた。
作品賞を含め脚本賞、助演男優賞を受賞した作品なので、日本でも大きな話題に。
いろんな場で作品について語られているのを目にすることが多くなった。

僕はそれをできるだけ観ないようにしていたわけだが、
この状態で映画を観たとなるとただのミーハーかと思われてしまうだろう。
そこは断固として否定したい。

洋画にはそれほど詳しくはないが、その内容に気持ちが傾き、
随分前から観ようと思っていたのだ。
僕の周りでも絶賛する声も多い。
それに影響されたわけじゃないことは敢えて声を大にして言いたい。

本作をネタバレせずに語るのは難しい。
黒人ピアニストとイタリア系白人運転手という関係は明かしておこう。
実際、映画を観る人は100%知ってるはず・・・。

そもそもタイトルの「グリーンブック」という存在を知らなかった。
映画を観て初めて知った。
グリーンは緑ではなく、グリーンさんという人の名前。
黒人が安心して旅行に行けるガイドブックの存在。
それくらいのネタバレは許されるだろう。

失礼な言い方をすれば、この2人の単純な巡業の映画。
そのほとんどは車中やホテルで語られている。
何気ないシーンの連続である。

しかし、そこがたまらなく愛おしい。
言葉に表さない互いを想う気持ちや深まる友情がとても愛おしい。
黒人差別を題材にした社会派ドラマのジャンルに入るのだろうが、それもどうでもいい。
心が温かくなり、時にドキドキし、時にうるっとし、時に腹が立てばそれでいい。
シンプルに映画にのめり込み、それを楽しめばいい。
そんなことを思わせてくれる映画。
だからハッピーエンドなんだ。

そして思う。
ケンタッキー・フライド・チキンも食べたくなるし、
(誰かさんも言っていたな・・・笑)
カティサークも飲みたくなる。

カティサークって、そんな美味しいお酒だったけ?。
今度、頼んでみよ。
もちろん、ストレートで・・・。

僕は日本人で日本国内に住んでいる。
それはそれで幸せなこと。
映画の世界とは無縁。

でも、本作を観ると自分たちの限られた世界では分からないことが魅力的だとも思う。
それは舞台となる1960年代だけでなく現代もそう。
多様だからこそ実感できる幸せもある。
それを思わせてくれるのがこの作品。

今年も外国映画は素晴らしい作品が多そうだ。

雨もあるさ、名古屋シティマラソン

昨日は名古屋シティマラソン。
前日に受付を済まし、本番に臨む。
記念品のTシャツを着るかなんて悩むことはない。

ダイキョーオータさんで作ってもらったTシャツとCAPで走るのがこの大会。
名古屋市街地を走るわけだから少しでも宣伝をしなければならない。

天気予報は雨。
この名古屋シティマラソンは、1度だけ入金忘れで出場を逃した以外は全て参加。
天気はずっと快晴。
それも暑いくらいなのがこの大会。
それが今回は初めて雨の予想。
多分大丈夫だろうと安易な気持ちでナゴヤドームへ。

地下鉄を降りた瞬間、すごい人。
参加者数は変わらないはずだが、交通渋滞していた。

フルマラソンを走る女性陣は色とりどりのユニフォーム。
ナゴヤドーム内も華やいだ雰囲気を醸し出していた。

今回は大学時代の先輩と一緒に参加。
スタート前は余裕の表情で記念撮影。

毎年恒例だが、少々飽きのある(すいません…)河村市長の挨拶。
もう少し違うことを言えばいいのに・・・。

本大会のMCは山口千景さん。

うちのラジオ番組でもパーソナリティーを務めるタレントさん。
名古屋ウイメンズマラソンもホノルルマラソンも走るビジョガー。
近くの場所で手を振ったが、全然気づいてくれなかった(笑)。

自分たちの指定された場所に並ぶ。

その頃からポツポツと雨が降ってきた。
早くスタートしたいがなかなか進まず。
僕が並んだSはスタートラインまで7分掛った。

途中の雨はほとんど気にならず。
まずまずのペースで走っていくが、やはり日頃の練習の成果が表れるのであろう。
それほど苦しくはなかったものの、ひざあたりがかなり痛くなっていた。
ここ最近では感じたことのない傾向。
単純に体が重い?。

ラスト2キロくらいはツラかったが、何とかゴール。
走っている時はあまり感じなかったが、走り終えて結構な雨が降っていることが分かった。
汗じゃなく雨でずぶ濡れだったわけね。

