これからも前向きに 名大社会長ブログ

食べ物のはなし 伏見シリーズ その78

先週は美味しい味噌煮込みうどんを紹介したつもりでした。
それは間違いありません。
しかし、1800円という高い値段が食べ物ブログではいかがなものかという声もありました。

確かに味噌煮込みうどんの値段が1800円というのは間違いなく高い。
どう値段の適性を見出すかもこれからの人気食べ物ブロガーには求められること。
嗅覚のまま美味しさを伝えるだけでは納得されません。

迷います。
彷徨います。
人気食べ物ブロガーと呼ばれ、その気になっていた自分を反省します。
ここは原点に返り行動せねばなりません。

会社を出て錦通りを越え、
長者町方面に向かったおんぼろビルの前に一枚の看板が出ています。

ふと目にすると嗅覚だけでなく視覚にも訴えかけてきます。
どうやらお店はビルの地下にあるようです。

怪しげな雰囲気が漂うものの思い切って入りました。
「コプラ」さんというお店です。

「いらっしゃいませ!」
小奇麗な中年女性が一人で切り盛りしています。
カウンター席7~8席のこじんまりとしたBARのような店。
入店したのは11:40頃。
一人のお客さんが食べているだけでした。

「お好きな席にどうぞ」
と言われ、やや右寄りの席に座ります。
メニューを眺めながら「味噌鍋焼きうどんをお願いします。」と注文します。
無意識ながらリベンジの気持ちを抑えられません。

「夜は普通の飲み屋さんですか?」
「夜は主人がBARをやっています。お昼は私ですね。」
さりげない会話をしながら料理を待ちます。

味噌鍋焼きうどん 820円

ご飯と小鉢、漬物がセットです。
鍋の中には卵、鶏肉、白菜、えのき、人参、ネギ、油揚げなど
味噌煮込みの必須アイテムというべき具材が入ります。

「でもな、本来はBARだよな・・・」
と疑いながら食べ始めると
「おっ、なかなか、やるじゃないか。」
久々の言葉を発します。

そのあたりのうどん屋さんと遜色ありません。
むしろ、美味しいと言えるでしょう。

12時には満席。
食べ終わる頃にはお店に入れず、渋々帰るお客さんが多くいました。
「そうだ、僕はこんな店に行かねばならないんだ。」
穴場のお店を見つけた喜びと共にこのシリーズの本来の姿を思い出しました。

ごちそうさまでした。
これからの食べ物ブログも期待できますね。

カズの秘訣。

昔、よくNumberを買っていた。
特に日本代表の特集は欠かさず、買っていた。
スポーツライターの書く硬派な記事が好きだった。

それがいつごろか全く買わなくなってしまった。
なぜだろう?。
やらねばならないことが増えてたからだろうか。

楽天マガジンを契約して随分と時間が経つ。
ここでは250誌以上の雑誌が読むことができる。
Numberも含まれている。

気になる特集も結構多いので読めばいいのに現実はほとんど読んでいない。
そもそも目的としていたビジネス誌もあまり読んでいない。
いつでも読めるとなると案外読まないもの(笑)。

そんな中でバーンと目に入ってきたのが、今回のNumber。

「カズの秘訣。」というタイトルでベテランのサッカー選手の特集が組まれていた。
そこには先日引退した我がグランパスの楢崎氏の記事もあった。
彼のストイックな生き方も共感するところ。

そうではあるが、ここではやはりカズ。
今シーズンも現役を続行することになったカズ。
カズは今51歳。
間もなく52歳となる。
早生まれで僕とは10カ月違うが同級生。

同級生がいまだにプロサッカー選手なのだ。
それだけで勇気づけられるが、カズはあと一年、一年と引退を引き延ばしているのではない。
一生、現役を続けるような気持ちで練習にもゲームにも臨んでいる。
よくベテラン選手が感じさせる悲哀なんて微塵もない。

体力の衰えをカバーするのではない。
真剣に体力を技術をアップさせようとしているのだ。
ある種、バカである。

しかし、その姿に感銘を受ける。
応援したくなる。
そして、何かと年齢のせいにする自分を責めたくなる。

カズにとって歳をとる事なんてどうでもいいのだろう。
50歳を過ぎて、気力が落ちたとか、目が見えないとか、すぐ疲れるとか、すべて言い訳。
やれる奴は関係ない。
いつまでもやれるのだ。

今回のNumberを読み、改めて自分を恥じた。
守りに入ろうとしていないか。

この特集に登場する松井大輔も中村憲剛も長谷部誠も他の一流選手もカズをリスペクトしている。
その存在だけで日本サッカーが強くなっていく。

同級生の山ちゃん、キミは一体、何をやっているのかな?。
カズが見たら、きっと鼻で笑うよ。

映画「七つの会議」

誤解を恐れずにいおう。
この映画に登場する人物はほとんど仕事をしていない。
実際は時間に追われ、上司に叱責を受け、
忙しそうにしているがはっきり言って仕事はしていない。

それはあくまでも僕が思うこと。
一部の大企業に勤める人は「いやいや、メチャ仕事してるぞ。」
と反論するかもしれないが、これは仕事ではない。

これが仕事として正当化されるなら日本の生産性は低いに決まっている。
ドラマハゲタカのキャスター三島由香なら
「あなたたち、一体、何をやってるんですか!!」と叫ぶはず。
あちこちで不毛な戦いが行われている。
そんな映画だ。

こう書くと本作を批判しているように聞こえるがそうではない。
以前、小説の書評をアップした時も同じようなことを言っていた。
その時に書いた6年前のブログはこちら

僕は公開2日目に本作を観たのだが、映画館はほぼ満席。
先日まで放送された「下町ロケット」の影響も大きいとは思う。
しかし、あのドラマの爽快感や仕事への熱い想いは感じることはない。

感じるのは会社の闇。
絶望的な気持ちにもなる。
それは本作の狙いでもあるし、映画の面白さでもある。

実際に次から次へと進む展開に観る者は飽きることなく、映画に吸い込まれていく。
そして、自分をOL役の浜本優衣にオーバーラップさせる。
映画のカギを握る浜本優衣を演じるのは朝倉あきさん。

まだ有名ではないと思うが、池井戸作品が好きな人は気づくはず。
ドラマ「下町ロケット」でエンジニア加納アキ役の女優さん。
確かに可愛らしい。

きっと福澤監督のお気に入りなんだろう。
その関係でいえば、この映画には池井戸ドラマに出演した役者がいやという程、登場する。
片岡愛之助から役所広司まで(笑)。
阿部ちゃんはいないけどね。
そんな中でも、やっぱり、香川照之は流石だね。
でも、あんな生き方はイヤだなあ~。

そして、ここで登場する経営者にはなりたくない。
自己保身の塊じゃないか。

そんな意味でも、サラリーマンにも経営者にも観てもらいたい映画である。

思うようには・・・。ランニング日記1901

2019年がスタートし、早や一カ月。
今年もきっちりランニングし、体調管理と体力維持をしていこうと密かに気合を入れていた。
今年は年末年始休暇が10日間あり、十分すぎるほど休養を取ることができた。

その10日間の中で走ったのは7日間。
年明けは元旦から走り、6日間のうち4日も走ったのだ。
幸先のいい一年の始まり。

このペースでいけば月間ノルマ100kmも難しくはない。
きっとライバルはグダグダと走っているはず。
そんな怠慢を気にすることなく、自分のペースで走ればいい。
まあまあ余裕な気持ちを抱いていた。
途中までは・・・。

第2週の頭までは調子が良かった。
しかし、そこからがいけなかった。
乾燥で喉が痛く、また食欲は減らないものの咳が止まらなくなってきた。
2~3日、ぼんやり過ごせば治るかと思ったが、
一向に止むことはなく調子は上がらない。