そのせいか、Appleウオッチも上手く反応しない。
ゴール時点でストップを押しても機能しなかった。
タイムは1時間58~59分あたり。
何とか2時間は切ったものの、もう少し早く走れたんじゃないかな・・・。
でも、これが実力ですね。
やはり酒量と体重かな(笑)。

いつもであれば食事という飲み会に移行するわけだが、この日はそういうわけにはいかない。
岐阜で「ジモト就職フェア」を開催しているので、
急いで自宅に戻りシャワーを浴び現場に向かった。
階段が辛い。

会場では何事もなく過ごし、疲れた体で自宅に帰った。

こんな時に限って大渋滞。
おいおい勘弁してくれ、と結構長い一日であった。

今シーズン初めてのハーフマラソンはいい練習と捉えておこう(笑)。
本番は月末の穂の国・豊橋ハーフマラソンだな・・・。

これもいい運動。
お疲れ様でした。
う~ん、足が痛い。

会社説明会と役員会とFネット例会

今週の木曜、金曜はやたら会のつく仕事が多かった。
木曜の午前中は名大社の会社説明会。
来春卒学生に向けた説明会で今年初。
窓口は昨年に引き続きコノシマ。

昨年は説明会の場で寸劇をやったりしていたが、
いまいちウケが悪かったようで(笑)、内容を見直すことに。
いろんなアイデアはあったが、コノシマに
「山田さん、会社でボーっとしてるんだったら説明会に出てください!」
と強く言われ、手伝うことになった。
昨年は戦力外通告を受けていたので、復帰できたということか(笑)。

名大社の説明会は毎回少人数で近い距離間で実施。
この日は6名の学生さんが参加。
コノシマが会社の特徴や仕事の中身を説明するわけだが、かなり腕を上げた。
学生からの質問への回答も抜群だった。

僕は少々しゃべり過ぎた感じ。
それが原因かどうか、かなり時間をオーバーしてしまった。
すいません。

午後からは東京へ。
向かった先はお馴染みに株式会社パフ。
ここでも16時から会社説明会を開催していたので、少し覗かせてもらった。
学生さんからすれば得体の知れないオッサンの存在に??だっただろう。

その後は役員会。
僕は社外取締役なのでその一員。
アジェンダに沿って、報告、議論に加わった。
内容を公開するわけにはいかないが、みっちり3時間、密度の濃い話合いが行われた。
新たな人事評価制度のついてはいい学びにもなった。

終了後は社長の釘崎さんと一年目のイシカワくんとで懇親会。
会社近くの魚の美味いお店でお酒を飲みながら語り合う。
釘崎さんはどうしても見せたい記事があったが、タブレットから見つけることができなかった。
老化が始まっているのかな?(笑)。

〆のとびことシラスの炒飯も美味しかった。

翌金曜日はFネット(ふるさと就職応援ネットワーク)の一日。
幹事会から委員会、例会へと続く。
この日は事務局のスギヒラさんが別の仕事で休みのため、
会長である僕は雑用を含め準備からお手伝い。

事務局長も一応、雑用をやっていた。
写真ではサボっているようにしか見えないけど・・・。

3月1日より就職活動が解禁になり、各地域の特色も鮮明になってきた。
共通しているのは3月以降の学生の動きが鈍いということ。
大手就職情報会社から加盟会社まで合同説明会の来場は軒並みダウン。
中には閑古鳥が鳴くイベントも既にあるという。
従来とは異なる売り手市場の姿が如実に表れてきた。
これをチャンスと捉える、ピンチを捉えるかで各社の今後は変わっていくだろう。

ゲストスピーカーは株式会社i-plugの中野社長。
今、業界内で最も旬な方。

「新卒市場のダイレクトリクルーティングの現状と課題」
というテーマで話をして頂いた。
質疑応答の時間も全然足りない。
参加者にはとても参考になったんじゃないかな。
大いに刺激にもなったし・・・。

中野社長、ありがとうございました。

各社の取り組みや課題を共有し、例会は終了。
いつものように懇親会で盛り上がり一日を終えた。

雑用から3度の挨拶、ナモ締めまでと会長の仕事は多忙。
会長って、どっしりと構え何もしないイメージだったけど、全然違うことがようやく分かってきた。
あっという間に一週間は過ぎていきますね。

そして、今日は名古屋シティマラソン。
なんとか雨はもってほしい。
いつもなら完走後は飲んだくれるだけだが、今日は岐阜のイベント会場に向かう。
ちゃんと歩ければいいけど・・・。

今日も一日、張り切って頑張ります。

「インパクトカンパニー」を読む

言い方はよくないが、書籍広告と書籍の帯にうまく騙された感じだ(笑)。
帯にはこんなことが書かれている。
「GAFAはもはや脅威ではない!」
「『小さくても輝く企業』に生まれ変わるための『たった一つの勝ちパターン』とは?」
そして書籍の中央にも
「成熟企業を再成長させる、シンプルな処方箋」。