結果的に風邪を引いていた。
会社を休むまではなかったが、その間のランニングは中止。
約2週間、走ることができなかった。

東京出張の際もランニングシューズを持参したが、利用することなく名古屋に戻ってきた。
せっかく皇居に近いホテルだったのに・・・。

そんなわけで1月の走行距離は60km。
しょぼい記録で終えた月となった。
ロケットスタートのはずだったのに・・・。

正月休みは回数は多かったものの、1回あたりの距離が短かったのは今となっては反省。
今週火曜に名城公園を走った11kmが距離としては最高だった。
昨年は1月みのかも日本昭和村ハーフマラソン
2月熊本城マラソンと大会に出場したが、
今年は3月の名古屋シティマラソンまで大会はない。

この緊張感のなさが風邪を呼び込んでしまったし、
楽な距離しか走らない結果を生んでしまった。
瞬間瞬間、全力を尽くさなかったのは反省するところ。

この2月も大会がないだけにモチベーションを維持するのが難しそう。
しかし、この2月をどれだけ真剣に取り組むかで、3月の大会記録が変わってくる。
1月のような体たらくな記録では話にならない。
目標達成はともかく継続的な距離を伸ばした走りをしていきたい。

まずはこの今朝からだな(笑)。

「ジモト発見&インターン」から始まること

昨日は年明けの大型イベント「ジモト発見&インターン」。

120社の企業に参加頂き、多くの学生を迎え、無事に終了することができた。
まずはご参加頂いた、また、ご協力頂いたみなさん、ありがとうございました。
あいにくの天候だったけど・・・。

当日は僕は10時過ぎに会場入り。

11時からスタートするイベントだが、既に多くの企業が準備を終えていた。
準備万端、いつでもOKという雰囲気が今年の採用戦線を物語っていた。

入り口付近ではこんな学生がお出迎えしていたり・・・。
イベント前の事前セミナーも満席。

スタート開始を待つ学生さんの行列もできていた。

売り手市場を反映し、昨年以上に企業側の熱量が高い。
一方で学生はのんびり感があったが、それがようやく腰を上げ動き始めた感じ。

年がら年中、イベントを手掛けている名大社だが、今回から初の試みも。
学生の企業へのイベントエントリーをスマホからQRコードを読み取ることにした。

企業側はこのような形でORコードを提示。

それを学生がスマホで読み取る。
混乱を想定し、いざという時の対策を練ってはいたが、杞憂に終わる。

学生も企業もスムーズな対応。
もう当たり前の時代なんだと改めて実感。

学生にはこんなサービスも・・・。

パスコさんにご協力いただき、就活パンを用意。
これを食べて元気になってもらおうというもの。
こちらも概ね好評。

「おい、食べすぎだろ!」
という学生がいたとか、いなかったとか・・・。

地元のTV局も全局取材に来てくれた。

それだけ関心が高いニュースなんだろう。

このイベントはうちの制作も人材紹介のスタッフも駆り出され、ほぼ全員で対応。
万が一を想定し、余裕のある人員体制で役割分担をしている。
そんな中でも僕の役割はなく、マスコミ対応や関係者への挨拶くらい。

時間が合ったので、久々に就職相談ブースに座ってみた。
たまにはキャリアカウンセラー的な仕事もいい。

何名かの学生の相談を受けた。
その大半が2月の過ごし方だったので、プロとして素晴らしいアドバイス(笑)。
「実は僕は名大社の社長なんだよ。ガハハ・・・」
と少々面倒なことも言ってみたが、みんな素直に驚いてくれた。

出口では次回の開催告知を入れた特製カイロ。

昨日のような一日を終えると就活シーズンが本格化したと実感する。
のほほんとした学生も話を聞くと多くの不安を抱えている。

この期間を通して、もがき大人になっていく。
そして、自分ですべてを決める「決断」が求められていく。
それが成長ということ。

今日から2月。
今月が肝心。
悔いのない1ヶ月を過ごしてもらいたい。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その77

まだまだ寒い日が続きます。
そんな時はグツグツしてほわ~っと湯気が出る熱いものを食べたくなります。
「さて、今日はどこに向かおうか?」

人気食べ物ブロガーは会社を出て、その嗅覚の赴くまま歩き始めます。
ランチ時にはコートを着ません。
ジャケットだけ羽織り外に出るのです。
両手をパンツのポケットに手を入れ歩きます。
カッコつけているのではありません。
単に寒いだけで、とても態度が悪いです。
好感度の高い人気食べ物ブロガーですが、みんさん、マネをしないようにしましょう。

伏見駅から西に向かった途中にある「山本屋本店」さんにお邪魔しました。
「えっ、前も紹介してるじゃん?」

以前紹介したのは栄本町通店
今回のお店は広小路伏見店。
この伏見界隈には2軒の山本屋本店さんがあります。

名大社が名古屋の名物であるように、こちらも名古屋の名物。
一般的には、いや、圧倒的にこちらの方が名古屋の名物でしょう。
こちらの広小路伏見店さんはサイドメニューも充実しているので、
夜は居酒屋として利用するのも◎ですね。
名古屋コーチンの串ものもいいでしょう。

思わずビールを飲みたくなりますが、ここはグッと我慢。
ランチメニューをジッと眺めます。
「やっぱり、ここは季節限定メニューだな。」
と頭の中で確認しながら、
「すいません、ここはやっぱり季節限定の牡蠣入り味噌煮込うどんをお願いします。」
と少々長めの注文をします。

まず登場するのは漬物。

ランチタイムには漬物とご飯がセットになるのです。
これも正統派の味噌煮込みうどんの楽しみ方でしょう。

牡蠣入り味噌煮込うどん 1800円

写真ではグツグツ感は出ていませんが、ほわ~っと湯気が出る熱い食べ物です。
初志貫徹なのです。
そして、お昼から値段的にも思い切りの勝負です。

メニューの写真とは異なりますが(笑)、大ぶりな牡蠣がたくさん入っています。
メニューでは5個の牡蠣が載っていましたが、数を数えるようなそんなセコイことはしません。
人気食べ物ブロガーはあくまでもお店を信頼するのです。

当然のように蓋にうどんを移し、唐辛子を大量にかけて頂きます。
冬でも汗を掻きながら食べるのが理想です。
「牡蠣と味噌煮込みの相性はバッチリじゃないか。」
季節限定メニューを選択した自分を褒めたくなります。
ご飯も含め、あっという間に完食。
美味しく頂きました。

「冬の味噌煮込みはたまらんでいかんわ~」
つい、普段使うことのない名古屋弁が出てしまいました。

ごちそうさまでした。
これからもよろしくお願いします。

本格的に動き始めたぞ

先週末はイベント三昧の毎日だった。
金曜日はdoda転職フェア。
同業他社の合同説明会に名大社が自社採用のために出展。
本当は自社のイベントにブースを構えたいが、
クライアントのことを考えるとそういうわけにはいかない。
イベントはあくまでもお客様のため。

doda転職フェアでは自社のブースに多くの方にお越し頂いた。
今回はニムラ、ヤマゾエ、コノシマが担当者となり求職者と面談。

「社長だったら、少しくらい協力しなさい!」
と指示を受け、僕も夕方のわずかな時間で面談することに。

ブースに立ち寄ると3名とも面談中で誰も僕の存在に気づかない。
しばらく待っていたが、状況は変わらず放置状態。
しびれを切らして強引にブース内に割り込み、
面談中の求職者の方をこちらの方に引き寄せ喋らせてもらった。

熱心に話は聞いてくれたが、もしかしたらマイナスだったかな。
悪影響を与え応募が減ってしまったら、すみません。
行かない方がよかったのかもしれない。
でも、協力しろと言ったのはニムラたちだし・・・。
さて、どうなることか。

土曜日はデアイバカンパニーさんとのコラボイベント。
グループディスカッションをメインとした合同イベントだ。

20卒からの新たな企画だが、今回も150名近い学生が参加し、
グループディスカッションで熱い議論を交わしていた。
参加クライアントは学生へのフィードバックも大変だったと思うが、
意欲の高い学生との接点はプラスに作用するだろう。
懇意の担当者もくたびれたと疲れた表情を見せていた(笑)。
いいこと、いいこと。