単純で素直な性格な僕はその言葉に惹かれ、ついポチと押してしまった。
これまでどれだけ本を読んでいるというのか。
どんな本を選んできたというのか。

都会に初めて出てきた田舎者のように客引きの巧みな言葉につい連れていかれた感じだった。
こう書くと本書を全面否定しているようだが、そうではない。
僕が期待しすぎただけのことである。

やっぱりGAFAは脅威だし、たった一つの勝ちパターンなんてない。
本を読んで学ぶべきことは無限にあるが、すべての回答が書かれているわけではない。
それは幻想に過ぎない。

しかし、ついついそれを求めてしまうのは単純で素直、
いや、短絡的で思考停止なだけかもしれない。
やはり読むべき書籍は手に取り香りを嗅いで選ぶべきなんだろう。
ちょっと大袈裟に言いすぎかな(笑)。

著者の神田昌典氏のファンは多いだろう。
著作も多い。
今回僕は著書を初めて読んだことになる。
20年の集大成とも書かれている。
それは正しいことかもしれないし、そうではないかもしれない。
読み手の理解次第だ。
それは読み手である僕の力不足ともいえるだろう。
評価もそこそこ高いわけだし・・・。

ウルトラマン世代とポケモン世代の違いも面白かったし、
フィーチャーマッピングも参考になった。
PASONAの法則も使えると思う。
十分、元は取れているじゃないか(笑)。

実用書としてもっと活用すべきなんだろう。
きっと読者のターゲットはズレていないはず。
僕らのゾーンだと思うんだけど・・・。
なんとなく消化不良のブログになってしまった。
たまにはいいかな(笑)。

映画「翔んで埼玉」

よくもまあ、こんなふざけた映画を一流どころの役者が真剣に演じているもんだ・・・
というのが僕の素直な感想。
本作に出演する役者陣は豪華。
二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介ら主役級も堂々とバカをやっている。

バカをやっているんじゃないな。
映画の中で自分たちの正義を貫いている。
そこは真剣そのもの。
この映画に関わることがそれだけ価値があるということか・・・。

東京都知事役の中尾彬氏はドラマ「ハゲタカ」の飯島常務を思い出してしまった。
クルミを触っているシーンなんかは
「そのリーク、握りつぶせ!」
と言っているに近かった。
マニアックすぎるか・・・。

この映画タイトルを聞いて、まず頭に浮かんだのが「なぜか埼玉」という歌。
確か中学生の頃に密かに流行っていた。
その当時、埼玉県なんて地図で見るくらいで、行ったこともなければ行きたいとも思わない土地。
どこが名所かも全く知らなかった。

今もどこか名所かは知らない。
そもそも埼玉って、行ったことあったっけ?。
いや、今もない。
通り過ぎたことぐらいあるかと思ったが、多分、通り過ぎてもいない。

千葉県はディズニーランドにも行ったし、イオン本社もお邪魔した。
そんな点では千葉の勝ちかな(笑)。
と関係ない方向に進んでいったが、映画はまさに埼玉と千葉の戦い。
そこに群馬が絡んでくる。

東海地区の人間からすれば全然イメージできない。
その優劣も分からない。
春日部のヒエラルキーも知らない。
関東地区の人から見れば、岐阜県と三重県が戦っているようなものだろう。

岐阜県で生まれ育った者としては心境は埼玉に近い。
岐阜県には海がない。
必然的に海に憧れる気持ちは分かる。
老後は沖縄に住みたいとか、旅行はやはり海側がいいと思うのは、
その育った環境が無意識に影響しているのだろう。

いかん、いかん、映画の中身に何一つ触れていない。

僕はこれでも映画は社会派ドラマが好きだ。
アクションものでもダークナイトような影のある作品が好きだ。

でも、たまにはこうしたノーテンキな作品を観るのもいい。
時間的な余裕があり、何も考えることなく、無邪気に楽しめる作品をたまには観るべき。

きっと二階堂ふみにしても伊勢谷友介にしても本作を自分の代表作とは言わないだろう。
しかし、愛すべき作品だとはいいそうだ。
その過剰な演技をみるとそんな愛がこちらにも伝わってくる。

何が面白かったか。
全編笑える作品だが、エンディングのはなわが歌う「埼玉県のうた」が一番面白かった。
それにしてもこれを観た埼玉県人は怒らないのかな?。
明日のFネット例会で出身者に聞いてみたいと思う(笑)。