日曜日は体育会学生限定のイベント「アスプラ東海リーグ」。
元気のいい体育会に所属する学生が400名ほど参加してくれた。

例年であればもっと私服やジャージ姿の学生が多いが、
今年は日曜開催ということもありスーツ姿が中心。
積極的に各ブースを回る学生が目立った。

どのイベントも僕の役割は皆無に近いので、ほとんど様子を見ているだけ。
ただそれだけでも少しずつ変化する就職活動を感じ取ることができる。
やはり現場を確認しないと分からないことも多いのだ。

1月も下旬に入り、学生の動きが本格化してきた。
後期試験もあるので温度差もあるが、動きが活発になってきたように思える。

そして、今週31日は「ジモト発見&インターン」
これまでとは違うビックイベント。
準備するスタッフもピリピリした日が続く。

いよいよ就活シーズン。
万全な体制で我々もサポートしていきたい。

講師養成講座がスタートした。

先週木曜日からスタートした講師養成講座。
名付けて「Kプロ」。
講師のプロを育てようというもの。

これは対外的なサービスではなくあくまでも社内の研修制度。
名大社の業務が少しずつ変化していく中で、我々の求められる事も変わってきた。
また、提供するサービスも増えてきた。

以前からいろんな場で講演を行うケースは多く頂いていた。
テーマによって誰が登壇するかは異なるが、多くの場合、僕が登壇。
もしくはニシダが立っていた。

どうだろう。
しっかり数を数えたことはないが、
小さいものを含めれば僕だけでも年間30本近くはやっている。
名大社とトップとして求められたり、対象が経営者向けであれば僕が行かねばならないが、
実際はそんなものばかりではない。
もっと多様なテーマを提供することも可能だし、逆に提案していく必要もある。

それを踏まえ立ち上げたのがこの「Kプロ」。
社内にプロの講師を養成していこうというわけだ。

その第1回目が先週。
本人希望や他薦も含め5名のメンバーが選出され、半年間、トレーニングを受けていく。
その先生、講師がオフィスパティの大山さん。

普段、うちのイベントで講演をしてもらう人材系のプロ。
キャリアカウンセラーとして付き合いも長く信頼できる方。
その大山さんにビシバシ鍛えてもらう。

1月からの半年間、事前課題を与えられ、実際に自分の作ったテーマで講義をしてもらう。
第1回目も一人ひとりテーマを決め、5分~10分のプレゼン、いや講義をしてもらった。
選抜メンバーはニムラ、ウサミ、オゼキ、ヤスダ、コノシマの5名。
すでに人前で経験があるものもいれば、未経験者もいる。
本当は僕も受けた方がいいかもしれないが、そこは立場もあり(笑)、オブザーバーで参加。

これがなかなか面白かった。
写真はウサミとコノシマね。

他は男子だったこともあり、写真は撮り忘れた(笑)。

それぞれ工夫を凝らし講義。
それを全員で振り返り、伝わった点やその理由を述べあう。
感じ方は近かったり遠かったりとするのだが、普段、優しい大山さんはバッサリ。

「データを説明するだけでは講師とはいえません。自分なりの解釈を入れないと失格です。」
「スライドは綺麗ですが、あんな紹介の仕方では信頼は得れませんね。」
全員、バッサバッサと斬り捨てられた。

「あ~、やらなくてよかった。」
と焦りつつ(笑)、まだまだオレの方が格段に上だな・・・と思ってみたり。
この半年間と半年後が楽しみになってきた。

誰がプロになり、誰が脱落するか・・・。
会社として魅力的な講師を輩出していきたい。
また、これからを期待してもらいたい。

5名の諸君、頑張りたまえ!

映画「マスカレード・ホテル」

てっきり映画の舞台となるホテル名がマスカレードホテルだと思っていた。
実際はホテル・コルテシア東京というホテル名。
原作者の東野圭吾ファンやこの分野に詳しい人は指をさして笑うだろう。

何の知識もなく観た映画であるのは間違いない。
なんとなく予告編に惹かれ、観たに過ぎない。
特にキムタクファンではないが、彼の作品は結構観ている。

最近でも「検察側の罪人」「無限の住人」「HERO」
なんだ、ほとんどじゃないか・・・。
言っておくが特にファンではない。

でも、少し前に偶然見たTV番組「モニタリング」は良かった(笑)。
短い髪型も良かった。
いかん、いかん、映画とは関係ないことばかり書いている。
それだけ周辺の話題が多いということか。
いい宣伝効果ですね。

では映画はどうだったのか?
原作を読んでいないので比較しようはないが、素直に楽しめる娯楽作品。
なるほどと唸らせるシーンも多い。
やっぱりなあ~と思うところがないわけでもないが、
そこも含め正月明けの第二弾映画としては十分。

それにしても本筋とは関係ない人たちが沢山登場する。
それも豪華俳優陣が登場する。
本当にストーリーとは関係ない。
玄人好みのミステリーファンなら、いい加減にしろと怒り狂うかもしれないが、
ミーハーなファンなら逆に喜ぶだろう。

エンターテイメントを描くのであればそれでいい。
深刻さを求めるならキムタクや長澤まさみを使ってはいけないということだ。
さんまさんは分からなかったし・・・。

一体、何を言おうとしているのか?

評価できるのは安易な恋愛に流れなかったこと。
そんな映画がいいのだ。

そして、思う。
高級ホテルに泊まってみたいと。
これまでホテルなんて寝れればいいと思っていたが、そうではない。
その想いをしっかりと受け止めるべきだと。

そのためには高級ホテルに泊まる必要がある。
今度、泊まってみるかな、
ロイヤルパークホテルに・・・。

結局、映画の中身には触れずに終わってしまった。
まあ、たまにはこんな映評もいいだろう(笑)

女性の視点で見直す人材育成

読もう読もうと思いつつ書棚に眠ったままの状態だったが、ようやく読むことができた。
トーマツさんから半年前に頂いたのに・・・。
言い訳じゃないが、決して逃げているわけでもなく、避けているわけでもない。
会社にとって重要課題であるのは事実。

だったら早く読め!と言われても仕方ないが、
他に読むべき本を読んでいるうちに年明けになってしまった。
すでに言い訳か・・・(汗)。

女性活躍が当たり前のように言われる時代。
名大社においても当たり前の環境になってきた。
2月に2名が中途入社し、4月には新卒が2名入社する。
いずれも女性。
これで名大社の女性比率(役員除く)は5割を超え、女性中心の会社になる。

僕が社外取締役を務める株式会社パフは8割ほどが女性なので、
その比率からすれば少ないが過半数を超える会社となる。
社内にはすでに結婚し働く女性も多い。
近い将来、産休、育休のオンパレードにもなってくるだろう。
表現がよくないか・・・。

その役割や貢献度からみても今や女性なくしては成り立たない状態になっているのも事実。
では、働きやすい環境が整っているか。
現時点では問題ない。
しかし、それは現時点だけのことで、近い将来は多くの問題を抱えることに。
今からその準備をしておく必要もある。

それは制度が整えばいいということではない。
働く側の意識や立場、それを受け止める側の意識や環境作りも大切。

以前、神谷がブログに書いていたように
「女性が働きやすい職場作りは、誰もが働きやすい職場作りにつながる。」ということ。
女性の働きやすさを考えるのは重要だが、そこばかりをクローズアップするのではない。

今後、男性の育休も出てくる可能性はあるし、一人ひとりの意識も大切だ。
「オレって育児に協力しているぜ!」とほんの少しのお手伝いを自慢げに話す男性は
むしろ嫌われる存在になるだろうし、女性のヤル気を削ぐ形にもなる。

僕のような仕事しかしてこなかったオッサンは過去の遺産でしかない。
そんなオッサンは当事者の気持ちが分かるはずもないが、
分かったフリをして迂闊なことを言ってしまう。
それを気をつけねばならないし、食い止めなければならない。

女性が活躍するのは重要だが、どこまで活躍したいかは人それぞれ。
みんながみんなバリキャリを目指しているわけではない。
そこも理解しなければならない。
そんな意味では本書のリサーチ結果は現実を知る上で参考になる。

若手勉強会の課題図書にもなった本書。
本書を読んでうちの女性陣も考えらさせられたことが多かったようだ。
それはそれでいい気づきになる。
これをキッカケに仕事への向き合い方も改めて考えて欲しい。